お知らせ

  • データの移行について
    2005年10月26日のブログ開始当初から、2026年9月30日までの記事は、「猫の欠伸研究室(アーカイブ)」に移行しました(http://blog.livedoor.jp/taichimaru151/)。 このココログの「猫の欠伸研究室」には、2021年1月以降の記事を残し、2020年12月以前の記事は削除しました。2021年1月1日以降の記事は、両方にあります。

レンズを通した自然観察

  • この「レンズを通した自然観察」ということばは、恩師のお一人が、私の趣味を形容しておっしゃったものです。2023年2月7日のブログに書きましたが、実はときどき思い出していることばです。お世話になった先生方はたくさんいらっしゃいますが、この恩師は、就職のことから学位論文の執筆、審査に至るまで本当にお世話になった先生です。「写真の撮り方を指南してもらいたい」ともおっしゃったのですが、これはお世辞と理解しています。私はほぼ隠居状態となって10年以上になりますが、今、改めてこのことばをかみしめています。この先生には結婚式の際に「理論と臨床をつなぐ仕事をするように」ということばをいただきました。体調を崩してそれには十分に応えられませんでしたので、せめてこの「レンズを通した自然観察」については、極めるとまでは行かないにしても、もう少し精進したいと考えています。

ブログ名の由来

  • ブログ名の「猫の欠伸研究室」は、中日新聞の夕刊に連載されている「紙つぶて」というコラム(平成22(2010)年1月13日)に、元新党さきがけ代表の武村正義さんが書いていらっしゃった「人生は猫の欠伸である」というコラムによります。武村さんは、“チベットで鳥葬を取り仕切る僧侶が、「人の生涯は猫の欠伸のようなもの」と語った”と書いていらっしゃいます。「猫の欠伸のようなもの研究室」としたかったのですが、ちょっと間延びしますので、「猫の欠伸研究室」とした次第です。「研究室」とつけたのは、過去、大学に勤めていたことがあるということやら、知らないこと、分からないことがあると何でも調べずにはいられない性分であること、屁理屈、講釈が大好きであることからであります。しかし、「人生の研究をしている」のではありません。「大所高所」からのご高説を開陳できるほどの力量はないが故、「小所低所」からの戯れ言をつぶやくのが精一杯(苦笑)。身の程に合わせ、勝手なことを書き綴っていますので、御用とお急ぎでない皆様には、今後ともご交誼のほど、お願いいたします。是非ともコメントを頂戴し、少しでも世間を広げたいと熱望しております。

モットー

  • 座右の銘というほど立派なものはありませんが、過去に体調を崩し、療養生活を送った経験から、私なりのモットーをつくっています。その一つは、「淡々と飽きもせず……」です。自分では、「……」と余韻を残しているところが気に入っています。こだわりすぎや、やり過ぎはよくありません。若い頃はムキになってやったこともありますが、今はこのように「淡々と飽きもせず……」が自分に合っていると思っています。もう一つは「晴耕雨読」ならぬ「晴歩雨読」です。マンション暮らし故、耕すところはありません。代わりに歩いています。そして、最近(令和3(2021)年に入った頃から)追加したのが、「散歩生活、ときどき仕事」。NHKのテレビ番組に「晴れ、ときどきファーム!」というものがあります。これのもじり。浅学非才の身ですので、ご交誼の上、いろいろとご教示をお願いします。

グルメ・スイーツ

2026年10月10日 (土)

今日もカワラヒワの日……おやつは安永餅

Dsc02841c_20261010133901  今日も朝からよく晴れています。最高気温は27.0℃なのですが、暑く感じますし、散歩で久しぶりに汗を掻きました。その散歩は、8時15分から、住吉入江、船場町、三之丸公園、七里の渡し跡、住吉神社、桑名七里の渡し公園と2.8㎞。途中、三之丸公園の近くで、久しぶりに会う散歩友達があり、しばらくおしゃべりをしてきました(笑)。

Dsc02851c_20261010133901 Dsc02894c_20261010133901  開園前の七里の渡し公園を覗くと、修景池のところにキジバトと、ドバトが1羽ずつ。以前は、この時間帯、ドバトが集まったり、ハクセキレイがいたりしていましたが、最近は、野鳥はあまりいません。

Dsc02919c_20261010133901  船馬町にあるお宅の屋根に、スズメが2羽。寄り添いつつ、見ている方向は真逆というのがおもしろい。ほかには、あちこちからヒヨドリの鳴き声が聞こえていました。

Dsc02981c_20261010133901  川口水門から揖斐川の上流方向を見ると、住吉水門の少し上流にアオサギがいるのが見えました。

Dsc03045c_20261010134001 Dsc03111c_20261010134001  住吉水門に急ごうと、揖斐川の堤防を速歩で歩いていたら、アオサギが飛び立って来ました。さっきのところにいたら、住吉神社前から揖斐川に降りる階段のところから、写真が撮れたのですが、これでは、逆光の位置に降りそうです。

Dsc03185c_20261010134001  予想したとおり、アオサギは住吉水門の下流側から少し離れたところへ。ここでは、この時間、こんな写真しか撮れません。しかし、まぁ割と近いところで、アオサギを見られましたので、これもよし。

Dsc03244c_20261010134001 Dsc03284c_20261010134001  散歩友達と喋っていましたので、桑名七里の渡し公園に入ったのは、9時ちょうど。修景池には、ハクセキレイが2羽。左の写真は、いつもいる、右の翼を傷めた個体。

Dsc03588c_20261010134001  公園を一回りする途中、諸戸氏庭園にキジバト。

Dsc03608c_20261010134001 Dsc03624c_20261010134001  諸戸氏庭園との境にある電線には、カワラヒワが2羽。キジバトがいた上のあたり。見上げて写真を撮っていますので、こういう「腹打ち写真」になってしまいます。

 Dsc03983c_20261010134101 Dsc03847c_20261010135201 池に戻ってきたら、今日もカワラヒワがよくやって来ました。多いときには、5~6羽のグループがやって来ます。

Dsc03953c_20261010134101  カワラヒワを見ていたら、遠く、諸戸氏庭園との境にある電線にモズが登場。公園に入ったとき、鳴き声は聞こえていたのですが、姿が見られたのは、今日はこの1回のみ。もう縄張りとして確定できたので、あまり出てこなくても大丈夫ということなのでしょうか??

Dsc04077c_20261010134101  池には、ハシボソガラスもやって来ました。水の中に嘴を突っ込んでいましたから、水生昆虫を食べていたのでしょう。

Dsc04107c_20261010134101 Dsc04111c_20261010134101  今日のバードウォッチングの締めもカワラヒワ。

Dsc04112c_20261010134201 Dsc04113c_20261010134201  飛び出しシーンが撮れていました。「撮れていました」というのもヘンですが、連写した中に写っていたのです。

Dsc04114c_20261010134201  画角からちょっとはみ出したものもありますが、まぁご愛敬ということで。

Dsc03488c_20261010134001 Dsc03563c_20261010134001  昆虫たち。いずれも公園で見ています。西側の草むらでは、今日もウスイロササキリ。毎日います(笑)。ヤマトシジミは、今日もたくさん見ました。これはメス。

Dsc03700c_20261010134101  Dsc03636c草むら近くの遊歩道では、ウンモンクチバ。これもよく見ます。小さな蛾は、ほかにも本当にたくさんいます。右の写真は、湧水口の西側の草むらにいたナガコガネグモのメス。先日も見ていますが(2026年10月7日:今日は、モズが大サービスしてくれました)、以前にも何度か同じあたりで見ました。

 Dsc03784c_20261010134101 Dsc03828c_20261010134101芝生広場で、いずれもチャバネセセリ。ときどき同じ花に2頭が仲良くやって来て、蜜を吸っているのを見ます。今日は、昆虫もあまりいませんでしたが、せせらぎでアオモンイトトンボのオスを2匹見ました。写真は撮れず、残念。

261010140815990c  余談は、おやつ。昨日の記事で、今日、明日と寺町商店街で桑名菓子まつりがあると書きました(2026年10月9日:カワラヒワの日……写真展も見てきました)。そこに安永餅の柏屋さんも出店するとあり、久しぶりに安永餅が食べたくなり、買ってきてもらいました。安永餅は、桑名の名物。もう1軒、永餅屋老舗がありますが、わが家の好みは、柏屋さんのもの。柏屋さんでは、1本1本、手作りされているのです。

Dsc03127c_20261010134001 散歩&鳥見友だちのYさんによれば、今朝、九華公園にカモが1羽、飛来していたそうです。そろそろカモがやってくる頃かなと思っていました。ヒドリガモでも、ハシビロガモでも、キンクロハジロでもなさそうだということでした。先日、私も、住吉入江で見ましたが、そのときもヒドリガモかな?という感じでした(2026年10月 7日:今日は、モズが大サービスしてくれました)。カモが本格的にやってきたら、また、九華公園に見に行きましょう。

2026年8月24日 (月)

桑名七里の渡し公園にセグロセキレイ

260824125159528c Dsc03590c-2  今日も、昨日と同じく、朝から暑くなっています。午前中にすでに最高気温を記録。35.0℃(11時41分)。今日は、桑名七里の渡し公園の休園日。公園には入れませんし、暑くなることが分かっていましたので、今朝は7時20分から散歩へ。参宮町、住吉入江、住吉神社、桑名七里の渡し公園の周りと、2.7㎞。公園には、8時過ぎから造園業者の方が、草刈り作業の準備をしていました。

Dsc03533c_20260824141601  参宮町へ行く途中、蓮見町で電線にムクドリ。熱心に身繕いをしていました。

Dsc03599c_20260824141701 Dsc03614c  住吉神社に行く途中、公園を覗いたら、ドバトの天国(笑)。見ていますと、ほぼ毎日のことですが、開園前、池の周囲にはドバトが数羽、やってきています。

 Dsc03784c_20260824141701 Dsc03651c-2_20260824141701左の写真は、「ドバトの4段重ね」(笑)。ほかには、ハクセキレイが1羽いるのが見えました。

Dsc03918c_20260824141701 Dsc03933c_20260824141801  住吉神社の前から揖斐川を眺めたら、住吉水門のところ(下流側)にアオサギが1羽。先日もいた若者のような気がします(2026年8月21日:住吉水門のアオサギさん……TSUTAYA桑名店が10月に閉店で、桑名の本屋さんも少なくなります)。写真は、水門の上流側の高水敷から撮っています。広角24mmで撮ると、右のような写真。40m以上先にアオサギがいます。この時間、ほぼ逆光の位置になっています。

 Dsc03977c_20260824141801 Dsc04002c-2揖斐長良川の中州にも、アオサギが2羽いました。ただし、先日も書きましたが、右岸から中州までは、320m以上あります。

Dsc04122c_20260824141801  住吉神社や、住吉浦休憩施設の駐車場あたりには、今日は、何もいません。公園の東側から、中のせせらぎを覗いたら、ムクドリたちが水浴び中。

Dsc04211c_20260824141801  住吉橋を南に渡って、土手を見ていきます。バッタを見ようと思っていたのですが、イトトンボを見つけました。それも2匹。左の写真は、アオモンイトトンボのメスのように思います。手元の図鑑(日本の昆虫1400 ② トンボ・コウチュウ・ハチ、文一総合出版)には、「アオモンイトトンボのメスでは、黒条が第1腹節に達しないが、アジアイトトンボのメスでは、それが第1腹節に達する」とあります。黒条は、第1腹節には達していないように見えます。

Dsc04286c_20260824141901  もう1匹。上記の点が、今ひとつ見にくいのですが、こちらも同様のように見えますから、アオモンイトトンボのメスかと思います。ここは、公園の修景池からは、住吉入江を挟んで、南東へ100mほどのところです。

Dsc04332c_20260824141901  撮影できたバッタは、これ1匹。ショウリョウバッタモドキでした。細長くて、頭が尖っており、直線的な体型をしたバッタ。体は緑色で、背中は茶色っぽい。複眼の後ろから前翅にかけて走る白い筋(白条)と、それに沿う赤褐色のラインが明瞭に入っています。

Dsc04387c  再度公園の南へ。このときには、造園業者の方が到着して、作業準備中。住吉ポンプ場のところに、ハシボソガラス。

Dsc04446c_20260824141901 Dsc04472c_20260824142001  造園業者の方がいないところから、池を覗いたら、セキレイがいましたので、写真を撮ってきました。カメラの液晶ビューでは、「ハクセキレイじゃない気がする」と思ったのですが、パソコンで見たら、セグロセキレイでした。セグロセキレイは、九華公園で見たことがありますが(2024年10月31日:カワセミとジョウビタキの日でした(微笑))、ここでは初めて。水生昆虫を捕まえたようです。

Dsc04182c_20260824141801  土手のところで見つけた植物。コヒルガオの可能性が高いと思いますが、セイヨウヒルガオかも知れません。コヒルガオの花の大きさは、3~4㎝くらいですが、セイヨウヒルガオは3㎝ほど。葉の大きさ、形や、花柄が分からないと、きちんとした判別は難しいということでした(GoogleGemini、ChatGPTによる)。明日、忘れていなかったら、これらの写真を撮ってきます。

Dsc04350c_20260824141901  もう1つは、公園の南にありました。アレチヌスビトハギ(荒れ地盗人萩)です。マメ科シバハギ属の多年草、北アメリカ原産の帰化植物。茎は、直立または斜上して、高さは50~100cmになります。

260824110259459c 260824111908132c  ところで、リハビリのあとは、珍しくこちらへ。外食など、私にしては珍しいうえに、いつ以来か記憶がはっきりしません。確か、去年10月にJRさわやかウォーキングで関ヶ原に行ったとき(2025年10月12日:20251012JRさわやかウォーキング「子供から大人まで楽しめる関ヶ原の歴史と自然を満喫しよう」へ(予告編))、大垣駅ビルにあるアスティ大垣のおらが蕎麦で鶏天蕎麦(¥890)を食べて以来か? 今日は、やよい軒桑名江場店。ほかの店に行こうと思ったのに、道を間違えてしまい、最初に目に入ったここに変更したのです(笑)。この前は何度も通っていて、気になっていたところですから、まあ良し。ここで、やよい御膳、税込み¥1,140。品数があり、量はさほど多くはなく、けっこうおいしくいただいてきました。天ぷらはサクサクに上がっていましたし、焼き魚も程良い加減でした。

260824115820476c 260824115841608c  その後は、こういうところを回って帰宅。MEGAドンキホーテUNY星川店と、三洋堂書店星川店です。ドンキでは見て回っただけで、三洋堂書店では文庫本を2冊ほどゲット。

2026年8月22日 (土)

ダイサギと昆虫の日……猛暑日です

Dsc00577c_20260822140101  天気予報の通り、猛暑日になりました。最高気温は、36.2℃(12時35分)。朝から蒸し暑く、散歩途中の9時には、30℃を超えたくらい。その散歩、今朝も今朝と手、8時半から参宮町、住吉入江、住吉神社、桑名七里の渡し公園と、3.5㎞。

Dsc00598c_20260822140201  住吉入江を住吉神社に向かって歩いているとき、揖斐川の上空あたりに鳥影。慌てて撮った写真が、こちら(証拠写真以下ではありますが)。ミサゴのようでした。

Dsc00624c_20260822140201 Dsc00646c_20260822140201  開園前の桑名七里の渡し公園を覗いたところ、池のそばにドバトたち。どこかから飛来し、池に向かっているところ。ほかに、スズメや、ハクセキレイもいました。今日は、住吉橋の隙間・ドバトは不在。

Dsc00736c_20260822140201 Dsc00760c_20260822140201  住吉神社の前から揖斐川を眺めていたら、下流側の高水敷の影からダイサギが飛び立ってきました。私からは見えないところにいたもの。揖斐長良川の中州には、あわせて3羽のダイサギらしき姿。

Dsc00882c_20260822140301 Dsc00963c_20260822140301  公園に入る前に、東側を歩きながら中を覗いたら、ムクドリたちと、イソヒヨドリのメス。この時間、ムクドリは20羽くらいいました。ここでこんなにムクドリを見るのは、久しぶり。イソヒヨドリは、水浴びをしたあとのようで、身繕いをしていました。ほかには、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワがいるのが見えました。

Dsc01413c_20260822140501 Dsc01460c_20260822140501  公園には8時55分に入園。入園したものの、鳥たちはいなくなってしまいました。やむなく、池の周囲、芝生広場などで昆虫を見て、池に戻ってきました。散歩&鳥見友だちのYさんと出会い、暑かったので、休憩所でクールダウン。その後、休憩所前、すなわち池の畔で鳥見再開。カワラヒワたちがやって来ました。水浴びに来るのですが、私たちに気づくと、すぐに逃げます。左の写真は、松の木に逃げたところ。右は、水浴びに来て、せせらぎ近くの岩に降りたところ。

Dsc01469c-2 Dsc01502c_20260822140501  こちらは、遠くからそっと覗いて撮ったもの。スズメたちもやって来ます。何度も書きますが、せせらぎと修景池がありますので、こんなに暑くても鳥たちが来るのは、とてもありがたいと思っています。

Dsc01529c_20260822140501 Dsc01583c_20260822140501  このカワラヒワも、池のそばの木に止まったところ。さらに、Yさんと話していたら、上空をダイサギが通過。北東の方向に飛んで行きました。今日は、ダイサギ・デーです(微笑)。

Dsc01633c_20260822140501  今日は、ハクセキレイをなかなか近くで見られなかったのですが、出て来てくれました。オスです。池にエサ探しに来たところ。

Dsc01686c_20260822140601 Dsc01696c_20260822140601  今日のバードウォッチングの〆は、カワラヒワ。これも、池に水を飲みに来たもの。

Dsc00663c_20260822140201  昆虫たち。シオカラトンボのオス。開園前に公園の南にて。

Dsc01032c_20260822140301  Dsc01019c_20260822140301公園の池の周りで、アオモンイトトンボのオス、2匹。

Dsc01064c_20260822140301  公園の芝生広場で、ヤマトシジミ。シロツメクサの花に蜜を吸いに来ています。

Dsc01115c_20260822140301Dsc01142c_20260822144201  公園の西側エリアにある岩にクルマバッタモドキ。同じあたりで、シオカラトンボのメス。

Dsc01190c_20260822140401 公園の西側エリアにも、雑草が生い茂ってきて、草むらになりましたが、ここ2~3日、バッタがたくさんいるようになりました。左の写真は、ショウリョウバッタと思います。葉っぱに上手に隠れたつもりかもしれません。

Dsc01212c_20260822140401 Dsc01251c_20260822140401  こちらは、湧水口の西側の草むらで見つけたもの。トノサマバッタでしょう。右は、同じ草むらの北側、六華苑の駐車場の塀にいたマダラバッタ。大きいので、トノサマバッタかと思いました(苦笑)。

Dsc01281c_20260822140401 Dsc01348c_20260822140401  湧水口のところでは、こちらもマダラバッタ。その近くでは、トノサマバッタ(緑色型)。今日は、バッタを見に行ったという感じもします(笑)。

Dsc01000c_20260822145401  Dsc00988c_20260822145401オマケというか、自分の覚えのため。お盆明けの頃から、公園にあるネムノキにまた少し花が咲いています。ネムノキの本来の開花期は、6月〜7月頃がピークですが、8月下旬から秋口(9月頃)にかけて狂い咲きや返り咲き(二度咲き)をするケースが時折見られるそうです。船津屋さんの近くの堤防沿いにもネムノキがありますから、見に行ってきましょう。

Dsc00586c_20260822140201  明日は、また最高気温が上がって、37℃の予想。何度もくどく書きますが(苦笑)、もう暑さは十分。とはいえ、全国的にはもっと暑いところもありますから、これくらいで文句をいっていてはいけません。

 オマケ。今日のおやつは、知立・藤田屋の大あんまき。260822150848427c子どもの頃からよく食べた、いわゆるソウル・フードの1つ。あずきは、1本¥210。しろあん、チーズ入りなどのほか、260822151056779c大あんまきの天ぷらもあります(こちら)。知立の大あんまきというと、この藤田屋さんが有名ですが、もう1軒、小松屋本家というお店もあり、地元では、こちらの方がおいしいという話もあるそうです。小松屋さんのものも食べてみたいのですが、出張販売はなさそうです。

2025年11月 1日 (土)

20251101近鉄ハイキング「【三岐鉄道合同企画】コスモス畑と地元まごころ農産物」へ(一回完結)

20251101kintetsuhikingtoinmapc  晴れて、20℃を超えるという予報でしたので、近鉄ハイキング「【三岐鉄道合同企画】コスモス畑と地元まごころ農産物」に行ってきました。三岐鉄道北勢線の東員駅から大泉駅まで約5㎞というコース。立ち寄り先は、東員駅をスタートし、圓光寺、浄源寺、東員町中部公園、コスモス畑、猪名部神社、まこと商店、ふれあいの駅 うりぼうで、大泉駅がゴール。コスモス畑を見たいのと、まこと商店に行ってみたかったのです。初めは、曇っていて、途中から晴れて来ました。気温も歩いている間は、18~20℃くらいで、ちょっと暑いかなと思うくらいでした。今日はひとり旅。記事は、とりあえず予告編としましたが、実際にどうするかは未定。

Img_5635c_20251101152901 Img_5618c  三岐鉄道北勢線西桑名駅を8時59分に発車する東員行きに乗車。東員駅には9時24分に到着、¥340。北勢線は、ナローゲージの電車です。線路幅は、762mm。新幹線などの1,435mmのほぼ半分で、電車も右の写真のようにかわいらしいもの。

Img_5621c_20251101152901  東員駅には、エキタグのデジタルスタンプがあったのですが、電車の写真を撮り、トイレに立ち寄っているうちに失念(苦笑)。三岐鉄道でエキタグのデジタルスタンプがもらえるということが、しっかりとインプットされていないようです(2025年4月5日:20250405近鉄ハイキング「【三岐鉄道合同企画】いなべの桜・貨物鉄道博物館と『おふろcaféあげき温泉』でととのう」へ(一回完結))。この写真で、向かって右はここまで乗ってきた電車、左は、レトロカラーにペイントされたもの。レトロカラーとは、200系が旧三重交通の色に塗装されているのです(こちら)。

251101kintetsuhikingtoinrout  Img_5631c_202511011539019時半からの受付でしたが、少し早めに始まりました。コースマップを受け取り、9時半にスタート。上記の立ち寄り先のほかに、途中で見つけた神社、寺院などにも立ち寄ってきました。右が、実際に歩いたルートマップ。コースマップでは約5㎞となっていましたが、キョリ測では5.4㎞。

Img_5668c Img_5661c  スタートしてすぐは、田園地帯を進みます。西の方には、鈴鹿の山並みが見えています(右の写真)。右の写真でもっとも右端に見える(雲がかかっていますが)のが、藤原岳。

 最初の立ち寄り先は、Img_5688c1㎞を過ぎて、Img_5692c_20251101152901員弁山円光寺。真宗大谷派。ネット検索ではこれという情報はヒットせず。由緒書きなどもありません。

Img_5702c Img_5711c_20251101152901  円光寺のすぐお隣には、員弁山浄源寺。こちらは、真宗本願寺派。もともとは天台真盛宗でしたが、天文年間(1531~1534年)に真宗に改宗しています。隣り合って、同じ山号のお寺というのも、珍しい。

Img_5720c Img_5734c  さらにこれらのお寺の裏手に鳥取山田神社。主祭神は、角凝魂命(つのこちむすひのみこと/つぬごりたまのみこと)。この神様は、初めて。神魂命の子で、伊佐布魂命の親といいますが、さらに調べが必要です。相殿神は、天児屋根命、大山祇神、須佐之男命、天照皇大神、菅原道真、品陀和気命、火産霊神、天湯河桁命。創始などは不詳ですが、文政10(1827)年の『桑名領郷村案内帳』に載っているそうです。

Img_5764c_20251101152901 Img_5768c_20251101152901  東員町役場の南を通って、東員町中部公園へ。ここは以前は、アジサイや、チョウトンボを見るなどよく来ていました(2018年6月11日:東員町の中部公園と万助溜公園へ……アジサイを楽しみ、チョウトンボをチラッと見る)。池にカワセミがいたこともあります。今日は、通過したのみ。

251101100524350c Img_5823c  中部公園の西にコスモス畑。今年はここということで、年によっては違う場所にコスモス畑がつくられます。ずっと以前も、ここにつくられたときに見に来ています(2012年10月11日:「仮釈放」にはなりませんでしたが、コスモスを楽しんできました……受診のあと、東員町コスモスまつりへ)。ピークはちょっと過ぎたかなという感じ。

251101100732056c  あれこれ試してみたのですが、雲も多く、また、すでに枯れた花もあって、ズームアップはなかなか難しい。今日、持っていったのは、Canon Powershot SX-60HSとスマホ。スマホの方が簡単に、うまく撮れたりします。これはスマホ写真で、上の2枚はPowershotを使ったもの。

 Img_5866c_20251101153001コスモス畑のすぐ北に「吉澄神社遺跡」という石碑がありました。現地の説明板によれば、この付近の田畑は、明治41(1908)年3月、猪名部神社に合祀された、吉澄神社約3反歩(3,000平方メートル)の境内であったとあります。

Img_5887c Img_5903c  コスモス畑から西へすぐのところに、その猪名部神社があります。ここへは、2度ほどアオバズクを見に来ています(2014年6月10日:アオバズクを見に行く……東員町の猪名部神社へ、2019年7月29日:東員町ツアー……万助溜公園でチョウトンボと、ハスの花の香り、猪名部神社でアオバズク )。主祭神は、伊香我色男命(いかがしこおのみこと)。この神様は、『記紀』等に伝わる古代日本の豪族。物部氏の祖であり、猪名部氏の祖神とされます。創建時代は明らかでありませんが、延喜式内社に列しています。古墳が多い神社としても有名で、本殿は前方後円墳の上に立っています。ずっと以前、詳しい記事を書きましたので、詳細はそちらをご覧ください。

Img_5891c_20251101153001  猪名部神社は、上げ馬神事の発祥の地です。写真は、神事が行われる「上げ馬坂」。

Img_5927c Img_5932c  猪名部神社の先でスタートから3㎞。すぐにまこと商店があります。通常は11時から営業なのですが、今日は近鉄ハイキングのため9時半から開店。以前から知っていて、一度、来てみたかったところ。築100年の家屋を改装した店舗で、「さつまいものアーモンドタルト」「干し芋けんぴ」「さつまいもチップス」をはじめ、「鬼まんじゅう」など素朴なお菓子を販売。

251101102738404c 今日は、サツマイモマドレーヌミニ4個(1個税込み¥180)をお買い上げ。早速、今日午後のおやつに。

Img_5950c  まこと商店から1㎞ほどは、立ち寄り先も何もありません。稲部小学校のところに「殉国碑」。西南の役から第2次世界大戦までの戦没者供養のためのもの。

Img_5985c Img_6007c  スタートから4.5㎞ほどのところに大木神社。主祭神は、品陀和気命。相殿神は、豊受比売神、天照大神。現地の説明板によれば、もとは八幡社といい、天正(1573~1592年)の兵火で焼失して勧請されたのですが、年月は不明。明治41(1908)年8月に熊野社、若 宮社、天王社、赤口社、山神社、神明社を合祀し、翌42(1909)年に天王社の跡地に移し、現在の大木神社となったといいます。

Img_5976c  大木神社の手前に「大木城跡」という看板がありました。大木城は、中世城館の1つで、規模は東西45メートル、南北55メートルを誇り、永禄年中(1558~1569)、大木舎人(おおきとねり)が居城しましたが、織田信長に降伏しその配下になったといいます。その後、天正4(1576)年に滝川一益に不信感をもたれ大木舎人は西国に落ち延びたため廃城になったようです。現地には行っていません。

Img_6016c_20251101153001  Img_6012c大木神社の先に曜恵山明法寺(みょうほうじ)。真宗本願寺派。ここもネット検索ではこれという情報はヒットしませんし、由緒書きなどもありませんでした。

Img_6037c Img_6041c_20251101153001  スタートから5.4㎞、11時頃に北勢線大泉駅に到着。今日は、コースマップに付された番号で抽選会があったのですが、見事はずれ(苦笑)。#19でしたが、かすりもせず。あたっていれば、まこと商店のお菓子か、このあと行ったうりぼう提供のお米などがもらえたのです。最近、こういう抽選会ではあたった試しがありません。

Img_6051c_20251101153001 251101110431735c  次の西桑名行きは11時26分発でしたので、駅に隣接する「ふれあいの駅 うりぼう」へ。まずは、ジェラート屋さんの「ジェラートの駅 うりぼーの」で、「石榑(いしぐれ)茶のジェラート」。ワンカップ¥380。ここのジェラートはおいしいのです(2018年7月16日:いなべの「うりぼう」から家内の実家へ)。

251101124515136c 251101124523032c  ついで、うりぼうで土産を物色。お腹が空いていたので、そばと寿司とを買ってしまいました(苦笑)。「いなべ蕎麦半生(¥580)」と、「押し寿司・巻き寿司セット(¥530)」。寿司は、帰宅して昼ご飯に(微笑)。ちなみに、この2つの土産、7年前にも同じものを買って、家内の実家に行っています(2018年7月16日:いなべの「うりぼう」から家内の実家へ)。進歩のなさに我ながら笑えてきます。さらに、このときも、ジェラートを食べています(爆)。

 Img_6073c大泉駅発11時26分の西桑名行きに乗車。西桑名駅には、11時56分に到着。¥390。

Screenshot-2025_11_01-17_17_09c  こちらは、今日のGoogle Fitのデータ。歩いたのは、7.4㎞、13,350歩でした。

 今日の記事は、「一回完結」に変更しました。11月3日付けで「補遺編」を掲載します。

2025年10月18日 (土)

九華公園でコサメビタキ、ハシビロガモが再登場

Dsc06975c_20251018142101  曇りのち雨という予報ですが、朝から、たまに霧雨が降ります。気温は、20.0~22.9℃とほぼ一定。6時40分から散歩へ。住吉神社、九華公園、貝塚公園、内堀南公園、吉津屋町、京町、寺町と5.4㎞。湿度が高いのか、少し汗ばみました。

Dsc05755c_20251018142201 Dsc05846c  住吉水門のところにアオサギ。昨日と同じところにいたですが(2025年10月17日:天気晴朗なれど風強しで、野鳥は少なし……モズのオス)、今日は、高水敷に降りて、かなり近くまで行って撮りました。曇天でしたから、逆光という状況ではありません。アオサギの近くにダイサギがいたのですが、川口水門のところ(七里の渡し跡)へ移動。右の写真は、川口水門まで行って撮ったもの。

Dsc05933c_20251018142201 Dsc06026c_20251018142201  蟠龍櫓のところには、今日も、昨日と同じく(2025年10月17日:天気晴朗なれど風強しで、野鳥は少なし……モズのオス)、イソヒヨドリのメスがいました。三之丸公園の桜のてっぺんからは、モズの高鳴きが聞こえてきました。いつもと同じく、メスのモズですが、遠いところからしか撮れません。

Dsc06747c_20251018142101  九華公園には、7時過ぎに到着。アイガモたちは、少し移動して、北西側の堀(舟入橋ちかく)にいました。ここか、北門を入ってすぐの堀かのどちらかにいます。今日も、散歩友達の女性からエサをもらって大騒ぎ。しかし、エサをもらったら、サッサと行ってしまい。女性は、「アッサリしたものねぇ」と。確かにそうです。

Dsc06132c_20251018142201 Dsc06086c  アオサギさんもいつものように、九華橋近くの樹上にいました。今日も身繕いをしていたのですが、首を伸ばして、首の根元のあたりをきれいにしています。公園内には、ほかの鳥は少なく、ドバト(右の写真)以外には、カワラヒワ、ハシボソガラス、ムクドリくらいしかいません。

Dsc06684c_20251018142101 Dsc06694c_20251018143601  しかし、鎮国守国神社にお参りしてから、再び北門の方に回ったら、コサメビタキがいるではありません。もう行ってしまったかと思ったのですが、ちょっとうれしくなります。そういえば、九華公園でコサメビタキをはっきり確認したのは、今日が初めてですね。右の写真では、小首をかしげてカワイイ。

Dsc06844c Dsc06810c_20251018142101  再び、アオサギさん(微苦笑)。ほかにあまり野鳥がいませんでしたから、再び登場させました。

Dsc06250c_20251018142201  そして、今日は、ハシビロガモがまた来ていました。10月7日に九華公園に初めて登場しましたが(2025年10月7日:九華公園にハシビロガモ2羽が飛来……冬の使者到来です)、翌日からは姿が見えなくなっていたのです。

Dsc06887c Dsc06879c_20251018142101  10月7日に見たときも、オス(左の写真)、メス1羽ずつでしたので、同じ組み合わせ。同じ個体のように思いたいところですが、それは不明。

Dsc06930c_20251018142101  貝塚公園では、ヒヨドリがたくさんいましたが、写真は撮れず。写真が撮れたのは、カワラヒワのみ。

251018085508596c  寺町では、今日は三八市が立っています。家内に頼まれた買い物のついでに、例の団子屋さんに立ち寄って、みたらし団子をゲット。三時のおやつにするつもりでしたが、誘惑に負けて、午前中に食べてしまいました(苦笑)。1本が¥120。

Dsc05973c_20251018142201 251018145020959c  会議資料の読み込みを続けていますが、今日の午前中で、2/3くらいのところまで来ています。エイヤッとばかりにすっ飛ばすことはできませんので、目薬をさし、ときに拡大鏡を使いながら読んで、ポイントに下線を付し、さらに、コメント、疑問点などを赤ペンで書き込んでいます。目があまりに疲れてくると、右の写真にあります「めぐりズム」のお世話になります。アイマスクで、約40℃の蒸気が20分ほど発生し、目の周りが解きほぐされる感じになるのです(目以外にも使えるそうです)。残りが1/3ですから、今日中に終えるのは難しいかも知れません。若い頃のように気力で乗り越えるという芸当ができなくなっているのです。写真は、散歩途中、揖斐川沿いで撮りました。

Dsc06980c_20251018142101 Dsc06985c_20251018142101  アサガオの続報。さすがに今朝は、花も少なく、かなり小さくなりました。それでも、合計で3輪。これで累計246輪。

2025年9月14日 (日)

アオサギデーか!?(笑)……予定変更で九華公園、長良川河口堰、上之輪新田へ

Dsc03382c_20250914142301  朝、天気予報を見たら、曇りのち晴れ、最高気温予想は31℃でしたが、その時点で湿度が99%。ムシムシとしていましたので、こういう蒸し暑い中を出かけなくてもいいじゃないのかと思い、予定を急遽変更。軟弱になったのと、前にも行ったところだからまぁいいかと思ったのもあります(微苦笑)。そこで、「三題噺」ではなく、クルマで「三ヶ所めぐり」で、九華公園、長良川河口堰、上之輪新田と廻り、三洋堂によって帰宅。歩いたのは5.6㎞。3時間ほどの外出。

Dsc01727c_20250914142301 Dsc01683c_20250914142301  まずは、九華公園。6時45分から40分ほど滞在。奥平屋敷跡を歩いていたら、ここと二の丸跡の間からアオサギが飛び出しました。私がまだ見つけない内から察知され、逃げられたという次第。それでもまぁ、飛翔シーンが撮れたので、よし。

Dsc01665c_20250914142301  ほかに見たのは、ドバトやキジバト、ハシボソガラスなど。

Dsc01795c-2  鎮国守国神社を回って、相撲場から九華橋のところに来たら、いつもの場所にアオサギさん。飛翔シーンを撮ったアオサギとは、目の後ろあたりの模様が異なるように見えます。

Dsc01743c_20250914142401  Dsc01648c_20250914142301 トンボも、先日の大雨以来、減りました。北門を入ってすぐの堀端にいたのは、コシアキトンボのオス1頭のみ。タイワンウチワヤンマや、ギンヤンマ、ときにオニヤンマもいたのですが、さっぱりいなくなりました。タイワンウチワヤンマは、管理事務所南の花菖蒲園のところにて。今日は、この1頭のみ。

Dsc01979c_20250914142401 Dsc02000c_20250914142401  ウチワヤンマも、外周遊歩道の東から南で合計3頭。コフキトンボは、外周遊歩道の南で、右の写真の1頭のみ。

Dsc02177c_20250914142401  長良川河口堰。6月21日以来でした(2025年6月21日:カイツブリのヒナは2羽…………なばなの里へも行ってきました)。このときは、三ツ又池公園にカイツブリのヒナを見に行ったのと、なばなの里へ行ったついでに立ち寄ったのですが、ハクセキレイ1羽しか見られませんでした。

Dsc02056c_20250914142401 Dsc02094c_20250914142401  東側の下流側魚道にコサギ。そのさらに下流側、ちょっと遠いところには、アオサギの若者。

Dsc02153c_20250914144301  管理橋を渡っている途中で、ハクセキレイが1羽。このあと、ウォーキング中の女性に遭遇。春先にもお目にかかった方で、先方も私のことを覚えておられ、話をしてきました。この方も、バードウォッチングにご興味がおありで、最近見た鳥についてなど伺ってきました。昨日は、カワセミがいたそうです。

Dsc02511c_20250914142401 Dsc02484c_20250914142401  閘門のところの上流側に、アオサギの成鳥と、若者。成長の方は、閘門の脇の高いところを通っている橋の欄干におり、若者は、閘門を挟んで反対側の低いところにいました。今日は、アオサギに恵まれているようです(笑)。

Dsc02340c_20250914142401 Dsc02374c_20250914142401  さらに親水広場に降りていくところで魚道を見たら、またもや、アオサギ。親水広場には、今日は、ハクセキレイが1羽いたのみ。

 Dsc02742c-2管理橋の西の端で、イソヒヨドリの鳴き声が聞こえたのですが、姿は見えませんでした。しかし、管理橋の中程で、メスのイソヒヨドリが出て来ました。割と近くまで行って、写真が撮れたのはラッキー。

Dsc02801c  東側の魚道まで戻ってきたら、上流側にダイサギが1羽。ということで、野鳥の種類は限られましたが、アオサギを堪能しました(笑)。

Dsc03154c Dsc03040c  続いて、上之輪新田。まだ稲刈りが終わっておらず、野鳥はあまりいませんでした。稲は、素人目にはよく実っているように見えます。ちょうど近鉄特急「ひのとり」が来ましたので、例によって「俄撮り鉄」。

Dsc03121c_20250914145401  ほかにも、クラブツーリズム専用列車の「かぎろひ」も来て、ひのとりとすれ違っていきました。どちらの列車にも乗ったことはありません。この写真で向かって右側に写っている、グリーンの2両編成の車両が、その「かぎろひ」です。

Dsc02995c_20250914142301 Dsc03301c_20250914142301  上之輪新田では、ダイサギ1羽と、セグロセキレイ1羽。セグロセキレイは、久しぶりに見ました。ハクセキレイも数羽いたり、ツバメがまだ1羽、飛んでいるのが見えましたが、いずれも写真は撮れず。

250914102015243c 250914154443243c  余談。今日のおやつは、中津川にある「すや」の栗きんとん。娘が昨日、名古屋に行ったときに買ってきてくれたもの。以前は、四日市近鉄百貨店でも出張販売があったのですが、最近はほかの店に入れ替わってしまっています。わが家は、ここの栗きんとんが好物なのです。

2025年9月13日 (土)

シジュウカラだけでした

 250913amedas 三重県北勢地方では、昨日の夕方から今朝にかけてかなりの雨が降りました。桑名では、冒頭のアメダスのデータのように、24時間雨量は62㎜でしたが、四日市市では1時間降水量が観測史上最大の123・5ミリを記録。四日市市と同県菰野町には、「記録的短時間大雨情報」を出されました。人的被害はなかったようですが、四日市市では、地下駐車場やアンダーパスなどが水没したといいます(こちら)。

Dsc01631c_20250913144301  わが家あたりでは、雨は朝までにほとんど上がりましたので、いつものように6時半過ぎから散歩へ。ただ、出かける頃は、まだ空は暗い雲におおわれていて、雨に降られないか気にしながら、住吉神社、九華公園、内堀南公園、外堀、吉津屋町、京町、寺町と5.2㎞。鳥も散歩友達もあまりおらず、8時過ぎには帰宅というスピード散歩。

Dsc01160c_20250913144401 Dsc01136c_20250913144401  住吉神社の前ではスズメが数羽。散歩する人は、片手もいないくらい。揖斐長良川の中州を見ると、ダイサギが1羽。

 Dsc01221c柿安コミュニティパークでは、ハクセキレイが1羽と、ムクドリが数羽。鳥もいません(苦笑)。

 九華公園では、散歩友達2人に会ったのみ。いつもの1/4くらい。Dsc01521c_20250913144301天候が悪いせいでしょう。代わって目立ったのが、野良ネコたち。コミュニティパークにも、何匹かいましたし、九華公園でも集まっていました。写真は、九華橋のところにて。実は、いつもなら散歩しながら、野良ネコにエサを与えていく方が、何組もあるのですが、今日はどなたにも出会いませんでした。ネコたち、エサをもらえなくてウロウロしているのだろうと思います。

 Dsc01261c_20250913144401Dsc01288c 九華公園でもっとも多かったのは、ドバト(笑)。20数羽を見ました。ハシボソガラスが左の写真に写っていますが、カラスも少しいました。右の写真のほぼ白いドバト、以前も見たような気がしますが、目立って、狙われやすいのではないかと思います。

Dsc01319c_20250913144401  本丸跡では、キジバトが2羽。

Dsc01456c  そして、今日の救いの神は、シジュウカラ。メスのように見えます。相撲場の近くで、1羽だけでいました。今日は、アオサギも、ダイサギも、カワセミもおらず。さらに、トンボも1頭も見ませんでした。トンボは、昨日からの大雨の影響で姿を見せないのかと思いますが、どうなのでしょう?

Dsc01242c_20250913144401  余談。柿安コミュニティパークでは、水門のところで陥没が発生して、一昨日、工事が行われていたのですが(2025年9月11日:今日は、アオサギとダイサギ……雨上がり散歩にて)、まだ通行止めになっていました。工事が完了していないのか、それとも養生のためしばらくはまだ通行止めなのでしょうか。いつぞやも書きましたが、この水門の両側の土手からは、大雨の後、水が漏れてきています。

Dsc01622c_20250913144301  オマケ。帰りに寺町商店街の三八市に立ち寄ってきました。普段、三八市に行っても、余分な買い物はしないようにといわれています。

 Dsc01615c_20250913144301 250913080903581c 今日は、しばらく前から、久しぶりに食べたいなと思っていたものをゲットしてきました。それは、こちら。四日市のお餅屋さんが出店しておられるみたらし団子。これが美味しいのですというか、我が家の大好物なのです。1本¥120。みたらし団子は、醤油だれに限ります(個人的意見です)。私の郷里にある「天王の団子屋」のみたらし団子と同じタイプで、ソウル・フードともいえるもの。天王の団子屋の団子、ずいぶん食べていません(2014年3月21日:お彼岸の中日、実家へ)。午後のおやつにするつもりが、おいしそうな香りに負けてしまい、10時頃食べてしまいました。

Dsc01607c_20250913144301  ところで、明日の空模様が気になっています。気象協会の天気予報では、曇りときどき晴れ、最高気温は34℃となっています。明日は、多度で近鉄ハイキングがあるのです(多度・細川酒造の上馬ビールに舌鼓!)。そうなのです、上馬ビールに舌鼓を打ちに行きたいのです。雨も嫌ですし、あまりにも暑いのもどうかと思っている最中。6年前にも、同じく細川酒造に行くハイキングに参加しています(2019年9月14日:20190914近鉄ハイキング「オクトーバーフェストな気分でハイキング 多度大社と細川酒造『上馬ビール』」(予告編))。ムクゲは、職人町にて。

2025年9月 5日 (金)

期日前投票から「まぐろレストラン」でのランチへ……DigitalTVBoxの不調は、とりあえず解消

250905133438871c  09051240amedas 台風15号は、11時に伊勢市付近を通過して行きました。わが家あたりでは、朝4~6時台には、雷もともなってよく降りましたが、10時過ぎからは雨もほとんど上がっていました。12時過ぎには、晴れ間も見えてきて、午後には急速に天気も回復してきています。冒頭の写真は、13時半過ぎの北の空。右の画像は、12時現在でのアメダスのデータ。24時間雨量は、120mmほどでした。

250905104610438c 250905104630250c  こういう天候でしたので、散歩には行っておりません。散歩も、バードウォッチングにも悪天候には弱い趣味です。代わりにはなりませんが、午前中、雨がほとんど上がってから、まずは、県知事選と県議補選の期日前投票に行ってきました。期日前投票が、すっかり気に入っています(微笑)。私が住んでいる地区の投票所は、近所の小学校の体育館。徒歩でも数分ですので、以前は、散歩に出るついでに投票に行ったものですが、最近の暑さでは、歩いていく気が失せます。体育館も暑いですし。7月に行われた参議院選挙なども、期日前投票期間に市役所で会議のついでに投票しましたが、その方が楽チンなことに気づいたのです。

 250905114802620c 250905114854439c 期日前投票に行ったついでにランチをということになり、四日市市富双二丁目にあるまぐろレストランへ。ここは、以前は、大遠会館内にあるマグロレストランで、レトロな、昭和の雰囲気たっぷりの社員食堂のような店でしたが、2018年にリノベーションし、名前も変わって以来、大人気のレストランです。国道23号線沿いにあって、わが家からクルマで20分あまりのところにあります。

250905112622825c  何を食べるか迷ったのですが、今日は、「よくばり2色丼」。これで税込み¥1,000とは、おトク。 たたきまぐろと、切落しの欲張りな組み合わせ。まぐろ本来の味と食感を楽しめ、大満足でした。みそ汁と、小鉢がついています。ちなみに、10年前、古い店のときに訪ねた過去記事があります(2015年12月6日:実家へ……天王のだんご屋と、あおいパーク、マグロレストラン)。

Dsc02158c  ところで、DigitalTVBoxというアプリの不調について、2回ほど書きました(2025年9月2日:ヒヨドリが戻ってきました、2025年9月4日:野鳥もトンボもいません)。ネットで調べていましたら、やはり、8月末のWindowsアップデートを行ってから不調に陥ったという記事を見つけました。その方は、「KB5064081」をアンインストールしたところ、とりあえずおかしな現象は起こらなくなったと書いておられます(こちら)。私は、Windowsアップデートには、マジメに対応してきたのですが、今回はそれが徒になったようです(苦笑)。私も「KB5064081」をアンインストールしたところ、画面と音声が突然、3秒ほど途切れるという現象など、困っていた現象は、今のところ生じなくなっています。さらに、勝手にWindowsアップデートがされないよう、「Windowsアップデートは一時停止」に変更しました(1週間は、勝手にアップデートはされません)。PCメーカーの富士通か、Microsoftか、どちらかが早く対応してほしいものです。サルスベリの花は、片町にて、数日前に撮ったもの。

2025年8月29日 (金)

20250829御坊さんのNight Marché

Bikkuriyomise Gobounightmarche  今日、明日は、寺町商店街で「びっくり夜店」。それにあわせて、御坊さん(真宗大谷派桑名別院)では、Night Marchéとライトアップが開催されます。御坊さんのライトアップは、ビックリ夜店のチラシで知っていたのですが、Night Marchéは、今日、インスタを見ていて知りました。長島ビール園も出店ということでは、行かない手はありません(微笑)。娘と二人で出かけてきました。御坊さんのライトアップは、去年も7月19日に出かけています(2024年7月19日:20240719御坊さんライトアップ)。

 250829182332592cいずれのイベントも18時から21時まで。18時過ぎに出かけたのですが、親子連れの方々などで大賑わい。ビンゴ大会は、20時からなのですが、すでにビンゴのカードを手にした子どもたちもたくさんいました。

250829182615124c  まずは、何はともあれ御坊さんにお参り。

250829182839916c  250829183850538c御坊さんの境内には、長島ビール園を始め、6店舗が出店中。狙いは、もちろん長島ビール園。ちなみに、beerbar tobiraさんは、明日のみの出店。明日も行きたいくらい(微笑)。

250829182849171c   長島ビール園では、ピルスナーと、デュンケルをゲット。中カップが、1杯¥700。私の好みは、ピルスナーの方です。娘は、デュンケルをチョイス。去年の寺町クラフトビールフェアでこれを飲んで以来、気に入ったようです(2024年8月25日:20240825寺町クラフトビールフェア)。今年は、寺町クラフトビールフェアがないなと思っていたのですが、御坊さんのお陰で、長島ビール園のビールを飲むことができて感謝です。

250817073533228c  ビールを飲んだら、もう用事は済みました(笑)。250829184746128c気になっていた「ぼうずバー」の様子だけをチェックして帰宅の途に。ぼうずバーのチラシのイラストは、怪しさ満載でしたが、さすがに健全な雰囲気でした。こちらでは、3分お説教もあったのですが、それは聞かず(罰当たり?)。

 250829184248070c 250829184259375c ところで、ライトアップは、去年の方がしっかりとしてあった印象です。しかし、灯籠に明かりが入っているのを見られたのは、いい感じでした。

250829183822944c 250829183831847c  竹明かりもしつらえられていました。これで、夏休みも終わり(笑)。beerbar tobiraさんのビールも気になります。明日も行ってみたいと思うものの、それは明日の風任せ。

2025年7月13日 (日)

京町の商店にあるツバメの巣でヒナ2羽が孵っていました

 250713092229009c冒頭の写真は、散歩から帰ってしばらくした頃の南の空です。真夏の空。今朝も熱帯夜(最低気温は26.1℃)、最高気温は、13時現在で32.0℃。万助溜公園へチョウトンボでも見に行こうか、長良川河口堰などへ行こうかとも思ったのですが、いつも通りの散歩へ。スタートは、6時45分。住吉神社、九華公園、赤須賀漁港、貝塚公園、内堀南公園、外堀、吉津屋町、京町、寺町と6.0㎞。歩いている途中は、曇る時間帯もあり、そういうときは楽です。

Dsc09215c_20250713132101 Dsc09320c_20250713132101  今日のハイライトは、こちら。京町の商店にあるツバメの巣で、ヒナが孵っていました。左の写真をよくご覧いただくと、2羽のヒナの嘴が見えています。親ツバメは、2羽ともエサを運んできていました。しかし、右の写真のあと、1羽の親が巣に就きましたので、まだ孵っていない卵があるのかと思います。

Dsc08448c_20250713131901  さて、話を最初に戻して。拙宅マンションのプレイロットにいつもの(右の翼を傷めた個体)ハクセキレイがいたのですが、気づかずに近づいてしまい、諸戸氏庭園の大門の上に逃げられました(左の写真)。

Dsc08565c_20250713131901  船津屋さんの裏手の高水敷にもハクセキレイ。虫を捕まえていました。揖斐長良川の中州からは、オオヨシキリの鳴き声はあまり聞こえてきません。

Dsc08594c_20250713131901 Dsc08623c_20250713131901  柿安コミュニティパークで、カワウと、ハシボソガラス。ハシボソガラスは、数羽が集まっていました。

Dsc08651c_20250713131901 Dsc08700c-2  九華公園には7時頃に到着。ここでもまずは、カワウと、ハシボソガラス。相変わらず、野鳥は少なく、ヒヨドリはまったく見ません。多いのはスズメ。ドバト、ムクドリはかなり少ない状況。

Dsc08762c_20250713131901  Dsc08746c_20250713131901相撲場の近くでムクドリと、スズメ。

Dsc08642c Dsc08779c_20250713131901  昆虫は、クマゼミが元気で活躍中。まだ大合唱というレベルには至っていませんが、公園のあちこちで鳴いています。トンボはコシアキトンボがほとんどでした。オニヤンマらしきトンボも、ウチワヤンマも、今日は見ていません。

Dsc08855c_20250713132001 Dsc08846c_20250713132001  このごろ、ついつい赤須賀漁港まで足を延ばしてしまいます。まず目についたのは、カワウ。合計で3羽ほど。あちこちに散っていました。

Dsc08962c_20250713132001 Dsc09001c_20250713132001  よく探すと、アオサギが3羽、ダイサギが1羽。左の写真には、カルガモも写っています。カルガモは、合計4羽。今日も居残りキンクロハジロは、見当たりません。

Dsc09040c_20250713132001  赤須賀漁港は、赤須賀水門の内側にも船だまりがあります。ここにキンクロハジロがいないか、見てくるのですが、ここにはいないようです。

Dsc09422c  拙宅マンション近くの住吉入江まで戻ったら、ムクドリがコガネムシらしきものを捕まえていました。

Dsc08507c_20250713131901 Dsc09382c_20250713132001  余談ですが、今日は大潮のようで(こちら)、住吉入江も水がいっぱいでした。四日市港では、朝6時48分が満潮の時刻。左の写真は、その頃、住吉ポンプ場の東にて。右は、8時50分を過ぎた頃、住吉入江の南端にて。

Dsc08590c_20250713131901  柿安コミュニティパークの堀も、このように水がいっぱいでした。7時頃。写真の向かって右が三の丸水門で、そこを経て揖斐川につながっています。

 Dsc08792c_20250713131901九華公園の野球場の外野の外で、サルスベリが咲いています。Dsc08814c右は、吉之丸の市営住宅のところに咲いているオシロイバナ。似たようなパターンになってしまいます。

Dsc09137c_20250713132001 Dsc09101c_20250713132001  いつものヒマワリ銀座へも、どうしても寄ってきてしまいます(笑)。4輪目が咲きそうになっています。

250712175240411c 250712175610807c 余談。娘に買ってもらいました。そうでないと、こういうものは自分で買って、食べるということは、まずありません。「サムライマック 炙り醤油風 ダブル肉厚ビーフ」(¥580)。肉を食べたという感覚がいっぱいですが、年寄りとしては、レタスなど野菜も挟んであった方がよいなと思います。

Dsc09085c_20250713132001  今週は、明日午後、歯科検診。土曜午前は、愛車・コペンの点検、日曜午前には、内輪の勉強会と、それなりに予定があります。週間予報では、月曜から木曜にかけて、傘マークがありますが、1日中雨ということではなさそうです。京町の商店にあるツバメの巣でヒナが孵りましたから、それを見るのを楽しみに散歩生活と行きましょう。

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  • 釈撤宗: 100分de名著 親鸞 教行信証
    何を今さらといわれるかもしれませんが、NHKの100分de名著という番組で、親鸞の『教行信証』の勉強をしました。勉強したとはいえ、エッセンスを垣間見たくらい。たぶん何度も復習をしないと、私の理解を超えています。「自力を手放し、現実を力強く生きる」「他力の念仏・信心で救われる道筋」とありますが、自力を手放し、他力に身を委ねるということは、実はとても難しいことで、私などにはとても到達できる心境ではないという気がしています。さてはて、阿弥陀如来にすべてを任せられるようになるものでしょうか? (★★★★★)
  • 本郷和人: インテリジェンス関ヶ原
    関ヶ原合戦については、昨年(2025年)10月にJRさわやかウォーキングで旧跡を訪ねたこともあって、興味があります。以前、高橋陽介:さんの「シン・関ヶ原」をマイブックスにあげましたが、今回の本も、それと同様に、徳川家康は合戦前から天下人であり、勝負は決選前にすでについていたという立場に立っています。関ヶ原合戦は、わずか半日で決着がついたのですが、実はその前に行われた外交戦、情報戦こそが意味を持っていたのです。家康がどのようにして、この外交戦、情報戦を勝ち抜いたかも重要ですが、石田三成など、いわゆる豊臣方の大名たちが、なぜ失敗したのかについても着目してこれを読むと、一段とおもしろいでしょう。 (★★★★★)
  • 渡辺祐基: 鳥は飛びながら眠る-超小型センサーで覗く野生動物の私生活-(中公新書)
    著者は、野生動物に小型の記録計をつけるバイオロギングという手法で魚類、海鳥、海生哺乳類の生態を調べる研究者です。記録計は、超小型センサーや、カメラです。サバンナに生きる動物、極致の海に潜る海生哺乳類、大空を飛んで渡る野鳥などにバイキングサイエンスの手法を適用し、動物たちがどのように食べ、逃げ、眠り、子育てをするのかという謎に迫っています。これにより、厳しい環境を生き抜く進化のメカニズムが明らかになり、さらにそれらは、人の身体や行動に潜む進化的な意味も明らかにしてくれます。ヒヒは多数決で行き先を決める、アザラシは一晩に4000回も狩りをするなどなど、新しい、興味深い知見満載で、おもしろい本でした。 (★★★★)
  • 高橋陽介: シン・関ヶ原 (講談社現代新書)

    高橋陽介: シン・関ヶ原 (講談社現代新書)
    関ヶ原で起こった戦闘の経緯について、新しい説を提起しています。私たちが知っている関ヶ原の戦いとは、まったく違う見方で、驚きました。この本では、「徳川家康はすでに天下人であった」という大前提のもとに当時の一次資料を読み(ここがポイント)、そこから「石田三成は西軍決起の『首謀者』ではない」「小早川秀秋は開戦前に東軍であった」「東西両軍の和談は決戦前日に成立していた」など新たな見方が示されています。すべて当時の書状などの一次資料の内容に基づいています。これらがすべて歴史学界で認められた説ではないものの、新鮮で、大変おもしろい内容でした。ちなみに通説は、帝国陸軍参謀総本部が、一次資料のほか、江戸時代の『関ヶ原軍記大成』『徳川実記」などさまざまな編纂史料をもとに再構築したものと、それをもとに司馬遼太郎さんが書いた小説『関ヶ原』に基づいているといいいます。 (★★★★★)

  • 銅冶英雄: 悩み・不安・困った!を専門医がスッキリ解決 腰部脊柱管狭窄症

    銅冶英雄: 悩み・不安・困った!を専門医がスッキリ解決 腰部脊柱管狭窄症
    体操で改善を目指すことを謳い文句とした本です。脊柱管狭窄症については、これで4冊の本を読みました。それぞれに一般向けに分かりやすく書かれており、これら4冊の本で決定的な差はありません。むしろ、何冊か読むことで、脊柱管狭窄症についての理解が深まりました。多くの本で脊柱管狭窄症を改善する運動療法が紹介されています。この本では、「痛みナビ体操」が紹介されています。私自身は、近いうちにかかりつけの整形外科医院で理学療法士さんに運動療法を教えていただくことになっていますので、それを優先しますが、そういう機会のない方には、この「痛みナビ体操」を試してもよいように思います。 (★★★★)

  • 菊地 臣一 ほか: 脊柱管狭窄症 腰の名医20人が教える最高の治し方大全 ~聞きたくても聞けなかった150問に専門医が本音で回答! ~ (健康実用)

    菊地 臣一 ほか: 脊柱管狭窄症 腰の名医20人が教える最高の治し方大全 ~聞きたくても聞けなかった150問に専門医が本音で回答! ~ (健康実用)
    脊柱管狭窄症について、病気そのもの、症状、診察・診断、薬物療法、運動療法、そのほかの保存療法、セルフケア、食事、症状別対策、手術などの全貌についてのガイドブックです。タイトルにあるように、専門医が150の質問についてわかりやすく解説しています。図、写真も使われていて、よくわかります。 (★★★★★)

  • 文藝春秋: 文藝春秋 2026年6月号[雑誌]

    文藝春秋: 文藝春秋 2026年6月号[雑誌]
    特集記事の「総理の夫 初告白20時間」という、高市首相の夫である高市拓さんのインタビュー記事が載っていて、それを読んでみたいと思って、20年ぶり以上に文藝春秋を買いました。余談ですが、この6月号は、特別定価¥1,250で、ビックリ。定価がそもそも¥1,200だそうです。それはともかく、高市首相は公邸で夫のワンオペ介護をしているという話がしばらく前に話題になりましたが、実態はどうもかなり違ったようです。最近の高市拓さんは、シャワーも一人で浴びられ、トイレも大丈夫、食事も一人で準備し、食べられるそうです。週末は拓さんが簡単なご飯を作って、平日夜は官邸の食堂からお弁当を運んでいるといいます。そのほか、夫婦関係、再婚と改姓、介護問題などについて語っていますが、結局、「へぇ~、そうなんだ」と思われる内容で、私としてはちょっと期待はずれ。それに、あまりおおっぴらに書くのは憚られますが、私のセンスではちと変わったご夫婦のように思えました。 (★★★★)

  • 林 将之, 株式会社アマナ: 新版 葉っぱで見わけ五感で楽しむ樹木図鑑

    林 将之, 株式会社アマナ: 新版 葉っぱで見わけ五感で楽しむ樹木図鑑
    樹木の図鑑でわかりやすい、よいものがないか探していて見つけました。図鑑ですから、通読はしていませんが、「葉っぱの写真を手がかりに探せる」ことと、「五感を使った観察の楽しみ方を紹介」というのがポイントで、使いやすそうです。前者については、葉の形、ふち、生え方などを確認し、リアルな質感を再現した葉っぱスキャン画像と実際の葉を見比べることで、樹木の種類を検索できます。葉っぱをスキャンした画像が、実にリアルです。後者については、各樹木の解説ページでは、「見る・聴く・かぐ・触る・味わう」の五感を使った観察の楽しみ方、鳥や動物などの樹木とつながっている生き物も紹介されています。近所の公園の木の種類を調べていますが、今まで見当をつけた種類が間違いないか、これを持っていって照らし合わせてみようと思っています。 (★★★★)

  • 若山滋: 漢字文化圏の興亡―中国の限界、日本の前途―(新潮新書)

    若山滋: 漢字文化圏の興亡―中国の限界、日本の前途―(新潮新書)
    建築家である著者が、「漢字文化圏の興亡」というタイトルの本を書いたということに気持ちが動きました。サブタイトルには、「中国の限界、日本の前途」とあります。日本は古来、「漢字文化圏」の中心である中国から大きな影響を受け、漢字に「かな」を補うという独自の形でその文化を受容してきました。戦国時代から近現代には、アルファベット文化圏の西洋からの洗礼を受けますが、こちらも柔軟に受け入れます。建築と文字の関係に以前から着目してきた著者は、その受容の仕方を「和能」と呼びます。東西の力学が激変する中、日本の進むべき道はどこなのか。漢字文化圏の影響力には限界があり、中国が永続的に支配的な地位を占めることはない、しかし日本には可能性があるといいます。壮大な文明論が展開されています。今の政治家の人たちも、こういう本を読む必要があると思います。 (★★★★★)

  • 今泉忠明, 高橋秀男, 武田正倫, 小宮輝之, 岡島秀治: 自然観察 (学研の図鑑 新・ポケット版 16)

    今泉忠明, 高橋秀男, 武田正倫, 小宮輝之, 岡島秀治: 自然観察 (学研の図鑑 新・ポケット版 16)
    最近、近所の桑名七里の渡し公園でで野鳥、樹木、雑草、昆虫の観察に勤しんでいます。「自然観察」としているというと格好がつくかもしれません(笑)。自然観察入門によい本はないかとネットで探して、見つけたのがこの本です。学研出版のサイトでは「こどもの本」に分類されていおり、対象は小学生となっていますが、まぁこれくらいがちょうどよいと思います。内容は、かなり高度ですが、テーマごとにまとめられていて、分かりやすいので、しっかり勉強しようと思います。 (★★★★)

  • 松田圭太: 腰痛は医者には治せない ~2人に1人が「筋肉」「関節」が原因!理学療法士の神ワザ治療~

    松田圭太: 腰痛は医者には治せない ~2人に1人が「筋肉」「関節」が原因!理学療法士の神ワザ治療~
    1つ前に紹介した「大学病院「背骨外来」の名医が教える 脊柱管狭窄症 自力で克服! 一生役立つ痛みほぐし地図大全」と一緒に入手しました。この本の著者は、腰痛治療に特化した施術院を経営する理学療法士。これは、たぶん好みの問題も関わるのでしょうが、私個人としては、1つ前に紹介した本の方が、読みやすく、実際にも役立つと思いました。この本も運動療法を重視しています。ただ、その説明や、説明に至るプロセスで呈示される根拠の説明が弱い気がします。また、具体的な運動療法の仕方については、必ずしも体系的には説明されていません。著者の書いている「痛みは悪いものではなく、体を守るための相棒」「自分の体は自分で治すという気概を持つと、治りが早い」「とにかく食べて とにかく動く」「痛みに負けない根気を持つ」「やりたいことがみつかれば、体が動く」「日常で笑顔になることをたくさん見つける」など、本書のあちこちにちりばめられた著者の言葉は、大切だと思います。 (★★★★)

  • 猪瀬弘之: 大学病院「背骨外来」の名医が教える 脊柱管狭窄症 自力で克服! 一生役立つ痛みほぐし地図大全

    猪瀬弘之: 大学病院「背骨外来」の名医が教える 脊柱管狭窄症 自力で克服! 一生役立つ痛みほぐし地図大全
    2月末に脊柱管狭窄症と診断され、服薬とリハビリを続けていますが、ここで一度、きちんとした知識を得て、これら以外の治療法はないか調べた方がよいと思っていたところにこの本を見つけました。著者は脊椎脊髄外科が専門の整形外科医。タイトルのように大学病院で「背骨外来」を開いています。脊柱管狭窄症についての総合的なガイドブックであり、狭窄した脊柱管、椎間孔を広げる、各種の運動療法を体系的に紹介しています。「体系的に」というところが味噌で、症状に応じてどのような運動療法を行うと、脊柱管や、椎間孔を広げられるか、分かりやすく(写真、図示を用いて)説明されています。私は一通り熟読し、まずは脊柱管を広げる運動療法を試し始めました。まだその評価をする段階ではありませんが、もうしばらく続けてみて、また追記したいと思っています。医学用語や、背骨、神経の図など専門的な内容も出て来ますが、めげずに読むと、その運動療法をする意味が分かってきます。意味を分かった上で取り組むことが大切だと、私は思います。ちなみに、運動療法は、いわゆる筋トレではありません。正しい体の動かし方を習得することです。 (★★★★★)

  • 古荘純一: 境界知能の人たち (講談社現代新書)

    古荘純一: 境界知能の人たち (講談社現代新書)
    「境界知能」という言葉は、専門家以外の人たちにはほとんど馴染みがないものでしょう。専門家であってもその支援については、見落とされてきており、支援が必要であるのに、その谷間に陥ってしまった人たちということもができます。境界知能というのは、IQ(知能指数)でいえば、70以上80未満(誤差を考慮して、85未満とする考え方もあります)の人たちとなります。ただし、知的水準だけでなく、適応行動が取れているかも、考慮する必要があります。たとえば、言語化が苦手、段取りを覚えられない、行動がワンテンポ遅い、対人関係の距離感が極端、金銭管理ができない、ダマされやすいといった特徴があると著者は指摘します(もちろん、これらは境界知能の人たちに限るということではありません。ほかの障害でも見られる可能性があります)。本書は、定義など学問的な内容から、事例、支援についての提案、さらには用語解説、境界知能の所見リストなど、多方面から境界知能の人たちの困難と、その支援について述べています。医療、心理、教育、福祉に関わる方たちには、ぜひ手に取っていただきたい本です。 (★★★★★)

  • 保阪 正康: 真の保守とは何か 近代日本の地下水脈 (文春新書)

    保阪 正康: 真の保守とは何か 近代日本の地下水脈 (文春新書)
    著者は昭和史研究家。約5,000人もの方に取材してきました。この本は、高市政権圧勝、参政党躍進を受けて書かれたもので、「日本人の選択をいま問う」と帯にあります。著者は、高市政権を「国家主義的右派」と位置づけており、「保守」ではないとします。著者のいう「真の保守」である10ヵ条とは、①常に歴史を読め、歴史の中の声を聞け、②師たる政治家を持て、③甘言、巧言は敵とせよ、④誤りから学べ、⑤良きブレーンを持て、⑥精錬の徳を持て、⑦討論、対話を厭うな、⑧典故、先例に通じよ、⑨読書に勝る良薬はない、⑩氷山のごとき人格たれです。これらは、著者の歴史の教訓を政治の現場に伝えなければならないという危機感から来ています。これに照らすと、今の高市政権の中枢をなす政治家は、極めてアヤシいと思われてなりません。私には、とくに、勉強していない(=本を読んで、考えていない)と思えるのです。ほかにこの本で気になったのは、鶴見俊輔さんがいったという「民主主義の後をファシズムが影絵のようについてくる」ということばです。石橋湛山、池田勇人や、後藤田正晴といった政治家たちの足跡をもう一度ふり返り、良識派の保守の姿を取り戻すことが大切と思います。また、石橋湛山が掲げた①小日本主義(帝国主義否定)、②非軍事志向(軍事で物事を解決しようとしない)、③論理的基盤(共同体的な情緒を克服し、個の意志を明確に示す)といったこともとても重要で、意味があると思います。今の時代に違和感を覚える方には是非ともお勧めします。 (★★★★★)

  • 日浦 勇: 自然観察入門: 草木虫魚とのつきあい (中公新書 389)

    日浦 勇: 自然観察入門: 草木虫魚とのつきあい (中公新書 389)
    1975年出版という古い本です。若い頃持っていたのですが、その後は所在不明。最近になって、もう一度読みたいと思って、古本で入手しました。この本に載っているレベルをきちんとおさえれば自然観察の基礎は身につくと思ったからです。著者は大阪市立自然史博物館の学芸員などを務めています。子どもたちを対象として、自然観察教室を開いたり、授業でエコロジー/生態学を教えたりするときの手引きとして書かれたものです。 春の草花を調べる、川の生物を観察する、トンボを捕まえて分類するなど、いくつかのテーマを立て、種の見分け方、水辺の危険への注意、採集法、学習のポイントなどが示されています。著者の経験に基づいて書かれていて、かなり実用的ですが、読んでおもしろいとはいいがたいところが難点。 (★★★★)

  • 伊藤氏貴: 読む技法 詩から法律まで、論理的に正しく理解する (中公新書)

    伊藤氏貴: 読む技法 詩から法律まで、論理的に正しく理解する (中公新書)
    評判の本のようでしたので、読んでみました。本の帯に「『読めたつもり』が危ない!」とありますが、それはまさにその通り。30歳代半ばから教職にありましたので、それは実感しています。とくに60歳を過ぎてから短大の非常勤講師になってから、学生たちの読解力がアヤシいと思うようになっていました。読解力そのものも低下しているとともに、集中力が続かないことも影響しているように思っていました。きちんと読めて、書き手の意図することを正しく理解できないと、議論も思索も成り立ちません。この本は、解釈学、構造主義、ナラトロジーなどさまざまな読む技法を具体例に則して紹介しています。世の中、コスパ、タイパが重視される時代ですが、敢えて深く、論理的にじっくりと読み、考えることも大切と思います。 (★★★★)

  • 滝口 正哉: 江戸町奉行所 与力・同心の世界 (岩波新書)

    滝口 正哉: 江戸町奉行所 与力・同心の世界 (岩波新書)
    時代小説が好きでよく読みますので、町奉行所の与力や同心がどのように仕事し、いかに暮らしていたかには、とても興味があります。この本の帯には、「時代劇でおなじみ 江戸の町を守る『八丁堀の旦那』、その本当の姿 くらし、仕事、文化活動」とありますので、割と気楽に読めるかと思ったら、学術的に書かれていました。与力・同心の仕事は、治安維持が主なものではなく、もっと幅広い仕事をしていました。さらに、深い教養を身につけ、豊かな人脈に裏打ちされた文化活動を行う人たちもいたということには驚きました。さらに、明治維新以降の新しい時代と格闘しつつ、江戸を語り継いだ彼らの実像が明らかにされています。寝転がって読むのは、ちょっと難しいかなと思います。 (★★★★)

  • 森 章司: 仏教的ものの見方: 仏教の原点を探る

    森 章司: 仏教的ものの見方: 仏教の原点を探る
    仏教のものの見方の基本は「あるがまま」を「あるがまま」に見ることにあるとして、仏教の人間観、仏・菩薩観、世界観、人生観、見方、生き方を体系的に説いています。著者は、仏教学者で、東洋大学名誉教授。専門はインド仏教。元浄土真宗本願寺派僧侶です。大学時代の同級生に真宗本願寺派のお寺の住職を務めていた友人がいます。私が体調を崩していたとき、「仏教の勉強をするとよい」といわれ、それがずっと記憶に残っていました。いろいろ本を読んだり、テレビ番組を見たりしましたが、どうも今ひとつピンときませんでした.そういう中でこの本を知り、ようやく入手して、やっと読み終えました。初めに書きましたように、「あるがまま」を「あるがまま」に見ることは、簡単そうで難しい。 「あるがまま」を「あるがまま」に見ることが知ることだといいます。哲学も見ることだそうです。「小欲知足」が、仏教のもっとも基本的な生活態度であり、これが「戒」を導くといいますし、自己中心的な思いも減り、慈悲につながるそうです。これらが、つまらないことにこだわることもなくなり、行動の根源となる意思も、考えも、言葉も、行為も生活も正しいものとなり、偏見や固定観念、先入観が消え去って、「あるがまま」を「あるがまま」に見ることができるようになると説かれていました。読みやすい本とはいえませんが、ここに書いたエッセンスを頭に置いて読むと、いくらか分かりやすい気がします。私自身、今は分かったような気がしていますが、たびたび思い出して、振り返る必要があります。 (★★★★)

  • 林望: リンボウ先生 老いてのたのしみ (祥伝社新書)

    林望: リンボウ先生 老いてのたのしみ (祥伝社新書)
    リンボウ先生こと林望さんが実践する「令和老人生活要領」を説いた本です。リンボウ先生は、ちょっと変人で、群れない、威張らない、信念は曲げないという人。初めての老い(誰でも、自分にとってはそうですが)に対して、先手先手でいろいろと考え、対策、対応を考え、実行しています。その第一は危機管理。たとえばどこに行くのにも「誤嚥防止ボード」を持って行き、外食の際でもそれを目の前に立てながら食事をするそうです。他人がどう思おうが構わないとか。見ならいたいことはたくさん書かれていますが、ごく普通の老人には「それはちょっとなぁ」と思うことも多いでしょう。「流行には迎合しない」というのが、リンボウ先生のモットーの1つでもあります。老後の趣味の心得などについても触れられていて、参考になることもあるかと思います。 (★★★★)

  • 平凡社: 街道アトラス

    平凡社: 街道アトラス
    旧街道に興味があります。ただし、あまりあちこちの街道を歩いたわけではありません。この本では、東海道と中山道は各宿場も紹介されるなど、詳しく載っていますが、その他の街道はダイジェスト。いわば、旧街道のカタログ本といったところ。現代の道と比べたり、旧街道がどのようにつながっていたかを知るにはよい本です。ただし、この本だけを頼りに旧街道を歩くことは、ほぼ不可能でしょう。 (★★★)

  • 保阪正康: なぜ日本人は間違えたのか―真説・昭和100年と戦後80年―(新潮新書)

    保阪正康: なぜ日本人は間違えたのか―真説・昭和100年と戦後80年―(新潮新書)
    今年は、昭和100年であり、戦後80年でもあるということで、新聞などでも特集記事が掲載されています。太平洋戦争は、日本という国を滅亡の一歩手前まで追い込みました。昭和という時代もそれが終わってから35年以上経ちますから、これからは歴史として語られるようになっていくはずです。この本は、二・二六事件、東京裁判、高度成長、田中角栄、昭和天皇など、時代を大きく変えた8つの事象を取り上げ、当事者たちの感情や思惑排して見つめ直すことを通して、これまでの通説、定説とは異なるそれらの真相を浮かび上がらせようとしています。読後感としては、私なども、何となくそうなのかと思っていたことがひっくり返されたような感じを抱いています。目的と手段を取り違えている、事実や科学的知見から目をそらしている、希望的観測を事実と思い込む、妙な精神論に陥るなど、今も続く認知、思考は、太平洋戦争のときの軍指導者から始まっているのかも知れません。いろいろな意味で「戦後」という概念については、根本的に再検討が必要ですし、日清戦争から太平洋戦争に至る数十年の戦争の時代は、何に由来し、そこから何を学ぶか、よくよく考えてみる必要があると思いました。 (★★★★★)

  • 保阪 正康: 保阪正康と昭和史を学ぼう (文春新書)

    保阪 正康: 保阪正康と昭和史を学ぼう (文春新書)
    保阪正康さんは、一貫して近現代史を検証し続け、5,000人もの歴史の証人を取材してきています。この本は、月刊『文藝春秋』に掲載されたものから15編を選んでまとめられています。読み応えがあるのに、分かりやすい内容で、昭和史の証人として瀬島龍三、後藤田正晴などインタビューが、また、昭和の戦争7つの謎として無謀な開戦を決意した理由などが載せられています。その後、あの戦争と昭和史を語ろうということで、半藤一利さんなどとの対談が載っています。最後に、歴史をどう引き継ぐかということで、講演録があります。この講演では、江戸時代まで遡らなければ日本人は理解できない、江戸時代の260年を通じて、戦争をしなかったという事実から教訓、知恵を学ぶ必要があるなど、江戸時代に築かれた財産をもう一度取り戻すことの重要性が語られています。明治維新という、薩長の下級武士の暴力革命を経て、帝国主義国家が作られていく過程で、江戸自在の財産は放棄されたと著者はいいます。知識、技術は学び、取り入れたのに、哲学までには思いが至らなかったため、そうなっています。また、もう一つ、著者が強調するのは、天皇制の捉え方、論じ方です。天皇制は、本質的に戦争を嫌う制度だと著者はとらえています。これは、私には目から鱗の見方でした。さらに、天皇は何らかの形で京都にお住まいになって、政治の中心は東京にあってという江戸時代の知恵をもう一度取り戻すのもよいという提案は、真摯に検討する価値があると思います。 (★★★★★)

  • 芝村 裕吏: 関数電卓がすごい (ハヤカワ新書)

    芝村 裕吏: 関数電卓がすごい (ハヤカワ新書)
    関数電卓は持っていますし、その昔は、プログラム電卓で平均値、標準偏差などの計算をする簡単なプログラムを組んで使っていたこともあります。タイトルに惹かれて買ったのですが、ウ~ン、期待はずれでした。計算例が平方根以外にはほとんどありませんでした。関数電卓を片手に、その使い方や、どのような応用ができるかを知りたいと思ったのですが、そういう内容はあまりなくて残念でした。ただこの本を読んでよかったのは、数学の力と計算力とは別物であることが分かったこと。また、計算については、関数電卓などを駆使すればよいということでした。私自身、数学には自信がないのですが、「エェ!?、そうだったっけ?」と思う内容もありました(つまり、間違っているんじゃないの、と思える内容)。 (★)

  • 今尾 恵介: 地名散歩 地図に隠された歴史をたどる (角川新書)

    今尾 恵介: 地名散歩 地図に隠された歴史をたどる (角川新書)
    地名の由来については興味がありますから、この本を手に取ったのですが、読み始めたものの、すぐに「放置」していました。テーマごとに、それに関連する地名が列挙され、その由来について多少の説明(蘊蓄?)が書かれているのですが、列挙されている(例示されている)地名が煩雑で、読むのが面倒になってしまったのです。「地名マニア」の方であれば、これくらい何のそので読み進めたのでしょうが、私にはちょっと難行でした。2年くらい経って、気を取り直して、少々無理矢理に読み進めました。が、「不思議な名称には物語がある」という、帯の謳い文句には、いささか無理があるかなという気がします。物語というのであれば、個々の地名についてもうすこし物語って欲しい気がするのです。ただし、以上は、極めて個人的な感想です。 (★★)

  • piro piro piccolo: 意外と知らない鳥の生活 (コミックエッセイ)

    piro piro piccolo: 意外と知らない鳥の生活 (コミックエッセイ)
    本の帯に「あなたが毎日スルーしている鳥たちの素顔」「カラスも本当は人が怖い」とあります。ほとんど知っている内容でしたが、このように改めて、まとめてあると、いっそうよく分かりました。野鳥観察を始めたばかりの方、野鳥に興味を持ち始めた方には、最適な参考書の1つと思います。身近にいる鳥ばかりが取り上げられていますが、それだけに身近な鳥の行動や、特徴がよく分かって、野鳥がもっと好きになること請け合いです。タイトル通り、まさに「意外と知らない」です。自分では知っているつもりでも、意外と知らないことは多々ありそうです。 (★★★★★)

  • 五味 洋治: 高容姫 「金正恩の母」になった在日コリアン (文春新書)

    五味 洋治: 高容姫 「金正恩の母」になった在日コリアン (文春新書)
    高容姫という女性を知る人は多くはないかも知れませんが、本のサブタイトルにあるように、金正恩の母となった在日コリアンの女性です。北朝鮮では、日本から帰国した人間の社会的地位は低いため、その存在は公的には明らかにされていませんし、「国母」として崇拝されることもありません。これは、金正恩の弱点でもあり、コンプレックスにもなっているかも知れません。大阪の鶴橋で生まれ育った少女の数奇な運命をたどった、力作です。よくぞここまで取材したものだと思います。高容姫の人生をたどることで、北朝鮮の体制、社会、歴史にまで理解が及びます。ほとんど一気読みをしてしまいました。ちなみに、現在も大阪には、金正恩の伯父を始め、親戚が50名以上も暮らしているといいます。このことは、日朝関係の改善や、拉致問題の解決の手がかりになるのではないかという気がします。 (★★★★★)

  • 本郷 和人: 東大生に教える日本史 (文春新書)

    本郷 和人: 東大生に教える日本史 (文春新書)
    別に「東大生に教える」でなくてもよいのですが、この本の元になったのが、東京大学教養学部の学生たちに「暗記不要、歴史を考えるおもしろさを伝えたい」ということで行った連続講義ですから、そういうタイトルになっています。歴史、とくに高校時代に学んだ歴史は、やはり暗記科目でした。あれから50年以上経った今でも、そこから抜けきっていない気がします。そういう意味では暗記ではなく、時代を動かす原動力は何か、誰が時代を変えていくのかという視点から歴史を見て、考えるのは、新鮮です。史実は変わりませんが、それを材料に、自分の視点から、自分の見方で論理を組み立て、自分なりの歴史像を造ってみることを愉しめばよいという著者の考え方をしっかりと身につけられたらよいなというのが、読後感です。 (★★★★★)

  • 木村幹: 国立大学教授のお仕事 ――とある部局長のホンネ (ちくま新書)

    木村幹: 国立大学教授のお仕事 ――とある部局長のホンネ (ちくま新書)
    未だにこういう本を手にするということは、過去の仕事に未練があるのか、と思われそうです。確かに、健康問題がためとはいえ、定年のはるか前にリタイアせざるを得ませんでしたので、未練がまったくないとはいえません。部局長になったことはありませんでしたが、副学部長に相当する立場や、大学の評議員、セクハラマニュアル作成や、セクハラ実態調査を実施する責任者にはなりました。故に、1つの部局内だけではなく、全学的な立場での仕事も経験しました。ごく小さな研究会の会長をしたこともありますし、いくつかの学会で査読委員も依頼されたこともあります。自慢を書いているのではなく、この本の著者の経験と似たような経験もしてきたということです。世間でもたれている大学の教員のイメージは、著者が書いておられるように、実態に即したものというより、先入観がかなり先行したものと思います。現実には、多岐にわたり、大量の仕事、それも本来の業務である教育研究以外の仕事が占める比率が、年々高まっています。われわれが学生だった頃は、まさに古き良き時代でした。独法化されて以降は、教員受難時代といえるかも知れません。日本人は、大学に限らず、小中校ともに、教員に過剰に期待し、酷使していると私は考えています。専門性を尊重し、それが発揮できるような環境条件を整えてこそ、国も民も栄えるような気がします。大学の教員がどのような人達で、どのように働いているかを理解するには、好著と思います。 (★★★★)

  • デジタルカメラマガジン編集部: デジタルカメラマガジン 2025年5月号[雑誌]

    デジタルカメラマガジン編集部: デジタルカメラマガジン 2025年5月号[雑誌]
    ブロ友さんから教えていただきました。昔は、書店でよく立ち読みしていた雑誌です。2025年5月号の特集は、「野鳥撮影超入門ガイド」。内容はもちろん参考になることがたくさんありますが、載っている野鳥の写真がどれもきれいで、驚くくらい。これを眺めているだけでも楽しめるかも知れません。これで¥1,200なら、安い買い物といえるでしょう。 (★★★★★)

  • 日本放送協会,NHK出版: NHK 3か月でマスターする 江戸時代 2025年 1月~3月 [雑誌] (NHKテキスト)

    日本放送協会,NHK出版: NHK 3か月でマスターする 江戸時代 2025年 1月~3月 [雑誌] (NHKテキスト)
    NHKのEテレで放送された、同名の番組のテキストです。今年の大河ドラマ「べらぼう」の関連番組ともいえます。放送を見なくとも、このテキストを通読することによって、江戸時代の概要をおさらいし、さらに、学生時代に学んだ知識をアップデートすることができます。とくに私のように、学生時代から50年近く過ぎたものにとって、昔、教科書で学んだことが、今やまったく書き替えられていることもよくあります。図表、写真も多用されていて、とても分かりやすいものです。 (★★★★)

  • 田中 優子: 蔦屋重三郎 江戸を編集した男 (文春新書)

    田中 優子: 蔦屋重三郎 江戸を編集した男 (文春新書)
    今年の大河ドラマの主人公である蔦屋重三郎について書かれた本ですが、読み終えるのに難儀しました(苦笑)。蔦屋重三郎は、数多くの洒落本、黄表紙、狂歌を世に出し、歌麿、写楽を売り出した人物です。江戸最大のプロデューサーというか、編集者というか。大河ドラマの主人公になるくらいなら読んでみるかと思って、気楽に手に取ったものの、専門書ではないかと思えるような内容、記述で読むのに苦労しました。著者の田中優子さんは、法政大学総長も務めた日本近世文学、江戸文化の大家。 (★★★)

  • 岩波 明: 高学歴発達障害 エリートたちの転落と再生 (文春新書)

    岩波 明: 高学歴発達障害 エリートたちの転落と再生 (文春新書)
    高学歴、高機能の発達障害の方たちの人生は、かなり激しいアップダウンを示すことがよくあります。ダウンした、長いつらい時期を過ごさざるを得ない人達であっても、そこから這い上がり、復活して、成功をつかむことが可能な人達も多くいます。その一方で、長きにわたって低迷した状態から抜け出せない人や、失敗、挫折を何度もくり返してしまう人もいます。高学歴、高機能の人達は、理解がよく、必要な情報に容易にアクセスする能力を持っているのですが、この点がマイナスに作用することもあります。知識量が多くて混乱したり、自分の考えに固執して医師と対立関係になったりすることがあるからです。私自身は、発達障害のある人には、自覚と工夫が必要と考えていますが、この本を読み終えた現在も、その考えに大きな間違いはないと思っています。さらに、発達障害の特性があったとしても、広い意味での環境要因を整えることはとても重要です。専門家による専門的な援助はもちろん、学校、職場の環境調整、家族の適切なサポートなどがそれです。「工夫」をする際には、とくに力量のある専門家からの援助は不可欠です。ASDについては、中核的症状に対する、有効な薬剤がない現状では、心理教育や、認知行動療法、SSTが有用です。ADHDの諸症状には、有効な薬剤が複数ありますし、心理教育や、認知行動療法のアプローチも有用でしょう。苦手なことについてがんばろうとしないことや、自分の得意な事が上手く発揮できたり、活かせたりすることを考えることもとても大切です。この本は、当事者の方やご家族、関わりを持つ教師などの皆さんにとても参考になるでしょう。 (★★★★)

  • 外山滋比古: 人生の整理学 読まれる自分史を書く (イースト新書Q)

    外山滋比古: 人生の整理学 読まれる自分史を書く (イースト新書Q)
    著者は、私の出身高校が旧制中学であった時代の大先輩。『思考の整理学』ほか、多数のベストセラーを書いておられます。この本は、ほかの本を探しに書店に行ったときに見つけて、即買い。自分史を書こうとは思っていませんが、これまでの人生を振り返るのに、何か参考になるかも知れないと思って、買ってきました。「サクセスストーリーのほとんどが退屈」「言いたくてむずむずするところは抑える」「『私』をおさえて『間接話法」で書いてみる」「お手本の文章をみつけて、軟度も読む」「内田百閒『戦後日記』のようにさらっと書いてみる」などなど、首肯するところ多々ありました。 (★★★★)

  • 小松 正: なぜヒトは心を病むようになったのか? (文春新書)

    小松 正: なぜヒトは心を病むようになったのか? (文春新書)
    進化心理学とは、ヒトの心のはたらきを「自然淘汰による進化」という考え方によって統一的に説明しようとする分野です。私が現役の頃から発展してきた、新しい心理学の分野です。この本は、ヒトが陥る自己否定的な状態、他人に対する攻撃性、人間同士の対立や分断など、ネガティブな性質がなぜ進化の過程で残ったのかを考察しています。一言でいうと、それは生存や繁殖と深い関係があるというのです。進化心理学から捉えることで、これら、心のダークサイドがよりよく見えてきます。 (★★★★)

  • 林 望: 節約を楽しむ あえて今、現金主義の理由 (朝日新書)

    林 望: 節約を楽しむ あえて今、現金主義の理由 (朝日新書)
    林望こと、リンボウ先生の本は、昔々、よく読みました。「イギリスはおいしい」などのエッセイは楽しみました。この本のタイトルをネットで見たとき、まさかあのリンボウ先生だとは思ってもみませんでした。リンボウ先生と節約というのが結びつかなかったのです。しかし、読んでみると、まがいもなくあのリンボウ先生の文章でした。ただの節約術の本ではなく、高齢になったときのライフスタイル、生き方について、リンボウ先生の考え方が展開されていました。筋金入りのへそ曲がりにして、頑固者のリンボウ先生らしい生き方です。キーワードを拾っただけでも、その一端が分かります。「銀行は信用してはいけません」「(お金を)知らない人に預ける危険性を考える」「高齢者は見栄を張らない」「冠婚葬祭は義理を欠く」「自然の調整機能に任せる」などなど。私はリンボウ先生ほど変人でも頑固でもないと思っていますが(多少は変人で、融通が利かないという自覚はあります)、なるほどと思ったことは参考にして行きます。 (★★★★)