「標本」展@三重県総合博物館へ
今日も暑くなっています。津のアメダスでは、最高気温は、33.2℃。家内の実家での一人暮らしが続いていますが、退屈しのぎその3として、今日は、三重県総合博物館で開催されている「標本」展に行ってきました。昨日の記事で、どのように行くか迷っていると書きましたが、結局、実家からバスで久居駅へ。近鉄に乗り換え、津まで。津駅からはバスということになりました。たいしたことはありませんがそれなりに理由があります(後述)。往きは8時前のバスに乗り、久居駅には8時25分頃到着。¥580。久居駅8時31分発の急行で津駅には8時40分着。¥300。津駅西口9時13分発の総合文化センター行きのバスで、9時17分着。博物館は、この総合文化センターの敷地内にあります。帰りは、逆ルートで、実家には12時20分頃帰宅。歩いたのは、少なくて3.1㎞ほど。
開催の趣旨は、次の通り。これは見逃す手はないと思っていたのですが、結局、見に行けたのは、会期末間際になりました。
開館10周年の夏は、わくわくするような昆虫・化石・岩石や鉱物・動物・植物など、当館のたくさんの自然史標本を大公開します!
博物館がたくさんの標本を集めるのはなぜ?どうやって集めるの?標本から何がわかるの?そんな疑問にもお答えします。当館の前身である三重県立博物館時代から集め、保存してきた「標本」の数々とそのすばらしさ、また展示を見るだけではない、博物館の真の姿を紹介します。
こちらが展示室の入り口。企画展示は、いつもこの展示室で行われます。右の写真は、入り口を入ったところの様子。手前に埋まっているのは、「ヒパクロサウルス」という化石の標本。アメリカで発掘されています。すべて撮影可能でしたので、100数十枚も写真を撮ってきてしまいました(すべてスマホ写真)。
チョウの標本はとくにきれいでした。左の写真は、モルフォチョウの仲間のもの。右は、さまざまなチョウの標本を集めたもの。
恐竜の標本は、大きくて目を引かれます。こちらは、トリケラトプス。
趣味の野鳥の標本も気になります。左の写真には、キジなどさまざまな標本が並んでいる様子が写っています。右は、その中からコゲラをクローズアップしたもの。このほか、植物、岩石、卵、種子、動物など多種多様な標本や、標本のつくり方などが展示されていて、とても興味深く見て回ってきました。展覧会は、9月16日までです。
今回も図録を入手してきました。博物館も好きですが、図録を見るのも(集めるのも?)好きです。今回のものは、¥1,000。展示内容に沿って、あつめる、のこす、しらべる、つたえるという内容構成。
以下、余談。三重県総合博物館へ行くと、必ず会ってきます。オオサンショウウオのさんちゃん。三重県総合博物館唯一の生きた標本。ミュージアム・ショップ奥の水槽にいます。ほとんど動かないのですが、今日はお子さんを二人連れたお母さんが見ていたら、「動いた!」とおっしゃっていました。残念ながら、私は動くのを見たことはありません。右の写真は、展示室前にあるミエゾウの骨格標本。気に入っていて、行くたびに写真を撮ってしまいます。
久居駅経由で行った理由その1。以前、エキタグというスマホアプリを紹介しました(2024年3月17日:20240317近鉄ハイキング酒蔵みてある記「銘酒『伊勢旭』旭酒造をたずねて」へ(一回完結))。最近は出かけていませんでしたので、デジタルスタンプが増えていませんでした。久居駅にも設置されているのを確認しましたので、久しぶりにゲットしようということで、往きに電車に乗る前に確認してきました。これでようやく8個目。
理由その2。これは、以前に見ているのですが(2018年12月23日:20181223近鉄ハイキング「酒蔵みてある記 酒蔵めぐり油正『初日』と桃園三地蔵」へ……予告編、年内のウォーキング/ハイキング納め)、久居駅東口に、こういう銅像があります。忠犬ハチ公といえば、渋谷駅前なのですが、久居駅にもその銅像があるのです。これは「上野英三郎博士とハチ公」という銅像。飼い主の上野英三郎博士が、現在の津市久居元町(一志郡本村)に生まれたという縁で、ここに平成24(2012)年10月銅像が建てられたのです。久しぶりに見ようと思って、こちらは帰りに立ち寄ってきました。
オマケ。ほぼ1時間で展示を見終わったのですが、10時台に津駅に行くバスは、10時46分の1本のみ。30分ほど時間がありましたので、図録を買うついでに「さんちゃんクッキー」が目に入りましたので、2個入り¥150を買って、休憩スペースで勝手におやつタイム(微笑)。
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