お知らせ

  • データの移行について
    2005年10月26日のブログ開始当初から、2024年8月31日までの記事は、「猫の欠伸研究室(アーカイブ)」に移行しました(http://blog.livedoor.jp/taichimaru151/)。 このココログの「猫の欠伸研究室」には、2019年1月以降の記事を残し、2018年12月以前の記事は削除しました(2019年1月1日から2024年8月31日までの記事は、両方にあります)。

レンズを通した自然観察

  • この「レンズを通した自然観察」ということばは、恩師のお一人が、私の趣味を形容しておっしゃったものです。2023年2月7日のブログに書きましたが、実はときどき思い出していることばです。お世話になった先生方はたくさんいらっしゃいますが、この恩師は、就職のことから学位論文の執筆、審査に至るまで本当にお世話になった先生です。「写真の撮り方を指南してもらいたい」ともおっしゃったのですが、これはお世辞と理解しています。私はほぼ隠居状態となって10年以上になりますが、今、改めてこのことばをかみしめています。この先生には結婚式の際に「理論と臨床をつなぐ仕事をするように」ということばをいただきました。体調を崩してそれには十分に応えられませんでしたので、せめてこの「レンズを通した自然観察」については、極めるとまでは行かないにしても、もう少し精進したいと考えています。

ブログ名の由来

  • ブログ名の「猫の欠伸研究室」は、中日新聞の夕刊に連載されている「紙つぶて」というコラム(平成22(2010)年1月13日)に、元新党さきがけ代表の武村正義さんが書いていらっしゃった「人生は猫の欠伸である」というコラムによります。武村さんは、“チベットで鳥葬を取り仕切る僧侶が、「人の生涯は猫の欠伸のようなもの」と語った”と書いていらっしゃいます。「猫の欠伸のようなもの研究室」としたかったのですが、ちょっと間延びしますので、「猫の欠伸研究室」とした次第です。「研究室」とつけたのは、過去、大学に勤めていたことがあるということやら、知らないこと、分からないことがあると何でも調べずにはいられない性分であること、屁理屈、講釈が大好きであることからであります。しかし、「人生の研究をしている」のではありません。「大所高所」からのご高説を開陳できるほどの力量はないが故、「小所低所」からの戯れ言をつぶやくのが精一杯(苦笑)。身の程に合わせ、勝手なことを書き綴っていますので、御用とお急ぎでない皆様には、今後ともご交誼のほど、お願いいたします。是非ともコメントを頂戴し、少しでも世間を広げたいと熱望しております。

モットー

  • 座右の銘というほど立派なものはありませんが、過去に体調を崩し、療養生活を送った経験から、私なりのモットーをつくっています。その一つは、「淡々と飽きもせず……」です。自分では、「……」と余韻を残しているところが気に入っています。こだわりすぎや、やり過ぎはよくありません。若い頃はムキになってやったこともありますが、今はこのように「淡々と飽きもせず……」が自分に合っていると思っています。もう一つは「晴耕雨読」ならぬ「晴歩雨読」です。マンション暮らし故、耕すところはありません。代わりに歩いています。そして、最近(令和3(2021)年に入った頃から)追加したのが、「散歩生活、ときどき仕事」。NHKのテレビ番組に「晴れ、ときどきファーム!」というものがあります。これのもじり。浅学非才の身ですので、ご交誼の上、いろいろとご教示をお願いします。

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2024年8月

2024年8月31日 (土)

大雨にて蟄居せざるを得ず……夕焼け(?)を追加

240831102949089c 240831102951566c  雨時々曇りという予報ですが、朝からよく降っています。冒頭の2枚の写真は、10時半ごろの南の空。視界がかなり悪くなるくらい降っていました。10時台の1時間で44mmも降りました。今日は、大雨警報(土砂災害)が発令されています。

 Dsc08727c Dsc08729c_20240831122601 同じところを7時過ぎに撮ったものが、これら。7時台の時間雨量は、9.0mmでした。

08311200amedas  こちらは、正午現在の桑名のアメダスのデータ。初めに書きましたように、10時台には44mmの時間雨量。正午までの24時間雨量は89mm、48時間雨量は189mmにも達しています。市内でも、大雨による被害が出ており、下深谷部にある県立桑名北高校で敷地内ののり面が崩れ、正門に向かう道路に土砂が流れ込んでいます。夏休み中で生徒達は校内にはいなかったのが幸いですが、9月2日に予定されていた始業式は、4日に延期されたといいます(こちら)。

Dsc08733c_20240831122601  拙宅玄関前から見る長良川河口堰の様子は、昨日と変わりありません。7時過ぎの撮影です。今日は、3時56分に満潮、10時31分に干潮ですから、ちょうどその中間くらいの頃(四日市港潮汐表による)。

08311025rader 202408310085_top_img_a  10時25分の雨雲レーダーの画像。中央あたりが桑名ですが、真っ赤に表示される、強い雨雲があるのが分かります。9時現在、台風10号は、和歌山県田辺市の南南西の海上を東南東へ進んでいるそうです。風の強い領域は少なくなったものの、中心の北東〜東側に活発な雨雲が広がっていて、近畿や東海を中心に大雨への警戒が必要だとされています。このあと、進路が北向きに変わる予報ですが、その際にはスピードも落ちるようです。このあたりでは、9月2日(月)までは台風の影響が残りそうです。という次第で、今日は、蟄居中。

Bdzew1200  蟄居中ですので、録りためたビデオでも見ようかと思っていたら、とんでもないことが出来しました。リビングにテレビはありますが、私自身はソニーのBDZ-EW520というブルーレイディスクレコーダーを使い、パソコンにPC TV Plusというアプリを入れて、パソコンでテレビやビデオを見ています。このレコーダーが、朝、スイッチを入れたら、エラーメッセージが点滅。説明書によれば、熱がこもっているので、電源を切って、しばらくコンセントを抜くようにということでした。しかし、何度試しても、さらには、エアーダスターでレコーダー内の埃を吹き飛ばしても、エラーメッセージは消えません。8年前に購入したものですから、いよいよダメになったのかも知れません。まだ見ていない番組がかなりあったのに!! パソコン自体にテレビ&録画機能がありますから、それを使えばよいのですが、そうすると、分配器、混合器、ケーブルが必要。たぶん数千円の投資になります。Buffaloのnasuneというネットワークレコーダーを買えば、今使っているPC TV Plusがそのまま使えますが、nasuneは¥32,800という価格。どちらも一長一短なので、思案中。ひょっとしたら、ブルーレイディスクレコーダーが復活するかも知れないという期待も、まだわずかに抱いています。最終的には、パソコンでテレビを見るのを断念すればよいだけのことですが……。

240831182402707c 240831182353263c  【追記(8/31,18:40)】 桑名では雨は、15時過ぎに上がりました。写真は、18時半前の南の空。左の写真が南東、右が南西の空です。夕焼けといえばそうなのでしょうが、何だかアヤシい感じもします。明日の天気予報は、雨時々曇りという予報で、9時くらいから弱い雨となっています。台風10号は、15時現在、和歌山県・潮岬の南東の海上を東南東へ進んでいます。この後は海上で動きが遅くなり、次第に北寄りに進む予想だそうですが、サッサとしてくれないかと思います。

2024年8月30日 (金)

今日もカワセミセンサーが敏感に作動しました(微笑)

0830typhoon10 08300920rader  台風10号は、テレビのワイドショーで「日本列島に居座っている」と表現されるほどゆっくりとしたスピードで進んでいます。桑名あたりでも、雨が降ったり、止んだり、ときに大雨になったりしています。大雨警報が発令されたり、解除されたりをくり返しています。進路予想を見ますと、日曜あたりに桑名、名古屋あたりにやってきそうですが、その頃には熱帯低気圧に変わっているのではないかと予測されています。

Dsc08230c 08301030amedas  朝6時頃には雨は降っておらず、雨雲レーダーの画像を見ても、9時頃までは降らないとありましたので、これ幸いと6時半から散歩に出かけました。住吉神社から九華公園に着いたとき、スマホでYahoo!天気を見ますと、何と「35分後から雨が降る」と出て来ました(笑)。6時50分くらいのことです。やられました。よくあるパターンで、降らないと思って出かけたものの、結局降られるというパターンに陥りそうでした。そのまま、九華公園を半周しただけでUターン。来たコースをそのまま戻って、7時20分頃帰宅。歩いたのは、4.2㎞。結局、予告された時間になっても雨は降らず。8時過ぎから降り始めました。こんなことなら、いつものコースを歩いてきても大丈夫だったのにと思うものの、まぁ降られずによかったということ。右の画像は、10時半現在のアメダスのデータ。それにしても、昨日は良く降りました。

Dsc08234c_20240830105301 Dsc08232c  散歩に出るときの諸戸氏庭園から長良川河口堰方面の写真。右は、河口堰をズームしたもの。河口堰のゲートは、いつも通り、降りています。長良川の流れは、これまたいつも通り、ゲートをわずかにオーバーフローしているくらい。大雨で長良川の水量がかなり増えると、ゲートが全開されますが、今回の台風ではまだそういう状況には至っていません。四日市港潮汐表では、2時52分が満潮で、9時42分に干潮を迎えます。ちなみに河口堰のリアルタイムの状況はこちらに、また、ライブ画像はここにあります。さらに魚道の様子はこちらで見られます。

Dsc08236c_20240830105301 Dsc08246c_20240830105301  さて、散歩の話に戻ります。桑名七里の渡し公園のところで、アタマの上から「デデポポー」という鳴き声が聞こえます。キジバトが1羽、電線に止まっていました。住吉神社のところでは、ドバトが数羽、エサを拾っていました。今日はハトしかいないのか、と一瞬頭をよぎります。

Dsc08296c  住吉水門のところから揖斐・長良川の中州を見たら、アオサギがいるのが見えました。川幅は、このあたりでは300mくらいですが、ちょっと上流にいましたので、400m以上先です。

Dsc08268c_20240830105401  ちなみに、昨日の記事で「高潮対策で堤防は補強されている」と書きましたが、住吉神社前では、この写真のようになっています。川縁から道路までは、50m以上あります。左端に写っている建物は、住吉浦休憩施設。トイレを備えた無料の休憩施設で、観光案内窓口を兼ね、さらに、あのアイスまんじゅうなども売っています。

Dsc08337c_20240830105401 Dsc08361c_20240830105401  七里の渡し跡のところへさしかかったら、私の「カワセミセンサー」がピピッと反応!! いました、伊勢一の鳥居のある側の護岸の上にです。

Dsc08383c_20240830105401  こちらの写真を見ますと、下の嘴の根元の方が赤くなっているようですので、メスの幼鳥かと思います。いやぁ、雨が降りそうな中、出て来た甲斐があるというものです。

Dsc08610c_20240830105401  さらに、三の丸水門のところでは、メスのイソヒヨドリがいました。青虫をくわえていますので、苦手な方は、写真をクリックなさらないでください。

Dsc08648c  九華公園では、散歩をする方がチラホラ。しかし、初めに書きましたように、途中で「35分後から雨が降る」とYahoo!天気に出ているのを見つけてしまい、公園内を半周したところで、Uターン。それもあって、九華公園で見た野鳥はドバトだけ。今日は、アオサギさんは来ていませんでした。

Dsc08696c_20240830105301  その後のことは、初めに書いたとおり、8時過ぎまで雨は降りませんでした。昼近くからは、晴れ間も出て来ています。帰宅後、ネットを見ていたら、JRさわやかウォーキングも、近鉄ハイキングも9月以降の予定が出ていました。これからチェックし、参加したいイベントをリストアップしなくては(微笑)。サルスベリの花は、今日も、桑名七里の渡し公園にて。

17_01 17_02  余談。散歩から帰って、ワイドショーを眺めていたら、災害時や大規模な通信障害時など、いざという時に使える00000JAPAN(ファイブゼロジャパン)というフリーWi-Fiがあるといっていました。これは覚えておいた方がよさそうだと思って、調べました。リンク先にありますように、災害時にドコモ、au、ソフトバンクの携帯キャリアが垣根をこえて無料開放する、公衆無線LANサービスだそうです。これが最初に提供されたのは2016年の熊本地震。携帯キャリアに関係なく誰でも簡単に使え、スマホのWi-Fi画面のネットワーク一覧から、00000JAPANを選んで接続するだけということでした。利用できる場所は、主に普段、携帯キャリアのWi-FiやフリーWi-Fiが提供されているアクセスポイントが設置されているところですが、避難所などに設置されている臨時のアクセスポイントから利用できる場合もあるそうです。さらに、2023年5月にはガイドラインが改訂され、災害発生時だけでなく大規模通信障害時にも00000JAPANが利用できるようになっています。画像は、リンク先からお借りしました。

2024年8月29日 (木)

余談ばかり……鳥の正面顔と、シャリキン

240829081338401c 082908rader  朝からの雨で、しかもときどき強く降りますので、散歩には行けません。散歩依存症の我が身としては、いささか辛いところですが、ノロノロで大きくて、強力な台風に悩まされていらっしゃる方々のご苦労に比べれば、大したことではありません。冒頭の写真は、朝8時過ぎの北の空。右の写真は、8時現在の雨雲レーダーの画像。雨雲はほぼ北に向かって動いており、南の方にはまだまだ雨雲が控えています。南から湿った空気が入り込んでくるということですから、止み間は期待できません。

0829amedas  正午現在のアメダスのデータ。朝5時台に降り始め、7時台からはそれなりに降っています。最高気温は26.9℃ですが、これは夜中に記録しています。最低気温の23.5℃は10時前の記録。台風10号の進路予想も載っていますが、スピードは上がらないようで、東海地方へやってくるのは、日曜から月曜あたりとか。高気圧2つに挟まれ、しかも偏西風はかなり北の方を流れているといいますから、迷走し始めるかも知れません。

220808 160117  散歩に行っておりませんので、余談のような話で。まずは、鳥の正面顔。これまでにも折々に、鳥の正面顔はおもしろいと書いてきました。過去の記事を検索して、いくつか拾い出して載せてみます。左の写真は、アオサギ。水辺に降りて魚を捕ったり、水田でカエルを捕まえたりします。それに叶うようになっているためか、下が見えるように、目が斜めになっているように思えます。右は、ユリカモメ。こちらは見上げるアングルで撮っていますが、アオサギと同じように、目がやや斜めになっています。

230408 240704  続いて、スズメ。コゲラが使った巣を見聞して出て来たところです。スズメも目は、やや斜めになっているようです。エサを拾うのに好都合なのでしょうか。それに、目や嘴のところから黒い帯があるのが、何ともユーモラスに見えます。右は、カワセミ。

220103  もう1枚。モズのオスです。サギやユリカモメのように、目が斜めになっているのではありません。頭でっかちに見えるのが、おもしろいと思います。『鳥の正面顔(♪鳥くん(永井真人)、玄光社)』という本もあるくらいですから、興味を持つ人は多いのでしょう。この本のキャッチコピーは、「鳥の萌え顔172種! 」となっています。

240828175201433c 240828180908087c  余談その2。台風で苦労している方がいるのに何だ!?とお叱りを受けるかも知れません。三重テレビの「新・ええじゃないか」の第72話「~夏を感じるモノめぐりの旅~」で紹介され、一度、試してみたかったのです。四日市にある酒造メーカーの宮﨑本店が薦めるキンミヤという小中の飲み方です。「シャリキン+ガリガリ君」というもの。シャリキンは、宮崎本店のキンミヤ焼酎を90ml、パウチに入れた商品。これを冷凍庫で凍らせて、シャーベット状にします。

240828181004147c  シャーベットにしたシャリキンをグラスに入れ、水または炭酸を入れ、そこにソーダ味のガリガリ君を投入。あとは、ガリガリ君を溶かしながら飲むという次第(こちらを参照)。試してみた結果、ウ~ン、炭酸水を入れて、「ガリガリ君サワー」にした方がよかったかも知れません。ガリガリ君が溶けてくると、甘さが勝ってくるのです。キンミヤには、ほかにホッピー+キンミヤというの見方もあるそうですから、またチャンスがあればトライしてみましょう。

Dsc08125c_20240829123401  ところで、昨日、非常勤先から授業評価の結果が届き、コメントを求められていると書きました(2024年8月28日:今日は、ダイサギとカワセミ)。午前中、一応書き上げ、現在は寝かせてあります。今年度末で定年ですから、コメントを書くのもこれで最後。ということで、いいたいことを、若干マイルドな表現で書かせてもらってあります(笑)。サルスベリの花は、昨日、桑名七里の渡し公園で撮ったもの。

Dsc08222c  付記。授業評価結果へのコメントは、吟味した上で、午後、返送しました。「書き直せ」といわれたことはこれまでにありませんでしたので、これで終了(のはず)。本当に夏休みです。わが家あたりでも、13時台には1時間で25mmの雨量を記録しています。三重県松阪市では住宅街が水没したというニュースも流れています(こちら)。我が家のあたりは、昔風の表現をすれば、「ウォーターフロント」。揖斐川、長良川の目の前。気になりましたので、マンション9階の拙宅玄関前から眺めてきました。15時半過ぎの写真です。手前の緑は、諸戸氏庭園。その向こうに揖斐川、中州をはさんで長良川が流れています。中央左手には長良川河口堰が見えています。川の流量はかなりあります。四日市港潮汐表によれば、満潮は16時18分。河口部が近いので、満潮になるとき、このあたりは海水がさかのぼってきます。

Dsc08224c_20240829154001  左の写真は、長良川河口堰をズームしたもの。15時半現在、ゲートはすべて降りていて、上流からの川の水がゲートの上を流れ下っています(こちら)。洪水などによって流量が増大すると、ゲートは全開されます(例えば、ここには今年6月23日のときの措置についての資料があります)。桑名のアメダスで、15時現在の24時間雨量は96mmとかなり降っていますから、これから河口堰のゲートが全開になることは十分にありそうです。

Dsc08228c_20240829154001  住吉神社あたりの揖斐・長良川の様子。画面中央に写っているのが、住吉神社の拝殿。鳥居も見えています。手前の森は諸戸氏庭園。その向こうは、桑名七里の渡し公園。いずれも散歩コースです。中州をはさんで手前が揖斐川、向こうが長良川。さらにその向こうは、桑名市長島町。かなりの水量です。堤防は、高潮対策で補強されていますから、大丈夫だろうと思いますが、まだまだ雨は続きますから、十分に気をつけなくてはなりません。

2024年8月28日 (水)

今日は、ダイサギとカワセミ

Dsc08215c  終日雨模様という予報でしたが、日中はほとんど降っていません。今日は、自分で決めている「定例散髪日」ですので、8時からいつものS理容院さんへ。「いつもの通りでお願いします」で済むのが、何ともありがたいのです。あとは世間話や、床屋政談をしていれば、1時間で仕上がり。そのあとは、欲しい新書がありましたので、三洋堂書店桑名店へ。しかし、残念ながら、在庫はなし。帰宅して、雨は夕方まで降りそうもありませんでしたので、9時半から散歩へ。住吉神社から九華公園を1周して、再び住吉神社、桑名七里の渡し公園を経由して6.5㎞、1時間半。出かける頃は、雲が多く、暗い空でしたが、帰宅したときは、冒頭の写真のような空。

Dsc06759c_20240828154401 Dsc07041c  九華公園では、二の丸堀にかかる二の丸橋にダイサギが来ていました。一昨日に続いて(2024年8月26日:今日のバードウォッチングは夏場にしては豪華ラインナップ)、この夏、2回目。夏によく来るのは珍しいことです。ほかには、ドバトがそれないにいました。スズメ、ムクドリも見かけましたし、あの片足が不自由なハクセキレイにも遭遇しました。このハクセキレイには、日曜日にも出会っています(2024年8月25日:懐かしいハクセキレイに遭遇しました……アオサギ、カワセミ、イソヒヨドリも)。九華公園あたりで暮らしているのでしょう。

Dsc07271c_20240828154501 Dsc07986c_20240828154601  カワセミには、まずは、奥平屋敷跡で遭遇しました。というか、奥平屋敷跡を歩いていたら、近いところから飛び立って、二の丸堀を東に飛び去るのを見ました。最近、木の枝に止まっていたり、ツツジなどの植え込みの影の堀端にいたりして、気づきにくいことがよくあるのです。その後、九華公園内では、カワセミには会えず。ひょっとしたらと思い、柿安コミュニティパークの西の堀に行って探したら、いました。「案の定」ということです。昨日と同じく(2024年8月27日:カワセミは見たものの、証拠写真ばかりで苦笑)、舟入橋の下、堀めぐりの船が係留してあるロープに止まっていたのです。

Dsc07723x Dsc07938c_20240828154601  しばらく見ていると、2回ダイビングして、小魚を捕っていました。そのうち1回は、ハゼのような魚でした。もう1回は、黒っぽい小魚で、これは何かはよく分からず。ついつい調子に乗って、撮った写真は1,000枚以上に及び、チェックに一苦労しました(笑)。

Dsc06801c Dsc06813c  ところで、九華公園では、今日、左の写真のような掲示が出ていました。確か去年もアカミミガメの捕獲作業が行われたのを聞いた記憶がありました。作業をしておられたのは、市内の高校の生物の先生。解剖実習に使うのだそうです。アカミミガメの生態などについて、いろいろと教えていただき、また、私からは、私なりの観察所見をお伝えしました。去年より数が減っていること、今年は卵から孵った子ガメがよくいることなどなど。

Dsc06886c_20240828154401  この話をした後、九華公園の外周遊歩道の南を歩いていたら、堀に浮いている木に子ガメが2匹上がって、甲羅干しをしていました。

Dsc08186c_20240828154301  Dsc08033c_20240828154401 台風10号は、伊勢湾台風並みの強さで、徒歩くらいのスピードで進んでいるそうです。当初は、東海地方直撃かと思いましたが、結局、九州に近づいています。私どもは安心したのですが、九州地方の方にはさぞご心配と拝察します。十分にお気をつけになさってください。東海地方に最接近するのは週末のようです。今日は、最低気温25.5℃、最高気温30.7℃と気温はひと頃よりは低くなりましたが、蒸し暑くなっています。明日、明後日は雨時々曇り、土曜日は1日雨という予報です。明日、明後日も、止み間があれば散歩に出たいところです。左の写真は、揖斐川右岸の堤防(船津屋の裏手)から見た、揖斐川の上流方向。住吉神社、多度山が見えています。右の写真は、桑名七里の渡し公園にあるサルスベリ。背後の建物は、住吉ポンプ場。

 Dsc08134c_20240828154301 オマケ。非常勤の話。8月8日に前期の成績を提出して、「夏休み気分」と書きましたが(2024年8月8日:今日もカワセミがいました……前期試験は成績を提出し終え、「夏休み」)、1つ、忘れていました。今日、非常勤先から「学生による授業評価」の結果が届き、コメントを書くように求められました。これも、恒例行事。毎回ぼやきますが、自分の授業評価の結果しか届きませんので、率直にいえば、「あぁそうでしたか」としかいいようがありません。せめて全体の平均値くらい示してもらえると、比較ができるのですが……。つまり、比較対象がないと、結果の読み取りようがありません(8項目の評価項目がありますから、それら同士で比較することはできますが、あまり意味はないでしょう)。まぁ、やむを得ませんから、昨年までの自分の結果と比較して、何か考えることにします。写真は、桑名七里の渡し公園にて。左端に写っているのは、昔の「諸戸水道」の共用水栓のレプリカです。

2024年8月27日 (火)

カワセミは見たものの、証拠写真ばかりで苦笑

240827amedas  台風10号は、11時現在で奄美市の東約110㎞にあるそうですが、桑名では昨晩から今朝にかけて雨がよく降りました。9時過ぎには雨は上がり、しばらくは降りそうもありませんでしたので、9時半からほぼ1時間、時間制限で散歩をしてきました。住吉神社から九華公園を半周して、北大手橋から七里の渡し跡を帰って、5.5㎞。その後は、晴れ間も出て来ました。

Dsc06323c_20240827140501  野鳥も、散歩する人もいないだろうと思ったのですが、そうでもありませんでした。九華公園までの途中、ところどころにスズメがいましたが、写真にはうまく撮れず。九華公園では、九華橋の近くの樹上にいつものアオサギさん。昨日、神戸櫓跡の松の木のてっぺんにいたアオサギとは、別の個体です。相撲場近くの堀では、カワセミが飛ぶのを見たのですが、すぐに鎮国守国神社の社務所裏に入ってしまいました。このあたりに棲んでいると思います。ここに入るとしばらくは出て来ません。

Dsc06375c_20240827140501 Dsc06398c_20240827140501  公園内では、旧アヒル小屋のところでカワウが翼を広げて乾かしていました。二の丸跡や、相撲場のところではドバト。朝日丸跡では、コゲラの鳴き声が聞こえたものの、今日は姿は見られませんでした。

Dsc06499c_20240827140501 Dsc06499x  九華公園、今日は、時間制限のため(11時には雨が降り出すとYahoo!天気にあったのです)半周。外周遊歩道の東には行かず、二の丸橋から南側へ回ったのですが、奥平屋敷跡のところにはカワセミは来ず。相撲場のところでもう一度カワセミを待ったものの、ここでも出て来ません。柿安コミュニティパークに行ったところ、西側の堀でカワセミが北に向かって飛びました。ポンプの吸い出し口があるところへ。左の写真は、600mmズームで撮ってノートリミング。右は、トリミングしたもの。カワセミがいるのは分かると思います。そこの近くへ行ったら、今度は、南に飛ばれました。ウロウロさせられます。

Dsc06555x Dsc06555c  カワセミが飛んだ先は、舟入橋の下。花見シーズン、「桑名城お堀めぐり」に使われる船が係留してあるところのロープに止まっています。薄暗いところで距離があり、これまた証拠写真で苦笑。まぁ空模様が空模様ですし、時間も時間ですから、良しとしましょう。

Dsc06229c Dsc06291c_20240827140601  ところで散歩に出たときの空模様は、左の写真のような様子。右の写真は、住吉水門。住吉水門は、ライジングセクターゲートになっています。操作台、門柱等の土木構造物が不要で、駆動はピニオンギアを回転させる減速機付きの油圧モータにより行われ、シンプルな機器構成となっているのだそうです。ドルフィンゲートとも呼ばれるようです。

240827weather  週間予報を見ますと、桑名では今のところ、29日(木)にもっともよく雨が降りそうです。土曜(8/31)くらいまでは台風の影響で雨模様の日々のようです。「散歩依存症」としては辛いところです(苦笑)。

2024年8月26日 (月)

今日のバードウォッチングは夏場にしては豪華ラインナップ

240826105616707c  台風10号の進路がどんどん西寄りに変わっています。当初は、東海地方を直撃するような予想でした。今日の昼くらいの予想では、九州に向かっており、その後、東寄りに進路を変えるといいます。東海地方は間接的な影響が長引く恐れがあり、最接近するのは30日(金)になるそうです。今朝は、明け方頃に雷雨に襲われました。かなり降ったような印象があったのですが、アメダスのデータでは、4時台も、5時台も0.5mmずつ。最低気温は、26.4℃。最高気温は、15時現在で34.1℃。

Dsc04628c Dsc04651c_20240826143501  散歩は、6時40分から。住吉神社、九華公園、歴史を語る公園、内堀公園、京町、寺町と6.9㎞。九華公園でかなり歩き回りましたので、距離が伸びています。住吉神社のところでは、このところ、スズメとドバトがよく見られます。階段や土手でエサを拾っています。

Dsc04698c_20240826143501  Dsc04690c_20240826144901 私が歩く揖斐川右岸沿いには、住吉、川口、三之丸の3つの水門があります。今日は、すべての水門が閉じられていました。この写真は、七里の渡し跡にある川口水門。向こう側が揖斐川、写真を撮っている私の背後に七里の渡し跡があります。

Dsc04749c_20240826143501  柿安コミュニティパークの西にある堀で、今日もカワセミを見つけました。4~50m先にいるのが分かりますから、お陰様でカワセミセンサーの能力は遺憾なく発揮されています。この写真は、30mほどのところから撮って、トリミングしています。コミュニティパークには、ほかにハクセキレイが1羽。

Dsc04800c_20240826143501 Dsc04885c  九華公園について管理事務所の近くでカワラヒワ。水浴びでもした直後なのか、濡れているように見え、ちょっとヘンな姿。奥平屋敷跡では、ムクドリ。10羽以上がいました。

Dsc05120c_20240826143501  二の丸跡では、シジュウカラ。ネクタイが太いので、オス。先日、京町公園(2024年8月24日 :京町公園でシジュウカラ2羽)で見ましたし、記事には書きませんでしたが、昨日、寺町堀にもいました。

Dsc05308c_20240826143501 Dsc05353c_20240826143501  朝日丸跡では、コゲラが出てきました。夏の間、たまに鳴き声は聞いていましたが、姿を見られたのは、久しぶりです。さらに、メジロかと思って撮ったら、ムシクイのようでした。二の丸跡でも、メジロかなと思った鳥がいたのですが、このムシクイだったのかも知れません。いや、今日はなかなか豪華なラインナップです。

Dsc05457c Dsc05557c_20240826143601  吉之丸堀にかかる橋を渡っていたら、神戸櫓跡にアオサギがいるのが見えました。奥平屋敷跡から二の丸跡に渡るところからも神戸櫓跡はよく見えるのですが、そのときはカワウが2羽いるのかと思い込んでいました。右の写真のように、カワウとアオサギでした。ちなみに、このアオサギさん、顔のあたりの色・模様を拡大してよく見ると、いつも九華橋近くの樹上に来るアオサギとは異なっていました。別の個体と思われます。

Dsc05515c_20240826143601  相撲場近くに再び来たら、イチョウの木のてっぺんにカワラヒワ。管理事務所の近くで見たカワラヒワと同じ個体のような気がします。

Dsc05859c_20240826143601 Dsc05830c  公園の外周遊歩道を周り、奥平屋敷跡の南側にカワセミが来ないか確認してから、公園の西側を待っていました。管理事務所の南の花菖蒲園のところにダイサギがやってきていました。九華公園でダイサギを見るは、去年の12月以来でした(2023年12月1日:アオサギ、ダイサギ、コサギのそろい踏み……楊貴妃メダカをゲット)。正面顔&首が伸びたところもいただきました(右の写真)。

Dsc05903c_20240826143701  相撲場近くの堀へ、本日3回目。しばらく待ったところで、カワセミが2羽登場。ただし、写真が撮れたのはそのうちの1羽だけで、あまりよく撮れてはいません。このところ、カワセミ2羽がセットで出てくるところを見かけます。今のところ、九華公園にはカワセミは3羽はいると思いますが、登場するときは、1羽単独の場合と、このように2羽セットのときとがあります。

Dsc06202c_20240826143701  このようなことで、今日は、本当に豪華ラインナップのバードウォッチングでした。と喜んで帰ってきましたら、拙宅マンションの集会室のところにイソヒヨドリのメスがいました(微笑)。さらに喜びがアップ。

Dsc05686c_20240826143601 Dsc05692c  この間から、ボタンクサギが気になって毎日見てきます。というのも、今もまだ新しく花が咲き始めているのです(現在進行形)。それに、ほかに花のバリエーションがないということも関係しています。

240826151938674c  オマケ。台風接近に備え、とうとうつぼみが1つもつかなかったアサガオを処分しました。この写真は、処分する直前の「記念写真」。ベランダに置いてありますので、強風に煽られて飛ぶのを避けようということ。これで、今年のベランダ園芸は、すべて失敗にて終了(苦笑)。来年は、アサガオ、サギソウともにぜひともリベンジを図るつもりです。

2024年8月25日 (日)

20240825寺町クラフトビールフェア

Dsc09404c_20240730112701   8時半に散歩から帰って、11時前から再び出かけてきました。行き先はもちろんこちら。「寺町クラフトビールフェア2024」です。 好天で、猛暑日寸前という暑さでビールには絶好の日和り(微苦笑)。娘が同行(付き添いか、はたまた監視役か、それは不明)。

240825105833829c  我が家を10時50分に出て、11時前に到着。そうなのです、徒歩5分もあれば行けるのです。11時開始ということでしたが、すでにお客さんもあり、ビール販売も始まっていました。

240825112516396c  去年は(2023年8月20日:20230820寺町クラフトビールフェア)、長島ビール園の「5種類飲み比べセット」(¥1,500)を楽しみましたので、今年は、出かける前から細川酒造上馬ビールにほぼ決めていました。この写真で、向かって右が細川酒造のブース。

240825110052219c 240825111251305c  細川酒造のビールは、オーガニック原料だけを使い、本場、ドイツの原材料・製法にこだわったもの(こちら)。まずは、ヘレスをいただきました(¥700)。ラガービールの1種ですが、甘みがあって、ホップの苦みが弱い特徴があります。1杯だけのつもりでしたが、娘とシェアしたため、もの足らなくなり、ドゥンケル1杯を追加。こちらも¥700。ドゥンケルは、ミュンヘンの伝統的ラガーの1つなのですが、こちらは黒ビール。こちらの方が味の切れがよい感じでした。

1724556197073c 240825112536567c  つまみには、かねき商店のブースで牛串焼肉(¥600)と牛タン焼肉(¥400)とを1本ずつゲットしてきました。写真では区別しにくいのですが、向かって左が牛串焼肉。個人的には、牛串焼き肉の方が美味しく感じました。かねき商店さんのブースは、右の写真で向かって右。

240825112616814c  240825112533295c 今年は、ミスト発生装置も設置され、猛暑にも配慮されていました。去年は、桑名の後藤酒造場さんもブースを出しておられ、青雲の樽酒を瓶詰めしたものを買ってきたのですが、今年は、大変残念ながら、出店しておられませんでした。

240825112654484c  ということで、開始直前に行って、ビール2杯を30分ほどで楽しんで、サッサと帰って来たという次第です。これで、個人的には「夏も終わった」というところです。

懐かしいハクセキレイに遭遇しました……アオサギ、カワセミ、イソヒヨドリも

Dsc03181c_20240825135601  昨日の夜23時頃、わが家あたりでは雷鳴がとどろいていたのですが、アメダスのデータには雨の記録はありませんでした。しかし、今朝は24.7℃と熱帯夜からは逃れられました。朝の早い時間帯は雨という予報でしたが、降られずに済んでいます。今朝も6時40分から散歩へ。住吉神社、九華公園、歴史を語る公園、内堀公園、外堀、入江葭町、吉津屋町、京町、寺町と7.0㎞。入道雲もたくさん湧いているのですが、秋を感じさせる雲も見えます。

Dsc03279c_20240825135601  Dsc03312c 散歩に出てすぐ頭上からイソヒヨドリの鳴き声がよく聞こえてきました。あたりを見回すと、住吉ポンプ場の建物の避雷針に止まっていました。イソヒヨドリのメスです。住吉神社のところには、数羽のスズメ。右の写真のスズメは若者。ほかにはドバトも来ています。

Dsc03443c_20240825135601  柿安コミュニティパーク西の堀で、何かが飛ぶのに気づいたのですが、何とカワセミでした。しかし、いかにも遠い。カワセミが止まったところは、簡単にはいけないあたり。それ故、証拠写真。

Dsc03510c_20240825135601 Dsc03642c_20240825135701  九華公園には7時前に到着。スズメが出迎えてくれました。二の丸跡では、ドバトたち。

Dsc03710c  カラスもハシボソガラス、ハシブトガラスが揃っています。グラウンドでは、両者が20羽近く集まっているところも見られました。こちらは、朝日丸跡にて。

Dsc04371c_20240825135801 Dsc03967c_20240825135701  アオサギさんは、7時前から来ていました。今日は、身繕いシーンから。羽毛1枚1枚を丁寧にきれいにしていきます。右は、正面顔。ひょうきんです。

Dsc03875c_20240825135701 Dsc03808c_20240825141201  コミュニティパークでカワセミを見ましたが、今日は九華公園でも2羽を見ました。相撲場近くの堀のところに、2回目に行ったとき、これらの写真のカワセミが同時に登場。写真はあまりきれいには撮れませんでした。両者は20mほど離れていましたので、1枚の写真に収めると豆粒以下の大きさで、それは割愛。

Dsc04142c Dsc04222c_20240825135801  さらに九華公園を一回りして、立教小学校の体育館のところへ来たら、対岸の奥平屋敷跡の南側に、再び、カワセミが2羽やってきました。これらもあまりよく撮れず、ちょっと残念。

Dsc04527c_20240825135801  カワセミを見てから歴史を語る公園に向かおうとしたら、ハクセキレイが目の前に降りてきました。肉眼では気づかなかったのですが、パソコンでよく見たら、左足の先の部分がありません。このハクセキレイは、春の頃、奥平屋敷跡でよく見たハクセキレイでした。元気でいてくれてよかった(微笑)。

Dsc04103c  ボタンクサギが、やはり気になります。今日もよく見てきました。飽きません(微笑)。

Dsc04540c_20240825135801  今週は、フォーマルな予定はありません。「定例散髪日(偶数月の最終水曜日)」を迎えますが、ちょうど台風10号がやってきそうですから、延期せざるを得ないでしょう。サルスベリは、片町のお宅にて。

2024年8月24日 (土)

京町公園でシジュウカラ2羽

Dsc03178c_20240824135401  朝5時過ぎ、日の出の頃、雨が降りました。雷は鳴りませんでしたので、ゲリラ雷雨ではありません。14時現在では、最高気温は35.4℃を記録して、今日も猛暑日を記録。桑名での猛暑日の日数は、確か新記録を更新中です。6時40分から散歩へ。今日、この時間は、28℃台でしたが、雨のお陰で湿度が高く、蒸し蒸し。住吉神社、九華公園、中橋、歴史を語る公園、内堀公園、外堀、入江葭町、吉津屋町、京町、寺町と7.0㎞。2時間弱。

Dsc02160c  Dsc02135c_20240824135401 柿安コミュニティパークの電柱に、久しぶりにカワウ。暑いのでしょう、嘴を開いて、のどをブルブルさせています。カワウを見ていたら、上空をダイサギが通過。気づくのが遅れ、後追い写真。

Dsc02206c_20240824135401 Dsc02258c  九華公園についたら、西側の堀の向こうの電線にイソヒヨドリのメス。鳴き声が聞こえ、探しました。公園についたときには、アオサギはまだ来ておらず、半周してもう一度見に行ったら、いました。いつものように、九華橋近くの樹上にです。

Dsc02672c_20240824135501  相撲場近くで、スズメが青むしのようなものを捕まえてきて食べていました。ほかに見たのは、ムクドリ、ハシボソガラスくらい。今日は、残念ながらカワセミは見られませんでした。

Dsc02871c_20240824135501 Dsc02950c_20240824135601  京町公園でシジュウカラ2羽。シジュウカラは、先日、九華公園でも鳴き声が聞こえたのですが、見たのはずいぶん久しぶり。木の実らしきものを取って食べていました。早く涼しくなって、野鳥が戻ってきてくれるのを願っています。

Dsc02106c_20240824135601 Dsc02237c_20240824141001  今日も大気が不安定なのでしょう。散歩中、九華公園で細かい雨がしばらく降っていました。長良川河口堰、長島などにも行きたいのですが、雨に降られるのもいやですし、こうも猛暑続きではモチベーションも湧きにくくなっています。左の写真は住吉神社のところから見た南の空、右は、九華公園の北門あたりから撮った南の空。

Dsc02451c_20240824135501 Dsc02417c_20240824135401  昨日も載せましたが、ボタンクサギの花。昨日と同じく、九華公園の南にあるお宅にて。「臭木」という名前ですが、花は嫌なにおいはしません。よく見るとおもしろいと思っています。右の写真の花は、九華公園の外周遊歩道の東あたりに咲いています。調べてみると、チェリーセージのようです。初夏から晩秋までの長い期間開花するシソ科の多年草で、葉や花にフルーティーな甘い香りがするのが名前の由来だそうです。今度は、香りを確かめてこなくては(微笑)。

202408240115_top_img_a Dsc02768c_20240824142501  台風10号の進路が気になります。現在予想されている進路の中央を来ると、28日(水)あたりにこの地方を通過していくことになります。 980hPa、中心付近の最大風速が35m/sという大型で強い台風ですので、十分に気をつけ、備えなければなりません。右の写真は、昨日の記事でも触れました、ヒマワリ観察をしていた「ヒマワリ銀座」台風に備え、持ち主の方がうなだれた花はすべて切ってしまいました。

2024年8月23日 (金)

猛暑でしたが、イソヒヨドリ、アオサギ&カワセミでバードウォッチングは吉日

Dsc01557c_20240823144401 Dsc01187c_20240823144301  朝6時半に散歩に出ましたが、その頃すでに30℃。というのも、今朝の最低気温は29.1℃でした。新聞を取りに出たときにすでにムッとした暑さ。10時56分に36.2℃を記録して、今日も猛暑日。知人が「これだけ暑い日が続くと、それだけで腹が立ってくる」といっていましたが、同感です。あれこれとやる気も湧いてきません。散歩は、いつものように、住吉神社、九華公園、内堀南公園、外堀、入江葭町、吉津屋町、寺町と7.4㎞。九華公園でカワセミを求めてウロウロしましたので、かなりの距離となっています。空には入道雲やら、いろいろな雲が出ていますが、大気が不安定なためなのでしょう。歩いているときも、木曽三川よりも東の方でたびたび雷鳴が聞こえていました。冒頭の写真は、九華公園の二の丸跡から見た南西の空。右の写真は、住吉神社前から見た揖斐川の上流方向。

Dsc01099c_20240823144301  散歩に出てすぐ、諸戸氏庭園の建物にイソヒヨドリのメス。虫を捕まえて食べた後のショットです。ほかにもメスがもう1羽、煉瓦蔵のところにいました。これはなかなか幸先がいい(微笑)。

Dsc01272c_20240823144401  柿安コミュニティパークでは、ハクセキレイ。若者のような印象。よく動き回っていました。

Dsc01402c  九華公園の北門を入ってすぐ、ソメイヨシノの木で何かが動きました。これまたイソヒヨドリのメスでした。

Dsc01504c_20240823144401 Dsc01588c  アオサギさんは、今日もいました。双眼鏡で見ると、やはりいつものアオサギのようでした。最初は、お休みしていました。右は、野鳥写真としては、顔も目も写っていませんから、よくないのですが、この後ろ姿も好きなのです。何となく、蓑を被っているように見えておもしろいからです。

Dsc01752c_20240823144301  公園内を半周してもう一度見に行ったら、アオサギは起きていました。

Dsc01536c_20240823144401 Dsc01463c  ヘンな鳥に見えますが、ヒヨドリです。今日は、九華公園で数羽を見ました。この頃は、ヒヨドリをたまに見るようになっています。右の写真はハシブトガラス。嘴を開いていて、暑そうです。カワウもそうですが、やはり色が黒いので、余計に暑いのでしょう。

Dsc01922c Dsc01914c_20240823144301  今日もカワセミを求めて、「出現スポット」を回って来ました。相撲場近くの堀のところは、もっともよく見られますので、ここへは3回も行きました。これが九華公園をウロウロしていた理由(苦笑)。3回目にしてようやく、カワセミに出合えました。これで満足して帰れます。オマケに今日は、カワセミの正面顔もいただきました。

Dsc01726c_20240823144401  ボタンクサギ。もう終わったかと思っていたら、まだまだいくつも咲いています。九華公園の外周遊歩道の南に隣接するお宅の裏手に何本もあります。湿気のある半日陰が好みのようです。小さい花が集まっていて、よくよく見るとなかなかおもしろい花になっています。1つの花には、4つのおしべが見えます。

Dsc01235c  余談。台風10号が北に向かっています。七里の渡し跡には、ボートが数隻、すでに避難してきていました。しばらく前にヒマワリ銀座であったところでは、ヒマワリを育てておられた方が、「台風に備えて」とおっしゃって、垂れ下がった花をすべて切っておられました。台風は今のところ、北西に向かっていますが、27日頃、四国の南海上で進路を変え、紀伊半島に向かう予想となっています。

Dsc01984c_20240823144901  猛暑の日々でも、「馬鹿のひとつ覚え」のように、ほぼ毎日、散歩に行っています。最近は、アオサギ、カワセミが毎日のように見られるというのも散歩のモチベーションになっていますが、1日に1回は、運動し、汗をかいたほうが、体も気持ちもアタマもすっきりするからです。1日中、室内にいてエアコンの世話になっていますと、体調不良になりそうですし。まぁ、あくまでも「私の場合は」ということですから、お気になさらずに。カンナは、外堀にて。

2024年8月22日 (木)

アオサギとカワセミのゴールデンコンビ……文化亭でランチも

Dsc00947c_20240822150401  最低気温は28.6℃と熱帯夜でしたが、最高気温は34.8℃と微妙なところで猛暑日にはなりませんでした。しかし、湿度は高くて、蒸し暑くなっています。今朝は、所用がありましたので、それを済ませたついでにクルマで九華公園へ。8時半過ぎに到着。九華公園だけを小1時間歩いてきました。歩いたのは、4.6㎞。暑くなる前に歩いていた時間帯とほぼ同じであったため、久しぶりに散歩友達のHさんにお目にかかれました。

 Dsc00680c アオサギさんは、今日も九華橋近くの樹上に来ていました。目の上あたりの紺色の部分の模様をよく見ると、来ているのはたぶん毎日同じアオサギです。いる場所も、毎日同じです。ここがお気に入りというか、安心感を感じるのでしょう。

Dsc00723c_20240822150301  Dsc00927c 今日も鳥は少なく、旧アヒル小屋のところにカワウさん。実は、カメラを向けた途端にお尻から白い物体を発射した直後です。残念ながら、その白い物体は写ってはいませんでした。ドバトは、このところわずかに増えてきました。ほかに見たのは、スズメ、キジバト。ムクドリやカラスはほとんど見ません。

Dsc00740c_20240822150301 Dsc00826c  朝日丸跡の東北の隅あたりを歩いていたら、カワセミが飛びました。堀をはさんだ、対岸の野球場前のところへ。それが左の写真。600mmズームで撮って、かなりトリミングしています。急いでカワセミのいる方へ向かって撮ったのが、右の写真。これもトリミングしています。ピントがイマイチですが、下側の嘴の根元あたりが赤いようにも見えます。そうであればメスなのですが、どうでしょう?

Dsc00972c Dsc01033c  帰宅して、外に借りている駐車場近くのお宅にて。ここのお宅には、紫色の花が咲くサルスベリが2本あります。タキイでは、「ディア・パープル」という名前で売っていました。同じお宅には、ピンク色のリコリス。ヒガンバナの仲間です。

240822122316126c  ところで、昼は同級生K氏とランチへ。市内新屋敷にある文化亭へ。かなり歴史のある洋食屋さんで、私もずっと以前から、このお店は知ってはいたのですが、行くのは今日が初めて。なかなかの人気店で、名古屋方面からのお客さんもあるそうです。昼少し前についたら、何組か待っておられ、われわれも20分あまりクルマの中で待ちました。

240822124602724c 240822122437356c  いろいろと気になるメニューがありましたが、結局、日替わりランチを選びました。ライスと赤だしがついて¥1,150。さらに食後のコーヒーをつけると、合計で¥1,370。今日の日替わりランチのメニューは、ポークの照り焼き、サーモンフライ、カニクリームコロッケ。ほかに気になったのは、「文化盛り」というランチ。ハンバーグ、海老のカニクリーム包み、蛤フライにライス&赤だしがついて、¥1,680。今度はこれを食べてみたい。食べログの評価では、海老のカニクリーム包みや、蛤フライが好評なのです。

2024年8月21日 (水)

散歩はサボり

240821114438584c  今日も予報通りに猛暑日になりそうです。正午までの最高気温は、34.9℃(11:53)。都合があって、今日は散歩には行っておりません。午前中は、パソコンのマイドキュメントに保存してあったファイル、画像などを整理したり、本を読んだりしておりました。午後もたぶん同じように過ごすでしょう。

240821121954947c  困ったときのベランダ園芸(苦笑)ではあるものの、今年はうまく行っていません。サギソウは茎も伸びず全滅。アサガオも1鉢だけ残ったのですが、つぼみがつきません。ネットで調べますと、つぼみがつかない原因として、①夜間の暗さが十分でない(室内の光や街灯が当たる)、②肥料に窒素が多く、リン酸が少ない、③暑すぎる、風通しが悪い、④日当たりが悪い、⑤品種の問題という5つがあげられていました。①②④は、昨年も同じくベランダで育て、花が咲いていますから関連はないでしょう。ずっと同じ種類のアサガオから取った種を使っていますから、⑤も無関係と思います。すると、③暑すぎる、風通しが悪いからということでしょうか。7月末から25日間連続猛暑日でしたし、去年よりも暑いのは確かです。

240821121932287c  こちらは室内に置いてありますが、新入り。ビカクシダ。ビカクシダ属は、樹木に着生しているシダの仲間で、アフリカやマダガスカル、アジア、太平洋諸島、オーストラリア、南アメリカの熱帯に18種があるそうです。家内が気に入って、入手してきました。

240821113448572c  余談は、先日の「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」に関連して。辛坊治郎さんがメールマガジンで「辛坊治郎氏が激怒『南海トラフ地震デマ』を垂れ流した国と学者の末期症状」と批判しておられますし、勢古浩爾さんも「南海トラフ大地震の空騒ぎ、来なかったからいいじゃないか、でいいのか?」で取り上げておられます。そもそも、今後「30年以内」に「70~80%」の確率で発生するとされる「南海トラフ大地震」の想定は、かなり水増しされており、科学的根拠に乏しいという意見もあります。地震予知ができるなど幻想だという専門家もいます(ロバート・ゲラー博士、専門は地震学。東大名誉教授)。ずっと以前、東海地震が起こるといわれていましたが、今では誰もそれに触れません。最近でも、地震学者と行政が発表している地震発生確率マップ上で、地震発生確率が低いとされた地域ばかり(北海道、熊本、能登等)で大規模地震が起こっています。中日新聞の記者である小沢慧一氏の調査では、「南海トラフ地震は特別扱いで、全国の地震と同じ基準で算出すると20%程度だった確率を水増しした」といわれています(小沢慧一『南海トラフ地震の真実』東京新聞、2023。東京新聞のサイト「南海トラフ 80%の内幕」でも、一連の記事を読めます)。

2024年8月20日 (火)

今日はアオサギさんのみ

08211200amedas  夜中から久しぶりに雨が降りました。12時現在の24時間雨量は、22.5mm。明け方よく降ったお陰か、今朝は久しぶりに熱帯夜からも解放されました。最高気温は、32.3℃(14:05)。午後からは晴れてきましたから、真夏日になりました。明日の予報は、最低気温26℃、最高気温37℃で晴れのち雨ですから、今日だけは、猛暑も一休みというところ。

Dsc00671c_20240820133001  雨が上がり、雨雲レーダーを見ても小さい雨雲があっただけでしたから9時半過ぎから散歩へ。住吉神社から九華公園を往復して、6.2㎞。途中、霧雨に2~3度見舞われましたが、大したことはなし。

Dsc00505c_20240820133001  珍しく、七里の渡し跡でカワセミが飛ぶのを見ました。ここでカワセミを見たのは、これまでに1回くらいだと思います。奥の堀の方に行ってしまったので、残念ながら見失ってしまい、写真も撮れませんでした。九華公園では、今日もアオサギさんが九華橋近くの樹上にいました。

Dsc00537c_20240820133001 Dsc00570c_20240820133001  公園内では、散歩する人はほとんどありませんし、野鳥もいません。東屋で雨宿りをしていたら、ドバトが「エサ、くれ!」とばかりに寄ってきます。スズメも来ましたので、持っていたパンをやったら、ドバトに取られないよう、飛び去って行きました。

Dsc00633c_20240820133001  奥平屋敷跡の南側でカワセミが来ないか待っていたら、やってきたのはハクセキレイでした。結局、九華公園では今日は、カワセミは見られず。アオサギさんは、今日もバードウォッチングの救いの神でした。

Dsc00377c_20240820133001  非常勤の仕事の方は夏休みなのですが、時間に余裕がありますので(端的にいえば、暇なので)、ついつい後期の授業の準備を始めてしまいました(苦笑)。9月になってからやればいいやと思っていたのにです。授業に使うパワーポイントの資料を見直しています。サルスベリは、桑名七里の渡し公園にて。

2024年8月19日 (月)

九華公園でカワセミ3連発

Dsc00365c_20240819151101  桑名では25日間連続で猛暑日を記録していましたが、今日は、猛暑日にはなりませんでした。最高気温は、33.9℃(15:57)です。しかし、湿度は高くて蒸し暑い。今朝は、6時15分から散歩へ。住吉神社、九華公園、中橋、歴史を語る公園、内堀公園、京町、南魚町、寺町と6.5㎞。

Dsc00003c_20240819151201  今日はなんといってもこちら。カワセミ3連発です。九華公園で3回、カワセミを見られました。まず、左の写真は、相撲場近くの堀のところ。 ここは、九華公園の北門を入ってすぐの場所で、カワセミがよくいるところ。九華公園に着いて、いきなりカワセミを発見したのです。

Dsc09948-2c  続いては、奥平屋敷跡の南側。ここも最近、カワセミがよくいます。立教小学校の体育館の裏でしばらく「カワセミの出待ち」をしていたら、カワセミがやってきたのです。この写真を撮った後、ダイビングをして小魚を捕まえ、食べていました。

Dsc00223c_20240819151301  再度、相撲場近くの堀を見に行きましたら、またもやカワセミがいました。ちょうど鎮国守国神社の社務所の裏。堀に張り出した木の枝にいたのです。上の2枚は同じカワセミかと思いますが、これは別の個体のように見えます。

Dsc00062c  そして、アオサギさんは、昨日に引き続いてやってきていました。場所も昨日と同じく、九華橋近くの樹上。

Dsc09882c_20240819151201  さて、話を戻して、柿安コミュニティパークでは、ハクセキレイを2羽。写真はそのうちの1羽。若い個体のような印象です。

Dsc09834-2c  九華公園では、ドバト、ムクドリ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、スズメなど。本丸跡では、今日もコゲラの鳴き声が聞こえていましたが、姿は確認できていません。

Dsc09926-2c Dsc00147-2c  さらに、九華公園の外周遊歩道の南でイソヒヨドリに遭遇。暗いところでしたので、肉眼ではムクドリかと思ってしまいました。メスのイソヒヨドリのようですが、羽毛が生え替わりつつあるようで、若い個体なのかも知れません。このイソヒヨドリは、この後、カワセミがいた奥平屋敷跡にもやってきました。以上が今日のバードウォッチングですが、カワセミ3連発にアオサギと、なかなか充実した内容でした。

Dsc09909-2c  九華公園の外周遊歩道の東にあるお宅のエアコンの室外機の上にネコ。数年前まではたくさん野良猫がいたのですが、今は数匹くらい。 散歩をしながらエサをやっていく方も複数あります。そういう方が歩いて行くと、どこからともなくネコが姿を見せます。

Dsc00342c  ところで、今週は、前半の内に内科の定例受診に行かないと常用薬がなくなります。今日は散歩から帰ったのが8時で、午前中に時間がありましたので、9時過ぎから出かけていきました。この時間に行ったことはこれまでありません。月曜の午前中ということで、それなりに混雑していて、1時間あまり待って、診察を受けてきました。「暑いから熱中症にはくれぐれも気をつけろよ」と主治医&友人から念を押されてしまいました。サルスベリの花は、佛眼院にて。

2024年8月18日 (日)

アオサギさん戻る

240818101755176c  相変わらずの猛暑です。14時現在で、桑名の最高気温は36.8℃。朝7時頃までは北西の風でしたが、その後は南からの風に変わっています。南風では、フェーン現象は生じませんから、昨日までほど暑くはならない気がします。今朝も6時半から散歩へ。住吉神社、九華公園、内堀南公園、外堀、入江葭町、吉津屋町、京町、寺町と7.1㎞。

Dsc09674c_20240818140801  九華公園では、カワセミは2回見たものの、写真は撮れませんでした。ちょっと残念。しかし、ほぼ毎日カワセミが見られています。その代わり、今日は、アオサギさんが戻ってきました。九華橋の近くの樹上。いつもの場所です。

Dsc09603c_20240818140801 Dsc09659c_20240818140801  ほかに九華公園で見られたのは、ドバト、スズメ。このスズメ、砂浴びをしていたのですが、そのシーンはうまく撮れず。ほかには、ハシボソガラス、ムクドリが少数。奥平屋敷跡からは、コゲラの鳴き声が聞こえてきました。今日のバードウォッチングは、以上。

Dsc09741c_20240818140801 Dsc09756c_20240818140801  花もこれというものはありません。今はどこへ行ってもサルスベリの花が目立ちます。これらは、内堀にあるお宅にて。

240813143734138c 240813143818244c  鳥もいませんし、暑くて昼はほとんど外に出ませんので、余談。「ピノ シーズンアソート(ドラえもんパッケージ)」の話。ネットで見てこんなものがあるんだといったら、買ってきてもらえたのですが、自己負担ででした(微笑)。バニラ、ストロベリーのほかに、ピノ史上初の「どら焼き味」も含まれています。右の写真で、青い袋がそれです。実際、どら焼きの味がしました。アイスクリームでどら焼き味というのは、ちょっと不思議な感覚でした。

240818113631239c  もう1つ。家内が買い物に出たついでに WALK COFFEEでアイスコーヒーを買ってきてくれました。店の存在はずっと以前から知ってはいたものの、ここのコーヒーを飲むのは初めて。どの銘柄をオーダーしたのかは不明ですが、やや酸味が感じられ、とてもスッキリしたコーヒーでした。「座席と駐車場と電話番号がないコーヒーショップ」というのがウリのようで、実際、徒歩や自転車で行くと、割り引いてくれるとか。「座席がない」とありますように、イートインはありません。テイクアウト専門です。食べログはこちら

Dsc09478c_20240818140801  ところで、日本気象協会の週間予報を見ますと、火曜以降は傘マークが並んでいます。暑さも一息ついてくれるとありがたいところです。今週は、フォーマルな予定はありませんが、内科の定例受診に行かねばなりません。

2024年8月17日 (土)

20240817ナガシマスパーランド60周年の夏「開業記念 大花火」

Dsc09428c_20240817204301  Dsc09434c ナガシマスパーランドの「60周年の夏『開業記念 大花火』」です。今日は、静岡の三遠花火さん。実は、昨晩も撮ろうと思ったのですが、晩酌をして寝てしまい、撮れませんでした(苦笑)。今日は、Locipoで熊野大花火を見ながら、寝ないように頑張って起きていました。

Dsc09439c_20240817204301 Dsc09446c_20240817204301  今回もうまく行ったとはいえませんが、とりあえず「撮って出し」の4枚。やはりシャッターをどのくらいの時間開けているかが難しいものです。明日以降、よく見て写真を選び、また、うまく行けば何枚かを合成して載せようと思っています。

カワセミセンサーは感度抜群(笑)

Dsc09371c_20240817134901  今日も暑くなっており、13時21分に38.7℃を記録しています。16時40分現在のランキングでは、全国第10位。今朝も6時半から散歩に出ましたが、すでにこの頃、30℃。住吉神社、九華公園、中橋、歴史を語る公園、内堀公園、京町、吉津屋町、新築公園、常盤町、老松公園、寺町と7.2㎞。汗びっしょりになって帰宅。

Dsc08854c  台風の影響なのか、鈴鹿の山並みには雲が見えます。昨日もそうでしたが、北西の風がずっと数m/sくらいの強さで吹いています。たぶんこれがフェーン現象をもたらして、桑名では猛暑になっているのでしょう。

Dsc09035c_20240817134901  お陰様で、今日も、私のカワセミセンサーは敏感に作動してくれました。ここは、奥平屋敷跡の南側。立教小学校の体育館のところを歩いていて、ムムッと思い、よく見たら、葉っぱの陰に張られたロープにカワセミがいるを見つけたのです。この写真、堀端に座り込んで、かなり低い位置から撮っています。

Dsc09102c  カワセミは、その後少し西へ移動。ちょっとだけ見やすくなりましたが、あいにくの日陰。まぁしかし、ほぼ毎日カワセミが見られるのですから、贅沢をいってはいけません。ちなみに、九華公園内を歩いているときも、吉之丸堀から本丸跡にカワセミが飛ぶのも見られました。

Dsc09297c_20240817134901  九華公園でほかに見たのは、ハクセキレイ。これはカワセミを見ていたあたりにやってきました。そのほかには、ハシボソガラスとドバトくらい。今日は、スズメやムクドリもほとんどいません。

Dsc08948c_20240817140701  ほかには、とくにこれということはありませんが、柿の実が色づいてきています。九華公園の外周遊歩道の南にあるお宅にて。

Aa8bc374  あまり話題がありませんので、余談。先日、歴史を語る公園でアヒルを見つけた話を書きましたが(2024年8月6日:君たち、いったいどこから来たの?!……アヒルについて追加情報あります(8/7)、2024年8月9日:アヒル探しの旅(笑)……桑名では観測史上最高の40.4℃を記録し、全国トップにして、三重県初の40℃越え)、自分のブログの古い記事を見ていたら、この写真を載せていました(2014年8月1日:明日からは、石取祭……散歩はいつも通り、ちょっと変わった鳥とセミに遭遇)。10年前、九華公園にはアヒルがいたのです。

Dsc08826c  余談の次いでの余分。前のパラグラフで10年前のブログ記事を引用しました。このブログのお知らせにも書いてありますが、2005年10月26日からブログを書き始めました。このココログには、2019年1月以降の記事しかありませんが、「猫の欠伸研究室(アーカイブ)」には過去記事すべてが残してあります。消してしまうのはもったいないと思ってそのようにしたのですが、今となっては貴重な記録になっています。確か精神科医の和田秀樹さんが、「歳を取ったら、お金より思い出」と何かに書いておられました。ブログの記事は、この思い出の貴重なリソースになりそうです。サルスベリは、七里の渡し跡近くのお宅にて。

2024年8月16日 (金)

今日も九華公園でカワセミが見られました

Dsc08771c_20240816130701  今日も午前中に猛暑日となりました。11:26に38.1℃を記録しています。週間予報では、来週の半ばになると傘マークが見られます。昨日、桑名に帰ってきた頃、パラパラッとは雨が降りましたが、本格的に降ってちょっと冷やしてほしいものです。今朝も6時半過ぎから散歩へ。住吉神社、九華公園、中橋、歴史を語る公園、内堀公園、外堀、京町、南魚町、春日町、桑名七里の渡し公園と7.8㎞。よく歩きました(微苦笑)。

Dsc08652c_20240816130801 Dsc08566c_20240816130801  今日も、九華公園ではカワセミを見られました。相撲場近くの堀のところで、です。これら2枚は、同じ個体の写真。胸の色・模様から見て、一昨日に見たカワセミとは同じ個体かも知れません(2024年8月14日:今日もカワセミとイソヒヨドリ)。カワセミは、このほか、奥平屋敷跡から二の丸跡に飛ぶのも見ました。

Dsc08304c_20240816130801  さて、話を戻して、今日はあちこちでクマゼミの鳴き声がほとんど/あまり聞かれなくなっていました(場所によって多少異なります)。散歩に出たすぐ、住吉入江あたりや、住吉水門のところでは、クマゼミの鳴き声はほとんど聞こえませんでした。九華公園ではまだ場所によって、少し鳴いていました。今日、九華公園では、ツクツクボウシの鳴き声を初めて聞いています。野鳥は今日も少なく、住吉神社でスズメ(左の写真)。桑名七里の渡し公園のところではハクセキレイを2羽見たくらい。

Dsc08422c Dsc08445c_20240816130801  九華公園でも野鳥は少なく、ドバト、ムクドリのほか、カワウ1羽、カラス数羽、キジバト1羽くらいしかいません。

 Dsc08465c 7時前後に九華公園を散歩する人はあまりいませんでした。Dsc08469c 出会った散歩友達も1人のみ。先日も書きましたが、白い花が咲くサルスベリが1本あるのですが、まだ開花しません。同じあたりにあるピンク色のサルスベリがようやく咲き始めたところです。中橋や、ほかの公園には鳥はいません。

Dsc08721c  春日町に回ったのは、昨日、帰ってくる時に新しい店ができているのに気づきましたので、何の店か確かめようと思ったからです。ツバメの巣を見て回っていた頃、ここで工事が行われていたのは知っていたのですが、ツバメの繁殖が終わってからは、通らなくなっていたのです。お店は、バーでした。「bar千本の枝」という名前。インスタの投稿を見ますと、数日前に開店したばかりかなと思います。なかなかしゃれたお店です。我が家から300mあまりと、徒歩圏内にあります。若かったら、早速にでも出かけるところでしょうが……。

Dsc08691c_20240816130701 Dsc08738c_20240816130701  ところで、桑名の猛暑日は、今日で連続23日目。昨日、一昨日と家内の実家にいましたので、この23日すべてを経験したわけではありませんが、もうそろそろいい加減にして欲しいところです。散歩から帰った後は、ほとんど外出はしません。しかし、暑い中あれだけ歩いてくると、けっこう疲れるようで、このところ、昼食後は必ず午睡をとってしまいます。それも1時間近くも寝てしまうことがたびたび。夜は夜でいつも通りの睡眠時間ですから、暑い中でのウォーキングは、やはりかなり疲れるようです。左の写真のサルスベリは宮通にて、右は桑名七里の渡し公園にて。

2024年8月15日 (木)

「榊原田んぼアート」を見る……実家は、朝晩は涼しいものの日中は暑い

240815110643988cImg_2878c_20240815111801  家内の実家に来ています。津市山間部の田舎。朝や夜は本当に涼しいのですが、午前10時を過ぎたくらいからはやはり猛暑。正午現在、津のアメダスでは最高気温は34.2℃ですが、津のアメダスは海沿いにありますから、こちらとは気候はかなり違うだろうと思います。ちなみに桑名では、午前中にすでに猛暑日を記録(11:49に36.6℃)。これで22日連続の猛暑日です。

Img_2909c_20240815111801 Img_2914c_20240815111801  桑名にいるときと同じく、6時20分から散歩へ。町内一周と田んぼアートを見てきて、7.5㎞を歩いてきました。実家近くの道沿いに栗の木があります。実はすでにかなり大きくなっていて、落下しているものもたくさんあります。たぶんだれも拾わないので、もったいない。

Img_2936c_20240815111801  榊原川にかかる掛子橋のところでハクセキレイを見たものの、遠くて写真には撮れず。ここでは以前、カワガラスやオシドリを見ていますが、その後はさっぱり。恒例ですが、氏神様の射山神社にお参りして、散歩を続けます。

Img_3048c_20240815111801 Img_2994c_20240815112601  農民研修所の建物の北側や西側の軒下にコシアカツバメの巣がたくさんあり、毎年多くのコシアカツバメが来て、繁殖します。超望遠コンデジしか盛ってきていませんので、写真は今ひとつですが、左の写真は成鳥、右の写真は今年生まれの幼鳥と思います。かなりたくさん飛び交っていたり、電線で休んでいたりします。どういうわけか、スズメもけっこう近くにいます。空いた巣を乗っ取っているのかも知れません。

Img_3250c_20240815111801 Img_3228c_20240815111801  尺ヶ寺橋の上流の榊原川にアオサギ。ここでは比較的よくアオサギを見ます。アオサギを見た後は、菩提寺に立ち寄ってお墓参り(きちんとは、また後ほど出かけました)。

Img_3284c_20240815111801 Img_3359c_20240815111801  ローストビーフを売り物にしている「キッチンしろ」の近くでイソヒヨドリ。2羽いたのですが、そのうちの1羽。若いオスのようです。もう1羽はすぐにどこかへ行ってしまいました。さらにこのあたりの電線ではツバメが集合していました。

Img_3369c_20240815111801  榊原温泉病院の北東にある田んぼで「榊原田んぼアート」が行われています。県道28号線の西側ですが、温泉病院の方から田んぼの中の道を進んでいきます。

240815073628697c Img_3382c_20240815111801  田んぼから県道脇の少し高いところに登って見たのがこちら。今年のテーマは、「榊原に遊びに来たシロモチくん」だそうです。見学場所と田んぼアートとにもう少し高低差があると見やすいところです。シロモチくんは津市のキャラクターだとか。

Img_3440c_20240815111801

 帰りに旅館清少納言の裏手の榊原川へ。ここには沈下橋があって、私のお気に入りのところです。野鳥はいませんでしたが、ハグロトンボボが乱舞していました。

Img_3178c  2枚目の写真に田んぼを撮ったものを載せましたが、どこの田んぼも稲穂が実ってきて、稲は頭を垂れています。

Img_2918c_20240815111801  夕方には、猛暑日が続く桑名に戻る予定です。

2024年8月14日 (水)

今日もカワセミとイソヒヨドリ

Dsc08274c_20240814145801  相変わらずの猛暑です。桑名での最高気温は37.3℃。これで21日間連続の猛暑日を記録しています。今朝も6時20分から散歩へ。住吉神社、九華公園、内堀公園、京町、寺町と6.4㎞。九華公園のように広くて、木陰が多く、また、堀に囲まれた島があるところでは、北風が通ってそれなりに涼しいのですが、それ以外は、この時間帯から暑いこと。

Dsc08115c_20240814145801  七里の渡し跡手前の揖斐川の堤防で、イソヒヨドリたち。昨日見たのと同じイソヒヨドリと思います(2024年8月13日:九華公園にカワセミ3羽……七里の渡し跡でイソヒヨドリ2羽も)。メスの成鳥と、オスの若者。オスの方だけ写真が撮れましたが、イマイチで証拠写真。

Dsc08169c_20240814145801  九華公園について、早々にカワセミ。北門を入った、相撲場近くの堀端にいました。ここには比較的よくいます。色・模様から見て、昨日20分以上も見ていたカワセミ君と思います。公園内のほかにカワセミがよくいるスポットも丁寧に見て回りましたが、このあと、奥平屋敷跡で1羽をチラッと見かけただけでした。昨日のような幸運は、今日は訪れず。

Dsc08188c  今日は、野鳥はとくに少なく、スズメ、ムクドリ、ヒヨドリはほとんど見ませんでした。カラスやカワウも同様。ドバトは少数います。このドバトは、九華公園にて。

 Dsc08203c たぶんもっと早い時間帯に歩いている方も多いようで、私が歩く時間帯に歩いている方はさほど多くありません。とくに私より高齢の方は、もっと早くに歩いておられるようです。九華公園でも、散歩友達や知人には、滅多に会わなくなっています。早く涼しくなってもらいたいものです。

Dsc08235c_20240814145801  花も、代わり映えがしません。左の写真は、立教交番の近くにあるカリンの実。だんだんと大きくなってきています。立教まちづくり拠点施設(旧公民館)の敷地にあり、どなたも実を採りませんので、毎年もったいないなと思ってみています。

Dsc08208c  お盆ですから、家内の実家に行くつもりでいます。山間の田舎ですが、昼間はやはりかなり暑そうです。朝晩の涼しさをちょっとだけ期待しています。サルスベリは、内堀にて。

2024年8月13日 (火)

20240813ナガシマスパーランド 60周年の夏「開業記念 大花火」

Dsc08031c_20240813204601  何とか「三度目の正直」となりました(まだ決して十分ではありませんが)。長島温泉開業60周年を記念した「開業記念 大花火」を撮影しました。本日、20時から約30分間の花火。今日は、静岡の田端煙火の担当だそうです。花火は、まだこれから8月17日までの毎日と、8月24日とにあります。

Dsc08078c_20240813204601  まだ満足できる写真が撮れていませんから、もう何回か撮影に挑戦しようと思っています。

九華公園にカワセミ3羽……七里の渡し跡でイソヒヨドリ2羽も

240813093858262c  猛暑日は、連続20日間となりました。今日の桑名の最高気温は、37.0℃。昨日よりもやや低かったものの、暑いのは大して変わらず(苦笑)。さすがに今日は、最高気温ランキングのトップテンには入っていませんが、猛暑にはウンザリしてきています。今朝は、6時20分から散歩へ。住吉神社、九華公園、内堀公園、外堀、入江葭町、吉津屋町、京町、寺町と6.6㎞。冒頭の写真は、9時半過ぎの南の空。いかにも暑くなりそうな感じでした。

Dsc07560c_20240813134901 Dsc07728c_20240813134901  今日は、こちらから。九華公園のカワセミ君。昨日撮ったカワセミと、お腹の模様が異なりますので(2024年8月12日:ツツドリかホトトギスか?……カワセミも4回目撃)、別の個体と考えられます。見つけたのは、奥平屋敷跡の南側。立教小学校の体育館裏を歩いていて見つけました。見つけた時に1回、ダイビングをした後は、20分以上、同じところに止まっていました。もう1~2回ダイビングしてくれないかと思ったのですが、身繕いをしたくらい。ちなみに昨日のカワセミも、このカワセミも若者のような感じがしています。

Dsc07833c_20240813134901  さらに、その後、驚いたことに、近くに別のカワセミ2羽が登場。左の写真は、そのうちの1羽。もう1羽は、すぐに移動してしまい、写真は撮れませんでした。ということで、九華公園で初めて、カワセミ3羽を同時に目撃しました。散歩&鳥見友達のYさんも一緒でしたので、この観察は間違いありません。

Dsc07120c_20240813134901 Dsc07249c_20240813134901  話は戻りますが、蟠龍櫓と七里の渡しの間で、イソヒヨドリ2羽。8月6日に見た2羽と同じ個体であろうと思います(2024年8月6日:君たち、いったいどこから来たの?!……アヒルについて追加情報あります(8/7))。メスの成鳥と、オスの幼鳥の組み合わせ。オスは、このときよりもさらにオスらしくなってきました。ということで、暑い中、カワセミ3羽と、イソヒヨドリ2羽を見られ、バードウォッチングの吉日でした。

Dsc07293c_20240813140501  ほかに写真を撮れたのは、ドバトくらい(苦笑)。九華公園の二の丸跡にて。九華公園では、スズメとカワラヒワも見たのですが、知人と話をしていて、写真は撮れず。ほかに奥平屋敷跡で、メジロらしき鳴き声も聞きました。

Dsc07968c  住吉入江まで戻ってきたら、昨日と同じように、交尾&産卵中のギンヤンマ。

Dsc07051c_20240813134901  今日は、歩き始めた頃や、九華公園の堀にある島(奥平屋敷跡、二の丸跡、朝日丸跡)を歩いているときは、風もあって、比較的楽でしたが、その後は暑くてたまりませんでした。九華公園でカワセミに見入ってしまい、中橋などへは行けませんでした。花も、これといって新しいものは見つけられませんでしたが、上にも書きましたように、バードウォッチングの吉日でしたからまあよし。写真は、桑名七里の渡し公園のサルスベリ。

Dsc07914c_20240813134901  ナガシマスパーランドの花火は、昨日も、うまく行かず。ピントをマニュアルにして、花火に合わせておいたつもりでも、いつの間にかズレてしまうのです。たぶん操作方法をよく理解していないのでしょうが、結果的にはピンぼけ写真ばかりでした(苦笑)。そういえば去年も同じようなミスをしでかしていたなと思い出しました。もう一度マニュアルをよく読まなくてはなりません。「二度あることは三度ある」となるか、「三度目の正直」となるか、はてさて? 写真は、片町で見たムクゲ。

2024年8月12日 (月)

ツツドリかホトトギスか?……カワセミも4回目撃

Dsc06863c_20240812114701  19日間連続で猛暑日を記録しています。今日は、午前10時過ぎに35.6℃となっています。今朝は、もう少し早くから歩こうと思い、6時10分に散歩をスタート。住吉神社、七里の渡し跡から北大手橋、柿安コミュニティパーク、九華公園、中橋、歴史を語る公園、内堀公園、京町、寺町と7.0㎞。8時過ぎまでほぼ2時間コース。

Dsc06062c_20240812114801  散歩に出てすぐ、諸戸氏庭園から住吉入江を越えたソメイヨシノの木に鳥が出て来ました。ヒヨドリやドバトではなさそうと思い、撮った写真がこちら。ただし、距離は50mほど先。ツツドリか、ホトトギスかのどちらかと思います。どちらもメスでは、赤色型があるそうです。下尾筒(かびとう)が見えれば、どちらなのか判別できるのですが、撮った写真には下尾筒は写っていません。九華公園でも2016年11月2日に似た鳥を見ています(九華公園にユリカモメ、ツツドリらしき鳥も……住吉入江でカイツブリの漁)。このときは「ツツドリらしき鳥」と書いていますが、下尾筒は見えませんでしたので、ホトトギスかも知れません。猛暑ですが、こういう出会いがありますから、散歩&バードウォッチングはやめられません。

Dsc06464c_20240812114901 Dsc06726c_20240812114901  さらに、話を先取りしますが、九華公園では今日は、カワセミを4回ほど見ました。「カワセミ・センサー」は絶好調です(微笑)。ただ、最近、カワセミが出没するのは、相撲場近くの堀や、鎮国守国神社の社務所の裏、公園の外周遊歩道の南、また、立教小学校の体育館に近いところで、朝早い時間帯は日陰になっていて、きれいに撮れないのが難点。

Dsc06075c_20240812114801 Dsc06169c_20240812114801  さて、話を戻しますが、これら以外に見た鳥は、いつも通り。住吉神社のところでキジバト。九華公園に来て、ヒヨドリ。あまり元気がありません。暑いせいでしょうか。

Dsc06235c_20240812114801 Dsc06323c_20240812114801  九華公園ではほかに、スズメとドバト。ムクドリや、ハシボソガラスもわずかにいます。今日は、カワラヒワの鳴き声も聞きましたが、姿は見えず。

Dsc06859c_20240812114701  住吉入江まで戻ってきたら、ギンヤンマの交尾&産卵シーン。数年前などはよく見たのですが、最近は、ギンヤンマ自体をあまり見なくなっています。

Dsc06849c_20240812114701 Dsc06845c_20240812114701  月遅れのお盆を迎えますので、御坊さんにお参りしてきました。真宗大谷派桑名別院本統寺です。門前にある寺町商店街では、鬼灯を売っています。これを見ると、「お盆が来るな」という気持ちになるのです。

Dsc06839c_20240812114701 Dsc06841c  ローカルネタを1つ。京町にマルマンというお店があります。アイス饅頭を製造販売しておられるのですが、機械が不調になり、9月末で廃業されるそうです(こちら)。機械を新調すると、2,000万円かかるとか(ご近所の方の話によれば)。後継者もないそうで、廃業を決められたといいます。最近、開店前からも並んでいる様子があったのですが、散歩の帰りに店先を見たら、右の写真のように、「9月末(閉店)までの予約もおわりました」という掲示が出ていました。これで桑名でアイス饅頭を製造販売しているのは、寿恵廣さんと新栄堂さんの2軒になってしまいます。

Dsc06837c  昨晩は、ナガシマスパーランドで「長島温泉60周年 大花火」がありました。晩酌をしてしまい、眠くなりましたので、20時からの花火まで一眠りしてから撮影しようと思ったら、目が覚めたのは23時頃(爆)。家族からは「起こしたのにちっとも起きなかった」といわれています。カメラの設定も済ませ、三脚に取り付け、リモートコマンダーも接続して、準備万端だったのに! あるブログでは、例年と変わらなかったと書いてありましたが、自分の目で確かめなくてはなりません。今晩、再チャレンジというか、リベンジというか、そのつもりです。8月17日までは毎日開催予定なのです。

 追記。結局、今日の最高気温は、38.7℃(14:10)。何というか、ある種「異様な暑さ」です。エアコンが効いた室内からベランダに出ると、そう感じます。全国最高気温ランキングでは、第5位。これで連続4日、トップ10にランクイン。

2024年8月11日 (日)

ホテイアオイの花……内堀公園でカワラヒワ

Dsc05591c_20240811142801  8月11日で山の日です。今日の桑名もやはり暑くなっています。最高気温は38.4℃で、全国ランキングでは第6位。一昨日は40.4℃で全国トップ、昨日は2位。連続3日の最高気温ランキングトップ10とは、いやはや。暑さもいい加減にしてもらいたいと思います。今朝も6時半過ぎから散歩へ。このときにすでに28℃くらい。住吉神社、九華公園、中橋、歴史を語る公園、内堀公園、外堀、入江葭町、吉津屋町、京町、寺町と7.0㎞、1時間50分ほど。

Dsc05602c_20240811142801 Dsc05688c_20240811142801  桑名七里の渡し公園でキジバト。門柱の上にいました。蟠龍櫓の近くでは、ハクセキレイ。若者のように見えますが、首のあたりに羽毛が少なく、なんだか貧弱に見えます。まさか夏バテしているなどということはないでしょうね。

Dsc05720c_20240811142801 Dsc05740c_20240811142801  九華公園では、今日も、カワセミやアオサギはいません。カワウも漁はしておらず、松の木の上で口を開けて、のどをブルブルさせているだけ。暑い中を出て来たのに、ガッカリします。九華公園でほかに見たのは、ドバト、ムクドリくらいです。中橋にもゴイサギは来ていませんし、例のアヒルたちは、歴史を語る公園には来ていません。

Dsc05927c_20240811142801 Dsc05862c_20240811142801  内堀公園ではスズメのほかにカワラヒワ。スズメは何かエサになるものをくわえているようです。カワラヒワは暑くなってからほとんど見ていませんでした。若者のようです。

Dsc05841c  片町にあるお宅で、白い花のサルスベリが咲いているのを見つけました。赤やピンクの花が咲くサルスベリもよいのですが、私の好みはこちら。九華公園の神戸櫓跡にも1本あるのですが、それはまだ咲いていません。

Dsc05960c_20240811142801 Dsc05954c  内堀にあるお宅では、これはザクロでしょう。実は甘酸っぱい中にわずかに渋みがあったと思いますが、あまり食べたことはありません。右は、テッポウユリだろうと思います。

Dsc06052c_20240811142801  ところで、メダカの睡蓮鉢に入れていたホテイアオイ。メダカは絶滅してしまったのですが、ホテイアオイだけそのままにしてあります。今朝気づいたのですが、花が咲きかけています。写真は、午前中に撮ったもの。午後になってからも見たのですが、あまり変化はありません。子どもの頃の記憶は定かではありませんが、ここでメダカを飼うようになって以来(10年目)、ホテイアオイの花が咲いたのは初めて。

Dsc05822c  今週はいよいよ旧のお盆。とくに予定はありませんが、家内の実家には出かけようと思っています。それにしても、この猛暑が何とかなって欲しいところです。

 

2024年8月10日 (土)

カワウ、魚を捕らえ、丸呑み……今日は38.4℃で全国2位の暑さ

Dsc04941c_20240810150401  今日もまた暑くなっています。最高気温は、38.4℃。こうも連日暑いと、いくらエアコンを使っていてもへばりそうです。と書きつつ、今日も6時半から散歩へ。暑くてもやめられません。何度も書きますが、ほとんどビョーキです。住吉神社、九華公園、中橋、歴史を語る公園、内堀公園、紺屋町、吉津屋町、新築公園、常盤町、老松公園、寺町と7.1㎞。さすがに疲れるのか、お昼を食べた後は、午睡をむさぼらないとやっていられません。

Dsc05028c Dsc05089c_20240810150401  今日も野鳥は少なく、カワセミも、アオサギもいませんでした。左の写真は、九華公園の神戸櫓跡の松の木にいたカワウ。口を開けて、のどをブルブル震わせていました。暑いのでしょう。右の写真は、九華公園の二の丸跡にいたドバト。この猛暑の中、なにやら親密そうな雰囲気でした。ほかに見たのは、少数のスズメ、ムクドリ、ハシボソガラスのみ。

Dsc05311c_20240810150501 Dsc05340c_20240810150501  九華公園を一回りして、中橋に向かおうとしていたら、三之丸町内側の堀で、なにやら黒いものが泳いでいました。よく見ると、カワウがそれなりに大きな魚をくわえ、格闘中。

 Dsc05355c_20240810150501 Dsc05383c カワウの身長は80cmあまりですが、この魚(ボラかと思いますが、確信はありません)もけっこう大きく、30cmくらいはあるように思います。

Dsc05424c_20240810150601  数分くらい経ったように思ったのですが、画像の記録では1~2分で、丸呑みに成功。久しぶりにカワウが魚を捕らえ、飲み込むところを見られました。

Dsc05494c_20240810150401  Dsc05551c_20240810150401 花も、あまりバリエーションがなくなってきました(苦笑)。ムクゲは、紺屋町のお宅にて。キョウチクトウは、老松公園にて。

Dsc05530c  ほかのところへ野鳥を見に行きたい気はあるのですが、暑すぎます。河口堰などへ行っても、鳥はいない気がします。それに、「巨大地震注意」情報が出ていますので、自粛した方がよいかとも思うのです。私のモットーの1つである「淡々と飽きもせず……」でやるしかなさそうです。

081016highesttemp  オマケ。今日の全国の最高気温ランキング。16時現在のものですが、このあと大きく変わることはないだろうと思います。愛知県豊田市に続いて、名古屋と並んで堂々の2位。アメダスのデータを見ますと、昨日も、今日も北から西寄りの風が吹いていますが、これによって桑名あたりではフェーン現象が起きて、気温が上がるのだそうです(2013年7月12日:ひたすら忍耐の日々か? いつまで続く、この猛暑)。

Kuwanaamedas Kuwanaamedas2  ちなみに、桑名のアメダスがあるのは、このあたり。桑名市大字江場字正金縄で、標高は3.0mだそうです。住宅やアパートもありますが、工場が多い印象のところです。当初載せた地図は、正確ではありませんでしたので、入れ替えました(8/11)。

2024年8月 9日 (金)

アヒル探しの旅(笑)……桑名では観測史上最高の40.4℃を記録し、全国トップにして、三重県初の40℃越え

Dsc04377c_20240809141201  昨日の記事で(2024年8月8日:今日もカワセミがいました……前期試験は成績を提出し終え、「夏休み」)、成績を提出し終えたので「夏休み」と書きましたが、その気分は残念ながら、吹っ飛んでしまいました。昨日の宮崎での地震を受けて、「南海トラフ地震臨時情報の『巨大地震注意』」が発表され、何となく落ち着かない気分です。同じように感じていらっしゃる方も多いかも知れません。「すぐに大地震がくる可能性が極めて高いわけではないが、発生の可能性があるので注意が必要という呼びかけだ」そうですが、モヤモヤしたような、何となく不安なようなという感じです。それでもなるべくいつも通りにということで、今朝も6時半から散歩へ。この頃すでに27~28℃。住吉神社、九華公園、中橋、歴史を語る公園、宮通、内堀公園、外堀、萱町、入江葭町、吉津屋町、京町、寺町と、今日は8.0㎞。「猛暑の中、どこをウロウロしているんだ?」といわれそうですが、「アヒル探しの旅」もしてきたのです。

Dsc04491c_20240809141201  まずは、今日も九華公園にカワセミがいました。昨日と同じく、相撲場近くの堀のところ。この背後が東の方角で、鎮国守国神社の鎮守の森がありますから、この時間ここには日が当たりません。そのため、今ひとつきれいに撮れません。

Dsc04456c_20240809141201 Dsc04917c  ほかに見た鳥は少なく、昨日とほぼ同じ。三の丸水門のところでドバト。スズメは帰り道、住吉入江近くにて。暑いせいでしょう、嘴をずっと開けたままでした。これら以外に見たのは、ムクドリ、ハシボソガラス、カワウくらい。

Dsc04650c Dsc04655c_20240809141201  冒頭に書きました「アヒル探しの旅」、さほど大げさなことではありません。火曜日の記事に追記しましたように(2024年8月6日:君たち、いったいどこから来たの?!……アヒルについて追加情報あります(8/7))、「某焼肉店の店先のケージに入れられたいた」という情報がありましたので、それを確認に行って来たのです。萱町にある韓国家庭料理・焼肉の店先にいました。これがためにいつもよりたくさん歩いたのです。

Dsc04698c  鳥がいませんから、昆虫をと思っても、その昆虫もあまりいません。今日は、昨日のウスバキトンボはあまりいませんでした。ほかのトンボや、町もあまり多くありません。トンボは、シオカラトンボ、ウチワヤンマ、コシアキトンボくらいで、ギンヤンマも見なくなりました。こちらは、吉津屋町あたりで見たツマグロヒョウモンのオス。

Dsc04765c_20240809141101  その近くのお宅のアサガオ。わが家のアサガオは、未だにつぼみが出て来ませんので、この分では今年はダメかも知れません。

Dsc04792c_20240809141101  サルスベリは、吉津屋町にて。九華公園の白い花が咲くサルスベリは、まだでした。

0809ranking  ところで、今日の桑名の最高気温は、40.4℃(14:22)。とうとう40℃を超え、桑名での観測史上最高気温を記録。これまでの記録は、2018年8月3日の39.8℃でした。さらに、この40.4℃は、今日の全国最高気温ランキングのトップ。もう一つ、三重県では初めて40℃を超える気温を記録したそうです。16日間連続で猛暑日でもあります。今日くらい暑くなりますと、暑さの質がまったく違う感じがします。

2024年8月 8日 (木)

今日もカワセミがいました……前期試験は成績を提出し終え、「夏休み」

Dsc04329c  桑名は、今日も猛暑日になっています。最高気温は、36.4℃。これで7月25日から15日間連続で猛暑日です。さすがにこれくらいでは、今日は、全国ランキングのトップ10には入らないでしょう。朝は家事を済ませ、6時55分から散歩へ。住吉神社、九華公園、中橋、歴史を語る公園、京町、吉津屋町、新築公園、常盤町、老松公園、寺町と7.0㎞。

Dsc03859c_20240808144101  今日も私のカワセミセンサーはきちんと稼働しました(微笑)。九華公園の相撲場近くの堀のところで、カワセミを見つけたのです。散歩友達のYさんによれば、昨日は、同じあたりに2羽のカワセミがいたそうですから、これで6日間連続で、九華公園ではカワセミが観察されています。ちなみに、アオサギさんは、今日もいませんでした。

Dsc03711c  さて、話を戻して、散歩に出てすぐ、住吉ポンプ場のところでハクセキレイを見ました。ハクセキレイを見るのは、ずいぶん久しぶりです。ただ、チョコチョコ歩き回って、写真を撮るのには苦労させられました。ブロ友のひらいさんは、ハクセキレイを「テケテケ鳥」と呼んでおられますが、まさにそんな感じ。今日ほかに見た鳥は、桑名七里の渡し公園でムクドリ、揖斐長良川の中州でダイサギ1羽とカルガモ3羽、九華公園でキジバトとハシブトガラス、ツバメ、カワウ、歴史を語る公園でスズメでした。

Dsc04093c  住吉入江や、九華公園の堀で、たくさんのウスバキトンボが飛んでいるのを見ました。写真を撮ろうと何度も挑戦したのですが、飛んでいるのを撮るのは、私には至難の業(苦笑)。左の写真は、かろうじてトンボと分かる証拠写真。

Dsc04126c Dsc04144c  中橋へは、今日もゴイサギがいないか、見に行ったのですが、まったくいませんでした。歴史を語る公園には、一昨日、アヒルがいましたので、今日もいるかと思ったのですが、今日は不在。アヒルに関して、散歩友達&鳥見の先達のSさんから、「その焼き肉屋さんなら、俺の家のすぐ近くに住んでいる」という新情報をゲット。そこで、Sさん宅方面に回ってみたのですが、残念ながら、アヒルは見当たりませんでした。やはりお店の方にいるのかも知れません。

Dsc04353c_20240808144101 Dsc04339c_20240808144101  話が散らかりますが、クマゼミの数は減り気味と思います。散歩コースにあるソメイヨシノの木を中心に、この間まではクマゼミがいない木はないくらいたくさんいて、大合唱をしていましたが、住吉入江沿いや、九華公園の外周遊歩道では、今日は、クマゼミがいないソメイヨシノの木がけっこうあったのです。数を数えてきた訳ではありませんから、あくまでも印象に過ぎません。アブラゼミは、ときどき見かけるくらい。ニイニイゼミは、その後見ていません。ほかのセミは、見かけません。

Dsc04169c_20240808144101 Dsc04131c_20240808144101  あちこちで目新しい花がないか、気にしているのですが、なかなか見つかりません。左の写真の花は、マンデビラというようです。中央アメリカ~アルゼンチンが原産で、さまざまな品種があるようです。歴史を語る公園からほど近いところで、またヒマワリを見つけました。

Dsc04210c_20240808144101  ところで、江戸橋での非常勤の授業の期末試験は、昨日、ブログの記事を書いてから、怒濤の勢いで採点を一通り終えました。今朝、散歩から戻ってから午前中に採点結果を見直し、成績を評価し終えました。Excelのワークシートに簡単な式を入力してありますので、個々の学生の試験の点数を入力すると、成績(秀・優・良・可・不可)が出てくるようにしてあります。ちなみに、成績評価に悩むような事態には至りませんでした。午後になって、採点した点数と、入力した点数が一致しているかなど、最終確認をして、メールで非常勤先に提出済み。すぐに受け取った旨、返事をいただきましたので、これで前期の非常勤の授業に関しての仕事は、無事にコンプリート。後期の私の授業は、9月25日から始まりますから、これから50日弱、「夏休み」(微笑)。バードウォッチングや、『久波奈名所図会』を読むなど、自由研究に励みましょう。キョウチクトウの花は、老松公園にて。

Dsc04161c_20240808144101  明日はまた、最高気温が39℃という予報。気象協会の10日間予報を見ても、8月18日まで何れも猛暑日となっています。いやはや立秋は過ぎたものの、涼しくはなりそうもありません。サルスベリの花は、歴史を語る公園の近所にて。

2024年8月 7日 (水)

猛暑の中、前期の期末試験でした

240807111931614c  暦の上では今日は立秋ですが、桑名での最高気温は、38.8℃となかなかの猛暑日。と思って全国観測値ランキングを見たら、全国トップでした。この猛暑の中、今日は、江戸橋での非常勤の授業の前期の期末試験。ちなみに非常勤先のある津では、最高気温は36.3℃。江戸橋駅から非常勤先までは、片道10分あまりですが、こうも暑いと汗をかなりかきます。

240807111235861c  失格者を除く全員が出席して、まずはホッと一息。ちょっとハイテンションになっている学生もあり、始まるまで皆と離れた席で静かに勉強する学生もありで、さまざま。10時半過ぎに試験を開始。30分を経過すると退出できます。以前は、1時間の制限時間いっぱいに粘る学生も結構いたのですが、昨年くらいから、この30分を経過し、「退出可」と告げますと、半分あまりが一斉に退出するようになっています。その後10分ほどで、残りの学生も次々と出ていき、11時13分、試験開始から40分で皆が退出していきました。

240807112839023c 240807113848300c  帰り道、かねてよりの計画通り、津駅まで行って、本屋さんに寄ってきました。津駅ビル・チャム別所書店が入っているのです。 四日市で途中下車すれば、丸善や、宮脇書店といった大規模書店があるのですが、途中下車するより、こうした方が便利なのです。 新刊書その他計4冊をゲットして、11時56分の名古屋行き急行で帰宅。普通に授業をしているときよりも、1~2本早い時刻の電車に乗れました。帰宅後は、昼食を摂り、出席者を確認し、午睡(笑)。採点は、これからです。

Screenshot_20240807055627c  どうでもよい余談。スマホのアプリ「からだメイト」による昨日の歩数、歩行距離。歩数が、ジャスト10,000歩でした。たまたまこの結果になっただけでしょうが、これほどキリがよい数値もなかなかでません。ちなみに、歩いた距離は、7.4㎞。

2024年8月 6日 (火)

君たち、いったいどこから来たの?!……アヒルについて追加情報あります(8/7)

Dsc02951c_20240806125901  未明に雨が降ったようですが、アメダスのデータには記録されていません。今朝も熱帯夜で、最高気温予想は、36℃となっていますが、正午現在では34.5℃にとどまっています。今朝も6時35分から散歩へ。マンションから出たところで知人&散歩友達&散歩友達わんちゃんに出会って、30分弱おしゃべり(苦笑)。その後、住吉神社、九華公園、中橋、歴史を語る公園、内堀公園、外堀、入江葭町、吉津屋町、京町、寺町と7.2㎞も歩いてきました。暑い中、ちょっと歩きすぎです。自覚はしていますが、散歩はやめられません。

Dsc03415c Dsc03605c_20240806125701  今日は、まずこちらから。最初は、目を疑いました(笑)。場所は、歴史を語る公園。北側から公園に入ってすぐに白い鳥が目に入ったのですが、まさかアヒルとは! よくよく見たら、3羽。まだ幼鳥のようです。ずーっと昔(たぶん20数年前)、九華公園にアヒルがいたことがありますが、それ以外に我が家近くや、散歩コースでは見たことはありません。

Dsc03530c_20240806125801 Dsc03525c  いったいどこから来たのでしょう? アヒルは、数メートルくらいしか飛べないはず。誰かがここに連れて来たのでしょうか? ときどきこの歴史を語る公園のそばは通っていたのですが、まったく気づきませんでした。熱心に草をついばんでいて、私がそっとそばに寄って行っても逃げません。

Dsc03121c  続いてこちら。蟠龍櫓のところの揖斐川の堤防でイソヒヨドリが2羽。近づこうとすると逃げますので、なかなか近くには行けませんでした。

Dsc03065c_20240806125801 Dsc03194c_20240806125901  なるべく刺激しないよう近づいたところ、イソヒヨドリのメスと、若いオスと思われました。オスの方は羽毛が生え替わり、オスに変身中。

Dsc03002c Dsc03229c_20240806125901  話を戻して、船津屋さんの裏手でスズメ。パン屑を拾っていました。三の丸水門のところでドバト。三之丸公園や柿安コミュニティパークには、ムクドリたち。

Dsc03286c_20240806125801  九華公園では、今日もカワセミセンサーはよく稼働したのですが、すぐに逃げられ、写真は撮れませんでした。カワセミを見たのは、相撲場近くの堀端と、外周遊歩道の南あたりにて。吉之丸堀の上を通る電線にツバメの幼鳥が1羽、休んでいました。ほかには、ドバトとスズメ、ハシボソガラスがいたくらい。去年の今頃は、九華公園にササゴイが来たり(2023年8月8日:九華公園にササゴイ飛来)、コサギが来たり(2023年8月4日:九華公園にコサギ登場)、内堀南公園近くでハクセキレイのファミリーを見たり(2023年8月3日:ハクセキレイ・ファミリー)したのですが、今年はそういうことは今のところありません。

Dsc03403c  中橋へは、ゴイサギがいないか確認に行ったのですが、やはり何もいません。

Dsc03687c Dsc03317c_20240806125801  ヒマワリが終わってしまいましたので、花を見るのに苦労します。サルスベリはあちこちで咲いています。左の写真は、南魚町にて。ハチが飛ぶ、後ろ姿が写っています。そういえば、九華公園に白い花が咲くサルスベリがあったなと思って見に行ったのですが(2022年8月3日:昼過ぎに38.9℃)、まだ蕾。

Dsc03659c_20240806125701 Dsc03645c_20240806125701  テッポウユリは、寺町商店街の裏手にて。右の写真は、たぶんニチニチソウだと思います。こちらは、吉津屋町当りのお宅にて。明日は、江戸橋での非常勤の授業の前期期末試験を行います。桑名では37℃、津では34℃の予想。2週間ぶりに行くのに猛暑は嫌だなぁと思うのですが、やむを得ません(何が??)。

 余談。7月29日に新五千円札を初めて見たと書きましたが(2024年7月29日:猛暑日にカワセミ登場……新五千円札を初めて見ました(笑))、今日は、新千円札が家内の財布に収まっているのが発見されました。何かのおつりでもらった中に含まれていたようですが、気づかなかったそうです。「アッ」などと声を上げますから、「いったい何ごと?!」と思ったら、このような次第でした。ちなみに、新一万円札はまだ見ておりません。我が家には縁がないということでしょうか(笑)?

 アヒルについての情報(8月7日追記)。アヒルの写真をインスタに載せたところ、歴史を語る公園の近所にある焼き肉屋さんの前で、同じ色模様のアヒル3羽がケージに入っていたと教えていただきました。ほぼ放し飼いでもあったそうですから、この焼き肉屋さんが飼っているのではないかと思われます。

2024年8月 5日 (月)

カワセミセンサーは、良好に作動中(微笑)……九華公園にアオサギさんも戻りました

Dsc02949c_20240805110301  今年の石取祭が終わりました。昨晩は、午前1時過ぎまで石取祭車の鉦・太鼓が聞こえていましたが、一昨日、昨日ほどは寝不足にはならずに済んでいます。桑名水郷花火大会が終わり、石取祭が終わると、桑名の夏が一区切りついたという感じです。個人的には、あとはナガシマスパーランドの花火と、寺町クラフトビールフェアが楽しみです。ナガスパの花火は、マジメに撮影したいなと思っています。今朝も6時35分から散歩へ。住吉神社、九華公園、内堀公園、紺屋町、吉津屋町、新築公園、常盤町、寺町と6.3㎞、1時間40分ほど。

Dsc02654c_20240805110501  お陰様で、今日も私のカワセミセンサーは、良好に稼働しています(微笑)。奥平屋敷跡の立教小学校側で見つけました。何となく、昨日もいた、このあたりにいるような気がして見に行ったのです。小学校側から約20mほどの幅の堀越しに、それらしき鳥を見つけたのです。カワセミは日陰にいましたので、今ひとつですが、これで3日連続でカワセミを見られました。

Dsc02289c_20240805110401  Dsc02300c_20240805110401 さて、話を戻して。歩き始めは、野鳥はまったくおらず、今日もダメかという気もしました。七里の渡し跡まで来たら、ドバトとスズメ。ドバトはエサを拾っており、スズメは若者のようで、エサを加えていました。

Dsc02336c_20240805110401  九華公園に着いたら、まずはスズメ。2羽が戯れるようにしていたところを撮った1枚。

Dsc02439c_20240805110401 Dsc02549c_20240805110401  さらに、久々にアオサギさんも登場。桑名水郷花火大会(7月27日)が終わってからずっと来ていませんでした。去年は、今頃、コサギが来たりもしていましたので、それも少し期待しています。ムクドリは、本丸跡の花菖蒲園にて。

Dsc02885c  我が家近くまで戻ってきたら、スズメ。バードウォッチングは、以上。

Dsc02923c_20240805110301 Dsc02869c  セミは、クマゼミの数が少し減った感じがする一方、アブラゼミを以前よりよく見るようになりました。九華公園を周りながら、注意していますと、以前はどのソメイヨシノの木にもクマゼミがいたのですが、このところ、クマゼミがいない木もあるのです。アブラゼミは少し増えたものの、鳴き声は聞きません。クマゼミの鳴き声にかき消されているのか、鳴かない(メスの?)個体が多いのか、よく分かりません。これらの2枚は、いずれも住吉入江沿いで撮影。

Dsc02255c  サルスベリはあちこちでよく咲いてきました。これは、桑名七里の渡し公園にて撮影。最近は、散歩に出る時間が早いので、帰ってきてもまだ開園していませんから、外から撮影。

Dsc02744c Dsc02751c_20240805110401  こちらは、いずれもムクゲ。どちらも内堀にて撮ってきました。ヒマワリがほぼ終わってしまいましたので、今日はほかの花をと探して来たのです。

Dsc02796c_20240805110401  ところで、今日の天気予報は、晴のち雨、最低気温が29℃で、最高気温は36℃。大気が不安定のようで、午後からは雨が降るかも知れないそうです。雨が降ってくれた方が、気温が下がっていいのですが、どうなるでしょう。最低気温は、28.8℃でした。正午現在の最高気温は、37.0℃。今日も猛暑日となり、これで猛暑日は7月25日から12日間連続。その前も、7月24日に34.5℃でしたが、7月21~23日も猛暑日でした。マツバボタンは、吉津屋町のお宅にて。

Dsc02767c_20240805110401  午後は、読書と、ずっと以前に行っていた『久波奈名所図会』の読み下しを再開しようと思っています。『久波奈名所図会』は、下巻の本文をスキャナから読み込み、OCRでテキスト化したものをチェック&修正中。

2024年8月 4日 (日)

今日もカワセミに遭遇

Dsc02248c_20240804104101  連日の熱帯夜に猛暑です。桑名では石取祭も始まり、今日もまた私は寝不足(苦笑)。午前2時から本楽の叩き出しがあり、大半の町内は午前4時前には鉦・太鼓を打ち鳴らしての町練りは終わったのですが、午前5時前までやっているところもあり、寝ていられなくなるのです。それでも今朝も6時半から散歩へ。住吉神社、九華公園、貝塚公園、内堀南公園、外堀、入江葭町、吉津屋町、新築公園、常盤町、寺町と7.0㎞。今日は蒸し暑く、いつも以上に汗びっしょりで帰宅。1時間40分くらい。

Dsc01822c_20240804104101 Dsc01855c_20240804104101  九華公園では、今日もカワセミに遭遇。初めは、公園の外周遊歩道の東あたりで「カワセミがいそうだ」という気がして堀端を見たら、いたのですが、逃げられました。その後、こちらにいるかも知れないと立教小学校の体育館裏へ。見事、当り! カワセミ・センサーを持っているのかもなどと思ったりします。これらの写真は同じカワセミ。今日はちょっと遠いところでした。

Dsc01600c_20240804104201 Dsc01652c_20240804104201  さて、桑名七里の渡し公園で、ヒヨドリ。光の当たり具合で、違った鳥に見えました。川口水門に今日もアオサギが見えました。しかし、今日も近くへ行こうと思ったら、逃げられました。万一に備えてと離れたところから撮った写真が右のもので、証拠写真もいいところ。

Dsc01701c_20240804104201 Dsc01781c_20240804104201  九華公園で見たのは、ドバトとスズメ。ほかにムクドリくらい。去年の今頃も、こんな風だったのを思い出します。

Dsc02079c_20240804104101 Dsc02005c  常盤町で電線にツバメが3羽。4羽ほどいたのですが、電線に止まったのが3羽でした。街中ではほとんど見なくなっていましたので、珍しい。

Dsc01949c_20240804104101 Dsc01986c_20240804104101  吉津屋町の真上を向いて咲いていたヒマワリは、ようやくフツーになりました。右は総合福祉会館のところのヒマワリ。どちらもいよいよ終わりという感じ。ヒマワリ観察日記も、終えざるを得ません。

Dsc01957c  吉津屋町のお宅で見かけたアサガオ。我が家のものは、結局1鉢はダメになりました。もう1鉢は葉っぱは繁り、ツルは伸びるのですが、蕾が出て来ません。サギソウも、結局枯れてしまい、今年は失敗。残念ですが、また来年リベンジを図ります。

Dsc01923c_20240804104101  初めに書きましたが、今日は石取祭の本楽。こちらに今日の見どころマップがあります。今年は、南市場整列で、我が家からは遠いので、暑い中出かけることはしません。

Dsc01612c_20240804104201  今週は、水曜日に江戸橋での非常勤の授業の期末試験。週間予報では、熱帯夜で猛暑日。暑い中、学生諸君も試験勉強はさぞ大変でしょうが、きちんと準備をして、私が採点や成績評価で頭を悩ませないで済むようにしてもらいたいと切に願っています。写真は、桑名七里の渡し公園のサルスベリ。

240804124459354c 240804131259427c  オマケ。珍しく、猛暑の中、お昼は外食へ。国産黒毛和牛ハンバーグ専門店であるヒッコリーウエスト店にて「デミグラスハンバーグ」(¥1,280)。これに「ドリンクセット」(ごはんとドリンクのセット)(¥350)を追加。美味しくて、お腹いっぱい。食べすぎはよくないと思いつつ……。この店は娘の推薦。

240804130224673c  ドリンクセットでは、アイスコーヒーを頼んだら、氷がまん丸。

240804131807994c  もう1つオマケ。ヒッコリーウェスト店から帰りに、弥富名物の手のり文鳥のオブジェが載った電話ボックス。弥富市鯏浦町東前新田の弥富高架橋南交差点の東南側にあります。スマホでズームしましたので、画像は今ひとつです。

Dsc02113c  今日もまた猛暑日になっていますが、最高気温は37.0℃。暑いはずです。写真は、住吉入江で交尾&産卵中のギンヤンマ。ギンヤンマは、以前より減った印象があります。交尾シーンは今年初めて見ました。

2024年8月 3日 (土)

カワセミに救われる……石取祭試楽の様子も

Dsc01236c_20240803111901  寝不足です。今日の0時に石取祭の叩き出し。やはり目が覚めました。その後も、4時前後まであちこちから鉦・太鼓の音が聞こえてきて、うつらうつらしていましたから。ほとんどの町内は、3時半過ぎには終わったのですが、4時過ぎまでやっていたところもあり、寝ていられずに起き出しました。石取祭が行われる町内で生まれ、育った生粋の「桑名っ子」でしたら、まさに「血湧き肉躍る」ところでしょうが、私のように30代半ばからの住人はなかなかそうは行きません。

Dsc01391c_20240803111901  それでも今日も6時40分出発で散歩へ。住吉神社、九華公園、中橋、春日さん〈桑名宗社)、内堀公園、外堀、入江葭町、吉津屋町、京町、寺町と 7.6㎞も歩き回ってきました。汗だくで帰宅。途中で散歩友達Oさんに久しぶりに会いました(私が早い時間から歩きに行くので、最近はお目にかかっていなかったのです)。

Dsc01062c  今日はなんといってもこちらから。カワセミ君。九華公園の相撲場近くの堀にて。7月29日以来(2024年7月29日:猛暑日にカワセミ登場……新五千円札を初めて見ました(笑))。このあと、公園の外周遊歩道の南、キッチン寿さん近くでもカワセミを見かけたのですが、朝日丸跡に逃げられ、行方不明になりました。

Dsc01167c_20240803112001  さて、野鳥はいよいよ少ない感じ。住吉水門のところにアオサギがいるのが見えましたので、高水敷に降りて近づこうとしたら、川口水門(七里の渡し跡)に逃げられました。そちらに向かって、堤防道路から覗き込もうとしたら、またもや逃げられ、オシマイ(苦笑)。写真は飛び去る後ろ姿のみ。相撲場のところで見たカワセミは、その後、鎮国守国神社の社務所裏の木に飛びました。そこにゴイサギもいたので、カメラを向けようとしたら、ゴイサギ、カワセミとも飛び出して、北の方へ行ってしまい、今日撮れた野鳥の写真は、カワセミだけという始末。

Dsc01210c_20240803112001  ゴイサギがいましたから、中橋のところにもいるか? と思って、見に行ったものの、空振り(苦笑)。今日は、野鳥に関しては、ついているようないないような、です。

Dsc01220c_20240803112001 Dsc01253c_20240803111901  中橋からついでに春日さんにも立ち寄ってきました。冒頭の写真と、右の写真は、各町から奉納された「献石」。7月の海の日の前日の日曜日に町屋川の川原で「川原祓式」が行われ、町屋川の川原の栗石(花崗岩)を採ってきたもの。

Dsc01269c_20240803111901  Dsc01347c_20240803111901 春日さんの楼門前にあるとらや饅頭のところに祭車。上本町のものと思います。右は、吉津屋町の宿。「祝 華車 吉津屋町 令和六年八月」とありますが、「華(花)車」は、最初に渡祭する祭車のこと。

 Dsc01215c 石取祭、今日・8月3日は、「試楽(しんがく)」(こちらにスケジュールがあります)。18時から各組ごとに町内練りが行われ、明日・4日の2時に「本楽 叩き出し」。今晩も寝不足がほぼ確定です(苦笑)。

Dsc01308c_20240803111901  今日の最高気温予想は、36℃。正午の段階で、34.4℃(11:33)。猛暑日にはなるのでしょう。このところ桑名の最高気温は、全国最高気温ランキングに載るほど高くはありませんが、暑いのには変わりありません。写真は、あの真上を向いて咲いていたヒマワリ。咲くにつれて東を向いてきました。

Dsc01393c_20240803163801 Dsc01459c_20240803163801 【追記(8/2 16:40)】 石取祭の今日の試楽は、18時から組ごとに町内練りが行われます。16時半頃、我が家にもっとも近い今北町の祭車が出発していきました。昭和33(1958)年につくられ、桃太郎のつくりものが載っています。今北町を含む第八組は、北桑名神社で練り込みをしたのち、町内練りをします。2019年8月3日に見に行っています(2019年8月3日:20190803石取祭試楽)。試楽を見に行ったのは、これがもっとも最近です。今回も暑いですし、人も多いのでパスします。リンク先の記事には、YouTubeに投稿した動画もあります。

Dsc01474c  【さらなる追記(8/2 20:00)】 試楽の様子を追記します。左の写真は、第壱組の祭車が玉重橋の東、船場町の祭車庫の前に3台整列した様子(西船場町、羽衣連、上本町と思われます)。右は、北桑名神社での練り込みを終えて、町内練りをする第八組・堤原の祭車(ちょっとピンぼけですが)。短い動画をYouTubeにアップロードしました(こちらをご覧ください)。

2024年8月 2日 (金)

ヒヨドリとヘクソカズラ

Dsc00467c_20240802111601 Dsc00841c  8月2日、いよいよ今晩から始まります。石取祭です。九華公園北門のところには、通行止めの看板が出ていました。参加する町内では、「宿(やど)」が準備されています。町内ごとに、さらに町内でも、少年会、青年会、中老会ごとにこの宿が設けられます。集合場所であり、ここで休憩したり、食事をしたりします。叩き出しは、今日の24時(明日の0時)。春日さん(桑名宗社)で合図の太鼓が叩かれると、神社に近い町内から順番にあの鉦・太鼓の音が響き始めます。夏の風物詩なのですが、どうしても目が覚めるんですねぇ。

Dsc00364c_20240802111701  さて、散歩は6時40分から。住吉神社、九華公園、内堀公園、外堀、入江葭町、吉津屋町、新築公園、常盤町、寺町と6.6㎞。歩いている間は、弱い北寄りの風が吹いていました。早い時間帯の方が、陽が昇っていませんので、日陰が多いので助かるのです。

Dsc00660c  今日は、ずいぶん久しぶりにヒヨドリをしっかり見ました。ヒヨドリを見て、これほど嬉しいと思ったことはありません(苦笑)。場所は、九華公園の外周遊歩道の東あたり。いたのは、このヒヨドリ1羽のみ。

Dsc00436c_20240802111601  話を戻して、住吉神社のところでスズメが1羽。その後、柿安コミュニティパークに至るまで鳥はいません。コミュニティパークにいたのはムクドリ。

Dsc00534c_20240802111601 Dsc00580c  九華公園も相変わらずで、アオサギさんは水郷花火大会が終わって以来、来ていません。いたのはムクドリとスズメ。どちらも少数。散歩する人も減少。いつもここでお目にかかる女性三人組も、このところお一人に会うくらい。

Dsc00725c_20240802111701  ドバトもいましたが、暑いせいか、なんだか不機嫌そうな顔をしています。今日見た鳥は、以上(苦笑)。

Dsc00384c_20240802111701  桑名七里の渡し公園には、何本かサルスベリがあります。ここを通ったのは7時前ですから、まだ開園していません。外から望遠で撮影。

Dsc00871c Dsc00853c_20240802111601  吉津屋町のヒマワリ。いよいよオシマイです。この夏のヒマワリ観察も、これで最後にしましょう。右の写真は、真上を向いて咲いていたヒマワリ。少しずつ東向きに変わってきています。

Dsc00902c_20240802111601  総合福祉会館のところにあるものもヒマワリだろうと思うのですが、これも終盤を迎えています。野鳥も少なく、花も限られ、修行はいよいよ厳しさを増してきます(笑)。

Dsc00810c_20240802111701  そういう中、これを見つけました。先日から探していたのですが、なかなか見つからなかったのです。ヘクソカズラ。漢字で書くと、「屁屎葛」。葉や茎など全草を傷つけると、悪臭を放つためこの名前がついています。2~3年前におそるおそる試したことがありましたが、そのときはさほど悪臭は感じませんでした。ただし、もっとしっかり傷をつけたら、悪臭がするのかも知れません。別名は、ヤイトバナ(灸花)、あるいは、サオトメバナ(早乙女花)。ヤイトバナは、花の中心部の色がお灸の跡に似ているからとのこと。サオトメバナは、花を並べて早乙女が田植えをしている姿に例えたものといいます。

Dsc00459c_20240802111601  今日も晴れて、最高気温は37℃の予報ですが、正午現在の最高気温は、34.9℃。猛暑日続きは、もう勘弁して欲しいところです。

Walkingdatabase  余談。猛暑で散歩の時間を早めています。8時15分前後には帰宅しますので、その後、時間がありますから、これまでに出かけたウォーキング/ハイキングのまとめをつくっていました。第1回目は、2017年10月5日に個人的に出かけた「朝日町歴史散歩」でした。その翌月25日、JRさわやかウォーキングを見つけ(JRわやかウォーキング「~四日市市制120周年記念~ 家族みんなで楽しめる四日市旧港街歩き」)すっかりハマってしまいました。さらに12月22日には近鉄ハイキングにもデビューを果たしています(近鉄ハイキング「巨大かぼちゃ『中風封じの田村寺』と垂坂公園を訪ねて!!」)。これら以降、今日までに出かけたのは188回(JRさわやかウォーキング、近鉄ハイキング、個人的に企画したウォーキングのトータル)。現地で歩いた距離は合計1,562.1㎞、使った交通費は¥195,640+α、昼食代は¥82,511などなど。桑名の七里の渡し跡から伊勢神宮内宮までは、2回も歩いてお参りしています。ブログ記事のリストもつけ、「猫の欠伸研究室(アーカイブ)」の記事へのハイパーリンクも付しました。このまとめをつくったのは、ひとまとめしておきたいということもありますが、さらなる展開を考える上では、これまでのまとめが必要と思ったからなのです。

2024年8月 1日 (木)

柿が色づく8月

Dsc00327c_20240801110001  ウロウロしていましたら、8月になりました。7月はけっこう速く過ぎた印象があります。7月22日からの週が忙しかったからかも知れません。今日も晴れて、最高気温は38℃の予報。最低気温は25.8℃でしたが、これくらいですと、涼しいなと感じてしまいます。本当に暑さの感覚がおかしくなっている気がします。6時45分から散歩へ。いつもと同じく、住吉神社、九華公園、貝塚公園、内堀南公園、外堀、入江葭町、吉津屋町、新築公園、寺町と6.3㎞、1時間半。冒頭の写真は、帰りがけに寺町交差点のところで撮ったもの。

Dsc09856c_20240801105901 Dsc09926c_20240801105901  状況は相変わらず。毎日同じことを書かなければなりません(苦笑)。今日はまた一段と鳥は少なくなっています。スズメを見たのは、住吉神社のところでだけ。ドバトは、七里の渡し跡、九華公園にいただけです。柿安コミュニティパークや、九華公園にはムクドリがいましたが、ほかの公園では見られず。

Dsc00063c  九華公園の吉之丸堀の上を通る電線には、ツバメが1羽。成鳥のようですが、くたびれた感じ。ヒナを育て終わったばかりで疲れているのか、という気がします。ツバメはほかに、九華公園の外周遊歩道の東あたりで、2羽が飛んでいるのを見ました。九華公園では、西の空をアオサギが飛んでいくのが見えましたが、九華公園にはやって来ず。カワセミもいません。ハァ。ため息もつきたくなります。

Dsc00201c_20240801110001  カラスは、九華公園にて。暑いためか、嘴をずっと開けています。それになんだかやせ細っているようにも見えます。

Dsc00230c_20240801110001 Dsc09899c_20240801105901  今日もクマゼミはあちこちにいて大合唱が続いています。昆虫も、最近はあまり見ない気がします。九華公園の堀によくいるのは、ウチワヤンマ。堀沿いをパトロールしています。ほかには、シオカラトンボとコシアキトンボくらい。揖斐川沿いでは、アカトンボの仲間も見ます。チョウは、アゲハや、ツマグロヒョウモンを見るくらい。

Dsc00276c_20240801110001  Dsc00299c_20240801110001 花についても、代わり映えしません。ヒマワリ銀座のヒマワリは13本ありますが、育てておられる方が、「もう盛りは過ぎたな」とおっしゃったくらい。右の写真は、真上を向いて咲いているヒマワリ。管状花の方もかなり咲いているのが見えました。

Dsc00126c_20240801110001 Dsc00262c_20240801110001  代わり映えがしないと書きましたが、よくよく見ますと、変化や、変わったこともあります。まず、左の写真は九華公園の南にあるお宅の柿の実。わずかに色づいて来始めました。右は、内堀南公園にあるフジ。いく房か、季節はずれの花が咲いています。

Dsc09184c_20240801112401  こちらは一昨日(7月30)撮った写真ですが、ザクロの実です。かなり色づいています。猛暑の中でも、季節は着実に進行していると思えます。

Dsc00307c_20240801110001  ところで暑い中を歩いていますと、あちこちにあるこのポスターが気になります。「桑名かき氷街道2024」のポスターです。7月1日から9月30日まで、市内26店舗で開催されています。家内と娘は、すでに石垣テラスでかき氷を食べてきたのですが、私はこの夏は、まだ。寺町にあるFruits Snowさんへ行ってみたいと思っているのですが、ここは大人気店。水もシロップも使わないフルーツかき氷が食べられるのです。去年は9月になってから、ナガシマファームで安永氷を食べています(2023年9月10日:20230910長島ファームにて安永氷)。オリジナル「オリーブ」(安永つぶあん白玉入り、¥850円)はとても美味しかったです。

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  • 小塩真司: 「性格が悪い」とはどういうことか ――ダークサイドの心理学 (ちくま新書)

    小塩真司: 「性格が悪い」とはどういうことか ――ダークサイドの心理学 (ちくま新書)
    タイトルに惹かれて読みました。ただし、初めにお断りしておきますが、図表こそないものの、心理学の専門書といっても良いくらいの、分厚い記述になっていますので、馴染みのない方にとっては読みやすいものではありません。「性格が悪い」ことについて、最近研究が進んできた「ダークな性格」を中心にまとめられています。ダークな性格とは、マキャベリアニズム、サイコパシー、ナルシシズム、サディズムの4つの特性です。これらの特性とリーダーシップ、社会的成功との関連、身近な人間関係中でのダークな性格、ダークな人物の内面、ダークな性格の遺伝、ダークさとは何かについて、文献を引用しつつ論じられています。その上で、性格の良し悪しは、その内容ではなく、どのような結果に結びつくかで判断されるというのが、著者の結論でした。 (★★★★)

  • 和田 秀樹: 老いるが勝ち! (文春新書)

    和田 秀樹: 老いるが勝ち! (文春新書)
    和田秀樹さんは、もともと高齢者専門の精神科医です。浴風会病院というところで35年間勤務され、6,000人以上の高齢者の方を診てこられました。その臨床経験から、高齢者については、理屈通りに行かないと思うことがたくさんあるといっておられます。タバコをたくさん吸っていても100歳まで生きる人もいれば、検査データはすべて正常なのにガンで亡くなる人もいるのだそうです。医者にいわれて血圧その他に注意していたのに、脳卒中を起こす人もいます。和田さんはこの本で80歳を過ぎたら我慢せず、好きな物を食べ、行きたいように生きることを勧めています。また、医療に関わらない方が長生きできる共書いています。不摂生を勧めておられるわけではありませんが、常識にとらわれず、自由に生きた方が楽しみも見つかってよいのではないかと思います。養老孟司先生流にいえば「なるようになる」のですから。 (★★★★★)

  • 彬子女王: 赤と青のガウン オックスフォード留学記 (PHP文庫)

    彬子女王: 赤と青のガウン オックスフォード留学記 (PHP文庫)
    彬子女王殿下の英国留学記です。彬子女王は、ヒゲの寛仁親王のご長女。殿下は、女性皇族として初めての博士号をオックスフォード大学で取得されました。この留学記は、ネットで話題になっていましたので、ぜひとも読んでみたいと思っていました。今上天皇の「テムズとともに」も読んだことがありますが、皇族の皆様は、どなたも誠実で朗らかで、それでいてユーモア溢れるお人柄をお持ちのようですが、殿下も同様でいらっしゃり、それがよく感じられる文章で楽しく拝読し、爽やかな読後感を持ちました。 (★★★★★)

  • 石井光太: ルポ スマホ育児が子どもを壊す

    石井光太: ルポ スマホ育児が子どもを壊す
    タイトルに惹かれて買ったのですが、帯にあるように「衝撃の現場報告」でした。この本に書かれているエピソードのうち、いくつかはこれまでにもマスコミ報道などで接していましたが、これだけのことがらが一度に示されると圧倒されます。現代の子どもたちは、まさに私たちが知っている(知っていた)子どもではなくなっているといえるようです。たとえば、「2歳児のネット利用率は58.8%」「子守歌はアプリで聞く赤ちゃん」「ヘッドガードの制服化」「教室の『アツ』に怯える小学生」「褒められ中毒はエスカレートする」などなど。スマホが登場して16年でその影響は大ですが、子どもたちの特徴に影響しているのはスマホだけではなく、現代社会や、大人達のありようも大きく影響しているといえます。「『将来の夢は交通整理のバイト』と言う女子高生」などはその例でしょう。私が教えている学生も、「『アツ』がすごい」ということがあり、いったい何だ?と思っていましたが、よく分かりました。すでに若い先生方は、デジタル・ネイティブ世代になっていますし、この本に登場する若者達が社会に出て、その中核を担うのも遠い将来のことではありません。これらの若者は、高い情報処理能力を持ち、周囲に適応する力もあり、コンプライアンス能力も高いのですが、それらを認めた上で、彼らが自立した大人になるために何が必要か見極め、それを提供することが必要とされるのでしょう。その意味では、大人の世代にも彼らを適切に理解し、必要な支援を提供する責任があります。 (★★★★)

  • 養老 孟司, 中川 恵一: 養老先生、再び病院へ行く

    養老 孟司, 中川 恵一: 養老先生、再び病院へ行く
    『養老先生、病院へ行く』の続編です。医療とは距離をとっておられる養老先生が、再診のため1年3ヶ月ぶりに東大病院に行かれました。大病から復活された今だからこそ語ることができる老い、医療、健康、死との付き合い方について、養老先生ご自身と、教え子にして主治医の中川恵一先生がお書きになっています。養老先生のスタイルをそのまままねすることは、凡人には不可能であり、よろしくはありません。しかし、健康についての考え方や、死についてのとらえ方などはとても参考になります。私が啓蒙されたことがらは、「健康法は人の数だけ存在する」「養老先生は抜け道の天才」「不連続な体調の変化に気をつける」「具合が悪いときは一週間様子を見ると医者に行くべきかどうか分かる」「お酒はもはや百薬の長ではないが飲む飲まないは自分で決めてよい」などでした。 (★★★★★)

  • 宮口幸治: 歪んだ幸せを求める人たち―ケーキの切れない非行少年たち3―(新潮新書)

    宮口幸治: 歪んだ幸せを求める人たち―ケーキの切れない非行少年たち3―(新潮新書)
    「ケーキの切れない非行少年たち」シリーズの3冊目です。本の帯には「『幸せを求めて不幸を招く人』の戦慄ロジック」とあります。「みんな幸せになりたい」という動機は万人がもつものでしょう。しかし、幸せの形は人それぞれですし、幸せになりたいと強く願うものの、かえって生きづらさや苦悩を抱える人たちもたくさんいます。著者は、人は幸せになりたいが故に、結果的に他人が不幸になることでもやってしまうといいます。さらに、幸せになりたいのだけれど、そのやり方がよくない」と考える、結果的に他人を不幸にする人たちを理解できるともいいます。著者が長年関わってきた非行少年達にもそれは共通するそうです。歪んだ幸せを求める人たちの背景にある要因として、著者は、怒りの歪み、嫉妬の歪み、自己愛の歪み、所有欲の歪み、判断の歪みの5つの歪みを取り上げ、事例も含めて考察しています。これを読むと、こうした5つの歪みは、ごく普通の人びとも多少とももっているものといえます。最終章では、自分と他者の「ストーリー」という概念を用いて、歪んだ幸せを求める事についてどう向き合えばよいか、提案されています。 (★★★★)

  • 森永 卓郎: 書いてはいけない

    森永 卓郎: 書いてはいけない
    他の本を買いに行った時、書店で平積みになっていましたので、思わず買ってしまいました。メディアのタブーに触れつつ、現在の日本が凋落している要因を3つ指摘しています。サブタイトルは、「日本経済墜落の真相」となっています。3つは、ジャニーズの性加害、財務省のカルト的財政緊縮主義、日本航空123便の墜落事件。この3つについては、関係者は皆知っているものの、触れてはいけない、本当のことをいってはいけないタブーになっているといいます。メディアで触れたら、瞬時にメディアには2度と出られなくなるそうです。ジャニーズ問題は、BBCの報道のためにオープンになってしまいましたが、著者の森永さんは、ご自身が病を得られたこともあって、現状を打破するためにこの本を書かれました。財務省による必要以上の財政緊縮政策と、日航123便の事故のお陰で日本がアメリカに対してどんどん主権を失っていったことが、日本経済の衰退の主たる要因と主張しています。たぶんそれは本当だろうなというのが、私の読後感。 (★★★★)

  • 立木 康介: フロイト『夢判断』 2024年4月 (NHKテキスト)

    立木 康介: フロイト『夢判断』 2024年4月 (NHKテキスト)
    何を今さら勉強しているのか? と思われるかも知れませんが、ちょっと前に流行った言葉でいえば、リスキリングに相当するかも知れません。学生時代に読みましたが、しっかり理解したかといえば、アヤシいのです。学生時代からは50年近い月日が経っていますので、その後の研究成果も含め、新しいことがあるだろうと思ったのです。100分de名著というNHK Eテレの番組のテキストです。講師の立木先生は、パリ第8大学で精神分析の博士号を取得され、京大人文科学研究所の教授。精神分析は「昨日までとは違う自分を手に入れるために行う」とおっしゃっていました。この番組でもっとも印象に残ったのは、あの有名な「エディプス・コンプレックス」よりも、今日、重要なフロイトが提案した概念は、「両性性」であるということでした。これは、いかなる個人も与えられた解剖学的性にしばられないセクシュアリティの自由を持つことをうたうものです。この視点に立てば、同性愛も、トランスジェンダーもいわば当たり前の存在であるということになります。これらを踏まえると120年間に書かれた「夢判断」の内容は、きわめて今日的な意義を持ってくると再認識する必要があります。 (★★★★★)

  • 諸富 祥彦: NHK「100分de名著」ブックス フランクル 夜と霧

    諸富 祥彦: NHK「100分de名著」ブックス フランクル 夜と霧
    フランクルのこの本は、改めて紹介するまでもないほど、有名な本です。私も学生時代、霜山徳爾先生の翻訳で読みましたが、ことばでは書き尽くせないほどの衝撃を受けたことを、いまでもよく覚えています。第二次世界大戦中にナチスの強制収容所に収監された経験をもとに、精神医学者・フランクルが、人生の目的を明確にし、その実現に向けて没頭する心理療法を紹介する本です。原題を直訳すると「それでも人生に然りと言う:ある心理学者、強制収容所を体験する」となります。実存心理学の名著であり、極限の環境におかれたとしても、何かが、あるいは、誰かがあなたを待っているということを主張しています。絶望して終わるのではなく、人生が何をわれわれに期待しているのかが問題であり、私たちはそれを学ぶことが重要だとしています。何度か読み直すことによって、人生への理解が深まる気がします。 (★★★★★)

  • 松田 忠徳, 増田 晋作: 枕草子の日本三名泉 榊原温泉

    松田 忠徳, 増田 晋作: 枕草子の日本三名泉 榊原温泉
    榊原温泉は、全国的に有名とはいえないかも知れませんが、名湯です。それは、枕草子に「湯は七栗の湯 有馬の湯 玉造の湯」にある、七栗の湯が榊原温泉と考えられるからです。最近、日本三名泉といえば、有馬温泉/兵庫県、草津温泉/群馬県、下呂温泉/岐阜県とされますが、枕草子に取り上げられたのはそれよりも古く、「元祖日本三名泉」といえます。榊原温泉の湯は、肌がきれいになる「美人の湯」というだけでなく、抗酸化作用もある健康の湯でもあります。この本は、日本一の温泉教授・松田先生と、地元を知り尽くした増田さんの共著で、「何もない」といわれていた榊原温泉の魅力を語り尽くしています。ちなみに、私にとっては家内の実家を知る上で格好のガイドブックです。 (★★★★)

  • 文藝春秋: 定年後に読む不滅の名著200選 (文春新書)

    文藝春秋: 定年後に読む不滅の名著200選 (文春新書)
    この本の帯には「これが定年後の知の道しるべ!」とありますが、私自身はさほど大上段に構えたつもりで読んではいません。どのような本が選ばれているかにももちろん興味はあったのですが、それらがどのように紹介されているかといった方面に興味があって読みました。本を紹介している方々はいろいろな分野で功なり、名を挙げた方ばかり。それらの方がどんな本を読み、どのように唱歌していらっしゃるかが知りたかったのです。ちょっと邪道な読み方ではありましたが、しっかりと楽しめました。 (★★★★)

  • 石田泰弘(編著): 街道今昔 佐屋路をゆく (東海の街道2) (爽BOOKS 東海の街道 2)

    石田泰弘(編著): 街道今昔 佐屋路をゆく (東海の街道2) (爽BOOKS 東海の街道 2)
    さほど本格的に取り組んでいるわけではありませんが、昔の街道を歩くのは好きです。この本のテーマである佐屋路(佐屋街道)も歩きたいと思って調べています。佐屋路は、東海道佐屋廻りとも呼ばれたように、東海道の迂回路でした。江戸時代に東海道宮宿と桑名宿の間を、陸路万場宿、佐屋宿の陸路を経て、佐屋から桑名宿への水路三里の渡しによって結んでいた街道です。実際に歩いて書かれたと考えられますが、旅人目線で書かれたウォーキングガイドです。津島街道、高須道も取り上げられています。部分的には歩いたところがありますが、佐屋路はいずれ、歩いてみたいと思い、計画中ですので、とても参考になりました。実際に歩かなくとも、歴史読み物としても楽しめます。 (★★★★★)

  • 柳瀬博一: カワセミ都市トーキョー 【電子限定カラー版】 (平凡社新書1049)

    柳瀬博一: カワセミ都市トーキョー 【電子限定カラー版】 (平凡社新書1049)
    東京都心にたくさんのカワセミが棲んでいるというのは、最近割とよく知られるようになっています。清流の鳥というイメージがあるかも知れませんが、東京の「野生」環境をうまく利用して繁殖もしています。そのカワセミが暮らす街は東京屈指の高級住宅街ばかりだそうです。すなわちカワセミも、人間も好む環境は同じというのです。カワセミが暮らす街は、人間にとってもよい街ということです。カワセミの存在に気付いたことから、「小流域源流」をキーワードに「新しい野生」と「古い野生」の繋がりを論じています。カワセミの生態も詳しく観察されていますので、私も今までよく知らなかったことが多々書かれていて、興味深く読みました。 (★★★★)

  • 内田 樹: コモンの再生 (文春文庫)

    内田 樹: コモンの再生 (文春文庫)
    私は、内田樹先生の評論が好きで割とよく読みます。「コモン(common)」とは、形容詞としては「共通の、共同の、公共の、ふつうの、ありふれた」という意味ですし、名詞としては「町や村の共有地、公有地、囲いのない草地や荒れ地」を意味します。昔は、ヨーロッパでも日本でも村落共同体はそういう「共有地」を持っていました。コモンを管理するには「みんなが、いつでも、いつまでも使えるように」という気配りが必要になるのですが、近代になって怒った「囲い込み」によって「コモンの私有化」が起こり、村落共同体が消え、集団的に維持されていた儀礼、祭祀、伝統芸能、生活文化が消えてしまったのです。著者は、このコモンを再生することが市民の原子化、砂粒化、血縁、地域共同体の瓦解、相互扶助システムの不在という索漠たる現状を何とかするために必要と考えています。ちなみに、マルクスとエンゲルスによるコミュニズムは、著者によれば「共同体主義」と訳した方がよく、彼らは「コモンの再生」が必要と提言したといいます。「共産主義」と訳されてしまったがため、なんだかよく分からないことになっているのです。「共有主義」あるいは「共同体主義」と意訳してくれていたら、もろもろが変わっていたかも知れないという話には、膝を打ちました。 (★★★★★)

  • 本田 秀夫: 知的障害と発達障害の子どもたち (SB新書)

    本田 秀夫: 知的障害と発達障害の子どもたち (SB新書)
    児童精神科医の本田先生の最新刊です。今回は知的障害が取り上げられています。これまでの本田先生の御著書では、発達障害が主に取り上げられてきたのですが、実は知的障害を持つ子どもたちも一定数存在していますし、発達障害と知的障害を合わせ持つ子どもたちもいます。その意味で、発達に困難のある子どもたちのことをきちんと理解して、適切な支援をする上では、両者を視野に入れることが重要です。著者は、知的障害の支援では、「早く」と「ゆっくり」がキーワードになると書いておられます。これは私もそうだと思います。可能な限り早期から支援を受けた方がよく、一方で、発達のスピードに合わせて「ゆっくり」としたペースで支援をすることが大切になります。発達障害の子どもたちにも「本児のペースに遭わせた支援が必要」とおっしゃる方がありますが、発達障害の子どもたちの理解/支援の上でのキーワードは「アンバランス」です。この本は、発達が気になるお子さんをお持ちの保護者の方、特別支援教育に携わる教員の方々にとって、基本的なテキストといえます。 (★★★★★)

  • BIRDER編集部: お手本でわかる!野鳥撮影術 (BIRDER SPECIAL)

    BIRDER編集部: お手本でわかる!野鳥撮影術 (BIRDER SPECIAL)
    バードウォッチングや野鳥撮影を趣味にしています。とはいえ珍鳥を追うのではなく、主に自宅近くを散歩しながら、いわば「定点観測」のように野鳥を見ています。自分の写真の撮り方を振り返ると、図鑑的に撮ることがほとんどです。なぜそうなのかを考えてみると、研究者の端くれであったことが関わっている気がします。つまり、写真を撮ることを、観察した記録やデータと見ているからではないかということに思い当たりました。野鳥撮影の「幅を広げたい」と思っていたら、この本が出版されました。ざっと目を通したところ、「色とりどりの花と鳥」「木の実レストラン」「やわらかい表情を追う」などさまざまなテーマで鳥とその周辺を撮る方法が載っています。これを参考に、自分の野鳥写真の世界を広げられたらいいなと思える本です。 (★★★★★)

  • 磯田 道史: 磯田道史と日本史を語ろう (文春新書)

    磯田 道史: 磯田道史と日本史を語ろう (文春新書)
    磯田道史さんが、さまざまな分野の達人と歴史についての論賛をしたのをまとめた本です。論纂とは、①人の徳行や業績などを論じたたえること、②史伝の終わりに著者が書き記した史実に対する論評のこと。異分野の専門家同士が議論をすることによって生まれるものは、別次元となり、大変興味深いものとなります。この本がその論より証拠。養老孟司さんとの論賛からは「脳化社会は江戸時代から始まった」という話が出て来ています。忠、孝、身分などは、シンボリズムであり、それらは見たり、触れたりできません。また、関東大震災に遭遇したことは、被害に対する鈍感さをもたらし、それが太平洋戦争につながったという指摘には、なるほどそういう面も確かにありそうだと思わされました。その他、歴史や人間について、実にさまざまな、新しい見方が示され、大変おもしろく読み終えました。 (★★★★★)

  • 保阪 正康: 近代日本の地下水脈 I 哲学なき軍事国家の悲劇 (文春新書 1440)

    保阪 正康: 近代日本の地下水脈 I 哲学なき軍事国家の悲劇 (文春新書 1440)
    本の帯に「『水脈史観』で日本の失敗を読み解く」とあります。「水脈史観」という概念には初めて接しましたが、「攘夷のエネルギーは、いまも日本社会の根底に流れている」という見方です。明治維新後、日本がとりえた国家像は、欧米型帝国主義国家、道義的帝国主義国家、自由民権国家、米国型連邦制国家、攘夷を貫く小日本国家の5つであったが、哲学なきまま欧米型帝国主義国家の道を突き進み、軍事中心の国家作りを推し進めたことが、戦前の日本の失敗の原因であったというのが著者の主張です。それは確かにそうだと思いますが、私には、ほんのサブタイトルにある「哲学なき国家」ということが、現代日本の様々な問題の背景にあるような気がしてなりません。 (★★★★)

  • 佐伯 泰英: 陰流苗木(かげりゅうなえき)~芋洗河岸(1)~ (光文社文庫)

    佐伯 泰英: 陰流苗木(かげりゅうなえき)~芋洗河岸(1)~ (光文社文庫)
    今回も特別に時代小説を取り上げます。この2つ前の本に佐伯泰英さんの「恋か隠居か 新・酔いどれ小籐次(二十六)」を取り上げ、これは佐伯さんの300冊目の「文庫書き下ろし小説」だと書きました。今回のこの本は、301冊目です。しかも、80歳を越えて、さらに新しいシリーズを始められたのです。美濃を食い詰めた浪人・小此木善治郎が、職なし、金なし、住むあてなしながら、剣の達人にしてとぼけた侍であるものの、なんとも頼りになる存在で、親切な住人や大家によって受け入れられた長屋の秘密と謎の渦に巻き込まれるという設定。これまたおもしろそうなシリーズです。毎月刊行で、全3巻の予定とか。第2巻が待ち遠しい内容です。 (★★★★★)

  • 養老孟司, 鵜飼哲夫: なるようになる。 僕はこんなふうに生きてきた(中央公論新社)

    養老孟司, 鵜飼哲夫: なるようになる。 僕はこんなふうに生きてきた(中央公論新社)
    養老先生の新刊が出たというので早速入手し、ほぼ一気に読み終えました。「はじめての自伝!」といううたい文句で、帯には「虫と猫と、バカの壁。考え続けた86年」ともあります。養老先生は、かなりしつこい性格でいらっしゃるようで、疑問に思ったことは「まぁいいか」などと思わず、考え続けてこられたそうです。その結果が、これまでのユニークな著作に結実しています。それはさておき、考え続けた結果、「なるようになる。」というのが、養老先生の現時点での結論だそうです。「なるようにしかならない」ではなく、「なるようになる。」のです。物事は、はっきりとした目的意識があって進むのではないので、「なるようになる。」なのです。忘れてしまったような些事がその後の人生を動かしてきたかもしれないともあります。なるほどと、この本を読み、養老先生の来し方をいささか知ると、納得できます。というか、納得した気になっているだけかも知れませんが…… (★★★★★)

  • 佐伯 泰英: 恋か隠居か 新・酔いどれ小籐次(二十六) (文春文庫)

    佐伯 泰英: 恋か隠居か 新・酔いどれ小籐次(二十六) (文春文庫)
    佐伯泰英さんは、この本で「文庫書き下ろし小説」というジャンルで300冊刊行を達成されました。佐伯さんの時代小説はすべて読んでいます。まさにストーリー・テラーといえる作家で、実に読み応えのある時代小説をたくさん書いておられます。このシリーズは、いったん完結となったかと思ったのですが、この「恋か隠居か」で復活しました(と理解しています)。隠居を考える小籐次ですが、小籐次親子に挑戦状が届くところから始まる物語。今回も楽しめました。 (★★★★★)

  • 安藤優一郎: 15の街道からよむ日本史 (日経ビジネス人文庫)

    安藤優一郎: 15の街道からよむ日本史 (日経ビジネス人文庫)
    街道歩きを少ししています。三重県内では、東海道のほとんど、伊勢参宮街道、美濃街道・養老街道などを歩きました。もっとあちこちの街道を歩きたいと思っていますが、そのときにこの本が出版されましたので、早速入手して読みました。芭蕉の奥州街道、伊勢参宮街道のお伊勢参り、武士の旅日記などの章をとくに興味深く読みました。主要な街道を取り上げることで読みやすい歴史物語となっています。 (★★★★)

  • 大芦治: 心理学をつくった実験30 (ちくま新書)

    大芦治: 心理学をつくった実験30 (ちくま新書)
    「誰もが一度は耳にしたことがある有名実験の背景・内容・影響を紹介、新たな心理学像を呈示する」と帯にあります。心理学全般に関心を持つ社会人を読者に想定しているといいますが、私には心理学史のテキストとして、あるいは、入門段階の心理学を学んだ方がさらに学習を深める際に読む本としてもよいかも知れません。 私自身も、心理学の教科書を執筆したことが何度かありますが、そこに引用する理論や実験については、いわゆる「孫引き」をしてしまったこともよくありました。この本の著者は、可能な限り原典にあたって執筆していらっしゃり、その意味では参考になったところが多々あります。 ところで、著者は心理学の未来にあまり明るい展望を持てないようです。臨床心理士、公認心理師の資格が人気を集め、心理学部などもたくさん設けられました。私自身の勝手な個人的意見を書けば、資格ができると、レベルは下がると思っています。根拠はありません。個人的な印象によるものです。私は実験心理学でトレーニングを受け、臨床心理の分野に進みました。心理学の基本は実験心理学と個人差測定心理学にあると思っています。学部段階からいきなり臨床心理学プロパーに進むのは、相当よろしくないと思います。臨床実践にあたってはその基礎となる確かな、科学的な学問(知見、理論なども含む)が必要です。また、仮説演繹法などのものの見方もきちんと身に付ける必要があります。これらは実験心理学と個人差測定心理学から養われると思っています。 この本は、基礎的知識がない方がいきなり読むのは難しいでしょうが、科学的心理学を学びたいと思う方にはよい参考書となります。 (★★★★)

  • 磯田 道史: 家康の誤算 「神君の仕組み」の創造と崩壊 (PHP新書)

    磯田 道史: 家康の誤算 「神君の仕組み」の創造と崩壊 (PHP新書)
    磯田先生の書く本はどれもとても面白く読めます。といっても、私が読むのは研究書ではなく、新書だからなのかも知れません。この本は、家康がなぜ幕藩体制を創ることができたのか、江戸時代、誰が神君の仕組みを崩わしたのか、幕末、かくして神君の仕組みは崩壊した、神君の仕組みを破壊した人々が創った近代日本とは、家康から考える日本人というものという5つの章からなっています。家康は天下を取ったあとこの国を支配するのに巧妙な仕掛けをつくり、平和な時代が続いたのですが、誤算が生じて、徳川政権が変質し、崩壊に至ったと著者は考え、そのプロセスを俯瞰しています。いろいろな時点で「神君の仕組み」を骨抜きにする人物や政策が表れたといいます。組織が弱体化する姿を見ておくと、自分たちの劣化を防ぐ力が養われると磯田先生は述べています。徳川時代が現在にあたえている影響も多く、その分析も興味深く読めます。 (★★★★★)

  • 多井 学: 大学教授こそこそ日記

    多井 学: 大学教授こそこそ日記
    文庫本を買いに本屋に行ったら、平積みしてあるのを見つけて思わず買ってしまいました。私もその昔、ご同業だったことがあったからです。帯に「いくらでも手抜きのできる仕事」とありますが、私の経験でもそういう人もそれなりにいました。ちなみに私自身は、こき使われたと思っています。さらに「現役教授が打ち明けるちっとも優雅じゃない生活」とも書かれていますが、これはまさに私の体験と同じ。本に書かれていることがらも、ことごとく納得できます。私は、「そうそう!」といいながら読み終えました。大学教授で儲けている人はごく一部などなど。まぁ大学教授の仕事や生活に興味をお持ちの方は、さほど多くはいらっしゃらないとは思いますが、お暇な方にはどうぞ。 (★★★★)

  • 宮口 幸治: 境界知能の子どもたち 「IQ70以上85未満」の生きづらさ (SB新書)

    宮口 幸治: 境界知能の子どもたち 「IQ70以上85未満」の生きづらさ (SB新書)
    「境界知能」という言葉は、専門家はよく知っていると思いますが、一般のご父兄や、小中学校の先生方にはあまりなじみがないかも知れません。IQという指標でいえば、多くの場合70以上85未満の子どもたちがこれに該当する可能性があります。一見したところでは普通の子どもたちと変わりはなく、なかなか気づかれません。しかし、理論的には約14%の子どもたちが含まれますから、本の帯にあるように「日本人の7人に1人」となります。平均と知的障害のはざまにあり、気づかれにくいものの、授業について行けなかったり、友だちと上手くつきあえなかったり、感情のコントロールが苦手であったりして、当事者の子どもたちは苦戦し、辛い思いをしています。発達障害はよく知られるようになりましたが、境界知能の子どもたちにもしっかり目を向け、必要な支援を提供することは喫緊の課題といえます。この本では、境界知能とはどのような状態なのか、教科学習の前に認知機能を向上することの重要性、子どもの可能性をいかに伸ばしたら良いかについて具体的に、分かりやすく解説されています。 (★★★★)

  • 関裕二: スサノヲの正体(新潮新書)

    関裕二: スサノヲの正体(新潮新書)
    タイトルに惹かれて手に入れたものの、序章の記述が私にとっては退屈でしばらく放っておいたり、読み直そうと思ってくじけたりしていました。しかし、そこを乗り越えるとこの本はとても面白くなり、ほとんど一気読みしました。スサノヲ(素戔嗚尊)の正体を探るプロセスでアマテラス(天照大神)の謎も明らかにされて行き、それもとても興味深いものがあるのです。アマテラスは皇祖神とされますが、実在の初代王と言われる崇神天皇はアマテラスを伊勢に追いやっています。また、伊勢神宮を整備した持統天皇だけは伊勢に参ったものの、それ以降明治になるまで、1,000年以上も歴代天皇は伊勢神宮を訪れていません。明治天皇が東京に遷御したあと武蔵国の鎮守勅祭の社に定めたのは、スサノヲの祀られる氷川神社(現さいたま市)です。明治天皇は氷川神社を訪れた翌年に、伊勢神宮を訪れています。そもそも伊勢にいる神はアマテラスなのかという疑問にも立ち向かっている、古代史や神に関心がある方にはお勧め。 (★★★★★)

  • 安藤 優一郎: 大名屋敷「謎」の生活 (PHP文庫)

    安藤 優一郎: 大名屋敷「謎」の生活 (PHP文庫)
    時代小説をよく読みます。捕物帖、市井の人たちの生活、侍の物語、大名の話などいろいろとあります。庶民の生活については、これまでもいろいろな本でかなり知っていますが、大名の生活については分からないところの方が多いと思っていました。タイトルに惹かれて買ったのですが、大名やその家族の生活が詳しく書かれているのではなく、勤番侍の生活、大名屋敷の庭園、御用達商人や豪農、幕末の動乱と大名屋敷などの話が中心でした。それはそれで知らなかったことが多々あり、興味深く読みました。 (★★★)

  • 服部環ほか: 指導と評価2023年10月号(図書文化社)
    「指導と評価」は、日本教育評価研究会の機関誌であるとともに、日本で数少ない教育評価に関する月刊誌です。この号では、教育・心理検査の意義と活用という特集が組まれています。「教育・心理検査の意義」に始まり、WISC-Ⅴ、KABC-Ⅱなどの個別検査の使い方、解釈の仕方、指導への活かし方がそれぞれの専門の先生によってわかりやすく解説されています。特別支援教育の現場でも、きちんとした心理アセスメント所見に基づいた支援を展開することが望ましいのですが、現場の先生方には敷居が高いようです。ご関心がおありの方には、どのように使えるか、どのように考えたらよいかについて基本的なことがらを理解するのに適しています。出版社のWebサイトからバックナンバーとして購入できます。 (★★★★)
  • 石田 光史, 樋口 広芳(ナツメ社): ぱっと見わけ観察を楽しむ 野鳥図鑑

    石田 光史, 樋口 広芳(ナツメ社): ぱっと見わけ観察を楽しむ 野鳥図鑑
    野鳥図鑑はすでに何冊も持っていますが、この野鳥図鑑は、2015年の刊行で、なぜ今までこの存在に気づかなかったと反省するほど便利そうなもの。掲載されているのは324種ですが、それぞれの特徴や、見わけのポイントがパッとわかるようになっています。その鳥の生活型や生息地、食性や羽色、形態などのほか、雌雄、夏羽冬羽、幼鳥などで特徴が異なる場合は、それらについても説明されています。観察したい行動から、おもしろい生態、探し方までもが載っていますし、鳥の鳴き声が聴けるQRコードも付いています。私自身、野鳥の特定がけっこうアヤシいので、しっかり活用しましょう。 (★★★★★)

  • 千枝大志(風媒社): 街道今昔 三重の街道をゆく (爽BOOKS)

    千枝大志(風媒社): 街道今昔 三重の街道をゆく (爽BOOKS)
    「東海の街道」シリーズの第4巻です。「街道歩きのお供に最適の1冊」といううたい文句。内容は、三重の主な街道、近世三重の城郭図・城下図を読み解く、お伊勢参り小咄、伊勢をめぐる〈参詣〉をデジタル化するの4章構成で、まさに三重の街道歩きの参考書としてよいと思います。私自身も県内の東海道、伊勢街道、美濃街道、濃州街道はほとんど歩き、ほかの街道も部分的に歩いていますし、城もここに載っているところはかなり訪ねています。デジタル化も、ブログに写真・記事を載せていますから、出来不出来はともかく、私も取り組んでいます。県内の街道はさらに歩こうと思っていますし、デジタル化にももっと取り組みたいと考えていますので、十分活用できるでしょう。 (★★★★★)

  • 唐沢孝一: 都会の鳥の生態学 カラス、ツバメ、スズメ、水鳥、猛禽の栄枯盛衰 (中公新書)

    唐沢孝一: 都会の鳥の生態学 カラス、ツバメ、スズメ、水鳥、猛禽の栄枯盛衰 (中公新書)
    都市にもたくさんの野鳥がいることを知る人は少ないかも知れません。私がいつも散歩している地方都市の公園では、これまで10年あまりで70種類近くの野鳥を観察しています。都会は自然の少ない人工的な環境にあふれていますが、野鳥たちはもともとの生態を活かしつつこれらにしたたかに適応してい生きています。この本では、カラス、ツバメ、スズメ、水鳥、猛禽を取り上げ、その都会における生態や、活動の変化、人間と鳥との関係とその変化などについて多くの実例や、調査結果をもとに、豊富な写真を使って楽しく読めるようにまとめられています。 (★★★★★)

  • 堤未果: 堤未果のショック・ドクトリン 政府のやりたい放題から身を守る方法 (幻冬舎新書)

    堤未果: 堤未果のショック・ドクトリン 政府のやりたい放題から身を守る方法 (幻冬舎新書)
    「ショックドクトリン」とは、テロや大災害など、恐怖でこくみんが思考停止している最中に、為政者や巨大資本がどさくさ紛れに過激な政策を推し進める悪魔の手法のことです。アメリカでの3.11以来、日本でも大地震やコロナ禍の裏で知らない間に個人情報や資産が奪われようとしているというのがこの本のテーマ。パンデミックで製薬企業は空前の利益を得、マイナンバーカード普及の先には政府のよからぬ思惑があるなどよくよく注意し、自分の生命・財産を守らないといけないというのが著者の主張。「今だけ、自分だけ、お金だけ」という強欲資本主義に負けないようにするには、ちょっとした違和感を大事にし、お金の流れがその裏にないか、また、それで大もうけして回転ドアをくぐって逃げる輩がいないかをチェックすることです。また、政府が何か、大急ぎで導入しようとしたり、既存の制度を急拡大しようとするときは、要注意だそうです。 (★★★★)

  •  奥山景布子: 葵の残葉 (文春文庫)

    奥山景布子: 葵の残葉 (文春文庫)
    いわゆる「高須四兄弟」である徳川慶勝、松平容保、松平定敬、徳川茂栄は、幕末維新の激動期に、結局のところ官軍と幕府とに分かれて戦う運命になったのですが、この四兄弟を取り上げて埋もれた歴史を活写した小説。私自身は、桑名藩主であった松平定敬が取り上げられているので興味を持って手に取った次第。幕末維新は、次々に色々な出来事が起きて、さまざまな人たちの思惑も複雑に入り組んでいるので、小説にするのは難しいと思っていたのですが、隠れた主人公ともいえる高須四兄弟の視点からとても躍動感のある読み物になっています。また、この時期の歴史をより一層深く理解できたという感想も持っています。 (★★★★)

  • 國分功一郎: 暇と退屈の倫理学(新潮文庫)

    國分功一郎: 暇と退屈の倫理学(新潮文庫)
    ほぼ隠居状態ですから、暇と退屈には困りません(微笑)。それ故にこの本を手に取ったといっても、誤りではありません。著者がいうには、「暇」とは何か、人間はいつから「退屈」しているのだろうかといったなかなか答えにたどりつけない問いに立ち向かうとき、哲学が役に立つというのが著者のスタンス。哲学書なのに、読みやすいのです。スピノザ、ルソー、ニーチェ、ハイデッガーなど、その昔学生時代に取り組んで挫折した哲学者たちの論考を参照しつつ、現代の消費社会における気晴らしと退屈について鋭い指摘がされ、まさに蒙を啓かれます。 (★★★★)