イワツバメを見に大山田川へ
天気は良く、気温も17.4℃まで上がったのですが、風が強くて参ります。最大風速は、8.0m/s。強風をついてというわけでもありませんが、2年ぶりに大山田川から揖斐川沿いに行って来ました(2023年3月30日:大山田川、上之輪新田から揖斐川沿いを散歩……桜、イワツバメとケリ)。新宮西橋のところに来るイワツバメを見ようという次第。養老鉄道播磨駅の近くから大山田川に沿って、新宮西橋、上之輪新田、上之輪神社、沢南橋、大山田水門と来て、そこから揖斐川右岸を歩いて、伊勢大橋、福島から住吉神社へと6.3㎞。
大山田川にかかる播磨橋のすぐ上流にソメイヨシノ。このソメイヨシノも気に入っています。ほぼ満開でした。ここから大山田川沿いを歩いたのですが、10年前に河川改修が行われるまでは、けっこう鳥がいたのですが、最近はサッパリ。その頃には、カワセミもあちこちで見られました。
新宮西橋の上流側のところにコガモたち。オスが2羽、メスが3羽。3月に来ていれば、コガモはもっとたくさんいたかも知れません。
ほかには、ハクセキレイが1羽。以前であれば、セグロセキレイや、キセキレイも見られました。
この新宮西橋あたりには、イワツバメが数10羽、飛び回っていました。普通のツバメよりやや小型で、全長は14.5㎝。ズングリムックリの体型をしています。日本には夏鳥としてやって来ます。
イワツバメが飛ぶところをなんとか捉えようと、何と1,400枚ほどの写真を撮りました。シャッタスピードを1/3200とし、連写しまくり。例の「下手な鉄砲も数打ちゃ当たる」方式(微苦笑)。歩留まりは1%ほどと、驚異の数値。左の写真、パソコンで見て気づいたのですが、飛びながら振り返っています。仲間に気づいたのか、その後は、編隊飛行。
イワツバメは、なかなかかわいらしいツバメです。集団で過ごし、繁殖も集団で行います。
橋の下に右の写真のような巣をつくっています。今日も巣に入るシーンもあったのですが、巣にいるところは撮れませんでした。
続いて、上之輪新田へ。遠くに見えるのは、多度山。耕地整理がなされ、広い水田が広がっていて、気持ちのよいところです。
ケリが繁殖することがありますので、ケリがいないかを見に来たのです。徒歩でしたので、この広いところを見て回るのは不可能。中央の道を少し奥まで行っただけでしたが、ケリは3羽。ただし、バラバラにいて、ペアを組んでいる様子はありませんでした。奥の方からもケリの鳴き声が聞こえていました。ほかにいたのは、ハシボソガラス、スズメ、ムクドリと、イワツバメ。イワツバメは、数羽ずつ飛来。ときどき地上に降りる個体もいましたが、泥など巣材を採る様子はありません。
ここに来ると、私は「俄撮り鉄」になります(笑)。まずは、近鉄の特急ひのとり。メタリックレッドがとてもきれいです。1度は乗ってみたいと思っているのですが、乗る用事がありません。子どもたちは二人とも乗ったことがあり、ほかの特急とは別世界の乗り心地だそうです。しまかぜにもまだ乗ったことがありませんから、この先、乗車する機会はないかも知れません。
こちらは、JR東海の特急南紀。これにも乗ったことはありません。名古屋から紀伊勝浦まで運行されています。 2023年7月1日より、HC85系気動車(D100編成)で運転されています。ハイブリッド式のディーゼルカー。
その後、上之輪神社で小休止。花見のシーズンですから、おやつは花見団子だと思って、途中のコンビニに立ち寄ったのですが、そこには花見団子は売っておらず。やむを得ず、桜きんつばで代用。
沢南橋のところで、オオジュリンが数羽いました。以前は、ウグイスや、アオジなどもいたところですし、カワセミが棲んでいたと思われますが、今はいなくなってしまい、大変残念。
そうそう、ここに来るまで、あちこにちオオバンがいました。オオバンは、このあと、大山田水門のところにもたくさんいました。
大山田水門からは揖斐川右岸を歩きます。水門からすぐのところに国道1号線にかかる伊勢大橋。この橋は、昭和9(1934)年にかけられたもので、現在、架け替え工事が進んでいます。
いずれは4車線の橋になるといいますが、現在は、現・伊勢大橋の下流側に2車線分の橋脚が完成したところ。今年度ここに桁が載せられるそうです。
揖斐川沿いも広くて、水に面していて、気持ちのよい空間です。長良川河口堰もよく見えます。ここで、ヒバリを見つけました。
福島のポンプ場のところを過ぎると、桜並木があります。このあたり、伊勢湾台風までも桜並木があり、桜堤防と呼ばれていたそうです。その復活バージョン。
六華苑の長屋門のところにちょっと寄り道。ここにもソメイヨシノがあります。もう少し大きいと見応えがあります。
さらにカンムリカイツブリがまだいました。「まだ」と書きましたが、よほど居心地がよいのでしょう。渡り鳥ですから、そろそろ帰った方がよいのではないかと心配になるのです。
諸戸氏庭園の前にあるマイ・ソメイヨシノ。ここを通る人たちの多くが写真を撮って行かれます。入園、入学を控えたと思われる親子連れの方も、ここでよく記念撮影をなさっています。やっぱり美しい桜だと思う方は多いようです。
明日は、近鉄ハイキングに行きたいと思っています。「【三岐鉄道合同企画】いなべの桜・貨物鉄道博物館と「おふろcaféあげき温泉」でととのう」という企画。三岐鉄道三岐線の丹生川駅から北勢線の阿下喜駅までの約6㎞。1日で、三岐線、北勢線に乗れますし、三岐線の富田駅、丹生川駅にはエキタグのデジタルスタンプがありますから、それをゲットできます。貨物鉄道博物館もオープンします。
« ツグミのオンパレード | トップページ | 20250405近鉄ハイキング「【三岐鉄道合同企画】いなべの桜・貨物鉄道博物館と『おふろcaféあげき温泉』でととのう」へ(一回完結) »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 今日もまたまたシジュウカラ・ファミリー(2025.05.15)
- 今日もシジュウカラ・ファミリーに遭遇(2025.05.14)
- 今日は、シジュウカラのヒナが親からエサをもらうシーン(2025.05.13)
- シジュウカラのヒナと、ムシクイの仲間……相当久しぶりの祝 ご当選も!!(2025.05.12)
- 長良川河口堰でコアジサシ(2025.05.11)
「散歩」カテゴリの記事
- 今日もまたまたシジュウカラ・ファミリー(2025.05.15)
- 今日もシジュウカラ・ファミリーに遭遇(2025.05.14)
- 今日は、シジュウカラのヒナが親からエサをもらうシーン(2025.05.13)
- シジュウカラのヒナと、ムシクイの仲間……相当久しぶりの祝 ご当選も!!(2025.05.12)
- 長良川河口堰でコアジサシ(2025.05.11)
「花・植物」カテゴリの記事
- 今日もまたまたシジュウカラ・ファミリー(2025.05.15)
- 今日もシジュウカラ・ファミリーに遭遇(2025.05.14)
- 今日は、シジュウカラのヒナが親からエサをもらうシーン(2025.05.13)
- シジュウカラのヒナと、ムシクイの仲間……相当久しぶりの祝 ご当選も!!(2025.05.12)
- 京町のお宅でツバメが巣を修繕中(2025.05.09)
「野鳥」カテゴリの記事
- 今日もまたまたシジュウカラ・ファミリー(2025.05.15)
- 今日もシジュウカラ・ファミリーに遭遇(2025.05.14)
- 今日は、シジュウカラのヒナが親からエサをもらうシーン(2025.05.13)
- シジュウカラのヒナと、ムシクイの仲間……相当久しぶりの祝 ご当選も!!(2025.05.12)
- 長良川河口堰でコアジサシ(2025.05.11)
コメント
« ツグミのオンパレード | トップページ | 20250405近鉄ハイキング「【三岐鉄道合同企画】いなべの桜・貨物鉄道博物館と『おふろcaféあげき温泉』でととのう」へ(一回完結) »
pnさん、おはようございます。
イワツバメの写真、お褒めくださり、ありがとうございます。
割とよく撮れたと思います。
以前は、橋の下から撮ったのですが、昨日は橋の上から撮りました。
視線よりやや上くらいを飛んでくれたので、よく撮れた写真がありました。
それにしても、飛びながら振り向いているとは思ってもみませんでした。
pn山では繁殖がいろいろ見られて、羨ましい限りです。
九華公園では、カワラヒワは繁殖し、カワウも巣をつくっているのですが、ほかはその様子はありません。
コゲラの鳴き声はしているのですが、巣穴を掘るような音は聞こえてきません。
以前は、エナガも繁殖していましたが、最近はエナガそのものを見なくなりました。
暖かくなってから、カワセミは見なくなっています。
投稿: mamekichi | 2025年4月 5日 (土) 03時51分
mamekichiさん、こんばんは。
イワツバメの写真、とても良く撮れていますね!
振り向いているのも編隊飛行も素晴らしいですね。
こういう写真を撮りたいなと思います。
pn山ではいろいろな鳥たちの繁殖が進んでおります。
エナガとシジュウカラが巣材を運び、コゲラは巣穴を掘り終わり、
ヤマガラは雌が雄に餌をねだっています。
カワセミも雄が魚をとって雌に運んでいきます。
遠くから見守りたいですね!
投稿: pn | 2025年4月 4日 (金) 19時25分