今日は最高気温17.3℃、おおむね晴れで、風もさほど強くはなく(最大風速は4.0m/s)、絶好のハイキング日和。近鉄ハイキング「【三岐鉄道合同企画】いなべの桜・貨物鉄道博物館と「おふろcaféあげき温泉」でととのう」に行って来ました。三岐鉄道三岐線の丹生川駅で9時から11時半の受付でしたので、近鉄桑名駅を8時22分に出る伊勢中川行き急行に乗車。近鉄富田駅に9時29分着。¥300。8時49分発の三岐鉄道三岐線西藤原行きに乗り換えて、丹生川駅には9時27分に到着。¥510。三岐鉄道三岐線では、今年度から、JR東海から導入した新型車両5000系が順次導入されますので(こちら)、写真の車両(西武鉄道から導入したもの)は廃車になるそうです。今回も一人旅。
いきなりの余談ですが、三岐鉄道三岐線では、切符は、今でも硬券が用いられています。ICカード全盛、クレジットカードでも乗車できる時代に、大変貴重だと思います。
丹生川駅は、ローカル線ののどかな駅というイメージがピッタリ。駅舎の中にツバメの巣があり、ツバメが止まっていたくらい。ただ、これに気を取られたせいで忘れてしまったことがあり、大失態。これについては、後述。
コースマップを受け取り、9時半にスタートします。これは駅前から西の方を見た写真。奥に見えているのが、藤原岳。今日、歩いていた間、ほとんどのところからこの藤原岳がよく見えていました。藤原岳は、我が家の玄関先からもよく見えています。
こちらが、今日歩いてきたルートマップ。丹生川駅からほぼ真北にある三岐鉄道北勢線の阿下喜駅を目指します。貨物鉄道博物館を見てから東に回り、員弁川に沿って植えられた桜並木を愉しみながら歩くという趣向。阿下喜では、いなべ阿下喜ベースに立ち寄ります。ルートマップ上は、5.6㎞でした。
丹生川駅にほぼ隣接するように貨物鉄道博物館があります。三岐鉄道とボランティアの皆さんとの協同により、わが国初の鉄道貨物輸送専門の博物館として、平成15(2003)年9月15日に開館しました。子どもたちが小さい頃、たぶん開館して間もないときに1度訪ねたことがあります。その時に比べますと、展示内容はずいぶん充実したと思います。こちらもご覧ください。
この博物館は、明治以降陸上貨物輸送の主役として活躍し今なおJR貨物や三岐鉄道をはじめとしたいくつかの鉄道会社が手がけている鉄道貨物輸送に焦点を当て、産業文化遺産として後世に残すべき貴重な貨車等を保存展示する施設です。定例開館日は、毎月第1日曜日のみ(入館無料)ですが、屋外の展示車両はいつでも見られます。今日は、近鉄ハイキングにあわせて午前中のみ臨時開館。
貨物鉄道博物館を出たところで、近鉄富田往きの普通電車が来ましたので、今日もまた「俄撮り鉄」。丹生川まで来る電車にも撮り鉄と思われる方が乗車しておられましたし、コースの途中でも電車を撮ろうと待ち構えている方もいらっしゃいました。三岐鉄道は、撮り鉄の方には人気のようです。
これらは、コース途中の写真です。ほぼ田園地帯。いなべ市を近鉄ハイキングで最初に歩いたのは、7年前の2月末でしたが(2018年2月27日:近鉄ハイキングで“昭和レトロな町でおひなさん 早春の鈴鹿山脈を眺め「あげきのおひなさん」へ”(予告編)……マップ上9kmなのに、12.4kmも歩いたお話(笑))、このときは初春でした。春にいなべ市を歩くというイメージが私にはあります。
藤原岳の写真は、途中で何枚も撮ってきましたが、その1枚。東海環状道が通っています。藤原岳は、初めの方にも書きましたが、我が家からもよく見えますが、さすがにここまで来ると、近い!!
ルートマップで、員弁川に出たあたりから「員弁川散歩道」となります。ここにソメイヨシノの並木が1㎞以上にわたって続いており、これが「員弁川桜並木」。ほぼ満開で、ハイキング参加者以外にも、たくさんの方が散策したり、写真を撮ったりしておられました。
途中、何カ所かで写真を撮ってきました。左の写真は、桜並木の始まったあたりから阿下喜方面を撮ったもの。ずっと桜並木が続いているのがお分かりいただけるでしょう。右は、桜並木と藤原岳とのコラボ写真。
こちらは、阿下喜について桜並木から離れるとき、振り返って撮ったもの。これまでに私が見た桜並木では、鍋田川の桜並木が見事でしたが、それ以上と思います(2019年4月4日:20190403近鉄ハイキング「木曽岬町の採れたてトマトを食すハイキング 鍋田川堤の桜トンネルと『きそさきトマト』」へ(その1)……近鉄弥富駅をスタート、鍋田川堤桜並木から源盛院で芭蕉句碑、常在院に立ち寄る)。
桜並木からは、いなべ菓子店八舎が立ち寄り先に指定されていました。どら焼きが名物のようですが、例によって私は、立ち寄って写真を撮っただけで失礼してしまいました。
最後の立ち寄り先は、いなべ阿下喜ベース。以前は、阿下喜温泉として営業していましたが、リニューアルされ、おふろcaféあげき温泉、新上木食堂、AGEKI BASE HOTELの3つの施設が併設されています。ここで温泉に入れば、ととのったのですが、今回も入浴はせず。新上木食堂で昼食を食べることも考えたのですが、営業が11時から。ここに着いたのは10時45分で、次の西桑名行きは11時39分発でしたから、時間に余裕がなく、落ち着いて食べられないだろうと、断念(昼間、西桑名行きは1時間に1本なのです)。新上木食堂にあるショップでいなべ蕎麦を土産にゲット(¥480)したのみ。
11時過ぎに三岐鉄道北勢線の阿下喜駅へゴール。ここで抽選会が行われていたのですが、敢えなく敗退。私のコースマップの番号は、#50でしたが、いなべ菓子店八舎さんのどら焼きは、下1桁が3、8。あげき温泉の入浴券の当り番号は、かすりもせず(苦笑)。
西桑名行きの発車時刻まで時間がありましたので、軽便鉄道博物館を見てきました。左の写真は、再構築された阿下喜駅にあった軽便鉄道転車台。右は、北勢線を走っていたモニ226号電車の現車保存展示。
こちらは、軽便鉄道博物館の建物と名松線家城駅にあった腕木式信号機。
阿下喜駅を11時39分に出る西桑名行きの普通電車に乗車します。最近、北勢線では全駅でICカードが使えるようになって、便利になりました。失礼ながら、ここだけハイテクという感じ。
電車はこちら。いわゆるナローゲージ。北勢線の線路幅は762mmで、新幹線の1,435mmに比べ、半分くらい。JR在来線などは、1,067mm。
西桑名駅には、12時26分に到着。¥510。当然ながら、ICカードにチャージする機械も置かれていました。駅前では、「障サ連&桑名うまいもん横丁チャリティコラボイベント!キッチンカーやワークショップを楽しもう」が行われていましたので、覗いてきました。
ところで、今日のGoogle Fitのデータ。8.88㎞で、14,286歩でした。よく歩きました。
こちらは、三岐鉄道三岐線富田駅でゲットしたエキタグのデジタルスタンプ。このデジタルスタンプ、丹生川駅にも、阿下喜駅にもあったのですが、すっかり失念。ワーキングメモリーが弱くなっている証拠でしょう(苦笑)。丹生川駅では、ツバメに気を取られて忘れてしまいましたし、阿下喜駅にはデジタルスタンプがあること自体、未確認でした。大失態。また機会があれば、ゲットすることにします。
ちなみに、今回で、通算199回目のハイキング/ウォーキング参加でした。200回目は、来週末にも達成できるでしょうか!?
最近のコメント