お知らせ

  • データの移行について
    2005年10月26日のブログ開始当初から、2024年12月31日までの記事は、「猫の欠伸研究室(アーカイブ)」に移行しました(http://blog.livedoor.jp/taichimaru151/)。 このココログの「猫の欠伸研究室」には、2020年1月以降の記事を残し、2019年12月以前の記事は削除しました(2020年1月1日から2024年12月31日までの記事は、両方にあります)。

レンズを通した自然観察

  • この「レンズを通した自然観察」ということばは、恩師のお一人が、私の趣味を形容しておっしゃったものです。2023年2月7日のブログに書きましたが、実はときどき思い出していることばです。お世話になった先生方はたくさんいらっしゃいますが、この恩師は、就職のことから学位論文の執筆、審査に至るまで本当にお世話になった先生です。「写真の撮り方を指南してもらいたい」ともおっしゃったのですが、これはお世辞と理解しています。私はほぼ隠居状態となって10年以上になりますが、今、改めてこのことばをかみしめています。この先生には結婚式の際に「理論と臨床をつなぐ仕事をするように」ということばをいただきました。体調を崩してそれには十分に応えられませんでしたので、せめてこの「レンズを通した自然観察」については、極めるとまでは行かないにしても、もう少し精進したいと考えています。

ブログ名の由来

  • ブログ名の「猫の欠伸研究室」は、中日新聞の夕刊に連載されている「紙つぶて」というコラム(平成22(2010)年1月13日)に、元新党さきがけ代表の武村正義さんが書いていらっしゃった「人生は猫の欠伸である」というコラムによります。武村さんは、“チベットで鳥葬を取り仕切る僧侶が、「人の生涯は猫の欠伸のようなもの」と語った”と書いていらっしゃいます。「猫の欠伸のようなもの研究室」としたかったのですが、ちょっと間延びしますので、「猫の欠伸研究室」とした次第です。「研究室」とつけたのは、過去、大学に勤めていたことがあるということやら、知らないこと、分からないことがあると何でも調べずにはいられない性分であること、屁理屈、講釈が大好きであることからであります。しかし、「人生の研究をしている」のではありません。「大所高所」からのご高説を開陳できるほどの力量はないが故、「小所低所」からの戯れ言をつぶやくのが精一杯(苦笑)。身の程に合わせ、勝手なことを書き綴っていますので、御用とお急ぎでない皆様には、今後ともご交誼のほど、お願いいたします。是非ともコメントを頂戴し、少しでも世間を広げたいと熱望しております。

モットー

  • 座右の銘というほど立派なものはありませんが、過去に体調を崩し、療養生活を送った経験から、私なりのモットーをつくっています。その一つは、「淡々と飽きもせず……」です。自分では、「……」と余韻を残しているところが気に入っています。こだわりすぎや、やり過ぎはよくありません。若い頃はムキになってやったこともありますが、今はこのように「淡々と飽きもせず……」が自分に合っていると思っています。もう一つは「晴耕雨読」ならぬ「晴歩雨読」です。マンション暮らし故、耕すところはありません。代わりに歩いています。そして、最近(令和3(2021)年に入った頃から)追加したのが、「散歩生活、ときどき仕事」。NHKのテレビ番組に「晴れ、ときどきファーム!」というものがあります。これのもじり。浅学非才の身ですので、ご交誼の上、いろいろとご教示をお願いします。

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2024年12月

2024年12月31日 (火)

よいお年をお迎えください

241230150611149c  令和6年もいよいよ大晦日を迎えました。皆様方には、今年1年も大変お世話になりまして、ありがとうございました。新年になっても「散歩生活ときどき仕事」「淡々と飽きもせず……」「晴歩雨読」のモットーでやっていくつもりでおります。ただし、3月には満70歳を迎えますので、江戸橋での非常勤講師の仕事は定年を迎えます。市役所の仕事も引退しようと申し出たのですが、強く慰留していただき、取り敢えずは、令和7年度は続けさせていただくことにしました。ブログには、バードウォッチングの写真や、散歩写真、ハイキング/ウォーキングの記録を載せた記事を書いていきますので、引き続きご厚誼のほど、よろしくお願いいたします。皆様には、どうぞよいお年をお迎えください。写真は散歩友達の方からいただいた手作りの絵馬、新年の飾りです。

2024年12月30日 (月)

イソヒヨドリのオスとメス、カワセミにジョウビタキ

Dsc04072c_20241230143901 Dsc04078c_20241230143901  今朝は0.9℃まで気温が下がりました。日中の最高気温は、9.0℃止まりで、寒い日となっています。季節風があまり強くないのは救い。7時半から住吉神社、中橋、九華公園、貝塚公園、内堀南公園、外堀、内堀公園、京町、寺町と6.6㎞。藤原岳など鈴鹿の山並みは、今日も雪景色です。

Dsc05084c Dsc04208c_20241230143901  今日はまず、これらから。イソヒヨドリのオスとメスです。オスの方は、寺町交差点近くのお宅にて。先日見たところと同じです(2024年12月25日:久しぶりにイソヒヨドリのオスに遭遇)。メスは、柿安コミュニティパークにて。メスは、いきなり目の前にやってきましたので、ビックリ。

Dsc04230c Dsc04247c_20241230143901  揖斐川には、キンクロハジロが18羽、カンムリカイツブリが3羽、オオバンが2羽など。船津屋さんの裏手ではメジロが2羽。ただ、いずれも遠かったり、日当たりが今ひとつだったりで、写真は割愛。こちらは、中橋。ホシゴイが1羽に、ゴイサギが2羽だと思ったのですが……。

Dsc04255c_20241230143901  帰宅してパソコンの大きな画面でよく見たら、ゴイサギがほかに2羽隠れいてました。この写真には、3羽のゴイサギが写っています。もしお暇でしたら、探してみてください。

Dsc04579c  九華公園についたときから、カワセミの鳴き声が聞こえていました。結局は、吉之丸堀の上に通っている電線にとまっているところを発見。

Dsc04781c Dsc04680c_20241230144001  辰巳櫓跡の近くで、ジョウビタキのオスと、ビンズイがそれぞれ1羽、ほぼ同時に登場。ビンズイは、久しぶり(2024年11月14日:カワセミ2羽)。

Dsc04287c_20241230143901  カモは、キンクロハジロが56羽、ハシビロガモが11羽、ヒドリガモが1ペア+オス1羽、ホシハジロのオスが1羽。

Dsc04800c_20241230144001  ユリカモメは、少なくて、7羽しかいませんでした。

Dsc04398c_20241230143901  カワウが大口を開いているシーンが撮れました。口の中の構造が少し見えています。

Dsc04860c_20241230144001 Dsc04871c_20241230144001  さらに、吉之丸堀では、大きな魚を何とかしようとしているシーンにも遭遇。魚の動きは見えませんでしたので、捕まえたばかりではなさそうです。先日、同じあたりで、カワウが大きな魚を捕まえて格闘していました(2024年12月24日:ユリカモメの飛翔シーンに、カワウの格闘シーン……余談はクリスマス・ケーキ(笑))。このとき、カワウは魚を飲み込めず、リリースしていましたので、その魚ではないかという気がします。ちなみに、今回も、あきらめていました。「何だよぉ、見てたのか!?」とでもいいたそうな表情でこのカワウに睨まれました(笑)。

Dsc04617c  余談。以前にも思ったことがありますが、門松に使われている竹の切り口を見ていると、ワッハッハと、愉快そうに大笑いしている人が3人いるように見えます。鎮国守国神社の門松です。

Dsc04091c  散歩帰りに寺町で、散歩友達のOさんに久しぶりに遭遇。私より一回り年上ですが、慶応ボーイで今でもスマートな方。話題も豊富で、いつもいろいろと教えられます。Oさんに会った日は、私にとっては、「散歩の吉日」なのです。

2024年12月29日 (日)

九華公園にミサゴ登場……中橋ではゴイサギvs.ホシゴイのバトル

Dsc02187c  三ツ又池公園の帰りには、九華公園と、中橋にも立ち寄ってきました。9時10分から小1時間。クルマで回りましたので、3ヶ所を合わせて歩いたのは、4.7㎞でした。

Dsc03240c_20241229155001  時間が遅めでしたが、なかなかのラインナップでした。奥平屋敷跡では、まずは、ジョウビタキのオス。幸先よしと思って、奥平屋敷跡を歩いていたら、カワセミが飛ぶのを見つけました。行き先を確認したら、本丸跡の花菖蒲園。例の「新お立ち台」に止まりました。カワセミを見つけたところからこの花菖蒲園までは、直線で55mほどですが、大回りしないと行けないのです(170~180m)。急ぎ足にて……。

Dsc03472c  新お立ち台にはしばらく止まっていることが多いので、たぶん大丈夫だろうと思いましたが、間に合いました(微笑)。これも自画自賛ですが、よく撮れました。

Dsc03528c_20241229155001  いつもは、奥平屋敷跡→二の丸跡→朝日丸跡→本丸跡と回るのですが、ここまで来て戻るのもと思って、本丸跡から朝日丸跡へ。これが第2の幸い。何と、ミサゴが飛来し、二の丸堀の上空を旋回していたのです。冬になると、ミサゴがときどきやって来るのです。

Dsc03207c_20241229155001  カモ、今日は、キンクロハジロが59羽、ハシビロガモが14羽。ヒドリガモ、ホシハジロはいませんでした。

Dsc03201c Dsc03648c_20241229155001  ユリカモメは、24羽。私が歩いている間には、エサをやる人はなく、旧アヒル小屋の屋根(左の写真)や、橋の欄干で待機しています。

 Dsc03718c_20241229155001 Dsc04030c_20241229155201 ジョウビタキは、奥平屋敷跡のほか、管理事務所近くや(左の写真)、本丸跡の花菖蒲園のところでも(右の写真)見られました。右の写真を撮ったときには、カワセミがすぐ近くに再登場したのですが、アングルがイマイチで、アイキャッチができず。

Dsc03771c_20241229155001 Dsc03791c_20241229155001  中橋のゴイサギチェック。ゴイサギが5羽と、ホシゴイが1羽。日当たりにでているものもいますが、木の奥にも隠れています。

Dsc03815c_20241229155001  ホシゴイとゴイサギとが、この写真のように、すぐ近くにいたのですが、互いに背を向け合っていました。

Dsc03893c Dsc03881c  クルマに戻ろうと思ったら、いきなり騒ぎが勃発。どちらかが動いて、接近しすぎたのが原因のように思われます。直接攻撃しあう様子はありませんでしたが、翼を広げたり、背伸びしたりしながら、牽制し合っていました。けたたましい鳴き声も出ています。やはり大きく見せて、威嚇しようということなのでしょう。

Dsc03922c_20241229155201 Dsc03944c_20241229155201  写真に記録された時刻を見ると、たかだか1~2分の間のできごとでしたが、見ているともっと長い間だったような感じでした。その後は、双方とも次第に落ちつき、しばらくはにらみ合っていました。

Dsc03957c_20241229155201  が、そのうち、元の状態に。何ごともなかったかのように、また元に戻り、互いに背を向け合う位置に納まりました。

Dsc03140c  という次第で、今日は三ツ又池公園と、九華公園、中橋と回ってきました。ミコアイサがいなかったのは残念でしたが、三ツ又池公園ではオオバンが水に潜るシーンを撮れ、九華公園ではカワセミ、ジョウビタキ、ミサゴが見られ、また、中橋ではゴイサギvs.ホシゴイのいさかいを撮ることができ、今日はバードウォッチングの吉日。九華公園で出会った知人からは、先週もオオタカが来ていたという情報を入手。私もぜひとも見てみたいものです。

パンダガモはいたか?

Dsc02471c_20241229151801 Dsc03134c  朝、風が弱かったので、プチ遠征としました。行き先は、弥富市の三ツ又池公園。いつも、ミコアイサ、通称パンダガモを見に行くところです。今日を逃すと、年内に行けそうもありませんでしたし。いつもでしたら、帰り道に長良川河口堰に立ち寄るのですが、今日から1月3日までは駐車場が閉鎖されて入れません。代わりに九華公園に寄ってきましたが、それは別の記事にします。三ツ又池公園には、7時50分から8時40分まで滞在。

Dsc02205c_20241229151701 Dsc02222c  川の遊水池を利用した公園ですが、全体的には、数年前に比べると、水鳥の数は激減しています。上右の写真にあるように一周すると2㎞あまりの遊歩道があります。ここを反時計回りに歩きながら、鳥を見てきましたので、その順に。まずは、カンムリカイツブリ。2羽。カンムリカイツブリは、このあとも別に2羽を見ています。

Dsc02270c Dsc02314c_20241229151801  もっとも多かったのは、コガモ。数は数えてはいませんが、数十羽はいました。

Dsc02322c_20241229151801  それに次ぐくらい多かったのは、カルガモ。中之島あたりと、みつまた大橋の北あたりに団体でいました。

Dsc02358c_20241229151801 Dsc03055c_20241229151901  オオバンもあちこちにたくさんいました。この写真は、四郎宝橋の近くで上陸して草を食べていたところ。私が近づいたので、池に廃炉としています。

Dsc02410c Dsc02995c_20241229151901  三ツ又池公園といえば、カイツブリですが、今日見た8羽ほどのほとんどは若い個体のようでした。

Dsc02719c Dsc02793c-2  みつまた大橋の北側でマガモ。オス1羽にメス2羽。ほかには、ヒドリガモ、ハシビロガモもいたのですが、池の中央あたりにいて、写真は撮れず。

Dsc03044c_20241229151901 Dsc03045c_20241229151901  オオバンで珍しい写真が撮れました。ちょうど水に潜るところです。カモや、カイツブリも同じような動きで潜ります。

Dsc03046c_20241229151901 Dsc03047c_20241229151901  8枚連続した写真です。うまく撮れたら儲けものと思っていました。

Dsc03048c_20241229151901 Dsc03049c_20241229151901  今までもトライしたことはありましたが、なかなかうまく行きませんでした。

Dsc03051c Dsc03050  今日は、けっこううまく行きましたというか、ラッキーでした。まぁ、自画自賛ですので、お気になさらず。

Dsc02536c_20241229151901  もう1つの三ツ又池公園名物。ヌートリア。今日見たのは、1匹だけ。以前は、家族連れ4匹くらいも見ました。

Dsc02191c_20241229161401  という次第で、今日のところは、ミコアイサ(パンダガモ)は、まったくいませんでした。昨シーズンもあまり見られなかった記憶がありますが、年が明けたら、また出かけることにします。

2024年12月28日 (土)

強風の中、カワセミとジョウビタキでまあ満足

Dsc02181c_20241228144401  陽が昇る前は、6~7m/sほどの季節風が吹いており、「これは散歩に行けないか」と思ったくらいでした。しかし、日が出てからは、風は収まってきましたので、いつものように、7時半から散歩へ。住吉神社、中橋、九華公園、貝塚公園、内堀公園、京町、南魚町、田町、寺町と6.2㎞。最低気温は4.1℃、最高気温は10.3℃、ときどき雲がかかりますが、おおむね晴れ。

Dsc01111c_20241228144401  住吉入江には、オオバンが1羽。護岸についた藻を食べています。以前は、ここにキンクロハジロや、ヒドリガモも入ってきたのですが、今シーズンはそういうことはありません。 揖斐川には、何カ所かにヒドリガモの小さい群れが見られました。

Dsc01171c_20241228144401 Dsc01186c_20241228144401  七里の渡跡でもヒドリガモ2ペアと、オスが1羽。

Dsc01215c_20241228144401  中橋、今日は、ゴイサギは少なく、2羽が木の奥にいたのみ。毎日いろいろなパターンがありますから、ゴイサギやホシゴイは、ずっとここにいる訳ではなさそうです。

Dsc01292c_20241228144501  九華公園についてすぐ、相撲場の近くでツグミ2羽を目撃。そのうち1羽が地上に降りてきました。ツグミは11月下旬から鳴き声がしていましたが、地上にはなかなか降りてきませんでした。このところやっと、という感じです。

Dsc01309c_20241228144501  筏橋の近くでコゲラ。2羽がいます。コゲラは、このあと、旧アヒル小屋のところでも見ました。いつものように、奥平屋敷跡で鳥待ちをしたのですが、寒い上に、今日はカラスや、ヒヨドリ、ドバトも少なく、ほかの小型野鳥はやってきませんので、早々に退散。 朝日丸跡などでカワラヒワを見たものの、写真には上手く撮れず。

Dsc01722c_20241228144601 Dsc01797c_20241228144601  本丸跡、鎮国守国神社と回って、本丸跡の花菖蒲園のところに来たら、カワセミを発見。最近は、ここによく来ます。しかも、この杭の上。新しい「お立ち台」と呼んでも良さそうです。正面顔もいただきました。

Dsc02109c  カワセミは、このあと、九華公園の外周遊歩道の南で小魚をくわえているところにも遭遇しました。ソメイヨシノの木のなかで、しかも上半身しか見えておらず、こんな写真。このあと、魚を飲み込んでいました。

Dsc01864c Dsc02026c  話は少し戻りますが、外周遊歩道の東では、ジョウビタキのオスが登場。カワセミに出会う直前には、メジロが2羽。

Dsc01375c  今日もカワウさんのアップ写真。旧アヒル小屋のところの杭にいました。ここにいると、望遠だけでトリミングせず、これくらいのものが撮れます。

Dsc01630c_20241228144501 Dsc01667c_20241228144501  カモは、キンクロハジロが40羽、ハシビロガモが13羽、ヒドリガモは1ペア。散歩&鳥見友達のYさんは、ホシハジロのオスもいたとおっしゃるのですが、私は確認できませんでした。ハシビロガモは少し前に比べて、減りました。キンクロハジロはおおむねこれくらいですが、数年前には60~80羽くらい来ていました。

Dsc01838c_20241228144701  ユリカモメは、今日はせいぜい10羽。貝塚公園ではヒヨドリとメジロ、内堀公園には何もいませんでした。

Dsc01701c_20241228144601  鎮国守国神社の境内でスイセンが咲き始めていました。Googleレンズで検索すると、「イベリススイセン」という名前が候補に挙がりましたが、「イベリススイセン」を調べると、違うような気もします(苦笑)。便利なのかどうなのかよく分かりません。

Dsc02138c_20241228144401 Screenshot_20241228091854c  余談。今日は、寺町商店街では年内最後の三八市が開催されていましたので、混雑していると思い、南魚町を歩いてきました。途中、ふと思い出したことがあります。三交バスの田町のバス停でスタンプラリーが行われていたはずと(2024年10月1日:三度目の正直でカワセミを撮影……エゾビタキもバッチリ)。チェックしてきました。まさにバス停というスタンプでした。このスタンプラリーは、三重交通グループ創立80周年を記念したもので、12月31日まで開催されているのですが、桑名市内では、ここ田町と桑名駅前のみ。桑名・いなべエリアでみても、桑名駅前、長島温泉、田町、阿下喜駅前の4ヶ所ですから、よほどのバス好きでないと達成は容易ではありません。ということもあって、すっかり忘れていたのです。

2024年ハイキング/ウォーキングのまとめ

 令和6(2024)年も近鉄ハイキングやJRさわやかウォーキングに参加する一方で、自分で計画した「勝手にハイキング」にも出かけました。計18回。残念ながら、令和5(2023)年よりも4回減っています(2023年12月30日:2023年ウォーキング/ハイキングのまとめ)。以下、時系列に沿って今年のハイキング/ウォーキングのまとめをしています。リンクは、「猫の欠伸研究室(アーカイブ)」の記事に貼ってあります。

1.2024年1月14日:近鉄ハイキング「高田本山専修寺『お七夜』と新春の寺内町散策」
4824e8b5 4bce265e  高田本山専修寺は好みのお寺ですし、お七夜も気に入っていますから、近鉄ハイキングのこの企画には、毎年のように参加しています。近鉄高田本山駅から、下津醤油直売所、一身田寺内町の館、高田本山専修寺、魚歳食品㈱はんぺい茶屋、三重県総合博物館と回って、近鉄津駅がゴール。現地で歩いたのは、10.0㎞。立ち寄り先が少なく、ただひたすら歩いたという感じでした。近鉄料金は、¥1,660。昼食は、私のお気に入りの 津駅ビルチャムの2階にあるそじ坊で「鴨南蛮(¥1,200)」 。土産に、専修寺で総本家春乃舎の「おこし(ミックス5つ入りで¥900)」。

2024/1/14:20230114近鉄ハイキング「高田本山専修寺『お七夜』と新春の寺内町散策」へ(一回完結)

2.2024年1月26日:津島神社初詣ウォーキング
D0647da8 E21ae542  同級生K氏とのウォーキング始めに、津島神社に初詣するウォーキングを計画しました。私自身は津島には初めて出かけましたが、歴史のある、見どころの多いところでした。名鉄津島駅をスタートし、天王通を進み、途中あちこち立ち寄りながら、主に津島神社、天王川公園を見て回り、本町筋を経て天王通に戻り、津島駅にゴールしました。7.2㎞。鉄道料金は、JR、名鉄の往復で¥1,000。昼食は、呼び込みに答えて、古民家カフェ・なすがままで「ランチ(コロッケ、税込み¥880)」 。土産には、総本家角政で「くつわ」「あかだ」のミックス(¥200)。

2024/1/26:20240126津島神社初詣ウォーキング(予告編)

2024/2/2:20240126津島神社初詣ウォーキング(その1)……常楽禅寺、西方寺、円空千体仏、観光交流センター、成信坊、市神社から清正公遺跡へ

2024/2/3:20240126津島神社初詣ウォーキング(その2)……大イチョウ、総本家角政から津島神社、天王川公園へ

2024/2/4:20240126津島神社初詣ウォーキング(その3)……瑞泉寺、六角地蔵、本町筋、坂井町の井戸、津島神社道標、堤下神社を経て「なすがまま」で昼を食べ、津島神社にゴールにて「完」

3.2024年2月24日:はだか祭の余韻残る国府宮神社ウォーキング
E1c2e0b4 3d1b0c6b  はだか祭りで有名な国府宮神社に行ったことがありませんでしたので、同級生K氏と行ってみようということになり、はだか祭りが行われた翌々日、稲沢市を訪ねました。JR稲沢駅から、宮前公園、萬徳寺、舟形神社、国府宮神社(尾張大国霊神社)、大御霊神社、中高記念館、大江橋、長束梅公園、大光寺、三菱ビルソリューションズ稲沢ビルシステム製作所(エレベーター試験塔)を経て、JR稲沢駅がゴール。JR利用で、料金は¥1,180。はだか祭に奉納された大鏡もちが、切餅として授与されているなど、期待したとおり、裸祭の余韻に浸ることができました。現地で歩いたのは、7.5㎞。昼食は、台湾料理盛源美食城で「Bランチ(チャーハン&唐揚げ3個、¥780)」 ¥780。

Bf37f324  国府宮神社で奉納された鏡餅の「切餅(小1個が初穂料¥100ということで、4個)」 を授与していただきました。

2024/2/24:20240224はだか祭の余韻残る国府宮神社ウォーキング(予告編)

2024/2/26:20240224はだか祭の余韻残る国府宮神社ウォーキング(その1)……稲沢駅をスタートし、萬徳寺から舟形神社を経て国府宮神社へ

2024/2/27:20240224はだか祭の余韻残る国府宮神社ウォーキング(その2)……国府宮神社から大御霊神社、中高記念館、国府宮神社一の鳥居、長束梅公園から三菱ビルソリューションズのエレベーター試験塔を見て稲沢駅にゴールにて「完」

4.2024年3月2日:近鉄ハイキング酒蔵みてある記「銘酒『三重の寒梅』丸彦酒造をたずねて」
Ccdac393 60e95462  酒蔵みてある記は、タイトル通り、酒蔵を訪ね、試飲ができ、お酒などの直売もあるという魅力的なハイキングです。この丸彦酒造の三重の寒梅は、とくにお気に入りなので、これを見逃す手はありません。同級生K氏と二人旅。近鉄伊勢松本駅から、松井神社、上布田遺跡から丸彦酒造を経て、近鉄伊勢川島駅がゴール。歩いたオンは5.1㎞。近鉄料金は往復で、¥960。同級生K氏は、抽選会で特賞「吟醸 三重の寒梅 金箔入1.8L」を引き当てるという大金星。お陰で、私は、試飲2杯をおごってもらいました。土産には、「純米吟醸 三重の寒梅 大寒しぼり」(¥1,600)と、吟醸「三重の寒梅」のワンカップ(¥300)を購入。

2024/3/2:20240302近鉄ハイキング酒蔵みてある記「 銘酒『三重の寒梅』丸彦酒造をたずねて」へ(一回完結)

5.2024年3月3日:JRさわやかウォーキング「本能寺の変、家康公も通ったと言い伝えのある隠れ古道を歩こう」
744e095c 85c2a83c  この企画は以前にもあり、ぜひ参加したいと思っていたものです。「隠れ古道」というところにとても惹かれたのです。 JR亀山駅から南に向かい、鈴鹿川を越えて、蓮光寺、金王道と歩き、鈴鹿川を再び越えて忍山神社から旧東海道をたどり、旧舘家住宅、旧亀山城多門櫓、遍照寺等を訪ね、JR亀山駅がゴール。現地で歩いたのは、10.6㎞。JR料金は、¥1,360。昼食は、ファミマの「明太海苔弁当(¥460)」を亀山駅の待合室で。土産には、亀山駅に出ていた臨時販売ブースで、関宿の銘菓である「志ら玉(2個で¥240を2つ)」。

2024/3/3:20240303JRさわやかウォーキング「本能寺の変、家康公も通ったと言い伝えのある隠れ古道を歩こう」へ(予告編)

2024/3/5:20240303JRさわやかウォーキング「本能寺の変、家康公も通ったと言い伝えのある隠れ古道を歩こう」へ(その1)……亀山駅をスタートし、蓮光寺、金王道へ

2024/3/6:20240303JRさわやかウォーキング「本能寺の変、家康公も通ったと言い伝えのある隠れ古道を歩こう」へ(その2)……松月地蔵、忍山神社から野村・京口門跡あたりへ

2024/3/7:20240303JRさわやかウォーキング「本能寺の変、家康公も通ったと言い伝えのある隠れ古道を歩こう」へ(その3)……旧東海道から亀山城多門櫓、古刹遍照寺に参拝して、亀山駅にゴール(完)

6.2024年3月17日:近鉄ハイキング酒蔵みてある記「銘酒『伊勢旭』旭酒造をたずねて」
421f7002 B8fc1b68  酒蔵みてある記は、各地で行われますが、この旭酒造も以前から訪ねてみたかったところでした。ただ、近鉄明星駅から遠くて、立ち寄り先も少ないので、これまでは参加をためらっていました。しかし、馬齢も重ねてきましたので、「行きたいところがあれば、サッサと出かけよう」と考え直した次第。近鉄明星駅から田園地帯をひたすら歩き、伊勢旭酒造、佐々夫江行宮跡、カケチカラ発祥の地記念碑、隆子女王の墓、史跡公園さいくう平安の杜と回って、近鉄斎宮駅がゴール。現地で歩いたのは、10.4㎞。近鉄料金は、¥2,580。昼食には、ファミマの「おむすび&焼きそばセット(税込み¥390)」を買っていき、斎宮の杜にて食べてきました。旭酒造の「純米大吟醸酒(4合瓶、¥1,500)」、「斎宮せんべい(¥450)」を土産に購入。

2024/3/17:20240317近鉄ハイキング酒蔵みてある記「銘酒『伊勢旭』旭酒造をたずねて」へ(一回完結)

7.2024年3月27日:「稲沢の美濃路と稲葉宿を訪ねて」
Cc127b57 Fe5a5269  同級生K氏と、名鉄国府宮駅から宝光寺、津島道道標、稲葉宿問屋場址石碑、本陣跡ひろばなど美濃路に沿った旧稲葉宿のあたりから、南に足を延ばして、性海寺を経て名鉄奥田駅にゴール。現地で歩いたのは、9.7㎞。近鉄と名鉄の料金は、往復で¥1,790。昼食はあらかじめリサーチしておいた、奥田駅に隣接するコーヒーショップ・エデンにて「イタリアンスパゲッティ(¥700)」。昭和の雰囲気たっぷりの喫茶店でした。

2024/3/27:20240327勝手にハイキング「稲沢の美濃路と稲葉宿を訪ねて」(予告編)

2024/3/31:20240327勝手にハイキング「稲沢の美濃路と稲葉宿を訪ねて」(その1)……観音禅寺、赤染衛門歌碑公園、修理若御子神社、稲葉神社、禅源寺から金神社へ

2024/4/1:20240327勝手にハイキング「稲沢の美濃路と稲葉宿を訪ねて」(その2)……津島道道標、稲葉宿問屋場址石碑、中部電力旧稲沢営業所、稲葉宿本陣跡ひろば、崇福寺から八幡社へ

2024/4/2:20240327勝手にハイキング「稲沢の美濃路と稲葉宿を訪ねて」(その3)……性海寺、日吉社、西福院、恵明寺を経て名鉄奥田駅にゴールにて「完」

8.2024年4月27日:近鉄・三岐鉄道合同 近鉄ハイキング「(【三岐鉄道合同企画】白梅の丘をこえて桑名『ほしの湯』でととのう」
3d756a75 C09e8996  朝日町は何度も訪ねていますが、今回の私の主たる目的は、稲垣酒造場。近鉄伊勢朝日駅から若松園、稲垣酒造場、朝日町歴史博物館、夢菓子工房ことよ、新清月、ほしの湯、ロピア桑名 サンシティ店と回って、三岐鉄道星川駅がゴール。歩いたのは、9.3㎞でしたが、白梅の丘を越えるのはけっこうキツいルートでした。鉄道料金は、近鉄、三岐鉄道を合わせて¥480。土産に、稲垣酒造で「御山杉 純米吟醸(¥1,500)」.途中の夢菓子工房ことよ白梅の丘店で、みたらし団子2本をイートイン(1本¥75)。星川駅で行われていた抽選会ははずれで、ウェットティッシュ。
2024/4/27:20240427近鉄ハイキング「(【三岐鉄道合同企画】白梅の丘をこえて桑名『ほしの湯』でととのう」へ(一回完結)

9.2024年4月29日:近鉄ハイキング「【名古屋鉄道合同企画】秀吉と清正の生誕地、豊國参道『九の市』と清須の地」
59fbb385 Fe3d7c60  今回は、近鉄ハイキングと名鉄ハイキングの合同企画。近鉄烏森駅から、日之宮神社、下中八幡宮、大鳥居、孝和堂本店、豊國神社参道「九の市」、妙行寺、豊國神社、妙勝寺、萱津神社、太陽食品工業と回り、名鉄名古屋本線須ケ口駅がゴール。近鉄烏森駅を利用したのは、初めて。萱津神社は、全国で唯一の漬物の神社。現地で歩いたのは、8.8㎞。近鉄・名鉄料金は、合計 ¥1,270。 萱津神社のマルシェでよし田屋という津島の店の「えびしそ天むす(¥250)」。これが昼食代わり。太陽食品工業で「太陽ソースのミニパック」2個がプレゼントされました。

2024/4/29:20240429近鉄ハイキング「【名古屋鉄道合同企画】秀吉と清正の生誕地、豊國参道『九の市』と清須の地」へ(予告編)

2024/4/30:20240429近鉄ハイキング「【名古屋鉄道合同企画】秀吉と清正の生誕地、豊國参道『九の市』と清須の地」へ(その1)……烏森駅から日之宮神社、下中八幡宮、大鳥居、孝和堂本店から豊国参道「九の市」へ

2024/5/2:20240429近鉄ハイキング「【名古屋鉄道合同企画】秀吉と清正の生誕地、豊國参道『九の市』と清須の地」へ(その2)……清正誕生の地・妙行寺、豊国神社、光明寺、萱津神社から太陽食品工業を経て名鉄須ヶ口駅にゴールで「完」

10.2024年5月3日:近鉄ハイキング「春の桑名散歩 三八市をたずねて」
F9d3c868 F04307c3  地元桑名での開催ということで、立ち寄り先は熟知していますので、地図がなくても歩けますが、真面目にコースマップにしたがって歩くことにしました。娘と同行。徒歩で近鉄桑名駅へ向かい、ここがスタート。寺町商店街・三八市、桑名宗社、とらや饅頭、九華公園、赤須賀神明社、はまぐりプラザ、中川ベーカリー、アイス饅頭の寿恵広から近鉄益生駅がゴール。歩いたのは、7.5㎞。益生駅から桑名駅の近鉄が、¥180。益生駅での抽選会ではハズレ。参加賞に鉄道シールをもらいました。

2024/5/3:20240503近鉄ハイキング「春の桑名散歩 三八市をたずねて」へ(一回完結)

11.2024年5月11日:JRさわやかウォーキング「かつて世界最大級の無線通信所!! 依佐美送信所記念館を訪ねて」
Be930a51 E4d72536  依佐美送信所は、長波送信設備と、刈谷市のシンボルとして市民から親しまれた高さ250mのアンテナ鉄塔8基がありました。太平洋戦争時には日本海軍潜水艦との交信に用いられ、「ニイタカヤマノボレ」の暗号文も依佐美送信所から潜水艦へ発信されたといいます。私は、刈谷市にある高校に通っていましたが、冬になると体育の時間にこのアンテナ鉄塔のあたりを走らされた記憶があります。JR刈谷駅からから、刈谷市美術館、依佐美送信所記念館、フローラルガーデンよさみ、ミササガパーク、刈谷市交通児童遊園と回り、7.2㎞。途中で勝手に、母校の高校に立ち寄って外から様子を見てきました。現地で歩いたのは、9.3㎞。JR料金は、¥1,580。

2024/5/11:20240511JRさわやかウォーキング「かつて世界最大級の無線通信所!! 依佐美送信所記念館を訪ねて」へ(一回完結)

2024/5/12:20240511JRさわやかウォーキング「かつて世界最大級の無線通信所!! 依佐美送信所記念館を訪ねて」へ(補遺編)

12.2024年5月17日:「吉崎海岸でハマヒルガオを見る」
 吉崎海岸のハマヒルガオは、かつて2回ほど、近鉄ハイキングの企画で見に行ったことがあったのですが、2回とも見頃ではありませんでした(2018年5月19日:近鉄ハイキング「潮風薫るハマヒルガオと春のおとずれを感じて」へ……楠中央緑地公園、吉崎海岸でハマヒルガオそして御園神社(完)、2019年6月22日:20190622近鉄ハイキング「潮風薫るハマヒルガオと夏のおとずれを感じて」……昨年のリベンジなるか?(完))。 前日の中日新聞朝刊に四日市市楠町の吉崎海岸でハマヒルガオが見頃を迎えているという記事がありましたので、これは行かなくっちゃということで、急遽出かけたという次第。近鉄北楠駅から途中、楠中央緑地に立ち寄ったのみで、吉崎海岸まで往復して、6.8㎞。ゴールも近鉄北楠駅。運賃は、往復で¥980。

2024/5/17:20240517勝手にハイキング「吉崎海岸でハマヒルガオを見る」(一回完結)

13.2024年6月8日:「斎宮の花菖蒲群落へ」
3ffcfa71 925817f6  前日の中日新聞松阪版に「ハナショウブ もうすぐ見頃 明和・斎宮の群落」という記事が出ていました(中日新聞の電子版を契約していますと、紙媒体で定期購読している以外に、ネットで各地の地方版を読めるのです)。ここのハナショウブは、5年前、近鉄ハイキングで見に行ったことがあったのですが(2019年6月2日:20190602近鉄ハイキング「斎王まつり 日本遺産斎宮散策と王朝絵巻『斎王群行』」へ(予告編))、そのときはまだ早かったようで、あまり咲いていませんでした。平野で野花菖蒲の群落が見られるというのは珍しいので、もう一度見てみたいと思っていましたので、またもや「思い立ったが吉日」で、早速娘と見に行ってきました。近鉄斎宮駅からさいくう平安の杜、花菖蒲群落、北野公園、歴史の道、塚山古墳群、斎宮歴史博物館、古代伊勢道、1/10史跡全体模型を経て、いつき茶屋で昼食を摂って来ました。歩いたのは、7.6㎞。 近鉄料金は、往復で¥2,580。いつき茶屋で食べたのは、「いつきうどん(¥550)」。土産には、松阪駅で乗り換えの待ち時間に、あら竹商店販売所で「モー太郎寿司(¥1,200、1個)」。斎宮歴史博物館で「伊勢擬革紙」ガチャ(¥500)と、「斎宮ガイドブック」(¥1,000)をゲットしてきました。

2024/6/8:20240608勝手にハイキング「斎宮の花菖蒲群落へ」(一回完結)

14.2024年9月11日:あみま倶楽部「久居散策」
9ac42eeb 05e59e99  家内の実家での一人暮らしの退屈しのぎに、とても暑かったものの、歩きに行くことにしたのです。三交バスで近鉄久居駅へ。近鉄久居駅からはあみま倶楽部のハイキングコースにしたがって、寺町、久居八幡宮、子午の鐘・木槿塚、 高通児童公園、賢明寺、本念寺、川併神社、奈良道、妙華寺、玉セン寺を経て久居駅にゴール。歩いたのは、7.0㎞でしたが、猛暑で汗だく、ヘトヘト。三交バスの榊原館前~久居駅往復が、¥1,160。

2024/9/11:20240911近鉄あみま俱楽部ハイキング「久居散策」へ(予告編)

2024/9/13:20240911近鉄あみま俱楽部ハイキング「久居散策」へ(その1)……久居駅をスタートし、寺町、久居八幡宮、子午の鐘・木槿塚を回る

2024/9/15:20240911近鉄あみま俱楽部ハイキング「久居散策」へ(その2)……高通児童公園、賢明寺、本念寺、川併神社、奈良道、妙華寺、玉セン寺を経て久居駅にゴールにて「完」

15.2024年10月20日: JRさわやかウォーキング「2つの可動橋と旧みなとまち巡り」
904ed494 904ed494  何度か歩いたところですが、臨港橋と末広橋の2つの可動橋が見られますので、参加してきました。JR四日市駅から、思案橋、稲葉翁記念公園、プロムナード、臨港橋、末広橋梁と歩いてJR四日市駅に戻る、5.1㎞のコース。JR料金は、往復で¥500。

2024/10/20:20241020JRさわやかウォーキング「2つの可動橋と旧みなとまち巡り」へ(一回完結)

16.2024年10月26日: JRさわやかウォーキング「亀山の広大な茶畑を歩く」
C1198e41 3f0cd5fc  この企画には、能褒野神社を訪ねるルートがありましたので、ぜひとも参加したかったのです。能褒野神社には、日本武尊のお墓があるのです。JR井田川駅をスタートして、みどり町という住宅団地を通り、安楽川を越えて能褒野神社へ。少し戻って田園地帯を抜けて中の山パイロットという集合茶畑から亀山公園、旧亀山城多聞櫓を経て、亀山駅にゴール。歩いたのは、10.8㎞でしたが、コースの各所にかなりのアップダウンがあり、相当の運動量でした。しかし、念願であった能褒野神社を訪ねられ、満足。昼食は、あらかじめ買っていったファミマ「おむすび&焼きそばセット(¥420)」を亀山公園にて。JR運賃は、往復で¥1,270。

2024/10/26:20241026JRさわやかウォーキング「亀山の広大な茶畑を歩く」へ(予告編)

2024/10/27:20241026JRさわやかウォーキング「亀山の広大な茶畑を歩く」へ(その1)……井田川駅をスタートし、能褒野神社、中の山パイロット(亀山茶畑)へ

2024/10/28:20241026JRさわやかウォーキング「亀山の広大な茶畑を歩く」へ(その2)……亀山公園、ますみ児童公園、多聞櫓、石井兄弟敵討遺跡石碑、伊勢亀山 備中松山藩主交替之碑から亀山駅にゴールにて「完」

17.2024年11月3日:近鉄ハイキング「祝!国宝指定!!『宝塚1号墳出土の船形埴輪』と松阪『氏郷まつり』をたずねて」
Cd5d1de4 2d647125  松坂の宝塚1号古墳から出土した船形埴輪(国宝に指定されました)が見られるというので、この企画も見逃せませんでした。松阪にはもう何度も来ていますが、駅から北の方、川井町あたりには行ったことがありません。近鉄松阪駅から御厨神社、アニバーサリー、513 BAKERY 三重松阪川井町店、松阪市文化財センター「はにわ館」、鈴の森公園、MOMO café、自然生料理 本居庵、原田二郎旧宅、氏郷まつり会場、駅弁のあら竹と回って、豪商のまち松阪 観光交流センターがゴール。ここから近鉄松阪駅までは徒歩約10分。現地で歩いたのは、6.5㎞。近鉄料金は、往復で¥2,280。昼食は、買っていったファミマ「助六おかずセット(¥498)」を鈴の森公園にて。 土産には、まつさか物産交流館にて「老伴」6個入り (¥1,300)。

2024/11/3:20241103近鉄ハイキング「祝!国宝指定!!『宝塚1号墳出土の船形埴輪』と松阪『氏郷まつり』をたずねて」へ(予告編)

2024/11/4:20241103近鉄ハイキング「祝!国宝指定!!『宝塚1号墳出土の船形埴輪』と松阪『氏郷まつり』をたずねて」へ(その1)……松阪駅をスタートし、御厨神社から、アニバーサリー、513Bakeryを見て、鈴の森公園に向かう

2024/11/5:20241103近鉄ハイキング「祝!国宝指定!!『宝塚1号墳出土の船形埴輪』と松阪『氏郷まつり』をたずねて」へ(その2)……松阪市文化財センター「はにわ館」から松坂城跡、御城番屋敷、原田二郎旧宅を経て、氏郷まつりを見て、豪商のまち松阪観光交流センターにゴールにて「完」

18.2024年12月8日:近鉄ハイキング「JR東海共同企画 ぶらり東海道桑名宿 歴史と和菓子めぐり」
241208kintetsuhikingmasuomap Img_7373c_20241208133101  今回も地元・桑名の開催で、勝手知ったるところばかり。地図がなくても歩けますが、コースマップにしたがって歩いてきました。近鉄益生駅から天武天皇社、寺町通り商店街、佛眼院、石取会館、桑名宗社(春日神社)、九華公園、本多忠勝像、七里の渡跡、六華苑、浄土寺を経て、桑名駅がゴール。6.5㎞でした。桑名駅から益生駅までの近鉄料金が、¥180。

2024/12/8:20241208近鉄ハイキング・JRさわやかウォーキング「ぶらり東海道桑名宿 歴史と和菓子めぐり」へ(一回完結)

 12月中にあみま倶楽部のハイキングコースである「七里の渡・大福田寺コース」を歩いて、今年のハイキング収めにしようかと思っていましたが、結果的に、この「ぶらり東海道桑名宿 歴史と和菓子めぐり」が今年のハイキング納めとなりました。

2024年12月27日 (金)

ツグミが地上に降りてきました

Dsc00155c_20241227142501  朝は7.0℃でしたが、最大風速が7.7m/s。昨日とは打って変わって、寒い日になっています。最高気温は、11.5℃。いつものように、7時半から散歩へ。住吉神社、七里の渡跡から春日さん(桑名宗社)、中橋、九華公園、貝塚公園、内堀南公園、外堀、入江葭町、吉津屋町、京町、寺町と5.7㎞。冒頭の写真は、散歩に出たときのものです。

Dsc00199c_20241227142501  揖斐川の堤防、船津屋さんの裏手でメジロの群れ。この冬は、あちこちでメジロの群れに出会います。しかし、ツグミは来ていても樹上にいて、地上には降りてきません。シメ、シロハラなどはまだ来ていません。ビンズイは2度ほど見ただけで、その後はサッパリと、鳥の世界にも変化があるような気がします。

Dsc00260c Dsc00294c_20241227142501  七里の渡跡では、コガモが2ペア。護岸についた藻を食べています。ほかには、カルガモが2羽。ヒドリガモも1ペアいたのですが、私に驚いて、堤防の外へ逃げられました。

Dsc00305c_20241227142501  Dsc00312c 春日さんへは、来年の干支である「巳」と大書された大絵馬が奉納されたという記事を見て、それを確認に行ったのです。地元の県立桑名高校の書道部の生徒さんの作品。

Dsc00342c_20241227142501 Dsc00363c_20241227142501  中橋では、恒例のゴイサギチェック。見やすいところにいたのは、ホシゴイ1羽と、ゴイサギ1羽でしたが、これらのほかにもゴイサギが3羽、木の奥に隠れていました。

Dsc00420c_20241227142401  九華公園について、相撲場の近くでツグミが地上に降りていました。ただし、日陰で距離があり、証拠写真。

Dsc00622c Dsc00713c_20241227142301  いつも鳥の出待ちをする奥平屋敷跡で、モズのオス。コゲラも2羽がやってきました。

Dsc00645c_20241227142401  ほかには、いつも来るハクセキレイが2羽。何回か書いていますが、ここは以前は小型の野鳥がよく来たのですが、最近はあまり来ません。今日は、ここの周囲にカワセミが2度ほどやってきたのですが、残念ながら見ただけで、写真は撮れず仕舞い。

Dsc00754c_20241227142401 Dsc00759c  そうそう、奥平屋敷跡の北にある花菖蒲園のところには、ジョウビタキのオスが登場。風があり、「御髪が乱れる」ではなく、羽毛が乱れたら、その奥は黒い色をしていました(右の写真)。

Dsc00468c  カモ、今日は、キンクロハジロは59羽とそれなりにいましたが、ハシビロガモは5羽と少なく、ヒドリガモは1ペアと普段通り。ホシハジロのオスが1羽来ていました。

241227083902872c  ユリカモメは、17羽。左の写真は、散歩&鳥見友達のOさんがパンの耳をやっているところ。このとき、カメラのSDカードの管理ファイルが壊れ、修復作業中で、スマホで撮った写真。それなりに撮れるものです(微苦笑)。

Dsc00864c  Dsc00915c_20241227142301 こちらは、ユリカモメの若者。嘴と足が黄色いのです。「嘴が黄色い」というのは、幼くて経験が足らないことをあざける表現ですが、まさにその通り。クローズアップも撮ってみました。このあと回った貝塚公園では、ヒヨドリのみ。ここは、木々をかなり伐採し、植え込みも根元が透けるよう剪定され、すっかり明るい公園になったのですが、たぶんそのために野鳥が寄りつかなくなっています。隠れるところが激減したのです。

Dsc01070c_20241227142301  官公庁や多くの企業では、今日で御用納めでしょう。年末年始の連休に入りますが、まさに大型連休の1つという感じで、年越しとか、正月という風情は過去のものになってしまった気がします。明日も寒くて、風が強そうです。ミコアイサを見に行くには、ちょっとキツそうです。写真は、藤原岳。

2024年12月26日 (木)

町屋川へプチ遠征……マガモ、セグロカモメ、ウミアイサ、オナガガモなどなど【鳥名を訂正しました】

Dsc00115c Dsc09822c_20241226160301  寒さが緩むということでしたので、しばらく前から考えていた「町屋川プチ遠征」に行って来ました。最低気温5.3℃、最高気温13.2℃、最大風速3.5m/sで、川沿いを歩いていても寒くはないどころか、少し暖かく感じたくらい。桑名駅前を8時5分に出る日の出橋行きの三交バスに乗り、8時15分に城南口で下車。¥240。12月16日からバス料金が、¥10上がっていました。国道1号線の町屋橋へ行き、そこから町屋川(員弁川)の左岸堤防を、国道23号を越え、日の出橋の先まで下りながら、バードウォッチング。

Dsc07782c_20241226160201 Dsc07835c_20241226160201  国道23号線を越えるまでは、ヒヨドリ、オオバンくらいしかおらず、「失敗したか」と思ったのですが、日の出橋近くでホオジロのオスや、アオサギを発見。坊主にはならずに済みました。

Dsc07997c_20241226160201 Dsc07984c_20241226160201  今日の四日市港潮汐表によれば、8時15分が干潮。日の出橋の下流にある中州、干潟あたりからはいろいろといました。日の出橋のところから川越町側にカモなどが見えましたので、橋を渡ってそちらへ。まずは、オカヨシガモ。左の写真がオス、右はメス。

Dsc07959c_20241226160501 Dsc07927c_20241226160201  ヒドリガモは多数。写真は、オス。近くには、オオバンのほか、イソシギもいました(右の写真)。

Dsc08302c_20241226160401 Dsc09885c_20241226160301  ユリカモメズグロカモメもいました。ズグロカモメは、たぶん初見、初撮影。数は少なく、数羽を見たくらい。干潟になったあたりにいたのと、飛びながらエサを探しているのを見ました。

Dsc08532c_20241226160401  ユリカモメの近くにシギが飛来。シギ・チドリの判別は難しいのですが、今の時期に見られるシギは、たぶんハマシギ

 Dsc08558c_20241226163801 遠くにダイサギとカルガモ。カルガモは、今日は多数。ヒドリガモはもっと多く、無数にいる感じでした。この写真では、奥にヒドリガモが写っています。

 Dsc08639c 続いて、カンムリカイツブリも見つけました。

Dsc08868c-2 Dsc09411c  マガモも、数は多くはなかったものの、あちこちにいます。オスの青い頭は本当にきれいです。

Dsc09753c Dsc08909c_20241226160401  セグロカモメは、合計3羽を確認。全長60cmと大型のカモメ。右の写真では、カラスと一緒に写っていますが、カラスは50cmくらいですから、セグロカモメはかなり大きいのが分かります。

Dsc09228c_20241226160301  さらに、こちら。ウミアイサであろうと思います。エクリプスの状態なのかと思いますが、私はあまり見ない鳥ですので、自信がありません。ブロ友のじゅほうさんがカワアイサがたくさん泳いでいたと書いておられたので(カワアイサの群れ)、カワアイサが見られるかと思ったのですが、今日は見当たらず。カワアイサは、国道1号線の町屋橋近くでよく見られます。

Dsc09061c_20241226160201 Dsc07815c_20241226160201  カワアイサを見たあたりから先は、堤防道路が工事中でこれ以上は行けません。ここから日の出橋に戻ります。日の出橋近くにバス停があるのです。

Dsc09651c_20241226160301 Dsc09684c_20241226160301  今日かなりたくさん見たのは、オナガガモ。そうです、非常勤仕事の帰りに、志登茂川で道草してくるときによく見るのが、オナガガモ。オスは75cmもありますし、オスでは尾羽の中央羽2枚が長く、カッコイイのです。英語では、pintailといいますが、それはこの尾から名付けられたもの。

Dsc09733c Dsc08601c_20241226163801  オナガガモは、干潟を歩いているところも見ましたが、よちよちしていてかわいい感じ。さらに、右の写真のようなヘンなカモもいました。マガモとカルガモの雑種、いわゆるマルガモかも知れません。ということで、最初は失敗したかと思ったのですが、しっかりと楽しめました。

Dsc00121c_20241226160201  日の出橋を10時14分に出る桑名駅前行きのバスに乗車。桑名駅前には10時31分着。¥390。こちらは¥20の値上げ。歩いたのは、7.2㎞。年内に、弥富の三ツ又池公園にもプチ遠征に行きたいところ。パンダガモ(ミコアイサ)が来ているか、確認したいのです。

【鳥名について】 pnさんのご教示で、ユリカモメと思ったのは、ズグロカモメでした。ご教示に感謝します。初見、初撮影でした。これで私的鳥図鑑は、+1。合計116種類。

2024年12月25日 (水)

久しぶりにイソヒヨドリのオスに遭遇

Dsc07286c_20241225142001  昨晩の放射冷却で今朝は、0.8℃と冷えましたが、日中は風もなく、気温も10.6℃まで上がり、穏やかな日になっています。今日は、2ヶ月に1度の定例散髪日。8時からいつものS理容院さんで散髪をしてもらい、そのまま9時から散歩へ。春日さん(桑名宗社)、九華公園、貝塚公園、内堀南公園、外堀、内堀公園、京町、寺町と5.8㎞。春日さんから中橋に行こうとしたのですが、工事中で近づけず。

Dsc07605c_20241225142001  今日のハイライトは、こちら。イソヒヨドリのオス。寺町交差点近くのお宅の庭にいるのを見つけました。最近ずっと、イソヒヨドリのメスは見ていたのですが、オスはずいぶん久しぶり。

Dsc07325c_20241225142001 Dsc07414c_20241225142601  さて、9時過ぎから歩いても、野鳥たちはお休みタイムに入っているようで、あまりいません。ただでさえ、このところ、小型の野鳥は少ないので、今日、九華公園で見たのは、ハクセキレイと、ジョウビタキのオス、それぞれ1羽。ヒヨドリやムクドリ以外には、何もいないかと思っていましたから、まあよし。

Dsc07512c_20241225142001  そうそう、九華公園の外周遊歩道の南では、メジロの混群に出会いました。ちょっとふっくらしているように見えます。

Dsc07296c_20241225142001 Dsc07357c_20241225142001  カモは少なく、しかもお休み中の個体が多数派。キンクロハジロは18羽、ハシビロガモが7羽、ヒドリガモは1ペア+オスが1羽。左の写真のキンクロハジロは、休んでいるのですが、この体勢は、保温のためだそうです。

Dsc07474c  ユリカモメも8羽とかなり少なめ。ほかの公園でもヒヨドリくらいしかおらず、散歩はいつもより短い時間で終了。

Dsc07291c_20241225142001 Dsc07294c_20241225142001  春日さんに行ったのは、そろそろ門松が登場しているだろうと思ったからです。毎年、桑名建築組合の方が奉納されます。さすがにプロの手によるもの。見事、立派。

Dsc07277c_20241225142001  ところで、今朝は西の空も晴れて、鈴鹿山脈もよく見えていました。写真は、その中心である御在所岳(標高1,212m)。頂上部分だけの写真にしましたが、桑名駅前に建ったマンションの間から、かろうじて見えているのです。頂上に見える丸いものは、雨雲レーダー。御在所ロープウェイ日本一の「白い鉄塔」も写っているのですが、周りが白いので、目立ちません。

Dsc07280c_20241225142001  藤原岳も、白くなっています。今日は水曜ですが、江戸橋の非常勤の授業は、休み。金曜日の授業が振り替え実施されています。昨日、非常勤先からリマインダー・メールが届き、今日は安心して休みました(微苦笑)。

2024年12月24日 (火)

ユリカモメの飛翔シーンに、カワウの格闘シーン……余談はクリスマス・ケーキ(笑)

Dsc01485c_20241219135101 Dsc05701c_20241224152701  クリスマスイブですが、我が家にはあまり関係ありません。写真は、寺町商店街の花屋さんの店頭に飾ってあった、たぶんクリスマス・リース。重いのか、楕円形になっていました。今日も寒くなっています。散歩に出るときの北の空。例によって、冬の典型的なもので、多度山から雲が流れて来ています。藤原岳は、今日も雪が降っているようでした。7時半から、住吉神社、中橋、九華公園、内堀公園、京町、寺町、常盤町、アピタ桑名店、八間通、堤原と6.6㎞。

Dsc05773c_20241224152801 Dsc05809c_20241224152801  住吉入江には、キンクロハジロのオスと、オオバンが1羽ずついましたが、7時半では日陰で写真は割愛。三の丸水門のところにハクセキレイが2羽。

Dsc05873c Dsc05913c_20241224152801  中橋には、ゴイサギが5羽と、ホシゴイが1羽。しばらく前は、いない日もあったのですが、最近は、毎日いるようになりました。

Dsc06163c_20241224152801  九華公園では、今日も小型の野鳥は少なく、写真が撮れたのは、ハクセキレイ1羽。奥平屋敷跡にて。見たのは、カワセミ、ツグミ、コゲラ。カワセミは、2回見たものの、飛んでいるところと、堀越しの対岸という遠いところで、今日は写真は撮れず。

Dsc05944c_20241224154301  カモ、今日は、キンクロハジロが33羽、ハシビロガモが16羽、ヒドリガモが1ペア+オス1羽。ホシハジロは、今日も来ず。

Dsc06680c_20241224152801 Dsc06612c_20241224154701  ユリカモメは、27羽。散歩&鳥見友達のOさんがパンの耳を持参。カモにエサをやり始めたら、例によって、ユリカモメが乱入。ほとんどユリカモメのエサになります。私は、この機会にユリカモメの飛翔シーンその他を撮影させてもらいました。

Dsc06788c_20241224154701 Dsc06447c_20241224154701  橋の欄干にパンの耳を置いても、ユリカモメは、そこに降りてきて食べていきます。

Dsc06941c  こちらは、ちょうどパンの耳を飲み込もうとしているシーン。この大きさですと、ドバトなどはそのままでは食べられませんが、カモやユリカモメは一口。

Dsc06920c_20241224152801 Dsc06931c  近くにも降りてきましたので、ドアップが撮影し放題でした。いやぁ、Oさんのお陰でしっかり楽しめました。

Dsc06987c_20241224152801 Dsc06993c_20241224152801  吉之丸堀を見ると、ちょっと離れたところで、カワウがなにやら格闘中。かなり大きな魚を捕まえ、何とかくわえて、飲み込もうとしていました。私が見つけるよりも、しばらく前から格闘していたと思われます。

Dsc07006c  ただ、いかんせん大きすぎたようで、じきにあきらめて、リリースしていました。遠くて、魚が何かは不明。近くに別のカワウがいたのですが、それも横取りしようとはせず。

Dsc07211c_20241224152901  内堀公園では、ジョウビタキのオス。昨日、この近くで2羽のジョウビタキのオスを見ましたが、そのうちのどちらかでしょう。

1735001915335c Cozy  ところで、アピタ桑名店へは、100均ショップでファイルを買うために行ったのですが、「アピタに行くなら、コージーコーナーでクリスマス・ケーキを買ってくるように」という指令というか、強い願望が、家内と娘からダブルでありました(微苦笑)。最近、自分でケーキなど買いに行ったことはありませんでしたから、いったいいくらぐらいするのか、見当もつかず。クリスマス用のカットケーキは、右の画像のようにどれもいいお値段。しばらく呆然と眺めていたのですが、気を取り直して、人数分ゲットしてきました。昨日、今日と散財しております(笑)。

241224190026218c  【追記】 買ってきたのは、こちらのカット・ケーキ2種類。それぞれ2個。この年になっても、子どもたちに「どれがいい?」と選ばせている自分に笑えました(爆)。以上、お粗末。

2024年12月23日 (月)

ジョウビタキのオス・デー……三八市で手こね寿司をゲット

Dsc04557c_20241223140901  今朝の最低気温は1.3℃。午前中は風も弱く、おおむね晴れていましたが、午後からは風が出てきました。最高気温は、9.8℃。この時期らしい陽気ということでしょう。今朝も、藤原岳は雪化粧。これまでよりも低いところまで雪が積もっています。

Dsc04555c_20241223140901 Dsc04619c_20241223140901  多度山もてっぺんあたりが少し白くなっていました。左の写真は、我が家の玄関先から見たもの。右は、揖斐川沿いからの写真。今朝も7時半から散歩へ。住吉神社、中橋、九華公園、貝塚公園、内堀公園、京町、寺町と5.7㎞。寺町では、三八市に行ってきました。

Dsc04569c_20241223140901 Dsc04659c_20241223140901  散歩に出てすぐ、住吉ポンプ場のところで、ハクセキレイが1羽。ここから先、しばらく野鳥はおらず。柿安コミュニティパークまで来て、電柱にカワウ。このところ、小型野鳥が少ないため、カワウに目が向いています。堀には、キンクロハジロが2羽。メジロの鳴き声もしていました。

Dsc04697c_20241223140901 Dsc04699c_20241223140901  中橋へ。今日は、ゴイサギとホシゴイが1羽ずつ。いずれも日当たりに止まって、眠っているように見えます。ゴイサギは、本来、夜行性ですから、これも当たり前。

Dsc04867c_20241223141001 Dsc04793c_20241223140901  九華公園でも、ヒヨドリを除いて、野鳥は多くありません。管理事務所近くでカワラヒワ。シジュウカラもいましたが、木の高いところでした。奥平屋敷跡では、ハクセキレイが1羽。このハクセキレイはいつも来ている、足の悪い個体。右の写真でそれがよく分かります。

Dsc05172c Dsc05238c_20241223140801  本丸跡の花菖蒲園のところで、今日は、ジョウビタキのオス。寒くて、まん丸になっています。管理事務所近くのイチョウの木にツグミがいるのが見えました。ツグミは、何羽か九華公園にもいるのですが、まだほとんど地上に降りてきません。

Dsc05494c_20241223141001 Dsc05075c  カモ、今日は、キンクロハジロが38羽、ハシビロガモが15羽、ヒドリガモが1ペア。今日は、このヒドリガモの写真。ホシハジロのオスは、今日はいません。カモの数はこれくらいで、あまり増えません。

Dsc04953c_20241223140901  ユリカモメは、34羽。私がいた間にエサをやる人はなく、大半の時間は、野球場のフェンスで待機。時折、堀に降りてきたりします。

Dsc04772c_20241223140901 Dsc05475c_20241223140801  カワウは、神戸櫓跡の松の木などに15羽ほどいました。左は、旧アヒル小屋のところにいた個体。虹彩が、きれいなエメラルドグリーンをしています。右は、吉之丸堀にいた個体。首から上の白い羽毛は、婚姻色。婚姻色がハッキリするにつれ、虹彩は、グリーンになるそうですから(こちら)、私もまたよく見てみることにします。

Dsc05007c_20241223140901 Dsc05050c  今日は、吉之丸堀にかかる橋の下にオオバンが1羽、来ていました。片足立ちで休んでいるようです。見つけたときはかなり距離がありましたので、近くから撮ろうと思ったら、すでに堀を泳いでいました。近くから撮りたかったのは、あの「弁足」をハッキリ捉えたかったからです。弁足とは、オオバン属やカイツブリ目の鳥類に特徴的な水かき。それぞれの趾(あしゆび)から葉のように弁膜が広がっているのです。

Dsc05568c_20241223140801 Dsc05528c  内堀公園の東西で、それぞれジョウビタキのオスを1羽ずつ見つけました。写真で確認すると、首のあたりの色模様が異なるようですから、別々の個体と思われます。 しばらく前、内堀公園でジョウビタキのオスが2羽いるところを目撃していますから、それらが少し離れたところに居着いたということかと思います。

Dsc05674c_20241223140801  冒頭にも書きましたが、寺町商店街では今日は、三八市が開催されています。欲しいものがあるときに、たまに立ち寄ってきます。先日は、みたらし団子を買ってきましたが(2024年12月13日:カモを上からのアングルで見る)、そういうときに限ります。

241223115017222c 241223115140168c  今日、買いに行ったのは、こちら。「れいちゃんのてこねずし」です。一人前で¥900。「手こね寿司」は各地にあるようですが、三重県では伊勢志摩地方の郷土料理。伊勢志摩地方ご出身の女性が、桑名市多度町古野でテイクアウト専門店を営んでおられ、最近、三八市にも出店されるようになったのです。好評であるのは知っていて、一度食べてみたかったのです。インスタで、今日の三八市に出店するというので、散歩を少し早足ですませ、行って来たという次第。売り切れてはおらず、無事にゲットできました。今日の私の昼食。たっぷりの漬け魚の上に、大葉や生姜・ゴマがのっていて爽やかで、美味しくいただきました。

2024年12月22日 (日)

鎮国守国神社に門松が登場しました

Dsc03899c  最低気温は4.6℃と昨日までよりは冷えませんでしたが、風が強くなっています。朝から5m/s前後の北風。午前中の最高気温は、9.1℃。7時20分から散歩へ。住吉神社、中橋、九華公園、貝塚公園、内堀南公園、外堀、内堀公園、京町、寺町と、5.7㎞。冒頭の写真は、揖斐川の堤防にある住吉神社。正月前後は、社殿、鳥居の正面から朝日が昇ってきます。

Dsc04257c_20241222111201 Dsc04263c_20241222111201  今日のトピックスは、こちら。鎮国守国神社に、早くも門松が登場しました。例年、氏子の方達が手作りしておられます。昨日の午後、正月の準備をするとおっしゃっていました。

Dsc03933c Dsc03943c_20241222111101  七里の渡跡に、オオバンが4羽、コガモのオスが1羽、ヒドリガモが8羽とカルガモが2羽。オオバンも、ヒドリガモも揖斐川に向かっていました。

Dsc03966c_20241222111101 Dsc03977c_20241222111101  コガモは、堤防の壁面についた藻を食べているようです。カルガモは、七里の渡跡から奥の、旧桑名城の堀のところにいました。

Dsc04046c_20241222111101 Dsc04053c_20241222111101  中橋には7時40分に到着。木の東側に大きい倉庫がありますので、まだ日が当たりません。たぶんそのせいでゴイサギたちは、木の中にいます。日が当たってくると、表に出てくるのではないかと思っています。原地では4羽しか見つけられませんでしたが、パソコンでよく見たらもう2羽いて、計7羽。

Dsc04106c  九華公園では、管理事務所の前でジョウビタキのオス。奥平屋敷跡にいたら、東側をカワセミが飛ぶのが見えたものの、どこに行ったかは不明。今日カワセミを見たのは、このときだけ。九華公園にほかにいたのは、ドバト、ヒヨドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラスくらい。

Dsc04167c_20241222111201 Dsc04186c_20241222111201  カワウは、いつものように、旧アヒル小屋のところの杭の上にいます。昨日と同じカワウが、同じところにいるような気がします。手前のカワウは繁殖期のサインが出て、奥のカワウは、今日も口を大きく開けています。これで捕まえた魚を丸呑みにするのですが、あごが外れたのかと思うほど、大きく口を開けています。

Dsc04138c_20241222111101  カモ、今日は、キンクロハジロが44羽、ハシビロガモが15羽、ヒドリガモが1ペア、ホシハジロのオスが1羽と、いつも並。

Dsc04441c_20241222111001 Dsc04504c_20241222111001  先日から、ハシビロガモの嘴部分をクローズアップして捉えようと試みていましたが、今日、ようやく何とか成功しました。ハシビロガモは、水面に嘴をつけて水ごと食物を吸い込み、嘴で食物だけを濾し取り水だけを吐き出して採食するのですが、エサを漉し取るのが、このブラシのような部分。

Dsc04381c_20241222111001  ユリカモメは、6羽のみ。私がいた間にエサをやる人はなし。野球場のフェンスでずっと待機していました。

Dsc04549c_20241222111001  朝から鈴鹿の山には雪雲がかかっていました。左の写真は、散歩から帰ったときに見た藤原岳。中腹よりも低いところまで雪化粧をしています。

Dsc04551c_20241222111001Dsc03997c_20241222111101  こちらは、北アルプスの山と思います。左側の手前は長良川河口堰。右の写真は、岐阜方面の山。山の形で、どの山かを同定する知識はありません。

Dsc04279c_20241222111001 Dsc04297c  紅葉が終わってしまい、花、植物を探したら、鎮国守国神社の裏手にツワブキが咲いていました。さらにその近くにはヤツデの花も。先週で江戸橋での非常勤の授業も年内最後でしたし、市役所の会議も済みましたから、これでフォーマルな予定は、1月8日までありません。あとは、散髪に行ったり、大掃除のまねごとをしたりするくらいです。

2024年12月21日 (土)

冬至の今日は、カワセミとモズ

Dsc02793c_20241221150701  冬至の今日は、晴れ間もありますが、朝から薄雲が広がっている時間が長く、寒く感じます。最低気温は0.9℃、最高気温は9.4℃。今朝も7時半から散歩へ。手が冷たい。住吉神社、中橋、九華公園、貝塚公園、内堀公園、京町、寺町と6.69㎞。

Dsc02938c_20241221150701 Dsc02993c_20241221150701  揖斐川右岸の堤防道路を歩いていたら、船津屋さんの裏手で、イソヒヨドリのメス。それも2羽が、すぐ近くにいました。最近、このあたりから蟠龍櫓、三の丸水門までで、イソヒヨドリのメスをよく見るのですが、謎が解けました。2羽いたからなのでしょう。それにしても、オスはサッパリ見ません。

Dsc03064c_20241221150701 Dsc03092c_20241221150701  七里の渡跡では、カンムリカイツブリが1羽。ほかには、キンクロハジロとオオバンが1羽ずつ。柿安コミュニティパークの堀には、キンクロハジロが3羽。右の写真は、このうちの1羽。

Dsc03139c_20241221150601 Dsc03156c_20241221150601  中橋で、恒例のゴイサギチェック。今日は、ゴイサギが3羽に、ホシゴイが2羽。いずれも隠れ気味で、休憩中。ずっと以前には、まさに「鈴なり」といった感じでゴイサギがいたこともありますが、今シーズンは少なくなっています。

Dsc03473c Dsc03397c  九華公園の奥平屋敷跡では、何とモズと、カワセミが見られました。モズは、ここにある花菖蒲園の周囲の木々を移動しつつ、しばらくとどまっていました。カワセミは、東側の二の丸堀を南から飛んできました。一瞬見失ったのですが、目をこらすと、右の写真のように、堀端の木に止まっていました。

Dsc03514c  朝日丸跡の南側を歩いていたら、イソシギが飛び立って、外周遊歩道の南へ。遠かったので、証拠写真。

Dsc03674c_20241221150501 Dsc03683c_20241221150501  鎮国守国神社から北門、社務所の裏へと歩いているときに、再びモズが出てきたのですが、あいにくと日が陰って上手く撮れず。本丸跡にあるトイレに立ち寄ろうと思ったら、そこにある花菖蒲園にカワセミが再登場。昨日もカワセミがしばらくいたところ。そこへ、ジョウビタキのオスもやってきて、ちょっと距離があったものの、カワセミとジョウビタキのオスのツーショット写真が撮れました。

Dsc03693c_20241221150501  冷えていましたので、ジョウビタキは、ふっくらしています。

Dsc03285c_20241221150601  旧アヒル小屋のところには、今日もまた、カワウが2羽。手前にいるカワウは、繁殖期のサインが出て来ていますから、昨日もここにいたカワウだろうと思います。奥のカワウは、大あくび(笑)。

Dsc03187c_20241221150601  カモは今日は、キンクロハジロが41羽、ハシビロガモが7羽(減ったか?)、ヒドリガモが1ペア、ホシハジロのオスが1羽(左の写真)。カルガモも2羽が来ていました。

Dsc03213c_20241221150601  ハシビロガモは、今日もエサをとるために堀で逆立ち。2羽がシンクロしていておもしろい。先日、逆立ちしていたのもメスでしたから、同じ個体がこの行動をしているように思えます。

Dsc03781c  ユリカモメは、35羽。今日は、私が歩いている間にエサをやる人はなく、堀に浮いていたり、野球場のフェンスで待機していたり。

Dsc03593c_20241221150601  今日は冬至ですので、日の出は6時57分、日の入りは16時45分。昼の長さは、9時間48分ということ。tenki.jpによれば、冬至が本格的な冬のはじまりといいます(こちら)。明日からは昼は少しずつ長くなりますが、寒さはこれからさらに本格化。バードウォッチングも本番(微笑)。インフルエンザがかなり流行しているそうですから、気をつけることにします。写真は、またまた鎮国守国神社のドウダンツツジ。

2024年12月20日 (金)

アオサギとカワセミに恵まれました

Dsc02791c_20241220152301  今朝は0.3℃と今シーズン、もっとも冷えました。風は弱かったのですが、冷たい感じ。最高気温も8.9℃どまりで、いかにも冬らしい気候です。今朝も、いつものように、7時半から散歩へ。毎日、毎日同じことをくり返しているようですが、出会える野鳥はさまざまです。住吉神社、中橋、九華公園、貝塚公園、内堀南公園、外堀、内堀公園、京町、寺町、御坊さんと7.0㎞。

Dsc01529c_20241220152501 Dsc01515c_20241220152501  うっかり通り過ぎるところでしたが、諸戸氏庭園の方が気になってふと見上げたら、主屋の背後にある高木にアオサギがいました。右の写真の手前に写っているのは、その主屋の2階の屋根。鬼瓦が南東の方角に向いて傾いていますが、一説によると、伊勢神宮の方に向かって、いわばお辞儀をしているのだとか。

Dsc01577c_20241220154001 Dsc01620c_20241220154001  住吉入江にはキンクロハジロが1羽いて、身繕い中(左の写真)。七里の渡跡にはオオバンが5羽に、カルガモが3羽(右の写真)。

Dsc01773c_20241220152501  中橋では、ゴイサギチェック。現場では、ゴイサギが4羽にホシゴイが3羽と思ったのですが、帰宅してパソコンでよく見たら、ゴイサギが5羽、ホシゴイが4羽でした。木の奥に隠れるようにいるのです。

 Dsc01935c_20241220152501 九華公園では、奥平屋敷跡にジョウビタキのオスが来たものの、カワセミの鳴き声が聞こえたような気がして、そちらに気をとられていたら、ペケ写真。すぐにいなくなってしまいました。ほかにここに来たのは、ハクセキレイ2羽。

Dsc02163c_20241220152301  何日ぶりかに、辰巳櫓跡の松の木にアオサギ。寝ている途中に顔を上げたところ。何となく不機嫌そうな感じがします。

Dsc02367c Dsc02490c_20241220152401  本丸跡を歩いていて、花菖蒲園を見たら、カワセミがいました。10分以上同じところにいましたので、まるで「カワセミ撮影会」のようでした。

 Dsc02570c_20241220152301 本丸跡では、先日も見かけた右の翼を傷めているハクセキレイも。このあと、ほぼ普通に飛んでいきましたから、飛ぶのには支障がなさそうです。

Dsc01842c_20241220155101 Dsc02081c  カモは、今日は、キンクロハジロが42羽、ハシビロガモが17羽、ヒドリガモが1ペアとオス1羽(右の写真)、ホシハジロのオスが1羽(左の写真)。

Dsc02196c Dsc02246c_20241220152301  先日から、ハシビロガモの嘴にあるブラシ状のところを撮ろうと思っていますが、なかなか上手く行きません。そこからのオマケのような写真ですが、なかなかおもしろい。この写真のオスは、頭部が青くなってきて、オスらしくなっています。

Dsc01970c_20241220152501  ユリカモメは、28羽。今日も飛翔シーンにチャレンジしたのですが、ほとんど失敗作。これもちょっと遠かったのでよくありませんが、ユリカモメが飛びながら、コースを変えようと、ひねりを入れているところ。

Dsc02717c Dsc02730c_20241220152301  このあと、拙宅マンション近くの住吉入江に戻って、オオバン。光の当たり具合がよいと、きれいに撮れ、オオバンの魅力が引き立ちます。その近くには、イソヒヨドリのメス。最近出合うのは、メスばかり。オスはどこに?

Dsc02149c  九華公園では思い出して、モミジをよく見てきました。翼果はもうすべて飛んでいったのだろうか? と思ったのです。残りは少ないものの、探すとまだまだ葉っぱについているものがありました。

Dsc02580c_20241220152301  ドウダンツツジの紅葉は、盛りと思えます。

Dsc02691c Dsc02701c  寺町では、御坊さん(真宗大谷派桑名別院本統寺)にお参りしてきました。我が家は、大谷派ですが、御坊さんでは、今日から報恩講なのです。

241220104012493c  そのついでに寺町商店街にある「くわなまちの駅」で、こちらをゲット。萬金丹です。もともとは、伊勢国度会郡四郷村、すなわち、宇治山田の東方にある朝熊山(あさまやま)の野間屋で製造し、胃腸、解毒、気付け、その他の諸病に効果があるとする丸薬。現在は、伊勢くすり本舗が販売しているのですが、ここくわなまちの駅でも扱っているのです。「歩いて伊勢参り」に行ったときには(2019年12月15日:20191201近鉄ハイキング「お伊勢さん参りハイキング 昔も今もお伊勢参り~旅12日目~【最終日】伊勢街道、旅人気分で一層賑やか古市から念願のお伊勢さんへ」(その3)……猿田彦神社からいよいよ内宮へ、おはらい町で食べ歩いて萬金丹の店により、三重交通Gスポーツの杜伊勢から、月読宮を経て五十鈴川駅にゴール(完))、おはらい町で伊勢くすり本舗の出店に立ち寄って、買ってきたことがあります。ちょっとお腹の調子がよくないなというときに飲むと、落ちつきます。75粒で¥500。余談ですが、「越中富山の反魂丹、鼻くそ丸めて萬金丹」という俗謡があります。反魂丹(はんごんたん)と萬金丹が全国的に知られる伝統薬であることに由来するのですが、反魂丹は行商によって全国に普及した一方で、萬金丹は伊勢路の土産物として広まっています。

2024年12月19日 (木)

カワセミとジョウビタキのみ

Dsc00708c_20241219135201  最低気温が1.6℃と冷えました。日中は、11.3℃まで上がったものの、強風です。最大風速は、8.4m/s。風速1m/sで体感温度は1℃下がるそうですから、この計算で行くと、体感的には2~3℃くらいでしょうか。昨日の授業のQ&Aは、朝早く起きて、散歩前に一通り仕上げました。7時半から散歩。住吉神社、中橋、九華公園、貝塚公園、内堀公園、京町、寺町と6.8㎞。冒頭の写真は、散歩に出たときのもの。多度山の方から雲が伸びているという、冬の典型的な空でした。

Dsc00825c_20241219135201  拙宅マンション前でメジロを見たり、住吉入江にオオバン2羽と、キンクロハジロ1羽がいたりしましたが、これらは上手くは撮れず。七里の渡跡には、珍しく何もいません。柿安コミュニティパークの堀には、キンクロハジロが2羽。日が上がりきらない時間帯ですから、暗いところがおおく、上手く撮れないのです。中橋には、ゴイサギが2羽いたのですが、木の奥に隠れていて、証拠写真。

Dsc00934c_20241219135201 Dsc00951c_20241219135201  九華公園に着いて、北門からすぐの堀端を見たら、カワセミ。割と近いところから見ていたのですが、カワセミには気づかれず。カワセミは繰り返しダイビングして、小魚を捕っていましたので、食事に夢中だったのかもしれません。

Dsc01145c_20241219135201  ところが、九華公園内では、今日は、小型の野鳥はほとんどきませんでした。ハクセキレイ、カワラヒワ、モズ、シジュウカラは見たのですが、チラッとしか姿を見せず、写真が撮れたのはハクセキレイだけ。シカも、証拠写真。

Dsc01132c  カワウは、旧アヒル小屋のところで。手前のカワウの頭部にシルバーの羽毛が出てきています。これは、繁殖期のサイン。もっと広くシルバー色になります。

 Dsc01368c_20241219135201 Dsc01410c_20241219135101 ユリカモメは、今日は52羽。飛翔シーンの撮影練習には、今日もチャレンジしたのですが、今日は、敢えなく全敗。

Dsc01041c_20241219135201 Dsc01016c_20241219135301  カモは、数える途中でエサをやる人がいましたので、かなり不正確ですが、キンクロハジロが35羽、ハシビロガモが17羽、ヒドリガモは1ペア+オス1羽。今日は、ホシハジロはいません。写真は、ハシビロガモ。ハシビロガモは水に潜れませんので、水中にある物を食べようとすると、右の写真のように逆立ちします。

Dsc01449c  内堀公園を出たところで、ジョウビタキのオスに遭遇。今日のバードウォッチングは、以上。ちょっと物足りませんが、やむなし。

Dsc00717c Dsc01491c_20241219135101  今朝は、遠くの山並みがよく見えていました。左の写真は、木曽御嶽山(向かって右手)と乗鞍方面。いずれも白く冠雪しています。右の写真は、名古屋駅方面。背後に見えているのは、中央アルプスの山並み。

Dsc00710c_20241219135201 Dsc00719c_20241219135201  こちらは、北の空。伊勢大橋の向こうにJR、近鉄の鉄橋、東名阪道とあって、ずっと奥に山が二十二見えます。その奥は、岐阜・福井の県境だろうと思います。私は、山の形でどの山なのかは、分かりません。右はもう少し東の方。岐阜方面でしょうか。

Dsc01393c_20241219135101  鎮国守国神社のドウダンツツジ。かなり真っ赤になってきました。午後は、仕事。市役所へ会議に行って来ました。学校における医療的ケアについての会議。個々のお子さんに合ったケアが必要ですが、個別性が大きいので大変です。学校における学習だけでなく、校外学習や、修学旅行への参加となりますと、さらに解決が必要な課題がたくさんあります。

2024年12月18日 (水)

年内最後の授業も終了

241218093130605c  最低気温は4.0℃でしたが、日中は10.0℃までしか上がりませんでした。朝、家を出るときには風はさほどではなかったのですが、近鉄江戸橋駅を降りて非常勤先に向かうときには、かなり強い北風で参りました。今日は、年内最後の江戸橋での非常勤の授業。12回目を無事に終えられました。来年は1月8日スタート。何年か前には、1月4日から授業をしたことがありましたが、正月早々は、さすがに気合いが入りません。

241218102917433c  今日の出席者は、さらに最少記録を更新。出席率は、とうとう60%台半ばとなってしまいました。インフルエンザがかなり流行していて、県内の小中高校では、学校閉鎖に至ったところもあります。体調を崩した学生もいると思われる一方、ここ数回連続して欠席している学生も少なからずあり、心配しています。年明けの授業ではもっとたくさんの学生たちに揃ってもらいたいと思っています。

Dscn6410c  さて、授業後には、恒例のように志登茂川で道草。今日は、四日市港潮汐表で満潮が8時12分、干潮が13時38分というまあまあの条件。と思って、少し期待したのですが、上流側は、左の写真のような様子。

Dscn6412c Dscn6414c  近くにいたのは、ヒドリガモや、コガモが少しだけという残念な結果。

Dscn6416c Dscn6422c  下流側もあまりいません。下流側の堤防にいたのは、オナガガモのオス。ほかのところには、オナガガモのメスや、ホシハジロのオス、メスもいましたが、これらはうまく写真に撮れない位置にいました。

Dscn6425c  対岸には、セグロカモメらしき姿。たいてい、このあたりに1羽います。ほかには、コサギの姿や、イソシギが飛ぶのが見えたりしましたが、持って行ったのは光学20倍ズームのコンデジですので、上手く撮れず。

Dscn6444c  江戸橋駅12時42分の急行名古屋行きで帰宅。帰りは、風も弱く、暖かでした。帰宅して、昼食を摂り、出欠チェックを終え、今日実施した尺度の結果を集計し終えたところ。Q&Aは、これからなのですが、出席票をざっと見たところでは、今日の説明を勘違いしている学生がかなりいて、ガックリ。授業であれほどくどく(懇切丁寧に)話したのに、ということなのです。

241218132531977c 241218132553319c  ところで、先日からときどき話題にしていますが、桑名駅東口にあるペデストリアン・デッキの解体工事が、本格的に始まりました。これらの写真は、桑栄メイトに近いところでの様子。屋根は取り外しておろされ、通路部分の解体が少しずつ進んでいます。これがすべてなくなると、景色がずいぶん変わるでしょう。

2024年12月17日 (火)

ユリカモメの飛翔シーン……年賀状についての追記

Dsc00706c_20241217142601  午前中はよく晴れていたのですが、午後からは雲が出て来ました。日が入ってこないと、リビングも寒いこと。最低気温は3.6℃、最高気温は13.0℃。今朝も、いつも通りに7時半から、住吉神社、中橋、九華公園、貝塚公園、内堀公園、京町、寺町と6.0㎞の散歩。

Dsc09487c  拙宅マンションから出てすぐ、住吉入江にカンムリカイツブリ。実は、この直前、このカンムリカイツブリが、大きな魚をくわえて、飲み込むのに苦労していました。そこへカワウが乱入して、横取りというシーンがあったのですが、カメラが間に合わず。そのあと、カンムリカイツブリはいったん水に潜り、かなり離れたところに浮いてきたところを撮ったもの。私も、「逃がした魚は大きかった」(苦笑)。

Dsc09701c_20241217142801 Dsc09658c_20241217142801  揖斐川には、ヒドリガモやキンクロハジロがいましたが、光の具合が今ひとつでパス。七里の渡跡では、今日も、ヒドリガモたちが堤防の法面に上がって、草を食べていました。その近く、蟠龍櫓のところでは、今日もイソヒヨドリのメス。

Dsc09727c_20241217142801 Dsc09749c  中橋には、今日は、ゴイサギが3羽。過去に、多いときには10数羽~20羽くらいのゴイサギ、ホシゴイが集まっていたこともあります。

Dsc09765c  九華公園についたら、ここにもイソヒヨドリのメス。近くには、ツグミも降りてきていたのですが、さすがに両方は撮影できず。

Dsc09867c_20241217142801 Dsc00001c_20241217142801  奥平屋敷跡では、いつものハクセキレイ。2羽でやってきていたうちの1羽。続いて、 ジョウビタキのオスも登場。

Dsc00105c  さらには、シジュウカラ2羽が、奥平屋敷跡の中を回っていました。ほかには、カワラヒワも数羽が飛来。

Dsc00520c_20241217142601 Dsc00191c_20241217142601  カモ、今日は、キンクロハジロが38羽、ハシビロガモが10羽、ヒドリガモが2ペア、ホシハジロのオスが1羽。先日から、ハシビロガモの嘴にあるブラシを狙っているのですが、なかなかハッキリとは写りません。

Dsc00243c_20241217142701 Dsc00634c_20241217142601  ユリカモメは、34羽。今日も散歩&鳥見友達のOさんがエサをやりましたので、飛翔シーンにチャレンジ。膨大な枚数の中には、それなりに写ったものがありました。カメラの性能に頼るだけでなく、何度も練習をして習熟することが必要なようです。

Dsc00427c_20241217142701 Dsc00307c_20241217142701  奥平屋敷跡と二の丸跡との間にかかる橋から撮影。今日の飛翔シーンの写真には、自分では満足しています(微笑)。

Dsc00653c_20241217142601 Dsc00694c_20241217142601  寺町から拙宅近くの住吉入江まで来たら、メジロとスズメ。いつかも書きましたが、スズメは最近、見る機会が減っています。

Dsc00575c_20241217142601  鎮国守国神社のドウダンツツジ。かなり紅葉が進みましたが、まだ一部に黄色いところが残っています。真っ赤になったところが見てみたいものです。

Dsc09782c_20241217142801  明日は水曜日ですから、江戸橋での非常勤の授業の12回目。年内は、最終です。明日の授業を終えると、新年は授業が3回と、期末試験が1回。写真は、九華公園にて。ぼんぼりがあるのは、何となく昭和の風景のような感じ。

Dsc00582c_20241217142601  追記。今年は、早々に、今日、年賀状を作り、投函してきました。こんなに早くできたのは、かつてないこと。というのも、いろいろと考えた末、来年の年賀状で、「年賀状仕舞い」をすることにしたのです。もちろん、ご縁を切るということではなく、勝手ながら、あくまでも私の方から年賀状を差し上げるのはやめさせていただくということです。これからも引き続き、お付き合いは、お願いしたいとつよく思っています。来年3月で70歳になること、臨床心理士資格も更新せず、臨床活動からは引退したこと、また、江戸橋での非常勤講師の仕事も今年度いっぱいで定年を迎えることが、年賀状仕舞いの理由です。ハガキの料金が値上げされたことも影響がないわけではありませんが……。写真は、九華公園にて。

2024年12月16日 (月)

赤福餅を求めて7.2㎞(笑)

Dsc08018c  寒さは少し和らぎました。最低気温は4.8℃、最高気温は12.0℃。今朝も7時半から散歩へ。住吉神社、中橋、九華公園、内堀公園、京町、常盤町、寿町、桑名駅、八間交差点、参宮町と7.2㎞。桑名駅まで足を延ばしたのは、タイトルにもあるように、赤福餅を買うため。その理由は、のちほど。冒頭の写真は、散歩に出るときに見た藤原岳。ユニークな雲がかかっています。

Dsc08110c_20241216152801 Dsc08098c  このところ、散歩に出ると、拙宅マンション前の住吉入江沿いの桜の木に、シジュウカラや、メジロがよくいます。よく動き回りますから、なかなか写真に撮れないでいましたが、今日は、一応捉えられました。

 

Dsc08206c_20241216152801  揖斐川には、カンムリカイツブリがあちこちに合計4羽。船津屋の裏手あたりの揖斐川には、キンクロハジロの姿もありました。その数7羽。

Dsc08270c_20241216152801 Dsc08323c_20241216152801  七里の渡跡では、まずは、オオバンが2羽。オオバンも、私のお気に入りです。

Dsc08403c_20241216152801 Dsc08328c  ヒドリガモは、18羽が堤防の法面に上がって、草を食べています。キンクロハジロは、メスが1羽。

Dsc08468c_20241216152801 Dsc08452c_20241216152801  中橋では、今日もゴイサギのチェック。いたのは、ゴイサギが4羽に、ホシゴイが1羽。これで3日間連続でいますから、ずっといてくれるのではないかと思います。

Dsc08500c_20241216152801  中橋の近くのお宅では、サザンカにメジロ。イマイチ。光が当たりすぎですし、花も傷んでいます。サザンカの花は、すぐに傷むような気がします。

Dsc08652c_20241216152801 Dsc08704c_20241216152701  九華公園の奥平屋敷跡では、コゲラ2羽と、シジュウカラ2羽。このコゲラをよく見ますと、頭に赤い羽毛が覗いていますので、オス。

Dsc09129c_20241216152701 Dsc08966c_20241216152701  本丸跡では、ハクセキレイ。このハクセキレイ、翼の位置が変ですから、炒めているのだろうと思います。鎮国守国神社の境内でも、サザンカにメジロ。しかし、これも今ひとつ。再チャレンジが必要。

Dsc09185c_20241216152701  カワセミは、12月6日以来(2024年12月6日:まだまだ紅葉も)。野球場のグラウンドの南で見つけ、追いかけたものの、見失ったのですが、インスタ友達の女性が「電線にいますよ」と教えてくださったのです。ただし、撮れたのは、このワンシーンのみ。

Dsc09237c_20241216152701  ジョウビタキのオスは、九華公園の外周遊歩道の南のお宅にて。遊歩道沿いにいたのに、気づかずに近付いてしまい、遠くに逃げられたのです。

Dsc08567c_20241216152701 Dsc08610c_20241216152701  カモ、今日は、キンクロハジロが28羽、ハシビロガモは18羽、ヒドリガモが1ペア、ホシハジロのオスが1羽。左の写真は、ハシビロガモ。ペアかも知れません。目を閉じて休んでいます。右の写真はハシビロガモのメス。嘴にあるブラシが上手く撮れないかと先日から試みているのですが、なかなか上手く行かず。

Dsc09177c  ユリカモメは、14羽。今日は、私がいる間にはエサをくれる人はなく、野球場のフェンスなどで待機。

Dsc09108c_20241216152701  鎮国守国神社のドウダンツツジ、心配しましたが、かなり紅葉してきました。もう1~2日で真っ赤になるかと期待しています。

241216102837154c Akafuku  さて、桑名駅に行ったのは、ベルマート・キオスクで買い物をするためでした。実は、昨日、娘が赤福のほうじ茶のティーバッグをもらってきたのです。赤福のお店で赤福餅を食べるときにいっしょに供されるのが、これと同じほうじ茶。これを見たら、赤福餅が食べたくなってしまったのです(笑)。

Dsc09408c_20241216152701 Dsc09414c_20241216152701  そこで、今日は、九華公園から桑名駅へ。桑名駅のファミマ(西口側)でももちろん、赤福餅は売っていますが、九華公園から行くと、駅の東口側にあるキオスクの方が少し近いのです。

241216102938176c Item_oribako08  赤福餅8個入り、¥900なりを無事にゲット。午後のおやつに、ほうじ茶とともにいただきました。赤福餅は、やはりほうじ茶の方が合う気がします。という次第で、いつもより長い距離の散歩となった次第。写真は、赤福のサイトからお借りしたものがあります。

Dsc09425c_20241216152701  さらに、今日は、これをいただきました。「菰野乃大物」という日本酒です。復活された関取米という米で造ったお酒。こちらに中日新聞の記事があります。これは正月用に取っておかないといけません。

 

2024年12月15日 (日)

20241215コールドムーン

Dsc07998x Dsc07998c_20241215193101  今日12月15日は、満月です。12月の満月は、アメリカの農事暦では「コールドムーン(cold moom)」と呼ばれるそうです(こちら)。いかにもcoldという感じに見えますから、不思議。写真は、19時過ぎに非常階段の踊り場から撮ってきました。雲がかかったり、はずれたりという状況。ソニーDSCーRX10M4を使い、f/8、SS1/125秒、ISO感度250、オートホワイトバランス、600mmズームで撮影しています。三脚は使わず、手持ち撮影。左の写真はトリミングをしましたが、右は同じ写真で、ノートリミング。

Dsc08010c 241215045903131c  広角にして夜景モードで撮ったのがこちら。歪んで写っていますが、歪みの修整はしていません。右の写真は、今朝5時頃、新聞を取りに降りたとき、スマホで撮影。西の空です。肉眼ではまん丸のように見えました。

ハクセキレイも、ジョウビタキも寒くてふっくら

Dsc07982c_20241215145801  いよいよ最低気温が1.1℃とかなり冷えるようになりました。最高気温は、10.6℃。本格的な冬です。寒さには負けず(微苦笑)、今朝も7時半から散歩へ。住吉神社、中橋、九華公園、内堀公園、紺屋町、新築公園、常盤町、老松公園、寺町と5.5㎞。

Dsc06638c_20241215145701 Dsc06678c_20241215145701  住吉水門の内側にオオバンが2羽、揖斐川にはキンクロハジロが6羽。しかし、条件が悪く、写真は撮れていません。七里の渡跡に来て、オオバンが3羽。ヒドリガモが24羽いて、堀から堤防の法面に上がって、草を食べ始めました。

Dsc06757c_20241215145701 Dsc06809c  蟠龍櫓のところには、今日もイソヒヨドリのメス。本当によくこのあたりにいます。オスは、最近はサッパリ見ません。柿安コミュニティパークの電柱には、ユリカモメが1羽、飛来。

Dsc06822c_20241215145701 Dsc06854c_20241215145701  中橋で、ゴイサギのチェック。今日は、ゴイサギが1羽、ホシゴイが2羽。

Dsc07038c_20241215145801 Dsc07154c_20241215145801  九華公園の奥平屋敷跡で、今日は、ハクセキレイが1羽と、ジョウビタキのオス1羽。どちらも寒いので、ふっくらしています。

Dsc07921c_20241215145801 Dsc06916c_20241215145701  本丸跡の花菖蒲園のところで、モズ。一瞬のできごとで、証拠写真。カワウ2羽は、今日もいつもの旧アヒル小屋のところにいます。

Dsc07866c_20241215145801  アオサギは、昨日に続いて登場。辰巳櫓跡の松の木にいます。アオサギが来ていると、気分もいい感じ(微笑)。

Dsc06955c  カモ、今日は、キンクロハジロが49羽、ハシビロガモが17羽、ヒドリガモは1ペア、ホシハジロのオスが1羽(左の写真)。

Dsc06996c_20241215145701 Dsc06969c_20241215145701  ヒドリガモ。左の写真がオス、右の写真がメス。

Dsc07418c_20241215145901 Dsc07423c_20241215145901  ユリカモメは、33羽。散歩&鳥見友達のOさんが、カモにエサをやり始めると、すぐさま察知して、休憩している野球場のフェンスから飛んできます。

Dsc07458c_20241215145901  エサやりシーンをかなりの枚数撮影したのですが、なかなかこれという場面は撮れないものです。こちらは、投げられたパンの耳をユリカモメが空中でキャッチする寸前の写真。

 Dsc07762c_20241215145801 やはり、大人しく止まっているのは撮りやすい(苦笑)。

Dsc07843c  この週末は、パンダガモを見に行くか、町屋川に行くかなど、考えましたが、あまりにも寒くて断念しています。プチ遠征については、仕切り直しです。今週は、水曜日に江戸橋での非常勤の授業。第12回目にして、年内最後。木曜午後は、市役所で会議。来週日曜は、内輪での勉強会の講師をする予定。もう12月も、残りは半月ほど。早いものです。

2024年12月14日 (土)

九華公園にアオサギが戻る

Dsc05730c_20241214141601  弥富までパンダガモが来ているか見に行こうかとも思ったのですが、冷たい北風が数m/sも吹いていて、断念しました。少し早かったのですが、7時からいつものコースの散歩へ。住吉神社、中橋、九華公園、貝塚公園、内堀南公園、外堀、内堀公園、京町、寺町と6.4㎞。冒頭の写真は、出がけに撮った藤原岳。中腹あたりまで雪化粧をしています。多度山にはまだ雪は積もっていません。もっと本格的に寒くなってからです。最低気温は5.5℃、最高気温は11.0℃、最大風速は6.0m/s。

Dsc06360c_20241214141701  Dsc06342c_20241214142201 九華公園にアオサギが戻ってきました。11月21日以来です(2024年11月12日:願い叶ったり……九華公園にホシハジロも登場)。場所は、辰巳櫓跡の松の木。実は、奥平屋敷跡のステージの裏にも、別のアオサギ(色が薄く、若い個体)がいたのですが、不用意に近づいてしまい、逃げられました。

Dsc05810c  さて、散歩の初めから。住吉神社前の揖斐川には、キンクロハジロが8羽。七里の渡跡には、ヒドリガモが23羽(左の写真)。オオバンも3羽。

Dsc05829c_20241214141601 Dsc05882c_20241214141601  柿安コミュニティパークの堀にもオオバン(左の写真)が2羽とコガモのオスが1羽。電柱には、カワウが1羽(右の写真)。

Dsc05897c_20241214141601  九華公園に行く前に中橋に回ってみました。昨日は見つけられませんでしたが、今日は、ゴイサギが3羽、確認できました。

Dsc06156c_20241214141701  九華公園では、今日は、小型の野鳥がほとんどいませんでした。ヒヨドリも少なかったくらい。見たのは、カワラヒワ、ヒヨドリくらい。鳴き声を聞いたのは、コゲラと、ウグイスだけ。カワウは、旧アヒル小屋のところの杭にいました。

Dsc06176c_20241214141701 Dsc06201c_20241214141701  カモは、今日は、キンクロハジロが32羽(左の写真)、ハシビロガモが36羽(右の写真)、ヒドリガモが1ペア+オス1羽、ホシハジロのオスが1羽。

Dsc06393c_20241214141701 Dsc06001c_20241214143301  久しぶりにヒドリガモのバッサバッサを撮ることができました。ユリカモメは、42羽。今日は、私が歩いている間にエサをやる人はなく、ユリカモメも、カモも静かでした。

Dsc06480c_20241214141701  貝塚公園近くで、ハクセキレイが2羽。久しぶりにアオサギを見られましたが、ほかは今ひとつ。

Dsc06235c_20241214141701 Dsc06241c_20241214141701  九華公園ではまだ一部で紅葉が楽しめます。左の写真は、神戸櫓跡の北側にて。ここも櫓があったところと思います。右の写真は、鎮国守国神社の表参道のところ。

Dsc06513c_20241214141701  冬になり、北風が強く吹くようになりましたので、遠望が利きます。こちらは、揖斐川の上流方向。伊勢大橋のはるか北に山並みが見えます。岐阜・福井県境の山かと思います。

Dsc06525c_20241214141701  こちらは、鈴鹿山脈の御在所岳。朝は、雲がかかっていましたので、雪が降ったかと思ったのですが、さほどではなかったようです。

Dsc05743c_20241214141601  六華苑の大イチョウ。朝日が当たって、いい感じでした。明日も寒そうです。最低気温の予想は、1℃。風は今日よりは弱そうですが、 三ツ又池公園や、長良川河口堰、町屋川に行くのは、やめた方がよいかも知れません。

 

2024年12月13日 (金)

カモを上からのアングルで見る

Dsc05721c_20241213152801  10時過ぎから14時頃までは日が当たっていましたが、それ以外の時間帯は曇り。最高気温も10.2℃止まりで、寒い日になっています。しかし、今朝も7時半から散歩へ。住吉神社、九華公園、貝塚公園、内堀公園、歴史を語る公園、中橋、寺町商店街と6.4㎞。

Dsc04457c  拙宅マンション内の小公園でハクセキレイ。ここにはスズメ、ムクドリ、ドバト以外にも、ハクセキレイや、メジロ、ウグイス、シロハラなどがやってくることがあります。住吉入江沿いの桜並木には、メジロがいましたが、上手く撮れず。

Dsc04517c_20241213152901  揖斐川には、カンムリカイツブリが1羽。ほかには水鳥は見当たりませんでした。

Dsc04615c_20241213152901 Dsc04728c_20241213152901  七里の渡跡では、コガモのメスが2羽と、ヒドリガモが3ペア+メス1羽。オオバンもいました。

Dsc04795c_20241213152901 Dsc04927c  三之丸公園では、ジョウビタキのメス。寒いので、ふっくらしています。三之丸水門には、イソヒヨドリのメス。イソヒヨドリもふっくらしている感じ。今日は、スタートからなかなかの鳥果。

Dsc05231c_20241213153001 Dsc05468c_20241213152801  九華公園では、奥平屋敷跡でハクセキレイ。いつものように2羽でやってきます。この写真は、足が悪い方のハクセキレイ。公園内のあちこちにつぐみがいますが、まだ地上には降りてきません。

Dsc05541c_20241213152801  管理事務所の北、筏橋のところでジョウビタキのオス。メジロもいましたが、またもや上手く撮れず。すぐ近くでは、コゲラの鳴き声も聞こえましたが、見つけられませんでした。

Dsc05369c Dsc05390c_20241213153001  カモ、今日は、キンクロハジロが57羽、ハシビロガモが13羽、ヒドリガモは1ペア+オスが2羽、ホシハジロのオスが2羽。今日のカモの写真は、上からのアングルコレクション。左はハシビロガモ、右はそのメス。オスは、上からでも目立ちそうな気がします。

Dsc05432c_20241213153001 Dsc05363c_20241213153001  こちらは、ヒドリガモのオス、右はメス。

Dsc05400c Dsc05445c_20241213152801  ホシハジロのオスも上から撮ってみました。ユリカモメは、少なく、16羽。最近、九華公園にはアオサギが来なくなっています。かなり張り合いがありません。カワセミもここしばらくは、ご無沙汰中。

Dsc05128c Dsc05131c_20241213153001  昨日も紹介しました松の木の幹から生えたモミジ、今日も見てきました。もう少し光の当たり具合が違うバージョンを撮りたかったのに、あいにくの曇り空。これでお茶を濁しておきます(苦笑)。

Dsc05498c_20241213152801 Dsc05509c  九華公園内では、サザンカが咲きそうになって来ました。サザンカが咲くと、メジロが蜜を吸いに来ますので、楽しみです。

Dsc05642c  歴史を語る公園は、旧桑名城の堀に面しています。そこにオオバンが4羽。冬になると、ここにはオオバンがよく来ています。キンクロハジロを見ることもありますし、過去にはカワセミも見ています。中橋には、昨日はゴイサギ、ホシゴイがいましたが、今日は不在でした。

Dsc05691c_20241213152801  拙宅近くまで戻ってきたら、桜にメジロ。これで、出かけたときのリベンジに成功しました。

1734050398500c 241213100109663c  余談。寺町商店街では、今日は三八市が開かれています。四日市のお餅屋さんが出店しておられ、ここのみたらし団子が美味しいのです(というか、我が家の好物なのです)。1本¥120。今日は、娘の強い希望で購入してきました。みたらし団子は、醤油だれに限ります(個人的意見です)。

Dsc05496c_20241213152801  水曜日の授業のQ&Aは、昨日の午後、チェックし修正を完了。昨日の夕方、助手の先生にお送りして、印刷その他をお願いしました。年内の授業は、来週が最後。講義は12月25日までありますが、25日は、金曜日の授業が振り替え実施されるのです。

2024年12月12日 (木)

中橋にゴイサギが戻りました

Dsc03609c_20241212150701  相変わらず寒い日が続きます。今朝は2.8℃、最高気温は11.1℃。朝のうちは風も弱く、揖斐川が珍しく鏡のように静かでした。いつも通り、7時半から散歩へ。住吉神社、九華公園、中橋、貝塚公園、内堀南公園、外堀、入江葭町、吉津屋町、京町、寺町と6.5㎞。

Dsc04204c Dsc04181c  九華公園から中橋に行ったのは、ゴイサギが戻ってきたと、散歩&鳥見友達のOさんからの情報があったから。10年以上前からここに割とよくゴイサギや、その幼鳥である、通称ホシゴイが集まってくるのです。左の写真が、ゴイサギ。右の写真が、ホシゴイ。褐色の体に白斑が散らばっている様子が星に見立てられて名付けられました。

Dsc04262c_20241212150601 Dsc04294c_20241212150601  こちらのゴイサギ、あくびをしたのか? と思えます。ゴイサギが4羽、ホシゴイが3羽、いるのが見えました。ひょっとしたら、奥に隠れているのがいたかもしれません。九華公園の、鎮国守国神社の社務所裏の木にもゴイサギが戻ってきて欲しいところです。

Dsc03661c_20241212150701 Dsc03684c_20241212151601  さて、話を戻して、七里の渡跡でオオバンが3羽。コガモのメスが1羽。今日は、カモはあまりいませんでした。揖斐川には、カンムリカイツブリが3羽ほど、点在。

Dsc03789c_20241212150701 Dsc03820c_20241212150701  柿安コミュニティパークには、イソヒヨドリのメス。堀には、キンクロハジロが1羽と、ここにもオオバンが1羽。

Dsc03918c  Dsc04002c_20241212150701 九華公園では、今日は小型の野鳥はあまり見られず。公園内のあちこちでシジュウカラ2羽。同じシジュウカラが移動していたのでしょう。奥平屋敷跡では、いつものハクセキレイが2羽。ほかには、メジロ、コゲラがいましたが、写真は上手く撮れず。

Dsc03854c Dsc04088c_20241212150601  カモは、キンクロハジロが45羽、ハシビロガモが17羽、ヒドリガモが1ペア。今日は、カルガモとホシハジロは不在。写真はハシビロガモのオス(左の写真)、メス(右の写真)。

Dsc04137c  Dsc03888c_20241212150701 ユリカモメは、14羽。今日は、エサをやる人はなく、野球場のフェンスで待機していました。あまり鳥がいませんので、カワウさんの写真も撮ってきました。

Dsc04359c_20241212150601  貝塚公園では、ヒヨドリくらい。その近くのお宅でジョウビタキのメスが出てきたのですが、一瞬、目をそらしたらいなくなっていました(苦笑)。代わりに出て来たのが、メジロ。

Dsc03828c_20241212150701  以前にも取り上げたことがありますが、九華公園内に松の木にモミジの種が落ちて、幹からモミジが出て来ているものがあります。これが紅葉しないかと待っていました。ようやく見られるようになってきた感じ。ですが、この写真を撮るのは、なかなか難しい。もう少し光が当たった方がよい気がしますので、明日にでももう一度と思っています。

Dsc04439c Dsc04141c  昨日の授業のQ&Aは、散歩から帰って作業を行い、午前中に一通り完成。いつものように、今は寝かせてあります。夕方、チェックして完了の予定。左の写真は、寺町の常信寺にあるヤマボウシ。右の写真は、鎮国守国神社にあるドウダンツツジ。今年は、あまりきれいに紅葉しないかもしれません。

2024年12月11日 (水)

志登茂川にはなかなかのラインナップの野鳥たち

241211093149619c  今朝は冷え込みはやや緩み、最低気温は5.0℃。最高気温は、12.9℃。雲が多い日になりました。江戸橋での非常勤の授業、第11回目を迎えました。出席率は、やや回復して70%台に戻りましたが、履修登録者数が30名あまりですから、1名の増減で70%を越えたり、越えなかったりというのが実態。

241211102358866c  発達心理学、社会心理学に基づいた人間関係論を講じてきましたが、前回からは現代社会におけるコミュニケーションと人間関係という中テーマになっています。ネットコミュニティや、健康増進などと関連づけて人間関係に関わることがらの話をしています。興味がないから欠席が多いとは思いたくありませんが、どうなのでしょう?

241211120334089c  非常勤先のキャンパスにも、こぶりながらイチョウの木があります。ようやくほぼ黄葉したというところ。

241211121759635c  今日も帰り道に、志登茂川で道草。干潮が7時56分、満潮が14時19分(四日市港潮汐表による)ということで、それなりに水鳥がいるのではないかと期待して行ったのですが、川面にはほとんど野鳥はいません。

Dscn6384c  しかし、志登茂川右岸の堤防の下には、たくさんの野鳥が上がって休んでいました。いつものように おぼろタオルの工場脇から堤防に上がったのですが、少し下流側の様子がこれ。中央にダイサギ2羽とコサギが3羽。周辺には、ヒドリガモ、オナガガモ、コガモたち。左下には、イソシギも写っています。

Dscn6392c Dscn6394c  上から覗き込んだら、鳥たちを驚かしてしまい、川に移動したカモもいます。左の写真には、コガモのオス、メスと、オナガガモのメス。右の写真は、ホシハジロのオス。

Dscn6399c Dscn6395c  少し下流側に移動。アオサギが1羽。周囲には、オナガガモのオスの顔のほか、コガモ、奥にもオナガガモが見えています。右の写真には、ヒドリガモ 、コガモが泳いでいるところが写っています。

Dscn6406c  さらに下流、江戸橋に近いところ。この写真にもたくさんのカモ。 オナガガモ、ホシハジロ、コガモ。今日は、なかなかのラインナップでした。何をしに行っているのか?! といわれそうですが、ささやかな楽しみ。

241211133108597c 241211133230046c  帰り、桑名駅を降りたら、東口では、あのペデストリアン・デッキの解体工事が本格化していました。写真に写っている桑栄メイトも来年度には解体工事に入るようなことを聞いています。

241211133312892c  桑名の表玄関ですから、早くきれいに再開発してもらいたいと思います。帰宅後は、いつものように昼食を摂ってから、出欠をチェックし、今日実施した質問紙の結果を集計しています。Q&Aは、これまた例のように、これから着手。

2024年12月10日 (火)

ジョウビタキデーか? ……余談は県民手帳を入手した話

Dsc03570c_20241210152101  今朝も冷えました。最低気温は2.3℃、最高気温は13.0℃。午後になって季節風が吹いてきました。散歩帰りには、木曽御嶽山と乗鞍岳のあたりが冠雪しているのが見えました。その散歩は、7時半から住吉神社、九華公園、貝塚公園、内堀南公園、外堀、入江葭町、吉津屋町、京町、寺町と6.4㎞。

Dsc02446c_20241210152201Dsc02535c 揖斐川にはカンムリカイツブリが見えました。合計3羽。七里の渡跡にも、カンムリカイツブリが入ってきていました。ここに来るのは、珍しいことです。

Dsc02482c_20241210152201Dsc02590c_20241210152201 船津屋さんの裏手でジョウビタキのメス。ちょっとピントが甘い(苦笑)。右の写真は、イソヒヨドリのメス。昔風のいい方をすれば、「バックシャン」か、「見返り美人」(微苦笑)。

Dsc02799c_20241210152201 Dsc02817c_20241210152201  九華公園では、管理事務所の北でコゲラが2羽。花菖蒲園のところでは、シジュウカラのメス。メスなのですが、アタマのあたりを見ると、オッサンのように見えます。

Dsc02934c_20241210152301 Dsc02969c_20241210152301  奥平屋敷跡では、いつものハクセキレイが2羽。最近、またよく来るようになっています。ジョウビタキのオスも来たのですが、あいにく枝かぶりの写真しか撮れず。

Dsc03196c_20241210152301  奥平屋敷跡にもコゲラが2羽やってきました。これはたぶん、管理事務所の北で出会ったコゲラのような気がします。

Dsc03447c_20241210152201  本丸跡、二の丸橋の袂にある柳の木にメジロ。

Dsc03341c_20241210152201 Dsc02662c  カモは、エサをやる人がありましたので、いつも以上に不正確な数と思います。キンクロハジロが49羽、ハシビロガモが28羽、ホシハジロのオスが1羽。今日は、ヒドリガモは見当たりません。カルガモは今日も2羽。

Dsc03277c_20241210152201 Dsc03293c_20241210152201  ハシビロガモのオス、メスが、こんな行動を取っていました。シンクロしながら、首を伸ばしたり、縮めたりしているのです。これは、求愛行動なのかもしれません。

Dsc03042c_20241210152301 Dsc03244c_20241210152201  もう一つ、ハシビロガモの行動。ハシビロガモは、泳ぎながら、これらの写真のように水を吸い込んでいます。シャベルのようなくちばしで水を吸い込み植物プランクトンなどを濾して食べているのです。右の写真で分かるかもしれませんが、嘴にブラシのようなところがあり、ここでプランクトンなどを漉し採ります。

Dsc03459c  ユリカモメは、今日は、30羽。今日もえさやりが始まると、すぐさま参戦し、カモたちを蹴散らして、エサを独占していました。

Dsc03558c_20241210152101  貝塚公園でも、ジョウビタキのメス。近付いてもあまり遠くには逃げず、愛想を振りまいてくれました。

241210160122031c  ところで、午後から、内科の定例受診に行ったついでに書店に立ち寄って、文庫本1冊と、三重県民手帳を買ってきました。 もちろん、手帳でスケジュール管理が必要なほど、予定はありませんが、あれこれメモを書くなどしています。今年の分までは、某出版社から、毎年、能率手帳が送られてきていて、それを使っていました。ずっと以前、そこから出版された本の原稿を書いたことがあったのです。今年は今のところ届きませんので、たぶんもういただけないのだろうと思い、手帳を探していたのです。能率手帳は、¥1,500以上もしますから、これは除外。県民手帳がおもしろそうでしたし、¥1,200と値段も手頃。

241210160155571c 241210160247163c  中身は普通の手帳の部分も多いのですが、来年バージョンには、「三重弁辞書」が載っていて、これが面白そうなのが、県民手帳を選んだ理由の1つ。私は根っからの三重県民ではなく、24歳で就職するために来て以来の県民ですから、三重弁が身についているとはいえません。これで勉強します(微笑)。

 Dsc03571c_20241210152101 明日は、江戸橋での非常勤の授業。第11回。出欠状況が気になります。明朝は、今朝ほどは冷えない見込み。

2024年12月 9日 (月)

藤原岳が冠雪

Dsc01726c_20241209152601  昨日より寒くなりました。最低気温は、いきなり2.6℃。最高気温は、12.℃。いずれも、今シーズン最低。冒頭の写真は、今朝の藤原岳(標高は1,144m)。今シーズン初めて、冠雪しています。昨日から積もっていたようですが、昨日は気づきませんでした。

Dsc01746c_20241209152601  午前中は、玄関ドアの取替工事があって、在宅していました。拙宅マンションも築30年を超え、あちこち改修、交換が必要になってきています。玄関ドアの取替工事は足場を組む必要がありませんし、今なら国の補助金が出るということで、今年度、管理組合で工事実施を決めたのです。ということで、散歩へは12時半から1時間あまり出かけてきました。住吉神社、九華公園、歴史を語る公園、京町、寺町と4.6㎞。この時間帯では野鳥は少なく、散歩友達も歩いてはいません。

Dsc01818c_20241209152601 Dsc01831c_20241209152601  七里の渡跡でオオバン2羽と、キンクロハジロのオス1羽。ここによく来るのは、オオバン、コガモ、ヒドリガモですが、それ以外にキンクロハジロや、オカヨシガモが姿を見せることがあります。

Dsc01893c_20241209152601  さらに堤防の法面には、ヒドリガモが2ペア上がっていました。草を食べていたようです。

Dsc02007c_20241209152601 Dsc01962c  蟠龍櫓の鬼瓦のところにイソヒヨドリのメス。ここに割とよくいます。遠くて、雲がかかっていましたので、証拠写真。蟠龍櫓の近くには、ハクセキレイが2羽。写真はそのうちの1羽。

Dsc02038c_20241209152701  柿安コミュニティパークの堀端には、今日もコガモが上がって休んでいました。その数は、4羽。

Dsc02345c_20241209152701  九華公園で見た小型の野鳥は、ジョウビタキのオス。これも日陰にいましたので、証拠写真。ほかにはスズメ、ヒヨドリ、ムクドリなど。今日は珍しく、カラスがほとんどいませんでした。

Dsc02052c_20241209152701  カワウは、旧アヒル小屋の近くの杭で休んでいました。この杭には、カワウがよく来ます。

Dsc02122c_20241209152701  Dsc02093c_20241209153901 カモ、今日は、キンクロハジロが44羽、ハシビロガモが31羽(左の写真はオス)、ヒドリガモが1ペア、ホシハジロのオスが2羽(右の写真)。今年は、ハシビロガモがたくさん来ています。九華公園の堀が過ごしやすいのでしょうか。カルガモ、今日も2羽が来ていました。

Dsc02249c  ユリカモメは、合計38羽。例年ですと、12月末に近くなると、数が増えます。

Dsc02232c_20241209152701  今週は、水曜日の非常勤の授業のみが予定。いつもの内科へ定例受診に行かないと、常用薬が切れそうです。寒波が2回もやってくるそうですから、気をつけないといけません。紅葉は、鎮国守国神社にて。今年は、散歩コースでは、ドウダンツツジの紅葉がよくありません。残念。

2024年12月 8日 (日)

20241208近鉄ハイキング・JRさわやかウォーキング「ぶらり東海道桑名宿 歴史と和菓子めぐり」へ(一回完結)

Img_7224c_20241208133101  最低気温6.6℃、最高気温12.1℃、最大風速9.4m/s、朝のうちは小雨模様という天候の中、近鉄ハイキングとJRさわやかウォーキングの合同企画「ぶらり東海道桑名宿 歴史と和菓子めぐり」に行って来ました。桑名駅に向かう途中から小雨が降り始め、「しまった、やめておいた方がよかったか」と思ったくらい(苦笑)。雨は天武天皇社を過ぎたあたりで上がって、青空が出て来ました。

Img_7229c_20241208133101  受付が8時半から12時まで、近鉄名古屋線益生駅にて。桑名駅を8時29分に出る普通・白塚行きに乗車。1区間、¥180、8時31分着。こんな天気ですから、参加者は少ないかと思ったのですが、電車が益生駅に着く直前、窓から見たら、かなりの行列。コースマップを受け取り、8時38分にスタート。コースは、益生駅から、天武天皇社、寺町通り商店街、佛眼院、石取会館、桑名宗社(春日神社)、九華公園、本多忠勝像、七里の渡跡、六華苑、浄土寺を経て、桑名駅がゴール。今日、回るところはすでに何度となく歩き、訪ねたことがありますから、参拝、見学などはしていません。それ故、詳細は割愛。いつもの散歩の代わりに、近鉄ハイキングに行って歩いてきたというのが、真実。

Img_7271c_20241208133101  スタートから1㎞あまり、東海道沿いにあるのが、天武天皇社天武天皇を祀る、全国で唯一の神社だそうです。壬申の乱(672年)に大海人皇子(のちの天武天皇)が桑名郡家に駐泊されたことにちなみ、のちに創建されました。元は新屋敷付近にあったのですが、江戸時代に鍋屋町(現在地)に移りました。

Img_7285c_20241208133101 Img_7325c_20241208134901  天武天皇社から寺町商店街に向かう途中、ほとんど東海道を歩きます。吉津屋見附(よつやみつけ)跡には、桝形道路が残っているのですが、参加者の多くは、それを気にせず、枡形の手前で曲がってしまっていました。市内で唯一残る枡形道路(右の写真)。歴史好きからすると、スルーしてしまうのは、もったいないと思います。

Img_7335c_20241208133101  寺町商店街のすぐ東に京町公園。江戸時代には、このあたりは、京町見附跡。「京町門」と「番所」があり、足軽が常勤して警護にあたっていました。門は枡形で、京橋はありませんでしたので、門を出ると堀で行き止まり、コの字形に曲がり吉津屋通りへ出ました。

Img_7339c_20241208133101  寺町商店街。「三八市」で有名。アーケードになっていて、写真は、南側の入口。寺町の名前の通り、桑名御坊(真宗大谷派桑名別院本統寺)など、いくつかのお寺の門前町になっています。ちなみに、今日は、三八市には、行っておりません。

Img_7343c_20241208133101  寺町商店街の東に仏眼院。天台宗の寺院。山号は寳興山(ほうこうざん)。創建については不詳ですが、最澄の創建と伝わり、古くは東方にあったといいます。江戸時代に桑名宗社(春日神社)の神宮寺となっていました。刀工千子村正の菩提寺であったとする説もあります。鐘楼堂の梵鐘は、明治初年まで、桑名の春日神宮寺(仏眼院)にあった北勢地方最古のもの。寛永15(1638)年の銘があります。墓所には、千子宗入禅定門(承応4(1655)年没)の墓や、桑名城の前身・東城の城主であった伊藤武左衛門実房(天正11(1583)年没、桑名東城主初代)・実倫(慶長8(1603)年、同2代)父子の墓があります。また、ここは精義小学校創立の地であり、境内に記念碑が立っています。

Img_7351c_20241208133101  石取会館。国指定重要無形民俗文化財(平成19年)、ユネスコ無形文化遺産(平成28年)である「桑名石取祭の祭車行事」を紹介している施設。もとは四日市銀行桑名支店として大正14(1925)年に建てられたもの。外見は、ギリシャ神殿の柱をまねたもので、当時、銀行建築として流行したスタイル。建物は、平成23(2011)年、国の登録有形文化財になっています。四日市銀行は、旧三重銀行の前身。

Img_7358c_20241208133101  桑名宗社。通称、春日神社。正式には、桑名神社と中臣神社の2社からなっています。式内社。昔から貴族や領主の信仰が篤く、江戸時代には藩主の庇護を受けています。初代藩主・本多忠勝が木造の鳥居を慶長7(1602)年に寄進したのですが、大風で倒れたため、寛文7(1667)年に松平定重が、鋳物師・辻内種次に命じて作らせた青銅の鳥居が立っています。ここの前にあるとらや饅頭が立ち寄り先で、名物とらや饅頭が1個¥180のところ、¥150でしたが、今日は立ち寄らず。春の近鉄ハイキングのときには、みたらし団子を食べています(2024年5月3日:20240503近鉄ハイキング「春の桑名散歩 三八市をたずねて」へ(一回完結))。

Img_7369c_20241208133101  中橋を渡って、九華(きゅうか)公園へ。写真の向かって右にあるのは、分かりにくいのですが、九華公園碑。桑名城の本丸跡と二の丸跡に、昭和3(1928)年、楽翁公一百年記念大祭を期につくられた公園です。楽翁公とは、松平定信のこと。九華公園碑は、陸軍中将・福原銭太郎によります。福原銭太郎は、桑名藩士・福原資英の長男。慶応3(1867)年~昭和13(1938)年。陸軍士官学校卒業、日清、日露戦争に出征。その後、桑名町長、三重県議会議員、長島村長も務めています。昭和3年5月の建立。

Img_7373c_20241208133101  柿安コミュニティパークの入口に立つのが、本多忠勝像。忠勝は徳川四天王の一人に数えられ、慶長6(1601)年、桑名藩主となり、「慶長の町割」といわれる町の大改造を行いました。

Img_7389c_20241208133101 Dsc08926c_20241208145301  その後、柿安料亭本店のところから東海道を少し歩いて、七里の渡跡(県指定史跡)。東海道の江戸からの玄関口。渡し口には、番所、高札場、舟会所があり、付近には本陣、脇本陣、問屋場などが並んでいました。鳥居は、伊勢一の鳥居。ここに初めて鳥居が建てられたのは、江戸時代中頃。伊勢国に入って最初にある伊勢神宮の鳥居であることから、「伊勢一の鳥居」と呼ばれます。近年は、遷宮のたびに伊勢神宮内宮宇治橋北詰(外側)の鳥居が下賜されます。右端に写っているのは、蟠龍櫓(ばんりゅうやぐら)(右の写真、2024年12月6日の撮影)。七里の渡に面して建てられていた蟠龍櫓は、東海道を行き交う人々が必ず目にする桑名のシンボルでした。歌川広重の有名な浮世絵「東海道五十三次」でも、桑名を表すためにこの櫓を象徴的に描いています。「蟠龍(ばんりゅう)」とは、天に昇る前のうずくまった状態の龍のことです。この「蟠龍」をかたどった瓦が置かれたことから蟠龍櫓と呼ばれ、七里の渡しに入ってくる船の監視などの役割を果たしていました。現在の建物は、平成15(2003)年に水門管理所として建てられ、当時の外観を再現しています。

Img_7394c  Img_7398c_20241208133101 七里の渡跡から揖斐川の右岸堤防にあがったところの景色。北を見ています。奥に多度山。その手前が伊勢大橋。右手には長良川河口堰が見えています。六華苑に行く途中に、住吉神社。マイ神社に認定しています(氏神様は、北桑名神社ですが)。桑名は古くから伊勢湾、木曽三川を利用した広域的な舟運の拠点港として「十楽の津」と呼ばれ、木材や米等の集散する自由活発な商業都市として発達してきました。住吉浦は、廻船の舟溜りで、全国から多数の廻船業者が集まっていました。この人たちによって航海の安全を祈り、住吉神社(現大阪市)から勧請して、この住吉神社が建立されました。神社前の石灯篭2基は、江戸時代の材木商達が寄進したものです。このあたりの眺め、私はたいそう気に入っています。

 六華苑Img_7406c_20241208133101六華苑(旧諸戸清六邸)は、山林王として知られた実業家である二代目諸戸清六の新居として明治44(1911) 年に着工、大正2(1913)年に竣工。揖斐・長良川を望む約18,000 ㎡の敷地に、洋館と和館、蔵などの建造物群と池泉回遊式庭園が配置されています。一部の改修と戦災を受けたものの、創建時の姿をほぼそのままにとどめています。中でも洋館は、鹿鳴館やニコライ堂などを手がけ「日本近代建築の父」とも呼ばれたイギリス人建築家ジョサイア・コンドルが設計しており、注目される存在です。

Img_7420c_20241208133101 59fabda1  六華苑からは、桑名七里の渡し公園を通り抜けて、浄土寺に向かいます。桑名七里の渡し公園は、国営木曽三川公園の一部。六華苑、諸戸氏庭園と隣接しており、我が家から徒歩2分くらい。右の写真は、2024年8月8日の撮影。いい公園で、よく手入れされています。もっと年を取ってヨボヨボになったら、ここを散歩しようと思っているのです(笑)。

Img_7432c_20241208133101 7e79c629  浄土寺。山号は袖野山、院号は西岸院。本多忠勝の墓所があります(右の写真、2020年8月17日に撮影)。NHKの大河ドラマが徳川家康だった年には、本多忠勝ファンの方が多数訪れていました。ここには幽霊飴の伝説があり、8月の地蔵盆のときには今でも幽霊飴が売られます。また、桑名最古の墓の1つと考えられる「贄氏目阿弥の墓」もあります(次のリンク先の記事に言及があります。2022年6月7日:強風の1日……美白スズメ2号を見つけ、イソヒヨドリはごちそうにありつき、浄土寺で昨日の講座の実地見学)。

Img_7441c_20241208151501  さて、これで立ち寄り先はコンプリート。ゴールの桑名駅に向かいます。途中、再び三八市が行われている寺町商店街が見えます。こちらは、寺町交差点側で、北側の入口。

Img_7473c_20241208133201  Img_7456c_20241208133201 桑名駅には、10時10分にゴール。JR桑名駅改札口前にゴール受付があり、ここでJRさわやかウォーキングの参加ポイントをいただきました。

Img_7454c_20241208133201 Img_7462c_20241208133201  さらに、コースマップに付された番号で、抽選会。これがあるために途中で勝手に自宅にゴールすることなく、桑名駅まで来たのです。私の番号は191で、残念ながら、ハズレで、賞品は何もなし(苦笑)。参加賞でティッシュペーパーくらいくれたらいいのに。以前からの経験でも、桑名市観光協会は、案外渋ちんのようです。一気に疲れて、トボトボと帰宅。当選していれば、和菓子がいただけたようでしたが、結局、タイトルにあった「和菓子めぐり」とは縁がなし。

241208kintetsuhikingmasuomap Screenshot_20241208103758c  こちらが今日、実際に歩いたルートマップ。今日のコースのほとんどは、毎日の散歩コースあたりか、ときどき行くところ。Google Fitのデータでは、歩いたのは7.85㎞、歩数は14,186。まぁ、これくらいでしょう。日々の散歩に毛が生えたくらいの距離と歩数。

Screenshot_20241208100900c Screenshot_20241208101645c  近鉄ハイキングとしては、今日は、アプリ連動ハイキングで、3ヶ所でチェックインしました。左のスクリーンショットで、上の3つが今日のデジタルスタンプ。右は、JRさわやかウォーキングの参加ポイント。もっとも上が今日のもの。今年、JRさわやかウォーキングに参加したのは、これで5回目。ということで、寒くて小雨にも見舞われましたが、1時間半ほどで、原地では6.4㎞を歩いてきました。

2024年12月 7日 (土)

オオバンの弁足と、ユニークなデザインのドバト

Dsc01722c_20241207142301  天気は良いのですが、散歩の途中から季節風が強くなり、最大風速は6.5m/sになっていて寒く感じます。気温は14.1℃まで上がりました。リビングにいると、陽が奥まで入ってきて暖かいのですがねぇ。今朝は7時15分から、住吉神社、九華公園、貝塚公園、内堀南公園、外堀、内堀公園、京町、寺町と6.7㎞。

Dsc00840c  七里の渡跡にいろいろといました。まずは、オオバンが2羽。弁足が見えるショットを載せました。弁足は、指の各関節の横から膜が広がっています。カモのような水かきに比べると、泳ぎの速度は少し遅い印象があります。

Dsc00866c_20241207142501 Dsc00896c  同じく七里の渡跡にコガモ。オス2羽(右の写真)、メス1羽(左の写真)。ここにコガモのオスが姿を見せたのは、今シーズン初めて。

 Dsc00917c_20241207142501 Dsc00927c_20241207142501 さらにヒドリガモも6ペア。左の写真がメス、右がオス。ヒドリガモは、このあと皆、堤防の法面に上がっていきました。

Dsc00981c_20241207144001 Dsc01015c_20241207142401  柿安コミュニティパークの堀には、キンクロハジロのオスが1羽だけ。電柱&電線には、ユリカモメが12羽。下から見上げて写真を撮ったら、ユリカモメの視線もこちらを向いていました。

Dsc01069c_20241207142401 Dsc01094c_20241207142501  九華公園では、奥平屋敷跡でジョウビタキのオス。吉之丸堀の橋の途中にある東屋の屋根に、ユニークなデザインのドバトがいて、思わず写真を撮ってしまいました。これ、目立ってしまってよくないのではないかという気がします。

Dsc01290c  鎮国守国神社を通って、再び北門の方から社務所裏の堀に出たら、カワセミが飛んできました。ちょっと遠くて、日陰だったのですが、一応カメラには収められました。ちょうど知り合いの女性バーダーさんも来られ、いっしょに見ていました。

Dsc01665c_20241207142301  貝塚公園に向かう途中、九華公園の外周遊歩道の南でカワラヒワが3羽。カワラヒワは、九華公園内のほかのところでも見ましたが、遠くて写真は撮れないでいました。

Dsc01612c_20241207142301 Dsc01105c  カモ、今日は、ホシハジロのオスが1羽、久しぶりにやってきました(左の写真)。キンクロハジロが29羽、ハシビロガモが20羽(右の写真はメス)、ヒドリガモは1ペア+メス1羽。

Dsc01628c_20241207142301 Dsc01637c_20241207142301  カルガモが今日も2羽来ていました。ここに居着いてくれるといいのですが、どうでしょう。ずっと以前は、近所の方がここに放したカルガモが何羽かいたのですが……。

Dsc01521c Dsc01643c_20241207142301  ユリカモメは、45羽。エサをやる人があると、急行してくるのは、相変わらず。カモとエサの奪い合いになるのですが、ユリカモメの方が運動能力がはるかに高いので、勝負になりません。カモは蹴散らされてしまいます。

Dsc01707c  貝塚公園近くのお宅の庭木で、メジロ。貝塚公園でもヒヨドリ、メジロ、カワラヒワがいたのですが、遠くて写真になりませんでした。

Dsc00962c_20241207142501 Dsc00969c_20241207142501  余談。12月2日から揖斐川右岸の堤防(桑名市民プールの東のところから、赤須賀方面にかけて)でかさ上げ工事が始まりました。アスファルトをめくっています。

Dsc00976c_20241207142501  ここは散歩する人がかなりありますが、高水敷に降りる階段があり、そちらは通行できるようになっています。

Dsc01113c_20241207142401  散歩コースでは紅葉はピークを過ぎつつありますが、場所を選べば、まだ見られます。こちらは、鎮国守国神社の「なんちゃって紅葉」のあたり。

Dsc01119c_20241207142401  明日は、昨日の記事にも書きましたが(2024年12月 6日:まだまだ紅葉も)、地元桑名で近鉄ハイキング(JRさわやかウォーキングと共催)がありますから(ぶらり東海道桑名宿 歴史と和菓子めぐり)、そちらに行こうかと思っています。いつもの散歩コースとかなり重なっているコースですが、たまには近鉄ハイキングにもということと、アプリ連動ハイキングですから、チェックポイントでデジタルスタンプがもらえるのです。

2024年12月 6日 (金)

まだまだ紅葉も

Dsc00760c_20241206154601  天気予報の通り、少しずつ寒くなってきました。最低気温は6.0℃、最高気温は15.2℃でしたが、季節風が最大6.5m/sとかなり強く吹いています。空を見ても、冬の空です。冒頭の写真は、散歩から帰った9時半頃の北の空。その散歩は、7時半から住吉神社、九華公園、貝塚公園、内堀南公園、外堀、入江葭町、吉津屋町、京町、寺町と5.8㎞。今日は、10時からエレベーター点検が予定されていましたので、少々急ぎ足の散歩でした。

Dsc08786c_20241206154101  Dsc08769c_20241206154101 揖斐川にはカンムリカイツブリに、キンクロハジロらしきカモが、それぞれ1羽。七里の渡跡には、オオバンが8羽。左の写真は、そのうちの1羽。 さらに、コガモのメスだけが3羽。

 Dsc08931c_20241206154201 七里の渡跡を歩いていたら、ヒドリガモの鳴き声が聞こえてきました。最初はどこにいるのか分からなかったのですが、探したところ、蟠龍櫓近くの堤防の法面に上がって草を食べていました。その数、21羽。この光景は、春先によく見ますが、今の時期には珍しい。

Dsc08860c  ヒドリガモを撮影していたら、揖斐川の上空を猛禽類が通過。トビと思われます。高水敷の上を飛んでいました。

Dsc08978c_20241206154201  柿安コミュニティパークの堀端には、今日もコガモが上がっていました。ここでもメスだけ、2羽。

Dsc09013c_20241206154201 Dsc09049c_20241206154201  同じく、コミュニティパークに珍しくダイサギ。さらに、電柱&電線には、ユリカモメが10羽。

Dsc09174c_20241206154201 Dsc09359c_20241206154201  九華公園では、相撲場の近くでコゲラが2羽。その後、奥平屋敷跡でもコゲラが2羽。同じ個体たちかも知れません。

Dsc09647c_20241206154301  Dsc00342c_20241206154401 朝日丸跡では、シジュウカラが2羽。よく動いてなかなか撮れませんし、ちょうど日が陰ってしまい、こんな写真。本丸跡から、九華橋に行ったところで、相撲場の方の木にツグミが1羽。遠くて、証拠写真。

Dsc00427c_20241206154401  今日は、カワセミは見られないかと思って、本丸跡の花菖蒲園の脇を歩いていたら、菖蒲園の杭にいました。が、カメラを構えたら飛び去ってしまいます。飛んだのは、野球場の南方面。追いかけたら、ソメイヨシノの木に止まっているのを発見。さらに、近くをもう1羽が飛んでいるのも見えました。今日も、カワセミは2羽。

Dsc00452c_20241206154501  九華公園の外周遊歩道の東で、ジョウビタキのオス。これまた、日陰で、証拠写真(苦笑)。

Dsc09254c_20241206154201 Dsc00326c_20241206154401  カモ、今日は、キンクロハジロが32羽(左の写真はオス)、ハシビロガモが19羽(右の写真はオス)、ヒドリガモは2ペアで、合計55羽。ほかにカルガモが2羽やってきていました。

Dsc00233c_20241206154401 Dsc00223c_20241206154401  ユリカモメは、55羽。ほとんどは、野球場のフェンスで待機していますが、エサをやり始めると、そこに急行。大変な騒ぎになります。カモが先に集まり始めて、気づくようで、すぐにやってきます。

Dsc00005c_20241206154401 Dsc09939c_20241206154401  エサを求めてのユリカモメの乱舞シーンも撮ったのですが、これがなかなか難しい。日が陰っていましたので、暗い写真で余計によくありません。

Dsc00239c_20241206154401  ワンパターンから抜けようと思うのですが、アタマが固いので、なかなかうまくは行かず(苦笑)。ドアップを撮ってみました。

Dsc00480c  寒くなりますと、九華公園にはカワウが集まってきます。集団で堀に降りて、漁をしているところもよく見ます。時折、このようなシーンも見られます。集団の中の1羽がエサとなる魚を捕って上がってきますと、ほかのカワウが必ずといってよいほど、横取りしようとするのです。今日も2回ほど、そうした場面に遭遇しています。この写真の争奪戦、結局は、魚を捕ってきた、向かって左のカワウが逃げ切り、魚を丸呑みしていました。

Dsc00674c Dsc00723c_20241206154601  貝塚公園では、ヒヨドリ、メジロ、カワラヒワを見たくらい。住吉入江まで戻ってきましたら、メジロ。入り江沿いによくいます。ジョウビタキを見ることもあります。さらに、昨日、カンムリカイツブリがいたあたりには、オオバンが1羽。ちょうど保育園の子どもたちが先生と散歩に来ていて、これを見つけ、「カモだ」「アヒルだよ」といいあっていました。

Dsc00611c_20241206154601 Dsc00644c_20241206154601  帰り道、寺町では常信寺に立ち寄ってきました。先日の歴史講座で話題になりましたので、お寺の写真を撮ろうと思ったのです。まだまだ紅葉がきれいでした。右の写真で、向かって右はヤマボウシ。逆光の位置から撮ってみました。

Dsc08660c_20241206154101  諸戸氏庭園の紅葉も、散歩に出る頃はかなりきれいに見えます。陽の当たり方が重要と思われます。

Dsc08687c_20241206154101  オマケ。ブロ友の方がやっておられるた写真のモノマネ。住吉神社の前で多度山の方を撮った写真ですが、「足長ジジイ」が写り込んでいます(微苦笑)。

Dsc00646c  明日から近鉄ハイキングで「酒蔵みてある記」シリーズが始まります(酒蔵みてある記 青木酒造「米宗」)。酒蔵みてある記は、人気の企画で、私も気に入っています。青木酒造さんへは2回訪ねていますから(2022年12月10日:20221210近鉄ハイキング「青木酒造の銘酒『米宗』を訪ねて(酒蔵みてある記)」(1回完結)、2018年12月9日:20181209近鉄ハイキング「酒蔵みてある記 青木酒造の銘酒「米宗」をたずねて」へ(予告編)……いよいよ「酒蔵みてある記」の季節到来)、明日はまぁいいかと思っています。12月8日(日)には、桑名で近鉄ハイキング(JRさわやかウォーキングと共催)があり(ぶらり東海道桑名宿 歴史と和菓子めぐり)、これに参加しようかと思っています。近鉄名古屋線益生駅から、天武天皇社、寺町通り商店街、佛眼院、石取会館、桑名宗社(春日神社)、九華公園、本多忠勝像、七里の渡跡、六華苑、浄土寺と回って、桑名駅までと、ほとんど私の普段の散歩コース。地図なしでも歩けます(笑)。この紅葉の写真も常信寺にて。

2024年12月 5日 (木)

住吉入江にカンムリカイツブリ

Dsc08652c_20241205151901  最低気温は6.5℃と冷えましたが、最高気温は16.4℃まで上がりました。真冬並みの傍観をして散歩に行きましたら、汗をかいてしまいました(苦笑)。季節風はさほどでもなかったのです。7時半から、住吉神社、九華公園、貝塚公園、内堀公園、京町、寺町と63㎞。九華公園をウロウロしましたので、距離が伸びています。

Dsc07324c_20241205151901  住吉神社の前の揖斐川でオカヨシガモ。これはオスですが、メスもいました。最近、赤須賀漁港あたりから、ここ住吉神社前のところで見られます。3ペアくらいが滞在しているようです。ほかに揖斐川には、ヒドリガモが数羽と、あちこちに分散していますが、キンクロハジロが合計で60羽ほどいました。

Dsc07447c  七里の渡跡には、今日は何もいませんでした。柿安コミュニティパークの堀端には、コガモが5羽上陸して休んでいました。堀には、オオバンもいたのですが、曇っていて上手く撮れず。

Dsc07794c_20241205152001  九華公園では、若い男性のバーダーサンに遭遇。昨日も来ておられたようです。 鎮国守国神社の社務所裏の堀で、カワセミが飛ぶのが見えたのですが、行方不明に。その後、管理事務所南にある花菖蒲園のところにいるのを発見。このあと、今日は、カワセミが2羽、飛ぶのも見られました。2羽同時に出てきたのは、久しぶり。

Dsc07894c  続いて、カワセミの近くには、ジョウビタキのオスが登場。今日はいいぞと思ったのですが、小型野鳥はこれくらいでオシマイ(苦笑)。ほかには、シジュウカラを見たのみ。ヒヨドリ、ドバト、ムクドリなどは、数に入りませんから。

Dsc07620c Dsc08064c_20241205151901  カモは、今日は、キンクロハジロが33羽、ハシビロガモが24羽、ヒドリガモはペア+オス1羽。ホシハジロはその後やってこなくなりました。

Dsc07978c  さらに、カルガモも2羽。

Dsc08415c_20241205151901 Dsc08090c_20241205151901  ユリカモメは、合計59羽。今日は、あちこちでエサをやる人があって、大騒ぎで、飛び回っていました。飛翔シーンにもチャレンジしたのですが、敢えなく惨敗。

Dsc08516c  このあとの公園ではこれという鳥はおらず。拙宅前の住吉入江まで戻ってきたら、カンムリカイツブリが1羽。冬の渡り鳥で、このあたりでは揖斐川や、長良川河口堰によくいますが、ここにもときどきやって来ます。

Dsc07921c_20241205152001 Dsc08043c  紅葉がまだまだ見られます。というか、今の方がきれいになった気がします。冒頭の写真にある諸戸氏庭園の紅葉も、今の方が鮮やか。この2枚は、九華公園の二の丸跡(左の写真)と、鎮国守国神社のシダレモミジ(右の写真)。

Dsc08025c_20241205152001  昨日の授業のQ&Aは、朝早く起きて、仕上げました。散歩から帰ってチェック&修正を行い、完成。あとは助手の先生にメールで送って、印刷などをお願いします。昨日の授業は、ネット社会の人間関係で、学生たちの質問、感想も難しいものはとくにありませんでした。写真は、鎮国守国神社の境内にある「なんちゃって紅葉」。これほどきれいになったのは、珍しい気がします。ただ、紅葉は、朝のうち、たぶん10時くらいまでがきれいに見えると思います。陽の当たり方によるのでしょう。

 

2024年12月 4日 (水)

非常勤先にクリスマスツリー登場

241204093116185c  気温は、最高16.9℃と上がったのですが、北西の季節風が最大で7.3m/sと強く、体感的には寒くなってきました。今日から週末にかけて、次第に本格的な寒さに向かうという予報です。今日は、江戸橋での非常勤の授業の第10回目。講義は全15回ですから、今日でその2/3を終えます。

241204095249967c  最近の欠席者が多い傾向は、今日も続いていて、先週に引き続いて、出席率は70%未満でした。Q&Aでも、Google Classroomのストリームでも注意を促していますが、改善は見られません。学生は皆18歳以上ですから、大人扱いをして、これ以上はいわないことにします。授業に出ている学生たちは、出席票に書かれた内容を見る限り、きちんと聞いています。

241204101643511c  非常勤先の、12月恒例の行事。校舎棟1階のロビーに大きなクリスマスツリーが登場しました。後期にも授業に行き始めた当初は、驚いたのですが、聞くところによれば、事務局長をしていらした方が退職に当たって、ご自宅にあったものを寄附なさったとか。今では、私もこのクリスマスツリーを見るのを楽しみにしています。

 Dscn6362c Dscn6364c さて、どうしようか迷ったのですが、帰りにはまたもや志登茂川で道草。迷ったというのは、四日市港潮汐表では、満潮が8時7分、干潮が13時34分となっていたのです。ちょっと中途半端かと思った次第。迷ったのがよくなかったのか、いつものおぼろタオルの工場脇あたりには、水鳥はいませんでした。

Dscn6367c Dscn6373c  ちょっと遠いところにパラパラと見えたくらい。左の写真は上流側。ここに写っているのは、オカヨシガモのようです。右は、下流側。中央下に見えるのは、オナガガモ。いずれも肉眼ではよく分かりませんでした。それ故、早々に撤収。江戸橋駅12時19分発の名古屋行き急行で帰宅。

241204130909440c 241204130937430c  こちらは桑名駅東口。駅が改修されるまでは、バス乗り場などへ渡るペデストリアン・デッキがあったのですが、ほとんど撤収されています。今回は、残った部分も完全に撤去する工事が始まっています。これが撤去され、残っている桑栄メイト(写真に写っているビル。2020年7月30日:桑栄メイト、新旧桑名駅、桑名駅あたりの繁華街を訪ねる(その1)……新旧桑名駅、桑栄メイト)の問題が決着すると、桑名駅東口ロータリーも、いよいよ本格的に改修されるはずです。

241204095230684c  帰宅後は、昼食を摂り、出欠確認をして、小休止をしたところ。Q&Aは、いつものように、これから着手予定。最近は、90分の授業をしてくると、それなりに疲れるようになり、小休止が必須となり、我ながら笑えます。

2024年12月 3日 (火)

ジョウビタキにモズ、コゲラ

Dsc07257c  今日も好天で、最高気温は、何と17.3℃。風も弱く、散歩に行って帰ってきたら、汗をかいていたくらい。とても師走とは思えません。その散歩は、7時半から住吉神社、九華公園、貝塚公園、内堀南公園、外堀、入江葭町、吉津屋町、寺町で常信寺と回って、6.8㎞。

Dsc06039c_20241203151501  住吉神社前の揖斐川でカンムリカイツブリ。揖斐長良川の中州近くには、キンクロハジロが20羽以上見えました。ユリカモメも何羽か、揖斐川の上を飛んでいます。

Dsc06140c_20241203151401 Dsc06190c  七里の渡跡では、オオバンが3羽。堤防の上には、ヒドリガモのペアが上がって休んでいました。このあと、柿安コミュニティパークの堀には、オオバンが1羽。

Dsc06230c Dsc06335c_20241203151401  九華公園では、相撲場の近くでジョウビタキのオス。高いところにいましたし、ふっくらしていますので、こんな写真で、本当はあまりよくありません。奥平屋敷跡には、今日もハクセキレイが2羽。

Dsc06414c_20241203151401 Dsc06710c  さらに今日は、奥平屋敷跡にモズが来ました。ただし、イチョウの木のてっぺんで、これまたイマイチ。奥平屋敷跡ではさらにラッキーが続きました。コゲラも2羽、登場。

Dsc06984c_20241203151401  公園内を半周して、九華橋のところに来たら、相撲場の近くにアオサギがいるのが見えました。九華公園では、久しぶりです。急いで行って、カメラを構えた途端に逃げられてしまい、こんな写真。

Dsc06930c_20241203151401  アオサギを見つける直前、双眼鏡で鳥を探していたら、見つけました。こんな明るい、木の高いところに出てくるのかという気がしますが、ビンズイのようです。

Dsc06876c_20241203151401 Dsc06370c_20241203151401  カモ、今日は、キンクロハジロが30羽(左の写真)、ハシビロガモが24羽、ヒドリガモが3ペア(右の写真)。

Dsc06863c_20241203151401  ユリカモメは、39羽。今日は、これというシーンは撮れませんでした。カワセミが飛ぶのを3回見たものの、これまた写真は撮れず。

Dsc06905c_20241203151401  傷ついたユリカモメは、今日もまた、奥平屋敷跡に姿を現しました。あまり活発には動きません。ネコに狙われないか、心配になります。

Dsc07128c_20241203151401  貝塚公園で、柿にメジロがたかっていたのですが、逆光の位置からしか撮れず、「柿ジロウ」とは行かず、残念。「柿ジロウ」を、先日から狙っていたのですがねぇ。

Dsc07235c_20241203151401  貝塚公園では、この木も紅葉。何の木なのか、私にはよく分かりません。ハナノキ(ハナカエデ)なのかと思うのですが、自信がありません。以前から、この木の紅葉もきれいだなと思っていたのです。

Dsc07247c_20241203151401  常信寺に行ったのは、ヤマボウシが紅葉しているかを思ったからです。木全体が一様に紅葉しているのではなく、紅葉が進んだところと、まだのところが入り混じっている感じでした。

Dsc06317c_20241203151401  明日は、江戸橋での非常勤の授業。10回目。このところ欠席者が多いので、気になっています。

2024年12月 2日 (月)

カワセミに大接近、ユリカモメのお尻5連発写真も……午後は、市民大学郷土史学科の最終回へ

Dsc06023c_20241202115901  今日も好天でよく晴れ、風も弱く、12月とは思えない陽気。最高気温は、16.6℃でした。7時半から散歩へ。住吉神社、九華公園、内堀公園、京町、寺町と4.3㎞。午後は、くわな市民大学郷土史学科の講座がありましたので、短時間&短距離。

Dsc04708c_20241202120101 Dsc04757c_20241202120101  拙宅マンションから出てすぐ、住吉入江の桜の木にメジロたち。続いて、桑名七里の渡し公園では、イソヒヨドリのメス。どちらも、写真はちょっと今ひとつ。

Dsc04832c_20241202120101  住吉神社の前から、揖斐川を眺めたら、長良川との中州のあたりにカモが見えました。肉眼や、双眼鏡では分からなかったのですが、マガモとオカヨシガモらしき姿が写っていました。超証拠写真ですが、観察記録として。

Dsc04900c_20241202120101 Dsc04950c_20241202120101  七里の渡跡から揖斐川には、カンムリカイツブリが2羽。その七里の渡跡には、ヒドリガモが8羽。これらの写真も今ひとつですが……

Dsc05007c Dsc05031c_20241202120001  三之丸公園からツグミの鳴き声が聞こえてきました。探してみたら、桜の木に4羽。ツグミは、まだ地上に降りているところは見ていません。蟠龍櫓には、イソヒヨドリのメス。

Dsc05286c_20241202120001 Dsc05411c_20241202120001  九華公園では、まず奥平屋敷跡でハクセキレイ。奥平屋敷跡は、以前は、ジョウビタキ、モズなどの小型の野鳥がよく来たのですが、最近は、ヒヨドリ、ドバト、カラスくらいしか来ません。ハクセキレイも一時は珍しかったくらい。奥平屋敷跡から二の丸跡へ行こうとしたら、橋の近くにジョウビタキのオス。

Dsc05724c_20241202120001 Dsc05923c  グラウンドの南の堀端では、カワセミに遭遇。5m以内まで接近して撮れました(微笑)。九華公園の外周遊歩道の南でも、ジョウビタキのオス。今日は、なかなかの成果です。

Dsc05942c Dsc05939c_20241202120001  カモ、今日はキンクロハジロが31羽、ハシビロガモが26羽。今年はハシビロガモがたくさん来ています。ヒドリガモは2ペア。写真は、左がヒドリガモのオス、右がそのメス。

Dsc05183c_20241202120001  今日は、ハシビロガモで珍しい光景が見られました。1羽だけでしたが、二の丸跡に上陸していたのです。上陸して、羽繕いをしていたり、多少歩いたりしていました。キンクロハジロが上陸するのは、過去に何度か見ましたが、ハシビロガモが戸のように上陸するのは、見たことがありません。石の上に乗っているのは見たことがありますが。

Dsc05605c_20241202120001 Dsc05545c_20241202120001  吉之丸堀には、カルガモ2羽と、オオバンが1羽。カルガモは、通年でたまに姿を見せます。以前は、常駐しているカルガモもいました。オオバンは、散歩コースの七里の渡跡、住吉入江、歴史を語る公園の堀などに来ますが、九華公園にもまれにやってきます。

Dsc05668c Dsc05675c_20241202120001  ユリカモメは、42羽。今日になってやっと、お尻5連発の写真が撮れました(微笑)。

Dsc05053c_20241202120001  ユリカモメがときどきエノキの実をついばんでいるところを見ていましたが、今日は、決定的瞬間をキャッチできました。ユリカモメがエノキに降りて、まさにその実をくわえようとしています。

Dsc05213c_20241202120001  あの傷ついたユリカモメは、今日は、奥平屋敷跡にいました。飛ぶことはできますが、水には入らないようです。水に浸かると、傷が痛むのか、しみるのか、どちらかかと思います。

Dsc05992c_20241202115901  住吉入江に戻ってきたら、ここでもメジロ。ジョウビタキのオスも見かけたのですが、撮影はできず。

241202125201573c Shuryosho  午後からは、くわな市民大学郷土史学科の講座へ。今日が第7回で、今年度の最終回でした。今年度も皆出席でしたので、修了証をいただいてきました。今日も、講師の先生はたくさんの資料を用意してくださいました。また、例によって、自分で調べて、勝手にまとめを作る予定です。

 

2024年12月 1日 (日)

ユリカモメの乱舞シーン……「ご近所イチョウ巡りツアー」は御坊さんの大イチョウで「完」

Dsc04676c_20241201140601  12月に入りました。いよいよ、本当に今年も残すところ、あと1ヶ月となりました。今日も好天に恵まれ、朝は寒かったものの、日中の最高気温は15.2℃。風は弱く、暖かい日になっています。今朝は、7時20分から散歩へ。いつもの散歩にプラスして、昨日の「ご近所イチョウ巡りツアー」の残り、御坊さんの大イチョウを見てきました。さらに、柿安シティホールで開催されている「桑名市民芸術文化祭」の「社会文化部門展」にも行って来ました。ということで、コースは、住吉神社、九華公園、内堀公園、職人町、新築公園、シティホール、常盤町、寺町、御坊さん(真宗大谷派桑名別院本統寺)と6.2㎞。

Dsc03421c Dsc03486c_20241201140301  揖斐川の住吉水門近くには、ヒドリガモが7羽ほど浮いているのが見えました。七里の渡跡には、今日は何もいませんでしたが、蟠龍櫓の近くでイソヒヨドリのメス。向こうも、私もすぐ近くに行くまで気づかず。柿安コミュニティパークの西にある堀には、コガモのオスが2羽。コガモのオスは、今シーズン初見。オオバンもいたのですが、コガモを撮っているうちに姿が見えなくなりました。

Dsc03797c_20241201140401 Dsc03821c  九華公園では今日も小型の野鳥は少なかったのですが、奥平屋敷跡ではいつものように、ハクセキレイが2羽。秋の初めにはほとんど来なかったのですが、最近は、毎日のように見られます。

Dsc03713c_20241201140301 Dsc04434c  本丸跡では、モズのオス。九華公園では、久しぶりにモズを見ました。さらに、九華公園の外周遊歩道の東で、ジョウビタキのメス。ただ、こんなスタイルで、ジョウビタキのイメージからはちょっとはずれるかも知れません。

Dsc03622c_20241201140301 Dsc03775c  カモは、キンクロハジロが30羽、ハシビロガモが24羽、ヒドリガモは2ペア。ホシハジロは、このところまったく来なくなりました。

Dsc03742c_20241201140301  カワウは相変わらずたくさん集まっています。神戸櫓跡の松の木に13羽、野球場の照明灯にも数羽。こちらは、旧アヒル小屋近くの杭の上にいたカワウ。

Dsc03855c_20241201140401  Dsc04094c_20241201140401 ユリカモメは、数えた限りでは、52羽。散歩&鳥見友達のOさんが、持ってこられたパン屑を巻いたら、ご覧のように大騒ぎになりました。

Dsc04118c_20241201140501 Dsc04122c_20241201140501  例の「下手な鉄砲も数打ちゃ当たる」方式で、連写しました。歩留まりはかなり低い数字ですが、それなりに見られる写真も写っていました(微笑)。

Dsc03672c_20241201140301  昨日見つけた、ケガをしたユリカモメ、今日は、吉之丸堀にかかる端にある東屋の上で安静中。昨日は、グラウンドにいましたし、今日も、このあと移動していましたので、飛べない状態ではありません。

Dsc04561c_20241201140501 Dsc04622c_20241201140501  内堀公園では、モズもいたのですが、写真を撮るのには失敗。代わりにジョウビタキのオスが出て来ましたし、ちょっと離れた電線には、カワラヒワ。11月中旬、ここにはジョウビタキのオスが2羽いたのですが、その後しらばくは姿を見ていませんでした。新築公園は、去年まではジョウビタキのオスをときどき見たのですが、今シーズンはまだ。

Dsc04639c_20241201140501 241201092405112c  柿安シティホール。冒頭に書きましたように、ここの展示室で桑名市民芸術文化祭社会文化部門展が、昨日、今日と開かれているのです。「日本文化探訪」「平成16年新桑名市誕生から20年」「彫刻師木澤忠兵衛と石取祭車」などの展示があり、また、今日は、「桑名の千羽鶴」と「創作連鶴」の体験ができるワークショップも行われていました。私は、展示を見たくて行って来たという次第。毎回、展示についてまとめた資料もいただけますので、それも楽しみでした。

Dsc04663c_20241201140601  昨日の「ご近所イチョウ巡りツアー」のやり残しが、こちら、御坊さん(真宗大谷派桑名別院本統寺)の大イチョウ。境内の同朋会館の南、墓地への入口にあります。これも、我が家のベランダから上の方がよく見えています。これにて、今年の「ご近所イチョウ巡りツアー」もめでたくコンプリート。

Dsc03648c_20241201140301  12月の最初の週である今週は、明日・月曜の午後、桑名市民大学郷土史学科の第7回の講座があります。最終回です。前回まで全て参加していますから、今年も修了証をいただけるのは確定しています。水曜は、江戸橋での非常勤の授業。こちらは、10回目となり、講義はこれで2/3に達します。

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  • 関裕二: アマテラスの正体(新潮新書)

    関裕二: アマテラスの正体(新潮新書)
    著者の前著『スサノヲの正体』も、興味深く読みました。斬新な着眼点と発想で、思いもかけない結論に至っています。読み物としてはとてもおもしろいという点で、☆を5つとしました。ネタバレになりますから、詳しいことを書くのは控えておきますが、著者は、伊勢神宮に祀られているのは、いわゆる「天照大神」ではなく、別の霊威の強い(祟る)、二柱の神だとしています。祟るが故に、伊勢に放逐されたのだと主張するのです。ただ、著者の肩書きは、歴史作家にして、武蔵野学院大学日本総合研究所スペシャルアカデミックフェローであり、仏教美術に関心をもち、奈良に通ううち、独学で日本古代史を研究したということですから、現在の歴史学や考古学が明らかにした内容と整合性がとれている主張なのかどうかは、私には判断はできかねます。それ故、「読み物としてはおもしろい」と評価しています。 (★★★★★)

  • 小塩真司: 「性格が悪い」とはどういうことか ――ダークサイドの心理学 (ちくま新書)

    小塩真司: 「性格が悪い」とはどういうことか ――ダークサイドの心理学 (ちくま新書)
    タイトルに惹かれて読みました。ただし、初めにお断りしておきますが、図表こそないものの、心理学の専門書といっても良いくらいの、分厚い記述になっていますので、馴染みのない方にとっては読みやすいものではありません。「性格が悪い」ことについて、最近研究が進んできた「ダークな性格」を中心にまとめられています。ダークな性格とは、マキャベリアニズム、サイコパシー、ナルシシズム、サディズムの4つの特性です。これらの特性とリーダーシップ、社会的成功との関連、身近な人間関係中でのダークな性格、ダークな人物の内面、ダークな性格の遺伝、ダークさとは何かについて、文献を引用しつつ論じられています。その上で、性格の良し悪しは、その内容ではなく、どのような結果に結びつくかで判断されるというのが、著者の結論でした。 (★★★★)

  • 和田 秀樹: 老いるが勝ち! (文春新書)

    和田 秀樹: 老いるが勝ち! (文春新書)
    和田秀樹さんは、もともと高齢者専門の精神科医です。浴風会病院というところで35年間勤務され、6,000人以上の高齢者の方を診てこられました。その臨床経験から、高齢者については、理屈通りに行かないと思うことがたくさんあるといっておられます。タバコをたくさん吸っていても100歳まで生きる人もいれば、検査データはすべて正常なのにガンで亡くなる人もいるのだそうです。医者にいわれて血圧その他に注意していたのに、脳卒中を起こす人もいます。和田さんはこの本で80歳を過ぎたら我慢せず、好きな物を食べ、行きたいように生きることを勧めています。また、医療に関わらない方が長生きできる共書いています。不摂生を勧めておられるわけではありませんが、常識にとらわれず、自由に生きた方が楽しみも見つかってよいのではないかと思います。養老孟司先生流にいえば「なるようになる」のですから。 (★★★★★)

  • 彬子女王: 赤と青のガウン オックスフォード留学記 (PHP文庫)

    彬子女王: 赤と青のガウン オックスフォード留学記 (PHP文庫)
    彬子女王殿下の英国留学記です。彬子女王は、ヒゲの寛仁親王のご長女。殿下は、女性皇族として初めての博士号をオックスフォード大学で取得されました。この留学記は、ネットで話題になっていましたので、ぜひとも読んでみたいと思っていました。今上天皇の「テムズとともに」も読んだことがありますが、皇族の皆様は、どなたも誠実で朗らかで、それでいてユーモア溢れるお人柄をお持ちのようですが、殿下も同様でいらっしゃり、それがよく感じられる文章で楽しく拝読し、爽やかな読後感を持ちました。 (★★★★★)

  • 石井光太: ルポ スマホ育児が子どもを壊す

    石井光太: ルポ スマホ育児が子どもを壊す
    タイトルに惹かれて買ったのですが、帯にあるように「衝撃の現場報告」でした。この本に書かれているエピソードのうち、いくつかはこれまでにもマスコミ報道などで接していましたが、これだけのことがらが一度に示されると圧倒されます。現代の子どもたちは、まさに私たちが知っている(知っていた)子どもではなくなっているといえるようです。たとえば、「2歳児のネット利用率は58.8%」「子守歌はアプリで聞く赤ちゃん」「ヘッドガードの制服化」「教室の『アツ』に怯える小学生」「褒められ中毒はエスカレートする」などなど。スマホが登場して16年でその影響は大ですが、子どもたちの特徴に影響しているのはスマホだけではなく、現代社会や、大人達のありようも大きく影響しているといえます。「『将来の夢は交通整理のバイト』と言う女子高生」などはその例でしょう。私が教えている学生も、「『アツ』がすごい」ということがあり、いったい何だ?と思っていましたが、よく分かりました。すでに若い先生方は、デジタル・ネイティブ世代になっていますし、この本に登場する若者達が社会に出て、その中核を担うのも遠い将来のことではありません。これらの若者は、高い情報処理能力を持ち、周囲に適応する力もあり、コンプライアンス能力も高いのですが、それらを認めた上で、彼らが自立した大人になるために何が必要か見極め、それを提供することが必要とされるのでしょう。その意味では、大人の世代にも彼らを適切に理解し、必要な支援を提供する責任があります。 (★★★★)

  • 養老 孟司, 中川 恵一: 養老先生、再び病院へ行く

    養老 孟司, 中川 恵一: 養老先生、再び病院へ行く
    『養老先生、病院へ行く』の続編です。医療とは距離をとっておられる養老先生が、再診のため1年3ヶ月ぶりに東大病院に行かれました。大病から復活された今だからこそ語ることができる老い、医療、健康、死との付き合い方について、養老先生ご自身と、教え子にして主治医の中川恵一先生がお書きになっています。養老先生のスタイルをそのまままねすることは、凡人には不可能であり、よろしくはありません。しかし、健康についての考え方や、死についてのとらえ方などはとても参考になります。私が啓蒙されたことがらは、「健康法は人の数だけ存在する」「養老先生は抜け道の天才」「不連続な体調の変化に気をつける」「具合が悪いときは一週間様子を見ると医者に行くべきかどうか分かる」「お酒はもはや百薬の長ではないが飲む飲まないは自分で決めてよい」などでした。 (★★★★★)

  • 宮口幸治: 歪んだ幸せを求める人たち―ケーキの切れない非行少年たち3―(新潮新書)

    宮口幸治: 歪んだ幸せを求める人たち―ケーキの切れない非行少年たち3―(新潮新書)
    「ケーキの切れない非行少年たち」シリーズの3冊目です。本の帯には「『幸せを求めて不幸を招く人』の戦慄ロジック」とあります。「みんな幸せになりたい」という動機は万人がもつものでしょう。しかし、幸せの形は人それぞれですし、幸せになりたいと強く願うものの、かえって生きづらさや苦悩を抱える人たちもたくさんいます。著者は、人は幸せになりたいが故に、結果的に他人が不幸になることでもやってしまうといいます。さらに、幸せになりたいのだけれど、そのやり方がよくない」と考える、結果的に他人を不幸にする人たちを理解できるともいいます。著者が長年関わってきた非行少年達にもそれは共通するそうです。歪んだ幸せを求める人たちの背景にある要因として、著者は、怒りの歪み、嫉妬の歪み、自己愛の歪み、所有欲の歪み、判断の歪みの5つの歪みを取り上げ、事例も含めて考察しています。これを読むと、こうした5つの歪みは、ごく普通の人びとも多少とももっているものといえます。最終章では、自分と他者の「ストーリー」という概念を用いて、歪んだ幸せを求める事についてどう向き合えばよいか、提案されています。 (★★★★)

  • 森永 卓郎: 書いてはいけない

    森永 卓郎: 書いてはいけない
    他の本を買いに行った時、書店で平積みになっていましたので、思わず買ってしまいました。メディアのタブーに触れつつ、現在の日本が凋落している要因を3つ指摘しています。サブタイトルは、「日本経済墜落の真相」となっています。3つは、ジャニーズの性加害、財務省のカルト的財政緊縮主義、日本航空123便の墜落事件。この3つについては、関係者は皆知っているものの、触れてはいけない、本当のことをいってはいけないタブーになっているといいます。メディアで触れたら、瞬時にメディアには2度と出られなくなるそうです。ジャニーズ問題は、BBCの報道のためにオープンになってしまいましたが、著者の森永さんは、ご自身が病を得られたこともあって、現状を打破するためにこの本を書かれました。財務省による必要以上の財政緊縮政策と、日航123便の事故のお陰で日本がアメリカに対してどんどん主権を失っていったことが、日本経済の衰退の主たる要因と主張しています。たぶんそれは本当だろうなというのが、私の読後感。 (★★★★)

  • 立木 康介: フロイト『夢判断』 2024年4月 (NHKテキスト)

    立木 康介: フロイト『夢判断』 2024年4月 (NHKテキスト)
    何を今さら勉強しているのか? と思われるかも知れませんが、ちょっと前に流行った言葉でいえば、リスキリングに相当するかも知れません。学生時代に読みましたが、しっかり理解したかといえば、アヤシいのです。学生時代からは50年近い月日が経っていますので、その後の研究成果も含め、新しいことがあるだろうと思ったのです。100分de名著というNHK Eテレの番組のテキストです。講師の立木先生は、パリ第8大学で精神分析の博士号を取得され、京大人文科学研究所の教授。精神分析は「昨日までとは違う自分を手に入れるために行う」とおっしゃっていました。この番組でもっとも印象に残ったのは、あの有名な「エディプス・コンプレックス」よりも、今日、重要なフロイトが提案した概念は、「両性性」であるということでした。これは、いかなる個人も与えられた解剖学的性にしばられないセクシュアリティの自由を持つことをうたうものです。この視点に立てば、同性愛も、トランスジェンダーもいわば当たり前の存在であるということになります。これらを踏まえると120年間に書かれた「夢判断」の内容は、きわめて今日的な意義を持ってくると再認識する必要があります。 (★★★★★)

  • 諸富 祥彦: NHK「100分de名著」ブックス フランクル 夜と霧

    諸富 祥彦: NHK「100分de名著」ブックス フランクル 夜と霧
    フランクルのこの本は、改めて紹介するまでもないほど、有名な本です。私も学生時代、霜山徳爾先生の翻訳で読みましたが、ことばでは書き尽くせないほどの衝撃を受けたことを、いまでもよく覚えています。第二次世界大戦中にナチスの強制収容所に収監された経験をもとに、精神医学者・フランクルが、人生の目的を明確にし、その実現に向けて没頭する心理療法を紹介する本です。原題を直訳すると「それでも人生に然りと言う:ある心理学者、強制収容所を体験する」となります。実存心理学の名著であり、極限の環境におかれたとしても、何かが、あるいは、誰かがあなたを待っているということを主張しています。絶望して終わるのではなく、人生が何をわれわれに期待しているのかが問題であり、私たちはそれを学ぶことが重要だとしています。何度か読み直すことによって、人生への理解が深まる気がします。 (★★★★★)

  • 松田 忠徳, 増田 晋作: 枕草子の日本三名泉 榊原温泉

    松田 忠徳, 増田 晋作: 枕草子の日本三名泉 榊原温泉
    榊原温泉は、全国的に有名とはいえないかも知れませんが、名湯です。それは、枕草子に「湯は七栗の湯 有馬の湯 玉造の湯」にある、七栗の湯が榊原温泉と考えられるからです。最近、日本三名泉といえば、有馬温泉/兵庫県、草津温泉/群馬県、下呂温泉/岐阜県とされますが、枕草子に取り上げられたのはそれよりも古く、「元祖日本三名泉」といえます。榊原温泉の湯は、肌がきれいになる「美人の湯」というだけでなく、抗酸化作用もある健康の湯でもあります。この本は、日本一の温泉教授・松田先生と、地元を知り尽くした増田さんの共著で、「何もない」といわれていた榊原温泉の魅力を語り尽くしています。ちなみに、私にとっては家内の実家を知る上で格好のガイドブックです。 (★★★★)

  • 文藝春秋: 定年後に読む不滅の名著200選 (文春新書)

    文藝春秋: 定年後に読む不滅の名著200選 (文春新書)
    この本の帯には「これが定年後の知の道しるべ!」とありますが、私自身はさほど大上段に構えたつもりで読んではいません。どのような本が選ばれているかにももちろん興味はあったのですが、それらがどのように紹介されているかといった方面に興味があって読みました。本を紹介している方々はいろいろな分野で功なり、名を挙げた方ばかり。それらの方がどんな本を読み、どのように唱歌していらっしゃるかが知りたかったのです。ちょっと邪道な読み方ではありましたが、しっかりと楽しめました。 (★★★★)

  • 石田泰弘(編著): 街道今昔 佐屋路をゆく (東海の街道2) (爽BOOKS 東海の街道 2)

    石田泰弘(編著): 街道今昔 佐屋路をゆく (東海の街道2) (爽BOOKS 東海の街道 2)
    さほど本格的に取り組んでいるわけではありませんが、昔の街道を歩くのは好きです。この本のテーマである佐屋路(佐屋街道)も歩きたいと思って調べています。佐屋路は、東海道佐屋廻りとも呼ばれたように、東海道の迂回路でした。江戸時代に東海道宮宿と桑名宿の間を、陸路万場宿、佐屋宿の陸路を経て、佐屋から桑名宿への水路三里の渡しによって結んでいた街道です。実際に歩いて書かれたと考えられますが、旅人目線で書かれたウォーキングガイドです。津島街道、高須道も取り上げられています。部分的には歩いたところがありますが、佐屋路はいずれ、歩いてみたいと思い、計画中ですので、とても参考になりました。実際に歩かなくとも、歴史読み物としても楽しめます。 (★★★★★)

  • 柳瀬博一: カワセミ都市トーキョー 【電子限定カラー版】 (平凡社新書1049)

    柳瀬博一: カワセミ都市トーキョー 【電子限定カラー版】 (平凡社新書1049)
    東京都心にたくさんのカワセミが棲んでいるというのは、最近割とよく知られるようになっています。清流の鳥というイメージがあるかも知れませんが、東京の「野生」環境をうまく利用して繁殖もしています。そのカワセミが暮らす街は東京屈指の高級住宅街ばかりだそうです。すなわちカワセミも、人間も好む環境は同じというのです。カワセミが暮らす街は、人間にとってもよい街ということです。カワセミの存在に気付いたことから、「小流域源流」をキーワードに「新しい野生」と「古い野生」の繋がりを論じています。カワセミの生態も詳しく観察されていますので、私も今までよく知らなかったことが多々書かれていて、興味深く読みました。 (★★★★)

  • 内田 樹: コモンの再生 (文春文庫)

    内田 樹: コモンの再生 (文春文庫)
    私は、内田樹先生の評論が好きで割とよく読みます。「コモン(common)」とは、形容詞としては「共通の、共同の、公共の、ふつうの、ありふれた」という意味ですし、名詞としては「町や村の共有地、公有地、囲いのない草地や荒れ地」を意味します。昔は、ヨーロッパでも日本でも村落共同体はそういう「共有地」を持っていました。コモンを管理するには「みんなが、いつでも、いつまでも使えるように」という気配りが必要になるのですが、近代になって怒った「囲い込み」によって「コモンの私有化」が起こり、村落共同体が消え、集団的に維持されていた儀礼、祭祀、伝統芸能、生活文化が消えてしまったのです。著者は、このコモンを再生することが市民の原子化、砂粒化、血縁、地域共同体の瓦解、相互扶助システムの不在という索漠たる現状を何とかするために必要と考えています。ちなみに、マルクスとエンゲルスによるコミュニズムは、著者によれば「共同体主義」と訳した方がよく、彼らは「コモンの再生」が必要と提言したといいます。「共産主義」と訳されてしまったがため、なんだかよく分からないことになっているのです。「共有主義」あるいは「共同体主義」と意訳してくれていたら、もろもろが変わっていたかも知れないという話には、膝を打ちました。 (★★★★★)

  • 本田 秀夫: 知的障害と発達障害の子どもたち (SB新書)

    本田 秀夫: 知的障害と発達障害の子どもたち (SB新書)
    児童精神科医の本田先生の最新刊です。今回は知的障害が取り上げられています。これまでの本田先生の御著書では、発達障害が主に取り上げられてきたのですが、実は知的障害を持つ子どもたちも一定数存在していますし、発達障害と知的障害を合わせ持つ子どもたちもいます。その意味で、発達に困難のある子どもたちのことをきちんと理解して、適切な支援をする上では、両者を視野に入れることが重要です。著者は、知的障害の支援では、「早く」と「ゆっくり」がキーワードになると書いておられます。これは私もそうだと思います。可能な限り早期から支援を受けた方がよく、一方で、発達のスピードに合わせて「ゆっくり」としたペースで支援をすることが大切になります。発達障害の子どもたちにも「本児のペースに遭わせた支援が必要」とおっしゃる方がありますが、発達障害の子どもたちの理解/支援の上でのキーワードは「アンバランス」です。この本は、発達が気になるお子さんをお持ちの保護者の方、特別支援教育に携わる教員の方々にとって、基本的なテキストといえます。 (★★★★★)

  • BIRDER編集部: お手本でわかる!野鳥撮影術 (BIRDER SPECIAL)

    BIRDER編集部: お手本でわかる!野鳥撮影術 (BIRDER SPECIAL)
    バードウォッチングや野鳥撮影を趣味にしています。とはいえ珍鳥を追うのではなく、主に自宅近くを散歩しながら、いわば「定点観測」のように野鳥を見ています。自分の写真の撮り方を振り返ると、図鑑的に撮ることがほとんどです。なぜそうなのかを考えてみると、研究者の端くれであったことが関わっている気がします。つまり、写真を撮ることを、観察した記録やデータと見ているからではないかということに思い当たりました。野鳥撮影の「幅を広げたい」と思っていたら、この本が出版されました。ざっと目を通したところ、「色とりどりの花と鳥」「木の実レストラン」「やわらかい表情を追う」などさまざまなテーマで鳥とその周辺を撮る方法が載っています。これを参考に、自分の野鳥写真の世界を広げられたらいいなと思える本です。 (★★★★★)

  • 磯田 道史: 磯田道史と日本史を語ろう (文春新書)

    磯田 道史: 磯田道史と日本史を語ろう (文春新書)
    磯田道史さんが、さまざまな分野の達人と歴史についての論賛をしたのをまとめた本です。論纂とは、①人の徳行や業績などを論じたたえること、②史伝の終わりに著者が書き記した史実に対する論評のこと。異分野の専門家同士が議論をすることによって生まれるものは、別次元となり、大変興味深いものとなります。この本がその論より証拠。養老孟司さんとの論賛からは「脳化社会は江戸時代から始まった」という話が出て来ています。忠、孝、身分などは、シンボリズムであり、それらは見たり、触れたりできません。また、関東大震災に遭遇したことは、被害に対する鈍感さをもたらし、それが太平洋戦争につながったという指摘には、なるほどそういう面も確かにありそうだと思わされました。その他、歴史や人間について、実にさまざまな、新しい見方が示され、大変おもしろく読み終えました。 (★★★★★)

  • 保阪 正康: 近代日本の地下水脈 I 哲学なき軍事国家の悲劇 (文春新書 1440)

    保阪 正康: 近代日本の地下水脈 I 哲学なき軍事国家の悲劇 (文春新書 1440)
    本の帯に「『水脈史観』で日本の失敗を読み解く」とあります。「水脈史観」という概念には初めて接しましたが、「攘夷のエネルギーは、いまも日本社会の根底に流れている」という見方です。明治維新後、日本がとりえた国家像は、欧米型帝国主義国家、道義的帝国主義国家、自由民権国家、米国型連邦制国家、攘夷を貫く小日本国家の5つであったが、哲学なきまま欧米型帝国主義国家の道を突き進み、軍事中心の国家作りを推し進めたことが、戦前の日本の失敗の原因であったというのが著者の主張です。それは確かにそうだと思いますが、私には、ほんのサブタイトルにある「哲学なき国家」ということが、現代日本の様々な問題の背景にあるような気がしてなりません。 (★★★★)

  • 佐伯 泰英: 陰流苗木(かげりゅうなえき)~芋洗河岸(1)~ (光文社文庫)

    佐伯 泰英: 陰流苗木(かげりゅうなえき)~芋洗河岸(1)~ (光文社文庫)
    今回も特別に時代小説を取り上げます。この2つ前の本に佐伯泰英さんの「恋か隠居か 新・酔いどれ小籐次(二十六)」を取り上げ、これは佐伯さんの300冊目の「文庫書き下ろし小説」だと書きました。今回のこの本は、301冊目です。しかも、80歳を越えて、さらに新しいシリーズを始められたのです。美濃を食い詰めた浪人・小此木善治郎が、職なし、金なし、住むあてなしながら、剣の達人にしてとぼけた侍であるものの、なんとも頼りになる存在で、親切な住人や大家によって受け入れられた長屋の秘密と謎の渦に巻き込まれるという設定。これまたおもしろそうなシリーズです。毎月刊行で、全3巻の予定とか。第2巻が待ち遠しい内容です。 (★★★★★)

  • 養老孟司, 鵜飼哲夫: なるようになる。 僕はこんなふうに生きてきた(中央公論新社)

    養老孟司, 鵜飼哲夫: なるようになる。 僕はこんなふうに生きてきた(中央公論新社)
    養老先生の新刊が出たというので早速入手し、ほぼ一気に読み終えました。「はじめての自伝!」といううたい文句で、帯には「虫と猫と、バカの壁。考え続けた86年」ともあります。養老先生は、かなりしつこい性格でいらっしゃるようで、疑問に思ったことは「まぁいいか」などと思わず、考え続けてこられたそうです。その結果が、これまでのユニークな著作に結実しています。それはさておき、考え続けた結果、「なるようになる。」というのが、養老先生の現時点での結論だそうです。「なるようにしかならない」ではなく、「なるようになる。」のです。物事は、はっきりとした目的意識があって進むのではないので、「なるようになる。」なのです。忘れてしまったような些事がその後の人生を動かしてきたかもしれないともあります。なるほどと、この本を読み、養老先生の来し方をいささか知ると、納得できます。というか、納得した気になっているだけかも知れませんが…… (★★★★★)

  • 佐伯 泰英: 恋か隠居か 新・酔いどれ小籐次(二十六) (文春文庫)

    佐伯 泰英: 恋か隠居か 新・酔いどれ小籐次(二十六) (文春文庫)
    佐伯泰英さんは、この本で「文庫書き下ろし小説」というジャンルで300冊刊行を達成されました。佐伯さんの時代小説はすべて読んでいます。まさにストーリー・テラーといえる作家で、実に読み応えのある時代小説をたくさん書いておられます。このシリーズは、いったん完結となったかと思ったのですが、この「恋か隠居か」で復活しました(と理解しています)。隠居を考える小籐次ですが、小籐次親子に挑戦状が届くところから始まる物語。今回も楽しめました。 (★★★★★)

  • 安藤優一郎: 15の街道からよむ日本史 (日経ビジネス人文庫)

    安藤優一郎: 15の街道からよむ日本史 (日経ビジネス人文庫)
    街道歩きを少ししています。三重県内では、東海道のほとんど、伊勢参宮街道、美濃街道・養老街道などを歩きました。もっとあちこちの街道を歩きたいと思っていますが、そのときにこの本が出版されましたので、早速入手して読みました。芭蕉の奥州街道、伊勢参宮街道のお伊勢参り、武士の旅日記などの章をとくに興味深く読みました。主要な街道を取り上げることで読みやすい歴史物語となっています。 (★★★★)

  • 大芦治: 心理学をつくった実験30 (ちくま新書)

    大芦治: 心理学をつくった実験30 (ちくま新書)
    「誰もが一度は耳にしたことがある有名実験の背景・内容・影響を紹介、新たな心理学像を呈示する」と帯にあります。心理学全般に関心を持つ社会人を読者に想定しているといいますが、私には心理学史のテキストとして、あるいは、入門段階の心理学を学んだ方がさらに学習を深める際に読む本としてもよいかも知れません。 私自身も、心理学の教科書を執筆したことが何度かありますが、そこに引用する理論や実験については、いわゆる「孫引き」をしてしまったこともよくありました。この本の著者は、可能な限り原典にあたって執筆していらっしゃり、その意味では参考になったところが多々あります。 ところで、著者は心理学の未来にあまり明るい展望を持てないようです。臨床心理士、公認心理師の資格が人気を集め、心理学部などもたくさん設けられました。私自身の勝手な個人的意見を書けば、資格ができると、レベルは下がると思っています。根拠はありません。個人的な印象によるものです。私は実験心理学でトレーニングを受け、臨床心理の分野に進みました。心理学の基本は実験心理学と個人差測定心理学にあると思っています。学部段階からいきなり臨床心理学プロパーに進むのは、相当よろしくないと思います。臨床実践にあたってはその基礎となる確かな、科学的な学問(知見、理論なども含む)が必要です。また、仮説演繹法などのものの見方もきちんと身に付ける必要があります。これらは実験心理学と個人差測定心理学から養われると思っています。 この本は、基礎的知識がない方がいきなり読むのは難しいでしょうが、科学的心理学を学びたいと思う方にはよい参考書となります。 (★★★★)

  • 磯田 道史: 家康の誤算 「神君の仕組み」の創造と崩壊 (PHP新書)

    磯田 道史: 家康の誤算 「神君の仕組み」の創造と崩壊 (PHP新書)
    磯田先生の書く本はどれもとても面白く読めます。といっても、私が読むのは研究書ではなく、新書だからなのかも知れません。この本は、家康がなぜ幕藩体制を創ることができたのか、江戸時代、誰が神君の仕組みを崩わしたのか、幕末、かくして神君の仕組みは崩壊した、神君の仕組みを破壊した人々が創った近代日本とは、家康から考える日本人というものという5つの章からなっています。家康は天下を取ったあとこの国を支配するのに巧妙な仕掛けをつくり、平和な時代が続いたのですが、誤算が生じて、徳川政権が変質し、崩壊に至ったと著者は考え、そのプロセスを俯瞰しています。いろいろな時点で「神君の仕組み」を骨抜きにする人物や政策が表れたといいます。組織が弱体化する姿を見ておくと、自分たちの劣化を防ぐ力が養われると磯田先生は述べています。徳川時代が現在にあたえている影響も多く、その分析も興味深く読めます。 (★★★★★)

  • 多井 学: 大学教授こそこそ日記

    多井 学: 大学教授こそこそ日記
    文庫本を買いに本屋に行ったら、平積みしてあるのを見つけて思わず買ってしまいました。私もその昔、ご同業だったことがあったからです。帯に「いくらでも手抜きのできる仕事」とありますが、私の経験でもそういう人もそれなりにいました。ちなみに私自身は、こき使われたと思っています。さらに「現役教授が打ち明けるちっとも優雅じゃない生活」とも書かれていますが、これはまさに私の体験と同じ。本に書かれていることがらも、ことごとく納得できます。私は、「そうそう!」といいながら読み終えました。大学教授で儲けている人はごく一部などなど。まぁ大学教授の仕事や生活に興味をお持ちの方は、さほど多くはいらっしゃらないとは思いますが、お暇な方にはどうぞ。 (★★★★)

  • 宮口 幸治: 境界知能の子どもたち 「IQ70以上85未満」の生きづらさ (SB新書)

    宮口 幸治: 境界知能の子どもたち 「IQ70以上85未満」の生きづらさ (SB新書)
    「境界知能」という言葉は、専門家はよく知っていると思いますが、一般のご父兄や、小中学校の先生方にはあまりなじみがないかも知れません。IQという指標でいえば、多くの場合70以上85未満の子どもたちがこれに該当する可能性があります。一見したところでは普通の子どもたちと変わりはなく、なかなか気づかれません。しかし、理論的には約14%の子どもたちが含まれますから、本の帯にあるように「日本人の7人に1人」となります。平均と知的障害のはざまにあり、気づかれにくいものの、授業について行けなかったり、友だちと上手くつきあえなかったり、感情のコントロールが苦手であったりして、当事者の子どもたちは苦戦し、辛い思いをしています。発達障害はよく知られるようになりましたが、境界知能の子どもたちにもしっかり目を向け、必要な支援を提供することは喫緊の課題といえます。この本では、境界知能とはどのような状態なのか、教科学習の前に認知機能を向上することの重要性、子どもの可能性をいかに伸ばしたら良いかについて具体的に、分かりやすく解説されています。 (★★★★)

  • 関裕二: スサノヲの正体(新潮新書)

    関裕二: スサノヲの正体(新潮新書)
    タイトルに惹かれて手に入れたものの、序章の記述が私にとっては退屈でしばらく放っておいたり、読み直そうと思ってくじけたりしていました。しかし、そこを乗り越えるとこの本はとても面白くなり、ほとんど一気読みしました。スサノヲ(素戔嗚尊)の正体を探るプロセスでアマテラス(天照大神)の謎も明らかにされて行き、それもとても興味深いものがあるのです。アマテラスは皇祖神とされますが、実在の初代王と言われる崇神天皇はアマテラスを伊勢に追いやっています。また、伊勢神宮を整備した持統天皇だけは伊勢に参ったものの、それ以降明治になるまで、1,000年以上も歴代天皇は伊勢神宮を訪れていません。明治天皇が東京に遷御したあと武蔵国の鎮守勅祭の社に定めたのは、スサノヲの祀られる氷川神社(現さいたま市)です。明治天皇は氷川神社を訪れた翌年に、伊勢神宮を訪れています。そもそも伊勢にいる神はアマテラスなのかという疑問にも立ち向かっている、古代史や神に関心がある方にはお勧め。 (★★★★★)

  • 安藤 優一郎: 大名屋敷「謎」の生活 (PHP文庫)

    安藤 優一郎: 大名屋敷「謎」の生活 (PHP文庫)
    時代小説をよく読みます。捕物帖、市井の人たちの生活、侍の物語、大名の話などいろいろとあります。庶民の生活については、これまでもいろいろな本でかなり知っていますが、大名の生活については分からないところの方が多いと思っていました。タイトルに惹かれて買ったのですが、大名やその家族の生活が詳しく書かれているのではなく、勤番侍の生活、大名屋敷の庭園、御用達商人や豪農、幕末の動乱と大名屋敷などの話が中心でした。それはそれで知らなかったことが多々あり、興味深く読みました。 (★★★)

  • 服部環ほか: 指導と評価2023年10月号(図書文化社)
    「指導と評価」は、日本教育評価研究会の機関誌であるとともに、日本で数少ない教育評価に関する月刊誌です。この号では、教育・心理検査の意義と活用という特集が組まれています。「教育・心理検査の意義」に始まり、WISC-Ⅴ、KABC-Ⅱなどの個別検査の使い方、解釈の仕方、指導への活かし方がそれぞれの専門の先生によってわかりやすく解説されています。特別支援教育の現場でも、きちんとした心理アセスメント所見に基づいた支援を展開することが望ましいのですが、現場の先生方には敷居が高いようです。ご関心がおありの方には、どのように使えるか、どのように考えたらよいかについて基本的なことがらを理解するのに適しています。出版社のWebサイトからバックナンバーとして購入できます。 (★★★★)
  • 石田 光史, 樋口 広芳(ナツメ社): ぱっと見わけ観察を楽しむ 野鳥図鑑

    石田 光史, 樋口 広芳(ナツメ社): ぱっと見わけ観察を楽しむ 野鳥図鑑
    野鳥図鑑はすでに何冊も持っていますが、この野鳥図鑑は、2015年の刊行で、なぜ今までこの存在に気づかなかったと反省するほど便利そうなもの。掲載されているのは324種ですが、それぞれの特徴や、見わけのポイントがパッとわかるようになっています。その鳥の生活型や生息地、食性や羽色、形態などのほか、雌雄、夏羽冬羽、幼鳥などで特徴が異なる場合は、それらについても説明されています。観察したい行動から、おもしろい生態、探し方までもが載っていますし、鳥の鳴き声が聴けるQRコードも付いています。私自身、野鳥の特定がけっこうアヤシいので、しっかり活用しましょう。 (★★★★★)

  • 千枝大志(風媒社): 街道今昔 三重の街道をゆく (爽BOOKS)

    千枝大志(風媒社): 街道今昔 三重の街道をゆく (爽BOOKS)
    「東海の街道」シリーズの第4巻です。「街道歩きのお供に最適の1冊」といううたい文句。内容は、三重の主な街道、近世三重の城郭図・城下図を読み解く、お伊勢参り小咄、伊勢をめぐる〈参詣〉をデジタル化するの4章構成で、まさに三重の街道歩きの参考書としてよいと思います。私自身も県内の東海道、伊勢街道、美濃街道、濃州街道はほとんど歩き、ほかの街道も部分的に歩いていますし、城もここに載っているところはかなり訪ねています。デジタル化も、ブログに写真・記事を載せていますから、出来不出来はともかく、私も取り組んでいます。県内の街道はさらに歩こうと思っていますし、デジタル化にももっと取り組みたいと考えていますので、十分活用できるでしょう。 (★★★★★)

  • 唐沢孝一: 都会の鳥の生態学 カラス、ツバメ、スズメ、水鳥、猛禽の栄枯盛衰 (中公新書)

    唐沢孝一: 都会の鳥の生態学 カラス、ツバメ、スズメ、水鳥、猛禽の栄枯盛衰 (中公新書)
    都市にもたくさんの野鳥がいることを知る人は少ないかも知れません。私がいつも散歩している地方都市の公園では、これまで10年あまりで70種類近くの野鳥を観察しています。都会は自然の少ない人工的な環境にあふれていますが、野鳥たちはもともとの生態を活かしつつこれらにしたたかに適応してい生きています。この本では、カラス、ツバメ、スズメ、水鳥、猛禽を取り上げ、その都会における生態や、活動の変化、人間と鳥との関係とその変化などについて多くの実例や、調査結果をもとに、豊富な写真を使って楽しく読めるようにまとめられています。 (★★★★★)

  • 堤未果: 堤未果のショック・ドクトリン 政府のやりたい放題から身を守る方法 (幻冬舎新書)

    堤未果: 堤未果のショック・ドクトリン 政府のやりたい放題から身を守る方法 (幻冬舎新書)
    「ショックドクトリン」とは、テロや大災害など、恐怖でこくみんが思考停止している最中に、為政者や巨大資本がどさくさ紛れに過激な政策を推し進める悪魔の手法のことです。アメリカでの3.11以来、日本でも大地震やコロナ禍の裏で知らない間に個人情報や資産が奪われようとしているというのがこの本のテーマ。パンデミックで製薬企業は空前の利益を得、マイナンバーカード普及の先には政府のよからぬ思惑があるなどよくよく注意し、自分の生命・財産を守らないといけないというのが著者の主張。「今だけ、自分だけ、お金だけ」という強欲資本主義に負けないようにするには、ちょっとした違和感を大事にし、お金の流れがその裏にないか、また、それで大もうけして回転ドアをくぐって逃げる輩がいないかをチェックすることです。また、政府が何か、大急ぎで導入しようとしたり、既存の制度を急拡大しようとするときは、要注意だそうです。 (★★★★)

  •  奥山景布子: 葵の残葉 (文春文庫)

    奥山景布子: 葵の残葉 (文春文庫)
    いわゆる「高須四兄弟」である徳川慶勝、松平容保、松平定敬、徳川茂栄は、幕末維新の激動期に、結局のところ官軍と幕府とに分かれて戦う運命になったのですが、この四兄弟を取り上げて埋もれた歴史を活写した小説。私自身は、桑名藩主であった松平定敬が取り上げられているので興味を持って手に取った次第。幕末維新は、次々に色々な出来事が起きて、さまざまな人たちの思惑も複雑に入り組んでいるので、小説にするのは難しいと思っていたのですが、隠れた主人公ともいえる高須四兄弟の視点からとても躍動感のある読み物になっています。また、この時期の歴史をより一層深く理解できたという感想も持っています。 (★★★★)