20251127ご近所イチョウ巡りツアー
1つ前の記事とも重複しますが、11月27日に「2025ご近所イチョウ巡りツアー」に行ってきました。ちょっと大げさですが、毎年この時期、徒歩圏内にある大イチョウを見に行っています。この日、7時前にクルマで江場にある円通寺まで送ってもらって、そこを7時5分にスタート。顕本寺、仏願寺、法盛寺、楊柳寺、九華公園、六華苑とイチョウを見て回ってきました。冒頭の写真は、円通寺。道路を挟んだところから撮ったもの。
法城山円通寺は、真宗本願寺派のお寺。元亀3(1572)年、江場城主の子・佐藤秀道が出家して教円と名乗り、開基したと伝わります。ここのイチョウの木の高さは30m、幹囲は5.7m、樹齢は400年以上だといいます(9年前に訪ねたとき、お寺の方にそのように伺いました)。
ただし、享和2(1802)年8月に完稿した『久波奈名所図会』の「円通寺」の図には(左の画像)、本堂の前に2本の木は描かれているものの、イチョウとは違うように思えます。円通寺の場所は変わっていませんから、この大イチョウ、いったいいつからここにあるのでしょう?
このイチョウには、この写真のように、「乳根」(乳頭、乳柱、気根ともよばれます)がいくつかあります。老木になりますと、幹や大枝から円錐形の気根状突起が生じることがあるのです。イチョウの乳と呼ぶこともあるそうです。ここでは、例によって、大イチョウからパワーをいただいてきました。
円通寺から県道613号線を250mほど北に行くと、自栄山顕本寺があります。日蓮宗のお寺。檀家には桑名藩士が多く、関連する墓が多数現存します。中でも、吉村又右衛門宣充の墓と、水谷九左衛門光勝の墓は桑名市指定文化財に指定されています。また、服部半蔵の墓もあります。ここにも割と大きなイチョウの木があったのですが、先日、車で通ったとき、かなり剪定されてしまっているのを見つけました。左の写真は、この日撮ったもの。右は、去年のもの(2024年11月30日:20241130ご近所イチョウ巡りツアー)。
顕本寺から萱町交差点を越えて法盛寺に行く途中、仏願寺があります。真宗本願寺派。去年は気づかなかったのですが、ここにもやや小ぶりのイチョウの木がありました。
その先に般若山法盛寺。桑名坊舎柳堂と号し、浄土真宗本願寺派。東御坊の本統寺に対し、西御坊とも呼ばれます。元は三河国矢矧(やはぎ)(現岡崎市)にあり、応仁2(1468)年、桑名郡益田庄に移ったのち、現在地に移っています。明治初年まで尾張、美濃、伊勢に末寺200余ヵ寺を数え、境内には寺内寺が7ヵ寺あったといいます。ここにもイチョウはありますが、大イチョウではありません(右の写真)。しかも、去年より枝が小降りになった気がします(2024年11月30日:20241130ご近所イチョウ巡りツアー)
本堂の前にあるのは、柳堂という名にちなんでか、柳の大木です。
法盛寺の裏手(東側)に楊柳寺があります。去年は見に行っていないのですが、ここにも確かイチョウがあったなと思って見にいたら、ありました。安国山と号し、曹洞宗の寺。開基は不明、戦国時代に薩摩国福昌寺の高山和尚によっって再興されたといいます。江戸初期に現地に移転。6世住職・万機和尚は、真田幸村の三男といわれているそうです。この寺は、天武天皇にゆかりがあるとされます。壬申の乱(672年)の時に、後の持統天皇が当寺に滞在されたとも伝えられますが、寺の所在地は度々移動しています。天平12(740)年、藤原広嗣の乱の時に、聖武天皇が難を避けるため、大和から桑名郡の「石占頓宮(いしうらとんぐう)」に至り、美濃、近江を経て山城(京都)に入ったといいます。この石占頓宮の場所はハッキリしないものの、この楊柳寺付近とも考えられているようです。しかしながら、天武・持統・聖武の三天皇の御代、新屋敷付近は、まだ海だったといいますから、これらの説も確実なものではないと思われます。
九華公園。イチョウの木は何本もありますが、もっとも大きいのはたぶんこれ。管理事務所の南にあります。この写真の左手に行くと、奥平屋敷跡に至るところ。左右の写真は、同じイチョウを別角度から撮ったもの。
続いて、諸戸氏庭園の大イチョウ。先日、紅葉を見に行ったときも、庭園内から撮影を試みましたが、うまく行きませんでした(2025年11月23日 :20251122諸戸氏庭園の紅葉)。去年、いろいろと歩き回って確かめましたが、揖斐川右岸の堤防道路の住吉水門近くから見るのが(東側から見ています)、もっともよく見えました。右の写真は、拙宅玄関前から撮ったもの。この大イチョウも見えています。
そして、六華苑の大イチョウ。六華苑の入口、長屋門の脇にあります。六華苑(旧諸戸清六邸) は、山林王として知られた実業家・二代諸戸清六の新居として明治44 (1911)年に着工、大正2(1913) 年に竣工。揖斐・長良川を望む約18,000㎡の敷地に、洋館と和館、蔵などの建造物群と「池泉回遊式」庭園で構成されています。中でも、洋館は、鹿鳴館やニコライ堂などを手がけたイギリス人建築家 ジョサイア・コンドルが設計したもの。この六華苑の大イチョウも大きいのですが、円通寺の大イチョウの方が、大きいように思われます。六華苑の大イチョウのサイズは、ネットで検索しても情報はヒットしません。

このとき(11/27)に見ていない大イチョウ。まずは、鎮国守国神社のイチョウ。拝殿の背後に大イチョウが確か4本あります。これらのイチョウの木も、立派なのですが、南側から全体像を撮るのも難しいのです。拝殿の北側は、市民プール、柿安本社と接しており、間には細い道が1本あるだけで、こちらからも写真を撮るのがとても難しいところ。左の写真は、11月21日に撮影。右の写真は、11月29日に九華招魂社の前から撮影したものに入れ替えました。
御坊さん(真宗大谷派桑名別院本統寺)の大イチョウ。同朋会館の南側にあります。これは11月20日の撮影。






























































































































































![デジタルカメラマガジン編集部: デジタルカメラマガジン 2025年5月号[雑誌]](https://m.media-amazon.com/images/I/51ZaHrxY7gL._SL75_.jpg)
![日本放送協会,NHK出版: NHK 3か月でマスターする 江戸時代 2025年 1月~3月 [雑誌] (NHKテキスト)](https://m.media-amazon.com/images/I/51JJg6-9D4L._SL75_.jpg)
























最近のコメント