お知らせ

  • データの移行について
    2005年10月26日のブログ開始当初から、2025年10月31日までの記事は、「猫の欠伸研究室(アーカイブ)」に移行しました(http://blog.livedoor.jp/taichimaru151/)。 このココログの「猫の欠伸研究室」には、2020年1月以降の記事を残し、2019年12月以前の記事は削除しました(2020年1月1日から2025年10月31日までの記事は、両方にあります)。

レンズを通した自然観察

  • この「レンズを通した自然観察」ということばは、恩師のお一人が、私の趣味を形容しておっしゃったものです。2023年2月7日のブログに書きましたが、実はときどき思い出していることばです。お世話になった先生方はたくさんいらっしゃいますが、この恩師は、就職のことから学位論文の執筆、審査に至るまで本当にお世話になった先生です。「写真の撮り方を指南してもらいたい」ともおっしゃったのですが、これはお世辞と理解しています。私はほぼ隠居状態となって10年以上になりますが、今、改めてこのことばをかみしめています。この先生には結婚式の際に「理論と臨床をつなぐ仕事をするように」ということばをいただきました。体調を崩してそれには十分に応えられませんでしたので、せめてこの「レンズを通した自然観察」については、極めるとまでは行かないにしても、もう少し精進したいと考えています。

ブログ名の由来

  • ブログ名の「猫の欠伸研究室」は、中日新聞の夕刊に連載されている「紙つぶて」というコラム(平成22(2010)年1月13日)に、元新党さきがけ代表の武村正義さんが書いていらっしゃった「人生は猫の欠伸である」というコラムによります。武村さんは、“チベットで鳥葬を取り仕切る僧侶が、「人の生涯は猫の欠伸のようなもの」と語った”と書いていらっしゃいます。「猫の欠伸のようなもの研究室」としたかったのですが、ちょっと間延びしますので、「猫の欠伸研究室」とした次第です。「研究室」とつけたのは、過去、大学に勤めていたことがあるということやら、知らないこと、分からないことがあると何でも調べずにはいられない性分であること、屁理屈、講釈が大好きであることからであります。しかし、「人生の研究をしている」のではありません。「大所高所」からのご高説を開陳できるほどの力量はないが故、「小所低所」からの戯れ言をつぶやくのが精一杯(苦笑)。身の程に合わせ、勝手なことを書き綴っていますので、御用とお急ぎでない皆様には、今後ともご交誼のほど、お願いいたします。是非ともコメントを頂戴し、少しでも世間を広げたいと熱望しております。

モットー

  • 座右の銘というほど立派なものはありませんが、過去に体調を崩し、療養生活を送った経験から、私なりのモットーをつくっています。その一つは、「淡々と飽きもせず……」です。自分では、「……」と余韻を残しているところが気に入っています。こだわりすぎや、やり過ぎはよくありません。若い頃はムキになってやったこともありますが、今はこのように「淡々と飽きもせず……」が自分に合っていると思っています。もう一つは「晴耕雨読」ならぬ「晴歩雨読」です。マンション暮らし故、耕すところはありません。代わりに歩いています。そして、最近(令和3(2021)年に入った頃から)追加したのが、「散歩生活、ときどき仕事」。NHKのテレビ番組に「晴れ、ときどきファーム!」というものがあります。これのもじり。浅学非才の身ですので、ご交誼の上、いろいろとご教示をお願いします。

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2025年7月

2025年7月31日 (木)

カワセミだ!!

202507weatherdatakuwana  今日も暑くて、猛暑日1歩手前の34.4℃です。冒頭の画像は、桑名の今月の気象データです。赤枠をつけたところが、最高気温。30℃を下回ったのは、豪雨があった17日の1日のみ。35℃を超え、猛暑日だったのは、8日あります。7月でもっとも暑かったのは、6日の38.3℃。この日は、確か全国のトップ10にランキングしました。明日からしばらくは、最高気温が37~38℃という予報が並んでいます。先が思いやられます。

Dsc05839c_20250731140601 今朝は、6時40分から散歩へ。夜中に短い時間でしたが、強い雨が降ったようで、朝から蒸し暑い感じでした。住吉神社、九華公園、貝塚公園、内堀南公園、外堀、吉津屋町、京町、寺町と6.0㎞。九華公園の中をどれだけウロウロしたかで、距離が微妙に変わります。赤須賀漁港まで足を延ばす元気は、残念ながら、ありません(苦笑)。

Dsc05072c_20250731141201  今日は、なんといってもこちらから。九華公園の朝日丸跡にカワセミがいたのです。公園の外周遊歩道の東側を歩いていたら、何かいるのに気づいたら、カワセミだったという次第。ちょっと距離がありましたので、これが限度。九華公園でカワセミを見たのは、3月21日以来(2025年3月21日:柿安コミュニティパークでキセキレイ……シティ・ホールの薄墨桜が咲き始めました)。これほど長い間、九華公園でカワセミを見なかったことはなかったような気がします。暑くても、やはり毎日出かけて、バードウォッチングをしないと(笑)。

Dsc05623c_20250731141301  京町の商店にあるツバメの巣では、異変がありました。昨日まで、ヒナは3羽いたのですが、今日は、目をこすって何度見直しても、2羽しかいません。巣立つには、まだ少し早い気がします。これくらい育っていれば、落下しても大丈夫なようにも思います。ここの方にはお目にかかれませんでしたので、何があったかは不明。

Dsc04490c_20250731140601 Dsc04564c_20250731140701  さて、話を戻して。今日も住吉入江から七里の渡し跡あたりまでには、野鳥はほとんどいません。ひたすら歩いています(苦笑)。三之丸公園でムクドリが10羽以上。柿安コミュニティパークにも、ムクドリ多数と、ハクセキレイが1羽。

Dsc04520c_20250731143701  三之丸水門のところで、これはたぶんウスバキトンボ。ウスバキトンボであるとすれば、割とよく見かけます。南方から初夏にやって来て、どんどんと北に向かって分布を広げます。

Dsc04714c_20250731140701 Dsc04780c_20250731140701  九華公園も様子は、同じ。カワセミのほかにいたのは、ムクドリ、ドバト、ハシボソガラスなど。そういえば、ここまでスズメを見ませんでした。

Dsc04824c_20250731140801  ハシボソガラスは、今日は、数は少なくしかも騒いだりはしていませんでした。暑くて元気がないのかという気がします。

Dsc04631c_20250731140701 Dsc04675c  ということで、今日も、トンボ探し。九華公園の北門を入ってすぐの堀端にはタイワンウチワヤンマ。タイワンウチワヤンマは、このあたりによくいます。相撲場の近くには、コシアキトンボのオス。コシアキトンボは、公園のあちこちで見ます。

Dsc04789c_20250731140801 Dsc04875c_20250731140801  奥平屋敷跡では、シオカラトンボのオス。公園内を半周して、鎮国守国神社を通って、再び、北門を入ってすぐの堀端に来たら、シオカラトンボのメス。シオカラトンボも、公園内各所で見ることができます。

A0f58ca9  今日は、写真は撮れなかったのですが、シオカラトンボのメスを撮っているときに、ハグロトンボのオスがヒラヒラと飛んでいました。ちなみに、九華公園で見たという記憶がなかったのですが、2回も見ていました(2020年8月19日:またもや九華公園でカワセミ……プチ歴史散歩も、2022年8月17日:九華公園でハグロトンボのオス(2回目でした m(_ _)m))。この写真は、2022年8月17日に撮影したもの。記憶だけに頼っていては良くないようです(苦笑)。

 Dsc04921c_20250731141201シオカラトンボのオスも、相撲場の近くにて。北門を入ってすぐの堀端から相撲場の東あたりには、トンボがよく飛んできます。

Dsc05042c_20250731141201 Dsc05027c_20250731141201  野球場の南の堀端にもトンボがよく休んでいます。左の写真は、タイワンヤンマのようです。右の写真は、コシアキトンボ。

Dsc04991c_20250731141201  こちらも同じあたりにいたコフキトンボ。オスと思われます。

Dsc05107c_20250731141301 Dsc05177c_20250731141301  九華公園の外周遊歩道の南側に行くと、ウチワヤンマがよく見られます。今日もキッチン寿さんから二の丸橋あたりで3頭を見ました。コフキトンボもけっこういます。右の写真、コフキトンボのオスと思います。コフキトンボは4頭を見ています。

Dsc05449c_20250731141301  Dsc05530c-2 貝塚公園では、キジバトを見たのみ。内堀南公園には、野鳥はおらず。外堀まで来て、ようやくスズメに出会いました。セブンイレブンの駐車場のフェンスの上にいたのです。吉津屋町でも、スズメが1羽。こちらは虫か何かを食べているところ。

Dsc05704c_20250731140601 Dsc05757c_20250731140601  住吉入江では、ギンヤンマのメス。住吉入江沿いの桜の木などでも、クマゼミが大合唱していますが、今日は、右の写真のようなシーンを見かけました。何となくもめているのかと思ったのですが、実際のところは、よく分かりません。交尾をしている最中ではなさそうですが……。

 Dsc05797c_20250731140601 拙宅マンションまで戻ってきたら、プレイロットに、あのハクセキレイが来ていました。

Dsc04755c_20250731140701 Dsc05479c_20250731141301  九華公園の管理事務のところと(左の写真)、吉津屋町でヒマワリが咲くのを待っているのですが、どちらもまだ。

Dsc05242c_20250731141301  Dsc05302c_20250731141301 九華公園の外周遊歩道の南にボタンクサギがあるのは、何度か書きました。これもにているなと思っていたのですが、たぶんボタンクサギ。その近くで、ムクゲ。

Dsc05843c_20250731140601 Dsc05841c_20250731140601  わが家のベランダ園芸。今日は、アサガオの花は、3輪。小さい方の鉢だけ、咲きました。

Dsc05653c_20250731141301 余談。寺町商店街では、今年のびっくり夜店を8月29・30日(土・日)に開催するという案内が出ていますが、去年まで開かれていたクラフトビールフェアについては(2024年8月25日:20240825寺町クラフトビールフェア)、何も告知がありません。今年も楽しみにしていたのですが、7月末になっても、何も告知がないということは、今年はなしということでしょうか。そうだとしたら、とても残念。

Dsc04458c_20250731140601 Dsc04530c_20250731140601  さらなる余談。散歩コースの初めの方では揖斐川右岸の堤防を歩きます。住吉水門、川口水門(左の写真)、三之丸水門(右の写真)と3つの水門がありますが、今朝はいずれも水門が閉められていました。カムチャッカ半島地震によって、津波注意報が発令されましたので、それへの対策と思われます。四日市港では、昨日の13時50分と、14時59分に10cmの高さの津波が観測されたといいます。

2025年7月30日 (水)

津波に驚く

 Dsc04185c_20250730125701 驚きました。散歩から帰ったらすぐにロシアのカムチャツカ半島で地震があり、それによって津波注意報が発令されたとテレビでいいはじめたのです。その後、地震のマグニチュードが訂正され、津波注意報が津波警報に切り替えられたところがたくさんあります。さらに、最初は注意報が出ていなかった伊勢湾・三河湾にも津波注意報が発令されるに至っています。13時現在、この近くでは、尾鷲にも津波が到達したようです(12時8分)。名古屋、四日市には13時30分に1mの津波が到達するという予報です。

Dsc04425c_20250730125701  さて、散歩は6時半から、思いついて、いつもとは逆回りに、寺町、京町、吉津屋町、外堀、内堀南公園、貝塚公園、九華公園、住吉神社と5.1㎞。最高気温は、今のところ(13時30分現在)、35.4℃。

Dsc03188c_20250730125601 Dsc03214c  京町の商店にあるツバメの巣、今日もヒナ3羽は元気でした。ヒナが孵ったのは7月13日でしたから(2025年7月13日:京町の商店にあるツバメの巣でヒナ2羽が孵っていました)、それから17日目。孵化後3週間くらいで巣立ちますから、この週末か、来週初めに巣立ちそうです。

Dsc03609c_20250730125601 Dsc03679c_20250730125601  内堀南公園ではクマゼミが鳴いていただけ。貝塚公園ではスズメを1羽見たのみ。相変わらず、鳥はいません。九華公園に着いたのは、7時5分を過ぎた頃。スズメは、二の丸跡(左の写真)と、相撲場近くで見ました。

 Dsc03860c二の丸跡や、奥平屋敷跡では、ハシボソガラス。この写真は、奥平屋敷跡にて。暑いためか、元気がなさそうに見えます。ムクドリもいましたが、写真は撮れず。アオサギ、カワセミは影も形もありません。

Dsc03425c_20250730125601  という次第で、今日も昆虫観察。コフキトンボのオスは、九華公園の外周遊歩道の南にて。アングルがちょっとよくありません。

Dsc03491c_20250730125601  Dsc03474c_20250730125601左の写真のウチワヤンマは、キッチン寿さんのちょっと西あたりにて。右の写真もウチワヤンマ。これはキッチン寿さんのすぐ裏で。

Dsc03781c_20250730125601  Dsc03544cコシアキトンボのオス。これは、野球場の南にて。外周遊歩道の南でも見られました。シオカラトンボのオスは、奥平屋敷跡で。

Dsc03898c_20250730125701Dsc03944c_20250730125701  シオカラトンボのメスは、管理事務所のすぐ南にて。鎮国守国神社の境内では、アオスジアゲハ

 Dsc04010c北門を入ってすぐの堀では、タイワンウチワヤンマ。トンボはそれなりにいますが、種類が限られます。赤とんぼの仲間も飛んではいますが、なかなか止まってくれませんので、種類の確認は難しい。チョウは、あまり見ません。クマゼミは相変わらず、あちこちで大合唱。今日は、ニイニイゼミの鳴き声は聞いていません。アブラゼミも見ませんでした。

Dsc04132c_20250730125701  柿安コミュニティパークでは、ハクセキレイが1羽。ほかには遠くにムクドリたち。

 Dsc04326c_20250730125701 Dsc04386c_20250730125701 拙宅マンションまで戻ってきたら、プレイロットにドバト4羽と、いつものハクセキレイ。右の翼を傷めている個体です。この写真を撮る直前には、何か虫を食べていました。

Dsc03274c_20250730125601  Dsc03259c_20250730125601花の写真もワンパターン化していますが(苦笑)、まずは、吉津屋町でサルスベリ。ヒマワリ銀座近くのヒマワリ(昨日も載せました)は、まだ咲いてきません。

Dsc03330c_20250730125601  陽和幼稚園を見たら、園庭にヒマワリが咲いているのを見つけました。通る方向が違うと、見えるものが少し違うようです。ときどきは、逆回りをすると、それまでに気づかなかったものが見えるかもしれません。

Dsc03525c_20250730125601 Dsc03889c  九華公園の野球場のところでは、ツユクサ。管理事務のところにヒマワリが咲いているのは、昨日も書きましたが、ほかにも咲きそうな花があります(右の写真)。

Dsc04258c_20250730125701  猛暑の中で、津波警報/注意報が発令され、大変です。わが家では、避難の必要性は少ないと思いますが、太平洋沿岸の地域では、この暑い中、実際に避難している方も多いようです。大したことがないことを願っています。13時半過ぎの情報では、名古屋、四日市にも津波が到達したと思われるということです。サルスベリは、桑名七里の渡し公園にて。

250730051231979c 250730051244249c  余談。今日のアサガオは、4輪が咲きました。花の色は、どうやらこれ1色のようです。

2025年7月29日 (火)

とうとう昆虫写真家に転身か?(笑)

Dsc03118c  昨日よりもさらに気温が上がって、今日の最高気温は37.5℃。12時23分に記録しています。全国では、39℃を超えているところも何ヶ所もあるようです。朝から暑くなりそうでしたので、なるべく早く出ようと思ったものの、いつも通り、6時40分から散歩へ。住吉神社、九華公園、貝塚公園、内堀公園、内堀南公園、外堀、吉津屋町、京町、寺町と5.5㎞。マンションに帰ってきてから、知り合いと話をしていて、帰宅は8時40分。ちょうど2時間。

Dsc01553c_20250729134901 Dsc01619c_20250729134901  マンションのプレイロットにハシボソガラス。若者のように見えます。さらに、よく見たら、あの右の翼を傷めたハクセキレイも来ていました。エサを探しているようでした。

Dsc01661c_20250729134901 Dsc01718c_20250729134901  住吉入江では、スズメ2羽。写真はそのうちの1羽。花火が終わってから、住吉入江、住吉神社から七里の渡し跡あたりでは、野鳥をほとんど見なくなっています。あの大音響や震動では、鳥も逃げ出したくなるのでしょう。三の丸水門まで来て、ドバトが4羽。

Dsc01784c Dsc01825c  柿安コミュニティパークでは、ムクドリがたくさんいたほかに、スズメ数羽と、ハクセキレイの若者が1羽。ハクセキレイの若者は、昨日もここで見ていますから、同じ個体かもしれません。

Dsc01941c_20250729134901 Dsc02172c_20250729134901  九華公園でも相変わらず、野鳥はあまりいません。相撲場のところにムクドリ10羽ほどと、カワラヒワの成長が1羽。

Dsc02054c_20250729134901 Dsc02232c_20250729134801  スズメもいましたが、数は多くはありません。あまりにも野鳥がいませんでしたので、神戸櫓跡の松の木のてっぺんにも数羽にいたカワウも撮ってきました。貝塚公園では、ムクドリがいたのみ。内堀南公園では、クマゼミの合唱。

Dsc02704c_20250729134701 Dsc02722c  京町の商店にあるツバメの巣。とくに変わりはありません。右の写真で、向かって右にいるヒナの口からは、イトトンボの尾らしきものが見えています。

Dsc02940c  住吉入江まで戻ってきたところで、ムクドリ。若者と思われます。

Dsc01877c_20250729134901 Dsc01965c_20250729134901  鳥がいませんので、九華公園その他でトンボ観察。チョウはあまりいません。まずは、北門を入ってすぐの堀でシオカラトンボのオス。相撲場の近くでは、コシアキトンボのオス。

Dsc02244c_20250729134801Dsc02281c_20250729134801  野球場南の堀のあたりにもトンボがよくいます。左の写真は、シオカラトンボのオス。右は、コフキトンボのオス。

 Dsc02302c_20250729134801 野球場のフェンスのところには、シオカラトンボのメス。

Dsc02406c_20250729134801  Dsc02353c_20250729134801 九華公園の外周遊歩道の南で、ウチワヤンマ。このあたりでは、垂れ下がった桜の枝にトンボがよく止まっています。右の写真では、手前にいるのはコシアキトンボのオス。奥にいるのは(ボケていますが)、コフキトンボのオス。

Dsc02497c  さらに、少し離れた石垣のところにもウチワヤンマ。

Dsc02200c_20250729134801  昆虫ではありませんが、九華公園の北門を入ってすぐの堀には、カニさん。Googleレンズから検索すると、アカテガニと出て来ますが、本当にそうか、自信はありません。

Dsc03090c_20250729134701  Dsc02956c_20250729134701住吉入江の南の端では、ギンヤンマ2組が、交尾&産卵中でした。ほかにもギンヤンマの雄が1頭、あたりを飛んでいました。

Dsc03046c_20250729134701  同じあたりの護岸には、ツマグロヒョウモンのオス。というようなことで、今日は、昆虫写真家に転身したのです(笑)。

Dsc01626c_20250729134901  花も同じようなものばかりになりますが、まずは、桑名七里の渡し公園でサルスベリ。夏場、私が散歩する時間帯は、まだ開園前ですので、公園外から撮れるところで。

Dsc01996c_20250729134901  九華公園の管理事務所近くでヒマワリが咲き始めました。ただ、背も低く、花も小さいので、たぶん肥料は与えていないような気がします。

Dsc02587c_20250729134801 Dsc02565c_20250729134801  吉津屋町のヒマワリ銀座のヒマワリは、ほぼ終わり。去年はもっとヒマワリの本数が多かった気がします。代わって、近くの別のお宅でヒマワリが咲きそうになっています。このあたり、3軒のお宅でヒマワリを育てておられるのです。

Dsc02634c_20250729134701  吉津屋町でもサルスベリ。ここのお宅のサルスベリは、赤い色が鮮やかで、好きなのです。

Dsc03126c_20250729134601 Dsc03130c  ところで、わが家のアサガオ、やっと咲いてくれました。昨日は、咲きそうなつぼみは1つしか、気づかなかったのですが、今朝見たら、2輪、咲いていました。明日咲きそうなつぼみもあります。去年は、つぼみはまったくつかないまま終わってしまいました。2年越しでリベンジできたという次第。

Dsc01869c_20250729134901  余談。九華公園の北門のところに、こんな看板が掲げられました。いよいよ石取祭が近づいてきました。台風9号の進路が気になります。

Dsc01626c_20250729134901  余談のオマケ。自民党の両院議員懇談会では「石破おろし」の嵐だったそうです。が、石破おろしに勤しんでいる議員の皆さんは、裏金議員とか、某宗教団体との関わりが深かった議員だとか。これらの皆さん、ご自身がしていること自体が、自民党の支持率低下や、選挙に負ける要因となっていることはまったくお分かりではないようです。石破首相を引きずり下ろしたら、世間の自民党に対する評価はさらに低下すると、愚考しています。看板を掛け替えれば、何とかなると思っているのであれば、それこそ国民を愚弄しています。「責任政党」などと自民党は、嘯いているようですが、どの口がいう? という話しだと思えてなりません。

2025年7月28日 (月)

九華公園あたりでトンボ・コレクション

Dsc09869c_20250728134701  予報通りに、猛暑日になりました。13時現在で最高気温は、35.7℃。三重県には、熱中症警戒アラートも発令されています。今朝も6時40分から散歩に行ったのですが、すでにそのときから、いつもより暑い感じでした。住吉神社、九華公園、貝塚公園、内堀公園、歴史を語る公園、京町、寺町と5.5㎞。2時間弱で帰宅。暑いので、散歩は、2時間程度にしています。今日もまた、住吉神社から三の丸水門あたりには野鳥はいません。諸戸氏庭園や、三之丸公園の木々からは、クマゼミの大合唱が聞こえてくるだけ。

Dsc09971c_20250728134401 Dsc00014c_20250728134401  柿安コミュニティパークまできたら、ムクドリ2羽、ドバト2羽のほかに、ハクセキレイが2羽。ほぼ一緒に行動している感じでした。左の写真は成鳥のオス、右は今年生まれた若者のように思います。

Dsc00097c_20250728134401  コミュニティパークには、もう1羽。電柱の上にカワウさん。いつも同じ個体がいるような気がしますが、確認するすべはありません。

Dsc00421c_20250728134401 Dsc00521c_20250728134401  九華公園には、7時前に到着。野鳥は少なく、ハシボソガラス、ハシブトガラスが数羽、騒いでいるのがよく聞こえました。公園内を半周して、鎮国守国神社から相撲場に来たら、ようやくスズメに出会いました。2羽。さらに九華橋の近くの樹上にムクドリが数羽。

Dsc00868c_20250728134401  神戸櫓跡近くでもスズメが数羽と、ドバトが1羽。Dsc00803c_20250728134401本当に野鳥はいません。

Dsc00899c_20250728134401  吉之丸堀にカワウが1羽。カワウは、神戸櫓跡の松の木のてっぺんにも数羽がいます。

Dsc00185c Dsc00165c_20250728134401  このところの九華公園の主役は、こちら。クマゼミたち。あちこちで大合唱が聞こえますが、奥平屋敷跡の南東あたりがもっとも賑やか。耳が痛くなるくらい。アブラゼミも見ますが、本当に少数派。アブラゼミは、都市部を中心に減少傾向にあるそうです。都市部はヒートアイランド現象によって気温が高くなりやすく、アブラゼミより暑さに強いクマゼミが増加していると考えられています。また、アブラゼミは鳥に捕食されやすかったり、都市部の公園ではアブラゼミの幼虫が好む落ち葉が清掃されたり、樹木が減ったりして、生育環境が悪くなっていることも影響しているとされます。九華公園では、ごく一部でニイニイゼミの鳴き声もするのですが、これも少数。今日は、九華公園外周遊歩道の東で、ニイニイゼミが鳴いていたのですが、姿は見つけられませんでした。

Dsc00155c_20250728134401 Dsc00208c_20250728134401  トンボも、私が出かける時間は、数、種類ともに限られます。左の写真は、北門を入ってすぐの堀端の桜の木にいたタイワンウチワヤンマ(と思われます)。右の写真は、奥平屋敷跡で見つけたウチワヤンマ

Dsc00265c_20250728134401 Dsc00951c_20250728134401  左の写真は、公園を半周して、再び北門を入ってすぐの堀端に来たときに見たタイワンウチワヤンマ。上左の写真の個体と同じかもしれません。右の写真は、九華公園外周遊歩道の南で見たコシアキトンボ

Dsc00995c_20250728134401 Dsc01024c_20250728134401  その近くでも、ウチワヤンマを2頭。今日、九華公園で見た限りでは、ウチワヤンマの方が、タイワンウチワヤンマよりも多いようです。

Dsc01041c_20250728134501  貝塚公園で、カワラヒワ。成鳥。昨日は、ここで、幼鳥のカワラヒワを見ています。

Dsc01192c Dsc01254c  京町の商店にあるツバメの巣。ヒナは、3羽とも元気です。ただし、親ツバメがエサを持ってこないときには、左の写真のように、いささかグッタリしているように見えます。しかし、親がやってくると、元気いっぱいに「エサくれアピール」をしています。

Dsc01467c_20250728134501  寺町を過ぎて、住吉入江まで戻ってきたら、タイワンウチワヤンマ。ほかにギンヤンマのオスが2頭、メスが1頭いたのですが、写真は撮れず。ギンヤンマは、どこかに止まるということがあまりないのです。飛翔シーンも狙ったものの、すべて敗退(苦笑)。

Dsc00931c_20250728134401  九華公園の南にあるお宅のボタンクサギ。今日は、クローズアップショットにて。

Dsc01146c  今日は、去年まで白い花が咲くサルスベリがあったのを思いだして、見に行ったのですが、今年は、まだ咲いていませんでした(2024年8月25日:懐かしいハクセキレイに遭遇しました……アオサギ、カワセミ、イソヒヨドリも)。この赤いサルスベリが咲いている、片町のお宅に、です。紅白のコントラストがきれいだったのですが、どうしたのでしょう?

Dsc01069c_20250728134501 Dsc01089c_20250728134501  こちらの赤いサルスベリは、貝塚公園の近くのお宅にて。紫のサルスベリは、立教小学校の校庭に咲いていました。

Dsc01120c_20250728134501  ムクゲは、立教小学校に近いお宅で撮影。

Dsc01327c_20250728134501 Dsc01358c_20250728134501  常信寺に何か、夏の花がなかったか見に行ったのですが、ありませんでした。そこで、ヤマボウシの実を撮影。ついでにといってはいけませんが、御坊さん(桑名別院本統寺)で、菩提樹の実。これでつくる念珠は、高級品だそうです。

Dsc00570c_20250728134401  250728172659767c 今日もまた、真夏の空。週間予報を見ますと、今日からしばらくは、36℃、37℃という最高気温の予想が並んでいます。先が思いやられます。朝早めに散歩に行き、あとは、エアコンの効いた部屋で読書、郷土史講座のまとめ、郷土史の勉強にでも取り組むことにします。昨日、ベランダ園芸のアサガオにつぼみがついているのを見つけましたが、今日の夕方、水をやっているときに、明日にでも咲きそうなつぼみが1つありました。

250728142300483c 250728142305355c  サギソウは、最後に1つ、まだ花が残っています。早くから咲きましたが、花はそれぞれに長持ちした感じがしています。

2025年7月27日 (日)

いつも通りに散歩……昨日の桑名水郷花火大会では不覚を取りました(苦笑)

1753575959479c 1753575959607c  昨日は、桑名水郷花火大会でしたが、不覚を取りました(苦笑)。晩酌をして、「花火大会が始まるまでまだ1時間あるから、ちょっと寝よう」と思ったら、爆睡に陥ってしまったのです。花火の音がして、目が覚めたのが8時前。娘が一度、起こしに来たのですが、目は覚めているのに、体は疲れた感じで起きられず。結局、ベッドの上に寝っ転がりながら、花火の音と、マンションが揺れる感じを楽しんでオシマイ、でした。この1週間ほどの疲れが取れていなかったためと思います。娘が撮った花火の写真をもらいましたので、それから2枚を載せておきます。iPhone13miniで撮っています。

250727060404127c  さて、今朝も6時45分から散歩へ。住吉神社、九華公園、貝塚公園、内堀南公園、外堀、吉津屋町、京町、寺町と5.5㎞。例によって、汗だくで帰宅しました。

Dsc08573c_20250727125201  拙宅を出てすぐ、住吉入江沿いの桜並木で、セミ撮りをしているお子さんに出会いました。お祖父さんと思われる方と一緒でした。最近、子どもたちがセミ撮りをしているところは、めったに見ません。夏休みに入っていますが、屋外で遊んでいる子どももほとんど見ません。桜並木には、ウチワヤンマか?

Dsc08595c_20250727125201  桑名七里の渡し公園のところで、シジュウカラ。久しぶりにシジュウカラを見ました。

 Dsc08720c_20250727125201 Dsc08777c_20250727125201 花火大会があったためか、住吉神社あたりから七里の渡し跡のところまでには、野鳥はまったくいませんでした。柿安コミュニティパークに来たら、ムクドリが数十羽。その中にハクセキレイも混じっています。若者のようです。

Dsc09133c  九華公園もクマゼミが大合唱で、野鳥はいません。朝日丸跡でようやくスズメに出会いました。若者。草の実を食べているようでした。

Dsc08972c_20250727125301 Dsc09231c_20250727125301  カラスはたくさんいました。扇橋のところではハシボソガラス(左の写真)。北門近くの東屋のところには、ハシブトガラス(右の写真)。こうして比べると、違いがよく分かります。

Dsc08913c Dsc09309c_20250727125301  クマゼミが大合唱と書きましたが、今日は、今シーズン初めてアブラゼミを見ました。

 Dsc09014c Dsc08886c_20250727125301トンボは、まずは、シオカラトンボのオス。北門を入ってすぐの堀端や、ほかのところでもよく見かけます。コシアキトンボもたくさん飛んでいます。

Dsc08900c_20250727125301  こちらは、タイワンウチワヤンマでしょう。チョウは、アゲハチョウを見たくらい。アオスジアゲハ、モンシロチョウなどは見ていません。

Dsc09439c_20250727125301  貝塚公園も野鳥は少なく、見たのは、このカワラヒワ1羽のみ。これも若者のように見えます。

Dsc09780c_20250727125401  京町の商店にあるツバメの巣では、ヒナ3羽は元気そうでした。だんだんとツバメらしくなってきています。15分ほど待ったのですが、親ツバメはやってこず。

Dsc09832c_20250727125401  住吉入江まで戻ってきたら、ギンヤンマの交尾&産卵シーンに出会いました。ギンヤンマ自体は、同じあたりで数日前に見ています。今年は、ギンヤンマを見る子とが少ない気がします。

 Dsc09352c_20250727125301ボタンクサギが気になりますので、九華公園の外周遊歩道の南を通ると、写真を撮ってしまいます。つぼみの紫色と、花のピンク色の対称性が気に入っているのかも。

Dsc09669c_20250727125401 Dsc09679c_20250727125401  吉津屋町のヒマワリ銀座では、今は、ヒマワリの花は2つ。ピークは、ちょっと過ぎた感じです。

Dsc09497c  ヒマワリ銀座の東にあるヒマワリ。クマバチか何かが蜜を吸いに来ていました。

Dsc09608c_20250727125401  その近くで、ケイトウ。だいたい同じところを歩いていますから、違う花が咲いているということもあまりありませんが、よくよく見ていくと、いつもとは異なった花に気づくこともあります(笑)。

Dsc08652c_20250727125201  Dsc08648c_20250727125201 冒頭に書きましたように、昨日の桑名水郷花火大会については不覚を取りました。散歩ついでに、その名残を見てきました。すでにかなり片づけられています。左の写真は住吉神社、右の写真は住吉神社の前から見た揖斐川の上流方向。観覧に用いられた椅子、もパッキングされています。

Dsc08701c_20250727125201  Dsc08663c_20250727125201 打ち上げ場所の様子。揖斐長良川の中州から花火が打ち上げられました。今回は、雨天順延はなしということでしたが、好天に恵まれて、よかったと思います。右の写真は、船津屋さんの裏手あたり。こちらも片付けが進んでいました。

Dsc09714c_20250727125401  今週末は、早くも8月に入ります。猛暑が予想されていますから、早めの散歩を済ませたら、おとなしくしていることにします。アポは、とくにありませんし。土日は、石取祭。今年は北市場整列ですので、本楽の日には、わが家近くにまで石取祭の祭車が整列しますので、一段と賑やか。8月2日(土)午前0時が叩き出し。窓を閉めて、エアコンを使っていても、あちこちから一斉に鉦・太鼓が打ち鳴らされるのが、聞こえてきます。こちらに「見どころマップ」があります。一段と暑そうですから、写真を撮りに出かけるかどうかは、まったく未定。

250727165303721c  オマケ。夕方、ベランダ園芸のサギソウと、アサガオに水をやっていたら、アサガオにつぼみがついているのを見つけました。いくつかのつぼみがついています。明日はまだ咲かない気がしますが、近いうちにアサガオが咲くでしょう。去年は、どういう訳かアサガオは1輪も咲きませんでしたので、2年ぶりの開花となるでしょう。

2025年7月26日 (土)

20250726四日市あすなろう鉄道内部駅でリュウゼツランを見てくる(一回完結)

Dsc08322c_20250726144101 Dsc08272c  7~8月は、JRさわやかウォーキングも、近鉄ハイキングも、暑いために企画がありません。「勝手にハイキング」も猛暑のため、シーズンオフを決め込んでいます。しかし、四日市あすなろう鉄道内部駅構内でリュウゼツランが咲くという情報(こちら)に接し、これは是非とも見てきたいと思って、今日、行ってきました。実は、4年前にも内部駅ではリュウゼツランが咲いたのですが(リュウゼツラン、数十年に1度の開花 四日市あすなろう鉄道・内部車庫 )、このときには見に行けなかったのです。リュウゼツランは、メキシコなどが原産の植物で、数十年かけて成長して、一度だけ花を咲かせまるのです。2日ほど前の「四日市あすなろう鉄道同好会」のFacebookに「咲き始めた」と載っていましたので、久々に同級生K氏と出かけてきました。

Dsc08551c_20250726144101 Dsc08179c_20250726144101  近鉄桑名駅を9時22分に出る松阪行き急行に乗車。近鉄四日市駅には9時35分着。¥360。四日市あすなろう鉄道四日市駅を10時2分に出る内部行きに乗り換えて、内部駅には10時18分に到着。

Dsc08079c_20250726144101 Dsc08397c_20250726144101  あすなろう鉄道は、ナローゲージの電車で知られています。私は、このナローゲージの電車、好きです。いかにも走っているという感じがしますし、カーブなどでは電車がコケるんじゃないかと思ったりしてスリルがあります。

250726utsube  リュウゼツランは、内部駅の構内にあります。あすなろう鉄道の電車からも見えますが、グルッと一回りして、南側にビューポイントがあります。左の地図で、内部駅を出て、時計回りに一回り、1.2㎞を歩いてきました。

Dsc08228c_20250726144101  Dsc08217c_20250726144101 内部駅の北東にある踏切のところで、「横井井堰(よこいいせき)の開発顕彰碑」を見つけました(こちらに言及があります)。江戸時代、内部川に堰をつくり、小古曽地区の水田を灌水する大工事が行われたのですが、それを顕彰しています。堰は、同じ場所に形を変えて今も存在し、取り込まれた水は台地を穿った水路を通して、現在も、小古曽地区の水田を潤しているそうです。この碑は、大正8(1919)年に建てられています。

Dsc08237c_20250726144101 Dsc08243c  さて、こちらがリュウゼツランです。わざわざこれを見に来ていたのは、われわれのみ。物好きというか、酔狂というか(笑)。暑いのにご苦労なことですと、自分でも思います。

Dsc08252c_20250726144101 Dsc08260c_20250726144101  花は、取り立ててきれいだとか、目立つとか、そういうことはありませんでした。

Dsc08141c_20250726144101  こちらの写真は、電車が内部駅に着く直前に車内から撮ったもの。車内からが、もっとも近くで見えます。

Dsc08545c_20250726150301  内部駅を11時5分に出るあすなろう四日市駅行きに乗車し、四日市駅には11時22分着、¥270。写真は、あすなろう四日市駅にて。鉄道むすめ「追分あすな」のパネルがあります。

 250726113133086c 250726115855528c せっかくだからとランチも。近鉄百貨店四日市店1Fにある「尾鷲しおラーメン モクモクしお学舎」へ。事前にリサーチしておいたのです。「特製尾鷲和風しおつけ麺」(¥1,080)をいただいてきました。麺は、もちもちの太麺。普通の和風のつけだれと、ちょっとピリ辛の和風つけだれの2種類がついてきます。尾鷲特産の甘夏の果汁がついていて、これを麺につけるとおいしいこと。十二分に満足。

250726121153426c 250726140847048c  モクモクしお学舎の前に、ちょうどいい具合に「御座候」の店が……(笑)。土産に赤あんを4つお買い上げ。今時、1つ¥110とは、とてもお得。写真には、3つしか写っていませんが、写真を撮る前に我慢できずに食べた人がいるのです(笑)。

Dsc08108c_20250726144101  このあと、近鉄百貨店の地下1階にある丸善に立ち寄って本を購入。近鉄四日市駅を12時51分に発車する名古屋行き急行に乗って、桑名駅には13時3分着。¥360。写真は、日永駅で撮影。

Screenshot_20250726110859c Screenshot_20250726110908c  最近、四日市あすなろう鉄道にもエキタグが登場しましたので(こちら)、早速、四日市駅と内部駅でゲットしてきました。歴史を踏まえ、なかなかよく考えられたもので、素晴らしい。

Screenshot-2025_07_26-15_10_03c  今日のGoogle Fitのデータ。4.1㎞しか歩いていないことになっていますが、ほかのデータでは5.0㎞でした。歩数は、7,885。今日、桑名では最高気温は、34.7℃でした。

 

2025年7月25日 (金)

会議2日目も終了……それにしても暑い

250725083534283c  相変わらず暑い日でした。今日の最高気温は、34.5℃。このところ、桑名では猛暑日にはなっていませんが、それでもこれだけ真夏日が続きますと、さすがに厳しいものがあります。今日もまた、火曜日に引き続いて、市役所での会議に出席してきました。冒頭の写真は、朝、市役所に着いたときのもの。すでに暑そうな感じがあふれています。今日も、委員長の先生、事務局の方々のお陰で、ほぼ予定通りに終了しました。が、さすがに老体には堪えました。事前の資料読みから、2日間の会議で、今日は、午後になると、アタマも飽和してきて、体力的にもきつい感じでした。初日と同じく、粗相や不始末はしでかさなかったと思いますが、これはあくまでも自己評価です。秋に、第3回の会議があります。

250725154640862c  こちらは、会議を終えて帰宅したときの北東の空。名古屋方面が見えていますが、遠くには入道雲があり、いかにも夏の空。来週になりますと、猛暑日が続くという予報です。参りますねぇ。散歩は続けつつ、夏バテしないように気をつけなくてはなりません。

250725155932794c 250725163549072c  オマケ。ベランダ園芸のサギソウです。早くから咲きましたので、現在、花は2輪のみ。そろそろ、アサガオが咲いてくれるとありがたいのですが……。一般には、種まきから開花までは、1~2ヶ月だそうです。そろそろかと期待しています。 

2025年7月24日 (木)

相変わらず野鳥はいませんから、修行に励んでいます

Dsc08067c_20250724150601  相変わらず暑い日が続いています。昨日、今日は、北海道でも猛暑日になったところがあるといいます。北海道の方は、猛暑日は、たぶん初めて経験されるでしょうから、大変であろうと拝察します。こちらでは、今日の最高気温は、34.2℃と昨日とほぼ同じ。6時35分から散歩へ。住吉神社、九華公園、赤須賀漁港、貝塚公園、内堀南公園、外堀、吉津屋町、京町、寺町と5.9㎞。

Dsc06956c  暑いためか、拙宅マンションのプレイロットや、住吉入江あたりにも野鳥は来なくなりました。住吉神社のところでスズメたち。写真は、幼鳥ですが、成鳥も含め、数羽がいました。ほかには、ムクドリが少し。

 Dsc07034c_20250724150801柿安コミュニティパークでは、電柱の上にカワウ。しかし、何だか暑さに負けている感じがします。散歩友達とそのワンちゃんにも会ったのですが、今日は、ワンちゃんの愛想が今ひとつ。いつもならなでてくれと寄ってきて、しばらくなでたり、話しかけたりするのです。今日はちょっと座ったところを少しなでたら、もう行こうとするのです。暑くて散歩が嫌みたいでした(笑)。

 九華公園も相変わらず。クマゼミの大合唱で耳が痛いくらい。とくに奥平屋敷跡に集まっている印象です。Dsc07345c_20250724150801今日は、ニイニイゼミの鳴き声は聞こえません。

Dsc07166c_20250724150801 Dsc07303c_20250724150801  九華公園に来る野鳥も限られていて、いつもと同じ。写真には撮れませんでしたが、スズメのほかは、ドバトと、ムクドリ。

Dsc07139c_20250724150801  さらには、カラス。昨日も今日も、カラスが結構たくさん来て、賑やかでした。

Dsc07196c_20250724150801 Dsc07256c_20250724150801  トンボは、シオカラトンボのオス、タイワンウチワヤンマ、コシアキトンボとこれまた、同じメンバー。

 Dsc07410c_20250724150701 ボタンクサギの花に、チャバネセセリ

Dsc07474c_20250724150801  久しぶりに赤須賀漁港まで足を延ばしました(といっても、すぐ近くですが……)。今日も、居残りキンクロハジロは、いないようでした。

Dsc07531c Dsc07543c_20250724150801  カワウが2羽ほどいたほかは、アオサギが2羽と、ダイサギが1羽。ちょっと距離がある堤防の上にいますので、いずれも証拠写真。

Dsc07886c_20250724150701 Dsc07943c  京町の商店にあるツバメの巣では、今日もヒナ3は、元気でした。イモムシか、何かの幼虫のようなものを親が持ってきていました。苦手な方は、ご注意ください。初めは、向かって右のヒナに与えようとしていたのですが、どうもうまく渡せなかったようで、真ん中のヒナの口に入りました。

Dsc07694c_20250724150701  Dsc07660c_20250724150701 毎日のように見に行っているヒマワリ銀座のヒマワリ(左の写真)。右の写真は、今まで気づかなかったのですが、ヒマワリ銀座の近くにあるヒマワリ。

 Dsc07743c_20250724150701 吉津屋町にあるお宅で、モミジアオイ。今まで、ハイビスカスかと思っていました(苦笑)。

Dsc06917c_20250724150901 Dsc06975c  ところで、揖斐川沿いでは、土曜日の桑名水郷花火大会の準備が進んでいます。住吉神社は、毎年のことですが、柵で囲われます。右は、住吉神社から見た上流方向。高水敷に有料観客席が設けられます。ここは打ち上げ場所の正面ですから、特等席のはず。

Dsc07003c_20250724150901 Dsc07015c  住吉水門のところには、本部席がつくられます(左の写真)。船津屋さんの裏手にある高水敷も観客席となります。堤防を越える階段がすでに設置され、椅子をならべる準備がなされていました。

Dsc06986c_20250724150901  こちらは、打ち上げ場所の揖斐長良川の中州の様子。

 Dsc06904c_20250724150901 Dsc06897c_20250724150901 住吉ポンプ場の近くには、NTTドコモの移動基地局が来ていました。かなり混雑しますから、こういうものがないとケータイがつながりにくくなるのでしょうか。

Dsc07434c_20250724150701  明日の会議資料は、今朝は早くに目が覚めましたので、散歩に行く前にすべて読み終えられました。明日の会議では、十分な審議が必要となります。体調に気をつけることはもちろん、アタマもスッキリさせて臨むことにします。

【付記(7/27)】 ウチワヤンマと思っていたトンボは、タイワンウチワヤンマでした。pnさんのご教示により、訂正しました。これまでウチワヤンマとしていたトンボも、タイワンウチワヤンマの可能性が高いと思います。ただ、煩雑になりますので、記事を遡っての訂正はしません。

2025年7月23日 (水)

暑いので、ひたすら歩いてきました(笑)

Dsc06236c  猛暑が続きますから、毎日、同じことばかり書いていますが、今日も暑いです(苦笑)。今日の最高気温は、34.6℃。今朝は、6時40分から散歩へ。しかし、この時間、すでに28℃くらいになっています。住吉神社、九華公園、貝塚公園、内堀南公園、外堀、吉津屋町、京町、寺町と5.0㎞。あまり歩き回る元気はありません。途中で、久しぶりに出会ったUさんが、「本当に暑いね。これだけ暑いと、何もやる気が起きない」とおっしゃっていました。まさにそうです。ひたすら歩いてきた、という感じです。冒頭の写真は、七里の渡し跡にて。

Dsc06156c_20250723144301  住吉入江沿いにも野鳥の姿はありません。シオカラトンボのメスがいたくらい。住吉神社あたりでも、野鳥は見えず。

Dsc06213c_20250723144301 Dsc06254c_20250723144301  船津屋さんの裏手で、ようやくスズメに出会いました。七里の渡し跡のところで、ドバト。暑くて動きたくないのか、私が近づいても逃げず。

Dsc06396c_20250723144301 Dsc06356c_20250723144301  九華公園も静かでしたが、なぜか、カラスだけがたくさん集まっていました。管理事務所の近くで、スズメ。野球場にはムクドリが集まっていましたが、今日は、奥平屋敷跡にも、二の丸跡にも、朝日丸跡にも野鳥は、まったくいません。そうそう、そういえば、北門を入ったところに、例の「ハト使いのオジさん」がいて、ドバトを集めてエサをやっていました。

Dsc06543c_20250723144201  Dsc06308c_20250723144301昆虫も少なく、相撲場近くの堀で、シオカラトンボのオス。ウチワヤンマは、公園の外周遊歩道の南にて。このあと、貝塚公園でも、野鳥はゼロ。どこもかしこもクマゼミが大合唱中で、やかましいこと。

Dsc06575c_20250723144301 Dsc06624c  内堀南公園のところで、スズメが虫を捕まえていました。これら2枚の写真は、同じスズメ。

Dsc06748c_20250723144201Dsc06756c  京町の商店にあるツバメの巣では、ヒナ3羽が揃っていました。ただし、親がエサを持ってこないと、暑いせいなのか、なんだかグッタリしています(左の写真)。ところが、親がエサを持ってくると、一変して、盛大に「エサくれアピール」をします。

 Dsc06450c_20250723144301あちこち歩き回って、花を見てくる元気もありませんので、ワンパターンの極致(笑)。こちらは、九華公園の外周遊歩道の南にあるボタンクサギ。この花、去年だったか見つけて、何だか気に入っているのです。今のところ、近いところに3つの花があります。まだこれからもう少し出てくるかもしれません。

 Dsc06685c_20250723144201 Dsc06702c_20250723144201 こちらは、吉津屋町のヒマワリ銀座。早くから咲いていた3輪の花は、すでに首が折れてしまっています。コレラは、最近咲いてきた2輪。向かって右の写真では、緑色のクモが写っています。ネットで調べると、ワカバグモという、緑色の小さいクモがヒットします。それかもしれません。


Dsc06885c_20250723144201
 散歩から帰ったのが早かったものですから、午前中に、定例の内科受診に行ってきました。Googleマップで見たら、空いているとあったからです。ただ、最近は予約制度が取り入れられているはずで、ひょっとしたらそのためかもという気がしていました。予約制度は、6月から順次取り入れられたのですが、私がこの前受診したのは、5月でした(2025年5月30日:九華公園でハシボソガラスが巣をつくり始めたか?)。それ故、私自身は予約はなし。結局、1時間半近くの待ち時間。まぁ、制度のはざまに落ち込んだようなものですから、やむを得ません。次の予約はしっかりと入れてもらってきました。

Dsc06262c_20250723150501  昨日の会議から一晩寝て、アタマの飽和もなくなりましたので、朝早くと、午後からと、資料の読み込みに取り組んでいます。夕方までに、全体の96.6%に到達しました。とうとうゴールが見えてきました。今日中に読み終えるのは、難しいかも知れませんが、明日早くには完了するでしょう。会議は、金曜です。

2025年7月22日 (火)

初日は、無事に終了(たぶん)

250722145852741c  今日はまた一段と暑くなりました。最高気温は、34.7℃。予定通りに会議に行ってきました。朝9時から。審議内容が多かったので、長い時間かかるかと思ったのですが、事務局の方々が周到に準備してくださり、その上に、委員長の先生の的確な采配もあって、予定より早く終わりました。ありがたいことです。私自身は、ご迷惑をおかけすることも、粗相もなかったと思っていますが、それはあくまでも主観的評価。金曜にもう1回、あります。その分の資料は、まだ読み終えていませんが、今日は、もうアタマが飽和していますので、それは、また明日ということです。以前は、昼休みに少しでも体を動かそうと、外に出て少し歩いたりしたのですが、さすがにこの暑さではその気になりません(苦笑)。

250722150833351c  明日以降も、今日と同じくらいの猛暑の予報です。資料は読まなければなりませんが、朝は、散歩に行って、気分を変えたいと思っています。歩いて、汗びっしょりになって帰り、シャワーを浴びると、スッキリします。まぁ、ホドホドにということで。

 

2025年7月21日 (月)

暑くて野鳥はいません

Dsc06150c_20250721135701  今日は、三重県には、久しぶりに熱中症警戒アラートが発令されています。海の日ですが、会議の資料の読み込みをしなくてはなりません。朝は6時45分から散歩へ。住吉神社、九華公園、貝塚公園、内堀南公園、外堀、吉津屋町、京町、寺町と5.6㎞。2時間弱のコース。暑くなっており、最高気温は、34.0℃。

Dsc05115c  住吉入江沿いに、いつも拙宅マンションにやってくる、右の翼を傷めたハクセキレイがいたのですが、写真は撮れずじまい。住吉神社のところでは、ムクドリや、スズメがいたものの、これらも撮影できず。結局、柿安コミュニティパークまできてようやくスズメの写真が撮れました。幼鳥です。

Dsc05150c_20250721135701 Dsc05277c_20250721135701  九華公園でも野鳥は少なく、写真が撮れたのは、カワウと、ドバト。ほかに見たのはスズメと、ムクドリでした。本当に野鳥はいません。

Dsc05250c_20250721135701 Dsc05267c  トンボもあまりおらず、シオカラトンボのオスと、ウチワヤンマ。ほかには、コシアキトンボをよく見ました。

Dsc05178c_20250721135701  こちらの皆さんは、元気に大合唱をしています。九華公園では、まれにニイニイゼミの鳴き声も聞こえますが、姿はまだ見ていません。

Dsc05554c_20250721135701  貝塚公園も静かで、いたのはムクドリのみ。スズメも、カラスも、ドバトもいません。

Dsc06075c_20250721135701  京町の商店にあるツバメの巣では、ヒナは、何度見てもやはり3羽のみ。

Dsc05530c_20250721135701 Dsc05498c_20250721135701  花も、代わり映えしません。ボタンクサギは、昨日載せたものの近くに別に2本ありますが、まだ花は咲いていません(左の写真)。葉や茎に独特の臭気があるそうです。この写真で見ると、アリがたかっています。蜜が出て、それを目当てにやって来ているのかもしれません。右の写真は、昨日と同じ花。

Dsc05646c_20250721135701 Dsc05661c_20250721135701  ヒマワリ銀座のヒマワリ。最近咲き始めた2輪の花です。いずれも花は小降り。あの高さ3mになる茎の花は傷んできてしまいました。

Dsc06129c_20250721135701  拙宅マンション近くの住吉入江で、タマスダレでしょうか? Googleレンズでは、ハブランサス属と出て来ます。ご近所の方が、桜の根元に植えたものらしいのです。

Dsc05691c_20250721135701  明日の会議の分の資料は、午前中、散歩から帰ってから読み込みを完了しました。とはいえ、熟読してしっかりと吟味する余裕はありませんから、まさに目を通したというところ。午後は、金曜日の分に着手します(夕方までに全体の81%に目を通し終えました)。明日は、終日、会議となります。

Dsc05471c_20250721135701  ところで、昨日の参院選の結果、予想通り、与党は過半数割れとなりました。野党も、多党化が進んだという印象。自民党内では、石破おろしの嵐だという話があります。自民党内の世論としては、そうなるのかもしれませんが、これほどの惨敗になったのは、これまで自民党がやって来たことのツケが回っただけで、石破さんに全責任があるワケではないでしょう。だからズレているといわれるのです。「解党的出直し」という話もあるようですが、一度、本当に解党した方がよいかも知れません。給付金だ、消費税減税だと公約が並んでいましたが、さて政治家の皆さん、どう決着をつけるのでしょう?

2025年7月20日 (日)

多用で早朝散歩

250720114023285c  今日も真夏という感じ。朝は24.9℃とかろうじて熱帯夜を免れましたが、日中は32.6℃の最高気温。空の様子も、真夏です。午前中に内輪の勉強会を予定していましたし、会議資料の読み込みをしなければなりませんでしたから、6時15分から散歩へ。寺町、京町、吉津屋町、外堀、内堀南公園、九華公園、住吉神社と、いつもとは逆回りで、時間制限散歩。4.6㎞。1時間あまりで帰宅。

Dsc04315c  京町の商店にあるツバメの巣をしばらく見ていたのですが、ヒナは3羽しか見えません。4羽いたのですが、一昨日から今朝までの間に何かあって、1羽がいなくなったのかも知れません。

Dsc04580c_20250720154301 Dsc04689c_20250720154301  早くから歩いたにもかかわらず、やはり野鳥はいません(苦笑)。内堀南公園ではクマゼミが鳴いていたのみ。九華公園でも、クマゼミが大合唱。ごく一部でニイニイゼミの鳴き声が聞こえます。九華公園で見たのは、まずはドバト。カワラヒワは2羽が飛んでいったほか、野球場のフェンスに1羽がいたくらい(右の写真)。

Dsc04741c_20250720154301 Dsc04761c_20250720154301  ムクドリはいくらかいたのですが、今日は、スズメがあまりいませんでした。旧アヒル小屋のところには、カワウ。九華公園では、以上です。最近、アオサギも、カワセミも見なくなり、張り合いがないこと。

Dsc04870c_20250720154301  柿安コミュニティパークでもカワウ。そういえば、揖斐長良川の中州で白いサギが1羽飛ぶのを見ていました(写真は撮れず)。

 Dsc04596c 九華公園の外周遊歩道でボタンクサギが咲き始めました。漢字で書くと、「牡丹臭木」。湿気のある半日陰が好みのようです。小さい花が集まっていて、よくよく見るとなかなかおもしろい花になっています。1つの花には、4つのおしべが見えます。割とかわいらしい花なのに、漢字で書いた名前は、ちょっとかわいそう。

Dsc04526c_20250720154301 Dsc04526c_20250720154301  午前中に内輪の勉強会、今日は演習。知能検査の結果の解釈についての演習でした。参加していただいた皆さんには、それなりにアタマを使っていただいたようです。来月に続きます。散歩から帰って、勉強会までの時間と、午後からは、あの会議資料の読み込みを続けています。現時点では、全体の54%ほどのものに目を通し終えました。写真は、ヒマワリ銀座で咲いてきた2輪。ちょっと小ぶりの花です。これで合計5輪。

Dsc04510c Dsc04554c_20250720154301  今日は、参議院議員選挙の投票日ですが、すでに期日前投票を済ませています(2025年7月10日:九華公園、あわや水没か!?)。与党が敗北するという予想がもっぱらですが、いざ蓋を開けたらどうなるでしょう。政治の世界のことはよく分かりませんが、大きなパラダイム・シフトが必要なのではないかという気がします。昭和も100年ですし、これまで何となく続けてきたことを、根本から見直すことが重要と考えます。高い視点から、広い視野で俯瞰してものを見て、未来について語ることができる政治家を期待したいところ。

Dsc04783c_20250720154301 Dsc04796c_20250720154301  鎮国守国神社では、昨日、茅の輪くぐりが行われました。私自身としては、この夏、3回目の茅の輪くぐりをしてきました。鎮国さんでは氏子の方は、右の写真のように、払え串を奉納されます。

 250720153311349c 250720153324004c ベランダ園芸のサギソウは、#3で1輪が咲きました(左の写真)。#2は、昨日も載せましたが、うまく咲かないで終わりそうです。これでわが家のサギソウはすべて咲きました。#1が1.5輪、#2は5輪、#3は3輪、#4は4輪、#5は3輪で、合計16.5輪。0.5輪とは変な話ですが、右の写真のように開ききっていないものが1つあるからです。早くから咲きましたが、茎が伸び始めるのが早くからで、しかも普通よりも丈が長くなっています。何ら変わったことはしていませんので、その要因は不明。いずれにしても、来年に続けたいと思っています。

 Dsc04962c 今週は、22日(火)と25日(金)に会議が予定されています。それぞれ終日の見込み。資料をしっかり読み込んで出席しないといけません。26日(土)は、桑名水郷花火大会。今年は、雨天順延なしだそうですが、週間予報では、今のところ、大丈夫そうです。ヒルガオは、桑名七里の渡し公園にて。

2025年7月19日 (土)

資料の読み込みに勤しんでいます

250719105840353c  今日は、東北北部も梅雨明けが宣言されたようですが、わが家あたりでも真夏という感じの天候になっています。最高気温は、32.2℃。昨日の記事でも書きましたが、来週の会議資料の読み込みをしています。しかし、今日は以前から、愛車・コペンの法定1年点検を予約していましたので、朝9時過ぎに出かけました。

 250719093501161c 250719093529119c いつも点検、修理、車検をお願いしている川越の共和モータースさんです。親切、丁寧で、ずっとこちらでお願いしています。30分くらいで終わるかと思っていたら、ワイパー・ブレードの交換、オイル交換、さらにタイヤも替えた方がよいといわれました。タイヤは、4年ほど使っており、ゴムにひび割れがかなり目立っていたのです。ただ、週末で3連休ですから、22日以降でないと発注できないということ。それ以外のところも少し時間がかかるというので、代車を借りて11時過ぎにいったん帰宅。午後から、家内と娘が取りに行っています。余談ですが、タイヤも値段が上がっているということで、それなりの費用がかかりそうです(涙)。

 250719110536362c 出かける前と、帰ってから、さらに昼食後の短い時間の午睡に続いては、ひたすら会議資料の読み込みに専念しています。昨日の午後から取りかかっていますが、これを書いている15時前の時点では、初日の分の1/3くらいしか読めていません。クレームをつけているわけではありませんが、縮小コピーで、両面印刷の資料を読むのは、老眼が進んだ身にとっては、結構辛いものがあります。目は、ずっとショボショボ状態です(苦笑)。アタマも飽和してきますから、ときどき室内を歩いたり、ストレッチをしたり、ベランダに出て外を眺めたりしながら、作業を進めています。という次第で、今日は、散歩には行っていません。というより、2時間も歩いてくる余裕がないというところ。

250719115845123c 250719115900942c ベランダのサギソウ、その後は、花が咲いていませんでしたが、1鉢(#1)で2つ咲きそうで、咲きません。#1では、これまで花は咲いていません。

250719150119823c  ついでにアサガオの様子。今年こそはもっとキレイに行灯仕立てにしようと思ったのですが、去年までと同じ(苦笑)。両方の鉢とも、2本を残したのがやはりよくなかったということ。寂しくなるかと心配したのが、その要因。花が咲くのはまだもう少し先のようです。明日は、午前中に内輪の勉強会。気分を変えるためにも、短い時間であっても散歩に行きたいところですが、それは、今日、これからの作業の進捗状況によります。

【付記】 17時を過ぎて本日の勤務は終了しました(笑)。よく働いて(自画自賛)、目を通した資料は39%に達しました。疲労困憊ということはありませんが、今日は、もう文字は見たくありません。

2025年7月18日 (金)

博物館で「御樋代木と幻の遷宮」展を見る

Dsc04291c  昨日の豪雨は、本当によく降りました。中日新聞朝刊の記事によれば、昨日の18時半までの桑名での24時間雨量は204.5mmで、7月の観測史上最大の雨量だったといいます。市内江場では県道が冠水したというニュースが全国放送でも取り上げられたくらいでした。わが家のあたりも海抜ゼロメートル地帯ですが、幸い、水に浸かるようなこともなく、無事に済みました。今日の最高気温は30.8℃ですが、湿度が高く、蒸し暑くなっています。朝、用事がありましたので、それを済ませて9時過ぎから散歩へ。気温は低く、このとき27℃ほど。いつもとは逆コースで、寺町、京町、桑名市博物館、吉津屋町、外堀、内堀南公園、貝塚公園、九華公園、住吉神社と5.4㎞。

Dsc03342c_20250718143301  Dsc03625c_20250718143301 京町の商店にあるツバメの巣。今日は、久しぶりにここの方とお目にかかれました。ずっと観察させてもらっていますので、顔なじみです。ここの方もツバメは、とても大切に思っていらっしゃいます。今日は、4羽が揃っているところは見られませんでしたが、伺ったところでは4羽とも元気だそうでした。

Dsc03795c_20250718144201 Dsc04083c_20250718143301  内堀南公園、貝塚公園では、鳥はおらず、クマゼミの合唱。九華公園には、10時半頃到着。九華公園は、昨日の豪雨のためでしょうか、堀の水がまた、かなり増えていました。今日は、あふれているところはありませんが、花菖蒲園は、水に浸かりそうでした。

Dsc03820c_20250718143301 Dsc03941c_20250718143301  夏の朝、10時半では野鳥はいません(苦笑)。ドバトと、ムクドリがほとんど。

Dsc04044c_20250718143301  たまにスズメを見たくらい。トンボや、チョウも少なく、ちょっと張り合いなし。トンボはコシアキトンボと、ウチワヤンマ、赤トンボを見たくらい。チョウは、アゲハチョウと、モンシロチョウ。バードウォッチングは、以上。

Dsc03686c_20250718143301 Dsc03717c_20250718143301  桑名市博物館では、「御樋代木と幻の遷宮」展を見てきました。展示内容は、1)江戸時代の御樋代木・ご用材運搬と、2)昭和16年御樋代木最後の川流し、3)第63回式年遷宮御樋代木奉迎の3つ。学習支援展示ということで、2階の小さい展示室1室での開催。8月31日まで、高校生以上は1人¥150。月曜休館。

Dsc03695c_20250718143301  毎回、1点のみ撮影可能な作品が展示されています。今回は、こちら村正の短刀(館蔵)。茎には「村正」の名が切られ、形状は「タナゴ腹」など、村正の特徴を備えています。

Dsc03738c_20250718143301  ところで、来週は会議が2日間予定されていますが、今朝、その資料を届けていただきました。会議に先立って、目を通し、必要な意見、助言を求められています。分量はかなりものですが、責任を果たさなければなりません。これから週末、海の日にかけてしっかりと目を通します。ヒマワリは、吉津屋町にて。

 

2025年7月17日 (木)

豪雨でした

 13時を過ぎて少しは落ち着いてきましたが、午前中は、250717104538912c 07171300amedas すごい雨でした。とても散歩どころの話しではありません。右の画像は、13時現在のアメダスのデータ。11時台には、時間雨量は62.5mmもあり、10時台、12時台もそれぞれ40mm前後。24時間雨量は、177.5mmに達しています。これほど降ったのは、いつ以来かと思うほどです。左の写真は、10時45分頃の南の空。

Screenshot-2025_07_17-11_17_08  こちらは、11時15分頃の雨雲レーダー。南北方向に、赤色で表示される強い雨雲が見えています。今日は、雲は南から北に動いていますので、この強い雨雲が桑名あたりを通っていったということでしょう。

250717125409855c 250717125336427c  ということで、朝、新聞を取りに降りていった以外は、外に出ておりません。蟄居生活をしながら、先日のくわな市民大学郷土史学科の講座のまとめに取り組んでいます。講座の内容も、年表も一通りはできあがりましたので、今日は、年表をチェックしながら、注釈をつけています。このまとめをしたり、注釈をつけたり、さらにはいろいろと調べたりするときに、ChatGPTや、Google Geminiが使えるようになりましたので、効率が格段に上がりました。

Kyoto  講座では、写真、絵図などの資料もつけていただいているのですが、基本的にはモノクロ印刷ですし、コピーを重ねていますので、不鮮明でもあります。そのため、ネットで検索して同じ写真や絵図を探してきて、それに置き換えています。カラー写真があれば、その方がよく分かりますし、鮮明なもので見られます。左の画像は、幕末の京都守護職屋敷、京都所司代などの位置を示すもの。ネットで『新増細見京絵図大全』(文久3(1863)年)を見つけ、そこにそれぞれの屋敷などの位置を入れてみました。

250717130218772  パソコン仕事になりますから、そればかりやっているのもよくありませんので、ときどき家事250717080704651c などをしながら、過ごしています。今のところの予報では、明日も、傘マークがついている時間帯がありますが、散歩には行けるかなと思っています。

2025年7月16日 (水)

ツバメのヒナは、4羽でした

250716091232216c 0716rain  朝、日の出前後に雨が少し降りましたが、その後、9時を過ぎたら、土砂降り。時間雨量にしますと、9.5mmほどでしたが、雨雲レーダーでは真っ赤に表示される、強い雲がかかっていました。幸い、散歩は、いつものように6時45分から出発。住吉神社、九華公園、赤須賀漁港、貝塚公園、内堀南公園、外堀、吉津屋町、京町、寺町と5.9㎞。8時45分には帰宅していましたので、雨には降られずに済みました。雨が降ったのと、曇りがちなのとで、最高気温は31.1℃。

Dsc02262c  久しぶりに、拙宅マンションのプレイロットに、あのハクセキレイが来ていました。細長い、虫のようなものをくわえていました。ここにはやはり、エサ取りに来るのだと思われます。

Dsc02414c_20250716135801 Dsc02441c_20250716135801  三之丸公園まで来て、スズメとムクドリ。ツバメも飛んでいました。

Dsc02587c_20250716135901 Dsc02563c_20250716135901 九華公園も、いつもと同じく、静かでした。北門を入った東屋の近くで、ドバトによくエサをやっている方があります。ドバトが膝の上にまで乗っていて、密かに「ハト使いのおじさん」と呼んでいます(ときどき、こういう方がいらっしゃいます)。左の写真は、そのあたりにいたドバト。カワウは、旧アヒル小屋のところにて。

Dsc02629c_20250716135901 Dsc02651c_20250716135901  相変わらず野鳥は少なく、アオサギも、カワセミも来ていません。朝日丸跡でシジュウカラの若者。スズメは、本丸跡で撮影。空模様も今ひとつで、散歩する人も、いつもより少なくなっています。

Dsc02754c_20250716135901  赤須賀漁港へ、今日もまた行ってしまったのですが、何もいません。カワウも、カルガモもいないのです。

Dsc02962c_20250716140001  Dsc03225c_20250716140101 貝塚公園、内堀南公園でも鳥はいません。貝塚公園には、桑名空襲慰霊碑があり、今日はすでに慰霊祭の準備がされていました(献花式は、7月17日の予定)。京町の商店にあるツバメの巣では、ヒナは3羽と思っていたら、4羽いるのが確認できました。目も開いていませんし、羽毛もまだこれからですから、とてもツバメのヒナとは思えないかも知れません。苦手な方は、写真はスルーなさってください。

Dsc03020c_20250716140001 Dsc03012c_20250716140001  親ツバメは、今日はずっとヒナを暖めていることはなく、エサを運んできていました。虫のようなものですが、何かまでは分かりません。

Dsc03295c_20250716135801  今日は、トンボ、チョウも少なく九華公園ではコシアキトンボ、赤須賀漁港で赤とんぼの仲間(種類までは分からず)、住吉入江でツマグロヒョウモンのオス(左の写真)を見たのみ。

 Dsc02726c_20250716135901 Dsc02697c_20250716135901 赤須賀で、これはキンシバイのようです。右の写真のオニユリもその近くで。

Dsc02826c_20250716135901 Dsc02805c_20250716135901  さらに、今日もまたまた、吉津屋町のヒマワリ銀座へ。けっこうしつこい性格かも知れません。左の写真は、ここでの4輪目のヒマワリ。舌状花がまだ全部は開ききっていません。

Dsc02842c_20250716135901  Dsc02816c_20250716135901  2、3輪目は左の写真のようになっており、ピークは過ぎてきたという印象。最初に咲いたものは、すっかり首が折れてしまっています(右の写真)。明日も雨の予報。明日は、来週の会議に使う資料を届けていただく予定。事前に目を通すことになったのですが、縮小コピーでかなりの量になります。少しずつ読んでおかないといけません。

Dsc02330c Dsc02350c  オマケ。住吉神社の前にあった掲示。桑名水郷花火大会(7月26日・土)の準備は少しずつ進められています。右の写真は、揖斐長良川の中州に設けられる打ち上げ場所。

2025年7月15日 (火)

京町の商店にあるツバメの巣のヒナは3羽でした

250715amedas  線状降水帯は、発生しませんでしたが、昨晩はよく降りました。21時台には21.5mmを記録しており、24時間雨量は53.5m。今日の日中はよく晴れて、最高気温は32.9℃。昨日と同じく、南寄りの湿った風が吹いています。今朝も、6時45分から散歩へ。この時間、すでに27℃くらいになっています。住吉神社、九華公園、赤須賀漁港、貝塚公園、内堀南公園、外堀、吉津屋町、京町、寺町と、昨日と同じコースを歩いて、6.1㎞。

Dsc00586c_20250715134001 Dsc00615c_20250715134001  散歩に出てすぐ、住吉入江沿いの桜の木にスズメのヒナが3羽。親スズメが引率していました。

Dsc00632c  さらに桑名七里の渡し公園のところでも、スズメのヒナ。これは、今日も「スズメ写真家」の可能性大かも(笑)。揖斐長良川の中州からは、今日もオオヨシキリの鳴き声は聞こえてきません。

Dsc00837c_20250715134101 Dsc00872c_20250715134101  九華公園に着いても、スズメ(笑)。奥平屋敷跡への入り口あたりでもヒナをつれたスズメ・ファミリー。左の写真のスズメは、足の長い虫をエサに貰って、苦労しています。

 Dsc00955c_20250715134101 Dsc01132c_20250715134201 本丸跡でもスズメ。我ながら笑えてきますが、現実ですから、やむを得ません。再び相撲場のところへ来たら、ようやくムクドリを撮れました。普段ならムクドリで喜びませんが、こういうときは別。

Dsc01104c_20250715134001 Dsc00902c_20250715134101  トンボ、今日は、オニヤンマの撮影に成功しました。相撲場近くにて。最近も、オニヤンマらしきトンボを見ていましたが、きちんと写真を撮ったのは、4年ぶり(2021年7月3日:オニヤンマにセミの鳴き始め……余談は「神社に行こう!」というアプリ【付記:コロナワクチン接種券、届きました(7/3)】)。コシアキトンボも同じあたりにて。今日は、シオカラトンボや、ウチワヤンマは見ていません。

Dsc01249c_20250715134201  今日もまた懲りずに赤須賀漁港へ。漁港の方にいたのは、カワウと、カルガモのみ。残念ながらアオサギなどはいません。今日も潮位が高く、居残りキンクロハジロは、いませんでした。

Dsc01344c_20250715134201 Dsc01394c_20250715134201  赤須賀水門の近くで休んでいたら、頭の上からハクセキレイの鳴き声。探したら、はまぐりプラザの屋根の上にいました。実は、昨日も、同じところで同じ経験をしたのですが、まさか屋根の上にいるとは思わず。

Dsc01468c_20250715134201  貝塚公園に戻ってきたら、まずは、カワラヒワ。この間までは、九華公園にもけっこういたのですが、ここ数日は九華公園では見なくなりました。

Dsc01529c_20250715134201 Dsc01609c_20250715134201  さらに、久しぶりにハクセキレイも登場。オスが2羽。桑名空襲慰霊碑の南の広場でエサ探し中。


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Dsc01729c_20250715134201  続いて、ムクドリもやって来ました。最近の貝塚公園にしては珍しく、3種類も野鳥が来て、喜ばしい。

Dsc01865c Dsc01871c_20250715134301  京町の商店にあるツバメの巣。ヒナは3羽いるのが確認できました。左右の写真ともに、よく見ていただくと、3羽のヒナが写っているのが分かります。孵って3日目くらいになると、外から姿が見えるようです。目はまだ開いていません。目が開くのは、孵化してから5~6日後。

 Dsc02115cエサを与えた後、親ツバメがヒナをお腹の下に入れていました。まだ卵があるのかと思っていましたが、ヒナは羽毛がまだ十分には生えていませんから、ヒナを暖めているのでしょう。

Dsc02195c_20250715134001  拙宅近くの住吉入江まで戻ってきたら、今日もイソヒヨドリに遭遇しました。幼鳥と思います。お腹などにオレンジ色のようなものが少しだけ見えていますから、オスかという気がします。という次第で、今日も「スズメ写真家」でオシマイかと思ったのですが、それなりにいろいろと出会え、暑い中歩いてきた甲斐があるというもの。

Dsc00653c_20250715134001  桑名七里の渡し公園のところで、ヒルガオが咲いています。ドウダンツツジの植え込みの中で、です。

Dsc01207c Dsc01219c_20250715134201  赤須賀神明社近くを歩いていたら、ハイビスカスを見つけました。あるお宅で、赤と黄色と、2種類、咲いていました。調べたら、ブッソウゲ(仏桑花)や、フソウカ(扶桑花)という別名もあるようでした。ブッソウゲという名は、中国名「扶桑」に由来し、扶桑は「日本」を意味する言葉でもあり、混乱を避けるためか「花」を付け加え、これを音読みしてブッソウゲとなったといいます。沖縄ではアカハナー(赤花)あるいはグソーバナ(後世花)といい、後者は本種を仏花として墓前に供えることによるそうです(こちら)。

Dsc01754c_20250715134201  Dsc01760c_20250715134201今日もまた、ヒマワリ銀座のヒマワリが気になって、見てきてしまいました(笑)。ここでも、「懲りずに」という性格が表れているようです。4輪目がかなり咲いてきました。

Dsc01789c  明日、明後日は、雨の予報です。散歩生活の弱点は、雨など、天気の悪さ。これにはどうあがいても勝てません。明日から、桑名市博物館で「御樋代木と幻の遷宮」展が始まります。なるべく早いうちに見に行きたいと思っています。ツマグロヒョウモンのオスは、吉津屋町で撮影。

Dsc01234c_20250715185301  オマケの余談。午後から、家電にサギ電話がかかってきました。機械的な音声で、NTTを名乗り、「2時間経つとこの電話は使えなくなる。スタッフと話すなら9を押せ」という内容。家電は、廃止してもよいのですが、これまでの経緯からあちこちにこの家電の番号で登録してありますので、廃止するとなると、これら登録した電話番号をかなりの件数、変更しなければなりません(そもそも全体像を把握していません)。それ故、やむなく契約を継続しています。家電は常時、留守電にしてあり、基本的には出ません。ケータイも、登録していない番号には出ません(最近は、アプリで公的な電話帳にあるような番号は、どこからかかっているか表示されます)。便利になった一方、面倒なことも多々あり、何がよいのかよく分かりません(苦笑)。

2025年7月14日 (月)

野鳥はいませんから、修行に勤しんでいます(笑)

Dsc09437c_20250714150701 Dsc00551c_20250714150601  関東から東北にかけては台風5号の影響を受けて、荒れた天候だそうです。お気をつけください。わが家あたりは、日中は晴れときどき、薄雲という感じでしたが、15時頃、パラパラッと小雨が降りました。本格的な雨は夜からで、よく降るかも知れないということです。今朝も熱帯夜(26.3℃)でした。最高気温は32.5℃ですが、南からの湿った風が吹いています。今朝は、6時45分から散歩へ。住吉神社、九華公園、赤須賀漁港、貝塚公園、内堀南公園、外堀、吉津屋町、京町、寺町といつも通りに6.0㎞。大潮は過ぎましたが、朝の住吉入江は水がいっぱいでした。

Dsc09464c Dsc09513c_20250714150701  暑いこともあってか、相変わらず野鳥はあまりいません。左の写真のムクドリは、桑名七里の渡し公園のところで。右の写真のスズメは、七里の渡し跡にて。揖斐長良川の中州からは、オオヨシキリの鳴き声は聞こえてきませんでした。

Dsc09682c_20250714150701 Dsc09804c_20250714150701  九華公園には7時過ぎに到着。野鳥も、昆虫もあまりいません。スズメはそれでも、公園のあちこちにいます。

Dsc09740c_20250714150701  ほかにはドバトくらいで、ヒヨドリはまったく見ず。カラス、ムクドリもいませんし、カワラヒワや、シジュウカラ、コゲラもいません。例年ですと、今頃は、アオサギや、カワセミを割とよく見るのですが、アオサギは7月8日以来見ていませんし(2025年7月8日:アオサギが来てくれて、救われました(笑))、カワセミは3月21日から以降は見ていません(2025年3月21日:柿安コミュニティパークでキセキレイ……シティ・ホールの薄墨桜が咲き始めました)。6月17日にカワセミの目撃情報はあったのですが(2025年6月17日:コゲラとハクセキレイのヒナ……九華公園でカワセミの目撃情報あり)、私は見られませんでした。

Dsc09597c  ほかに鳥がいませんから、カワウでも(笑)。神戸櫓跡の松の木のてっぺんにいます。鳴き声からして、今年生まれの幼鳥と思われますが、姿形、大きさは、親並み。

Dsc09752c_20250714152601 Dsc09626c_20250714150701  クマゼミはあちこちでよく鳴いています。ニイニイゼミの鳴き声もしますが、それを見つけるのはかなり難しく、まだ、姿は見ていません。トンボは、シオカラトンボのメス(右の写真)、コシアキトンボを見たくらい。

 カニは、Dsc09609c_20250714150701クロベンケイガニと思います。朝日丸跡にて。九華公園で、ときどき見ます。

Dsc00107c_20250714150601 Dsc09869c_20250714150701  九華公園でアオサギか、カワセミを見られたら、行かないでおこうと思ったのですが、どちらもいませんでしたから、今日もまた、赤須賀漁港へ。

Dsc09966c_20250714150601 Dsc00133c_20250714150601  しかし、アオサギは3羽見えたのですが、いかにも遠い。左の写真に写ったアオサギがいるところまでは、約180m。右の写真のそれは、350mかそれ以上先にいます。

Dsc09929c_20250714150701 Dsc09963c_20250714150701  ほかにいたのは、カワウ3羽と、カルガモ9羽。居残りキンクロハジロの姿は、今日も見られませんでした。前回見たときは、もっと潮が引いているときでしたから、条件が合わないのだろうと思います。

Dsc09877c  赤須賀漁港の近くで、こんなドバトを見つけました。いつぞやも全身がかなり白いドバトを見ましたが、目立って、猛禽類などに襲われやすいのではないかと気になります。

Dsc00414c  Dsc00358c 貝塚公園、内堀南公園には、スズメもいません。クマゼミが元気よく鳴いているだけ。京町の商店にあるツバメの巣も見てきましたが、親ツバメが左の写真のように、巣に就いていました。このツバメが巣に就いている間に、ほかにツバメの成鳥が2羽、飛んできていました。ツバメの子育てでは、ヘルパーが入ることもあるといわれますが(たとえば、こちら)、これがそうなのかどうかは、不明。巣に就いていた親ツバメは、10分ほどすると、巣を離れました。ヒナが見えないかと思ったのですが、今日のところは見えず。

Dsc00424c_20250714150601 Dsc00527c_20250714150601  住吉入江まで戻ってきましたが、今日は、イソヒヨドリはいません。クマゼミと、アゲハチョウ。という次第で、今日も鳥見散歩というよりは、修行に勤しんできたような次第(笑)。

 Dsc00263c_20250714150601最近はあまり行かなかったのですが、吉津屋堀沿いのお宅でサルスベリが咲き始めました。

 Dsc00244c_20250714150601 Dsc00212c_20250714150601 吉津屋町のヒマワリ銀座では、さらにもう1つ、花が咲いてきました。以前の観察で、ヒマワリの花は上の方から開くのかと思ったのですが、そうではなさそうです。

Dsc09859c  午後から定例の歯科検診に行ってきたのですが、ウ~ン、そろそろヤバいかも知れません。亡くなったオヤジと同じく、歯周病の体質を受け継いでしまったようです。

2025年7月13日 (日)

京町の商店にあるツバメの巣でヒナ2羽が孵っていました

 250713092229009c冒頭の写真は、散歩から帰ってしばらくした頃の南の空です。真夏の空。今朝も熱帯夜(最低気温は26.1℃)、最高気温は、13時現在で32.0℃。万助溜公園へチョウトンボでも見に行こうか、長良川河口堰などへ行こうかとも思ったのですが、いつも通りの散歩へ。スタートは、6時45分。住吉神社、九華公園、赤須賀漁港、貝塚公園、内堀南公園、外堀、吉津屋町、京町、寺町と6.0㎞。歩いている途中は、曇る時間帯もあり、そういうときは楽です。

Dsc09215c_20250713132101 Dsc09320c_20250713132101  今日のハイライトは、こちら。京町の商店にあるツバメの巣で、ヒナが孵っていました。左の写真をよくご覧いただくと、2羽のヒナの嘴が見えています。親ツバメは、2羽ともエサを運んできていました。しかし、右の写真のあと、1羽の親が巣に就きましたので、まだ孵っていない卵があるのかと思います。

Dsc08448c_20250713131901  さて、話を最初に戻して。拙宅マンションのプレイロットにいつもの(右の翼を傷めた個体)ハクセキレイがいたのですが、気づかずに近づいてしまい、諸戸氏庭園の大門の上に逃げられました(左の写真)。

Dsc08565c_20250713131901  船津屋さんの裏手の高水敷にもハクセキレイ。虫を捕まえていました。揖斐長良川の中州からは、オオヨシキリの鳴き声はあまり聞こえてきません。

Dsc08594c_20250713131901 Dsc08623c_20250713131901  柿安コミュニティパークで、カワウと、ハシボソガラス。ハシボソガラスは、数羽が集まっていました。

Dsc08651c_20250713131901 Dsc08700c-2  九華公園には7時頃に到着。ここでもまずは、カワウと、ハシボソガラス。相変わらず、野鳥は少なく、ヒヨドリはまったく見ません。多いのはスズメ。ドバト、ムクドリはかなり少ない状況。

Dsc08762c_20250713131901  Dsc08746c_20250713131901相撲場の近くでムクドリと、スズメ。

Dsc08642c Dsc08779c_20250713131901  昆虫は、クマゼミが元気で活躍中。まだ大合唱というレベルには至っていませんが、公園のあちこちで鳴いています。トンボはコシアキトンボがほとんどでした。オニヤンマらしきトンボも、ウチワヤンマも、今日は見ていません。

Dsc08855c_20250713132001 Dsc08846c_20250713132001  このごろ、ついつい赤須賀漁港まで足を延ばしてしまいます。まず目についたのは、カワウ。合計で3羽ほど。あちこちに散っていました。

Dsc08962c_20250713132001 Dsc09001c_20250713132001  よく探すと、アオサギが3羽、ダイサギが1羽。左の写真には、カルガモも写っています。カルガモは、合計4羽。今日も居残りキンクロハジロは、見当たりません。

Dsc09040c_20250713132001  赤須賀漁港は、赤須賀水門の内側にも船だまりがあります。ここにキンクロハジロがいないか、見てくるのですが、ここにはいないようです。

Dsc09422c  拙宅マンション近くの住吉入江まで戻ったら、ムクドリがコガネムシらしきものを捕まえていました。

Dsc08507c_20250713131901 Dsc09382c_20250713132001  余談ですが、今日は大潮のようで(こちら)、住吉入江も水がいっぱいでした。四日市港では、朝6時48分が満潮の時刻。左の写真は、その頃、住吉ポンプ場の東にて。右は、8時50分を過ぎた頃、住吉入江の南端にて。

Dsc08590c_20250713131901  柿安コミュニティパークの堀も、このように水がいっぱいでした。7時頃。写真の向かって右が三の丸水門で、そこを経て揖斐川につながっています。

 Dsc08792c_20250713131901九華公園の野球場の外野の外で、サルスベリが咲いています。Dsc08814c右は、吉之丸の市営住宅のところに咲いているオシロイバナ。似たようなパターンになってしまいます。

Dsc09137c_20250713132001 Dsc09101c_20250713132001  いつものヒマワリ銀座へも、どうしても寄ってきてしまいます(笑)。4輪目が咲きそうになっています。

250712175240411c 250712175610807c 余談。娘に買ってもらいました。そうでないと、こういうものは自分で買って、食べるということは、まずありません。「サムライマック 炙り醤油風 ダブル肉厚ビーフ」(¥580)。肉を食べたという感覚がいっぱいですが、年寄りとしては、レタスなど野菜も挟んであった方がよいなと思います。

Dsc09085c_20250713132001  今週は、明日午後、歯科検診。土曜午前は、愛車・コペンの点検、日曜午前には、内輪の勉強会と、それなりに予定があります。週間予報では、月曜から木曜にかけて、傘マークがありますが、1日中雨ということではなさそうです。京町の商店にあるツバメの巣でヒナが孵りましたから、それを見るのを楽しみに散歩生活と行きましょう。

2025年7月12日 (土)

今日はスズメ写真家+α

Dsc07490c_20250712143701  熱帯夜でしたが(26.2℃)、日中は31.5℃が最高です。朝のうちは、西風でしたが、8時頃からは湿気を帯びた南風がかなり吹いています。今朝は、少し遅くなり、6時50分から散歩へ。住吉神社、九華公園、赤須賀漁港、貝塚公園、内堀南公園、外堀、吉津屋町、紺屋町、京町、寺町と5.8㎞。

Dsc07513c_20250712143701 Dsc07596c_20250712143801  今日は、拙宅マンションのプレイロットには何も来ていませんでした。住吉水門のところでスズメ。柿安コミュニティパークでも、スズメ。今日も「スズメ写真家」かも知れません(笑)。

 Dsc07662c_20250712143701 Dsc07674c_20250712143701 九華公園の旧アヒル小屋のところでカワウ。奥平屋敷跡入り口の藤棚の日陰で、ハシボソガラス3羽。暑そうです。

Dsc07837c_20250712143801  相撲場の近くでもスズメ。

Dsc07862c_20250712143801 Dsc07882c_20250712143801  本丸跡の花菖蒲園のところでもまたもやスズメたち。予感はあたりました。今日は、「スズメ写真家」です。

Dsc07726c Dsc07759c  今日の九華公園では、昆虫もあまりいませんでした。コシアキトンボは、証拠写真。ほかにはシオカラトンボのオスと、ツマグロヒョウモンのオス(右の写真)。

Dsc07976c_20250712143801Dsc07970c_20250712143801  歩いている間に曇ってきて、さほど暑く感じませんでしたので、今日も赤須賀漁港まで足を延ばしました。が、いたのは、カワウ5羽のみ。残念。アオサギも、居残りキンクロハジロも見つかりませんでした。

Dsc08258c_20250712143901 Dsc08405c_20250712143901  トボトボ歩いて、貝塚公園へ。木陰で一休みしていたら、近くにシジュウカラの幼鳥が3羽出て来ました。写真はそのうちの1羽。京町の商店にあるツバメの巣では、まだ親ツバメが巣に就いていました。6月25日から巣に就いています(2025年6月25日:ランチのあと、ツバメの巣を見てきました)。ツバメの抱卵期間は、13~17日といいます。今日で17日目ですから、もう卵が孵るでしょう。

Dsc07936c_20250712143801 Dsc08282c_20250712143901  赤須賀の町で、コエビソウ。なるほど、エビのように見えます。貝塚公園の近くのお宅で、柿の実がかなり大きくなってきています。

 Dsc08335c Dsc08328c_20250712143901 どうも気になって、今日も吉津屋町のヒマワリ銀座を見てきました。背の高い茎に並ぶ大きなヒマワリの花、2つ。晴れた空のもとで撮れたらよかったのですが……。

Dsc08287c  町に鎮国守国神社の茅の輪くぐりのポスターが出ていました。例年通り、土用の丑の日に行われます。今年は、7月19日だそうです。

 Dsc08419c_20250712143901 ベランダ園芸のサギソウ、#2にもう1輪咲き、この鉢は合計5輪の花になりました。最初に咲いた花(7月5日)は、さすがに少し傷んできてしまいました。

2025年7月11日 (金)

ヒマワリは高さ3mだそうです

Dsc07465c  未明に雨が降りましたが、日中はよく晴れて、夏空。最高気温は、32.9℃。10時47分に記録しています。今朝も、6時40分から散歩へ。住吉神社、九華公園、赤須賀漁港、貝塚公園、内堀南公園、外堀、吉津屋町、京町、寺町と6.5㎞。相変わらず、汗だくで帰宅です。冒頭の写真は、8時半過ぎに帰宅したときの北の空。

Dsc06793c_20250711140501  Dsc06846c_20250711140501 今日もスズメばかりです(笑)。住吉神社のところで、まず1羽。話が逸れますが、揖斐長良川の中州を見ると、草刈りが行われたエリアがかなり広くなりました(右の写真)。桑名水郷花火大会の打ち上げ場所です。

Dsc06863c_20250711140501 Dsc06924c_20250711140501  七里の渡し跡のところでは、スズメの親子連れ。ヒナがエサをねだっていたところ。左右の写真の間の瞬間で、エサを2回ほどもらいました。エサをもらうシーン、ヒナは向こう向きでした。

Dsc06986c_20250711140501  柿安コミュニティパークで、ハクセキレイ。

 九華公園には7時前に到着。Dsc07009c_20250711140501昨日、あんなにあふれそうになっていたDsc07040c_20250711140501堀の水は、いつもよりやや多いくらいに戻っていました。

Dsc07064c-2 Dsc07109c  が、鳥はいません(関係ないか?)。相撲場近くでドバトと、スズメ。ほかにはカワラヒワがいたものの、後ろ姿しか撮れず。

Dsc07014c_20250711140501 Dsc07072c_20250711140501  奥平屋敷跡でアカミミガメ。最近もときどき見ます。産卵のために上陸してきているものと思います。昆虫は、シオカラトンボのオス、コシアキトンボ、ウチワヤンマ(右の写真)。オニヤンマらしきトンボも見たのですが、そうだという確信がもてませんでした。

Dsc07194c_20250711140401 Dsc07221c-2  続いて、赤須賀漁港へ。行こうかどうか迷っていたのですが、九華公園であまりにも鳥が少なかったので。しかし、見つけられたのは写真のアオサギ1羽と、カワウ1羽。居残りキンクロハジロの姿は見えず、残念。「徒労」とはいいませんが、暑かったこともあって、かなりガッカリ。貝塚公園へ行って小休止。貝塚公園ではスズメ、カワラヒワくらい。

Dsc07443c_20250711140401 Dsc07385c_20250711140401  京町の商店にあるツバメの巣。行ったときには不在でしたが、近くの京町公園でまた小休止し、5分ほどしてもう1℃見に行ったら、親ツバメが戻ってきていました。ヒナはまだ孵らないようです。京町公園で休んでいるとき、スズメがやって来ました。

Dsc07187c_20250711140501  Dsc07179c前にも同じ花を載せましたが、赤須賀で白いアガパンサス。その近くにオニユリ。

Dsc07332c_20250711140401 Dsc07305c  吉津屋町のヒマワリ銀座。今日は、これを育てている方と、1年ぶりにお目にかかり、育て方を伺ってきました。土に、市役所で配付されるコンポストでつくった肥料を1袋与え(袋のサイズは聞き忘れました)、さらに近くの道路脇にたまった砂を入れるそうです。砂を入れると、水はけがよくなって、よいのだそうです。

Dsc07358c_20250711140401  今年のヒマワリ、もっとも背の高いものは3mになっているとか。茎も太くて、これほど立派なヒマワリは、なかなか見られません。

 Dsc07480c_20250711140401 Dsc07469c_20250711140401 ベランダ園芸のサギソウ、その後。左の写真は、#2(判別のため、番号がふってあります)。昨日までに4輪が開花。右は、#3。今朝1輪が咲いて、計2輪になりました。

Dsc07475c_20250711140401  左は、Dsc07472c_20250711140401#4で、これは最も早い、7月5日から咲き始め、9日までで4輪の花が咲きました。#5は、7月9日までに3輪咲いています。ということで、本日現在、計13輪のサギソウが咲きました。なお、#1は、小さいつぼみがありますが、まだ咲いていません。

Dsc07323c_20250711143801 0711kuwanatemp  ひと頃のように猛暑日ではなくなりましたが、7月に入ってからずっと暑い日が続いています。「暑さ疲れ」なのか、昼食後は爆睡していました(笑)。毎日散歩をするようになって10数年。夏も、朝早い時間帯に歩くなど、工夫してはいますが、年齢も重ねていますから、やはり熱中症その他には、これまで以上に気をつけなくてはなりません。

2025年7月10日 (木)

九華公園、あわや水没か!?

Dsc06786c_20250710130201  猛暑日になってはいませんが、今日も暑くなっています。最高気温は、35.2℃で猛暑日。今朝も、6時半から散歩へ。もうこの時間から出ないと、歩けません。住吉神社、九華公園、貝塚公園、内堀南公園、外堀、吉津屋町、京町、寺町と歩いて、5.3㎞。2時間コース。

Dsc05861c Dsc06055c_20250710130301  今日は、まずこちらから。九華公園に着いて、驚きました。堀の水があふれそうになっているばかりか、ところどころでは、実際にあふれていたのです。左の写真は、管理事務所南の花菖蒲園のところ。花菖蒲園も水に浸かっています。右の写真は、吉之丸堀にかかる橋と、そこにある東屋。橋のすぐ下まで水が来ています。

 Dsc06296c最近、水が濁ってきていましたので、おそらく水を入れ替えようとしたのでしょう。Dsc05870cそれが行き過ぎたのかなと、散歩友達の方たちと話していました。右のように水があふれて、通れない遊歩道も何カ所かありました。

Dsc06311c_20250710130301  ここは、野球場の東側の導水路。この奥に揖斐川につながっている水門があり、そこを開けると、揖斐川からの水が入ります。ここも水浸し。

Dsc05548c_20250710130401  さて、話を戻します。拙宅マンションのプレイロットには今日もハクセキレイが来ていましたが、右の翼は傷んでいないようですから、いつも来ていたハクセキレイとは違う個体と思われます。

Dsc05651c_20250710131201 住吉水門のところにアオサギ。ここで見るのは、久しぶりです。アオサギを撮っていたら、上空を別のアオサギが通過していきます。

 九華公園は今日も静かでした。Dsc06031c_20250710130301 Dsc06087c_20250710130301朝日丸跡でスズメ。スズメのいたところも、水が使っていました。右の写真のムクドリは、本丸跡にて。

 本丸跡でもスズメ。Dsc06157c_20250710130301Dsc06207c_20250710130301相撲場の近くでは、カワラヒワ。

Dsc06207c_20250710130301 Dsc06172c_20250710130301  同じく、相撲場近くでもスズメと、ハシボソガラス。カラスは黒いので、余計に暑そうです。嘴を開けています。

Dsc06369c_20250710130301  水が多かったせいか、トンボは少なかった印象。シオカラトンボのオス、コシアキトンボのオス、ウチワヤンマを見たものの、数は少なく、写真はありません。九華公園の外周遊歩道の南で、クマゼミ。まだ、例年の最盛期ほど激しくは鳴いていませんが、あちこちでクマゼミが賑やかになってきています。

Dsc06473c_20250710130301 Dsc06566c_20250710130301  貝塚公園では、スズメ、ムクドリがいたくらい。京町の商店にあるツバメの巣では、親ツバメが巣の中を気にしていました。オスです。ヒナの鳴き声は聞こえてきませんでしたので、まだ卵が孵ったわけではなさそうです。巣のそばの電線には、メスのツバメ。卵を温める役割を交代したばかりなのでしょう。

Dsc06738c_20250710130201  住吉入江まで戻ってきたら、今日もイソヒヨドリに遭遇。メスなのか、若者なのか、不明。

Dsc06421c_20250710130301 Dsc06416c  九華公園の堀の水に気をとられ、花をあまり見てきませんでした(苦笑)。吉津屋町のヒマワリ銀座では、もっとも背が高い茎の花がほぼ開きましたし、その手前にある2番目に背が高い茎の花も、咲いてきそうでした。これも楽しみです。

Dsc06461c_20250710130301  最初に咲いたヒマワリは、すでに首が折れてきつつあります。花は、かなり重いのでしょう。

Dsc06673c_20250710132201 Dsc06679c_20250710132201 昨日、寺町商店街はアーケードがあって、今時分のように、暑いときはここを歩くと、少し涼しいということを書きました。ひんやりとまでは行きませんが、日当たりのような暑さはなく、夏場、散歩の帰り道にはついついここを歩いてしまいます。8時半前ですと、まだほとんどの店は開店準備中で、買い物をすることはありません。

250710144806484c 250710144814285c  午後からは、市役所での会議に行ってきました。学校に在籍する子どもたちの中で、医療的ケアが必要なお子さんがいます。その子どもたちのための会議。桑名市は、進んでいると思いますが、それだけに課題もあります。ついでに参議院議員選挙の期日前投票も済ませて来ました。途切れることなく、投票に訪れる方があります。

250710144851873c 250710144857812c  市役所に行ったついでに見てこようと思っていたものがあります。6月末の中日新聞に「本多忠勝の甲冑を見てほしい 桑名市役所で愛知の高1・吉村さん手作り作品を展示 」という記事が載っていました。吉村さんが手作りした甲冑は、7月1日から8月22日まで市役所1階ロビーに展示されるというので、会議が終わってから見てきました。アルミの板を切ったり曲げたりして、ひもや金具などでつなぎ合わせたそうですが、実によくできています。

Dsc06439c_20250710132501  余談。プリンタのインクがなくなってきていますので、ネットで注文したら、いつの間にか値上がりしていました。以前は、税込みで¥3,300だったのが、¥3,820になっていました。何でも値上がりばかりです。

2025年7月 9日 (水)

九華公園でコゲラ、住吉入り江沿いでイソヒヨドリ……サギソウは合計9輪に

 Dsc05496c_20250709133801 夜明け前に強い雨が降ったようですが、熱帯夜で、高い湿度(26.0℃)。先日、全国1位になったほどの暑さはありませんが、それでも暑くなっています。最高気温は、33.7℃。来週になると、雨の日があるという週間予報です。しばらくは、暑さに耐えましょう。今朝も6時40分から散歩へ。住吉神社、九華公園、赤須賀漁港、貝塚公園、内堀南公園、外堀、吉津屋町、京町、寺町と5.7㎞。今日も汗だくになって帰宅し、朝風呂(笑)。それ以降は、エアコンで涼しい中にいます。

Dsc04060c_20250709133901 Dsc04075c_20250709133901  散歩に出てすぐ、住吉入江沿いでスズメのヒナ2連発。左の写真で奥に写っているのが、右の写真のスズメのヒナ。今日は、ハクセキレイはいませんでした。

Dsc04133c_20250709133901  住吉神社の前でもスズメ。このところの暑さのせいか、ドバト、ムクドリはほとんどいません。カラスたちも減っていますし、ヒヨドリに至っては、まったく見なくなっています。揖斐長良川の中州のオオヨシキリの鳴き声は、あまり聞かれなくなっています。

Dsc04244c_20250709133901Dsc04432c_20250709133901  九華公園も静かです。前のパラグラフに書いたのと同じ状況。奥平屋敷跡で頭の上からコゲラの鳴き声が聞こえてきて、探しました。左右の写真は、同じ個体。右の写真で、アタマに赤い羽毛が見えていますから、オス。

 Dsc04156c 旧アヒル小屋のところで、カワウ。翼を乾かしています。カワウは脂の分泌が少ないようで、濡れるとあまり水をはじかなくなるようで、このように翼を乾かす必要があるといいます。

Dsc04630c  九華公園では、知り合いの高齢女性と30分近くしゃべっていたこともあって、鳥の写真はあまり撮れませんでした。が、こちらを見つけました。先日から鳴き始めましたが、クマゼミ。今日も、九華公園、貝塚公園などのあちこちで鳴いていました。

Dsc04655c_20250709133901 Dsc04670c_20250709133901  トンボの写真、撮れたのは、いつもと同じようですが、シオカラトンボのオスと、コシアキトンボ。ほかに見たのは、ウチワヤンマ。チョウは、アオスジアゲハ、アゲハチョウ、モンシロチョウと、毎度おなじみのパターン。

Dsc04686c_20250709133901  カメは、こちらがいました。クサガメですが、先日見たクサガメには(2025年7月3日:アオサギ登場)、このクサガメにあるようなフジツボのようなものはついていませんでした。違う個体なのでしょう。

Dsc05019c  Dsc04754c_20250709133901 このあと、赤須賀漁港へ。あの居残りキンクロハジロが気になっているのです。今日も、翼を傷めているメスと思われる個体が、1羽だけいました。オスの姿はありません。ただし、昨日も、私より遅い時間にここに来たYさんは、「キンクロハジロのオス、メスと、アオサギが4羽いた」とおっしゃっていました。Yさんは、ここからさらに南、国道23号線揖斐長良大橋を越えて、地蔵まで行かれます。オオヨシキリともう1種類いるといわれますが、もう1種類は、話しを聞いた限りではセッカではないかと思います。今日、ほかにいたのはダイサギ1羽。

 Dsc05084c_20250709135901貝塚公園に戻って、カワラヒワが1羽。

 Dsc05250c_20250709133801 Dsc05295c_20250709133801 京町の商店にあるツバメの巣。行ったときが、ちょうど交代のタイミングでした。交代して出ていく方は、そのまま飛び去りますが、入ってきたツバメは、巣や卵に異常がないかを確かめてから、巣に就きます。

Dsc05328c_20250709133801 Dsc05428c_20250709133801  寺町商店街を抜けて(暑い日には、アーケードのある商店街は、涼しくて助かります)、住吉入江沿いに来たら、相次いでイソヒヨドリに遭遇。まずは、オス。先日見た「お父ちゃん」と思います。右は、メスなのか、若者なのか? 

Dsc05410c_20250709133801  さらに入り江には、カワウが2羽。これはそのうちの1羽。

Dsc04715c_20250709133901  赤須賀漁港に行く途中、赤須賀の町でサルスベリがもう咲いていました。

 吉津屋町のヒマワリ銀座。Dsc05177c_20250709133801 Dsc05156c_20250709133801もっとも背が高くなった茎の花が、本格的に咲いてきました。

 Dsc05188c_20250709133801 最初に咲いたこちらは、花びら(舌状花)が傷んできてしまっていました。内側の管状花はまだ開ききっていないのに。

Dsc05498c_20250709133801 Dsc05501c_20250709133801  ベランダ園芸のサギソウは、今朝、2輪が咲いて、合計9輪になっています。まだ開きそうなつぼみが2つありますから、今日中に合計11輪になりそうです。

2025年7月 8日 (火)

アオサギが来てくれて、救われました(笑)

Dsc03982c_20250708151501  相変わらず暑いのですが、今日は、猛暑日直前で踏みとどまりそうです。15時現在の桑名の最高気温は、34.8℃。朝のうちは、曇っていましたので、30℃になったのは10時頃。今朝の散歩は、6時40分から。住吉神社、九華公園、赤須賀漁港、貝塚公園、内堀南公園、外堀、吉津屋町、京町、寺町と6.5㎞。

Dsc03100c_20250708151901 Dsc03127c_20250708151901  今朝は、拙宅マンションのプレイロットには何もいませんでした。桑名七里の渡し公園まで来て、スズメ。親子連れのヒナの方。住吉神社のところには、珍しくキジバトが来ていました。

Dsc03191c_20250708151601  柿安コミュニティパークでも、スズメの親子連れ。今シーズン、暑くなってからはスズメばかり。スズメが減っているといわれますが、さほどでもないかという気がしてしまいます。

Dsc03299c_20250708151601 Dsc03332c_20250708151601  九華公園は、今日も静かでした。スズメ、カワラヒワなどがいたものの、珍しく写真には撮れませんでした。奥平屋敷跡を歩いていたら、南側からアオサギが飛んできて、北の方へ。急いで、北門を入ってすぐの堀を見に行くと、案の定、いました。最近は、この北門からすぐの堀にいることがよくあります。正面顔もいただきました。

Dsc03488c  アオサギはこのあと飛び立って、どこに行ったのかよく分からなかったのですが、本丸跡の花菖蒲園のところにいました。しかし、私が気付かずに近づいて、再び逃げられました。東に行ったので、探しましたら、野球場の南の堀にいました。護岸に向いていましたが、いったい何をしていたのか? このあとは、西に飛び去り、どこかに行ってしまいました。

Dsc03255c_20250708151601 Dsc03440c_20250708152101  ほかの生き物たち。奥平屋敷跡で、アカミミガメ。お尻のあたりに土がついていますから、たぶん産卵を終えて堀に帰ろうとしていたのでしょう。今シーズンも、アカミミガメが産卵したところをカラスが掘って、卵を食べ散らかした跡をたくさん見ています。クマゼミは、本丸跡のトイレに迷い込んでいました。九華公園だけでなく、貝塚公園でもクマゼミが鳴いています。

Dsc03203c Dsc03627c_20250708151601  トンボは、今日も、いつもと同じく、シオカラトンボのオスと、ウチワヤンマ。ほかには、コシアキトンボ。トンボを見るには、もう少し気温が上がってからの方が、活動性が高まってよいのでしょうが、暑いのは避けたいので、種類が限られるのはやむを得ません。

Dsc03687c_20250708151501 Dsc03673c_20250708151501  このあと、居残りキンクロハジロがどうしているのか見ようと思い、赤須賀漁港へ。いつも赤須賀水門のあたりから探すのですが、遠いところにキンクロハジロのメスらしき姿が見えたのみ(右の写真)。今日は、アオサギも、カルガモも、カワウも、キンクロハジロのオスも見えませんでした。

Dsc03722c_20250708151501  貝塚公園にいたのは、スズメのほかには、ハシボソガラスのみ。カラスのいたところにある草を嘴で掴んで引っ張ったりしていましたが、いったい何をしたかったのでしょう? 

Dsc03904c_20250708151501  京町にあるツバメの巣では、親ツバメが巣に就いていました。6月25日から巣に就いています(2025年6月25日:ランチのあと、ツバメの巣を見てきました)。ツバメの抱卵期間は、13~17日といいます。今日で14日目ですから、そろそろ卵が孵るかも知れません。

Dsc03949c_20250708151501  拙宅マンションに戻ってきたら、今日プレイロットで迎えてくれたのは、ハシボソガラス。貝塚公園にいたカラスもそうですが、こちらも若者のような気がします。

 Dsc03656c_20250708151601吉之丸の市営住宅の庭でゴーヤの花が咲いていました。食べるのか、日よけにするのか? 以前は、ニガウリと呼んだ記憶がありますが、Wikipediaにはツルレイシで載っていました。

Dsc03791c_20250708151501 Dsc03807c_20250708151501  吉津屋町のヒマワリ銀座では、もっとも背の高い茎で花が咲き始めていました。去年もよく観察していたのですが、上の方の花びらから開いていくような気がします。

250708113743776c 250708113759803c  ベランダ園芸のサギソウは、今朝、さらに2輪が咲いて、合計6輪が咲いています。写真をよく見ていただくとお分かりになりますが、まだつぼみはいくつかあり、順番に咲いてくると期待しています。

Dsc03157c Dsc03162c_20250708151601  余談。住吉神社の前から揖斐長良川の中州を見たら、重機が入って、草などが刈られているところがあるのが見えました。7月26日に予定されている桑名水郷花火大会の準備が始まったのでしょう。この中州が、打ち上げ場所なのです。

Dsc03648c_20250708151601 Dsc03699c_20250708154201  町中にも、花火大会に関連した案内看板が設置され始めていました。ちなみに、今年は荒天中止で、雨天順延はなしだそうです。全席有料席ですが、わが家は玄関先の特等席から見るつもり。

2025年7月 7日 (月)

相変わらずの猛暑の中、サギソウの花は合計4輪になりました

Dsc03017c  七夕ですが、こうも暑いと、そういう気分ではありません。昨日ほどではありませんが、今日も、桑名の最高気温は37.0℃になりました。さすがに全国最高気温ランキングのトップ10にランクされることはありませんが、やはり暑い。昼過ぎから市民大学郷土史学科の講座に行くのに外に出ると、熱波に襲われたような感じでした。さて、散歩は、朝6時半からスタート。住吉神社、九華公園、貝塚公園、内堀南公園、外堀、吉津屋町、京町、寺町といつものコースで、5.4㎞。ちょっと短め(笑)。

Dsc02177c_20250707170101 Dsc02252c_20250707170101  今日は拙宅マンションのプレイロットにはスズメしかいませんでしたが、例のハクセキレイが住吉入江沿いにいました。いわば「お見送り」。住吉神社の前の揖斐川沿いで、ハシボソガラスが2羽、口を開けていました。頼によってこんな日当たりがよくて、暑いところにいなくてもよいのにと思います。

Dsc02367c_20250707170201 Dsc02415c_20250707170201  九華公園にも野鳥はほとんどいません。暑すぎるせいでしょう。見たのは、カワラヒワと、スズメ。

Dsc02524c_20250707170201  そして、ムクドリ。アオサギが昨日まで4日連続できていましたので、ちょっと期待していたのですが、今日は不在。残念。

Dsc02653c_20250707170201  Dsc02614c_20250707170201トンボは、ウチワヤンマ、シオカラトンボのオスのほか、コシアキトンボくらいでした。チョウは、アゲハチョウ、アオスジアゲハ、モンシロチョウ。飛ぶところはなかなか撮れません。

Dsc02483c_20250707170201  シオカラトンボのメスの飛翔シーンにもチャレンジしたのですが、今ひとつ。鳥を撮るのに、絞り優先モードでF=4.0似設定していて、そのまま撮りましたからダメなのでしょう。

Dsc02673c_20250707170201  貝塚公園では、スズメのみ。カワラヒワの鳴き声は聞こえていたのですが、姿は見つけられませんでした。

Dsc02768c_20250707170101 Dsc02831c  京町の商店にあるツバメの巣では、卵を温める役割を交代したところでした。この猛暑では、車庫スペースの天井に近い巣でじっとしているのは、さぞ大変でしょう。

Dsc02952c_20250707170101  拙宅マンションまで戻ってきたら、あのハクセキレイが、今度は「お出迎え」。ご苦労さんといいたくなります。

Dsc02206c_20250707170101  住吉入江沿いで、ワルナスビが咲き始めました。漢字では、「悪茄子」。花は可憐なのに、名前はちょっとかわいそうな感じですが、外来種で、根茎で殖えてなかなか絶えず、有害雑草として認識されるようになったことや、鋭い刺や毒を有するため、家畜に被害を与え、作物の品質を低下させるための命名と思われます。

 Dsc02720c_20250707170101吉津屋町のヒマワリ銀座では、2輪目が咲きそうになってきました。Dsc02735c_20250707170101もっとも背が高い茎のところ。ヒマワリが咲くのは、楽しみですが、暑いので見に行くのも大変。

250707085845540c 250707085903134c  ベランダ園芸のサギソウは、今日は計4輪となりました。もう1輪も、すぐに咲きそうです。猛暑ではありますが、サギソウの白い、可憐な花が風で少し揺れていると、いかにも涼しげです。

250707124744040c250707163456713c  午後からは、初めにも書きましたように、くわな市民大学郷土史学科の講座へ。暑いので、さすがにクルマで往復。今回が3回目。戊辰戦争前夜の状況についてのお話しでした。8月は休みで、次は9月。いよいよ戊辰戦争に突入(もちろん、話しがですが)。例によって、また勝手に調べて、勝手にまとめをつくる予定。暇つぶしに最適。などと書くと、講師の先生には失礼な気もしますが、結局のところ、私のようなほとんど引退したものにとっては、あれもこれも「暇つぶし」のように思うのです。

2025年7月 6日 (日)

猛暑は続くよ……アオサギとヒマワリ、サギソウ

Dsc01674c_20250706140301   長島町内へコチドリや、コアジサシを見に行く、あるいは、万助溜公園へチョウトンボを見に行くなど、プチ遠征も考えたのですが、今日も猛暑で、最高気温は38℃という予報でしたので、断念。年寄りには危険な暑さです。やむなく、いつもの散歩コースへ。ただし、6時35分出発としました。去年の猛暑の時期も、朝6時半から歩きに行っていました。住吉神社、九華公園、貝塚公園、内堀南公園、外堀、吉津屋町、京町、寺町と5.6㎞。冒頭の写真は、九華公園にて。

Dsc01351c_20250706140401  今日は、拙宅マンションのプレイロットには、何も来ていませんでした。住吉入江沿いで、スズメの親子連れ。その後は、スズメ、カラスなどを少し見たくらい。揖斐長良川の中州のオオヨシキリの鳴き声は、一時ほどは聞こえてこなくなりました。

Dsc01429c_20250706140401 Dsc01516c_20250706140401  九華公園まで来て、相撲場近くでスズメと、カワラヒワ。カワラヒワは、一時期、ほとんど見なかったのですが、この頃少しずつ戻ってきた感じです。

Dsc01553c_20250706140401  管理事務所の南でもスズメ。ガのようなものを捕まえていました。大きくて、ご馳走かもしれません。

Dsc01648c Dsc01637c_20250706140301  奥平屋敷跡では、最近は、野鳥はほとんど来ないのですが、中を歩いていたら、大きな鳥が西から飛んできたのです。ここの東側の堀端に降りたのは、アオサギさん。木に隠れて撮影。バッチリです。いやぁ、アオサギが見られれば、散歩に来た目的は達成と思えるくらい(微笑)。

Dsc01687c_20250706140301  Dsc01799c_20250706140301 本丸跡でも、カワラヒワ。野球場の南の堀で、カワウ。カワウといえば、神戸櫓跡の松の木にある巣からは、ヒナの鳴き声はほとんど聞かれなくなりました。成長して巣立ったのかなと思うのですが、何分にも高いところにありますから、よく分かりません。

Dsc01458c Dsc01775c_20250706140301  九華公園の昆虫。シオカラトンボのオスは、相撲場近くの堀端で2頭くらいは、必ずいます。堀にかかる九華橋のところでは、コムラサキ(右の写真)。探すと、いろいろな種類がいます。ほかには、コシアキトンボ、ウチワヤンマ、アオスジアゲハ、アゲハチョウ。

Dsc01898c_20250706140301 Dsc02100c_20250706140201  貝塚公園でも、スズメの親子。向かって右のヒナがエサをもらった直後の写真。エサをもらうところは、残念ながら、ピンボケでした。京町の商店にあるツバメの巣は、今日は留守でした。親ツバメは、食事にでも行ったのでしょう。

Dsc02030c_20250706140301  Dsc02067c_20250706140201今日は、アオサギは見たものの、鳥果が上がったとはいえませんので、ちょっと遊んでみました。左の写真、さて何でしょう? アングルを少しずらすと、右のようになります。

Dsc02021c_20250706140301  Dsc02009c_20250706140301 さらにずらすと、こちら。もうお分かりのことと思います。

Dsc01981c_20250706140301 Dsc01962c_20250706140301  吉津屋町にある「ヒマワリ銀座」で咲いているヒマワリでした。

935787bb  去年の7月23日の記事にも引用させてもらいましたが(2024年7月23日:野鳥はいませんから、ヒマワリ観察に勤しむ)、こちらに詳しい説明がありますので、勝手にお借りしました(9月 ひまわり(向日葵):桑名市総合医療センター「理事長の部屋」、平成28年9月1日)。それにしても、去年も同じようなことをしていたというか、進歩がないというか、我ながら笑えてきます。

Dsc01827c_20250706140301  九華公園の東にあるお宅のところで、こんな実がなっていました。Googleレンズを参考にして調べると、ユチャの実のようです。ツバキの仲間。中国からインドシナ半島に分布する低木。漢字では「油茶」と書くとおり、種子から油をとるために栽培されるそうです。

Dsc01854c_20250706140301  今週も、引き続いて、猛暑続きという予報です。明日・月曜午後は、くわな市民大学郷土史学科の講座ですが、最高気温は37℃の予報。木曜午後は、市役所で会議。まぁ、淡々と飽きもせず……で、熱中症に警戒しつつ過ごすことにします。オニユリも、九華公園の東にあるお宅のところにて。

250706051705066c  ベランダ園芸のサギソウは、今朝になってもう1輪が咲き、合計2輪となりました。猛暑ですが、これを見ると、少しだけ涼やかな気分になれます。

0706hightempc  ちなみに、今日の桑名の最高気温は、38.3℃で(14時29分に記録)、全国ランキングのトップに躍り出ていました。ありがたくない全国トップのデータです。画像は17時現在のものですが、もう変化はないでしょう。

2025年7月 5日 (土)

赤須賀漁港に居残りキンクロハジロ……ベランダ園芸のサギソウが咲き始めました

Dsc01286c 0705temp  薄曇りという感じですが、日も照っており、今日は猛暑日。布団を被って、暖房をしているような感じでしょうか。14時33分に37.4℃を記録しています。桑名では、今年もっとも暑い日となっています。全国最高気温ランキングの2位という、ありがたくない暑さ。今朝も6時45分から散歩。住吉神社から、九華公園に行ったところで散歩&鳥見友だちのYさんに会い、「赤須賀漁港にアオサギがたいていいるし、キンクロハジロがいることもある」と聞き、そこから赤須賀漁港へ足を延ばし、その後、貝塚公園、内堀公園、京町、寺町と5.9㎞。

Dsc09959c Dsc00873c_20250705135301  まずは、赤須賀漁港情報から。実は、九華公園から赤須賀漁港は、さほど遠くはないのですが、心理的距離が大きいのです(笑)。「寄り道するには遠いな」と思い込んでいたのです。九華公園の本丸跡からは、たかだか1㎞ほど。左の写真は、はまぐりプラザ、右は赤須賀漁港。遠くに長良川河口堰なども見えます。


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Dsc00103c_20250705135401  情報通り、アオサギが1羽。港のほぼ中央部にいました。Yさんによれば、アオサギは2羽いることもあるようです。双眼鏡で探すと、北側エリアにカルガモが3羽。ほかにあちこちにカワウがいました。

Dsc00422c_20250705135401 Dsc00738c  カルガモの近くに、キンクロハジロのオス、メスが1羽ずつ。上陸していたり、泳いでいたりしていました。メスのキンクロハジロが上陸したところが、右の写真。これをよく見ますと、右の翼に異常があるようです。

Dsc00757c_20250705135501 Dsc00838c_20250705135501  このあと、このメスのキンクロハジロが羽ばたいたのですが、右の翼の初列風切あたりが欠落しています。初列風切(しょれつかざきり)は、鳥の翼の外側にある羽で、飛行時に推進力を生み出す重要な役割を担っています。このメスは、飛べなくなって、北の国に帰れなくなってしまい、居残っているものと考えられます。風切羽の説明はこちら。オスの方は、今日見た限りでは、異常があるようには見えませんでした。しかし、羽ばたきは見ていません。ペアになったメスにつき合って、居残っているのかという気もしますが、また、見に行こうと思います。

Dsc09213c  さて、話を戻して。散歩に出たとき、拙宅マンションのプレイロットで、ハクセキレイが見送ってくれました(微笑)。植え込みからは、シジュウカラの鳴き声も聞こえましたが、姿は見えず。

Dsc09306c_20250705135301 Dsc09501c  七里の渡し跡ではスズメ。三の丸水門のところで、遠目にはムクドリのように思えたのですが、念のために近づいたら、イソヒヨドリの若者。お腹あたりにオレンジ色が見えますので、オスという気がします。

Dsc09548c_20250705135301  九華公園では、アオサギが昨日と同じく、北門を入ってすぐの堀にいました。今日は、昨日の失敗から学んで、遠い側から回って、写真撮影に成功しました。これで、3日間連続で、九華公園にアオサギが来ていることになります。このまま毎日来てほしいもの。

Dsc09776c_20250705135301 Dsc09819c_20250705135301  九華公園では、相変わらず野鳥は少なく、ほかに見たのは、スズメ、カワラヒワくらい。今日は、ツバメの学校は休みのようでした。

Dsc09927c_20250705135301  トンボも見ていますが、いつもと変わらず。シオカラトンボのオス。ほかにウチワヤンマ、コシアキトンボなど。チョウもアゲハチョウ、アオスジアゲハ、モンシロチョウとほぼ同じメンバー。

Dsc00912c  このあと、赤須賀漁港に回り、貝塚公園へ。貝塚公園の木陰で一休み。暑い日の散歩では、木陰で風が通るところでの休憩が必須です。

Dsc01063c_20250705135301 Dsc01102c_20250705135301  京町にある商店のツバメの巣では、卵を抱くのを交代した直後に行き合わせました。巣にいるのはメス、右の写真は巣から出て来て一休みしているオス。

Dsc01172c_20250705135301  住吉入江まで戻ってきたら、ここでもイソヒヨドリ。メスか、若者か? 寺町交差点から入ったあたりは、最近、イソヒヨドリスポットです。

Dsc01223c_20250705135201  拙宅マンションに帰ってきたら、近くの電線にカワラヒワが3羽。写真はそのうちの1羽。暑い日でしたが、鳥果はそれなりにありました(微笑)。

Dsc00888c_20250705135301  赤須賀で白いアガパンサスの花を見つけました。ときどき見かけます。

Dsc09908c Dsc09915c_20250705142401  九華公園の野球場の南の堀端には、この季節、ヒルガオが咲きます。ヒルガオといえば、去年、吉崎海岸にハマヒルガオを見に行きました(2024年5月17日:20240517勝手にハイキング「吉崎海岸でハマヒルガオを見る」(一回完結))。ヒルガオを見て、これを思い出しました。

250704173058605c Dsc01289c_20250705135201  ところで、ベランダ園芸でサギソウを育てていると何度か書きました。今朝、散歩に出る前に「そろそろ咲きそうだな」と思っていたのですが、帰ってきてから見たら、1輪咲いていました。去年は、まったく失敗しましたから、2年ぶりにサギソウの花が咲いたことになります。とはいえ、今年は新たに苗をネット通販で買って(2025年4月28日:京町のお店でツバメが巣に就き始めました)、水をやり続け、ときどき肥料を与えただけですから、あまり威張れたものではありません。

2025年7月 4日 (金)

東海地方は梅雨明け……ヒマワリも開花し、クマゼミも鳴き始めました

Dsc08860c_20250704134201 Dsc08841c_20250704134201  東海地方は、今日午前、梅雨明けが発表されました(こちら)。平年より15日、昨年より14日早い。1951年の統計開始以降、1978年と並ぶ3位タイの早さです。今日は高気圧に覆われ、おおむね晴れ。向こう1週間は、山沿いや内陸部を中心に一時雨や雷雨の所もありますが、晴れる日が多い見込みだからということ。なのですが、すでに猛暑の日々ですし、ちょっと中途半端な感じもします。冒頭の写真は、吉津屋町にある「ヒマワリ銀座」。今日見に行ったら、一輪がすでに咲いていました。そうそう、立教小学校の脇を通ったとき、クマゼミが鳴いていました。録画しようとしたら、鳴き止んでしまいましたので、証拠はありませんが……。

Dsc09195c_20250704134201  さて、今日も6時45分から散歩へ。住吉神社、九華公園、貝塚公園、内堀南公園、外堀、吉津屋町、京町、寺町と6.0㎞。修行に励んできました(笑)。7時ですでに28.3℃、湿度もほぼ100%でしたから、お陰様で今日も汗びっしょり。

 Dsc08107c_20250704134401 今朝は、出がけには、拙宅マンションのプレイロットには何もいませんでした。途中、住吉神社ではスズメがいたものの、写真は撮れず。このところ、揖斐長良川の中州からはオオヨシキリの鳴き声はあまり聞こえません。七里の渡し跡まで来てようやくスズメの写真が撮れました。

Dsc08160c Dsc08230c_20250704134401  九華公園に着いて、北門を入ったところで堀にアオサギを見つけたのですが、カメラを向けた途端に逃げられました(苦笑)。図体はデカいのに、警戒心はハンパありません。証拠写真も撮れず。近くでカワラヒワ。二の丸跡で、スズメ。

 Dsc08569c_20250704134201 Dsc08643c_20250704134201 相撲場のところで、ドバトとムクドリの若者。このような次第で、今日も鳥果は上がりません。

Dsc08288c_20250704134201 Dsc08430c  しかし、今日もまた、吉之丸堀の上を通る電線にツバメのヒナが集まっていました。堀にかかる橋の上から撮影しているのですが、20m以上先にツバメがいます。

 Dsc08653c_20250704134301 Dsc08669c_20250704134301最大で6羽がいました。2~3家族だろうと思います。ときどき親ツバメがやって来て、エサを与えているようでした。そのシーンも狙ったのですが、残念ながらピンボケ多発。また、チャレンジしましょう。

Dsc08573c_20250704134201 Dsc08747c_20250704134201  代わって、九華公園での昆虫。今日見たのは、シオカラトンボのオス。相撲場近くの堀端をよく飛んでいます。複数を見かけることもあります。近くにはたいていコシアキトンボ。これも複数います。右は、ウチワヤンマ。奥平屋敷跡、二の丸跡などの堀端をパトロールしていますが、ときおりこのように草の先や、石垣の端に止まっています。ほかには、モンシロチョウ、アゲハチョウ、アオスジアゲハ。以前は、ギンヤンマも見ましたが、最近はすっかり見なくなりました。オニヤンマもほとんど見たことがありません(2021年7月3日:オニヤンマにセミの鳴き始め……余談は「神社に行こう!」というアプリ【付記:コロナワクチン接種券、届きました(7/3)】)。

Dsc08902c_20250704134201  貝塚公園、内堀南公園では、スズメくらいしかいません。京町の商店のツバメの巣では、今日は、親ツバメがマジメに巣に就いていました。ただし、向こうを向いており、お尻写真。

Dsc08963c_20250704134201 Dsc09080c_20250704134201  拙宅マンションまで戻ってきたら、ハクセキレイと、スズメが数羽。ハクセキレイは、右の翼に特徴がありますから、いつもの個体。春先まで、九華公園でよく見たものに似ている気もします。

Dsc08197c_20250704134401  Dsc08202c_20250704134401 ところで、九華公園の奥平屋敷跡の花菖蒲園では、作業が進んでいました。すでに土壌改良作業は済んだようで、先日まで植わっていたハナショウブも、短く切りそろえられています。株分けがなされたかどうかは、不明。

Dsc08207c_20250704134401 Dsc08216c_20250704134401  ごく一部には、この切りそろえられたハナショウブが植えられていました。改良された土をクローズアップして撮ったものが、右の写真。といっても、素人ではなんともいえません。

Dsc08823c_20250704134201  冒頭に書きましたように、梅雨明けが宣言されました。週間予報を見ても、ずっと晴れマークが続いています。週末は猛暑日という予報。明日は36℃、明後日は37℃、月曜は38℃となっています。普段から、水分補給、塩分補給、日陰で休む時間を取るなど、熱中症には十分に注意しているつもりですが、明日以降はさらに気をつけないといけません。三ツ又池公園、長島町内、長良川河口堰などにも行きたいところですが、気象情報を見て、よく考えて散歩することにします。 

2025年7月 3日 (木)

アオサギ登場

Dsc07365c_20250703135301  今日も蒸し暑くなっています。今のところ、最高気温は34.0℃(12時43分)。湿度も70%近くあります。今朝は、家事を済ませて、6時55分から散歩へ。住吉神社、九華公園、貝塚公園まで行ったところで、とあることを思い出して、引き返し、参宮通り方面まで往復して帰宅。思い出したことは、どうやら勘違いでした。6.2㎞を歩いて、9時頃帰宅。

Dsc07390c_20250703135301  今日は、拙宅マンションにはハクセキレイは来ていませんでした。ちょっと残念。住吉さんあたりにスズメはいたものの、七里の渡し跡までは、あまり鳥はいません。揖斐長良川の中州のオオヨシキリの声もあまり聞こえず。七里の渡し跡で、ハシボソガラスが4羽。集会中。

 Dsc07432c_20250703135301 Dsc07454c_20250703135301 柿安コミュニティパークで、ムクドリの若者と、スズメ。

Dsc07520c_20250703135401 Dsc07776c_20250703135401  九華公園も相変わらず、鳥は少なくて張り合いがありません。公園に入っても、鳥の鳴き声があまり聞こえないのは、寂しい。スズメと、ドバトが少しずついるくらい。

Dsc07774c_20250703135401  たまにキジバトに行き合います。今日は、ツバメの学校は開催されていませんでした。

Dsc07715c_20250703135401 Dsc07844c_20250703135401  奥平屋敷跡を歩いていたら、すぐ近くからアオサギが飛び立って、ビックリしました。木陰の堀端にいたので、まったく気づかなかったのです。アオサギは、二の丸堀を飛んで東の方に逃げ、朝日丸跡へ行ったようでしたので、追いかけました。朝日丸跡の北西隅にいたのを二の丸跡から撮影しようとしたら、さらに逃げられ、朝日丸跡の北側へ。そこで、この1枚がやっと撮れました(微笑)。アオサギは、私が公園の外周遊歩道を回っていたら、また奥平屋敷跡に戻っていました。それが右の写真。

 Dsc07855c_20250703135401 Dsc07969c_20250703135401 右上の写真を撮っていたら、すぐ近くの桜の木で、コゲラの鳴き声。ちょっと見えにくいところでしたが、何枚かの写真を撮ることができました。ほかには、カワラヒワや、シジュウカラの鳴き声を聞いたのですが、姿は見られず。しかし、まぁ、今日はアオサギと、コゲラを見られましたから、まぁ良し。

Dsc07495c_20250703135401 Dsc07793c_20250703135401   昆虫では、シオカラトンボのオス、メス、コシアキトンボ、ウチワヤンマ、アゲハチョウ、モンシロチョウを見たものの、写真がきちんと撮れたのは、シオカラトンボのオスのみ。野球場の南の堀で甲羅干しをしていたのは、クサガメのように思われます。

Dsc08019c_20250703135401 Dsc07588c_20250703135401  ところで、九華公園の花菖蒲は、今年も芳しくありませんでしたが、奥平屋敷跡の花菖蒲園で作業が行われているのを見ました。昨日から始まったようです。花菖蒲は、いったんすべてを抜いて、雑草を刈り、土壌を改良するのではないかと思われます。

 Dsc07684c_20250703135401ネニバークは、堆肥などを使用した土壌品質改良材のようです。また、ISOCLIT CGは、セラミックス土壌改良材だそうです。花菖蒲園ではある程度の保水性を保ち、弱酸性を保つ必要があるようです。また、花菖蒲は、根がよく張るので、数年に一度は株分けを兼ねて植え替えをすると良いというのですが、ここしばらくはきちんとした手入れをしていませんでした。来年は、期待できるでしょうか。

Dsc07808c_20250703135401  九華公園の東のお宅に、オレンジ色の花が咲いてきました。調べると、ヤブカンゾウのようです。生薬に使われるそうですし、万葉集に「萱草(わすれぐさ) わが紐(ひも)に付く 香具山(かぐやま)の 故(ふ)りにし里を 忘れむがため」と謳われているのが、この花だそうです。

Dsc08025c_20250703135401  参宮通り方面から帰るときに見つけたのは、ムクゲ。ヤブカンゾウも、ムクゲも真夏の花。暑いわけだと、改めて感じます。

Dsc07443c_20250703135201  余談。本日、第27回参議院議員通常選挙が公示されました。三重県選挙区では定数1に対して、自民現職1人を含め、合計4名が立候補を届け出ています。しかし、個人的には、まったく盛り上がらない選挙だと感じています。選挙区ではまぁこの人にという候補はあるのですが、比例区では、入れたいと思う政党が見当たらないのです。給付金や、消費減税は、インフレのときに行ってはいけないという専門家もありますが、それを競ってどうする? 目の前のことだけでなく、社会保障全体をどのように見通して改革するのかといった、もっと根本的な部分について考え直す必要があると思うのですが、そういう公約は見当たらなさそうです。米価高騰など、農政についても同様ですし、その他多くの政策もしかり。また、アメリカの相互関税について、大臣が何度も訪米して交渉していますが、アポなしで行くこともあるといいます。「アポなしで行く」といったら、「飛び込み営業」と何が違うのでしょう? トランプ大統領は「取引(deal)」といっているのに、「交渉(negotiation)」で解決するのでしょうか。FeloというAI検索エンジンで交渉と取引の異同について調べたら、次のように出て来ました。きちんと区別して、ことに当たっているのでしょうね。トランプ大統領は、日本には30~35%の相互関税をかけるといっています。実際にこうなったら、日本には、かなりのダメージとなるはず。

交渉は、異なる立場の人々が意見や条件を調整し、合意を目指すプロセスです。具体的には、以下のような特徴があります。

目的:双方が利益を最大化し、理想的な合意点を見つけることを目指します。
プロセス:意見や条件を引き出し合い、妥協点を探る活動です。交渉は、特に利害が対立する場合において、双方が納得できる結論を導くことが重視されます。

取引は、物やサービスに対して金銭を支払うなど、互いに渡すものと受け取るものがある経済行為を指します。取引の特徴は以下の通りです。

目的:具体的な物品やサービスの交換を行うことです。
プロセス:取引は、通常、価格や条件が明確に設定され、合意に基づいて実行されます。取引は、交渉の結果として成立することが多いですが、交渉そのものではありません。 

交渉と取引の違い

焦点:交渉は合意形成に重きを置き、取引は具体的な交換行為に焦点を当てます。
関係性:交渉は長期的な関係構築を目指すことが多いのに対し、取引は一回限りの関係であることが一般的です。

このように、交渉と取引は異なる目的とプロセスを持ちながらも、ビジネスシーンでは密接に関連しています。交渉を通じて合意が形成され、その結果として取引が成立することが多いのです。

2025年7月 2日 (水)

ツバメの学校と、イソヒヨ3きょうだい

Dsc05744c  曇っていて、湿度の高い日です。朝、散歩に出るときは湿度100%。14時現在でも77%もあり、ムッとしています。最高気温は、今のところ、32.5℃(13時57分)。今朝も6時50分から散歩へ。住吉神社、九華公園、貝塚公園、内堀公園、京町、新築公園、常盤町、寺町と5.7㎞。日差しはなかったものの、初めに書きましたように、湿度が高く、今日も汗びっしょり。2時間で帰宅。

Dsc05758c_20250702140401  今日も拙宅マンションのプレイロットで、いつものハクセキレイが見送りしてくれました(笑)。ひょっとしたら、このあたりに棲んでいて、わがマンションの住人になっているのかも知れません。

Dsc05826c_20250702140401  蟠龍櫓の近くでスズメのヒナ。今日も野鳥は少なめです。

Dsc06479c_20250702140601  九華公園でもスズメDsc06435c_20250702140601や、ドバトはいたものの、その数は少なし。ほかにカワラヒワや、コゲラの鳴き声が聞こえたのですが、姿は見えず。

Dsc06381c_20250702140601  グラウンドには、ムクドリが多数集まっていました。

Dsc05894c_20250702141901  さて、九華公園でのハイライトは、こちら。ツバメのヒナたち。吉之丸堀の上を通っている電線に、最大10羽のツバメのヒナが集まっていて、ビックリ。まるで「ツバメの学校」でした。

Dsc05929c_20250702140501 Dsc05941c  たぶん3~4家族が集まったのだろうと思います。あまりよい写真ではありませんが、この3羽は、1つの家族なのだろうと思います。親がヒナにエサをあたるところも見られました。飛行訓練や、エサ取り訓練のためにやって来たのでしょう。毎年、ここでこういうシーンをよく見ます。

 Dsc06206c_20250702140601ヒナが親にエサをねだっていますが、親ツバメは相手をしていません。エサを与えるつもりはなく、飛ぶ練習をさせたいのではないかと思います。

Dsc06183c_20250702140601 Dsc06326c_20250702140601  曇天で、少し距離があり、背景が林になっていますので、あまりよい撮影条件ではなく、ピンボケ写真を量産してきましたが、比較的マシなものを。このあと、私は、本丸跡から鎮国守国神社を回って、もう一度ここに来たのですが、電線には3~4羽しかヒナはいませんでした。グラウンドで7~8羽のツバメが飛び回っていましたので、その中には、エサ取り訓練をしているヒナもいたと思います(写真撮影にはチャレンジしたものの、敢えなく敗退)。

Dsc05872c  神戸櫓跡にあるカワウの巣。距離があって、様子が今ひとつ良く分かりませんが、この写真の個体は、今年生まれのヒナと思われます。もう親と変わらない大きさですが、鳴き声、鳴き方がヒナのもの。ヒナらしき鳴き声が聞けるのは、この1羽のみとなっています。

Dsc06600c_20250702140701  Dsc06506c鎮国守国神社の社務所裏の堀で、昆虫。左の写真は、シオカラトンボのオス。現地ではまったく気付かなかったのですが、フナムシも写っていました。子どもの頃は、海の近くに住んでいて、よく見た記憶があります。九華公園でも、梅雨時になるとたくさん見ます。コシアキトンボの飛翔シーンにもチャレンジしたのですが、これもなかなか難しい。トンボは、飛ぶ向きを急に変えますから、追いつきません。

Dsc06951c_20250702140701  貝塚公園でもスズメ。ほかには、ハシボソガラスがいたくらい。

Dsc06978c  Dsc06990c 京町のツバメの巣。左は、昨日、1羽がなかなか巣立たずに居残っていた、民家の巣。今朝は、もう誰もいませんでした。あの1羽も、無事に巣立ったものと思います。「空の巣症候群」のような心境です。右は、商店にある巣。珍しく、親ツバメは不在。あんなに「マジメだ」と褒めたのに(笑)。自分の食事にでも行ったのでしょう。これからしばらくは、この焦点にあるツバメの巣が楽しみというか、頼りです。

Dsc07064c_20250702140801  寺町商店街から住吉入江まで帰ってきたら、イソヒヨドリが登場。まずは、幼鳥が2羽。これは、先日、船津屋さんのところで見たイソヒヨドリだろうと思います(2025年6月30日:夏越しの大祓の今日は、バードウォッチングの吉日でもありました)。

Dsc07165c_20250702140801 Dsc07177c_20250702140801  見ていると、3羽がそろい踏み。3羽ともヒナというか、幼鳥というか。右の写真は、その1号(勝手に命名しました)。

Dsc07186c Dsc07200c_20250702140801  続いて、2号、3号。

 Dsc07245c_20250702140801 幼鳥たちは、皆同じ方向を向いていますが、その視線の先には、お父さん。幼鳥たちは、お父さんの引率というか、指示で動いているように見えました。

Dsc06391c_20250702140601  Dsc07019c_20250702140801 暑いので、涼しげな写真を。毎度おなじみのアガパンサスですが、今日は、クローズアップ写真。鎮国守国神社の裏手にて。スイレンの花は、御坊さんにある池にて。それにしても、こうも暑いと、どこかにウォーキングに行きたいという気持ちは、萎えます(笑)。出かけてもよいのですが、よく知らないところで、熱中症になって倒れていてもいけませんから。

 もう1つ。250702083735489c今年も、昨日から「くわなかき氷街道2025」のイベントが始まっています。スタンプラリーや、SNSコンテストもあります。リンク先をご覧ください。ショップリストは、こちら。お値段は数100円から1,000円台半ばまでさまざま。個人的には、ナガシマファームのオリーブオイルのかき氷がいいかなと思っています(2023年9月10日:20230910長島ファームにて安永氷)。ただ、ほかはほとんど食べたことがありません(笑)。写真は、フルーツスノウさんの店頭にて。

2025年7月 1日 (火)

京町の民家のツバメのヒナは、4羽中3羽が巣立った模様……残り1羽は促されても巣から離れず

Dsc04136c_20250701145201 Screenshot_20250701064656c  7月に入りました。今日も暑く、最高気温は、35.0℃と猛暑日。熱中症警戒アラートも発令されていて、蒸し暑い日です。右の画像は、散歩に出るときのアメダスのデータ。湿度が100%となっています。その散歩は、6時45分にスタート。住吉神社、九華公園、赤須賀神明社、貝塚公園、内堀南公園、外堀、吉津屋町、京町、寺町と5.7㎞。汗びっしょりになって帰宅。

Dsc04220c_20250701145201 Dsc04197c_20250701145201  今日も、拙宅マンションのプレイロットに野鳥たち。ハクセキレイは、このところ毎日同じ個体が来ています。ほかに、まずはスズメ。スズメは、ヒナをつれた親子がよく見られます。

Dsc04179c_20250701145201  そして、ムクドリもよく来ます。

Dsc04290c_20250701145201 Dsc04310c_20250701145201  七里の渡し跡では、ハシボソガラスが3羽。暑そうで、口を開けています。蟠龍櫓のところでは、ドバト。

Dsc04324c_20250701145201 Dsc04383c_20250701145201  柿安コミュニティパークでも、スズメ。いずれもヒナの写真。

Dsc04427c_20250701145201  コミュニティパークの桜並木で、イソヒヨドリの若者。胸から腹にかけて赤い色が見えていますから、オスと思われます。昨日、船津屋さんのところで見たうちの1羽かな、という気がします。

Dsc04503c_20250701145201 Dsc04560c_20250701145201  九華公園には7時過ぎに到着。さすがに歩いている方はほとんどありません。まぁ、暑いこともあるためでしょうが。相撲場近くで、スズメ。カワラヒワは、朝日丸跡にて。野鳥はやはりあまりいません。

Dsc04629c_20250701145201 Dsc04727c_20250701145101  昆虫は、シオカラトンボのオス。鎮国守国神社の社務所裏の堀端にて。ウチワヤンマは、野球場南の堀のところ。ほかには、モンシロチョウ、アゲハチョウ、アオスジアゲハ、コシアキトンボといつもと同じ。

Dsc04869c_20250701145001  貝塚公園では、スズメを見たほかは、シオカラトンボのメス。

Dsc04926c  京町の商店にあるツバメの巣。前にも書きましたが、ここのツバメは、真面目です。私が見に行ったときで、いなかったということはありません。民家の巣の方は、卵があるのに不在ということもありましたから。

Dsc04944c  さて、その民家の巣を見てビックリ。ヒナは、1羽しかいませんでした。お隣の方は、昨日も夕方、巣の近くを飛び回っていたとおっしゃいますから、今朝、ほかの3羽は巣立ったと思われます。この残ったヒナは、いつものようにエサを待っている様子です。

Dsc05024c_20250701145101 Dsc05134c_20250701145101  結局40分ほど見ていたのですが、その間に何度も親ツバメがやって来ました。話しを先取りしてしまいますが、親ツバメは巣立ちを促しに来ていたのです。このヒナも、何度か右の写真のように羽ばたいたりしていました。

Dsc05582c_20250701145101  Dsc05470c_20250701145101親ツバメは、左の写真のように、巣の周りを飛びます。エサをやるように見せて、それは実はフェイントで、巣立つよう促しています。見ていた間、親ツバメのほかに、巣立ったヒナらしきツバメも一緒に来て、近くの電線でこのヒナと会話するような様子も見られました。

Dsc05704c_20250701145101  上記のように40分ほど見ていたのですが、巣立つ様子はなく、また、9時になって30℃を超えてきましたので、最後まで見ることは諦めました。明日行ったら、もういない(はず)。

 Dsc04802c_20250701145001 Dsc04819c_20250701145001 ところで、赤須賀神明社に立ち寄ってきたのですが、再び、茅の輪をくぐってきました。昨日、春日さんでくぐってきたからもういいのですが、茅の輪くぐりが好きなのです。土用の頃には、鎮国守国神社でも茅の輪くぐりが催されるはず。それにもチャレンジします(笑)。

Dsc05707c_20250701145001  しかし、こうも暑いとさすがに午後になると、疲れてきます。もちろん、エアコンは使っています。もったいないから使わないということはありません。高齢者であることは自覚しています。明日から2~3日は、大気が不安定だということです。木曜が、曇りときどき雨の予報。これを過ぎると、梅雨明けも宣言されるでしょう。

Dsc04765c_20250701145101 Dsc04771c_20250701145101  吉之丸あたりでオシロイバナ。散歩コースにはよくあるのですが、花が開いているところは、なかなか見られません。それもそのはずで、花は夕方4時ごろから開き、翌朝まで咲いていて、午前中にはしぼんでしまう一日花だからです。

Dsc04826c_20250701145001 オマケ。赤須賀神明社にポスターが貼ってありました。桑名市博物館の次回の展示は、こちら。2階学習支援展示「御樋代木(みひしろぎ)と幻の遷宮」です。学習支援展示ですから、小学生向けなのでしょうが、かえって分かりやすいと思います。先月、桑名でも「御樋代木奉迎送行事」が行われましたが(2025年6月8日:20250608御樋代木奉迎送行事@桑名、2025年6月9日:20250609御樋代木奉迎送行事@桑名)、それに関連しての企画です。必見です。

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  • 平凡社: 街道アトラス

    平凡社: 街道アトラス
    旧街道に興味があります。ただし、あまりあちこちの街道を歩いたわけではありません。この本では、東海道と中山道は各宿場も紹介されるなど、詳しく載っていますが、その他の街道はダイジェスト。いわば、旧街道のカタログ本といったところ。現代の道と比べたり、旧街道がどのようにつながっていたかを知るにはよい本です。ただし、この本だけを頼りに旧街道を歩くことは、ほぼ不可能でしょう。 (★★★)

  • 保阪正康: なぜ日本人は間違えたのか―真説・昭和100年と戦後80年―(新潮新書)

    保阪正康: なぜ日本人は間違えたのか―真説・昭和100年と戦後80年―(新潮新書)
    今年は、昭和100年であり、戦後80年でもあるということで、新聞などでも特集記事が掲載されています。太平洋戦争は、日本という国を滅亡の一歩手前まで追い込みました。昭和という時代もそれが終わってから35年以上経ちますから、これからは歴史として語られるようになっていくはずです。この本は、二・二六事件、東京裁判、高度成長、田中角栄、昭和天皇など、時代を大きく変えた8つの事象を取り上げ、当事者たちの感情や思惑排して見つめ直すことを通して、これまでの通説、定説とは異なるそれらの真相を浮かび上がらせようとしています。読後感としては、私なども、何となくそうなのかと思っていたことがひっくり返されたような感じを抱いています。目的と手段を取り違えている、事実や科学的知見から目をそらしている、希望的観測を事実と思い込む、妙な精神論に陥るなど、今も続く認知、思考は、太平洋戦争のときの軍指導者から始まっているのかも知れません。いろいろな意味で「戦後」という概念については、根本的に再検討が必要ですし、日清戦争から太平洋戦争に至る数十年の戦争の時代は、何に由来し、そこから何を学ぶか、よくよく考えてみる必要があると思いました。 (★★★★★)

  • 保阪 正康: 保阪正康と昭和史を学ぼう (文春新書)

    保阪 正康: 保阪正康と昭和史を学ぼう (文春新書)
    保阪正康さんは、一貫して近現代史を検証し続け、5,000人もの歴史の証人を取材してきています。この本は、月刊『文藝春秋』に掲載されたものから15編を選んでまとめられています。読み応えがあるのに、分かりやすい内容で、昭和史の証人として瀬島龍三、後藤田正晴などインタビューが、また、昭和の戦争7つの謎として無謀な開戦を決意した理由などが載せられています。その後、あの戦争と昭和史を語ろうということで、半藤一利さんなどとの対談が載っています。最後に、歴史をどう引き継ぐかということで、講演録があります。この講演では、江戸時代まで遡らなければ日本人は理解できない、江戸時代の260年を通じて、戦争をしなかったという事実から教訓、知恵を学ぶ必要があるなど、江戸時代に築かれた財産をもう一度取り戻すことの重要性が語られています。明治維新という、薩長の下級武士の暴力革命を経て、帝国主義国家が作られていく過程で、江戸自在の財産は放棄されたと著者はいいます。知識、技術は学び、取り入れたのに、哲学までには思いが至らなかったため、そうなっています。また、もう一つ、著者が強調するのは、天皇制の捉え方、論じ方です。天皇制は、本質的に戦争を嫌う制度だと著者はとらえています。これは、私には目から鱗の見方でした。さらに、天皇は何らかの形で京都にお住まいになって、政治の中心は東京にあってという江戸時代の知恵をもう一度取り戻すのもよいという提案は、真摯に検討する価値があると思います。 (★★★★★)

  • 芝村 裕吏: 関数電卓がすごい (ハヤカワ新書)

    芝村 裕吏: 関数電卓がすごい (ハヤカワ新書)
    関数電卓は持っていますし、その昔は、プログラム電卓で平均値、標準偏差などの計算をする簡単なプログラムを組んで使っていたこともあります。タイトルに惹かれて買ったのですが、ウ~ン、期待はずれでした。計算例が平方根以外にはほとんどありませんでした。関数電卓を片手に、その使い方や、どのような応用ができるかを知りたいと思ったのですが、そういう内容はあまりなくて残念でした。ただこの本を読んでよかったのは、数学の力と計算力とは別物であることが分かったこと。また、計算については、関数電卓などを駆使すればよいということでした。私自身、数学には自信がないのですが、「エェ!?、そうだったっけ?」と思う内容もありました(つまり、間違っているんじゃないの、と思える内容)。 (★)

  • 今尾 恵介: 地名散歩 地図に隠された歴史をたどる (角川新書)

    今尾 恵介: 地名散歩 地図に隠された歴史をたどる (角川新書)
    地名の由来については興味がありますから、この本を手に取ったのですが、読み始めたものの、すぐに「放置」していました。テーマごとに、それに関連する地名が列挙され、その由来について多少の説明(蘊蓄?)が書かれているのですが、列挙されている(例示されている)地名が煩雑で、読むのが面倒になってしまったのです。「地名マニア」の方であれば、これくらい何のそので読み進めたのでしょうが、私にはちょっと難行でした。2年くらい経って、気を取り直して、少々無理矢理に読み進めました。が、「不思議な名称には物語がある」という、帯の謳い文句には、いささか無理があるかなという気がします。物語というのであれば、個々の地名についてもうすこし物語って欲しい気がするのです。ただし、以上は、極めて個人的な感想です。 (★★)

  • piro piro piccolo: 意外と知らない鳥の生活 (コミックエッセイ)

    piro piro piccolo: 意外と知らない鳥の生活 (コミックエッセイ)
    本の帯に「あなたが毎日スルーしている鳥たちの素顔」「カラスも本当は人が怖い」とあります。ほとんど知っている内容でしたが、このように改めて、まとめてあると、いっそうよく分かりました。野鳥観察を始めたばかりの方、野鳥に興味を持ち始めた方には、最適な参考書の1つと思います。身近にいる鳥ばかりが取り上げられていますが、それだけに身近な鳥の行動や、特徴がよく分かって、野鳥がもっと好きになること請け合いです。タイトル通り、まさに「意外と知らない」です。自分では知っているつもりでも、意外と知らないことは多々ありそうです。 (★★★★★)

  • 五味 洋治: 高容姫 「金正恩の母」になった在日コリアン (文春新書)

    五味 洋治: 高容姫 「金正恩の母」になった在日コリアン (文春新書)
    高容姫という女性を知る人は多くはないかも知れませんが、本のサブタイトルにあるように、金正恩の母となった在日コリアンの女性です。北朝鮮では、日本から帰国した人間の社会的地位は低いため、その存在は公的には明らかにされていませんし、「国母」として崇拝されることもありません。これは、金正恩の弱点でもあり、コンプレックスにもなっているかも知れません。大阪の鶴橋で生まれ育った少女の数奇な運命をたどった、力作です。よくぞここまで取材したものだと思います。高容姫の人生をたどることで、北朝鮮の体制、社会、歴史にまで理解が及びます。ほとんど一気読みをしてしまいました。ちなみに、現在も大阪には、金正恩の伯父を始め、親戚が50名以上も暮らしているといいます。このことは、日朝関係の改善や、拉致問題の解決の手がかりになるのではないかという気がします。 (★★★★★)

  • 本郷 和人: 東大生に教える日本史 (文春新書)

    本郷 和人: 東大生に教える日本史 (文春新書)
    別に「東大生に教える」でなくてもよいのですが、この本の元になったのが、東京大学教養学部の学生たちに「暗記不要、歴史を考えるおもしろさを伝えたい」ということで行った連続講義ですから、そういうタイトルになっています。歴史、とくに高校時代に学んだ歴史は、やはり暗記科目でした。あれから50年以上経った今でも、そこから抜けきっていない気がします。そういう意味では暗記ではなく、時代を動かす原動力は何か、誰が時代を変えていくのかという視点から歴史を見て、考えるのは、新鮮です。史実は変わりませんが、それを材料に、自分の視点から、自分の見方で論理を組み立て、自分なりの歴史像を造ってみることを愉しめばよいという著者の考え方をしっかりと身につけられたらよいなというのが、読後感です。 (★★★★★)

  • 木村幹: 国立大学教授のお仕事 ――とある部局長のホンネ (ちくま新書)

    木村幹: 国立大学教授のお仕事 ――とある部局長のホンネ (ちくま新書)
    未だにこういう本を手にするということは、過去の仕事に未練があるのか、と思われそうです。確かに、健康問題がためとはいえ、定年のはるか前にリタイアせざるを得ませんでしたので、未練がまったくないとはいえません。部局長になったことはありませんでしたが、副学部長に相当する立場や、大学の評議員、セクハラマニュアル作成や、セクハラ実態調査を実施する責任者にはなりました。故に、1つの部局内だけではなく、全学的な立場での仕事も経験しました。ごく小さな研究会の会長をしたこともありますし、いくつかの学会で査読委員も依頼されたこともあります。自慢を書いているのではなく、この本の著者の経験と似たような経験もしてきたということです。世間でもたれている大学の教員のイメージは、著者が書いておられるように、実態に即したものというより、先入観がかなり先行したものと思います。現実には、多岐にわたり、大量の仕事、それも本来の業務である教育研究以外の仕事が占める比率が、年々高まっています。われわれが学生だった頃は、まさに古き良き時代でした。独法化されて以降は、教員受難時代といえるかも知れません。日本人は、大学に限らず、小中校ともに、教員に過剰に期待し、酷使していると私は考えています。専門性を尊重し、それが発揮できるような環境条件を整えてこそ、国も民も栄えるような気がします。大学の教員がどのような人達で、どのように働いているかを理解するには、好著と思います。 (★★★★)

  • デジタルカメラマガジン編集部: デジタルカメラマガジン 2025年5月号[雑誌]

    デジタルカメラマガジン編集部: デジタルカメラマガジン 2025年5月号[雑誌]
    ブロ友さんから教えていただきました。昔は、書店でよく立ち読みしていた雑誌です。2025年5月号の特集は、「野鳥撮影超入門ガイド」。内容はもちろん参考になることがたくさんありますが、載っている野鳥の写真がどれもきれいで、驚くくらい。これを眺めているだけでも楽しめるかも知れません。これで¥1,200なら、安い買い物といえるでしょう。 (★★★★★)

  • 日本放送協会,NHK出版: NHK 3か月でマスターする 江戸時代 2025年 1月~3月 [雑誌] (NHKテキスト)

    日本放送協会,NHK出版: NHK 3か月でマスターする 江戸時代 2025年 1月~3月 [雑誌] (NHKテキスト)
    NHKのEテレで放送された、同名の番組のテキストです。今年の大河ドラマ「べらぼう」の関連番組ともいえます。放送を見なくとも、このテキストを通読することによって、江戸時代の概要をおさらいし、さらに、学生時代に学んだ知識をアップデートすることができます。とくに私のように、学生時代から50年近く過ぎたものにとって、昔、教科書で学んだことが、今やまったく書き替えられていることもよくあります。図表、写真も多用されていて、とても分かりやすいものです。 (★★★★)

  • 田中 優子: 蔦屋重三郎 江戸を編集した男 (文春新書)

    田中 優子: 蔦屋重三郎 江戸を編集した男 (文春新書)
    今年の大河ドラマの主人公である蔦屋重三郎について書かれた本ですが、読み終えるのに難儀しました(苦笑)。蔦屋重三郎は、数多くの洒落本、黄表紙、狂歌を世に出し、歌麿、写楽を売り出した人物です。江戸最大のプロデューサーというか、編集者というか。大河ドラマの主人公になるくらいなら読んでみるかと思って、気楽に手に取ったものの、専門書ではないかと思えるような内容、記述で読むのに苦労しました。著者の田中優子さんは、法政大学総長も務めた日本近世文学、江戸文化の大家。 (★★★)

  • 岩波 明: 高学歴発達障害 エリートたちの転落と再生 (文春新書)

    岩波 明: 高学歴発達障害 エリートたちの転落と再生 (文春新書)
    高学歴、高機能の発達障害の方たちの人生は、かなり激しいアップダウンを示すことがよくあります。ダウンした、長いつらい時期を過ごさざるを得ない人達であっても、そこから這い上がり、復活して、成功をつかむことが可能な人達も多くいます。その一方で、長きにわたって低迷した状態から抜け出せない人や、失敗、挫折を何度もくり返してしまう人もいます。高学歴、高機能の人達は、理解がよく、必要な情報に容易にアクセスする能力を持っているのですが、この点がマイナスに作用することもあります。知識量が多くて混乱したり、自分の考えに固執して医師と対立関係になったりすることがあるからです。私自身は、発達障害のある人には、自覚と工夫が必要と考えていますが、この本を読み終えた現在も、その考えに大きな間違いはないと思っています。さらに、発達障害の特性があったとしても、広い意味での環境要因を整えることはとても重要です。専門家による専門的な援助はもちろん、学校、職場の環境調整、家族の適切なサポートなどがそれです。「工夫」をする際には、とくに力量のある専門家からの援助は不可欠です。ASDについては、中核的症状に対する、有効な薬剤がない現状では、心理教育や、認知行動療法、SSTが有用です。ADHDの諸症状には、有効な薬剤が複数ありますし、心理教育や、認知行動療法のアプローチも有用でしょう。苦手なことについてがんばろうとしないことや、自分の得意な事が上手く発揮できたり、活かせたりすることを考えることもとても大切です。この本は、当事者の方やご家族、関わりを持つ教師などの皆さんにとても参考になるでしょう。 (★★★★)

  • 外山滋比古: 人生の整理学 読まれる自分史を書く (イースト新書Q)

    外山滋比古: 人生の整理学 読まれる自分史を書く (イースト新書Q)
    著者は、私の出身高校が旧制中学であった時代の大先輩。『思考の整理学』ほか、多数のベストセラーを書いておられます。この本は、ほかの本を探しに書店に行ったときに見つけて、即買い。自分史を書こうとは思っていませんが、これまでの人生を振り返るのに、何か参考になるかも知れないと思って、買ってきました。「サクセスストーリーのほとんどが退屈」「言いたくてむずむずするところは抑える」「『私』をおさえて『間接話法」で書いてみる」「お手本の文章をみつけて、軟度も読む」「内田百閒『戦後日記』のようにさらっと書いてみる」などなど、首肯するところ多々ありました。 (★★★★)

  • 小松 正: なぜヒトは心を病むようになったのか? (文春新書)

    小松 正: なぜヒトは心を病むようになったのか? (文春新書)
    進化心理学とは、ヒトの心のはたらきを「自然淘汰による進化」という考え方によって統一的に説明しようとする分野です。私が現役の頃から発展してきた、新しい心理学の分野です。この本は、ヒトが陥る自己否定的な状態、他人に対する攻撃性、人間同士の対立や分断など、ネガティブな性質がなぜ進化の過程で残ったのかを考察しています。一言でいうと、それは生存や繁殖と深い関係があるというのです。進化心理学から捉えることで、これら、心のダークサイドがよりよく見えてきます。 (★★★★)

  • 林 望: 節約を楽しむ あえて今、現金主義の理由 (朝日新書)

    林 望: 節約を楽しむ あえて今、現金主義の理由 (朝日新書)
    林望こと、リンボウ先生の本は、昔々、よく読みました。「イギリスはおいしい」などのエッセイは楽しみました。この本のタイトルをネットで見たとき、まさかあのリンボウ先生だとは思ってもみませんでした。リンボウ先生と節約というのが結びつかなかったのです。しかし、読んでみると、まがいもなくあのリンボウ先生の文章でした。ただの節約術の本ではなく、高齢になったときのライフスタイル、生き方について、リンボウ先生の考え方が展開されていました。筋金入りのへそ曲がりにして、頑固者のリンボウ先生らしい生き方です。キーワードを拾っただけでも、その一端が分かります。「銀行は信用してはいけません」「(お金を)知らない人に預ける危険性を考える」「高齢者は見栄を張らない」「冠婚葬祭は義理を欠く」「自然の調整機能に任せる」などなど。私はリンボウ先生ほど変人でも頑固でもないと思っていますが(多少は変人で、融通が利かないという自覚はあります)、なるほどと思ったことは参考にして行きます。 (★★★★)

  • 関裕二: アマテラスの正体(新潮新書)

    関裕二: アマテラスの正体(新潮新書)
    著者の前著『スサノヲの正体』も、興味深く読みました。斬新な着眼点と発想で、思いもかけない結論に至っています。読み物としてはとてもおもしろいという点で、☆を5つとしました。ネタバレになりますから、詳しいことを書くのは控えておきますが、著者は、伊勢神宮に祀られているのは、いわゆる「天照大神」ではなく、別の霊威の強い(祟る)、二柱の神だとしています。祟るが故に、伊勢に放逐されたのだと主張するのです。ただ、著者の肩書きは、歴史作家にして、武蔵野学院大学日本総合研究所スペシャルアカデミックフェローであり、仏教美術に関心をもち、奈良に通ううち、独学で日本古代史を研究したということですから、現在の歴史学や考古学が明らかにした内容と整合性がとれている主張なのかどうかは、私には判断はできかねます。それ故、「読み物としてはおもしろい」と評価しています。 (★★★★★)

  • 小塩真司: 「性格が悪い」とはどういうことか ――ダークサイドの心理学 (ちくま新書)

    小塩真司: 「性格が悪い」とはどういうことか ――ダークサイドの心理学 (ちくま新書)
    タイトルに惹かれて読みました。ただし、初めにお断りしておきますが、図表こそないものの、心理学の専門書といっても良いくらいの、分厚い記述になっていますので、馴染みのない方にとっては読みやすいものではありません。「性格が悪い」ことについて、最近研究が進んできた「ダークな性格」を中心にまとめられています。ダークな性格とは、マキャベリアニズム、サイコパシー、ナルシシズム、サディズムの4つの特性です。これらの特性とリーダーシップ、社会的成功との関連、身近な人間関係中でのダークな性格、ダークな人物の内面、ダークな性格の遺伝、ダークさとは何かについて、文献を引用しつつ論じられています。その上で、性格の良し悪しは、その内容ではなく、どのような結果に結びつくかで判断されるというのが、著者の結論でした。 (★★★★)

  • 和田 秀樹: 老いるが勝ち! (文春新書)

    和田 秀樹: 老いるが勝ち! (文春新書)
    和田秀樹さんは、もともと高齢者専門の精神科医です。浴風会病院というところで35年間勤務され、6,000人以上の高齢者の方を診てこられました。その臨床経験から、高齢者については、理屈通りに行かないと思うことがたくさんあるといっておられます。タバコをたくさん吸っていても100歳まで生きる人もいれば、検査データはすべて正常なのにガンで亡くなる人もいるのだそうです。医者にいわれて血圧その他に注意していたのに、脳卒中を起こす人もいます。和田さんはこの本で80歳を過ぎたら我慢せず、好きな物を食べ、行きたいように生きることを勧めています。また、医療に関わらない方が長生きできる共書いています。不摂生を勧めておられるわけではありませんが、常識にとらわれず、自由に生きた方が楽しみも見つかってよいのではないかと思います。養老孟司先生流にいえば「なるようになる」のですから。 (★★★★★)

  • 彬子女王: 赤と青のガウン オックスフォード留学記 (PHP文庫)

    彬子女王: 赤と青のガウン オックスフォード留学記 (PHP文庫)
    彬子女王殿下の英国留学記です。彬子女王は、ヒゲの寛仁親王のご長女。殿下は、女性皇族として初めての博士号をオックスフォード大学で取得されました。この留学記は、ネットで話題になっていましたので、ぜひとも読んでみたいと思っていました。今上天皇の「テムズとともに」も読んだことがありますが、皇族の皆様は、どなたも誠実で朗らかで、それでいてユーモア溢れるお人柄をお持ちのようですが、殿下も同様でいらっしゃり、それがよく感じられる文章で楽しく拝読し、爽やかな読後感を持ちました。 (★★★★★)

  • 石井光太: ルポ スマホ育児が子どもを壊す

    石井光太: ルポ スマホ育児が子どもを壊す
    タイトルに惹かれて買ったのですが、帯にあるように「衝撃の現場報告」でした。この本に書かれているエピソードのうち、いくつかはこれまでにもマスコミ報道などで接していましたが、これだけのことがらが一度に示されると圧倒されます。現代の子どもたちは、まさに私たちが知っている(知っていた)子どもではなくなっているといえるようです。たとえば、「2歳児のネット利用率は58.8%」「子守歌はアプリで聞く赤ちゃん」「ヘッドガードの制服化」「教室の『アツ』に怯える小学生」「褒められ中毒はエスカレートする」などなど。スマホが登場して16年でその影響は大ですが、子どもたちの特徴に影響しているのはスマホだけではなく、現代社会や、大人達のありようも大きく影響しているといえます。「『将来の夢は交通整理のバイト』と言う女子高生」などはその例でしょう。私が教えている学生も、「『アツ』がすごい」ということがあり、いったい何だ?と思っていましたが、よく分かりました。すでに若い先生方は、デジタル・ネイティブ世代になっていますし、この本に登場する若者達が社会に出て、その中核を担うのも遠い将来のことではありません。これらの若者は、高い情報処理能力を持ち、周囲に適応する力もあり、コンプライアンス能力も高いのですが、それらを認めた上で、彼らが自立した大人になるために何が必要か見極め、それを提供することが必要とされるのでしょう。その意味では、大人の世代にも彼らを適切に理解し、必要な支援を提供する責任があります。 (★★★★)

  • 養老 孟司, 中川 恵一: 養老先生、再び病院へ行く

    養老 孟司, 中川 恵一: 養老先生、再び病院へ行く
    『養老先生、病院へ行く』の続編です。医療とは距離をとっておられる養老先生が、再診のため1年3ヶ月ぶりに東大病院に行かれました。大病から復活された今だからこそ語ることができる老い、医療、健康、死との付き合い方について、養老先生ご自身と、教え子にして主治医の中川恵一先生がお書きになっています。養老先生のスタイルをそのまままねすることは、凡人には不可能であり、よろしくはありません。しかし、健康についての考え方や、死についてのとらえ方などはとても参考になります。私が啓蒙されたことがらは、「健康法は人の数だけ存在する」「養老先生は抜け道の天才」「不連続な体調の変化に気をつける」「具合が悪いときは一週間様子を見ると医者に行くべきかどうか分かる」「お酒はもはや百薬の長ではないが飲む飲まないは自分で決めてよい」などでした。 (★★★★★)

  • 宮口幸治: 歪んだ幸せを求める人たち―ケーキの切れない非行少年たち3―(新潮新書)

    宮口幸治: 歪んだ幸せを求める人たち―ケーキの切れない非行少年たち3―(新潮新書)
    「ケーキの切れない非行少年たち」シリーズの3冊目です。本の帯には「『幸せを求めて不幸を招く人』の戦慄ロジック」とあります。「みんな幸せになりたい」という動機は万人がもつものでしょう。しかし、幸せの形は人それぞれですし、幸せになりたいと強く願うものの、かえって生きづらさや苦悩を抱える人たちもたくさんいます。著者は、人は幸せになりたいが故に、結果的に他人が不幸になることでもやってしまうといいます。さらに、幸せになりたいのだけれど、そのやり方がよくない」と考える、結果的に他人を不幸にする人たちを理解できるともいいます。著者が長年関わってきた非行少年達にもそれは共通するそうです。歪んだ幸せを求める人たちの背景にある要因として、著者は、怒りの歪み、嫉妬の歪み、自己愛の歪み、所有欲の歪み、判断の歪みの5つの歪みを取り上げ、事例も含めて考察しています。これを読むと、こうした5つの歪みは、ごく普通の人びとも多少とももっているものといえます。最終章では、自分と他者の「ストーリー」という概念を用いて、歪んだ幸せを求める事についてどう向き合えばよいか、提案されています。 (★★★★)

  • 森永 卓郎: 書いてはいけない

    森永 卓郎: 書いてはいけない
    他の本を買いに行った時、書店で平積みになっていましたので、思わず買ってしまいました。メディアのタブーに触れつつ、現在の日本が凋落している要因を3つ指摘しています。サブタイトルは、「日本経済墜落の真相」となっています。3つは、ジャニーズの性加害、財務省のカルト的財政緊縮主義、日本航空123便の墜落事件。この3つについては、関係者は皆知っているものの、触れてはいけない、本当のことをいってはいけないタブーになっているといいます。メディアで触れたら、瞬時にメディアには2度と出られなくなるそうです。ジャニーズ問題は、BBCの報道のためにオープンになってしまいましたが、著者の森永さんは、ご自身が病を得られたこともあって、現状を打破するためにこの本を書かれました。財務省による必要以上の財政緊縮政策と、日航123便の事故のお陰で日本がアメリカに対してどんどん主権を失っていったことが、日本経済の衰退の主たる要因と主張しています。たぶんそれは本当だろうなというのが、私の読後感。 (★★★★)

  • 立木 康介: フロイト『夢判断』 2024年4月 (NHKテキスト)

    立木 康介: フロイト『夢判断』 2024年4月 (NHKテキスト)
    何を今さら勉強しているのか? と思われるかも知れませんが、ちょっと前に流行った言葉でいえば、リスキリングに相当するかも知れません。学生時代に読みましたが、しっかり理解したかといえば、アヤシいのです。学生時代からは50年近い月日が経っていますので、その後の研究成果も含め、新しいことがあるだろうと思ったのです。100分de名著というNHK Eテレの番組のテキストです。講師の立木先生は、パリ第8大学で精神分析の博士号を取得され、京大人文科学研究所の教授。精神分析は「昨日までとは違う自分を手に入れるために行う」とおっしゃっていました。この番組でもっとも印象に残ったのは、あの有名な「エディプス・コンプレックス」よりも、今日、重要なフロイトが提案した概念は、「両性性」であるということでした。これは、いかなる個人も与えられた解剖学的性にしばられないセクシュアリティの自由を持つことをうたうものです。この視点に立てば、同性愛も、トランスジェンダーもいわば当たり前の存在であるということになります。これらを踏まえると120年間に書かれた「夢判断」の内容は、きわめて今日的な意義を持ってくると再認識する必要があります。 (★★★★★)

  • 諸富 祥彦: NHK「100分de名著」ブックス フランクル 夜と霧

    諸富 祥彦: NHK「100分de名著」ブックス フランクル 夜と霧
    フランクルのこの本は、改めて紹介するまでもないほど、有名な本です。私も学生時代、霜山徳爾先生の翻訳で読みましたが、ことばでは書き尽くせないほどの衝撃を受けたことを、いまでもよく覚えています。第二次世界大戦中にナチスの強制収容所に収監された経験をもとに、精神医学者・フランクルが、人生の目的を明確にし、その実現に向けて没頭する心理療法を紹介する本です。原題を直訳すると「それでも人生に然りと言う:ある心理学者、強制収容所を体験する」となります。実存心理学の名著であり、極限の環境におかれたとしても、何かが、あるいは、誰かがあなたを待っているということを主張しています。絶望して終わるのではなく、人生が何をわれわれに期待しているのかが問題であり、私たちはそれを学ぶことが重要だとしています。何度か読み直すことによって、人生への理解が深まる気がします。 (★★★★★)

  • 松田 忠徳, 増田 晋作: 枕草子の日本三名泉 榊原温泉

    松田 忠徳, 増田 晋作: 枕草子の日本三名泉 榊原温泉
    榊原温泉は、全国的に有名とはいえないかも知れませんが、名湯です。それは、枕草子に「湯は七栗の湯 有馬の湯 玉造の湯」にある、七栗の湯が榊原温泉と考えられるからです。最近、日本三名泉といえば、有馬温泉/兵庫県、草津温泉/群馬県、下呂温泉/岐阜県とされますが、枕草子に取り上げられたのはそれよりも古く、「元祖日本三名泉」といえます。榊原温泉の湯は、肌がきれいになる「美人の湯」というだけでなく、抗酸化作用もある健康の湯でもあります。この本は、日本一の温泉教授・松田先生と、地元を知り尽くした増田さんの共著で、「何もない」といわれていた榊原温泉の魅力を語り尽くしています。ちなみに、私にとっては家内の実家を知る上で格好のガイドブックです。 (★★★★)

  • 文藝春秋: 定年後に読む不滅の名著200選 (文春新書)

    文藝春秋: 定年後に読む不滅の名著200選 (文春新書)
    この本の帯には「これが定年後の知の道しるべ!」とありますが、私自身はさほど大上段に構えたつもりで読んではいません。どのような本が選ばれているかにももちろん興味はあったのですが、それらがどのように紹介されているかといった方面に興味があって読みました。本を紹介している方々はいろいろな分野で功なり、名を挙げた方ばかり。それらの方がどんな本を読み、どのように唱歌していらっしゃるかが知りたかったのです。ちょっと邪道な読み方ではありましたが、しっかりと楽しめました。 (★★★★)

  • 石田泰弘(編著): 街道今昔 佐屋路をゆく (東海の街道2) (爽BOOKS 東海の街道 2)

    石田泰弘(編著): 街道今昔 佐屋路をゆく (東海の街道2) (爽BOOKS 東海の街道 2)
    さほど本格的に取り組んでいるわけではありませんが、昔の街道を歩くのは好きです。この本のテーマである佐屋路(佐屋街道)も歩きたいと思って調べています。佐屋路は、東海道佐屋廻りとも呼ばれたように、東海道の迂回路でした。江戸時代に東海道宮宿と桑名宿の間を、陸路万場宿、佐屋宿の陸路を経て、佐屋から桑名宿への水路三里の渡しによって結んでいた街道です。実際に歩いて書かれたと考えられますが、旅人目線で書かれたウォーキングガイドです。津島街道、高須道も取り上げられています。部分的には歩いたところがありますが、佐屋路はいずれ、歩いてみたいと思い、計画中ですので、とても参考になりました。実際に歩かなくとも、歴史読み物としても楽しめます。 (★★★★★)

  • 柳瀬博一: カワセミ都市トーキョー 【電子限定カラー版】 (平凡社新書1049)

    柳瀬博一: カワセミ都市トーキョー 【電子限定カラー版】 (平凡社新書1049)
    東京都心にたくさんのカワセミが棲んでいるというのは、最近割とよく知られるようになっています。清流の鳥というイメージがあるかも知れませんが、東京の「野生」環境をうまく利用して繁殖もしています。そのカワセミが暮らす街は東京屈指の高級住宅街ばかりだそうです。すなわちカワセミも、人間も好む環境は同じというのです。カワセミが暮らす街は、人間にとってもよい街ということです。カワセミの存在に気付いたことから、「小流域源流」をキーワードに「新しい野生」と「古い野生」の繋がりを論じています。カワセミの生態も詳しく観察されていますので、私も今までよく知らなかったことが多々書かれていて、興味深く読みました。 (★★★★)

  • 内田 樹: コモンの再生 (文春文庫)

    内田 樹: コモンの再生 (文春文庫)
    私は、内田樹先生の評論が好きで割とよく読みます。「コモン(common)」とは、形容詞としては「共通の、共同の、公共の、ふつうの、ありふれた」という意味ですし、名詞としては「町や村の共有地、公有地、囲いのない草地や荒れ地」を意味します。昔は、ヨーロッパでも日本でも村落共同体はそういう「共有地」を持っていました。コモンを管理するには「みんなが、いつでも、いつまでも使えるように」という気配りが必要になるのですが、近代になって怒った「囲い込み」によって「コモンの私有化」が起こり、村落共同体が消え、集団的に維持されていた儀礼、祭祀、伝統芸能、生活文化が消えてしまったのです。著者は、このコモンを再生することが市民の原子化、砂粒化、血縁、地域共同体の瓦解、相互扶助システムの不在という索漠たる現状を何とかするために必要と考えています。ちなみに、マルクスとエンゲルスによるコミュニズムは、著者によれば「共同体主義」と訳した方がよく、彼らは「コモンの再生」が必要と提言したといいます。「共産主義」と訳されてしまったがため、なんだかよく分からないことになっているのです。「共有主義」あるいは「共同体主義」と意訳してくれていたら、もろもろが変わっていたかも知れないという話には、膝を打ちました。 (★★★★★)

  • 本田 秀夫: 知的障害と発達障害の子どもたち (SB新書)

    本田 秀夫: 知的障害と発達障害の子どもたち (SB新書)
    児童精神科医の本田先生の最新刊です。今回は知的障害が取り上げられています。これまでの本田先生の御著書では、発達障害が主に取り上げられてきたのですが、実は知的障害を持つ子どもたちも一定数存在していますし、発達障害と知的障害を合わせ持つ子どもたちもいます。その意味で、発達に困難のある子どもたちのことをきちんと理解して、適切な支援をする上では、両者を視野に入れることが重要です。著者は、知的障害の支援では、「早く」と「ゆっくり」がキーワードになると書いておられます。これは私もそうだと思います。可能な限り早期から支援を受けた方がよく、一方で、発達のスピードに合わせて「ゆっくり」としたペースで支援をすることが大切になります。発達障害の子どもたちにも「本児のペースに遭わせた支援が必要」とおっしゃる方がありますが、発達障害の子どもたちの理解/支援の上でのキーワードは「アンバランス」です。この本は、発達が気になるお子さんをお持ちの保護者の方、特別支援教育に携わる教員の方々にとって、基本的なテキストといえます。 (★★★★★)

  • BIRDER編集部: お手本でわかる!野鳥撮影術 (BIRDER SPECIAL)

    BIRDER編集部: お手本でわかる!野鳥撮影術 (BIRDER SPECIAL)
    バードウォッチングや野鳥撮影を趣味にしています。とはいえ珍鳥を追うのではなく、主に自宅近くを散歩しながら、いわば「定点観測」のように野鳥を見ています。自分の写真の撮り方を振り返ると、図鑑的に撮ることがほとんどです。なぜそうなのかを考えてみると、研究者の端くれであったことが関わっている気がします。つまり、写真を撮ることを、観察した記録やデータと見ているからではないかということに思い当たりました。野鳥撮影の「幅を広げたい」と思っていたら、この本が出版されました。ざっと目を通したところ、「色とりどりの花と鳥」「木の実レストラン」「やわらかい表情を追う」などさまざまなテーマで鳥とその周辺を撮る方法が載っています。これを参考に、自分の野鳥写真の世界を広げられたらいいなと思える本です。 (★★★★★)

  • 磯田 道史: 磯田道史と日本史を語ろう (文春新書)

    磯田 道史: 磯田道史と日本史を語ろう (文春新書)
    磯田道史さんが、さまざまな分野の達人と歴史についての論賛をしたのをまとめた本です。論纂とは、①人の徳行や業績などを論じたたえること、②史伝の終わりに著者が書き記した史実に対する論評のこと。異分野の専門家同士が議論をすることによって生まれるものは、別次元となり、大変興味深いものとなります。この本がその論より証拠。養老孟司さんとの論賛からは「脳化社会は江戸時代から始まった」という話が出て来ています。忠、孝、身分などは、シンボリズムであり、それらは見たり、触れたりできません。また、関東大震災に遭遇したことは、被害に対する鈍感さをもたらし、それが太平洋戦争につながったという指摘には、なるほどそういう面も確かにありそうだと思わされました。その他、歴史や人間について、実にさまざまな、新しい見方が示され、大変おもしろく読み終えました。 (★★★★★)

  • 保阪 正康: 近代日本の地下水脈 I 哲学なき軍事国家の悲劇 (文春新書 1440)

    保阪 正康: 近代日本の地下水脈 I 哲学なき軍事国家の悲劇 (文春新書 1440)
    本の帯に「『水脈史観』で日本の失敗を読み解く」とあります。「水脈史観」という概念には初めて接しましたが、「攘夷のエネルギーは、いまも日本社会の根底に流れている」という見方です。明治維新後、日本がとりえた国家像は、欧米型帝国主義国家、道義的帝国主義国家、自由民権国家、米国型連邦制国家、攘夷を貫く小日本国家の5つであったが、哲学なきまま欧米型帝国主義国家の道を突き進み、軍事中心の国家作りを推し進めたことが、戦前の日本の失敗の原因であったというのが著者の主張です。それは確かにそうだと思いますが、私には、ほんのサブタイトルにある「哲学なき国家」ということが、現代日本の様々な問題の背景にあるような気がしてなりません。 (★★★★)