野鳥も年末年始の連休か、ジョウビタキ、イソヒヨドリくらい……ついでに歴史散歩へ
世間様は、年末年始の連休に入ったようで、今朝は散歩している間、町がいつもの土曜日以上に静かな感じでした。その今朝の最低気温は1.2℃。名古屋などでは、氷点下になったようですが、そこまで寒くはありませんでした。風は弱く、歩いている間もさほど寒い気はせず。住吉神社、九華公園、吉之丸、赤須賀、貝塚公園、内堀南公園、吉津屋町、京町、寺町と、いつもより少し足を延ばして、6.2㎞。日中も気温は上がらず、最高気温は、8.6℃。
こちらは、散歩に出たときの藤原岳。下の方まで冠雪しています。わが家から北西に24㎞ほどのところ。三重・滋賀の県境で、鈴鹿山脈の北部にあります。標高は、1,144m。
散歩に出てすぐ、近所の知人に久しぶりに出会い、喋っていたら、ジョウビタキのメスが登場。日が当たっておらず、こんな証拠写真しか撮れず。しばらく前にわが家近くに縄張りを定めたジョウビタキのメスがいると書きましたが、たぶんそのジョウビタキ。
住吉水門のところでは、ヒドリガモが2ペア。揖斐川には、赤須賀漁港の漁船が数隻出ていて、水鳥はほかには見えません。七里の渡し跡では、川口水門の方にキンクロハジロのオスが1羽いただけ。
イソヒヨドリのメス、今日は蟠龍櫓の屋根のてっぺんにいました。
出がけに知人と話していましたので、九華公園到着は、8時前。アイガモたちは、元気そうです。今日は、ユリカモメも、キンクロハジロもそばにはいませんでしたから、誰にもエサはもらっていなかったと思われます。
最初に、町が静かだったと書きましたが、九華公園も散歩する人はいつもより少なく、散歩友達にもほとんど会えませんでした。会ったのは、管理人さんと、シルバー人材センターから清掃に来ていらっしゃる方々のみ。野鳥も少なく、野鳥たちも年末年始の連休に入ったのかと思ったくらい。アオサギさんも休み。相撲場のところでカワラヒワが2羽。

朝日丸跡で、ジョウビタキのオス。さらに、外周遊歩道の東でも、ジョウビタキのオス。最初に見たところから50mも離れていないところで見ましたので、同じ個体の可能性が高いと思います。ほかに見た小型の野鳥は、ハクセキレイ、ゴイサギ(相撲場のはるか上空を通過していきました)、ヒヨドリ、ドバトくらい。最近、ムクドリ、スズメを見なくなっています。
水鳥たちもあまり多くはありませんでした。ホシハジロのオスは、今日も1羽。左の写真では、お休み態勢になってはいますが、目は開いていて、こちらをしっかりと見ています。写真を撮るだけで、何もしませんから、そんなキツい目で見ないでほしい(笑)。キンクロハジロは、36羽。
ハシビロガモは、10羽。左の写真はメス、右はオス。カモの写真は、代わり映えしないものになり勝ちですので、何とかバリエーションをつけたいと思っていますが、なかなか難しい。
ヒドリガモは、1ペアのみ。ハジロカイツブリと、カイツブリは、すっかり見なくなってしまいました。残念。
ユリカモメもほとんどおらず、今日は6羽のみ。今日のバードウォッチングは、以上。
吉之丸と、赤須賀へ足を延ばしたと書きました。さほど遠回りをしたわけではありません。昨日の記事で、『くわな史跡めぐり』で訪ねていないところをチェックしていると書きました(2025年12月26日:雪国のような空模様)。その中で「矢部駿河守御用屋敷」と、「藩校立教館」に言及されていました。これらのことはもちろん知っていますが、その場所についてはあまりハッキリ認識していなかったのです。桑名市が刊行した『桑名城下切絵図』も参照して調べたら、前者は吉之丸に、後者は赤須賀にあることが分かったので、「それなら散歩ついでに行ってみよう」と思い立った次第。
矢部駿河守定謙(寛政元(1789)〜天保 13(1842)年)は、江⼾時代後期の旗本です。堺奉行、大坂西町奉行、勘定奉行、江戸南町奉行などを歴任し、名奉行といわれましたが、天保の改革の株仲間解散令などに反対したため罷免され、桑名藩お預けとなっています。天保13(1842)年5月1日、護送の行列は江戸を立ち、13日に桑名に着きました。当時の藩主は松平定猷。お預けから3ヶ月後、通説では、無罪を主張して食を絶って亡くなったとされていますが、桑名での資料では病死となっています。矢部駿河守の座敷牢は吉之丸にあった「別会剣術所」を改修してつくられました。吉之丸通りを挟んだ向かい側には家老服部半蔵と三輪権右衛門の屋敷があり、厳重に塀をめぐらせた敷地の中に、さらに囲われた座敷牢があり、警備もものものしかったといいます。現在は、民家となっています。ということで、九華公園のすぐ南あたりが、その場所。左の画像は、『桑名城下切絵図』の「2 吉之丸』を参考に描いたもの。私がいつも歩いているところのすぐ近く(微笑)。ちなみに、吉之丸通りは、江戸時代からあったようです。
まずは、吉之丸通り。この写真は、西から東を見ています。向かって左手に三輪権右衛門と、服部半蔵の屋敷があったところで、通りを挟んだ右手側に矢部駿河守御用屋敷がつくられたということになります。右の写真あたりに(東から西を向いて撮影)、手前側から服部半蔵の屋敷、その向こうに三輪権右衛門の屋敷があったと思われます。
この、現在は民家が建ち並んでいるところに別会剣術所があり、そこを矢部駿河守御用屋敷にしたと考えられます。矢部駿河守桑名藩預かりについては、たとえば、こちらに詳しい言及があります。
続いて、藩校立教館跡。「立教館(りっきょうかん)」は、江戸時代に松平定信が白河藩に設置した藩校で、久松松平家が桑名に移封になって、桑名藩に移り、伊賀町に設立されています(松平定永の代)。明治初年に廃止され、桑名市立立教小学校にその名前が引き継がれています。『桑名城下切絵図』の「5 伊賀町」には、左の画像で、赤い四角を付したところにあったといいますが、『くわな史跡めぐり』では、その西、青い丸のところにあったと書かれています。どちらが正しいのか、あるいは、移転したりしたのかなどについては、現時点では不明。ただい、『桑名市史 本編(p.493)』には、「文政6年(1823)定信の子定永が桑名へ復封されると、旧領主松平下総守の旧慣により、学校を伊賀町に置き、同じく立教館と称し(中略)、明治元年(1868)正月藩主定敬が罪を朝廷に得、同2年8月まで一旦閉校したが、3年5月更に校舎を吉之丸に旧藩主一門松平帯刀の邸宅を卜し、ここに移し改築した」とあります。ちなみに、松平帯刀は、上の地図で「松平信濃守」とある人物と思います。
『桑名城下切絵図』にある立教館跡は、この写真中央の民家のあるところ(新高須屋 十一万石とあるところの手前)です。『くわな史跡めぐり』にあるのは、右の写真あたりと思います。ということで、今日は、こちらの歴史散歩がメインだったかもしれません。どちらも今は、民家になってしまっていますから、見てきてもどうということはないんじゃないか?というお考えもあるかも知れませんが、まぁ、趣味の範疇です(微笑)。
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エムライトさん、こんばんは。
ヒドリガモの水面には、堀の石垣が映り込んでいますね。
ジョウビタキの1枚目、お腹のラインは、たぶん木の枝の影であろうと思います。
それにしてもおもしろいところにラインが入りました。
鳥は、視野が広いことだけでなく、人間には見えない紫外線が見えたり、視力(解像度)がとてもよかったり(特に猛禽類)、特殊な視細胞を持っていたりで、人間よりはるかに豊かで鮮明な世界が見えているそうです。
ハシビロガモのメスのポーズ、気に入っていただけましたか。
ハシビロガモは、堀に落ちている石の上などによく上がっています。
投稿: mamekichi | 2025年12月27日 (土) 18時55分
こんばんわ~~
空模様の影響か ヒドリガモの水面 美しいです。
一枚目 ジョウビウタキのオス お腹にあんな
水平のラインが入り面白い。
ホシハジロのオス 鳥は左右に目がついてて
視界が広くていいなと思う 人間は狭い。
ハシビロガモのメス ころんとしていいポーズです。
投稿: エムライト | 2025年12月27日 (土) 16時50分