お知らせ

  • データの移行について
    2005年10月26日のブログ開始当初から、2024年12月31日までの記事は、「猫の欠伸研究室(アーカイブ)」に移行しました(http://blog.livedoor.jp/taichimaru151/)。 このココログの「猫の欠伸研究室」には、2020年1月以降の記事を残し、2019年12月以前の記事は削除しました(2020年1月1日から2024年12月31日までの記事は、両方にあります)。

レンズを通した自然観察

  • この「レンズを通した自然観察」ということばは、恩師のお一人が、私の趣味を形容しておっしゃったものです。2023年2月7日のブログに書きましたが、実はときどき思い出していることばです。お世話になった先生方はたくさんいらっしゃいますが、この恩師は、就職のことから学位論文の執筆、審査に至るまで本当にお世話になった先生です。「写真の撮り方を指南してもらいたい」ともおっしゃったのですが、これはお世辞と理解しています。私はほぼ隠居状態となって10年以上になりますが、今、改めてこのことばをかみしめています。この先生には結婚式の際に「理論と臨床をつなぐ仕事をするように」ということばをいただきました。体調を崩してそれには十分に応えられませんでしたので、せめてこの「レンズを通した自然観察」については、極めるとまでは行かないにしても、もう少し精進したいと考えています。

ブログ名の由来

  • ブログ名の「猫の欠伸研究室」は、中日新聞の夕刊に連載されている「紙つぶて」というコラム(平成22(2010)年1月13日)に、元新党さきがけ代表の武村正義さんが書いていらっしゃった「人生は猫の欠伸である」というコラムによります。武村さんは、“チベットで鳥葬を取り仕切る僧侶が、「人の生涯は猫の欠伸のようなもの」と語った”と書いていらっしゃいます。「猫の欠伸のようなもの研究室」としたかったのですが、ちょっと間延びしますので、「猫の欠伸研究室」とした次第です。「研究室」とつけたのは、過去、大学に勤めていたことがあるということやら、知らないこと、分からないことがあると何でも調べずにはいられない性分であること、屁理屈、講釈が大好きであることからであります。しかし、「人生の研究をしている」のではありません。「大所高所」からのご高説を開陳できるほどの力量はないが故、「小所低所」からの戯れ言をつぶやくのが精一杯(苦笑)。身の程に合わせ、勝手なことを書き綴っていますので、御用とお急ぎでない皆様には、今後ともご交誼のほど、お願いいたします。是非ともコメントを頂戴し、少しでも世間を広げたいと熱望しております。

モットー

  • 座右の銘というほど立派なものはありませんが、過去に体調を崩し、療養生活を送った経験から、私なりのモットーをつくっています。その一つは、「淡々と飽きもせず……」です。自分では、「……」と余韻を残しているところが気に入っています。こだわりすぎや、やり過ぎはよくありません。若い頃はムキになってやったこともありますが、今はこのように「淡々と飽きもせず……」が自分に合っていると思っています。もう一つは「晴耕雨読」ならぬ「晴歩雨読」です。マンション暮らし故、耕すところはありません。代わりに歩いています。そして、最近(令和3(2021)年に入った頃から)追加したのが、「散歩生活、ときどき仕事」。NHKのテレビ番組に「晴れ、ときどきファーム!」というものがあります。これのもじり。浅学非才の身ですので、ご交誼の上、いろいろとご教示をお願いします。

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2024年7月

2024年7月31日 (水)

ついにニイニイゼミを見つけました

Dsc09802c_20240731105501  今日の天気予報は、晴れ、最高気温38℃。最低気温は、28.2℃。最高気温は、正午の時点では36.4℃。今朝は気合いを入れて(笑)、6時半から散歩へ。この時間帯、気温はすでに30℃ほどでしたが、北寄りの風が4m/s前後吹いていて、昨日までほどは暑くなく、助かりました。住吉神社、九華公園から中橋、春日さん(桑名宗社)、京町、吉津屋町、新築公園、常盤町、寺町と7.1㎞。

Dsc09485c Dsc09503c_20240731105501  相変わらず野鳥はいませんし、今日もアオサギさんも、カワセミも見られず、暑さが余計に身に応えます。九華公園までで見たのは、スズメのみ。住吉神社や、七里の渡し跡などでです。九華公園で最初に出会ったのは、ドバト。珍しくカワウが1羽。旧アヒル小屋のところに。

Dsc09527c Dsc09528c_20240731105501  スズメは、奥平屋敷跡の北にある花菖蒲園の上の電線にて。この花菖蒲園の脇にはミドリガメの姿がありました。産卵しに上がってきたようです。

Dsc09629c_20240731105501  中橋には、ゴイサギが集まるところがありますので、ゴイサギが繁殖シーズンを終えて、戻って来ていないか、見に行ったのですが、何もいませんでした。

Dsc09640c_20240731105501 Dsc09645c_20240731105501  春日さん(桑名宗社)では、今週末、石取祭が開かれます。楼門の前には、観覧席がつくられ始めていました。石取祭は、「日本一やかましい祭」と自称していますが、まさにその通り。叩き出しは、金曜日の24時。土曜の未明まで鉦・太鼓が聞こえますから、窓を閉め切って、エアコンを使っていても音が聞こえ、目が覚めます。地元出身の私と同年代の方に伺うと、家のそばで鉦・太鼓が鳴っていても、平気で寝られるそうですが、私などはダメです(苦笑)。

Dsc09655c_20240731105501 Dsc09661c  春日さんから京町を経てヒマワリ銀座へ。お辞儀をしている/し始めているのが、多数派になってきました。もっとも手前の、もっとも大きな花はすっかり首が折れています。もっとも背の高いヒマワリの花も、お辞儀が深くなってきました。

Dsc09683c_20240731105501 Dsc09693c  上を向いて咲いていたヒマワリも、やや東に傾き始めています。その近所の、別のお宅のヒマワリも、茎が傾き始め、1本は壁にもたれています。いつまでもヒマワリに頼っていられません。ほかに何か、観察対象を見つけないといけなくなってきました(笑)。

Dsc09781c_20240731105501 Dsc09741c_20240731105501  セミの話。クマゼミの大合唱は、今日も日の出とともに始まり、相変わらず。アブラゼミもよく見るようになりましたが、やはり、あの「ジリジリジリジリ」という鳴き声は聞けません。

Dsc09756c_20240731105501  そして今日は、ついにニイニイゼミを見つけました。九華公園で探していたのですが、拙宅マンションの東にある住吉入江のところにあるソメイヨシノに止まっていたのです。

Dsc09798c  マンションに戻って、エレベーターに乗ったら、先客がいました(笑)。ベランダに来ていることもあります。

Dsc09706c  ところで、今日も猛暑日になっていますが、桑名では、7月21日から、24日を除いて、猛暑日が続いています。8月10日までの気象協会の予報を見ますと、ずっと猛暑日&熱帯夜の予報が並んでおり、参ります。コロナも流行しているそうですし、体調には十分に気をつけなくてはなりません。

 オマケ。桑名の今日の最高気温は、37.8℃で、全国ランキングの第7位。さらに、去年の今頃も同じようなことをして、似たような内容の記事を書いていて笑えます(2023年7月29日:1時間早くから歩いても、鳥はいませんねぇ)。進歩していません(退化していないなら、まぁいいか?)

2024年7月30日 (火)

野鳥はおらず、修行に勤しむ今日この頃(笑)

Dsc09412c  Dsc08984c 今日も晴れて、最高気温は37どになるという予報です。午前中の段階では、最高気温は36.5℃(11:42)と、昨日に比べれば少しはマシです。今朝もなるべく早くとは思ったものの、ゴミ出しなどがあり、散歩に出たのは6時45分。住吉神社、九華公園、内堀公園、外堀、入江葭町、吉津屋町、新築公園、常盤町、寺町と7.1㎞。1時間半ほどで帰宅。散歩友達も少ないのです。基本的なコースは同じですが、細部は微妙に変えています。冒頭の写真は散歩帰りに撮ったものです。出かけた頃は、雲が多い空。

Dsc09018c Dsc09036c_20240730112801  昨日よりさらに鳥は少なくなっています。今日は、カワセミも、アオサギさんも登場しませんでした。もっともよく見たのは、ドバト。スズメはわずか。ムクドリは見ていません。そういえば、ツバメも街中では見なくなっています。

Dsc09111c_20240730112801  カラスは少しはいるのですが、暑くて勢いはありません。写真は、九華公園のグラウンドのところにいたハシブトガラス。嘴を開けているのは、暑がっている証拠。そうそう、九華公園では、今日は、カワウも見ませんでした。

Dsc09089c_20240730112801 Dsc09070c_20240730112801  ほかに九華公園で見たのは、ネコとミドリガメ。ネコは、鎮国守国神社の境内にて。飼い猫ではなさそうです。ミドリガメは、奥平屋敷跡にある花菖蒲園脇で2匹。この様子は、たぶん産卵のために上陸してきたと思うのですが、例年に比べ、時期が遅い気がします。

Dsc09158c_20240730112801  花も同じようなものしかありません。この時期は、野鳥も花も少なく、猛暑ですから、散歩ではなく、まさに修行。プチ遠征に出かけても、たぶんあまり代わり映えしません。左の写真は、何度も載せましたが、ボタンクサギ。

 Dsc09220c_20240730112801 ヒマワリも、そろそろ盛りを過ぎてきていますし、さすがに我ながら飽きてきました(微苦笑)。この真上を向いて咲いているヒマワリを上から撮ってみたいと思うのですが、高さ2m以上ですので、無理。

Dsc09244c_20240730112801 Dsc09257c  こちらは、もう何回取り上げたか分かりませんが、あのヒマワリ銀座。もっとも背の高いヒマワリも、右の写真のようにお辞儀が少し深くなりました。

Dsc09384c_20240730112701  新築公園で遊具にクマゼミ。ここでひとしきり鳴いてから、桜の木に向かって飛んでいきました。

Dsc09191c  ところで、こうも暑いととくに、散歩から帰っただけで「一仕事、終えた」という感覚が強く、帰宅してから何かやろう、動きだそうというモチベーションが湧きにくくなっています。今週は、仕事はありませんから、まぁいいのですが……。写真はオシロイバナ。外堀にて。

Dsc09404c_20240730112701  寺町で次のイベントの告知を見つけました。「寺町クラフトビールフェア2024」が8月25日(日)11~16時に寺町広場で開かれます。去年も同じイベントがあり(2023年8月20日:20230820寺町クラフトビールフェア)、楽しんで来ました。これは外せませんねぇ。予定表に早速書いておかなくっちゃ。

2024年7月29日 (月)

猛暑日にカワセミ登場……新五千円札を初めて見ました(笑)

Dsc08473c_20240729115601  相変わらずの猛暑です。桑名でもすでに午前中に38.3℃(11:57)を記録しています。しかし、12時現在の全国最高気温ランキングでは、浜松市天竜区が40.2℃とトップ。桑名はこの時点では、第8位。暑くなることを見越して、今朝は6時半スタートで散歩へ。6時に29.5℃でしたが、風があり、昨日よりは少しマシな感じ。いつものように、住吉神社、九華公園、貝塚公園、内堀南公園、外堀、入江葭町、吉津屋町、新築公園、寺町と6.4㎞。

Dsc08651c_20240729115601  今日は、なんといってもこちら。カワセミです。九華公園内の野球場の南にいました。ただ、逆光気味の位置だったのが、ちょっと残念。カワセミを見たのは、7月21日以来(2024年7月21日:九華公園で半月ぶりにカワセミ)。暑い中、早くから出て来た甲斐がありました(微笑)。

Dsc08567c_20240729115601  話を戻して。野鳥は少なかったのですが、今日は、スズメが少し戻ってきていました。この写真は、七里の渡し跡で撮りましたが、ほかにも住吉神社の前などでも見られました。ほかにはムクドリ、ドバトくらい。九華公園では、アオサギさんは今日も来ていませんでした。

Dsc08592c_20240729115601  セミは、クマゼミがこれまた相変わらず、元気いっぱいに鳴いています。セミ時雨の中、私は、暑いので少しでも早く帰ろうと、早足、大股で歩いてきました。 最近は、なるべく大股で歩くようにしていますので、歩数はやや少なくなっています。

Dsc08822c_20240729115601  この時期、花も限られます。九華公園の外周遊歩道の南にあるボタンクサギ。小さい花がまだ2つくらい咲いてきています。

Dsc08834c_20240729115601  吉津屋町近くのヒマワリ銀座の様子。まずは、北を向いて咲いているヒマワリと、真上に向かって咲いているヒマワリ。写真に向かって左手の方が、東です。

Dsc08899c_20240729115601  ヒマワリ銀座のもっとも賑やかなところ。手前にあるもっとも大きな花は、すっかり首が折れています。背の高いヒマワリの花も、お辞儀し始めました。

Dsc08926c  タイワンタケクマバチは、今日も何匹もヒマワリの花に来て、蜜を吸っていました。

Dsc08882c_20240729115601  それにしても暑い! 散歩途中で出会った、近所の文具店の店主さんが「お暑うございます」とおっしゃいましたが、以前は、確かにこういういい方をよくしました。しかし、最近の暑さは、この言葉では表現し尽くされないくらいのものです。帰宅後は、室内で大人しく過ごしています(微苦笑)。テレビをつけると、オリンピック一色という感じ。ほかにはドジャースの大谷選手がよく取り上げられています。いずれにも興味がないわけではありませんが、あれほどあちこちで、繰り返し繰り返し放送されると、ヘソを曲げたくなります。

 最高気温の話、その後。桑名では、結局、13:46に38.8℃を記録しました。しかし、全国最高気温ランキングのトップテンからははずれました。栃木県佐野市では41.℃を記録したそうですし、第10位の群馬県桐生市でも39.5℃。

 もう1つのオマケ。我が家にもようやく新五千円札がやってきました。確か7月3日から発行されたと思いますが、1ヶ月近くかかりました。見慣れませんから、よその国の紙幣かという印象。千円札、一万円札にはまだお目にかかっていません。

2024年7月28日 (日)

20240728桑名水郷花火大会

240727gosei5c  昨日の桑名水郷花火大会の花火は、さんざん迷った挙げ句、スマホで撮影しました。去年も同様。去年は、場所取りがうまく行かなかったためでしたが、それなりに撮れたからというのがその理由。途中からといいますか、中部コーポレーション、NTN提供のところは動画で撮影。動画はきれいに撮れて、大満足。写真の方は、AI設定でそれなりに撮れます。少し前のコンデジよりもきれいに撮れますが、やはり今ひとつ。大いに反省しなければなりません。この1枚は、4枚ほどを合成しています(多少ズレがありますが、それはご愛敬)。動画からキャプチャするのをもう少しチャレンジしようと思っています。8月の旧のお盆期間には、ナガシマスパーランドの花火がありますが、そこではマジメに撮影することにしましょう。

 もう1つの覚え書き。当たり前の話なのですが、スマホの画面で見ていると、それなりにきれいに撮れたなと思える写真も、パソコンの画面で見ると、画像がかなり粗かったり、ピントがイマイチだったりします。

240727194535038c  余談。昨日は、熱中症になった方が多かったのか、救急車が8回も出動していました。大事に至った方がいらっしゃらないといいのですが。

真上を向いて咲くヒマワリと、イソヒヨドリ……今日はとんでもない猛暑のようです

Dsc08014c_20240728101101  今日の予報では、最低気温が29℃、最高気温が39℃と恐ろしいことになっています。実際、最低気温は28.8℃。少しでも早く散歩に出ようと6時半過ぎにスタート。このときすでに30℃を超えていました。いつものように、住吉神社、九華公園、貝塚公園、内堀南公園、外堀、入江葭町、吉津屋町、新築公園、常盤町、寺町と6.4㎞。8時10分頃に帰宅。33.2℃。このところ毎日のことですが、汗びっしょり。

Dsc08035c Dsc08039c  住吉神社前の様子。花火の観覧会場は、かなり片付けが進んでいました。今朝は、5時から清掃活動が行われたのですが、 私は目が覚めた頃(苦笑)。

Dsc08083c_20240728101001 Dsc08078c_20240728101001  船津屋さんの裏手あたりは、こんな感じ。観覧席に使われたイスは、大阪や、名古屋から出張してきたようです。ちなみに、ダスキンレントオール所属でした。柿安コミュニティパークや、九華公園に出ていた露店、お化け屋敷はすでに皆撤収されていました。

Dsc08134c_20240728101001 Dsc08300c_20240728101001  花火の音や光で驚いたのか、スズメ、カラスはまったくいませんでした。ドバトは、三の丸水門や九華公園にて。ムクドリは、あちこちの公園にいました。写真は、貝塚公園で撮ったもの。 九華公園のアオサギさん、今日はお休みのようでした。たぶん花火に驚いて、どこかに行ったのでしょう。

Dsc08408c  鳥はいないのかと思ったら、新築公園でこちらに出会えました。イソヒヨドリのメスでしょうか。若いオスなのかも知れません。

Dsc08176c Dsc08135c  今日もクマゼミは早朝から大活躍。セミには、花火は関係ないようです。アブラゼミは、少数。ニイニイゼミは、まだ見られていません。

Dsc08326c_20240728101001  今日もヒマワリ観察の続き。この写真のヒマワリの花もずっと見ているのですが、どうやら、このまま真上を向いて咲くことにしたようです。ヒマワリにも個体差がいろいろあります。

Dsc08360c_20240728101001 Dsc08386c  例のヒマワリ銀座。手前の大きな花は、もうそろそろいけません。もっとも背の高いヒマワリの花は、きれいになってきています。

Dsc08020c_20240728101101 Dsc08025c  ところで、これは昨日気づいたのですが、諸戸氏庭園の煉瓦蔵の前が、三角コーンで立ち入り禁止になっていました。「崩壊の恐れがある」と書いてあるのですが、本当でしょうか? 花火大会に向けて近寄らないようにする措置なのかと思ったりしています。

Dsc08339c_20240728101001  その桑名水郷花火大会の写真は、横着をしてスマホで撮りました。写真をスマホからパソコンに移すのに手間取って、まだ、チェックもしていません。これから作業をするつもりです。猛暑ですから、今日はもう外出はしませんから、ゆるりとやります。

Dsc08455c  今週は、いよいよ8月に入ります。江戸橋での非常勤の授業、今週は補講期間で私の出番はなし。期末試験は来週。8月7日。学生諸君には、しっかり準備をしてもらいたいと切に願っています(笑)。今週末は、桑名のもう一つの大イベントである石取祭が行われます。子どもたちが小さい頃、知人の町内にお願いして参加させてもらっていました。その当時は、祭車と一緒に練り歩いたりしました。「メチャクチャ暑いし、写真を撮りに行くかなぁ、どうしようかなぁ」と、迷っています。

2024年7月27日 (土)

20240727桑名水郷花火大会(超速報)

Suigo1c  猛暑の今日、19時30分から22時30分まで桑名水郷花火大会が開催されました。さんざん迷った挙げ句、スマホで撮影することにしました。 しかも途中からは、動画で撮影。写真、動画はまだチェックできていませんので、最終のシーンを撮った動画を停止して、キャプチャしたものを1枚だけ載せておきます。全国に有名な花火大会は多々ありますが、間近で大音響と、マンション全体が揺れるほどの振動の中で見られるこの桑名水郷花火大会が、私にとっては日本一の花火大会です。写真、動画はチェック&整理して、また明日にでも載せたいと思っています。

午前中から猛暑日になっています

Dsc07207c  午前中にすでに35.9℃を記録しています。最低気温も27.6℃。道理で暑いはず。散歩に出たのは、7時ですが、この時点では29.5℃もありました。住吉神社、九華公園、貝塚公園、内堀南公園、外堀、入江葭町、吉津屋町、新築公園、老松公園、寺町と6.4㎞を汗びっしょりになって歩いてきました。汗びっしょりになるのはいやですが、ずっとエアコンの効いた室内にいるより、多少は健康的かと思うのです。

Dsc07267c_20240727111401 Dsc07260c_20240727111401  桑名水郷花火大会の観覧会場あたりには、照明器具も設置されるなど、さらに準備が進みました。打ち上げ会場にはテントも張られ、担当の方々が準備をしておられるのが見えます。

Dsc07271c_20240727111401  住吉神社は堤防の上にあります。私は、桑名七里の渡し公園から住吉橋をくぐって、階段を上ってここに出ます。が、今日は、通せんぼされていました(笑)。準備がよすぎます。

Dsc07280c_20240727112101 Dsc07285c_20240727112101  こちらは、船津屋さんの前の様子。イスは昨日も並んでいましたが、指定席を示すシールがすべてのイスに貼られていました。昨日も書きましたが、ここは1席¥6,000のはず。

Dsc07320c_20240727112101 Dsc07325c_20240727112101  七里の渡し跡から南の堤防は、フリーエリア。私がここを通ったのは、7時15分ころでしたが、すでに場所取りがされていて、空きスペースはありません。柿安コミュニティパークには、露店が出ます。何軒も準備が完了しています。

Dsc07360c_20240727112101 Dsc07746c_20240727111401  こちらは、柿安コミュニティパークの駐車場の入り口。開門待ちの車が4台も並んでいました。7時20分頃。「つくば」「豊橋」というナンバープレートが見えます。右は、立教小学校の東あたりの道路。路上駐車禁止の看板と三角コーンが並べられています。

Dsc07333c_20240727112101 Dsc07428c  さて、今日もこれまで同様、野鳥はおりません。柿安コミュニティパークにいたカラスは、私に向かって「暑いよぉ」と訴えているようでした。九華公園には、今日もアオサギさんがいてくれ、気持ちが和みます。アオサギさんには、感謝しなくてはなりません。

Dsc07641c_20240727111401 Dsc07615c_20240727111401  セミは、どこでもクマゼミばかり。我が家の周りでは、5時過ぎから鳴き始めます。今日の日の出が4時59分ですから、日の出とともに活動を始めるのでしょう。

Dsc07502c_20240727111401  アブラゼミも出て来ましたが、数はかなり少ない印象。ずっとニイニイゼミも探しているのですが、鳴き声は聞いたものの、今のところ見つけられないでいます。去年は、九華公園で見ています(2023年7月23日:東員町でチョウトンボ……九華公園のハシビロガモのオスは健在でした)。

Dsc07490c  そうそう、九華公園では、お化け屋敷ができあがっていました。桑名水郷花火大会にあわせて九華公園では「桑名大夏祭」が開かれ、その余興の1つ。2年前に続き、2回目(2022年8月1日:ハギが1輪咲いていました@九華公園)。

Dsc07812c_20240727111301  このあとは、これまた毎回同じですが、ヒマワリの観察。例の場所とは別の所に咲いているヒマワリ。この写真では分かりませんが、北を向いて咲いています。普通は東を向いて咲くはずなのに、変わり者です。

Dsc07866c Dsc07908c_20240727111301  例の場所のヒマワリ。10くらい咲いています。あの大きな花は、もういけません。ガックリしています(微笑)。

Dsc07876c_20240727111401 Dsc07951c_20240727111401  もっとも背の高い鼻には、今日も、タイワンタケクマバチが来ていました。

Dsc07992c_20240727111401  今日の最高気温予想は、37℃。天気は晴れ時々曇りですから、桑名水郷花火大会はまず間違いなく開催されるでしょう。午後から写真を撮る準備をするつもりです。

240727152510729c  午後の様子を付記。我が家の近くを通っている市道江場福島線の通行止めは、17時30分からです。いつもの年なら、北に向かう方向(揖斐川に向かう方向)が渋滞するのですが 、今年は南向き(八間通方向)が渋滞しています。15時過ぎの写真ですが、すでに花火の会場に向かう人が歩いていますが、歩く人はこれまでよりもかなり減っています。

240727152406930c  バロー桑名東店が我が家の玄関先からよく見えます。今年はその筋からのお達しもあり(去年、夜遅くまで大渋滞が起きたのです)、今日の13時以降は、バローの駐車場には入場禁止措置が執られています。駐車場から出るのは出られますが、いつもより止まっている車は激減しています。

 さらなる付記。結局、最高気温は、38.5℃。気象庁のサイトを見ますと、全国最高気温ランキングの第4位(16時現在)。

2024年7月26日 (金)

アブラゼミが登場し始めました

Dsc06409c_20240726155201  熱帯夜にはなりませんでした。最低気温は24.8℃。朝、ベランダに出たら「涼しい」と感じたくらいで、温度感覚がヘンになっているようです。日中は、35.3℃と猛暑日。少し遅くなり、7時10分からいつものコースへ散歩に。住吉神社、九華公園、貝塚公園、内堀南公園、外堀、入江葭町、吉津屋町、新築公園、寺町と6.7㎞。汗びっしょりで、1㎏くらい体重が減っていることがあります。もちろん水分が抜けたことによるのが大半でしょう。

Dsc06491c Dsc06529c  このところ、毎日同じフレーズを書いていますが、こう暑いと鳥はいません。まぁ、ここ数年、同じパターン。今日はムクドリもあまり見ません。ヒヨドリはこの頃、見た事がありません。カワウは、柿安コミュニティパークにて。九華公園では、アオサギさんがいてくれました。

Dsc06596c Dsc06660c_20240726155201  さらに今日は、九華公園の吉之丸堀の上を通る電線にツバメ3羽。初めは成鳥1羽だけでしたが、そこへ2羽がやってきました。この2羽は、幼鳥のように見えます。ここは、巣立ったツバメのヒナが、親に連れられて飛行訓練にやってくることがよくあるのです。

Dsc07178c_20240726155301  拙宅近くまで戻ってきたら、玉重橋のところにスズメ。スズメはほかの公園でも見ました。

Dsc06558c Dsc06737c_20240726155201  セミは相変わらずクマゼミがあちこちで大合唱中。そんな中、九華公園でアブラゼミを見つけました。今シーズン初見。例年、今頃からアブラゼミを見始めます。ただし、散歩コース辺りでは、アブラゼミが鳴いているのはあまり聞きません。都市化の進んだ地域ではヒートアイランド現象による乾燥化によってアブラゼミにとっては非常に生息しにくい環境となっているそうです。

Dsc06905c_20240726155301 Dsc06929c_20240726155301  野鳥がいませんから、今日もヒマワリの観察。左の写真は、内堀南公園近くのお宅にて。散歩コースでは、入江葭町から吉津屋町あたりにヒマワリを育てておられるお宅が何軒かあります。勝手に「ヒマワリ銀座」と名づけています。右の写真は入江葭町のお宅にて。

Dsc06954c_20240726155301 Dsc06962c_20240726155301  こちらは少し前から、散歩に行くたびに見ているヒマワリたち。もっとも高くなったヒマワリは3mに迫るほどになっています。その花のクローズアップが右の写真。ヒマワリはやはり、青空&好天が似合います。

Dsc06968c Dsc06977c_20240726155301  これは、左上の写真で左下に写っている、あの大きな花。お辞儀をしている状態をすぎて、首が折れています。

Dsc06993c_20240726155301  ハチがやってきて蜜を吸っていました。画像検索をしてから調べると、タイワンタケクマバチではないかと思われます。近くに同じハチが何羽もいました。

Dsc06420c  ところで、明日、桑名水郷花火大会が予定されています。散歩コース辺りでも準備が進んでいます。住吉神社はいつものように、フェンスで囲われています。まだお参りできるよう、1ヶ所だけ開いています。

Dsc06462c Dsc06447c_20240726155201  その住吉神社の南東には、大会本部のテント。住吉神社から上流側の高水敷は、観覧席。パイプ椅子がきれいに並べられています。右の写真のあたりは、「特別協賛席」だそうですから、スポンサーの方々の席なのでしょう。打ち上げ場所の目の前ですし。

Dsc06455c  打ち上げ場所の様子。揖斐長良川の中州に設けられています。ここは、拙宅の玄関先からよく見えます。それ故、水郷花火大会は、いつも玄関先から鑑賞するのです。

Dsc06468c_20240726155201  船津屋さんの前の揖斐川の高水敷も観覧席。ここは、「イス席B」だそうで、1席が6,000円で、1,218席あるようです(こちら)。ちなみに、打ち上げ場所の正面のイス席は、1席10,000円とか。

Dsc07193c_20240726155301  拙宅マンション辺りでは、路上駐車は禁止になります。県道613号線や、市道江場福島線は、通行止め。去年はとくに渋滞がひどくなっていました。

Dsc07113c  明日は、いつものように玄関先から見るつもりですが、写真を撮ろうかどうしようか思案中。SONY DSCRX10-M4ですと、広角側が24mm(35mm換算で)。打ち上げ場所に近いので、大きな花火が上がると画面からはみ出てしまいます。しかし、コンデジではうまく撮れません。スマホ写真/動画でもいいか、なんて思ったりしています。

Dsc06836c  そうそう、一昨日の授業のQ&Aは、今日、散歩から早く帰りましたので、午前中に完成。午後からチェックし、修正してすでに助手の先生に送りました。学生に印刷物が渡るのは、試験当日になりますから、pdfでGoogle Classroomに載せています。写真は、先日来、興味を持ってみているボタンクサギ。まだ咲く木がありました。

2024年7月25日 (木)

今日も会議の1日

240725123257620c  最高気温は35.0℃で猛暑日の今日も会議の1日でした。9時から始まり、予定時刻をやや過ぎた17時過ぎに終了。委員長の先生の隣が指定席。ときどき「いかがですか?」と尋ねられますから、それなりの緊張状態を保っていなければなりません。粗相はしなかったはず(あくまでも主観的な評価ですが……)。午後からは会議室の外で雷鳴がとどろき、雨も降ったようでした。冒頭の写真は、お昼ごはんを食べたあとの空。

240725121222674c  今日のランチはこちら。「三元豚の生姜焼きと焼きそば」。これにしじみ風味のインスタントみそ汁が付いています。ごはんが食べたかったのでこれにしたのですが、「海鮮ちらし」の方がよかったかも知れません(笑)。以前は、昼食を摂ったあと、少しは体を動かした方がよいと思って、外に出て歩いたりしていましたが、最近の暑さではその気も失せます。というか、単に年を取ってきて横着になったというか、面倒くさくなっただけかも知れません。

240725174252187c  明日は、晴れ一時雨で、最高気温は36℃という予報。この2日間、仕事続きで歩いていませんので、明日は、いつも通りに散歩に行ってしっかりと汗をかきたいと思っています。昨日の授業の補足説明も、明日には仕上げるつもり。今日は、もう目が疲れましたし、アタマも飽和していますから。写真は、帰宅したときの空。

2024年7月24日 (水)

前期の授業は終了

240724091550631c  今日の最高気温は33.6℃と昨日までよりも低くなりましたが、湿度はけっこう高い感じがします。水曜日で、江戸橋での非常勤の授業の日。今日で前期も最終回。曇りときどき雨という予報でしたが、幸い降られることはありませんでした。これで前期の天気勝負は、13勝2敗で圧勝(笑)。

240724102749944c  最終回でしたが、授業が始まる時点で教室を眺めたら、なんだか学生が少ないのです。遅刻してきた学生が少しいたのですが、結局、出席率は実質84%(失格者を除いて計算)。毎年、最終回の出席率は、意外と低くなります。去年も、最終回の出席率は、78%でした。試験の説明があることは分かっているはずなのに、教員からすると不思議な現象です。「出席回数は成績評価に関連しない」としているからかも知れません。来週は補講期間で、期末試験は再来週に予定されています。

240724121023256c  帰り道、江戸橋駅までは暑いかと思ったのですが、生ぬるい風がかなり吹いていて、汗びっしょりにはならずに済みました。13時半前に帰宅し、昼食を摂って、出欠チェック、Google Classroomへの補足資料と学生への連絡のアップロードを済ませたところです。Q&Aは、これからですが、書いてある分量がいつもより少ないものが多数。明日は、また1日中会議ですから、完成は明後日の見込み。

2024年7月23日 (火)

野鳥はいませんから、ヒマワリ観察に勤しむ

Dsc06407c  毎日同じようなことを書いていますが、今日の最高気温は、今のところ37.6℃(12:56)。県内ではトップ。7時から散歩に出ましたが、その時点ですでに29.3℃もありました。30分やそこら早く出ても、大勢に影響はありません(苦笑)。住吉神社、九華公園、貝塚公園、内堀南公園、外堀、入江葭町、吉津屋町、新築公園、御坊さん、寺町と6.7㎞。

Dsc05940c Dsc06091c_20240723141701  今日見かけた野鳥は、こちら(笑)。スズメとドバト。比較的たくさんいたのは、ムクドリ。ほかにはカラス。以上です。とうとうアオサギにも見放されました。九華公園のカワセミは、散歩友達のYさんによれば、昨日もいたそうですが、今日は見当たりませんでした。それ故、今日も「修行」に専念です。

Dsc06131c  さらにいえば、クマゼミの大合唱を聞きに行っているような気もします。どこの公園に行っても、耳どころか、頭が痛くなるような大合唱が聞けます。

Dsc05975c  揖斐川の堤防沿いには、桑名水郷花火大会に関連した新しい掲示。「場所取りマーキングは撤去・処分します」という警告です。今年は、観覧席はすべて有料になっています。

Dsc06162c  野鳥がいませんから花を見てきたという次第。先日も載せたボタンクサギ(2024年7月18日:梅雨明けが宣言されました)。花はほぼ終わりかけで、この小さいものが残っていただけです。

Dsc06181c_20240723142901 Dsc06204c_20240723141701  こちらは陽和幼稚園のところのヒマワリ。10個くらい花がありましたが、ここもほぼ終わり。右は、貝塚公園の近くのお宅にあるカキ。実は、かなり大きくなっています。

Dsc06217c_20240723141701  外堀の桑名港交差点の近くで、カンナ。真夏の炎天下に鮮やかな色の花が咲きますので、目を引きます。根茎がありますから、毎年同じところで見られます。

Dsc06244c_20240723141701 Dsc06253c  例の大きな花のヒマワリは、いよいよ頭を垂れて来ています。右の写真は、下から見上げたもの。周りの大きな花びらは、「舌状花(ぜつじょうか)」といい、中央部には、「管状花(かんじょうか)」という小さい花が集まっています(こちら)。さらに、これまでにも見てきましたが、もっとも外側の黄色い舌状花から咲き始め、管状花は外側から中心へと順に咲きます。

Dsc06315c_20240723141701 Dsc06339c_20240723141701  別のヒマワリの花。開花した管状花は、めしべが伸び盛り上がって見えるので、よく見ればわかります。このヒマワリは、管状花まで満開になっています。

Rijityou910 Dsc05845c_20240721142501  こちらに詳しい説明がありますので、勝手にお借りしました(9月 ひまわり(向日葵):桑名市総合医療センター「理事長の部屋」、平成28年9月1日)。昨日の私の記事に載せた写真と比べると、納得がいきます(右の写真)。

Dsc06306c  まだこれから咲き始めるヒマワリもあります。これを眺めていたら、宗十郎頭巾を被った鞍馬天狗を連想してしまいました。子どもの頃、テレビで見たような気がします。昭和45(1970)年には、高橋英樹さんが主役でNHKで1年間、金曜ドラマとして放送されていますが(こちら)、この頃は高校1年生。もっと小さい頃に見たと思います。

Dsc06386c_20240723141601  御坊さんでは、スイレン。スイレンも、1つの花は3~4日ほど咲いています。

Dsc06023c  余談。梅雨が明けたら、新しいウォーキング・シューズをおろそうと思っていましたが、今日、実現。今までのものは、去年の8月上旬から使っていました。1年弱でほぼ2,000㎞を歩いています。さすがにこれだけ歩きますと、靴底はかなりすり減ります。これまでのものも、新しいものもアディダスのランニングシューズです。

2024年7月22日 (月)

会議ではランチが楽しみ……不謹慎か?

240722123634057c  今日も最高気温は36.8℃で、猛暑日でした。予定通り、会議の1日。9時から17時過ぎまで缶詰になって来ました。重要な会議なのですが、この年になりますと、膨大な資料を見るのは辛いものがあります。老眼がかなり進んでいますから、縮小コピーされた資料を読むのは、大変。初めのうちはまだよかったのですが、次第に、目が霞んできます。老眼鏡をかけたり、はずしたり。さらには、資料を近づけたり、遠ざけたり(笑)。ちなみに会議出席者の中では、私が最高齢のはず。威張れたことではありませんが……。写真は、昼休みに撮ったもの。見るからに暑そうです。

240722121429712c  毎回毎回、同じことを書いていますから、我ながら笑えますが、こういう日の楽しみは、お昼ごはん(しかありません)。今日は、「具たくさん太巻きの助六」。もう一種類は、「鶏唐揚げ 焼売」だったと思います。「だったと思います」というのは、助六に注意を引かれ、よく確かめなかったから(爆)。インスタントみそ汁もついて¥440。会議は、木曜日にもう1回あります。明日は、いつも通りに散歩のつもり。

2024年7月21日 (日)

九華公園で半月ぶりにカワセミ

Dsc05931c  今日からしばらくはいちだんと暑くなるという予報の通り、桑名の最高気温は36.7℃になっています。朝、少し早い時間に散歩に出ても、無駄な抵抗とは知りつつも、今日も6時50分スタートで散歩へ。住吉神社、九華公園、貝塚公園、柳原、外堀、入江葭町、吉津屋町、新築公園、寺町と、6.4㎞。7時の気温が26.1℃、9時には31.1℃で、今日も汗びっしょりで帰宅。まぁ、1日中エアコンの中にいるよりも、汗をかき、体を動かした方がよいでしょう。

Dsc05475c_20240721142301  今日は、九華公園の吉之丸堀でカワセミを目撃しました。日の当たる角度があまりよくなく、証拠写真なのがちょっと悔しいところですが、暑い中出て来たご褒美。九華公園でカワセミを見たのは、7月4日以来(2024年7月4日:とうとう猛暑日がやってきました……九華公園でカワセミ2羽、クマゼミも鳴き始めました)。このときも猛暑日でした。

Dsc05250c_20240721142301  話を戻して、柿安コミュニティパークまでほとんど鳥はいません。ここで、カワウ。いつも電柱の上にいます。スズメとムクドリもわずかにいました。

Dsc05269c  九華公園では、いつもの九華橋の北の木にアオサギさん。敬称をつけたくなるのです(笑)。たまに姿勢を変えたり、身繕いをしたりしていますが、じっとたたずんでいます。ほかに九華公園で見たのは、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、カワラヒワ。いずれもごく少数。鳴き声を聞いたのは、キジバト。

Dsc05541x Dsc05561c_20240721142301  鎮国守国神社では、今日も、金魚風鈴が気になって、これまでとは別のアングルから撮ってみました。しかし、やはりこれはという写真を撮るのは、なかなか難しいものです。

 

Dsc05651c_20240721142301Dsc05733c ほかの公園でも鳥は、せいぜいスズメが1~2羽いたくらい。外堀のお宅で、サルスベリ。ほかのところではまだこれほど咲いていないと思います。桑名港交差点のところで、オシロイバナ。

Dsc05773c_20240721142401Dsc05794c_20240721142401 これまた、このところの日課になっていますが、吉津屋町のヒマワリ。あのヒマワリは、ますます深くお辞儀をするようになりました。背の高いヒマワリ、今日はあまり成長しているようには見えませんでしたが、近くの花がよく咲いてきています。

Dsc05823c Dsc05845c_20240721142501  ヒマワリのクローズアップで遊んでみました。ヒマワリの花をこれほど間近で、マジマジと見たことがありませんでしたから、「ヘェ~、こんな風になっているんだ」と感心しています。

 

Dsc05875c_20240721142301Dsc05920c_20240721142301 クマゼミは、朝早くから、ますます元気に鳴いています。すでに命を終えたクマゼミが落ちているのもよく見るようになっています。昔いわれたように、寿命が1週間ということはなさそうです。

Dsc05868c  ところで、今週は猛暑続きという予報ですが、毎年、私にとってはこの時期は多用です。月曜、木曜は、9時から終日市役所の仕事で缶詰。水曜は、いよいよ江戸橋での非常勤の授業の最終回。これらを乗り切りますと、土曜日には桑名水郷花火大会を迎えます。ご多分にもれず、観覧席は全て有料。駐車場も同様で、事前予約制。予約はすでに埋まっているとか。近所のスーパーに駐車する方もたくさんあったのですが、今年は13時以降入構不可(出庫のみ可能)になっています。

2024年7月20日 (土)

毎日、アオサギさんだけで、これはもう笑うしかありません

Dsc05204c  梅雨明けが宣言されて以来、雲が広がりがちですが、それにしても蒸し暑い。今日の最高気温は、今のところ34.7℃。朝、散歩に行った頃は本当に蒸し暑く、全身汗びっしょりで帰ってきました。その散歩は、7時スタート。いつものように、住吉神社、九華公園、貝塚公園、内堀南公園、外堀、入江葭町、吉津屋町、新築公園、常盤町、寺町と6.3㎞。

Dsc04580c_20240720134501 Dsc04807c_20240720134501  揖斐長良川の中州にダイサギらしい姿を見ましたが、それ以外には、ごく少数のスズメとムクドリを見たくらい。柿安コミュニティパークの電柱に、いつもいるカワウが1羽。九華公園でもほとんど野鳥の姿を見ません。ときどき「いったい何をしに来ているのだろう?」と思わなくもありません。今日も救いの神は、あのアオサギさん。お賽銭を上げて拝みたいくらい(笑)。ほかに九華公園で見た鳥は、スズメとムクドリ。

 

Dsc04667c_20240720134501 Dsc04776c_20240720134501  鎮国守国神社の茅の輪くぐりは、昨日の16時~19時に行われ、茅の輪がくぐれるようになっていました。昨日は、確か土用の入り。鎮国さんの茅の輪くぐりは、毎年、土用の入りの日に行われます。払え串の話題についても昨日、一昨日と触れましたが、住所と名前を書いて、この払え串をもって茅の輪を潜り、それを神社に納めます。右の写真のようにたくさんの払え串が収められていました。

 

Dsc04725c_20240720134501 Dsc04750c  拝殿に飾られている金魚風鈴がどうも気になっています。今日もこれまでと異なったアングルから何枚か撮ってみました。しかし、なかなか難しいものです。

 

Dsc04872c_20240720134501 Dsc04908c_20240720134501  朝5時過ぎからクマゼミは鳴いており、この時間、どの公園に行っても、クマゼミの大合唱が聞こえています。しかし、その姿を見つけるのは、簡単ではありません。左は九華公園で、右は貝塚公園にて。

Dsc04890c  陽和幼稚園のところにあるヒマワリは、盛りが過ぎたものが増えてきました。

Dsc04936c_20240720134401  吉津屋町のヒマワリ。左の写真のヒマワリは、どのように咲いていくかを見ていたもの。花が重たくなってしまい、お辞儀をし始めました。

Dsc04945c_20240720134401  昨日、2.5mを越えたと伺ったヒマワリ(向かって左)はさらに成長したような気がします。

Dsc05006c_20240720134401  ここには何本もヒマワリがありますが、このヒマワリの花は、向かって右の方から開いたように思えます。2枚前の写真のヒマワリは、上から開いていましたので、ヒマワリは上の方から花びらが開くかと思いましたが、単なる個体差のようです。ちなみに、今日も、このヒマワリを作っておられる方に出会いました。

Dsc05076c  御坊さんに今日も行ってきました。キョウチクトウが咲き始めているのに気づきました。スイレンも赤い花2つのほかに、白いスイレンも咲いていました。寺町商店街では、今日も「ビックリ夜店」があります。昨日は家族連れで大賑わいでした。昨日撮ってきた御坊さんライトアップの写真に満足していないのですが(20240719御坊さんライトアップ)、今夜も蒸し暑そうですから、リベンジには出ないかな? と思います。

2024年7月19日 (金)

20240719御坊さんライトアップ

240719191252276c  今日、明日と寺町商店街で「ビックリ夜店」が開かれています。御坊さん(真宗大谷派桑名別院本統寺)では、これにあわせて19時から21時にライトアップをするということで、見てきました。今日の日の入りは、19時5分。本当はもっと暗くなってからの方がよいのでしょうが、19時過ぎに出かけました。

 こちらは表参道。寺町商店街から御坊さん240719193329753c に入るところ。参道の両側に明かりが灯されています。その明かりで、ソメイヨシノの木や、山門がライトアップされています。

240719192151166c  御坊さんの本堂。元亀・天正の頃、石山本願寺と織田信長が、幾度となくぶつかり合っていました。当時、伊勢・尾張・美濃の三国の水陸の交通の要所であった桑名の地は、長島一向一揆をはじめとする真宗にとって苦難に直面していました。本願寺第11代顕如(けんにょ)上人が、三崎(当時の名称)に「今寺(いまでら)」と呼ばれた坊舎を草創し、本山との連絡、諸種の法務、非常時の際の協議集合の便を図りました。それが本統寺のルーツ。本統寺としては、慶長元(1596)年、本願寺第12代教如(きょうにょ)上人によって、開創されています。

240719191607076c  本堂にも上がってお参りをしてきました。正面はご本尊の阿弥陀如来。

240719192112157c 240719192135812c  燈籠にも明かりが灯されています。この燈籠は、享保16(1731)年に建立された青銅製燈籠で、本堂の前に1対があります。

240719192103578c  ということで、珍しく夜になってから出歩いて、御坊さんライトアップを見てきたという次第。ちなみに、この記事の写真はすべてスマホ写真。シャープのAQUOS sense7で、AI設定によって撮りました。

今日もまたまたアオサギのみ

Dsc04005c_20240719140501  梅雨明け2日目ですが、雲が多い空になっています。しかし、蒸し暑い。最高気温は、34.3℃。多少早くから散歩に出ても、暑いのには変わりはないのですが、それでも今日も7時10分出発。住吉神社、九華公園、貝塚公園、内堀南公園、外堀、入江葭町、吉津屋町、新築公園、常盤町、寺町と5.1㎞。お陰様で今日も汗だくで帰宅。

Dsc04072c_20240719140401  野鳥はいません。ひたすら修行に励んでいます。何の修行だかよく分かりませんが、自分ではあちこちにウォーキングや歴史散歩に行くためのトレーニングと思っています。今日も、どの公園に行ってもクマゼミの大合唱が聞こえます。

Dsc04203c Dsc04185c_20240719140801  九華公園でも、鳥はいません。しかし、あのアオサギさんだけはちゃんと来ています。2枚とも同じアオサギの写真。九華橋のすぐ北の樹上にいますから、見えるところと、見えないところとがあります。

Dsc04081c_20240719140401  ほかには、ドバト(苦笑)。いつもなら「何だ、ドバトか!?」で、写真は撮りません。これら以外に見たのは、ごく少数のスズメとムクドリ。カラスもいませんし、ヒヨドリはずっと見たことがありません。

Dsc04127c_20240719140401  鎮国守国神社には、茅の輪くぐりのための「払え串」がいくつか収められていました。貝塚公園近くを歩いていたら、氏子の方なのでしょう、払え串をもって神社の方に歩いている方を見かけました。

Dsc04166c_20240719140401 Dsc04172c_20240719140401  被写体があまりありませんので、昨日も撮った金魚風鈴。このあとの公園でも鳥はいません。

Dsc04257c_20240719140401  昨日見損ねた吉津屋町辺りのヒマワリ。今日は、これを植えた男性にお目にかかって、話を伺ってきました。もともとあった街路樹が枯れたら、犬や猫が糞尿をするようになったので、それを何とか防ごうと花を植え始めたそうです。その効果は抜群だったとおっしゃっています。今年は、ヒマワリを直播きしたので、いつもの年より成長がよいといいます。左の写真は、先日来、花の開き方を見ていたヒマワリの花。もうじき満開。

Dsc04274c_20240719140401 Dsc04264c  さらに左の写真で、もっとも左にあるヒマワリは、背丈がすでに2.5mを越えたそうで、今まででもっとも高くなったと伺いました。右の写真のヒマワリは、左の写真で向かって右側に咲いているもの。これも満開が近くなっています。

Dsc04325c_20240719140401  寺町商店街では、今日、明日の夜、「ビックリ夜店」が行われます。寺町商店街ではすでにその準備が始まっていました。写真は、御坊さん(桑名別院本統寺)の池にあるスイレン。以前はたくさん咲いたのですが、最近は1~2輪くらい。今日は、御坊さんでライトアップがあります。

Dsc04406c  拙宅近くに戻ってきたら、スズメ。今年生まれた幼鳥のようです。

2024年7月18日 (木)

梅雨明けが宣言されました

Screenshot_20240718111730c Dsc03528c_20240718155101  東海地方と関東地方に梅雨明けが宣言されました。平年より1日早いそうです。「梅雨明け10日」といって、梅雨明けから10日間ほどは、好天で暑い日が続くことが多いのですが、ちょっと雲が多め。最高気温は、34.5℃と猛暑日一歩手前にとどまっています。朝早い時間の方が天気がよかった感じでした。右の写真は、6時50分頃の撮影。暑くなるといけないと思い、この6時50分から散歩へ。住吉神社、九華公園、貝塚公園、内堀南公園、内堀公園、紺屋町、新築公園、常盤町、寺町と5.7㎞。2時間弱で帰宅。時間が早くても、やはり暑くて、汗だく。

Dsc03556c_20240718155101 Dsc03560c_20240718155101  住吉神社の前など、揖斐川の堤防では、少しずつ桑名水郷花火大会の準備が進んでいます。左の写真に写っているのは、たぶん住吉神社を囲うフェンス。右の写真は、船津屋さんの裏手の堤防。ここの高水敷も、観覧会場になるようです。降りていく階段が設けられ、草が刈られていました。今年は有料観覧席のみ。駐車場も有料で、事前予約のみ。すでに予約はすべて埋まったといいます。

Dsc03583c_20240718155101  柿安コミュニティパークでカワウ。今日も、野鳥はほとんどいません。ここに来るまでに見たのは、少数のスズメと、ムクドリくらい。

Dsc03600c  九華公園でもクマゼミは大合唱していたのですが、野鳥はやはりほとんどおらず。今日もアオサギさんに救われました。

Dsc03664c_20240718155101 Dsc03739c_20240718155101  暑くなっていますが、公園内のあちこちにミドリガメが上がって来ています。右の写真のカメは、鎮国守国神社の境内で産卵用の穴を掘っているところ。

240718072513245c  Dsc03910c_20240718155001 その鎮国守国神社では、明日の茅の輪くぐりに向けて、茅の輪が設置されていました。まだくぐれませんので、また、明後日以降にでも。氏子の方のお宅には、右の写真のように「払え串」が配られています。これに住所、氏名を書いて、茅の輪くぐりのときに神社に納めるのです。

Dsc03714c_20240718155101 240718072447332c  神社ではあわせて拝殿にも金魚の風鈴が飾られていました。5月に金魚まつりが行われますから、それにちなんだものだと思います。

Dsc03678c_20240718155101 Screenshot_20240716042138c  鎮国守国神社の南、本丸跡にはこんなものがつくられ始めていました。2年前に「2022桑名大夏祭り」が行われ、その時来ていたお化け屋敷に似た感じがします(2022年8月1日:ハギが1輪咲いていました@九華公園)。検索したら、情報がありました。7月27日の桑名水郷花火大会にあわせて、「桑名大夏祭り」が行われるのです。「お化け屋敷」とこのポスターにも大書してあります。

Dsc03885c Dsc03838c_20240718155001  クマゼミ。今日は割とあちこちで見つけやすくなっていました。それだけ数が増えたということでしょう。

Dsc03932c_20240718155001  暑かったからではありませんが、吉津屋町にあるヒマワリを見に行き損ねました(苦笑)。代わりに総合福祉会館のところのヒマワリ。かなり小型の花。

Dsc03857c_20240718155001  昨日の授業のQ&Aは、午前中に一通り完成。午後からチェックして、すでに助手の先生にメールで送っています。授業で説明した内容を、逆に理解している学生がいたりします。いったいどうしたらそういう理解になるのか、不明。聞いていないのか、自分の価値観や判断基準に合わせてゆがめてしまうのか?? 自分の知識に押し込んで理解しようとする傾向はよく見受けられます。このためかも知れません。まぁ、残りの授業は、あと1回。

Dsc03862c_20240718155001  江戸橋での非常勤の授業についてのさらなる余談。天気星取り表(笑)。まだすべてが終了していませんが、初回の4月10日から昨日までの14回で、雨に降られたのは、4月24日と5月1日の2回で、今のところ12勝2敗。この2日も、弱い雨でした。来週は、週間予報では晴れて猛暑日。花は、九華公園の外周遊歩道の南で毎年咲きます。ボタンクサギ(牡丹臭木)という、ちょっとかわいそうな名前。花の少ない今の時期に薄暗い場所で煌びやかに咲いているのに、と思います。

2024年7月17日 (水)

梅雨明けはまだか!?……授業は14回目を終了

240717134513679c  梅雨明けかと思えるほどの空でした。これは、13時半過ぎに帰宅したときのもの。しかし、梅雨明けが宣言されたのは、九州南部のみのようです。朝、出勤する頃、少し雨が降ったものの、それはアメダスのデータには出ていません。最高気温は33.9℃で、かなり蒸し暑くなっています。

240717120742958x  今日は水曜で、江戸橋での非常勤の授業の14回目。出席率は、80%ほどでしたが、「試験受験資格喪失者」が数名いて、彼ら・彼女らは来ていませんので、まあまあというところ。

240717102201095c 240717113138382c  教室はエアコンが入って快適。今日は、前半は講義、後半は、以前見たDVDを再度視聴して、いろいろなスキルや、それを連鎖的にいかに使うかを確認しました。学生たちの感想をざっと眺めても、「見たのが2回目だから、よくわかった」「演習をしてから再度見たので、どのように使えば良いか、納得した」などとありました。左の写真で、パソコンの左側にある黒い箱がDVD再生機。実にコンパクトになりました。しかも、中身は空っぽじゃないかと思うくらい軽いのです。これをHDMIケーブルでプロジェクタにつなぎます。来週の授業が最終回。社会におけるカウンセリングというテーマで、どのようなところでカウンセリングが行われているか、カウンセラーの資格、カウンセラーの働き方や待遇などを話します。

240717121558853c  帰宅して、昼食を済ませ、出欠を確認し終えたところ。暑いとき、授業を終えて帰宅すると、さすがにグッタリします(苦笑)。非常勤講師が70歳定年というのは、妥当かもしれないなぁと自分でも思います。Q&Aには、これから手を着けます。

2024年7月16日 (火)

今日は、研修会の講師

0716amedas  曇りときどき雨という予報でしたが、朝方、猛烈に降りました。5時台には、時間雨量が20mmで、天気予報では「強い雨」と表現されるくらいでしょう。その後も少し降りましたが、アメダスのデータには出ていません。昼前にはよく晴れて来ました。 「梅雨明けか!?」と早とちりしましたが、夕方からはまた降るようで、梅雨明けは今週後半くらいでしょうか。

 240716125241495c さて、今日午前中は、予定通りに通級指導教室ご担当の先生方の研修会へ。発達性読み書き障害について2時間。初めの2/3の時間で私が話をし、残り時間はディスカッションや、情報交換。いろいろな内容を詰め込んでしまいましたが、先生方には熱心に聞いてくださり、また、質問やご意見もいただきました。先生方からも、「読み書きが苦手な子どもたちはたくさんいる」とか、「現在受け持っている子どもにも、今日話を聞いた特徴を持つ子どもがいる」ということでした。自閉スペクトラム症候群や、ADHDは、よく知られるようになって来ていますが、発達性読み書き障害についてはまだよく認識されていません。小学校低学年の間に読み書き能力をキャッチアップできるよう支援することが望ましいので、これから取り組みを強化していただけると、助かるお子さんが多いはずです。

240716122712354c  ところで明日は、江戸橋での非常勤の授業。14回目となり、いよいよゴールも見えてきました。授業は来週まで。その後、補講期間の1週間をはさんで、8月に入ると、前期の期末試験という運び。今年も猛暑となるのでしょうが、最後まで責任を果たしたいと思っています。14時現在、30.8℃となっています。「散歩には行かないように」といわれております。いわれることには素直にしたがっています(笑)。

2024年7月15日 (月)

今日もまたアオサギだけ(笑)

Dsc03275c_20240715142401  海の日の今日も梅雨空です。午前中は、曇りでときどき小雨がぱらつき、晴れ間もありました。午後は、13時台に雨雲レーダーでは真っ赤に表示される強い雨雲が、雷と共に通過。13時台の雨量は、8.5mmという天候。朝は、いつも通り、7時半から散歩へ。住吉神社、九華公園、貝塚公園、内堀南公園、外堀、入江葭町、吉津屋町、新築公園、寺町と6.8㎞。歩き始めは蒸し暑く、汗びっしょりになって帰宅。修行真っ最中です。

Dsc03372c Dsc03398c_20240715142401  今日も相変わらずで、野鳥はいません。写真が撮れたのは、アオサギのみ。九華公園の九華橋のすぐ北の木にいました。昨日と同じところですから、昨日と同じアオサギと思います。2枚とも同じアオサギの写真。散歩友達のOさんと写真を撮っていたら、中国人のご家族が「何をしているのか?」と寄ってこられました。少し日本語が分かる女性もおられ、「アオサギで、背の高さが1m近くある」とお教えしたら、大コーフン。スマホで写真を撮っておられました。アオサギ以外に見たのは、ごく少数のスズメ、カラス、カワラヒワのみ。

Dsc03443c_20240715142401  クマゼミはどこの公園でも大合唱に近い感じ。しかし、木の高いところにいることが多いため、写真はなかなか撮れません。

Dsc03468c_20240715142401 Dsc03474c_20240715142401  貝塚公園では、桑名空襲で犠牲になられた方々の慰霊式が行われるところでした。桑名市は、昭和20(1945)年1月から7月にかけて、5回にわたって空襲を受け、市街地はほとんど焼けてしまい、全焼家屋6,950戸、死者416人(『三重県警察史』では657人)に達しました。罹災地面積91%で、全市民の7割が罹災しました。

Dsc03484c_20240715142301 Dsc03501c_20240715142301  吉津屋町のヒマワリ。まだ完全に咲いたとはいえません。右の写真はその近くにある、別のヒマワリ。本当は、青空の下で撮りたいものです。

Dsc03516c_20240715142301  散歩から帰ってからは、明日の研修会の資料などの最終確認をしました。通級指導教室を担当していらっしゃる先生方に発達性読み書き障害のお話しをします。もう裏稼業の方は、店じまいに向かっていますので、原則として研修会の講師は引き受けないことにしていますが、長年お世話になっていますので、特にということです。 

2024年7月14日 (日)

アオサギだけ(苦笑)

Dsc02916c_20240714144101  こんな空でしたが、ほぼいつも通り、7時20分から散歩へ。住吉神社、九華公園、貝塚公園、内堀南公園、外堀、入江葭町、吉津屋町、新築公園、寺町と4.9㎞。9時前に帰宅。ところが、案の定というか、途中、霧雨やら、小雨やらに見舞われる始末。帰宅したら、だんだんと空が明るくなってきて、もう少し待ってから散歩に行けばよかったという次第。しかし、明るくなると、なんだか蒸し暑くなってきました.最高気温は、29.1℃。

Dsc03025c_20240714144101 Dsc02962c  九華公園までに見たのは、ごく少数のスズメ、カワウ、ムクドリ。九華公園では、アオサギがいましたから、まあよしとしましょう。相撲場の近くでカワラヒワが2羽。

Dsc03074c_20240714144301 Dsc03125c_20240714144301  旧アヒル小屋のところにはカワウ。花菖蒲園のところにはスズメ多数。最近このあたりにスズメがたくさん来ています。今日のバードウォッチングは以上(苦笑)。貝塚公園では、ムクドリ多数がいましたが、写真は撮らず。

Dsc03267c_20240714144101  寺町商店街には、桑名市博物館の次の展覧会のポスターがありました。学習支援展示として「桑名市文化功労者表彰受章記念『桑名の千羽鶴』」が行われます。令和5年11月に「桑名の千羽鶴保存会」会員の中から2人の個人と1団体が、桑名市文化功労者表彰を受章したことと、長圓寺の住職・魯縞庵義道(ろこうあんぎどう)が連鶴を考案して今年で230年になるのを記念しての展覧会だそうです。7月17日からの開催。

Dsc03227c_20240714144101  こちらは、毎日見てくる吉津屋町あたりのヒマワリ。ようやく咲いてきました。上の方から開いてきますが、ヒマワリが皆そうなのでしょうか。

Dsc03259c_20240714144101  今週は、火曜日に研修会の講師が1つ。水曜は2週間ぶりに江戸橋での非常勤の授業。週間予報を見ますと、来週末からは晴れマークが並んでいます。そろそろ梅雨明けかも知れません。グラジオラスも吉津屋町あたりにて。

 

2024年7月13日 (土)

今日も修行ですねぇ(苦笑)……野鳥はいないのです

Dsc02470c  昼過ぎまでは晴れていましたが、その後は薄曇り。最低気温は22.2℃、最高気温は30.6℃。真夏日ですが、風が少しありますから、耐えられない暑さではありません。プチ遠征も考えましたが、三ツ又池公園のカイツブリも少なく、河口堰でもサギは多くないでしょうから、いつものコースへ。7時半から住吉神社、九華公園、貝塚公園、内堀南公園、外堀、入江葭町、吉津屋町、新築公園、寺町と5.8㎞。

Dsc02544c_20240713141701 Dsc02664c_20240713141701  今日も野鳥はいません。マンションのプレイロットにハシボソガラスの一家が3羽いただけで、三の丸水門まで鳥はいません。三の丸水門のところでスズメ。柿安コミュニティパークでも、スズメ、ムクドリ。九華公園に着いてカワウ。スズメはなぜか、近くに寄ってきました。

Dsc02623c  カワラヒワは証拠写真。奥平屋敷跡に3羽がやってきたのです。ほかに見たのは、ムクドリ、ドバト、ハシボソガラスくらい。今日はアオサギはいませんでしたし、カワセミは最近見かけなくなっています。

Dsc02603c_20240713141701  奥平屋敷跡では、ミドリガメが産卵用の穴を掘っていました。穴はまだまだ浅く、卵を産み始めるにはまだまだ時間がかかりそうでした。

Dsc02765c_20240713141701  貝塚公園でも野鳥はいません。子連れのカラスだけ。先だって見たカラスの幼鳥(2024年7月9日:鳥はいませんので、修行に専念(苦笑))の親と思います。子ガラスはうまく写真が撮れず。

Dsc02697c_20240713141701 Dsc02735c_20240713141701  野鳥がいませんから、昆虫でも撮ろうと思うのですが、それもなかなかです。以前より、チョウもトンボも数が減っている印象。陽和幼稚園にあるヒマワリで、たぶんチャバネセセリと、クマバチ。

Dsc02863c_20240713141801  寺町商店街のところで、アゲハ。

Dsc02890c_20240713141801  ところで、御坊さん(桑名別院本統寺)にお参りしたら、賽銭箱にこのポスターがありました。寺町商店街のビックリ夜店にあわせて「夏の夜間特別参拝」が行われるそうです。燈籠にも点灯されるそうですし、山門のライトアップもあるといいます。普段、夜は出歩きませんが、見てみたいですねぇ。

Dsc02804c_20240713141701  オマケは、咲きかけのヒマワリ。昨日の記事の最後に載せた写真のヒマワリ(2024年7月12日:九華公園でアオサギ)。

 

2024年7月12日 (金)

九華公園でアオサギ

Dsc01843c  午前中は、よく降りました。9時台には、13.5mmの雨量。最低気温は22.2℃、最高気温は27.3℃。14時過ぎには雨は上がってきましたので、散歩へ。散歩依存症です。十分に自覚しています(笑)。住吉神社、九華公園、貝塚公園、内堀南公園、外堀、吉津屋町、寺町と3.7㎞。1時間あまり。外堀でコンビニに寄ってスマホATMを使用。最近、普段自分が使う口座はネット銀行で、スマホで利用しています。銀行に行かずに済みますし、コンビニATMで入・出金できますから楽チンです。

Dsc01847c_20240712172001 Dsc01856c_20240712172001  住吉神社の前にこんな看板が出ていました。今年の桑名水郷花火大会は、7月27日。揖斐長良川の中州では、打ち上げ場所の整地作業が始まっています。

Dsc01845c_20240712172001  打ち上げ場所は、我が家の玄関先からよく見えます。矢印のあたりがそうです。それ故、桑名水郷花火大会は、いつも玄関先から鑑賞しています。

Dsc01964c_20240712172001 Dsc02056c_20240712172001  鳥は少なかったのですが、九華公園でアオサギ。鎮国守国神社の社務所の裏にいました。アオサギが見られただけで散歩に出て来た甲斐があります。ほかにはスズメがけっこうたくさんいました。

Dsc02182c_20240712172101 Dsc02261c_20240712172101  吉之丸堀を通っている電線にはツバメ。ヒナ2羽と親1羽だろうと思います。親がやってくるとヒナは飛び上がって、エサをもらおうとしていました。しかし、親がエサを与えている様子はありません。飛行訓練をしているのでしょう。

Dsc02456c_20240712172101  寺町商店街の裏、寺町堀のところでランタナにアゲハ。かなりの枚数を撮ったのに、なかなかよいものはありません。

Dsc02341c  午前中は、今月1日に行われた市民大学郷土史学科の講義のまとめをつくっていましたが、一通り完成。明日は、曇りときどき晴れの予報。雨が降らなければ、プチ遠征かなと思っています。ひまわりは吉津屋町あたりで。そろそろ咲きそうです。

 

2024年7月11日 (木)

梅雨らしい空模様

0711amedas 240711110030486c  雨のち曇りの予報で、今のところそうなっています。朝から小雨で、昼前にはほぼ上がっています。最低気温は23.9℃(9:43)、最高気温は27.6℃(2:17)。ただし、括弧書きしたようにヘンな時刻に記録しています。小雨模様でしたから、散歩には出ていません。午前中は、先週の市民大学郷土史学科の講義をまとめたものを見直していました。ほぼこれでいいかと思うところまで来ています。午後遅くに市役所の会議がありますから、出席の予定。

240711105758862c 240711105805603c  散歩に行っていませんし、写真の在庫もこれといって持っていませんので、ベランダ園芸の話。アサガオは、2鉢のうち1鉢は、ご覧のように元気で、ツルもあちこちから伸びています。もう1鉢(写真の左下に見えています)は、元気なし。サギソウは、あまり良くありません。奥の右の鉢は、枯れてきてしまいました。ほかも芳しいとはいえません。これでは、今年は花が咲かないかも知れないという気がしてきました。

240711105830867c  こちらは、楊貴妃メダカの住まい。去年12月にはあぶ工房の無人販売所でゲットしたもの(2023年12月1日:アオサギ、ダイサギ、コサギのそろい踏み……楊貴妃メダカをゲット)。5匹いたのですが、今は4匹。ほかのメダカは、先日の猛暑のときに全滅してしまいました。といっても8匹。これは、9年前から買っていたものの子孫と、その後、少し買い足したもの。9年前にブロ友のこころんさんにサギソウとメダカをいただいたのです(2015年7月19日:揖斐長良川の川霧と、夏休みの自由研究(笑)……メダカとサギソウを頂きました)。そこからサギソウとメダカが始まっています。

2024年7月10日 (水)

「目は二つ 耳は一つ 喋る倍だけ 聴きなさい」……お寺の掲示板から

Dsc01410c_20240710135801  熱帯夜は免れました。今朝の最低気温は、24.6℃。今のところ、最高気温は、11時39分の32.7℃。曇っていましたが、14時過ぎからは雨が降って来ました。今日は、江戸橋での非常勤の授業は休み。7時20分から散歩へ。住吉神社、九華公園、貝塚公園、内堀南公園、外堀、吉津屋町、新築公園、寺町と歩いてきました。いったん帰宅してから駅方面へ所用で出かけ、歩いたのは合計6.5㎞。

Dsc01450c_20240710135801  今日は、本格的に野鳥がいません(日本語がヘンですが……)。自宅から三の丸水門のところまでまったく野鳥を見ず。三の丸水門近くでやっとスズメを2~3羽。左の写真は、幼鳥。今年生まれでしょう。

Dsc01520c_20240710135801  九華公園でも、スズメ、ドバト、ムクドリが少しいただけ。吉之丸堀の上を通る電線にツバメの幼鳥。合計2羽。

Dsc01696c_20240710135801  Dsc01655c_20240710135802 鳥がいなければ、花をと思ったものの、これもなかなか(苦笑)。オニユリは、九華公園東にある知人のお宅にて。ヒマワリは、いつもの(笑)陽和幼稚園のところにて。

Dsc01724c Dsc01750c  新築公園でクマゼミ。もちろんほかの公園でもクマゼミはよく鳴いています。ここでは、カワラヒワも。

Dsc01788c_20240710135801 Dsc01800c  寺町では、常信寺へ。ヤマボウシに実がついてきています。右の写真は、キンシバイ(金枝梅)。ここのお寺は、色々な植物が植えられていて、しかも名札がありますので、私にはとてもありがたい。

Dsc01827c_20240710135801  その常信寺の掲示板にあった言葉。「なぁんだ、授業で使えばよかった」と思ったのです。というのも、前期に担当している授業科目が、カウンセリング論なのです。

 

2024年7月 9日 (火)

鳥はいませんので、修行に専念(苦笑)

Dsc01090c_20240709101501  予報は、曇のち雨、最高気温35℃となっていますが、15時頃までは、晴れときどき薄曇りでした。最高気温は33.1℃と、猛暑日にはならず。散歩している間は、風があって、少し楽でした。7時15分から9時まで、住吉神社、九華公園、貝塚公園、内堀南公園、外堀、内堀公園、京町、寺町と4.6㎞ほど。

Dsc01122c_20240709101501  今日は、スズメもあまり見ませんでした。ドバトやムクドリも少なく、修行に専念(苦笑)。左の写真は、住吉水門にいたカワウ。そういえば、揖斐長良川の中州からも、オオヨシキリの鳴き声があまり聞こえなかった気がします。

Dsc01140c_20240709101501  三の丸水門のところでハクセキレイが1羽、やってきました。ハクセキレイもあまり見ていません。

Dsc01153c_20240709101501 Dsc01256c  九華公園も静かでした。カワラヒワが1羽いたものの、すぐに飛び去ってしまいました。カラスは、暑そうです。嘴を開いています。右の写真は、本丸跡で見かけたスズメの幼鳥。

Dsc01174c  ミドリガメは、奥平屋敷跡の花菖蒲園のところで、産卵用の穴を掘ろうとしていました。今年は、こういうところをあまり見ません。しかし、カラスが掘り出して卵を食べた跡はありますから、夜間や早朝に産卵しているものと思われます。今日は、カワセミも、アオサギもいませんでした。

Dsc01282c_20240709101501  貝塚公園で、これはカラスのヒナかと思います。近寄っても逃げようとしませんでしたが、親ガラスに見つかると攻撃されかねませんから、写真を撮っただけで撤退してきました。

Dsc01311c  今日も猛暑日になるかも知れません。今日猛暑日であれば、連続6日となります。明日からは、曇りや雨という予報です。こうも暑いと、一雨来て欲しいと思います。

Dsc01303c_20240709101501  余談。内堀南公園の掲示板に鎮国守国神社の茅の輪くぐりのポスターが掲げられていました。7月19日は、たぶん土用の入りの日です(2023年7月20日:梅雨明け宣言で、桑名はまた最高気温ランキングトップか!?)

240709121526844c  以下、追記。珍しく、ランチに行ってきました。キッチン寿さんで、日替わりランチ。今日は、チキンのトマトソース煮。みそ汁またはスープと、食後の飲み物もついて、¥1,100。とても美味しくいただきました。

Mailc  明日の非常勤の授業は、月曜日の授業に振り替えで、私は休みのはず。こういうレギュラーの予定が変更になるとき、小心者(?)の私はときどき「本当にそうか?」と心配になります。それを見越してか、非常勤先からこのようなメールが届きました。これで明日は、安心して休めます(笑)。

240709162219400c  16時過ぎからは、待望の雨。雨が降り始める前は湿度がかなり高くなり、ベランダに出るとムッとしましたが、降り始めたら、それも少し軽減した感じ。これで、気温も少しは下がってくれるでしょう。明日は、曇りのようです。

2024年7月 8日 (月)

九華公園にアオサギ戻る……最高気温38.9℃は、全国3位

Dsc01088c_20240708122301  ウンザリしていますが、今日も猛暑日となりました。13時現在で桑名の最高気温は38.0℃です(12時56分の記録)。予想は、37.0℃でしたが、すでに越えています。今朝は、最低気温も28.3℃でした。朝から暑いので、散歩開始を30分繰り上げて、7時スタート。しかしこれでは、まさに「焼け石に水」。というのも、あとから知ったのですが、7時にすでに31.4℃だったからです。住吉神社、九華公園、貝塚公園、内堀南公園、外堀、入江葭町、吉津屋町、新築公園、再び吉津屋町から、京町、南魚町、田町、三崎通と5.1㎞。

Dsc00766c_20240708122401  住吉神社前の揖斐川の堤防の様子。奥の方向に伊勢大橋があります。誰も歩いていません(苦笑)。鳥もいません。いつもなら、スズメやドバト、たまにカワラヒワもいますが、今日は、水際にカワウがいただけ。暑かったのですが、風が吹いていたので、まだ少しは楽でした。

Dsc00813c_20240708122401 Dsc00830c  柿安コミュニティパークでムクドリとスズメ。いつもならムクドリの写真は撮りませんが、「今日も何もいないかも知れない」と思って、保険をかける意味で撮ってきた次第。

Dsc00844c_20240708122401  九華公園には7時20分に到着。相撲場近くでドバト。奥平屋敷跡では、スズメとハシボソガラス。その後も、スズメの鳴き声を聞いたくらい。歩く人とはまばらで、毎日歩いている顔見知り&散歩友達のみのごく少数。

Dsc00924c_20240708122301  吉之丸堀の上を通っている電線にツバメの幼鳥。ここは、毎年、巣だったツバメのヒナが飛行訓練などに来るところですが、今シーズン見たのは、2回目で、2羽目。

Dsc00981c_20240708122301  鎮国守国神社を通り抜けて、再び、相撲場から社務所の裏へ。ふと見上げたら、いつもアオサギが来ているところにアオサギが来ていました。ヘンな日本語ですが、ずいぶん久しぶりなのです。きちんと比べていませんが、以前もここに来ていたアオサギさんとよく似た雰囲気です。いやぁ、よかった。アオサギに会えました。ちなみに、九華公園でアオサギを見たのは、今年2月15日以来(2024年2月15日:寺町の河津桜、ほころぶ)。

Dsc01063c  その後の公園は、どこもムクドリか、ハシボソガラスくらい。今日はスズメもほとんどいません。ただし、どこの公園でもクマゼミの合唱。まだ「大合唱」とまでは行きませんが、クマゼミが鳴いているところに行くと、やかましいくらい。そうそう、三の丸水門あたりと、九華公園で秋の(?)虫の声が聞こえていました。

Dsc01077c_20240708122301  帰宅後は、江戸橋方面での、あとから提出されたレポート1枚の採点。来週の授業資料と、さらに来週の研修会の資料の見直しを済ませました。午後はまた、市民大学郷土史学科の講義のまとめやら、読書やらで過ごすことにしましょう。ヒマワリは、陽和幼稚園のところにて。

0708temperature  【付記(7/8、17:45)】 17時現在の、今日の全国の最高気温ランキングです。この時刻以降、変わらないと思いますが、桑名の最高気温は結局、38.9℃(14:32)で、3位にランクイン。桑名も、年に1~2回、夏の最高気温ランキングのトップ10に入ります。鈴鹿山脈を越えてくる西風によってフェーン現象が起きるからだそうです。

2024年7月 7日 (日)

三ツ又池公園のカイツブリのヒナは元気……チョウトンボも見ました

Dsc00760c_20240707134101  猛暑日も連続4日目。今日の最高気温は、37.5℃となっています。今日は、朝6時前に出て、三ツ又池公園、長良川河口堰、長島町内をクルマで回ってきました。歩いたのは、三ツ又池公園で一周せず、ショートカットしましたから、3.9㎞。

Dsc09870c Dsc09894c  三ツ又池公園では、2つのカイツブリの巣と、ハス、オオヨシキリを見てきました。ここは、風もなく、日陰もほとんどありませんので、とても蒸し暑く、小1時間で撤退。まず、これらの写真は、中之島の南にある巣。ヒナが1羽いたのですが(2024年6月15日:三ツ又池公園でカイツブリのヒナ、3羽……給餌シーンも確認できました)、翌週には姿を消してしまっていました(2024年6月23日:コアジサシの幼鳥は元気、某所でケリは抱卵中……ある程度の写真は修復できました)。前回と同じく、親が卵を抱いているようでした。

Dsc09952c_20240707134201 Dsc09981c_20240707134201  中之島の北にある巣で孵った2羽のヒナは元気に育っていました。親から離れ、きょうだいで行動しています。親は巣に1羽、かなり離れたところにもう1羽がいました。

Dsc00120c_20240707134201 Dsc00093c_20240707134201  蓮田では、蓮がかなり咲いていますが、それ以外の雑草に浸食されてしまい、以前のような見事さはありません。ピンク色の花がほとんどです。

Dsc00400c  ここにはオオヨシキリがいますが、今日はなかなか見つけられません。鳴いてはいるものの、葦などの上にはなかなか出てこないのです。ようやく遠いところに出て来たのですが、これは若者のように見えます。場所争いをしている感じでした。

Dsc00265c_20240707134201 Dsc00487c_20240707134101  オオヨシキリを探しているときに、ヒラヒラと飛ぶトンボが目に入りました。チョウトンボです。私がいた近くには、この1羽のみ。あまり良いところに止まってはくれず、証拠写真。

Dsc00589c  長良川河口堰には、何もいない可能性が高いなと思って立ち寄ったのですが、その通り。見たのは、カワウ、ドバト、スズメのみサギはまったくいません。管理橋の上は、風も通り、機械室の日陰もあり、三ツ又池公園よりはるかに楽でした。伊勢大橋工事現場には、何もいませんでした。近くに重機などが置いてあり、何かの工事をしているようで、これが関係しているかも知れません。

Dsc00636c Dsc00701c_20240707134101  臨駐にも何もいませんでした。図書館南の臨駐では、コアジサシが1羽、猛暑に耐えながら卵を抱いているようでした(左の写真)。嘴を開いて、暑そうです。右の写真は、北の臨駐。ここでもコアジサシが卵を抱いています。というか、暑いのか、体を浮かせています。そのため、卵が2個見えていました。

Dsc00040c_20240707135901  明日も今日と同じくらい暑そうです。雨が期待できるのは、水曜日以降という週間予報です。非常勤の授業は、今週は休みですが、木曜の午後に市役所の会議があります。そろそろ石取祭の鉦・太鼓の練習が始まるのではないかと思います。例年通りであれば、来週末に「石取祭囃優勝大会」があるはず。

2024年7月 6日 (土)

イソヒヨドリの幼鳥か? ……ヒマワリとクマゼミも発見

Dsc09865c_20240706141801  桑名では3日連続の猛暑日となっています。15時現在で最高気温は、37.0℃。桑名のアメダスは市内江場にあり、街中からは外れたところですから、市街地ではもっと暑いかも知れません。体調は戻りましたが、猛暑が予想されましたので、少しでも早くからということで、朝7時10分から散歩へ。住吉神社、九華公園、貝塚公園、内堀南公園、外堀、入江葭町、吉津屋町、新築公園、常信寺、御坊さん、寺町と5.2㎞。9時頃には帰宅。7時に29.4℃、9時には33.1℃。帰宅以降は、ベランダのメダカの水を替えたくらいで、あとは室内で過ごしています。

Dsc09368c_20240706141801 Dsc09444c_20240706141801  拙宅を出てすぐ、住吉入江のところでイソヒヨドリ。メスではなく、幼鳥なのかという気がします。2羽が一緒に行動していました。

Dsc09393c_20240706141801  こちらが、2羽が一緒に写った写真。ちょうど住吉ポンプ場の西側あたりにいました。

Dsc09470c  7時の時点でかなり暑かったので、歩いている人はあまりいません。私もなるべく日陰を選んで歩いてきました。公園の中は木陰がありますから大丈夫ですが、堤防のところや、道路はなかなかそうも行きません。水分と塩分を補給しながら、です。

Dsc09513c_20240706141801  柿安コミュニティパークと九華公園の間にかかる舟入橋のところでカワセミを見つけました。橋の下の舟めぐりのボートが係留してあるロープに止まっていました。ちょっと条件が悪く、超証拠写真。しかし、このところカワセミをよく見るようになりましたので、暑い中の散歩の楽しみです。

Dsc09672c Dsc09727c  九華公園ではほとんど鳥はいません。散歩友達も、毎日来ている方にしか会わず。見た野鳥は、ハシボソガラスとスズメくらい。カラスは暑いでしょうね。同情します。

Dsc09748c_20240706141801  陽和幼稚園のところでヒマワリが咲いていました。花はちょっと小ぶりのサイズ。もう真夏というイメージの写真になりました。

Dsc09775c_20240706141801  内堀南公園でクマゼミを見つけました。今日歩いてきた公園は、どこでもクマゼミがかなり鳴いていました。

Dsc09839c  常信寺、御坊さん(桑名別院本統寺)には、蓮が咲いていないかと思って行きました。常信寺には蓮はあったものの、花が咲く気配はなし。御坊さんには蓮はありません。かわりにスイレンが1輪だけ咲いていました。

Dsc09853c_20240706141801  帰宅後は、読書や、月曜の市民大学郷土史学科の講義のまとめをしています。明日も猛暑で、最高気温の予想は37℃とか。ため息が出ます。私も気をつけますが、皆様にもどうぞご自愛ください。

2024年7月 5日 (金)

本日は休業

240705132441827c  今日もまた猛暑日です。桑名では、16時56分に37.6℃を記録し、全国ランキング9位でした。ちなみに、全国ランキングトップは、松阪市粥見での39.7℃です。今朝は、どういう訳か血圧がかなり低く、フワッとしていましたので、休業日としました。最高血圧も100を下回っていたくらい。それ故、外に出たのは、朝、新聞を取りに行ったときだけ。血圧は、しばらく休んでいたら、いつもの数値に戻っています。寝ていた間に熱中症になったということではなく、起床するときに、「寝坊したか」と勘違いして、ものすごく勢いよく起き上がったのですが、それが良くなかったかという気がしています。いずれにしても、いい年になって来ていますから、「年寄りの冷や水」などとならないよう、気をつけなくてはなりません。

240705132455369c  午前中は、私にしては珍しく、ゴロゴロしていました。本を読むのも疲れますし、テレビは私にはおもしろいと思う番組はあまりありませんから、ゴロゴロ。午後からは、室内でゴソゴソしていますが、体調はとくに変化はありませんから、もう大丈夫でしょう。

240705132535402c 240705132545877c  困ったときのベランダ園芸の話。アサガオ2鉢のうち、片方はこのようにかなり繁ってきました。もう一方は、葉っぱが少ないのですが、ツルは少しずつ伸びています。サギソウは、最初は良かったのですが、6月末くらいから、イマイチ。春に株分けをしたとき、「縮小再生産」と書きました。イモも小さいものが多かったのですが、スタートからしてあまり良くなかったのかも知れません(2024年3月23日:サギソウは縮小再生産(苦笑))。サギソウ、なかなか手強い。

 

2024年7月 4日 (木)

とうとう猛暑日がやってきました……九華公園でカワセミ2羽、クマゼミも鳴き始めました

240704163614594  とうとう猛暑日となりました。桑名の最高気温35.6℃(11:07)は、東海地方のランキング第3位。全国的には28位。トップは静岡の39.3℃だそうです。今日ももちろん熱中症警戒アラートが発令されています。猛暑は、週末まで続くそうですから、思いやられます。九華公園と貝塚公園では、クマゼミが鳴いているのを確認しました。余計に暑く感じさせてくれます。

Dsc09236c_20240704170401  暑くても、いつも通りに7時半から散歩へ。住吉神社、九華公園、貝塚公園、内堀南公園、外堀、入江葭町、吉津屋町、新築公園、老松公園、寺町と5.2㎞。もう少し歩いた気がしますが、Google Fitのデータではこれだけ。散歩友達も、毎日歩いている方にしか会いません。スズメやドバト、ムクドリもほとんどいません。カラスの姿もあまり見ていません。

Dsc09012c_20240704170401 Dsc08954c  そういう中、九華公園の相撲場東の堀で、カワセミ。しかも2羽。どちらもオスでした。向かって右の写真のカワセミは、何度かダイビングしていたのですが、獲物は捕れず。若いカワセミなのかも知れません。

Dsc08922c_20240704171101  Dsc08994c_20240704170401 こちらがちょっと小さく写っていますが、2羽のカワセミがいた証拠。正面顔もいただきました。

Dsc09211c  公園内を半周し、鎮国守国神社を通過して、北門の方へもう一度回ったところで、再びカワセミに遭遇。気づかれませんでしたので、かなり接近できました。600mmズームで撮ってノートリミングの写真です。

Dsc09144c  九華公園でほかに見たのは、スズメ、ハシボソガラス、そしてこのカワウくらい。奥平屋敷跡のところの花菖蒲園でチョウトンボのような昆虫が見えたのですが、確認はできませんでした。

Dsc09267c_20240704170401  ほかの公園にも鳥はほとんどいません。内堀南公園のところでハクセキレイ。メスか、若者彼のどちらかでしょう。

Dsc09285c  帰宅後と午後は、昨日の授業のQ&A書きに勤しんでいました。もちろんエアコンを使っています。Q&Aは、それなりに難儀しましたが、一通りは完成。例によって寝かせてあります。今晩か、明日の朝にでも見直して、修正し、助手の先生に送って印刷をお願いするつもり。レポートの書き方については、何人かが反省を書いていましたが、「自分ではよく書けたと思っていた」という学生もありました。たぶんまだきちんと勉強したことがないのでしょう。昨日の授業でレポートの講評をしたときに、参考図書の例を挙げ、読むよう勧めておきました。デュランタは、吉津屋町あたりにて。

Dsc09317c_20240704170401  明日は、最高気温の予想が36℃だそうです。朝、サッサと散歩してくることにします。ノウゼンカズラは、いつもの相生町のお宅にて。

2024年7月 3日 (水)

今年もやはり「レポート提出日の翌週は欠席が多い」(笑っていられません)

Screenshot_20240703061704c Screenshot_20240703131543c  江戸橋での非常勤の授業に行く日でしたから、梅雨の晴れ間はありがたいのですが、今日は熱中症警戒アラートが発令されています。最高気温の予想は、34℃。朝、桑名駅までは風も吹いていて、さほど暑い感じはしなかったのですが、江戸橋駅で電車を降りたら、ムッとしていました。けっこう汗をかいて、非常勤先へ。非常勤講師控え室のエアコンを強めにかけて涼んだくらい。帰りは、江戸橋駅までは、生ぬるい風が吹いていて、さほど汗はかかず。しかし、桑名駅を降りたら、猛暑真っ最中という感じ。途中でYahoo!天気を見たら、「現在の気温 33℃」と表示されていたくらい。風もなく、自宅まで10数分歩いたら、汗びっしょり。結局、13時35分に今日の最高気温34.4℃を記録したようです。

240703093134892c  さて、毎年の「授業あるある」なのですが、「レポート提出日の翌週は、欠席率が高くなる」という経験則があります(2023年7月12日:学生たち、気が緩んだか)。何年も続いていますし、いつも今頃になると、ほかの授業でも欠席がめだつという話もあります。「欠席できる回数を見越して、勝手に出欠を調整しているのではないか」とおっしゃる先生もあるそうです、というのは、去年書いたこと。2/3以上出席すれば、試験は受けられますが、会社で与えられる有給休暇ではありませんから、サボらずに出て来て、勉強して欲しいと思っています。

240703102310353c  いつもなら、授業を始めるときは、多少ざわついているのですが、今日はシーンとしていました。「レポートを返します」といって、学籍番号順に取りに来てもらったのですが、その後も、授業の間中、学生たちはなんだか緊張しているようでした。演習も思っていたほど簡単ではないと感じたようですが、レポートについても同様だったのでしょう。今日の感想に「思ったほど結果が良くなかった」「レポートは、読み返してみたら、自分でもひどいと思った」などとありました。

240703130850187c  という次第で帰宅して昼食後、出欠確認を行い、これからQ&Aを書き始めます。来週は、月曜日の授業に振り替えで、私は休み。しかし、Q&Aは、いつも通り、明日か明後日には仕上げます。明日は、熱帯夜でしかも最高気温は今日より高く、35℃という予報。明日も熱中症警戒アラート発令でしょう。白いアガパンサスは、帰宅途中にあるマンションにて。

2024年7月 2日 (火)

蒸し暑くて、鳥も散歩友達もいません

Dsc08477c_20240702162801  昨日の夜はよく降ったようですが、今日はほぼ曇り。午後からはときどき雨。最高気温は27.7℃ですが、蒸し暑く感じます。いつも通り、7時半から散歩へ。住吉神社、九華公園、貝塚公園、内堀南公園、外堀、入江葭町、吉津屋町、新築公園、常信寺、御坊さん、寺町と5.7㎞。汗だくとまでは行きませんが、かなり汗をかいてきました。

Dsc08554c_20240702162601 Dsc08583c_20240702162601  鳥も散歩友達もいません(苦笑)。九華公園に着くまでに見たのは、スズメ、カワウのみ。左の写真のスズメは、住吉神社のところにいた幼鳥。カワウの写真は、九華公園にて。

Dsc08633c_20240702162601  九華公園には、珍しくカルガモが1羽飛来。ほかに九華公園で見たのは、スズメ、ドバト、ハシボソガラス、ムクドリのみ。貝塚公園でもスズメのみ。コゲラが鳴いたような気がしましたが、空耳だったかも知れません(笑)。

Dsc08573c_20240702162601  九華公園の堀にある石にミドリガメの子どもが上がってきて甲羅干しをしていました。直径5センチくらいの甲羅。九華公園で見ていますと、ミドリガメが卵を産んだ後は、必ずといってよいほどカラスがほじりだして、卵を食べてしまう印象がありますが、そうでもないという証拠。

Machiyariver Machiyariver1  散歩から帰ってからは、昨日の市民大学郷土史学科の資料のまとめ作業。けっこう夢中で取り組んでいます。講座では、『久波奈名所図会』に載っている絵や、『東海道分間延絵図』に載っている地図が引用されます。『久波奈名所図会』は影印校注本を持っていますし、『東海道分間延絵図』も、桑名のところだけ古本で買って持っています。講座で配られる資料は、モノクロで、しかもコピーですから、見やすいとはいえません。原典を持っているものは、自分でそれを写真に撮ったり、スキャナで取り込んだりして、見やすい画像を載せてまとめています。写真は、『東海道分間延絵図』の町屋川あたりの様子。右の写真は、その解説図。

Dsc08669c_20240702162601  さて、明日は、江戸橋での非常勤の授業ですが、晴れて最高気温は34℃になる予報。何度か書きましたが、明日は、レポートを返却し、その講評も学生諸君に伝えます。レポートにはコメントを書いていますが、「よく書けています」というコメントはかなり少数。「指示したことが書いてありません」とか、「ここは意味が分かりません」と書いてあるレポートが多数派。暑くなることもあって、学生諸君には大変な日になるかも知れません(笑)。カンナは、九華公園の東のお宅にて。

2024年7月 1日 (月)

今日は、市民大学郷土史学科へ

240701081438438c  終日、降ったり止んだり、よく降ったりしています。結果的には、1時間くらいなら散歩に行けたかも知れませんが、午後から今日は、徒歩で市民大学に行かねばなりませんでしたので、散歩には行かず。 最高気温は28.1℃でしたが、湿度が高く、じめじめしています。

240701124232778c  市民大学郷土史学科は、いつものように、パブリックセンターにて。それにしても、この「パブリックセンター」という名前にはいつまで経っても慣れません。何をするところなのか、意味不明だと思うのです。改称前は、中央公民館でした。公民館でいいんじゃないでしょうか。

240701124744404c  市民大学は、今日で3回目。東海道を、伊勢街道との追分である四日市の日永あたりから上ってきて、いよいよ町屋川を越え、安永、大福、福江、矢田、鍋屋の話題でした。何度も歩いたあたりの話で大変興味深いものでした。いよいよ次回は、桑名城の惣堀を越え、城下に進みます。8月は夏休みで、4回目は9月に行われます。

240701152115863c  明日も、雨時々曇りの予報。止み間を見て、散歩に行けるでしょうか。明後日は、梅雨の晴れ間で暑くなるという予報。晴れるのはありがたいのですが、授業に行くのに暑いのはいやですねぇ。まぁ、贅沢をいうとキリがありませんから、ヨシとしなくては。

 

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  • 関裕二: アマテラスの正体(新潮新書)

    関裕二: アマテラスの正体(新潮新書)
    著者の前著『スサノヲの正体』も、興味深く読みました。斬新な着眼点と発想で、思いもかけない結論に至っています。読み物としてはとてもおもしろいという点で、☆を5つとしました。ネタバレになりますから、詳しいことを書くのは控えておきますが、著者は、伊勢神宮に祀られているのは、いわゆる「天照大神」ではなく、別の霊威の強い(祟る)、二柱の神だとしています。祟るが故に、伊勢に放逐されたのだと主張するのです。ただ、著者の肩書きは、歴史作家にして、武蔵野学院大学日本総合研究所スペシャルアカデミックフェローであり、仏教美術に関心をもち、奈良に通ううち、独学で日本古代史を研究したということですから、現在の歴史学や考古学が明らかにした内容と整合性がとれている主張なのかどうかは、私には判断はできかねます。それ故、「読み物としてはおもしろい」と評価しています。 (★★★★★)

  • 小塩真司: 「性格が悪い」とはどういうことか ――ダークサイドの心理学 (ちくま新書)

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    タイトルに惹かれて読みました。ただし、初めにお断りしておきますが、図表こそないものの、心理学の専門書といっても良いくらいの、分厚い記述になっていますので、馴染みのない方にとっては読みやすいものではありません。「性格が悪い」ことについて、最近研究が進んできた「ダークな性格」を中心にまとめられています。ダークな性格とは、マキャベリアニズム、サイコパシー、ナルシシズム、サディズムの4つの特性です。これらの特性とリーダーシップ、社会的成功との関連、身近な人間関係中でのダークな性格、ダークな人物の内面、ダークな性格の遺伝、ダークさとは何かについて、文献を引用しつつ論じられています。その上で、性格の良し悪しは、その内容ではなく、どのような結果に結びつくかで判断されるというのが、著者の結論でした。 (★★★★)

  • 和田 秀樹: 老いるが勝ち! (文春新書)

    和田 秀樹: 老いるが勝ち! (文春新書)
    和田秀樹さんは、もともと高齢者専門の精神科医です。浴風会病院というところで35年間勤務され、6,000人以上の高齢者の方を診てこられました。その臨床経験から、高齢者については、理屈通りに行かないと思うことがたくさんあるといっておられます。タバコをたくさん吸っていても100歳まで生きる人もいれば、検査データはすべて正常なのにガンで亡くなる人もいるのだそうです。医者にいわれて血圧その他に注意していたのに、脳卒中を起こす人もいます。和田さんはこの本で80歳を過ぎたら我慢せず、好きな物を食べ、行きたいように生きることを勧めています。また、医療に関わらない方が長生きできる共書いています。不摂生を勧めておられるわけではありませんが、常識にとらわれず、自由に生きた方が楽しみも見つかってよいのではないかと思います。養老孟司先生流にいえば「なるようになる」のですから。 (★★★★★)

  • 彬子女王: 赤と青のガウン オックスフォード留学記 (PHP文庫)

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    彬子女王殿下の英国留学記です。彬子女王は、ヒゲの寛仁親王のご長女。殿下は、女性皇族として初めての博士号をオックスフォード大学で取得されました。この留学記は、ネットで話題になっていましたので、ぜひとも読んでみたいと思っていました。今上天皇の「テムズとともに」も読んだことがありますが、皇族の皆様は、どなたも誠実で朗らかで、それでいてユーモア溢れるお人柄をお持ちのようですが、殿下も同様でいらっしゃり、それがよく感じられる文章で楽しく拝読し、爽やかな読後感を持ちました。 (★★★★★)

  • 石井光太: ルポ スマホ育児が子どもを壊す

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    タイトルに惹かれて買ったのですが、帯にあるように「衝撃の現場報告」でした。この本に書かれているエピソードのうち、いくつかはこれまでにもマスコミ報道などで接していましたが、これだけのことがらが一度に示されると圧倒されます。現代の子どもたちは、まさに私たちが知っている(知っていた)子どもではなくなっているといえるようです。たとえば、「2歳児のネット利用率は58.8%」「子守歌はアプリで聞く赤ちゃん」「ヘッドガードの制服化」「教室の『アツ』に怯える小学生」「褒められ中毒はエスカレートする」などなど。スマホが登場して16年でその影響は大ですが、子どもたちの特徴に影響しているのはスマホだけではなく、現代社会や、大人達のありようも大きく影響しているといえます。「『将来の夢は交通整理のバイト』と言う女子高生」などはその例でしょう。私が教えている学生も、「『アツ』がすごい」ということがあり、いったい何だ?と思っていましたが、よく分かりました。すでに若い先生方は、デジタル・ネイティブ世代になっていますし、この本に登場する若者達が社会に出て、その中核を担うのも遠い将来のことではありません。これらの若者は、高い情報処理能力を持ち、周囲に適応する力もあり、コンプライアンス能力も高いのですが、それらを認めた上で、彼らが自立した大人になるために何が必要か見極め、それを提供することが必要とされるのでしょう。その意味では、大人の世代にも彼らを適切に理解し、必要な支援を提供する責任があります。 (★★★★)

  • 養老 孟司, 中川 恵一: 養老先生、再び病院へ行く

    養老 孟司, 中川 恵一: 養老先生、再び病院へ行く
    『養老先生、病院へ行く』の続編です。医療とは距離をとっておられる養老先生が、再診のため1年3ヶ月ぶりに東大病院に行かれました。大病から復活された今だからこそ語ることができる老い、医療、健康、死との付き合い方について、養老先生ご自身と、教え子にして主治医の中川恵一先生がお書きになっています。養老先生のスタイルをそのまままねすることは、凡人には不可能であり、よろしくはありません。しかし、健康についての考え方や、死についてのとらえ方などはとても参考になります。私が啓蒙されたことがらは、「健康法は人の数だけ存在する」「養老先生は抜け道の天才」「不連続な体調の変化に気をつける」「具合が悪いときは一週間様子を見ると医者に行くべきかどうか分かる」「お酒はもはや百薬の長ではないが飲む飲まないは自分で決めてよい」などでした。 (★★★★★)

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    宮口幸治: 歪んだ幸せを求める人たち―ケーキの切れない非行少年たち3―(新潮新書)
    「ケーキの切れない非行少年たち」シリーズの3冊目です。本の帯には「『幸せを求めて不幸を招く人』の戦慄ロジック」とあります。「みんな幸せになりたい」という動機は万人がもつものでしょう。しかし、幸せの形は人それぞれですし、幸せになりたいと強く願うものの、かえって生きづらさや苦悩を抱える人たちもたくさんいます。著者は、人は幸せになりたいが故に、結果的に他人が不幸になることでもやってしまうといいます。さらに、幸せになりたいのだけれど、そのやり方がよくない」と考える、結果的に他人を不幸にする人たちを理解できるともいいます。著者が長年関わってきた非行少年達にもそれは共通するそうです。歪んだ幸せを求める人たちの背景にある要因として、著者は、怒りの歪み、嫉妬の歪み、自己愛の歪み、所有欲の歪み、判断の歪みの5つの歪みを取り上げ、事例も含めて考察しています。これを読むと、こうした5つの歪みは、ごく普通の人びとも多少とももっているものといえます。最終章では、自分と他者の「ストーリー」という概念を用いて、歪んだ幸せを求める事についてどう向き合えばよいか、提案されています。 (★★★★)

  • 森永 卓郎: 書いてはいけない

    森永 卓郎: 書いてはいけない
    他の本を買いに行った時、書店で平積みになっていましたので、思わず買ってしまいました。メディアのタブーに触れつつ、現在の日本が凋落している要因を3つ指摘しています。サブタイトルは、「日本経済墜落の真相」となっています。3つは、ジャニーズの性加害、財務省のカルト的財政緊縮主義、日本航空123便の墜落事件。この3つについては、関係者は皆知っているものの、触れてはいけない、本当のことをいってはいけないタブーになっているといいます。メディアで触れたら、瞬時にメディアには2度と出られなくなるそうです。ジャニーズ問題は、BBCの報道のためにオープンになってしまいましたが、著者の森永さんは、ご自身が病を得られたこともあって、現状を打破するためにこの本を書かれました。財務省による必要以上の財政緊縮政策と、日航123便の事故のお陰で日本がアメリカに対してどんどん主権を失っていったことが、日本経済の衰退の主たる要因と主張しています。たぶんそれは本当だろうなというのが、私の読後感。 (★★★★)

  • 立木 康介: フロイト『夢判断』 2024年4月 (NHKテキスト)

    立木 康介: フロイト『夢判断』 2024年4月 (NHKテキスト)
    何を今さら勉強しているのか? と思われるかも知れませんが、ちょっと前に流行った言葉でいえば、リスキリングに相当するかも知れません。学生時代に読みましたが、しっかり理解したかといえば、アヤシいのです。学生時代からは50年近い月日が経っていますので、その後の研究成果も含め、新しいことがあるだろうと思ったのです。100分de名著というNHK Eテレの番組のテキストです。講師の立木先生は、パリ第8大学で精神分析の博士号を取得され、京大人文科学研究所の教授。精神分析は「昨日までとは違う自分を手に入れるために行う」とおっしゃっていました。この番組でもっとも印象に残ったのは、あの有名な「エディプス・コンプレックス」よりも、今日、重要なフロイトが提案した概念は、「両性性」であるということでした。これは、いかなる個人も与えられた解剖学的性にしばられないセクシュアリティの自由を持つことをうたうものです。この視点に立てば、同性愛も、トランスジェンダーもいわば当たり前の存在であるということになります。これらを踏まえると120年間に書かれた「夢判断」の内容は、きわめて今日的な意義を持ってくると再認識する必要があります。 (★★★★★)

  • 諸富 祥彦: NHK「100分de名著」ブックス フランクル 夜と霧

    諸富 祥彦: NHK「100分de名著」ブックス フランクル 夜と霧
    フランクルのこの本は、改めて紹介するまでもないほど、有名な本です。私も学生時代、霜山徳爾先生の翻訳で読みましたが、ことばでは書き尽くせないほどの衝撃を受けたことを、いまでもよく覚えています。第二次世界大戦中にナチスの強制収容所に収監された経験をもとに、精神医学者・フランクルが、人生の目的を明確にし、その実現に向けて没頭する心理療法を紹介する本です。原題を直訳すると「それでも人生に然りと言う:ある心理学者、強制収容所を体験する」となります。実存心理学の名著であり、極限の環境におかれたとしても、何かが、あるいは、誰かがあなたを待っているということを主張しています。絶望して終わるのではなく、人生が何をわれわれに期待しているのかが問題であり、私たちはそれを学ぶことが重要だとしています。何度か読み直すことによって、人生への理解が深まる気がします。 (★★★★★)

  • 松田 忠徳, 増田 晋作: 枕草子の日本三名泉 榊原温泉

    松田 忠徳, 増田 晋作: 枕草子の日本三名泉 榊原温泉
    榊原温泉は、全国的に有名とはいえないかも知れませんが、名湯です。それは、枕草子に「湯は七栗の湯 有馬の湯 玉造の湯」にある、七栗の湯が榊原温泉と考えられるからです。最近、日本三名泉といえば、有馬温泉/兵庫県、草津温泉/群馬県、下呂温泉/岐阜県とされますが、枕草子に取り上げられたのはそれよりも古く、「元祖日本三名泉」といえます。榊原温泉の湯は、肌がきれいになる「美人の湯」というだけでなく、抗酸化作用もある健康の湯でもあります。この本は、日本一の温泉教授・松田先生と、地元を知り尽くした増田さんの共著で、「何もない」といわれていた榊原温泉の魅力を語り尽くしています。ちなみに、私にとっては家内の実家を知る上で格好のガイドブックです。 (★★★★)

  • 文藝春秋: 定年後に読む不滅の名著200選 (文春新書)

    文藝春秋: 定年後に読む不滅の名著200選 (文春新書)
    この本の帯には「これが定年後の知の道しるべ!」とありますが、私自身はさほど大上段に構えたつもりで読んではいません。どのような本が選ばれているかにももちろん興味はあったのですが、それらがどのように紹介されているかといった方面に興味があって読みました。本を紹介している方々はいろいろな分野で功なり、名を挙げた方ばかり。それらの方がどんな本を読み、どのように唱歌していらっしゃるかが知りたかったのです。ちょっと邪道な読み方ではありましたが、しっかりと楽しめました。 (★★★★)

  • 石田泰弘(編著): 街道今昔 佐屋路をゆく (東海の街道2) (爽BOOKS 東海の街道 2)

    石田泰弘(編著): 街道今昔 佐屋路をゆく (東海の街道2) (爽BOOKS 東海の街道 2)
    さほど本格的に取り組んでいるわけではありませんが、昔の街道を歩くのは好きです。この本のテーマである佐屋路(佐屋街道)も歩きたいと思って調べています。佐屋路は、東海道佐屋廻りとも呼ばれたように、東海道の迂回路でした。江戸時代に東海道宮宿と桑名宿の間を、陸路万場宿、佐屋宿の陸路を経て、佐屋から桑名宿への水路三里の渡しによって結んでいた街道です。実際に歩いて書かれたと考えられますが、旅人目線で書かれたウォーキングガイドです。津島街道、高須道も取り上げられています。部分的には歩いたところがありますが、佐屋路はいずれ、歩いてみたいと思い、計画中ですので、とても参考になりました。実際に歩かなくとも、歴史読み物としても楽しめます。 (★★★★★)

  • 柳瀬博一: カワセミ都市トーキョー 【電子限定カラー版】 (平凡社新書1049)

    柳瀬博一: カワセミ都市トーキョー 【電子限定カラー版】 (平凡社新書1049)
    東京都心にたくさんのカワセミが棲んでいるというのは、最近割とよく知られるようになっています。清流の鳥というイメージがあるかも知れませんが、東京の「野生」環境をうまく利用して繁殖もしています。そのカワセミが暮らす街は東京屈指の高級住宅街ばかりだそうです。すなわちカワセミも、人間も好む環境は同じというのです。カワセミが暮らす街は、人間にとってもよい街ということです。カワセミの存在に気付いたことから、「小流域源流」をキーワードに「新しい野生」と「古い野生」の繋がりを論じています。カワセミの生態も詳しく観察されていますので、私も今までよく知らなかったことが多々書かれていて、興味深く読みました。 (★★★★)

  • 内田 樹: コモンの再生 (文春文庫)

    内田 樹: コモンの再生 (文春文庫)
    私は、内田樹先生の評論が好きで割とよく読みます。「コモン(common)」とは、形容詞としては「共通の、共同の、公共の、ふつうの、ありふれた」という意味ですし、名詞としては「町や村の共有地、公有地、囲いのない草地や荒れ地」を意味します。昔は、ヨーロッパでも日本でも村落共同体はそういう「共有地」を持っていました。コモンを管理するには「みんなが、いつでも、いつまでも使えるように」という気配りが必要になるのですが、近代になって怒った「囲い込み」によって「コモンの私有化」が起こり、村落共同体が消え、集団的に維持されていた儀礼、祭祀、伝統芸能、生活文化が消えてしまったのです。著者は、このコモンを再生することが市民の原子化、砂粒化、血縁、地域共同体の瓦解、相互扶助システムの不在という索漠たる現状を何とかするために必要と考えています。ちなみに、マルクスとエンゲルスによるコミュニズムは、著者によれば「共同体主義」と訳した方がよく、彼らは「コモンの再生」が必要と提言したといいます。「共産主義」と訳されてしまったがため、なんだかよく分からないことになっているのです。「共有主義」あるいは「共同体主義」と意訳してくれていたら、もろもろが変わっていたかも知れないという話には、膝を打ちました。 (★★★★★)

  • 本田 秀夫: 知的障害と発達障害の子どもたち (SB新書)

    本田 秀夫: 知的障害と発達障害の子どもたち (SB新書)
    児童精神科医の本田先生の最新刊です。今回は知的障害が取り上げられています。これまでの本田先生の御著書では、発達障害が主に取り上げられてきたのですが、実は知的障害を持つ子どもたちも一定数存在していますし、発達障害と知的障害を合わせ持つ子どもたちもいます。その意味で、発達に困難のある子どもたちのことをきちんと理解して、適切な支援をする上では、両者を視野に入れることが重要です。著者は、知的障害の支援では、「早く」と「ゆっくり」がキーワードになると書いておられます。これは私もそうだと思います。可能な限り早期から支援を受けた方がよく、一方で、発達のスピードに合わせて「ゆっくり」としたペースで支援をすることが大切になります。発達障害の子どもたちにも「本児のペースに遭わせた支援が必要」とおっしゃる方がありますが、発達障害の子どもたちの理解/支援の上でのキーワードは「アンバランス」です。この本は、発達が気になるお子さんをお持ちの保護者の方、特別支援教育に携わる教員の方々にとって、基本的なテキストといえます。 (★★★★★)

  • BIRDER編集部: お手本でわかる!野鳥撮影術 (BIRDER SPECIAL)

    BIRDER編集部: お手本でわかる!野鳥撮影術 (BIRDER SPECIAL)
    バードウォッチングや野鳥撮影を趣味にしています。とはいえ珍鳥を追うのではなく、主に自宅近くを散歩しながら、いわば「定点観測」のように野鳥を見ています。自分の写真の撮り方を振り返ると、図鑑的に撮ることがほとんどです。なぜそうなのかを考えてみると、研究者の端くれであったことが関わっている気がします。つまり、写真を撮ることを、観察した記録やデータと見ているからではないかということに思い当たりました。野鳥撮影の「幅を広げたい」と思っていたら、この本が出版されました。ざっと目を通したところ、「色とりどりの花と鳥」「木の実レストラン」「やわらかい表情を追う」などさまざまなテーマで鳥とその周辺を撮る方法が載っています。これを参考に、自分の野鳥写真の世界を広げられたらいいなと思える本です。 (★★★★★)

  • 磯田 道史: 磯田道史と日本史を語ろう (文春新書)

    磯田 道史: 磯田道史と日本史を語ろう (文春新書)
    磯田道史さんが、さまざまな分野の達人と歴史についての論賛をしたのをまとめた本です。論纂とは、①人の徳行や業績などを論じたたえること、②史伝の終わりに著者が書き記した史実に対する論評のこと。異分野の専門家同士が議論をすることによって生まれるものは、別次元となり、大変興味深いものとなります。この本がその論より証拠。養老孟司さんとの論賛からは「脳化社会は江戸時代から始まった」という話が出て来ています。忠、孝、身分などは、シンボリズムであり、それらは見たり、触れたりできません。また、関東大震災に遭遇したことは、被害に対する鈍感さをもたらし、それが太平洋戦争につながったという指摘には、なるほどそういう面も確かにありそうだと思わされました。その他、歴史や人間について、実にさまざまな、新しい見方が示され、大変おもしろく読み終えました。 (★★★★★)

  • 保阪 正康: 近代日本の地下水脈 I 哲学なき軍事国家の悲劇 (文春新書 1440)

    保阪 正康: 近代日本の地下水脈 I 哲学なき軍事国家の悲劇 (文春新書 1440)
    本の帯に「『水脈史観』で日本の失敗を読み解く」とあります。「水脈史観」という概念には初めて接しましたが、「攘夷のエネルギーは、いまも日本社会の根底に流れている」という見方です。明治維新後、日本がとりえた国家像は、欧米型帝国主義国家、道義的帝国主義国家、自由民権国家、米国型連邦制国家、攘夷を貫く小日本国家の5つであったが、哲学なきまま欧米型帝国主義国家の道を突き進み、軍事中心の国家作りを推し進めたことが、戦前の日本の失敗の原因であったというのが著者の主張です。それは確かにそうだと思いますが、私には、ほんのサブタイトルにある「哲学なき国家」ということが、現代日本の様々な問題の背景にあるような気がしてなりません。 (★★★★)

  • 佐伯 泰英: 陰流苗木(かげりゅうなえき)~芋洗河岸(1)~ (光文社文庫)

    佐伯 泰英: 陰流苗木(かげりゅうなえき)~芋洗河岸(1)~ (光文社文庫)
    今回も特別に時代小説を取り上げます。この2つ前の本に佐伯泰英さんの「恋か隠居か 新・酔いどれ小籐次(二十六)」を取り上げ、これは佐伯さんの300冊目の「文庫書き下ろし小説」だと書きました。今回のこの本は、301冊目です。しかも、80歳を越えて、さらに新しいシリーズを始められたのです。美濃を食い詰めた浪人・小此木善治郎が、職なし、金なし、住むあてなしながら、剣の達人にしてとぼけた侍であるものの、なんとも頼りになる存在で、親切な住人や大家によって受け入れられた長屋の秘密と謎の渦に巻き込まれるという設定。これまたおもしろそうなシリーズです。毎月刊行で、全3巻の予定とか。第2巻が待ち遠しい内容です。 (★★★★★)

  • 養老孟司, 鵜飼哲夫: なるようになる。 僕はこんなふうに生きてきた(中央公論新社)

    養老孟司, 鵜飼哲夫: なるようになる。 僕はこんなふうに生きてきた(中央公論新社)
    養老先生の新刊が出たというので早速入手し、ほぼ一気に読み終えました。「はじめての自伝!」といううたい文句で、帯には「虫と猫と、バカの壁。考え続けた86年」ともあります。養老先生は、かなりしつこい性格でいらっしゃるようで、疑問に思ったことは「まぁいいか」などと思わず、考え続けてこられたそうです。その結果が、これまでのユニークな著作に結実しています。それはさておき、考え続けた結果、「なるようになる。」というのが、養老先生の現時点での結論だそうです。「なるようにしかならない」ではなく、「なるようになる。」のです。物事は、はっきりとした目的意識があって進むのではないので、「なるようになる。」なのです。忘れてしまったような些事がその後の人生を動かしてきたかもしれないともあります。なるほどと、この本を読み、養老先生の来し方をいささか知ると、納得できます。というか、納得した気になっているだけかも知れませんが…… (★★★★★)

  • 佐伯 泰英: 恋か隠居か 新・酔いどれ小籐次(二十六) (文春文庫)

    佐伯 泰英: 恋か隠居か 新・酔いどれ小籐次(二十六) (文春文庫)
    佐伯泰英さんは、この本で「文庫書き下ろし小説」というジャンルで300冊刊行を達成されました。佐伯さんの時代小説はすべて読んでいます。まさにストーリー・テラーといえる作家で、実に読み応えのある時代小説をたくさん書いておられます。このシリーズは、いったん完結となったかと思ったのですが、この「恋か隠居か」で復活しました(と理解しています)。隠居を考える小籐次ですが、小籐次親子に挑戦状が届くところから始まる物語。今回も楽しめました。 (★★★★★)

  • 安藤優一郎: 15の街道からよむ日本史 (日経ビジネス人文庫)

    安藤優一郎: 15の街道からよむ日本史 (日経ビジネス人文庫)
    街道歩きを少ししています。三重県内では、東海道のほとんど、伊勢参宮街道、美濃街道・養老街道などを歩きました。もっとあちこちの街道を歩きたいと思っていますが、そのときにこの本が出版されましたので、早速入手して読みました。芭蕉の奥州街道、伊勢参宮街道のお伊勢参り、武士の旅日記などの章をとくに興味深く読みました。主要な街道を取り上げることで読みやすい歴史物語となっています。 (★★★★)

  • 大芦治: 心理学をつくった実験30 (ちくま新書)

    大芦治: 心理学をつくった実験30 (ちくま新書)
    「誰もが一度は耳にしたことがある有名実験の背景・内容・影響を紹介、新たな心理学像を呈示する」と帯にあります。心理学全般に関心を持つ社会人を読者に想定しているといいますが、私には心理学史のテキストとして、あるいは、入門段階の心理学を学んだ方がさらに学習を深める際に読む本としてもよいかも知れません。 私自身も、心理学の教科書を執筆したことが何度かありますが、そこに引用する理論や実験については、いわゆる「孫引き」をしてしまったこともよくありました。この本の著者は、可能な限り原典にあたって執筆していらっしゃり、その意味では参考になったところが多々あります。 ところで、著者は心理学の未来にあまり明るい展望を持てないようです。臨床心理士、公認心理師の資格が人気を集め、心理学部などもたくさん設けられました。私自身の勝手な個人的意見を書けば、資格ができると、レベルは下がると思っています。根拠はありません。個人的な印象によるものです。私は実験心理学でトレーニングを受け、臨床心理の分野に進みました。心理学の基本は実験心理学と個人差測定心理学にあると思っています。学部段階からいきなり臨床心理学プロパーに進むのは、相当よろしくないと思います。臨床実践にあたってはその基礎となる確かな、科学的な学問(知見、理論なども含む)が必要です。また、仮説演繹法などのものの見方もきちんと身に付ける必要があります。これらは実験心理学と個人差測定心理学から養われると思っています。 この本は、基礎的知識がない方がいきなり読むのは難しいでしょうが、科学的心理学を学びたいと思う方にはよい参考書となります。 (★★★★)

  • 磯田 道史: 家康の誤算 「神君の仕組み」の創造と崩壊 (PHP新書)

    磯田 道史: 家康の誤算 「神君の仕組み」の創造と崩壊 (PHP新書)
    磯田先生の書く本はどれもとても面白く読めます。といっても、私が読むのは研究書ではなく、新書だからなのかも知れません。この本は、家康がなぜ幕藩体制を創ることができたのか、江戸時代、誰が神君の仕組みを崩わしたのか、幕末、かくして神君の仕組みは崩壊した、神君の仕組みを破壊した人々が創った近代日本とは、家康から考える日本人というものという5つの章からなっています。家康は天下を取ったあとこの国を支配するのに巧妙な仕掛けをつくり、平和な時代が続いたのですが、誤算が生じて、徳川政権が変質し、崩壊に至ったと著者は考え、そのプロセスを俯瞰しています。いろいろな時点で「神君の仕組み」を骨抜きにする人物や政策が表れたといいます。組織が弱体化する姿を見ておくと、自分たちの劣化を防ぐ力が養われると磯田先生は述べています。徳川時代が現在にあたえている影響も多く、その分析も興味深く読めます。 (★★★★★)

  • 多井 学: 大学教授こそこそ日記

    多井 学: 大学教授こそこそ日記
    文庫本を買いに本屋に行ったら、平積みしてあるのを見つけて思わず買ってしまいました。私もその昔、ご同業だったことがあったからです。帯に「いくらでも手抜きのできる仕事」とありますが、私の経験でもそういう人もそれなりにいました。ちなみに私自身は、こき使われたと思っています。さらに「現役教授が打ち明けるちっとも優雅じゃない生活」とも書かれていますが、これはまさに私の体験と同じ。本に書かれていることがらも、ことごとく納得できます。私は、「そうそう!」といいながら読み終えました。大学教授で儲けている人はごく一部などなど。まぁ大学教授の仕事や生活に興味をお持ちの方は、さほど多くはいらっしゃらないとは思いますが、お暇な方にはどうぞ。 (★★★★)

  • 宮口 幸治: 境界知能の子どもたち 「IQ70以上85未満」の生きづらさ (SB新書)

    宮口 幸治: 境界知能の子どもたち 「IQ70以上85未満」の生きづらさ (SB新書)
    「境界知能」という言葉は、専門家はよく知っていると思いますが、一般のご父兄や、小中学校の先生方にはあまりなじみがないかも知れません。IQという指標でいえば、多くの場合70以上85未満の子どもたちがこれに該当する可能性があります。一見したところでは普通の子どもたちと変わりはなく、なかなか気づかれません。しかし、理論的には約14%の子どもたちが含まれますから、本の帯にあるように「日本人の7人に1人」となります。平均と知的障害のはざまにあり、気づかれにくいものの、授業について行けなかったり、友だちと上手くつきあえなかったり、感情のコントロールが苦手であったりして、当事者の子どもたちは苦戦し、辛い思いをしています。発達障害はよく知られるようになりましたが、境界知能の子どもたちにもしっかり目を向け、必要な支援を提供することは喫緊の課題といえます。この本では、境界知能とはどのような状態なのか、教科学習の前に認知機能を向上することの重要性、子どもの可能性をいかに伸ばしたら良いかについて具体的に、分かりやすく解説されています。 (★★★★)

  • 関裕二: スサノヲの正体(新潮新書)

    関裕二: スサノヲの正体(新潮新書)
    タイトルに惹かれて手に入れたものの、序章の記述が私にとっては退屈でしばらく放っておいたり、読み直そうと思ってくじけたりしていました。しかし、そこを乗り越えるとこの本はとても面白くなり、ほとんど一気読みしました。スサノヲ(素戔嗚尊)の正体を探るプロセスでアマテラス(天照大神)の謎も明らかにされて行き、それもとても興味深いものがあるのです。アマテラスは皇祖神とされますが、実在の初代王と言われる崇神天皇はアマテラスを伊勢に追いやっています。また、伊勢神宮を整備した持統天皇だけは伊勢に参ったものの、それ以降明治になるまで、1,000年以上も歴代天皇は伊勢神宮を訪れていません。明治天皇が東京に遷御したあと武蔵国の鎮守勅祭の社に定めたのは、スサノヲの祀られる氷川神社(現さいたま市)です。明治天皇は氷川神社を訪れた翌年に、伊勢神宮を訪れています。そもそも伊勢にいる神はアマテラスなのかという疑問にも立ち向かっている、古代史や神に関心がある方にはお勧め。 (★★★★★)

  • 安藤 優一郎: 大名屋敷「謎」の生活 (PHP文庫)

    安藤 優一郎: 大名屋敷「謎」の生活 (PHP文庫)
    時代小説をよく読みます。捕物帖、市井の人たちの生活、侍の物語、大名の話などいろいろとあります。庶民の生活については、これまでもいろいろな本でかなり知っていますが、大名の生活については分からないところの方が多いと思っていました。タイトルに惹かれて買ったのですが、大名やその家族の生活が詳しく書かれているのではなく、勤番侍の生活、大名屋敷の庭園、御用達商人や豪農、幕末の動乱と大名屋敷などの話が中心でした。それはそれで知らなかったことが多々あり、興味深く読みました。 (★★★)

  • 服部環ほか: 指導と評価2023年10月号(図書文化社)
    「指導と評価」は、日本教育評価研究会の機関誌であるとともに、日本で数少ない教育評価に関する月刊誌です。この号では、教育・心理検査の意義と活用という特集が組まれています。「教育・心理検査の意義」に始まり、WISC-Ⅴ、KABC-Ⅱなどの個別検査の使い方、解釈の仕方、指導への活かし方がそれぞれの専門の先生によってわかりやすく解説されています。特別支援教育の現場でも、きちんとした心理アセスメント所見に基づいた支援を展開することが望ましいのですが、現場の先生方には敷居が高いようです。ご関心がおありの方には、どのように使えるか、どのように考えたらよいかについて基本的なことがらを理解するのに適しています。出版社のWebサイトからバックナンバーとして購入できます。 (★★★★)
  • 石田 光史, 樋口 広芳(ナツメ社): ぱっと見わけ観察を楽しむ 野鳥図鑑

    石田 光史, 樋口 広芳(ナツメ社): ぱっと見わけ観察を楽しむ 野鳥図鑑
    野鳥図鑑はすでに何冊も持っていますが、この野鳥図鑑は、2015年の刊行で、なぜ今までこの存在に気づかなかったと反省するほど便利そうなもの。掲載されているのは324種ですが、それぞれの特徴や、見わけのポイントがパッとわかるようになっています。その鳥の生活型や生息地、食性や羽色、形態などのほか、雌雄、夏羽冬羽、幼鳥などで特徴が異なる場合は、それらについても説明されています。観察したい行動から、おもしろい生態、探し方までもが載っていますし、鳥の鳴き声が聴けるQRコードも付いています。私自身、野鳥の特定がけっこうアヤシいので、しっかり活用しましょう。 (★★★★★)

  • 千枝大志(風媒社): 街道今昔 三重の街道をゆく (爽BOOKS)

    千枝大志(風媒社): 街道今昔 三重の街道をゆく (爽BOOKS)
    「東海の街道」シリーズの第4巻です。「街道歩きのお供に最適の1冊」といううたい文句。内容は、三重の主な街道、近世三重の城郭図・城下図を読み解く、お伊勢参り小咄、伊勢をめぐる〈参詣〉をデジタル化するの4章構成で、まさに三重の街道歩きの参考書としてよいと思います。私自身も県内の東海道、伊勢街道、美濃街道、濃州街道はほとんど歩き、ほかの街道も部分的に歩いていますし、城もここに載っているところはかなり訪ねています。デジタル化も、ブログに写真・記事を載せていますから、出来不出来はともかく、私も取り組んでいます。県内の街道はさらに歩こうと思っていますし、デジタル化にももっと取り組みたいと考えていますので、十分活用できるでしょう。 (★★★★★)

  • 唐沢孝一: 都会の鳥の生態学 カラス、ツバメ、スズメ、水鳥、猛禽の栄枯盛衰 (中公新書)

    唐沢孝一: 都会の鳥の生態学 カラス、ツバメ、スズメ、水鳥、猛禽の栄枯盛衰 (中公新書)
    都市にもたくさんの野鳥がいることを知る人は少ないかも知れません。私がいつも散歩している地方都市の公園では、これまで10年あまりで70種類近くの野鳥を観察しています。都会は自然の少ない人工的な環境にあふれていますが、野鳥たちはもともとの生態を活かしつつこれらにしたたかに適応してい生きています。この本では、カラス、ツバメ、スズメ、水鳥、猛禽を取り上げ、その都会における生態や、活動の変化、人間と鳥との関係とその変化などについて多くの実例や、調査結果をもとに、豊富な写真を使って楽しく読めるようにまとめられています。 (★★★★★)

  • 堤未果: 堤未果のショック・ドクトリン 政府のやりたい放題から身を守る方法 (幻冬舎新書)

    堤未果: 堤未果のショック・ドクトリン 政府のやりたい放題から身を守る方法 (幻冬舎新書)
    「ショックドクトリン」とは、テロや大災害など、恐怖でこくみんが思考停止している最中に、為政者や巨大資本がどさくさ紛れに過激な政策を推し進める悪魔の手法のことです。アメリカでの3.11以来、日本でも大地震やコロナ禍の裏で知らない間に個人情報や資産が奪われようとしているというのがこの本のテーマ。パンデミックで製薬企業は空前の利益を得、マイナンバーカード普及の先には政府のよからぬ思惑があるなどよくよく注意し、自分の生命・財産を守らないといけないというのが著者の主張。「今だけ、自分だけ、お金だけ」という強欲資本主義に負けないようにするには、ちょっとした違和感を大事にし、お金の流れがその裏にないか、また、それで大もうけして回転ドアをくぐって逃げる輩がいないかをチェックすることです。また、政府が何か、大急ぎで導入しようとしたり、既存の制度を急拡大しようとするときは、要注意だそうです。 (★★★★)

  •  奥山景布子: 葵の残葉 (文春文庫)

    奥山景布子: 葵の残葉 (文春文庫)
    いわゆる「高須四兄弟」である徳川慶勝、松平容保、松平定敬、徳川茂栄は、幕末維新の激動期に、結局のところ官軍と幕府とに分かれて戦う運命になったのですが、この四兄弟を取り上げて埋もれた歴史を活写した小説。私自身は、桑名藩主であった松平定敬が取り上げられているので興味を持って手に取った次第。幕末維新は、次々に色々な出来事が起きて、さまざまな人たちの思惑も複雑に入り組んでいるので、小説にするのは難しいと思っていたのですが、隠れた主人公ともいえる高須四兄弟の視点からとても躍動感のある読み物になっています。また、この時期の歴史をより一層深く理解できたという感想も持っています。 (★★★★)