お知らせ

  • データの移行について
    2005年10月26日のブログ開始当初から、2026年9月30日までの記事は、「猫の欠伸研究室(アーカイブ)」に移行しました(http://blog.livedoor.jp/taichimaru151/)。 このココログの「猫の欠伸研究室」には、2021年1月以降の記事を残し、2020年12月以前の記事は削除しました。2021年1月1日以降の記事は、両方にあります。

レンズを通した自然観察

  • この「レンズを通した自然観察」ということばは、恩師のお一人が、私の趣味を形容しておっしゃったものです。2023年2月7日のブログに書きましたが、実はときどき思い出していることばです。お世話になった先生方はたくさんいらっしゃいますが、この恩師は、就職のことから学位論文の執筆、審査に至るまで本当にお世話になった先生です。「写真の撮り方を指南してもらいたい」ともおっしゃったのですが、これはお世辞と理解しています。私はほぼ隠居状態となって10年以上になりますが、今、改めてこのことばをかみしめています。この先生には結婚式の際に「理論と臨床をつなぐ仕事をするように」ということばをいただきました。体調を崩してそれには十分に応えられませんでしたので、せめてこの「レンズを通した自然観察」については、極めるとまでは行かないにしても、もう少し精進したいと考えています。

ブログ名の由来

  • ブログ名の「猫の欠伸研究室」は、中日新聞の夕刊に連載されている「紙つぶて」というコラム(平成22(2010)年1月13日)に、元新党さきがけ代表の武村正義さんが書いていらっしゃった「人生は猫の欠伸である」というコラムによります。武村さんは、“チベットで鳥葬を取り仕切る僧侶が、「人の生涯は猫の欠伸のようなもの」と語った”と書いていらっしゃいます。「猫の欠伸のようなもの研究室」としたかったのですが、ちょっと間延びしますので、「猫の欠伸研究室」とした次第です。「研究室」とつけたのは、過去、大学に勤めていたことがあるということやら、知らないこと、分からないことがあると何でも調べずにはいられない性分であること、屁理屈、講釈が大好きであることからであります。しかし、「人生の研究をしている」のではありません。「大所高所」からのご高説を開陳できるほどの力量はないが故、「小所低所」からの戯れ言をつぶやくのが精一杯(苦笑)。身の程に合わせ、勝手なことを書き綴っていますので、御用とお急ぎでない皆様には、今後ともご交誼のほど、お願いいたします。是非ともコメントを頂戴し、少しでも世間を広げたいと熱望しております。

モットー

  • 座右の銘というほど立派なものはありませんが、過去に体調を崩し、療養生活を送った経験から、私なりのモットーをつくっています。その一つは、「淡々と飽きもせず……」です。自分では、「……」と余韻を残しているところが気に入っています。こだわりすぎや、やり過ぎはよくありません。若い頃はムキになってやったこともありますが、今はこのように「淡々と飽きもせず……」が自分に合っていると思っています。もう一つは「晴耕雨読」ならぬ「晴歩雨読」です。マンション暮らし故、耕すところはありません。代わりに歩いています。そして、最近(令和3(2021)年に入った頃から)追加したのが、「散歩生活、ときどき仕事」。NHKのテレビ番組に「晴れ、ときどきファーム!」というものがあります。これのもじり。浅学非才の身ですので、ご交誼の上、いろいろとご教示をお願いします。

花・植物

2026年10月 9日 (金)

カワラヒワの日……写真展も見てきました

Dsc02831c_20261009145101  今日は、散歩に出る頃は曇っていましたが、歩いている途中からはよく晴れて来ました。最高気温は28.0℃で、ちょっと暑いくらい。今朝も、8時15分に出て、参宮町、住吉入江、住吉神社、桑名七里の渡し公園と2.9㎞。汗をほとんど掻かなくなりましたので、楽で、助かります。

 Dsc01523c_20261009144901住吉神社の前から揖斐川を眺めると、中州にダイサギが1羽。ここ3日ほど、揖斐川右岸の水門付近には、サギが来なくなっていて、ちょっと物足りません。

Dsc01603c_20261009144901 Dsc01667c_20261009144901  住吉神社の前から揖斐川に降りる階段のところにハクセキレイ。このハクセキレイ、このあと住吉浦休憩施設の屋根へ。

Dsc01741c_20261009144901  8時45分に桑名七里の渡し公園の東側に到着。中を見ると、遠く、諸戸氏庭園との境にある電線にモズの姿が見えました。今日モズのオスを見たのは、このときだけ。そのため、証拠写真として(笑)。

Dsc01763c_20261009144901 Dsc01790c_20261009144901  ドバト。公園の東側にある木に数羽がやって来ました。以前の観察によると、この木の実をついばむと思われます。

Dsc01805c_20261009144901  公園には8時55分に入園。相変わらず、野鳥は多くありません。修景池まで行ったら、公園の南にある電線にカワラヒワが1羽。ヒヨドリは上空をよく飛ぶのですが、ここにはほとんど降りてきません。

Dsc02257c_20261009145001 Dsc02323c_20261009145001  公園を一回りして、再び池まで来たら、池の南にある築山にカワラヒワが6羽。このうち2羽は、このあと池に降りてきて水浴びをしていきました。カワラヒワの水浴びを見たのは、いつ以来かと思うくらい久しぶり。

Dsc02620c_20261009145001  ほかには、スズメも数羽。

Dsc02674c_20261009145101 Dsc02702c_20261009145101  さらに、池の西にある松の木にカワラヒワが2羽。

Dsc02808c_20261009145101  帰る途中、諸戸氏庭園の主屋の裏にある高木に、イソヒヨドリのメスがいました。今日のバードウォッチングは以上で、ウ~ン、かなり物足りません(苦笑)。まぁこちらの都合や、希望には合わせてもらえないので、仕方ありません。ほかに見たのは、ドバト、ムクドリくらい。

Dsc01836c_20261009144901 Dsc01908c_20261009144901  昆虫たち。いずれも公園で見ています。公園の西側の草むらで、ウスイロササキリ。ウスイロササキリは、毎日見ています(笑)。右の写真は、ウスイロササキリのそばで交尾していたアオモンイトトンボと思われます。イトトンボは、このところ見なくなっていましたので、もういなくなったと思っていました。

Dsc01974c_20261009145001  Dsc01937c_20261009144901同じく、西側の草むらでヤマトシジミのメスと思います。ヤマトシジミは、今日もたくさん飛んでいました。無数というとちょっと大げさですが、そう思えるくらい。右の写真の蛾は、ウンモンクチバ。これもここで比較的よく見ます。

Dsc02062c_20261009145001 Dsc02107c_20261009145001  湧水口の西側の草むらでは、これはイチモンジセセリと思われます。さらに、右の写真のような昆虫を見つけました。何なのか見当がつかず、GoogleGeminiに聞いたら、ホソヘリカメムシ(細縁椿象)だそうです。昆虫エクスプローラーで確認しました。カメムシ目カメムシ亜目ホソヘリカメムシ科ホソヘリカメムシ亜科で、大きさは、14~17mm。図鑑には、「茶色で、後脚が長い、スマートなカメムシ」とありますが、まさかカメムシとは思いませんでした。エンドウ、インゲン、ダイズなどを食害するそうです。飛ぶと、腹部の黄色と黒の模様が見え、アシナガバチに似て見えるといいます。また、幼虫の時期はアリにそっくりな姿をして身を守る(擬態する)ことでも知られているとか。

Dsc02180c_20261009145001  Dsc02128c_20261009145001湧水口の南の築山あたりでは、オンブバッタ。その近くには、ヤマトシジミのオス。ヤマトシジミは、たくさん見て、多くの写真を撮りましたので、ほかは割愛します。

261009115732255c 261009113154867c  散歩のあと、一休みしてリハビリへ。リハビリ帰りには、柿安シティ・ホールへ。今日から10月11日(日)まで、全日写連桑名支部の創立70周年記念写真展が開催されていますので、見てきました。ご近所の方からお誘いをいただいたのです。私のようなテキトー写真家とは異なり、皆さん、優れた作品を展示していらっしゃいました。いろいろと勉強になったのですが、とても優れた着眼点をお持ちの方の作品があり、いろいろな視点から、対象をよく見ることが重要だと改めて痛感してきました。

 Dsc01494c_20261009144901明日から、世間様は3連休だそうです。天気はよさそうですから、行楽日和でしょう。明日は、JRさわやかウォーキングが関ヶ原(関ケ原の歴史と自然を巡るウォーキング)や、亀山(亀山宿散策とカメヤマローソクタウンを見学)であります。関ヶ原は、去年のコースとは微妙に違うようですが(2025年10月12日:20251012JRさわやかウォーキング「子供から大人まで楽しめる関ヶ原の歴史と自然を満喫しよう」へ(予告編))、これはもういいでしょう。亀山のコースは、何度も訪ねたところばかりですし、8.6㎞ありますので、パス。日曜(10/11)には津で近鉄ハイキングがあります(津のまちを楽しもう 津中心部で史跡めぐりと津まつりを満喫!)。約8㎞を歩くのは、今の私にはちょっと長いかなと思っています。明日、明後日は、地元寺町商店街で、桑名菓子まつりがありますから、これがよいかも。ミカンの実が大きくなってきています。ご近所のお宅の畑にて。

0d8f3fc6  オマケ。散歩に出てすぐ、近所の知人から呼び止められ、野鳥の写真を見せてもらいました。そこに写っていたのは、キビタキのオス。昨日、ペットのために玄関を少し空けて置いたら、そこから室内に入ってきたそうです。写真を撮ったのち、そっと捕まえて、外に放したということでしたが、うらやましい。キビタキのオスは、2年半ほど前に見たきりです(2024年4月22日:貝塚公園でキビタキのオス)。写真は、そのときに撮ったもの。

2026年10月 8日 (木)

ハクセキレイはヤゴらしきものを食べる……モズは、今日も登場

Dsc09987c_20261008140101  秋晴れになりました。朝のうちは、風がありましたが、それも次第に収まっています。最高気温は、27.3℃。過ごしやすい気候。今朝も、8時15分から散歩へ。住吉入江、船場町、三之丸公園、七里の渡し跡、住吉神社、桑名七里の渡し公園と3.4㎞。

Dsc00133c_20261008140101 Dsc00193c_20261008140101  住吉入江、開園前の桑名七里の渡し公園には、鳥はいません。七里の渡し跡まで来たら、昨日と同じ電柱にカワウが1羽。ちょうど渡しがここにさしかかった8時半過ぎにやって来ました。お気に入りの場所なのかも知れません。揖斐長良川の中州には、ダイサギが1羽いましたが、水門には、今日はサギはいません。

Dsc00336c_20261008140101  桑名七里の渡し公園には、8時50分を過ぎた頃に入園。ヒヨドリが飛んでいたり、諸戸氏庭園からメジロの鳴き声が聞こえて来たりします。修景池まで来たら、ハシボソガラスがやって来ました。池に入って、水生昆虫を捕まえて食べていました。

Dsc00438c_20261008140201 Dsc00538c_20261008140301  ハクセキレイのメスもやってきて、トンボのヤゴらしき水生昆虫を捕まえていました。ハクセキレイは、あの右の翼を傷めた個体。

Dsc00548c_20261008140301 Dsc00540c_20261008140301  見ているうちに、丸呑み。しかし、これくらいのサイズの獲物で、どのくらい腹の足しになるのでしょう? 

Dsc00651c_20261008140301 Dsc00671c_20261008140301  このあと、公園内を一回りしようとしたら、諸戸氏庭園との境にある電線にモズが登場。今のところ、毎日見ることができています。今日も、これを含め、45分ほどの間に合計3回、ここに登場しています。

 Dsc00978c_20261008140401モズのいたところから、北側では、キジバトが電線で鳴いていました。

Dsc01244c_20261008140501 Dsc01206c_20261008140501  一回りして、池に戻ってきたら、ここにキジバトが水浴びに来ました。キジバトのあとから、スズメたちも水浴びに。10羽近くが降りてきました。ほかに今日は、ヒヨドリがたくさん飛んでいましたし、公園にも数羽が降りてきました。ドバトは、住吉ポンプ場のあたりに数羽。ムクドリはほとんど来ませんでした。

Dsc00691c_20261008140401 Dsc00705c_20261008140401  昆虫たち。西側の草むらで、まずは、ヤマトシジミのメス。ヤマトシジミらしきチョウは、たくさん飛んでいます。その近くで、これはイチモンジセセリのようです。後の翅に、白い斑点がつながった一文字模様が見えています。

Dsc00728c_20261008140401 Dsc00739c_20261008140401  湧水口の西側の草むらで、六華苑の駐車場の壁面に、こちらはチャバネセセリ。すぐそばには、ササキリの仲間。ホシササキリ(褐色型)ではないかと思います。

 Dsc00776c_20261008140401シジミチョウですが、ツバメシジミの可能性が高いかと思います。翅の表側が、明るく鮮やかな紫色〜青色をしており、黒い外縁のフチ取りが細くなっています。これはツバメシジミのオスの特徴と思われます。後翅裏面の黒点の並び方が、ヤマトシジミ特有の「くの字」状の配列とは異なっているように見えます。

Dsc00803c_20261008140401  さらに、これは、コブノメイガ(瘤野螟蛾)のようです。翅に走る黒っぽい、細い数本の横線(外横線・内横線)の走り方や、翅の縁には黒褐色の帯があることが、コブノメイガの特徴に合っています。中国大陸などから梅雨時期に日本へ飛来し、水稲の葉を食害する重要害虫だそうです。前にも見た気がしましたが、過去の記事を検索してもヒットしませんので、初見初撮影。

Dsc00887c_20261008140401  Dsc00838c_20261008140401湧水口の南にある築山近くで、ウスイロササキリ。右の写真は、今ひとつ確信が持てませんが、シロオビアワフキ(またはその近縁種)ではないかと思います。カメムシ目アワフキムシ科。頭部がやや尖った舟型(弾丸型)をしており、前翅が体を包み込むようにたたまれています。全体的に淡い褐色〜灰色で、前翅の途中に斜めに入った白い帯状の模様(白帯)がうっすらと見られます。 後脚のスネ部分に数本の棘(トゲ)が見られるのも、アワフキムシ類特有の形態です。 幼虫の時期にススキなどの草の茎に白い泡の巣をつくることで知られる昆虫の成虫です。10月1日に見て、「不明」としていた昆虫も、これと同じであろうと思います(2026年10月1日:モズは桑名七里の渡し公園あたりを縄張りにするのか?)。

Dsc01078c_20261008140601  Dsc01026c-2前にも見ましたが(2026年10月2日:桑名七里の渡し公園には、野鳥がほとんど来ず(涙))、マダラバッタの紅色型。右の写真は、このショットしか撮れなかったのですが、翅に橙色の縁紋がありますから、ウスバキトンボかなという気がします。

Dsc01419c_20261008140601  Dsc01330c_20261008140501帰り際、公園の南側の草むらで、セセリチョウたち。左の写真は、チャバネセセリ。右の写真では、2頭が同じ花に来ていますが、上側はチャバネセセリ。下側は、この写真では模様が見えませんが、別の写真からは、イチモンジセセリと思われます。

Dsc00037c_20261008140101  家族が、ご近所のお宅でキンモクセイ(金木犀)の香りがしているというので、今朝、散歩に出たときに見に行ってきました。ウロウロしているうちにキンモクセイの季節を迎えています。

Dsc01295c_20261008140501  261008061005921c 公園では、セイタカアワダチソウ(背高泡立草)が咲き始めました。わが家では、もうオシマイと思っていたら、アサガオが1輪、咲きました。花はとても小さいものですが……。

 

2026年10月 7日 (水)

今日は、モズが大サービスしてくれました

Dsc08397c_20261007143001  朝からよく晴れています。ただし、北風がかなり強く、最大風速は6.5m/s。揖斐川の堤防を歩いていると、飛ばされそうでした(笑)。最高気温は、27.2℃。今朝は、8時15分から散歩へ。住吉入江、七里の渡し跡、三の丸水門、七里の渡し跡、住吉神社、桑名七里の渡し公園と3.0㎞。いつもとコースが少し違いますが、住吉入江にカモが2羽いるのに気づき、住吉水門まで追いかけたのですが、写真は撮れず。ヒドリガモだったように思いますが、確信はありません。そのため、そのまま揖斐川の堤防に上がって、三の丸水門まで往復してきたのです。

Dsc08748c_20261007143001  Dsc08738c_20261007143001開園前の桑名七里の渡し公園には、シジュウカラのメスと、モズのオス。シジュウカラは、久しぶりに見ましたが、諸戸氏庭園から鳴き声を聞くことがあります。モズのオスは、このあたりに縄張りを定めたものと思います。今日も、このあと、何度も姿を見せてくれました。

 Dsc08786c_20261007143001七里の渡し跡に近い電柱のてっぺんにカワウ。ここには、カワウがよく止まって、身繕いをしています。今日の強風では、さすがに風よけのために、こういう体制をとらざるを得ないのでしょう。それにしても、こんな風の強い日にこういうところにわざわざ来なくてもよいのに。

Dsc08861c_20261007143001 Dsc08877c_20261007143001  揖斐長良川の中州には、ダイサギや、アオサギが見えますが、私が歩く右岸側の水門あたりには、今日はサギは、来ていません。

Dsc09023c_20261007143001  8時50分に桑名七里の渡し公園に入園。Dsc09006c_20261007143001修景池まで行ったら、近くにモズがやって来ました。なかなか近くまで来てくれませんので、これはうれしい。公園内を一回りしに行ったら、諸戸氏庭園との境にある電線にはスズメ。

Dsc09585c_20261007143101 Dsc09626c_20261007143101  園内を一周して(といっても、さほど広くはありません)、池に戻ってきたら、公園の南にある電線にムクドリ。顔がとても白く見えて、ほかの鳥かと思ったくらいでした。ムクドリは、このところあまり見られません。池の西にあるヤマザクラの木に、三度、モズが登場。モズのオス、今日は大サービスです(微笑)。

Dsc09723c_20261007143101 Dsc09831c_20261007143201  池には、スズメが数羽、水を飲みに来ました。スズメはそれなりに見られます。池の南にある築山には、カワラヒワが1羽。カワラヒワは、このところあまり来なくなっています。来てもせいぜい1~2羽。

Dsc09908c_20261007143201  ヒヨドリは、今日も2羽が登場。ヒヨドリは、公園の上をよく飛ぶのですが、降りてくるのはとても少なくなっています。今日のバードウォッチングは、以上。諸戸氏庭園からは、メジロの鳴き声が聞こえてきますが、姿はなかなか見えません。

Dsc09076c_20261007143101 Dsc09050c_20261007150001  昆虫たち。すべて公園で見たもの。西側の草むらでヤマトシジミのメス。その近くで、ウスイロササキリ。これは、このところ、本当によく見かけます。

Dsc09094c_20261007143101 Dsc09185c_20261007143101  こちらは、ヤマトシジミのメス。さらに、昨日も見ましたが、ツマグロヒョウモンのメスもいました。

Dsc09277c_20261007143101 Dsc09328c_20261007143101  湧水口の西側の草むらでも、ヤマトシジミ。翅の表が見えませんので、雌雄判別はできず。同じあたりでは、チャバネセセリ。チャバネセセリや、イチモンジセセリもたくさんいます。

Dsc09398c  久しぶりにクモを見ました。ナガコガネグモのメス。9月半ばに2日連続で、同じあたりで見ています(2026年9月18日:モズのオスが登場!、2026年9月19日:セグロセキレイの飛び立ちシーン)。9月18日には、蛾の仲間を捕まえていました。

Dsc09472c_20261007143101  Dsc09448c_20261007143101少し離れたところには、オンブバッタ。とても小さかったので、オスかと思います。湧水口の南にある築山では、またもやウスイロササキリ。

Dsc09957c_20261007152001  帰り際、公園の南の道で、マダラバッタと思います。今日も、蛾はたくさんいましたが、小さくて、葉の裏に止まるものがほとんどでした。

Dsc09154c_20261007143101  風が強くて、野鳥はあまりいないかと思ったのですが、モズが大サービスしてくれ、満足(微笑)。明日は、晴れ時々曇りの予報。風は、収まってくるようです。散歩のほかは、一昨日の市民大学郷土史学科の講座について、勉強しましょう。花は、公園によく咲いているカタバミ。

2026年10月 6日 (火)

ダイサギが大きな魚をくわえていました

Dsc08392c_20261006133401  晴れて、気温も29.0℃まで上がりました。しかし、北西の風がけっこう吹いていて、室内にいると、暑くは感じません。今朝も、8時10分に出て、住吉入江、船馬町、三之丸公園、七里の渡し跡、住吉神社、桑名七里の渡し公園と3.2㎞を歩いてきました。

 Dsc07047c開園前の桑名七里の渡し公園を通ると、諸戸氏庭園との境にある電線にモズが出てきていました。いつものオスのモズ。この電線は、けっこう高さがありますので、周りを見回すのにちょうどよいのでしょう。このあと、9時過ぎにかけて、このモズのオスは、何度もここへ出てきて、ときどき高鳴きをしていました。

Dsc07415c_20261006133201 Dsc07430c_20261006133201  七里の渡し跡にある川口水門から上流の方を見ると、住吉水門のところにアオサギと、ダイサギとが1羽ずついました。ダイサギは、向こうを向いて歩いていますが、口を大きく開けているように見えました。このあとの写真が、右のもの。大きな魚をくわえていました。少し前、ダイサギがこのあたりで川にダイブするのを何度か見ました。今日も、ダイサギは、ダイブしてこの魚を捕まえたのでしょう。ただ、写真を撮ったときには、カメラの液晶ビューでは、魚をくわえているのは分かりませんでした。

Dsc07508c_20261006133201 Dsc07604c_20261006133201  このあと、七里の渡し跡を越え、さらに住吉水門に近づいて、写真を撮ろうとしたら、その途端にアオサギも、ダイサギも飛び立ってしまいました。ダイサギはこのときには、もう何もくわえていませんでした(左の写真)。あんな大きな魚を短時間で飲み込めたとは思えません。アオサギとトラブって、両方とも飛んだのではないかと勝手に思っています。

Dsc07642c_20261006133301  その後、住吉神社の前にある高水敷に降りてみると、住吉水門と、川口水門との間にダイサギと、アオサギとが並んでいました。もともと住吉水門にいたダイサギは、揖斐長良川の中州に向かっていきましたので、このダイサギは別個体。アオサギは、住吉水門からここへ飛んできたもの。

Dsc07913c_20261006133301  8時55分に桑名七里の渡し公園に入園。相変わらず、ここに来る野鳥は少なめ。諸戸氏庭園との境にある電線にはモズの姿がありましたが、写真を撮りに行こうと思ったら、庭園に逃げていきました。いつものように、修景池に向かって歩いていると、公園の東側、揖斐川の上空にトビ。ですが、残念ながら、証拠写真レベル(苦笑)。

Dsc08027c_20261006133301  池の南にある築山には、スズメが1羽。

Dsc08325c_20261006133401  公園の中を一周してきて、再び池のところで、鳥待ち。しかし、待てど暮らせど、鳥は現れず。遠く、諸戸氏庭園との境にある電線にはモズが、三度目の登場。しかし、歩いていっても、たぶん先に逃げられます。ヒヨドリや、スズメが少しだけ来ますが、写真は撮れず。帰り際にカワラヒワが1羽、池のそばの松の木のてっぺんに来て、これで今日のバードウォッチングは、以上となりました(苦笑)。天気も、陽気もよく、バードウォッチング日和なのに、残念。今日は、ハクセキレイも来ませんでしたし、ムクドリも見ていません。ドバトは、ごくわずかを見ただけでした。

Dsc07162c_20261006133201  ここからは、昆虫。開園前の桑名七里の渡し公園の外で、ツマグロヒョウモンのメス。ここ2~3日、またツマグロヒョウモンを見るようになっています。タテハチョウ科ヒョウモンチョウ亜科で、大きさは27~38mm。4月から11月まで見られるといいます。

Dsc07250c_20261006133201  船馬町にある船津屋さんの前の道路で、カマキリ。道を歩いていました。ハラビロカマキリ(腹広蟷螂)です。普通は、木や、草むらにいると思うのですが、なぜまた、道を歩いていたのでしょう? ハラビロカマキリでは、羽の側面(前胸側)近くに明確な白い小さな斑点(白い点)が見られます。また、ほかのカマキリ(オオカマキリやチョウセンカマキリなど)に比べて腹部が幅広く、やや寸胴でがっしりとした体型をしています。

Dsc07830c_20261006133301  桑名七里の渡し公園の東側で、キマダラカメムシ(黄斑亀虫)。春から夏にかけて、何度か見ています(たとえば、 2026年7月20日:やっと梅雨明けが宣言されました)。台湾や中国、東南アジアなどが原産の外来種ですが、江戸時代頃に長崎県へ侵入したといいます。しかし、本州以北にも分布を広げ始めたのは、2000年代以降だそうです。黒地に黄色い斑点模様がたくさん散らばっており、頭部から胸部の中央にかけて黄色い縦線が入っています。成虫は、20〜25mmほどあって、国内で見られるカメムシの中では最大級の大きさとか。

Dsc08080c_20261006133301  Dsc08043c_20261006133301公園の西側の草むらで、ヤマトシジミ。今日もたくさん飛んでいましたが、もういちいち撮らないことにしました(笑)。蛾もあまり撮らないようにしたのですが、これは目立っていました(苦笑)。オオウンモンクチバ(大雲紋朽葉)と思います。翅を三角形に閉じるのは、オオウンモンクチバでよく見られる止まり方です。また、前翅の淡褐色の地色に、暗褐色の複雑な帯状模様がありますし、左右の翅にまたがるように見える特徴的な黒っぽい斑紋があります。大きさ(開張)は、45~50mmくらい。

Dsc08163c_20261006133301  Dsc08132c_20261006133301同じく、西側の草むらで、ツマグロヒョウモンのオス。これで今日は、ツマグロヒョウモンのオス、メスを見ました。さらには、オンブバッタ(負蝗虫)。最近あまり見ていませんでしたが、見られるのは、8~12月だそうです。オンブバッタ科で、大きさ(翅端まで)は、オス20~25mm、メス40~42mm。

Dsc08250c_20261006133301  Dsc08227c_20261006133301湧水口の西側の草むらでは、イチモンジセセリ(一文字挵)。このイチモンジセセリと、チャバネセセリも、たくさん見られました。湧水口の南にある築山には、マダラバッタ(斑飛蝗)。前翅の基部(付け根付近)に沿って、鮮やかな緑色のすじ(緑色条)が入っています。バッタや、キリギリスは、今日はあまり見られませんでした。

Dsc07293c_20261006133201 Dsc07303c_20261006133201  歩いていますと、あちこちでソメイヨシノの葉っぱが色づいて来ているのに気づきます。写真は、三之丸公園で撮ったものですが、桜堤防でも同じです。公園には、桜は、ヤマザクラしかありませんので、まだこれほどは色づいていません。わが家のアサガオ、さすがに、今日は咲いていません。ざっと見ても、つぼみはありませんし、葉も枯れてきています。

2026年10月 5日 (月)

ヘンなものと思ったらアオサギでした

Dsc05858c_20261005155901  昼過ぎににわか雨があり、また、夕方にも降りましたが、おおむね曇りの1日でした。最高気温も23.8℃と、散歩してきても、ほとんど汗を掻かないで済み、楽です。今朝は8時15分から、住吉入江、船馬町、七里の渡し跡、住吉神社、桑名七里の渡し公園と2.7㎞。昼頃、リハビリに行き、そのまま市民大学郷土史学科の講座へ。

Dsc05874c_20261005160001 Dsc05910c_20261005160001  拙宅マンションからすぐの電柱にイソヒヨドリのメス。最近、オスはまったく見ていません。オスの方がきれいですので、見たいのですが、出会いがありません。諸戸氏庭園の塀には、ハシボソガラス。近づいても、逃げず。

Dsc05949c_20261005160001  桑名七里の渡し公園の前の電柱には、ドバトが1羽。公園からは、ハクセキレイや、スズメ、メジロの鳴き声が聞こえるのですが、姿は見えません。

Dsc05987c_20261005160001 Dsc06010c_20261005160001  七里の渡しから揖斐川の堤防を通って、住吉水門のところまで来たら、スズメ。右の写真では、ヘンな格好をしていますが、草の実をついばんでいるところです。

Dsc06031c_20261005160001 Dsc06144c_20261005160101  住吉水門の方を覗くと、ヘンナものがありました(笑)。最初は、本当に何だか分からず、ヘンナものだと思ったのです。アオサギが身繕いをしていたのです。ほかには、揖斐長良川の中州にダイサギが1羽いました。

Dsc06724c_20261005160201  8時50分に桑名七里の渡し公園に入園。今日も野鳥はなかなか出てきません。ヒヨドリ、ムクドリはよく飛んでいたのですが、降りてきません。公園を一回りしている途中、北東エリアで、ムクドリ。諸戸氏庭園の方から、モズの鳴き声が聞こえたのですが、今日は、姿は見られませんでした。

Dsc06737c_20261005160201 Dsc06794c_20261005160201  修景池に戻ってきたら、ヒヨドリ。ヒヨドリは、この頃、ここの公園に少し降りてくるようになりました。しかし、その後は、スズメがよく出てきたものの遠い。ドバトは、諸戸氏庭園との境にある電線にいます。これも池からは遠いのです。

Dsc06902c_20261005160201 Dsc06852c_20261005160201  帰ろうかと思い始めたら、カワラヒワが1羽、池に水を飲みに来ました。その後、スズメたちが水浴びにやって来ました。真夏には、水浴びの野鳥で賑わっていたのですが、9月後半からは、閑散としています。

Dsc06956c_20261005160201  公園の南の電線には、キジバトがやって来ました。池の近くにいるとき、飛んできたのですが、たぶん私がいたので、ここに逃げたのでしょう。水でも飲みたかったのでしょう。

Dsc06968c_20261005160201 Dsc06988c_20261005160201  帰り道、住吉ポンプ場を覗くと、ドバトたち。ほかにはスズメもいましたが、それは割愛。

Dsc06298c_20261005160101  昆虫たち。いずれも公園で見ています。まずは、南西の門のところで、蛾の仲間(苦笑)。GoogleGeminiも、ChatGPTも、まったく違う名前をいいました。昆虫エクスプローラーで、蛾のところをすべて、ざっと見てみましたが、今のところ、不明。

Dsc06360c_20261005160101  Dsc06329c_20261005160101西側の草むらで、これはチャバネセセリかと思います。右の写真は、ウスイロササキリ。毎日見ます。

Dsc06401c_20261005160101  さらに同じく西側の草むらでも、蛾(笑)。これも、GoogleGemini、ChatGPTともに、まったたく違う名前や、架空の蛾の名前をいいます。こちらも、pending。蛾の判別は、難しい。

Dsc06451c_20261005160101  Dsc06404c_20261005160101こちらはたぶんホシササキリ。右の写真は、ヤマトシジミ。ヤマトシジミも、このところたくさん見ます。

Dsc06560c_20261005160101  湧水口の西側の草むらでは、ツマグロヒョウモン。翅の表側は写っていませんが、肉眼で見たところ、オスでした。

Dsc06630c_20261005160201  Dsc06611c_20261005160201同じあたりで、左の写真はチャバネセセリ、右はイチモンジセセリ。これらのセセリチョウの仲間も、今日はたくさん見ています。

Dsc06652c Dsc06673c_20261005160201  さらに、またもや蛾。左の写真は、ウンモンクチバのように見えます。右の写真は、ナカグロクチバと思います。これらは、以前にも見ています。

261005124651067c 261005125525753c  初めにも書きましたが、午後からは、市民大学郷土史学科の講座でした。「中世・戦国時代の桑名を探る」というテーマで、5回目。今日は、織田信長の伊勢侵攻について。主なところは、長島一向一揆でした。織田信長も、本願寺勢力には、あちこちで手こずりましたが、この長島一向一揆には、3回挑み、その3回目でようやく打ち破っています。この長島は、現在の桑名市長島町のこと。旧桑名市内にも、一向一揆に加わった砦がありました。

 261005060135996cアサガオは、まだ、1輪ずつくらい咲いていますが、もうそろそろオシマイかと思います。今日も1輪咲いて、累計は130輪となりました。遅くからでしたが、よく咲きました。市民大学郷土史学科の講座に行っていましたので、蛾の調べが追いついていません。AIのせいにしてはいけませんが、GoogleGeminiも、ChatGPTもけっこう間違った回答をしてきますし(笑)。蛾の名前については、さらに調べてみましたが、今のところ、結論を得るには至っていません。

 

2026年10月 4日 (日)

カルガモ親子を再々発見……ヒナはずいぶん成長していました

Dsc04509c_20261004141301  朝から薄曇りとなっています。最高気温は24.8℃で、過ごしやすくなっています。何度か「雨雲接近中」という警報が届きましたが、雨は降っていません。今朝は、8時過ぎから、住吉入江、船場町、川口町、江戸町、九華公園、柿安コミュニティパーク、七里の渡し跡、住吉神社、桑名七里の渡し公園と3.8㎞を歩いてきました。

Dsc04545c_20261004141301  開園前の桑名七里の渡し公園を通ったとき、頭上から「デデポポー」という鳴き声が聞こえてきました。電線にキジバトがいたのです。ほかには、遠くにドバトがいるのも見えましたが、いたのはこの2種類のみ。

 Dsc04555c_20261004141301こちらは九華公園の北門。先月23日の近鉄ハイキングでも来ましたが(2026年9月23日:20260923近鉄ハイキング「桑名かき氷街道と三八市めぐり」へ(一回完結))、その前来たのは、9月14日(2026年9月14日:ほぼ3ヶ月ぶりに九華公園へ)。散歩&鳥見友だちのYさんが、最近ほぼ毎日アオサギがいることと、カワセミをよく見るようになったといっておられたので、足を延ばしたという次第。

Dsc04563c_20261004141301 Dsc04577c_20261004141301  残念ながら、よく来ているはずのアオサギは不在。鎮国守国神社の社務所裏にあるカワセミ出現スポットでしばし待ったものの、カワセミは登場せず。野鳥のことですから、必ずいるとは限りません。相撲場あたりで、ドバト2羽を見て次へ。なお、公園内のほかのところは、回っていません。

Dsc04629c_20261004141301 Dsc04589c_20261004141301  柿安コミュニティパークの堀では、カワウ1羽。電線には、ハクセキレイが1羽。

Dsc04644c_20261004141301  ハクセキレイのそばには、ドバト。

Dsc04786c 6bd97805  七里の渡し跡で、朗報。カルガモ親子を見つけたのです。8月末から9月の初めにかけて、住吉入江などで見ていた親子と思われます(2026年8月29日:住吉入江にカルガモ親子、2026年9月1日:カルガモのヒナは、親とはぐれたか?……今日は、散歩の吉日、 2026年9月10日:カルガモ親子を再発見!)。右の写真は、8月29日に、最初に見たときのもの。ヒナもずいぶん成長しました。

Dsc04865c_20261004141401  住吉神社の前まで来たら、イソヒヨドリのメスが、どこからかやって来ました。虫か何かを捕まえて、ここに来たようです。このあと、この虫を食べ、またどこかへ飛んで行きました。

Dsc05019c_20261004141401  8時45分に桑名七里の渡し公園に入園。ここしばらく、野鳥が少なくなっています。今日も同じで、入ったときには、ヒヨドリが飛ぶのを見たのみ。修景池でしばらく待っても、何も来ませんので、公園内一周へ。途中、諸戸氏庭園との境にある電線にムクドリがいたのみ。

Dsc05295c_20261004141401 Dsc05346c_20261004141401  池まで戻ってきて、さらに待つと、ヒヨドリがヤマザクラの木に。昨日、今日と、ヒヨドリが降りてきています。公園の南の電線には、スズメ。

Dsc05376c_20261004141501 Dsc05408c_20261004141501  その後も待っていたら、ハクセキレイが2羽飛んできて、休憩所の屋根におりました。どちらもメスで、右の写真に写ったハクセキレイは、いつも来る、右の翼を傷めた個体。

Dsc05549c_20261004141501 Dsc05602c_20261004141501  その右の翼を傷めた個体は、このあと、池の畔にやって来ました(左の写真)。帰り際、せせらぎにスズメ。暑さが和らいでから、池やせせらぎに野鳥が降りてくることは、めったにありません。

Dsc05682c_20261004141501  帰る前に、もう一度公園内を眺めたら、諸戸氏庭園との境にある電線にモズが出てきて、高鳴き。散歩に出たときにも、諸戸氏庭園からモズの鳴き声が聞こえていました。やはりこのあたりを縄張りに定め、ときどき見回って、ほかのモズが侵入しないよう警戒していると思われます。

Dsc05779c_20261004141601 Dsc05810c_20261004141601  住吉入江沿いまで帰ってきたら、桜の木にキジバト2羽が入って行きました。覗きに行って、撮った写真がこれら。

Dsc05752c_20261004141601  その住吉入江には、カワウが1羽。魚を捕っている様子も見えたのですが、残念ながら、それは写真には収められず。

Dsc05043c_20261004141401  昆虫たち。公園の西側の草むらで、ナカグロクチバ(中黒朽葉)。これは、最近、ここでときどき見ます(2026年10月 1日 :モズは桑名七里の渡し公園あたりを縄張りにするのか?)。

Dsc05069c_20261004141401 Dsc05088c_20261004141401  同じあたりで、ウスイロササキリ(薄色笹螽斯)(緑色型)。これも、最近、公園でよく見ます。右の写真は、ホシササキリ(星笹螽斯かと思われます。前翅側面に黒いポツポツとした斑点列がありますので、ホシササキリの可能性が高いと考えられるのです。ほかには、背中(前胸背板)の中央に太い褐色の帯があり、翅は腹部よりも長く伸びているのもホシササキリの特徴。

Dsc05139c_20261004141401  Dsc05115c_20261004141401左右の写真は、どちらもヤマトシジミ(大和小灰蝶)。

 湧水口の西側の草むらでは、Dsc05198c_20261004141401イチモンジセセリ(一文字挵)を見つけました。後翅の裏側に白い斑点が一列に直線状(一文字状)に並んでいます。チャバネセセリでは、この後翅の白斑が非常に小さくかすれるか、目立たない小さな点が数個だけポツポツと不規則に並ぶ程度になっています。さらに、前翅にもくっきりと大きな白い斑紋が多数見られ、黒褐色の地色とのコントラストがはっきりしています。

Dsc05262c_20261004141401  同じあたりで、Dsc05239c_20261004141401シロオビノメイガ(白帯野螟蛾)です。これも、先だって、ここの公園で見ています2026年10月 1日 :モズは桑名七里の渡し公園あたりを縄張りにするのか?)。さらに、ホシササキリもいました。10月に入る頃から、バッタの仲間をあまり見なくなった代わりに、キリギリスの仲間をよく見るようになっています。

Dsc04655c_20261004141301  柿安コミュニティパークで見たランタナですが、向かって右の端にチャバネセセリが止まっていました。後翅の表から裏側の一部に見える白い斑点が、小さめか、ほとんど目立ちませんので、チャバネセセリと思われます。イチモンジセセリであれば、翅を開いていても横一列に並ぶ白い斑点列(一文字模様)がもっとハッキリ見えるはず。

Dsc04990c_20261004141401  明日は、市民大学郷土史学科の講座が午後からあります。今年度第5回目。話もそろそろ佳境に入っていくかと期待しています。

2026年10月 3日 (土)

桑名七里の渡し公園にカワセミ嬢が登場

Dsc02918c_20261003135901  今日も、おおむね晴れています。しかし、最高気温は27.1℃と、過ごしやすくなっています。今日の散歩は、8時10分に出て、参宮町まで行ってから、住吉入江、七里の渡し跡、住吉神社、桑名七里の渡し公園と3.5㎞。最近の渡しにしては、よく歩きました。

 Dsc02979c_20261003135901参宮町から住吉入江に行く途中で、電線にムクドリ。最近、散歩コースあたりでは、ムクドリはあまり見なくなっています。

Dsc03008c_20261003135901 Dsc03039c_20261003135901  入江の手前、諸戸氏庭園の主屋横にある洋室の屋根にイソヒヨドリのメス。住吉ポンプ場の屋上に「三羽ガラス」ならぬ「三羽ドバト」(笑)。今朝は、開園前の桑名七里の渡し公園には、鳥影はありませんでした。

Dsc03142c_20261003135901  住吉水門と、川口水門のちょうど真ん中くらいに、アオサギと、ダイサギとが1羽ずつ。程良い距離を保っているのか、互いに知らぬ顔。揖斐川の右岸ですので、アオサギが上流側(住吉水門に近い方)にいます。

Dsc03184c_20261003140901 Dsc03197c_20261003140901  こちらは、それぞれを撮ったもの。今日は、ダイサギがダイブするシーンは、ありません。

Dsc03076c_20261003135901  揖斐長良川の中州には、ダイサギが1羽いるのが見えました。

Dsc03290c_20261003135901  今日は、公園の開園が8時45分と早く、直ぐに入園。諸戸氏庭園との境にある電柱にドバト。このところ、ドバトも、散歩コースではあまり見なくなっています。

Dsc03330c_20261003140001 Dsc03464c_20261003140001  修景池あたりでしばらく待ったのですが、野鳥は来ません。公園内を一回りしようと思って、池の西側に渡ったら、背後から、「チー、キッ、キッ、キッ」という鋭い鳴き声。これは!と思ったら、大当たり。カワセミが池にある岩の上に来ていました。ただ、残念ながら、逆光気味の位置。下の嘴が赤いので、メス。池に飛び込んで、何かを捕まえてきて、食べていました。エビのように見えるのですが、ここでエビを見たことはありません。水生昆虫なのかもしれませんが、不明。ちなみに、ここでカワセミを見たのは、8月27日以来(2026年8月27日:今日もカワセミは見ただけ(苦笑))、写真を撮ることができたのは、8月20日以来(2026年8月20日:カワセミがやって来た!)。

 Dsc03889c_20261003140101 Dsc03931c_20261003140101公園内を一回りして、修景池に戻ってきたら、南側にある築山にヒヨドリが降りてきました。暑さが和らいでから、ヒヨドリが飛んでいるのはよく見るようになったのですが、この公園にはほとんど降りて来なかったのです。

 Dsc04037c_20261003140201 Dsc04053c_20261003140201さらに、公園の南にある電線にカワラヒワが2羽。カワラヒワは、暑さが和らいでから、ここにはあまり来なくなっています。

Dsc04184c_20261003140201  諸戸氏庭園との境にある電線にモズが出てきました。今日は、初めて。例によって速歩で近くまで行って、撮った1枚。逃げられなくてよかった(苦笑)。

Dsc04260c_20261003140201  モズを撮りに行ったら、諸戸氏庭園の前の道路にハクセキレイのメス。あの右の翼を傷めた個体。エサを拾っていました。

Dsc04429c_20261003140201  再び、公園の池に戻ったら、ハクセキレイが、私の後を追ってきました(微笑)。今日のバードウォッチングは、以上。ほかに見たのは、ハシボソガラス、カワウ、スズメ。

Dsc03313c Dsc03568c_20261003140001  昆虫たち。まずは、公園の池のところでみたイチモンジセセリ。前の翅が開いて見えている下側の翅(後翅の裏面)に、小さな白い斑点が横一列に「一の字」のようにきれいに並んでいますから。右の写真は、公園の南の草むらで見たチャバネセセリ。

Dsc03622c_20261003140001 Dsc03665c  公園の西側の草むらでは、まずは、キリギリス科のウスイロササキリ(薄色笹螽斯)ではないかと思います。オスが31mm前後、メスは28~33mm。明るい緑色の体をしており、背中側(羽)が褐色〜茶褐色を帯びています。右の写真は、同じくキリギリス科のホシササキリ(星笹螽斯)(褐色型)ではないかと思います。大きさは、オス21~27mm、メス22~27mm。頭部の後ろ(胸の側部)に、斜めに走る白い(薄黄色の)ラインがあります。また、前翅の側面に黒い点々(小黒斑)が並んでおり、これが「ホシ(星)」ササキリの名前の由来となっています。

Dsc03690c Dsc03736c_20261003140101  同じく西側の草むらで、ツバメシジミのメス。尾状突起が見えています。また、その尾状突起のすぐ付け根のあたりに、鮮やかなオレンジ色の斑点が見えます。翅の表面が、黒褐色(ダークグレー)をしているため、ツバメシジミのメスと分かります。右は、イチモンジセセリ。西側の草むらにて。

Dsc03808c_20261003140101  草むら近くの遊歩道に降りていたのは、コノシメトンボのメスと思われます。4枚の翅の先が濃い褐色(黒褐色)に染まっています。また、胸の横にある黒い太い筋(側胸条)のうち、中央の筋の先端が途中で途切れず、上の線に届いて太くつながっています。

Dsc03845c_20261003140101  湧水口の西側の草むらでは、ヤマトシジミ。ほかには、蛾の仲間をたくさん見ました。本当にたくさんいます。多いところでは、足を一歩進めると、数匹が飛び立つくらい。

Dsc02944c_20261003135901 Dsc02955c_20261003135901  参宮町に行く途中、蓮見町でコスモスを見つけました。今の私の散歩コースでは、コスモスは咲いていません。その近くで、これはスイフヨウ(酔芙蓉)。同じ木に、前日咲いたと思われる、ピンク色に染まった花がありました。

 Dsc03271c_20261003135901六華苑の入り口に大イチョウがあります。その大イチョウに、ギンナンが見えるようになってきました。少しだけ、秋を感じられます。

2026年10月 2日 (金)

桑名七里の渡し公園には、野鳥がほとんど来ず(涙)

Dsc01911c_20261002150001  好天が続いています。今日も朝からよく晴れ、最高気温は29.2℃。北西の風があります。風が当たらない日向ではちょっと暑く感じますが、風が通るところでは涼しいくらい。今朝も8時15分から散歩へ。住吉入江、船馬町、三之丸公園、七里の渡し跡、住吉神社、桑名七里の渡し公園と3.1㎞。このところ、コース、距離ともこれくらいになっています。最近、九華公園ではカワセミがよく見られるそうですし、今日は、若者2羽がいたという情報もあります。また一度見に行きたいと思っています。

Dsc01939c_20261002150001  拙宅マンションの駐輪場にハシボソガラス。駐輪場にいたり、駐車場のクルマの上にもいたりします。

Dsc01970c_20261002150001  開園前の桑名七里の渡し公園には、諸戸氏庭園との境にある電線にオスのモズ。今日は、このあとも何度かこの電線にやって来て、高鳴き(=縄張り宣言)をしていました。本格的にこのあたりを縄張りに決めたと期待しています(微笑)。

Dsc02008c_20261002150001 Dsc02045c_20261002150001  船馬町から川口町で鳥をよく見ました。といっても、スズメ、キジバト。これらは、船馬町にて。

Dsc02074c_20261002150101 Dsc02169c_20261002150101  川口町でも、スズメ。七里の渡し跡に近いところの電柱には、カワウ。ずっと身繕いをしていて、この写真しか撮れず。

Dsc02100c_20261002150001  三の丸水門のところでは、ハクセキレイ。オスかなと思います。

Dsc02228c_20261002150101  七里の渡し跡がある川口水門のところから、住吉水門の下流側にダイサギがいるのが見えました。例によって、走らず、速歩で急いで(笑)150mほど移動して撮ったのがこの写真。

Dsc02323c_20261002150101Dsc02356c_20261002150101  桜堤防のところで散歩友達の方に出会い、話をしていたら、今日もまた、アオサギが揖斐川の上流方向から下流に向かって飛ぶのが見えました。これは!と思って、住吉水門まで戻ったら、ダイサギがいたところにこのアオサギが降りていました。

Dsc02418c_20261002151401 Dsc02426c_20261002150201  ダイサギはといえば、川口水門の上流側へ。150mほど先にいますので、こんな証拠写真。見ていたら、飛び立つ様子(右の写真)。

Dsc02451c_20261002150201 Dsc02453c_20261002150201  揖斐川へダイビングしました。水の中へ完全に浸かってしまうことはしません。上手に頭だけ、水に突っ込んでいます。獲物があったかどうか、写真を見ても定かではありません。このほか、揖斐長良川の中州には、ダイサギが1羽いました。

Dsc02001c  桑名七里の渡し公園には、9時に入園。今日は、本当に野鳥が少なく、諸戸氏庭園との境にある電線にモズが何度か出てきたほか、ヒヨドリ、ムクドリ、カワラヒワ、スズメなどが通過するだけ。修景池のあたりには、何もやって来ません。いつもなら、必ず姿を見せるハクセキレイも、今日はサッパリ。ということで、今日は、公園での野鳥写真はありません。

 昆虫たち。Dsc02536c_20261002150201公園の南側の遊歩道で、これはルリシジミ(瑠璃小灰蝶)のように見えます。翅の表側の色合いが、明るく繊細な青紫色(瑠璃色)をしていて、ヤマトシジミのオスに見られるような灰青色とは質感や色味が異なっていると思います。

Dsc02644c_20261002150201  西側の草むらでは、ツユムシ(露虫)と思います。ツユムシ科で、大きさは(翅端まで)29~37mm。かなり大きいなと思いました。キリギリスの仲間。体は、草の葉に似た形をしており、体長よりもはるかに長い糸状の触角を持っています。背景の草むらにうまく溶け込むきれいな緑色をしています。

Dsc02672c_20261002150201 Dsc02721c_20261002150201  これは、昨日も見たウンモンクチバ(雲紋朽葉)ではないかと思います(2026年10月1日:モズは桑名七里の渡し公園あたりを縄張りにするのか?)。右の写真は、ヤマトシジミのメス。止まっている黄色い花は、カタバミ。カタバミは、ヤマトシジミの幼虫がこの葉を食べます。ちなみに、今日も、蛾は実にたくさん見かけました。

Dsc02782c_20261002150201 Dsc02803c_20261002150201  六華苑の駐車場との境目に飛んだのは、トノサマバッタ(殿様飛蝗)。大きく見えましたし、何といっても貫禄があります。大きさ は、オス35~40mm、メス45~65mm。右は、湧水口の西側の草むらで見たヤマトシジミ。

Dsc02830c_20261002150201  湧水口の南の築山では、これも昨日も見ましたが(2026年10月1日:モズは桑名七里の渡し公園あたりを縄張りにするのか?)、マダラバッタ(紅色型/赤色型)。それにしても、本当におもしろい色をしています。

Dsc02857c_20261002150201 Dsc02888c_20261002150201  芝生広場では、いずれもチャバネセセリ。きょうの、野鳥&昆虫観察は以上。野鳥は、かなり物足りませんが、来ないものはやむを得ません(苦笑)。明日に期待します。

Dsc02740c_20261002150201  今日は、公園で旧知のご夫婦に、何ヶ月ぶりかで出会いました。最近、こういうことが時々あります。お互いにあちこちガタが来るよねという話をしていました(微苦笑)。今日もリハビリに行ってきましたが、何とか長持ちさせたいもの。花は、公園にて、ヤエヤマブキの返り咲き。

 261002060233601c明日までは天気はよさそうで、日曜から下り坂とか。秋ですから、天気は周期的に変わります。先月のように雨ばかりではなさそうですから、まあよし。リハビリ帰りに本屋に寄って、新書を1冊買ってきましたが、これが¥1,155。(私のセンスでは)昔なら、新刊本が1冊買えたくらい、高くなっています。本も高くなってきて、欲しいものを迷わずに買うことは、難しくなっています。私の好きな時代小説など、ほとんどブックオフオンラインで入手しています。

2026年10月 1日 (木)

モズは桑名七里の渡し公園あたりを縄張りにするのか?

Dsc00503c_20261001141401  今日もよく晴れています。最高気温は31.8℃まで上がって、真夏日になりました。今朝も、8時15分から散歩へ。住吉入江、船場町、三之丸公園、七里の渡し跡、住吉神社、桑名七里の渡し公園と3.0㎞。1時間半ほど。

Dsc00530c_20261001141401 Dsc00573c_20261001141401  諸戸氏庭園の主屋の向こうの高木には、野鳥がよく止まっています。今日は、キジバトがいましたが、後ろ姿で、写真は割愛。開園前の桑名七里の渡し公園には、ドバトたち。三之丸公園や、七里の渡し跡あたりには、ヒヨドリがいますが、飛ぶのを見るだけでした。

Dsc00629c_20261001141501 Dsc00662c_20261001141501  住吉神社の前に来たら、揖斐川の上流方向からアオサギが飛来。

Dsc00781c_20261001141501  アオサギは、住吉水門の下流側に降りたのですが、これがあいにく、ちょうど逆光の位置。私は、JPEGで撮りますから、補正には限りがあります。

Dsc01581c_20261001141701 Dsc01667c_20261001141701  桑名七里の渡し公園には、8時45分を過ぎた頃に入園。ところが、園内には野鳥は見当たりません。公園の中を一回りして、修景池に戻ってきたら、池の南の築山にカワラヒワが1羽。さらに、ハクセキレイのメスが1羽。このところ、やってくる野鳥の数は多くありません。夏の暑い頃には、池にたくさんの野鳥がやってきたのが、懐かしい感じ。

 Dsc01698c_20261001141701散歩&鳥見友だちのYさんと出会って、話をしていたら、東の方、揖斐川の上空をミサゴが2羽。下流方向に飛んでいくのが見えました。慌てて、カメラのズームも、設定もそのままで撮ったら、小さく写っていました。この公園から、ミサゴが見られるとは、ラッキーでした。

Dsc01740c_20261001141701  しばらく待つと、池のそばの松の木にカワラヒワが1羽。最近、ここにカワラヒワは、ほとんど来ません。秋になると、カワラヒワは集団見合いをするといいますが、もう始まっているのでしょうか?

Dsc01752c_20261001141701 Dsc01854c_20261001141701  公園の南にある電線にモズのオス。池からは近いので、急いで行ってこの写真を撮れました。実は、今日は、公園に来た頃から、モズのオスがときどき、諸戸氏庭園との境にある電線などに、登場していたのです。それぞれ、写真には収めたのですが、いずれも遠くからで、小さくしか写らなかったのです。右の写真は、帰り際に、その諸戸氏庭園との境にある電線にいたモズ。両方とも同じ個体と思います。モズは、高鳴きをしていますので、隣にある諸戸氏庭園や、六華苑を縄張りにしてくれるのではないかと期待しています。

Dsc01322c_20261001141601  モズの写真のオマケ。公園について、園内を一周しているときに撮ったもの。モズの下に白い丸い物体が写っています。これ、モズの排泄物と思います。こういうシーンは、狙って撮れるものではありません。いつものように、パソコンで見て、初めて気づいたのです(苦笑)。今日のバードウォッチングは、以上。

261001072631978c  昆虫。今朝、拙宅の前にいたもの。オンブバッタ(褐色型)です。オンブバッタ科で、大きさは、オス20~25mm、メス40-42mm。オンブバッタは、緑色しかいないと思っていたのですが、褐色型も少ないものの、いるようです。

Dsc00840c_20261001141501  住吉水門でアオサギを撮った後に見つけました。マダラバッタのように見えます。バッタ科トノサマバッタ亜科で、大きさは、オス27~31mm、メス34~35mm。

Dsc00990c_20261001141501  ここからは、公園で見たもの。西側の草むらで見つけたのは、シロオビノメイガです。9月6日にも、ここで見ています(2026年9月6日:アオサギを追いかけて余分に歩きました(笑))。濃褐色に白い帯の入った翅を持っています。ツトガ科ノメイガ亜科で、大きさは21~24mm。草原に極めて多い普通種で、人家周辺のちょっとした草むらでも見られます。

Dsc01059c_20261001141501 同じく、西側の草むらで、ヤマトシジミのメス。

Dsc01160c_20261001141601  湧水口の西側の草むらでは、ナカグロクチバ(中黒朽葉)。ヤガ科シタバガ亜科。大きさは、38~42mm。濃い黒褐色の地に、定規で引いたようにくっきりと伸びる鮮やかな白い太線が通っています。後翅にも、中央に白い帯がすっと入っていま。この直線的でシャープな白黒のジオメトリック(幾何学的)なデザインがナカグロクチバの最大の特徴です。

Dsc01180c_20261001141601 続いては、こちら。と書いたものの、現時点ではよく分かっていません。GoogleGeminiは、ヤガ科のエグリバ亜科に属するアケビコノハまたは近縁のエグリバ類だというのですが、図鑑を見ると違いました。pending。ちなみに、枯れ葉ではなく、飛んできてここに止まりました。

Dsc01380c_20261001141601 湧水口の南にある築山で、Dsc01277c_20261001141601一杯飲んできたようなバッタを見つけました(笑)。マダラバッタ(紅色型/赤色型)です。図鑑では見たことがありましたが、実物は初めて。バッタ科トノサマバッタ亜科で、大きさは、オス27~31mm、メス34~35mm。同じあたりで、ヤマトシジミ。

Dsc01404c_20261001141601  さらに、ウンモンクチバと思いますが、ニセウンモンクチバの可能性もあります。 茶褐色の地に、前翅をたたんだ際に太くハの字に広がる黒っぽい横線が入っており、その線に沿ってモヤモヤとした雲状の斑紋(雲紋)が広がっています。昨日も書きましたが、蛾の仲間は、公園の草むらに実にたくさんいます。とてもフォローしきれません(苦笑)。写真を撮ったとしても、同定には相当苦労しますから、「まぁ、いいか」となりそうです。

 Dsc01429c_20261001141701芝生広場で、オニタビラコの花に、チャバネセセリと、左下には、ホソヒラタアブの仲間も来ています。Dsc01835c_20261001141701池の近くで、アオモンイトトンボのオスもいました。もういなくなったかと思っていました。

261001064356316c  Dsc01471c_20261001141701公園には、サルスベリの木がたくさんあります。10月になりましたので、「百日紅」といえども、さすがにどれも花は終わってきています。わが家のアサガオも、花の数は減少傾向とともに、小さくなってきています。これもそろそろオシマイかもしれません。

2026年9月30日 (水)

モズを何度も見ましたが、証拠写真ばかりで残念……蛾の判別に悩む

260930121726782c  久しぶりによく晴れました。朝のうちは雲が多かったのですが、昼頃には、ご覧のような青空。リハビリから帰ったときに撮った写真です。最高気温も28.3℃まで上がり、暑く感じます。今朝は、8時15分から散歩へ。住吉入江、春日町、船場町、七里の渡し跡、住吉神社、桑名七里の渡し公園と2.9㎞。春日町で、半年以上ぶりに散歩友達の女性に出会い、しばしおしゃべり(微笑)。私と同じような不調を来しているとおっしゃっていたものの、まぁお元気そうでした。

 Dsc08740c_20260930152201散歩に出てすぐ、諸戸氏庭園の主屋を見上げると、その向こうの高木にいたのは、モズのオス。一昨日も、諸戸氏庭園にいるのを見ています。

Dsc08860c_20260930152301  船場町にある飲食店にフクロウ(笑)。2階の窓のところで、あたりを警戒していました。ときどき、首が左右に動きます。よくできています。

Dsc08893c_20260930152301  七里の渡し跡から揖斐川の堤防道路に上がったら、住吉神社の東の、川に降りる階段のところに、ダイサギと、アオサギが1羽ずつ。

Dsc08901c_20260930152301Dsc08911c_20260930152301  とりあえず撮っておかないとと思って、撮影したのが、これらの写真。一応は、押さえられたのですが、このあと、現場に急いだものの、階段に着いたときには、すでに両方ともおらず(苦笑)。「急いだ」とはいえ、速歩ですから、こんなこと。

Dsc08925c_20260930152301 代わりに住吉水門のところにいたハクセキレイの若者。顔のあたりが黄色っぽいのが、その特徴。

Dsc09269c_20260930152301 Dsc09180c_20260930152301  桑名七里の渡し公園には、8時50分に入園。修景池の南にある築山に、メジロが2羽。逆光で、曇天でしたので、色が出ません。

Dsc09554c_20260930152401  公園内を一回りしようと、西側エリアに行ったら、諸戸氏庭園との境にある電線にキジバト。モズもいたのですが、カメラを向ける前に逃げられました。

Dsc00101c Dsc00189c_20260930152501  散歩&鳥見友だちのYさんと出会って、池のところで話をしていたら、北にある木にドバト。最近、ドバトやキジバトは、木の実を食べに来ています。その近くには、ムクドリ。

Dsc00277c_20260930152501 Dsc00343c_20260930152501  池のところには、ハクセキレイのメス。あの右の翼を傷めた個体。ほぼ毎日、この公園で見ます。遠く、諸戸氏庭園との境にある電線に、またモズが出てきていました。今日は、何度もモズを見たのですが、いずれも遠くからで、残念。

Dsc00424c_20260930152501  帰り際、住吉ポンプ場でハクセキレイ。上が気になるのか、ずっと見上げていました。

Dsc08768c_20260930152201  昆虫たち。住吉入江沿いの土手に咲くヒガンバナにヤマトシジミ。

Dsc09349c_20260930152301 Dsc09396c_20260930155201  ここからは、公園で見た昆虫たち。しかし、いきなりよく分からない蛾が登場(苦笑)。GoogleGemini、ChatGPTの回答は、見当違い。ヤガ科のアツバ亜科か、シタバガ亜科の蛾ではないかと思いますが、現時点では、pending。西側の草むらで見つけたもの。同じあたりで、右の写真のもの。これもよく分かりません。よく分からないものを載せるのもどうかとは思いますが、もしご存じの方がいらっしゃったら、ぜひともご教示願います。これについても、AIの回答は当てになりませんでした。やはりpending。

Dsc09400c_20260930152401  さらにこちら。オオウンモンクチバのように見えます。ヤガ科シタバガ亜科。大きさは、45~50mm。今日は、草むらで実にたくさんの蛾らしき昆虫を見ました。一歩、脚を進めると、数羽が飛び出てくるくらいの印象。図鑑を見ても、蛾はかなりたくさんいるようです。草の葉の裏に止まることも多いので、なかなか観察、撮影が難しい。

Dsc09426c  Dsc09443c_20260930152401続いては、ササキリの仲間。触角が、体よりもはるかに長くなっています。ウスイロササキリか、ホシササキリであろうと思います。

 Dsc09492c_20260930152401シジミチョウもたくさん飛んでいました。左の写真はヤマトシジミ、右はツバメシジミ。Dsc09573c_20260930152401

Dsc09670c_20260930152401  ヤマブキの木のあたりで、ウラギンシジミのオス。シジミチョウ科ウラギンシジミ亜科。大きさは、19~27mm。

 Dsc09736c_20260930152401続いては、アブの仲間と思うのですが、GoogleGeminiがいうものではありませんでした(苦笑)。ヒラタアブの仲間として、ネットで調べると、ホソヒメヒラタアブに似ていますが、確信は持てず。今のところ、これ以上はお手上げ。これまたpending。

Dsc09885c_20260930152401  Dsc09837c_20260930152401湧水口の西側の草むらでは、オンブバッタと思います。さらに、同じところで、ウスイロササキリ。

Dsc09988c_20260930152401  湧水口南の築山では、コノシメトンボのオス。先日は、この公園でメスを見ています(2026年9月20日:ヤマガラとメジロの証拠写真(苦笑))。Dsc00057c_20260930152401右の写真は、ツバメシジミのメス。

Dsc08836c_20260930152301Dsc08822c_20260930163201  住吉入江から春日町に行ったのは、シロバナヒガンバナが咲いているか、確認するため。ここの県道沿いの何ヶ所かにシロバナヒガンバナが、去年まで咲いていたのです。ちょっと遅めでしたが、咲いているものがありました。

260930064742148c  明日も晴れて、気温はなんと31℃の予想。明日から10月なのに、です。ただし、最低気温は19℃だそうですから、寒暖差に注意しなければなりません。わが家のアサガオ、今日咲いたのは7輪で、累計118輪。

 

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  • 今泉忠明, 高橋秀男, 武田正倫, 小宮輝之, 岡島秀治: 自然観察 (学研の図鑑 新・ポケット版 16)

    今泉忠明, 高橋秀男, 武田正倫, 小宮輝之, 岡島秀治: 自然観察 (学研の図鑑 新・ポケット版 16)
    最近、近所の桑名七里の渡し公園でで野鳥、樹木、雑草、昆虫の観察に勤しんでいます。「自然観察」としているというと格好がつくかもしれません(笑)。自然観察入門によい本はないかとネットで探して、見つけたのがこの本です。学研出版のサイトでは「こどもの本」に分類されていおり、対象は小学生となっていますが、まぁこれくらいがちょうどよいと思います。内容は、かなり高度ですが、テーマごとにまとめられていて、分かりやすいので、しっかり勉強しようと思います。 (★★★★)

  • 松田圭太: 腰痛は医者には治せない ~2人に1人が「筋肉」「関節」が原因!理学療法士の神ワザ治療~

    松田圭太: 腰痛は医者には治せない ~2人に1人が「筋肉」「関節」が原因!理学療法士の神ワザ治療~
    1つ前に紹介した「大学病院「背骨外来」の名医が教える 脊柱管狭窄症 自力で克服! 一生役立つ痛みほぐし地図大全」と一緒に入手しました。この本の著者は、腰痛治療に特化した施術院を経営する理学療法士。これは、たぶん好みの問題も関わるのでしょうが、私個人としては、1つ前に紹介した本の方が、読みやすく、実際にも役立つと思いました。この本も運動療法を重視しています。ただ、その説明や、説明に至るプロセスで呈示される根拠の説明が弱い気がします。また、具体的な運動療法の仕方については、必ずしも体系的には説明されていません。著者の書いている「痛みは悪いものではなく、体を守るための相棒」「自分の体は自分で治すという気概を持つと、治りが早い」「とにかく食べて とにかく動く」「痛みに負けない根気を持つ」「やりたいことがみつかれば、体が動く」「日常で笑顔になることをたくさん見つける」など、本書のあちこちにちりばめられた著者の言葉は、大切だと思います。 (★★★★)

  • 猪瀬弘之: 大学病院「背骨外来」の名医が教える 脊柱管狭窄症 自力で克服! 一生役立つ痛みほぐし地図大全

    猪瀬弘之: 大学病院「背骨外来」の名医が教える 脊柱管狭窄症 自力で克服! 一生役立つ痛みほぐし地図大全
    2月末に脊柱管狭窄症と診断され、服薬とリハビリを続けていますが、ここで一度、きちんとした知識を得て、これら以外の治療法はないか調べた方がよいと思っていたところにこの本を見つけました。著者は脊椎脊髄外科が専門の整形外科医。タイトルのように大学病院で「背骨外来」を開いています。脊柱管狭窄症についての総合的なガイドブックであり、狭窄した脊柱管、椎間孔を広げる、各種の運動療法を体系的に紹介しています。「体系的に」というところが味噌で、症状に応じてどのような運動療法を行うと、脊柱管や、椎間孔を広げられるか、分かりやすく(写真、図示を用いて)説明されています。私は一通り熟読し、まずは脊柱管を広げる運動療法を試し始めました。まだその評価をする段階ではありませんが、もうしばらく続けてみて、また追記したいと思っています。医学用語や、背骨、神経の図など専門的な内容も出て来ますが、めげずに読むと、その運動療法をする意味が分かってきます。意味を分かった上で取り組むことが大切だと、私は思います。ちなみに、運動療法は、いわゆる筋トレではありません。正しい体の動かし方を習得することです。 (★★★★★)

  • 古荘純一: 境界知能の人たち (講談社現代新書)

    古荘純一: 境界知能の人たち (講談社現代新書)
    「境界知能」という言葉は、専門家以外の人たちにはほとんど馴染みがないものでしょう。専門家であってもその支援については、見落とされてきており、支援が必要であるのに、その谷間に陥ってしまった人たちということもができます。境界知能というのは、IQ(知能指数)でいえば、70以上80未満(誤差を考慮して、85未満とする考え方もあります)の人たちとなります。ただし、知的水準だけでなく、適応行動が取れているかも、考慮する必要があります。たとえば、言語化が苦手、段取りを覚えられない、行動がワンテンポ遅い、対人関係の距離感が極端、金銭管理ができない、ダマされやすいといった特徴があると著者は指摘します(もちろん、これらは境界知能の人たちに限るということではありません。ほかの障害でも見られる可能性があります)。本書は、定義など学問的な内容から、事例、支援についての提案、さらには用語解説、境界知能の所見リストなど、多方面から境界知能の人たちの困難と、その支援について述べています。医療、心理、教育、福祉に関わる方たちには、ぜひ手に取っていただきたい本です。 (★★★★★)

  • 保阪 正康: 真の保守とは何か 近代日本の地下水脈 (文春新書)

    保阪 正康: 真の保守とは何か 近代日本の地下水脈 (文春新書)
    著者は昭和史研究家。約5,000人もの方に取材してきました。この本は、高市政権圧勝、参政党躍進を受けて書かれたもので、「日本人の選択をいま問う」と帯にあります。著者は、高市政権を「国家主義的右派」と位置づけており、「保守」ではないとします。著者のいう「真の保守」である10ヵ条とは、①常に歴史を読め、歴史の中の声を聞け、②師たる政治家を持て、③甘言、巧言は敵とせよ、④誤りから学べ、⑤良きブレーンを持て、⑥精錬の徳を持て、⑦討論、対話を厭うな、⑧典故、先例に通じよ、⑨読書に勝る良薬はない、⑩氷山のごとき人格たれです。これらは、著者の歴史の教訓を政治の現場に伝えなければならないという危機感から来ています。これに照らすと、今の高市政権の中枢をなす政治家は、極めてアヤシいと思われてなりません。私には、とくに、勉強していない(=本を読んで、考えていない)と思えるのです。ほかにこの本で気になったのは、鶴見俊輔さんがいったという「民主主義の後をファシズムが影絵のようについてくる」ということばです。石橋湛山、池田勇人や、後藤田正晴といった政治家たちの足跡をもう一度ふり返り、良識派の保守の姿を取り戻すことが大切と思います。また、石橋湛山が掲げた①小日本主義(帝国主義否定)、②非軍事志向(軍事で物事を解決しようとしない)、③論理的基盤(共同体的な情緒を克服し、個の意志を明確に示す)といったこともとても重要で、意味があると思います。今の時代に違和感を覚える方には是非ともお勧めします。 (★★★★★)

  • 日浦 勇: 自然観察入門: 草木虫魚とのつきあい (中公新書 389)

    日浦 勇: 自然観察入門: 草木虫魚とのつきあい (中公新書 389)
    1975年出版という古い本です。若い頃持っていたのですが、その後は所在不明。最近になって、もう一度読みたいと思って、古本で入手しました。この本に載っているレベルをきちんとおさえれば自然観察の基礎は身につくと思ったからです。著者は大阪市立自然史博物館の学芸員などを務めています。子どもたちを対象として、自然観察教室を開いたり、授業でエコロジー/生態学を教えたりするときの手引きとして書かれたものです。 春の草花を調べる、川の生物を観察する、トンボを捕まえて分類するなど、いくつかのテーマを立て、種の見分け方、水辺の危険への注意、採集法、学習のポイントなどが示されています。著者の経験に基づいて書かれていて、かなり実用的ですが、読んでおもしろいとはいいがたいところが難点。 (★★★★)

  • 伊藤氏貴: 読む技法 詩から法律まで、論理的に正しく理解する (中公新書)

    伊藤氏貴: 読む技法 詩から法律まで、論理的に正しく理解する (中公新書)
    評判の本のようでしたので、読んでみました。本の帯に「『読めたつもり』が危ない!」とありますが、それはまさにその通り。30歳代半ばから教職にありましたので、それは実感しています。とくに60歳を過ぎてから短大の非常勤講師になってから、学生たちの読解力がアヤシいと思うようになっていました。読解力そのものも低下しているとともに、集中力が続かないことも影響しているように思っていました。きちんと読めて、書き手の意図することを正しく理解できないと、議論も思索も成り立ちません。この本は、解釈学、構造主義、ナラトロジーなどさまざまな読む技法を具体例に則して紹介しています。世の中、コスパ、タイパが重視される時代ですが、敢えて深く、論理的にじっくりと読み、考えることも大切と思います。 (★★★★)

  • 滝口 正哉: 江戸町奉行所 与力・同心の世界 (岩波新書)

    滝口 正哉: 江戸町奉行所 与力・同心の世界 (岩波新書)
    時代小説が好きでよく読みますので、町奉行所の与力や同心がどのように仕事し、いかに暮らしていたかには、とても興味があります。この本の帯には、「時代劇でおなじみ 江戸の町を守る『八丁堀の旦那』、その本当の姿 くらし、仕事、文化活動」とありますので、割と気楽に読めるかと思ったら、学術的に書かれていました。与力・同心の仕事は、治安維持が主なものではなく、もっと幅広い仕事をしていました。さらに、深い教養を身につけ、豊かな人脈に裏打ちされた文化活動を行う人たちもいたということには驚きました。さらに、明治維新以降の新しい時代と格闘しつつ、江戸を語り継いだ彼らの実像が明らかにされています。寝転がって読むのは、ちょっと難しいかなと思います。 (★★★★)

  • 森 章司: 仏教的ものの見方: 仏教の原点を探る

    森 章司: 仏教的ものの見方: 仏教の原点を探る
    仏教のものの見方の基本は「あるがまま」を「あるがまま」に見ることにあるとして、仏教の人間観、仏・菩薩観、世界観、人生観、見方、生き方を体系的に説いています。著者は、仏教学者で、東洋大学名誉教授。専門はインド仏教。元浄土真宗本願寺派僧侶です。大学時代の同級生に真宗本願寺派のお寺の住職を務めていた友人がいます。私が体調を崩していたとき、「仏教の勉強をするとよい」といわれ、それがずっと記憶に残っていました。いろいろ本を読んだり、テレビ番組を見たりしましたが、どうも今ひとつピンときませんでした.そういう中でこの本を知り、ようやく入手して、やっと読み終えました。初めに書きましたように、「あるがまま」を「あるがまま」に見ることは、簡単そうで難しい。 「あるがまま」を「あるがまま」に見ることが知ることだといいます。哲学も見ることだそうです。「小欲知足」が、仏教のもっとも基本的な生活態度であり、これが「戒」を導くといいますし、自己中心的な思いも減り、慈悲につながるそうです。これらが、つまらないことにこだわることもなくなり、行動の根源となる意思も、考えも、言葉も、行為も生活も正しいものとなり、偏見や固定観念、先入観が消え去って、「あるがまま」を「あるがまま」に見ることができるようになると説かれていました。読みやすい本とはいえませんが、ここに書いたエッセンスを頭に置いて読むと、いくらか分かりやすい気がします。私自身、今は分かったような気がしていますが、たびたび思い出して、振り返る必要があります。 (★★★★)

  • 林望: リンボウ先生 老いてのたのしみ (祥伝社新書)

    林望: リンボウ先生 老いてのたのしみ (祥伝社新書)
    リンボウ先生こと林望さんが実践する「令和老人生活要領」を説いた本です。リンボウ先生は、ちょっと変人で、群れない、威張らない、信念は曲げないという人。初めての老い(誰でも、自分にとってはそうですが)に対して、先手先手でいろいろと考え、対策、対応を考え、実行しています。その第一は危機管理。たとえばどこに行くのにも「誤嚥防止ボード」を持って行き、外食の際でもそれを目の前に立てながら食事をするそうです。他人がどう思おうが構わないとか。見ならいたいことはたくさん書かれていますが、ごく普通の老人には「それはちょっとなぁ」と思うことも多いでしょう。「流行には迎合しない」というのが、リンボウ先生のモットーの1つでもあります。老後の趣味の心得などについても触れられていて、参考になることもあるかと思います。 (★★★★)

  • 平凡社: 街道アトラス

    平凡社: 街道アトラス
    旧街道に興味があります。ただし、あまりあちこちの街道を歩いたわけではありません。この本では、東海道と中山道は各宿場も紹介されるなど、詳しく載っていますが、その他の街道はダイジェスト。いわば、旧街道のカタログ本といったところ。現代の道と比べたり、旧街道がどのようにつながっていたかを知るにはよい本です。ただし、この本だけを頼りに旧街道を歩くことは、ほぼ不可能でしょう。 (★★★)

  • 保阪正康: なぜ日本人は間違えたのか―真説・昭和100年と戦後80年―(新潮新書)

    保阪正康: なぜ日本人は間違えたのか―真説・昭和100年と戦後80年―(新潮新書)
    今年は、昭和100年であり、戦後80年でもあるということで、新聞などでも特集記事が掲載されています。太平洋戦争は、日本という国を滅亡の一歩手前まで追い込みました。昭和という時代もそれが終わってから35年以上経ちますから、これからは歴史として語られるようになっていくはずです。この本は、二・二六事件、東京裁判、高度成長、田中角栄、昭和天皇など、時代を大きく変えた8つの事象を取り上げ、当事者たちの感情や思惑排して見つめ直すことを通して、これまでの通説、定説とは異なるそれらの真相を浮かび上がらせようとしています。読後感としては、私なども、何となくそうなのかと思っていたことがひっくり返されたような感じを抱いています。目的と手段を取り違えている、事実や科学的知見から目をそらしている、希望的観測を事実と思い込む、妙な精神論に陥るなど、今も続く認知、思考は、太平洋戦争のときの軍指導者から始まっているのかも知れません。いろいろな意味で「戦後」という概念については、根本的に再検討が必要ですし、日清戦争から太平洋戦争に至る数十年の戦争の時代は、何に由来し、そこから何を学ぶか、よくよく考えてみる必要があると思いました。 (★★★★★)

  • 保阪 正康: 保阪正康と昭和史を学ぼう (文春新書)

    保阪 正康: 保阪正康と昭和史を学ぼう (文春新書)
    保阪正康さんは、一貫して近現代史を検証し続け、5,000人もの歴史の証人を取材してきています。この本は、月刊『文藝春秋』に掲載されたものから15編を選んでまとめられています。読み応えがあるのに、分かりやすい内容で、昭和史の証人として瀬島龍三、後藤田正晴などインタビューが、また、昭和の戦争7つの謎として無謀な開戦を決意した理由などが載せられています。その後、あの戦争と昭和史を語ろうということで、半藤一利さんなどとの対談が載っています。最後に、歴史をどう引き継ぐかということで、講演録があります。この講演では、江戸時代まで遡らなければ日本人は理解できない、江戸時代の260年を通じて、戦争をしなかったという事実から教訓、知恵を学ぶ必要があるなど、江戸時代に築かれた財産をもう一度取り戻すことの重要性が語られています。明治維新という、薩長の下級武士の暴力革命を経て、帝国主義国家が作られていく過程で、江戸自在の財産は放棄されたと著者はいいます。知識、技術は学び、取り入れたのに、哲学までには思いが至らなかったため、そうなっています。また、もう一つ、著者が強調するのは、天皇制の捉え方、論じ方です。天皇制は、本質的に戦争を嫌う制度だと著者はとらえています。これは、私には目から鱗の見方でした。さらに、天皇は何らかの形で京都にお住まいになって、政治の中心は東京にあってという江戸時代の知恵をもう一度取り戻すのもよいという提案は、真摯に検討する価値があると思います。 (★★★★★)

  • 芝村 裕吏: 関数電卓がすごい (ハヤカワ新書)

    芝村 裕吏: 関数電卓がすごい (ハヤカワ新書)
    関数電卓は持っていますし、その昔は、プログラム電卓で平均値、標準偏差などの計算をする簡単なプログラムを組んで使っていたこともあります。タイトルに惹かれて買ったのですが、ウ~ン、期待はずれでした。計算例が平方根以外にはほとんどありませんでした。関数電卓を片手に、その使い方や、どのような応用ができるかを知りたいと思ったのですが、そういう内容はあまりなくて残念でした。ただこの本を読んでよかったのは、数学の力と計算力とは別物であることが分かったこと。また、計算については、関数電卓などを駆使すればよいということでした。私自身、数学には自信がないのですが、「エェ!?、そうだったっけ?」と思う内容もありました(つまり、間違っているんじゃないの、と思える内容)。 (★)

  • 今尾 恵介: 地名散歩 地図に隠された歴史をたどる (角川新書)

    今尾 恵介: 地名散歩 地図に隠された歴史をたどる (角川新書)
    地名の由来については興味がありますから、この本を手に取ったのですが、読み始めたものの、すぐに「放置」していました。テーマごとに、それに関連する地名が列挙され、その由来について多少の説明(蘊蓄?)が書かれているのですが、列挙されている(例示されている)地名が煩雑で、読むのが面倒になってしまったのです。「地名マニア」の方であれば、これくらい何のそので読み進めたのでしょうが、私にはちょっと難行でした。2年くらい経って、気を取り直して、少々無理矢理に読み進めました。が、「不思議な名称には物語がある」という、帯の謳い文句には、いささか無理があるかなという気がします。物語というのであれば、個々の地名についてもうすこし物語って欲しい気がするのです。ただし、以上は、極めて個人的な感想です。 (★★)

  • piro piro piccolo: 意外と知らない鳥の生活 (コミックエッセイ)

    piro piro piccolo: 意外と知らない鳥の生活 (コミックエッセイ)
    本の帯に「あなたが毎日スルーしている鳥たちの素顔」「カラスも本当は人が怖い」とあります。ほとんど知っている内容でしたが、このように改めて、まとめてあると、いっそうよく分かりました。野鳥観察を始めたばかりの方、野鳥に興味を持ち始めた方には、最適な参考書の1つと思います。身近にいる鳥ばかりが取り上げられていますが、それだけに身近な鳥の行動や、特徴がよく分かって、野鳥がもっと好きになること請け合いです。タイトル通り、まさに「意外と知らない」です。自分では知っているつもりでも、意外と知らないことは多々ありそうです。 (★★★★★)

  • 五味 洋治: 高容姫 「金正恩の母」になった在日コリアン (文春新書)

    五味 洋治: 高容姫 「金正恩の母」になった在日コリアン (文春新書)
    高容姫という女性を知る人は多くはないかも知れませんが、本のサブタイトルにあるように、金正恩の母となった在日コリアンの女性です。北朝鮮では、日本から帰国した人間の社会的地位は低いため、その存在は公的には明らかにされていませんし、「国母」として崇拝されることもありません。これは、金正恩の弱点でもあり、コンプレックスにもなっているかも知れません。大阪の鶴橋で生まれ育った少女の数奇な運命をたどった、力作です。よくぞここまで取材したものだと思います。高容姫の人生をたどることで、北朝鮮の体制、社会、歴史にまで理解が及びます。ほとんど一気読みをしてしまいました。ちなみに、現在も大阪には、金正恩の伯父を始め、親戚が50名以上も暮らしているといいます。このことは、日朝関係の改善や、拉致問題の解決の手がかりになるのではないかという気がします。 (★★★★★)

  • 本郷 和人: 東大生に教える日本史 (文春新書)

    本郷 和人: 東大生に教える日本史 (文春新書)
    別に「東大生に教える」でなくてもよいのですが、この本の元になったのが、東京大学教養学部の学生たちに「暗記不要、歴史を考えるおもしろさを伝えたい」ということで行った連続講義ですから、そういうタイトルになっています。歴史、とくに高校時代に学んだ歴史は、やはり暗記科目でした。あれから50年以上経った今でも、そこから抜けきっていない気がします。そういう意味では暗記ではなく、時代を動かす原動力は何か、誰が時代を変えていくのかという視点から歴史を見て、考えるのは、新鮮です。史実は変わりませんが、それを材料に、自分の視点から、自分の見方で論理を組み立て、自分なりの歴史像を造ってみることを愉しめばよいという著者の考え方をしっかりと身につけられたらよいなというのが、読後感です。 (★★★★★)

  • 木村幹: 国立大学教授のお仕事 ――とある部局長のホンネ (ちくま新書)

    木村幹: 国立大学教授のお仕事 ――とある部局長のホンネ (ちくま新書)
    未だにこういう本を手にするということは、過去の仕事に未練があるのか、と思われそうです。確かに、健康問題がためとはいえ、定年のはるか前にリタイアせざるを得ませんでしたので、未練がまったくないとはいえません。部局長になったことはありませんでしたが、副学部長に相当する立場や、大学の評議員、セクハラマニュアル作成や、セクハラ実態調査を実施する責任者にはなりました。故に、1つの部局内だけではなく、全学的な立場での仕事も経験しました。ごく小さな研究会の会長をしたこともありますし、いくつかの学会で査読委員も依頼されたこともあります。自慢を書いているのではなく、この本の著者の経験と似たような経験もしてきたということです。世間でもたれている大学の教員のイメージは、著者が書いておられるように、実態に即したものというより、先入観がかなり先行したものと思います。現実には、多岐にわたり、大量の仕事、それも本来の業務である教育研究以外の仕事が占める比率が、年々高まっています。われわれが学生だった頃は、まさに古き良き時代でした。独法化されて以降は、教員受難時代といえるかも知れません。日本人は、大学に限らず、小中校ともに、教員に過剰に期待し、酷使していると私は考えています。専門性を尊重し、それが発揮できるような環境条件を整えてこそ、国も民も栄えるような気がします。大学の教員がどのような人達で、どのように働いているかを理解するには、好著と思います。 (★★★★)

  • デジタルカメラマガジン編集部: デジタルカメラマガジン 2025年5月号[雑誌]

    デジタルカメラマガジン編集部: デジタルカメラマガジン 2025年5月号[雑誌]
    ブロ友さんから教えていただきました。昔は、書店でよく立ち読みしていた雑誌です。2025年5月号の特集は、「野鳥撮影超入門ガイド」。内容はもちろん参考になることがたくさんありますが、載っている野鳥の写真がどれもきれいで、驚くくらい。これを眺めているだけでも楽しめるかも知れません。これで¥1,200なら、安い買い物といえるでしょう。 (★★★★★)

  • 日本放送協会,NHK出版: NHK 3か月でマスターする 江戸時代 2025年 1月~3月 [雑誌] (NHKテキスト)

    日本放送協会,NHK出版: NHK 3か月でマスターする 江戸時代 2025年 1月~3月 [雑誌] (NHKテキスト)
    NHKのEテレで放送された、同名の番組のテキストです。今年の大河ドラマ「べらぼう」の関連番組ともいえます。放送を見なくとも、このテキストを通読することによって、江戸時代の概要をおさらいし、さらに、学生時代に学んだ知識をアップデートすることができます。とくに私のように、学生時代から50年近く過ぎたものにとって、昔、教科書で学んだことが、今やまったく書き替えられていることもよくあります。図表、写真も多用されていて、とても分かりやすいものです。 (★★★★)

  • 田中 優子: 蔦屋重三郎 江戸を編集した男 (文春新書)

    田中 優子: 蔦屋重三郎 江戸を編集した男 (文春新書)
    今年の大河ドラマの主人公である蔦屋重三郎について書かれた本ですが、読み終えるのに難儀しました(苦笑)。蔦屋重三郎は、数多くの洒落本、黄表紙、狂歌を世に出し、歌麿、写楽を売り出した人物です。江戸最大のプロデューサーというか、編集者というか。大河ドラマの主人公になるくらいなら読んでみるかと思って、気楽に手に取ったものの、専門書ではないかと思えるような内容、記述で読むのに苦労しました。著者の田中優子さんは、法政大学総長も務めた日本近世文学、江戸文化の大家。 (★★★)

  • 岩波 明: 高学歴発達障害 エリートたちの転落と再生 (文春新書)

    岩波 明: 高学歴発達障害 エリートたちの転落と再生 (文春新書)
    高学歴、高機能の発達障害の方たちの人生は、かなり激しいアップダウンを示すことがよくあります。ダウンした、長いつらい時期を過ごさざるを得ない人達であっても、そこから這い上がり、復活して、成功をつかむことが可能な人達も多くいます。その一方で、長きにわたって低迷した状態から抜け出せない人や、失敗、挫折を何度もくり返してしまう人もいます。高学歴、高機能の人達は、理解がよく、必要な情報に容易にアクセスする能力を持っているのですが、この点がマイナスに作用することもあります。知識量が多くて混乱したり、自分の考えに固執して医師と対立関係になったりすることがあるからです。私自身は、発達障害のある人には、自覚と工夫が必要と考えていますが、この本を読み終えた現在も、その考えに大きな間違いはないと思っています。さらに、発達障害の特性があったとしても、広い意味での環境要因を整えることはとても重要です。専門家による専門的な援助はもちろん、学校、職場の環境調整、家族の適切なサポートなどがそれです。「工夫」をする際には、とくに力量のある専門家からの援助は不可欠です。ASDについては、中核的症状に対する、有効な薬剤がない現状では、心理教育や、認知行動療法、SSTが有用です。ADHDの諸症状には、有効な薬剤が複数ありますし、心理教育や、認知行動療法のアプローチも有用でしょう。苦手なことについてがんばろうとしないことや、自分の得意な事が上手く発揮できたり、活かせたりすることを考えることもとても大切です。この本は、当事者の方やご家族、関わりを持つ教師などの皆さんにとても参考になるでしょう。 (★★★★)

  • 外山滋比古: 人生の整理学 読まれる自分史を書く (イースト新書Q)

    外山滋比古: 人生の整理学 読まれる自分史を書く (イースト新書Q)
    著者は、私の出身高校が旧制中学であった時代の大先輩。『思考の整理学』ほか、多数のベストセラーを書いておられます。この本は、ほかの本を探しに書店に行ったときに見つけて、即買い。自分史を書こうとは思っていませんが、これまでの人生を振り返るのに、何か参考になるかも知れないと思って、買ってきました。「サクセスストーリーのほとんどが退屈」「言いたくてむずむずするところは抑える」「『私』をおさえて『間接話法」で書いてみる」「お手本の文章をみつけて、軟度も読む」「内田百閒『戦後日記』のようにさらっと書いてみる」などなど、首肯するところ多々ありました。 (★★★★)

  • 小松 正: なぜヒトは心を病むようになったのか? (文春新書)

    小松 正: なぜヒトは心を病むようになったのか? (文春新書)
    進化心理学とは、ヒトの心のはたらきを「自然淘汰による進化」という考え方によって統一的に説明しようとする分野です。私が現役の頃から発展してきた、新しい心理学の分野です。この本は、ヒトが陥る自己否定的な状態、他人に対する攻撃性、人間同士の対立や分断など、ネガティブな性質がなぜ進化の過程で残ったのかを考察しています。一言でいうと、それは生存や繁殖と深い関係があるというのです。進化心理学から捉えることで、これら、心のダークサイドがよりよく見えてきます。 (★★★★)

  • 林 望: 節約を楽しむ あえて今、現金主義の理由 (朝日新書)

    林 望: 節約を楽しむ あえて今、現金主義の理由 (朝日新書)
    林望こと、リンボウ先生の本は、昔々、よく読みました。「イギリスはおいしい」などのエッセイは楽しみました。この本のタイトルをネットで見たとき、まさかあのリンボウ先生だとは思ってもみませんでした。リンボウ先生と節約というのが結びつかなかったのです。しかし、読んでみると、まがいもなくあのリンボウ先生の文章でした。ただの節約術の本ではなく、高齢になったときのライフスタイル、生き方について、リンボウ先生の考え方が展開されていました。筋金入りのへそ曲がりにして、頑固者のリンボウ先生らしい生き方です。キーワードを拾っただけでも、その一端が分かります。「銀行は信用してはいけません」「(お金を)知らない人に預ける危険性を考える」「高齢者は見栄を張らない」「冠婚葬祭は義理を欠く」「自然の調整機能に任せる」などなど。私はリンボウ先生ほど変人でも頑固でもないと思っていますが(多少は変人で、融通が利かないという自覚はあります)、なるほどと思ったことは参考にして行きます。 (★★★★)