午後から、アリバイ散歩で蟠龍櫓へ
朝から弱い雨が続いていましたが、14時頃にはいったん上がりましたので、14時半から散歩へ。住吉神社、九華公園、京町、寺町と3.7㎞。娘が同行。さすがに歩いている人はほとんどありませんし、見た鳥はスズメとムクドリ。鳴き声を聞いたのは、キジバトのみ。
娘が蟠龍櫓に入ったことがないということでしたので、立ち寄ってきました。左の写真は、昨日の撮影。川口にある七里の渡に面して建てられていた蟠龍櫓は、東海道を行き交う人々が必ず目にする桑名のシンボルでした。歌川広重の有名な浮世絵「東海道五十三次 桑名」でも、海上の名城と謳われた桑名を表すためにこの櫓を象徴的に描いています。現在の建物は、平成15(2003)年に水門の管理棟として建てられ、当時の外観が再現されています。2階は展示室として、公開されています。
左の写真は展示室にある「蟠龍」のレプリカ。「蟠龍(ばんりゅう)」とは、天に昇る前のうずくまった状態の龍のことです。この「蟠龍」をかたどった瓦が置かれたことから蟠龍櫓と呼ばれ、七里の渡しに入ってくる船の監視などの役割を果たしていました。2枚目の写真の中央に見えています。
午前中は雨でしたから、「雨読の半日」でしたが、本を読むにも体力がいりますし、目が疲れてきます。困ったもの。明日から7月。早いもので、今年も、早くも残り半年(笑)。明日の午後は、市民大学郷土史学科の3回目の講座。水曜は、江戸橋での非常勤の授業。13回目。レポートの返却日です。学生たち、まずは点数が気になるでしょうが、かなりの学生のレポートには赤字でコメントや添削が入っています。卒倒する学生がいないことを願っています。
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