2007年5月5日(土)の撮影です。諸戸氏庭園は、年に2回、春と秋に限って公開しています。古くは室町時代に遡ることができる名勝です。
諸戸氏庭園のもっとも東にある、御成書院とその庭園は、非公開になっています。私邸部分になっているためです。御成書院は、その名の通り、桑名藩主・松平越中の守を迎えるための建物で、当時は、現在の位置よりかなり西、ソテツ山の隣にあったようです。この写真は、現在、非公開の御成書院を、藤茶屋のところから覗いてみたものです。この部分には、私邸もあり、常に住んではいらっしゃらないようですが、時折は、今は東京にある本宅から、この邸宅に戻っていらっしゃるように聞きます。