20240911近鉄あみま俱楽部ハイキング「久居散策」へ(予告編)
家内の実家での一人暮らしの退屈しのぎに、今日は暑かったものの、ハイキングへ。津のアメダスでは、最高気温は32.3℃。湿度も高く、蒸し暑い日でした。そういえば、ウォーキング/ハイキングは、6月8日に斎宮へ花菖蒲を見に行って以来です(2024年6月8日:20240608勝手にハイキング「斎宮の花菖蒲群落へ」(一回完結))。今日は、近鉄のあみま俱楽部のハイキングコースから「久居(ひさい)散策」を選びました。近鉄名古屋線久居駅がスタート&ゴールで、約7㎞。久しぶりに歩くには、ちょうど良い距離。今日の記事は、予告編。
実家からは三重交通のバスで久居駅へ。約30分、¥580。8時半に久居駅前をスタート。主な立ち寄り先は、子午(とき)の鐘、高通児童公園、賢明寺、玉せん寺。アプリ対応コースですので、チェックポイントでチェックインすると、デジタルスタンプがもらえ、すべてそろえると踏破賞のデジタルスタンプが1個。
久居駅からすぐ西に永昌山本妙寺。日蓮宗。延宝5(1677)年の創建。久居藩初代藩主・藤堂高通(たかみち)が寺領1,500坪を与えました。続いて、万松山専淋寺。真宗本願寺派。元禄元(1688)年、津の大門にある専淋寺から分寺。
このあたりは久居の寺町。その先に曹洞宗の龍沢山天心寺。残念ながら、雑草が生い茂ってしまっていました。寛文10(1670)年の創建。
寺町交差点を渡ったところに見性寺。曹洞宗。寛文2(1662)年、初代藩主・藤堂高通の筆頭家老・藤堂源助(高虎の甥)が開府2年前に伊賀上野から来る途中、長野峠で和尚に会い、寺を開くことになったといいます。藤堂源助一族の墓所がありました。
寺町交差点の南西に見上山光月院天然寺。浄土宗。寛文11(1671)年の創建。久居藩初代藩主・藤堂高通が、津の天然寺五世聖誉(しょうよ)上人に帰依しており、分封の時に建立寄進。
天然寺の南に久居八幡宮。ご祭神は品陀和気命ほか11座。久居藩ができるとき、領内小戸木にあった八幡宮を御殿の艮(うしとら)の方角に鬼門除けとして遷し、久居の総守護としました。明治の合祀令により、近在の21社を合祀し、野辺野(のべの)神社と改称しましたが、令和2(2020)年に久居八幡宮に復しています。
寺町交差点まで戻って、その西に浄土宗の超然寺。元和3(1683)年、伊賀上野代超寺の末寺としてつくられています。
超然寺から南に行き、見逃しそうな細い道を入っていきます。そこに子午(とき)の鐘(市文化財)。天文元(1736)年に、当時の久居城下に時を知らせる鐘としてつくられたもの。寛政元(1789)年に現在地に移転。この子午の鐘のすぐ西に芭蕉の句碑があります。「道端(原文は道ばた)の木槿は午に喰われけり」とあります。安永7(1778)年の建立。
このあとは、誠之小学校、久居農林高校、久居中学校と文教地区を通り抜けて、スタートから2㎞あまりで高通児童公園へ。津藩主藤堂高虎の孫高通が、宗家から分かれて久居藩を立てたのですが、その藩主御殿跡がこの公園になっています。津2代藩主・藤堂高次が隠居するとき(寛文9(1669)年)、津藩領32万3950石のうち、5万石を弟の高通に分けて、久居藩がつくられています。翌年から陣屋や城下町を建設し、寛文11(1671)年に高通が入府しました。「永久に鎮居する」という意味で、「久居」と名づけています。陣屋の遺構はありませんが、陣屋御殿跡と開府の碑などがあります。こちらに久居350年の歴史についての説明があります。
このあとは伊勢自動車道の下をくぐって戸木地区へ。遠くに青山高原などを眺めながら、暑い中、ひたすら2㎞以上を歩きます。
再び伊勢自動車道をくぐって、青龍山千手院賢明寺(けんみょうじ)へ。天台宗。「ひさいの観音さん」と親しまれているそうです。仁王門(市文化財)は、貞享元(1684)年のもので、大変立派でした。このお寺には、鎌倉時代(弘安8(1285)年)の石造板五輪塔(県文化財)があります。鎌倉中期の代表的な五輪塔で、石を組み合わせたものではなく、花崗岩の板状の一石を五輪塔に刻んだもの。
賢明寺の近くに受福山本念寺。真宗高田派。天正年間(1573~1592年)の創建。もとは真言宗でした。本念寺から東に川併(かわい)神社。ご祭神は、天忍穂耳命ほか9座。創始は明らかではありませんが、江戸時代は、地名にちなんで「野辺惣社」と称していました。式内社。
川併神社から北に向かいます。駅にほど近いところに寂陽山法苑院妙華寺。真宗高田派。天和元(1681)年の創建。藤堂家の姻戚寺院だそうです。本堂は、国の有形登録文化財。
その東に霊雲山玉セン寺。天台真誠宗。山門は武家の屋敷門の形式。久居藩主2代高堅(たかかた)、3代高陣(たかのぶ)の墓所があります。右の写真がそれと思います。
当初は、玉泉寺といったのですが、2代藩主高堅のときに高虎の官名「和泉守」に差し障るという理由で改名しています。正しい文字は、左の写真のとおりです(パソコンで変換できるか、確かめていません)。これで目的地はコンプリート。なお、久居にあるお寺については、「久居城下案内人の会」が解説をWebにあげておられます(こちら)。
ゴールは、スタートした久居駅。11時10分に戻ってきました。2時間40分。全身汗びっしょり。歩いた距離は、Google Fitでは8.1㎞(実家に戻った時点で)。スマホの「からだメイト」では、11.8㎞になっていましたが、これは過大評価でしょう。11時16分に実家方面へ行くバスがあり、それに乗って12時前には実家に帰宅。
今日歩いたコースは、初めに書きましたように近鉄あみま俱楽部のハイキングコース。アプリ対応コースでしたので、 左の画像のように、久居駅、子午の鐘、高通児童公園、賢明寺、玉セン寺でデジタルスタンプをゲット。また、右の画像(左上)のように踏破賞ももらいました。
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