光徳寺のヒカンザクラ…ふれあい教室にも早咲きの桜がほぼ満開
夕方からは雨という予報です。朝からずっと曇り。9.6℃と気温も上がらず、肌寒い日です。いつも通りに7時半から散歩へ。住吉神社、九華公園、貝塚公園から柳原、新屋敷、萱町を通って新町にある光徳寺へ。帰りは、旧東海道を歩いて、鍛治町、吉津屋町、京町、寺町と6.7㎞。
住吉入江にはヒドリガモが3ペア(左の写真)。オオバンも2羽いました。揖斐川には赤須賀漁港の漁船が出ていて、水鳥は見えません。アオサギが1羽、上空を通過。七里の渡し跡には、ヒドリガモが3ペア、上陸してお休み。オオバンが3羽。
三之丸公園でツグミ。ほかにはムクドリ。三の丸水門には、ハクセキレイが1羽、やって来ました。柿安コミュニティパークの堀には、コガモのメスが2羽、オオバンが2羽。
九華公園の北門でツグミ。奥平屋敷跡では、ハクセキレイ。ほかにツグミ、シメ、カワラヒワも来たのですが、遠くて、曇天で証拠写真以下でした。
朝日丸跡でカワラヒワ。カワラヒワは、皆、ペアで行動しています。グラウンドにハクセキレイが1羽。今日は、あまり鳥がいません。
ユリカモメは、14羽(左の写真)。今日もまた二の丸橋の欄干や、二の丸堀にいます。カモは、キンクロハジロがやはり多くて、63羽。ハシビロガモは16羽。ヒドリガモは1ペアと、他にオスが1羽。ホシハジロも1ペアと、別にオス1羽(右の写真)。公園西側の堀には、コガモのペアが1組来ていました。
吉之丸堀にかかる端の橋脚には、ずっとハシビロガモのオスがいます。昨年、翼を傷めて帰れなかった個体のように思えます。翼が治ったとは思えませんので、今年も居残りかも知れません。貝塚公園ではヒヨドリ、ハシボソガラスくらいしかいません。
新町にある鎮照山凝念院光徳寺。浄土宗のお寺。鎌倉時代に、恵心僧都が泡洲崎念仏道場として創建。明治7(1874)年に日進小学校の前身である進善学校が開始されたところ。先日、旧知の歴史案内人のKさんから、ここにヒカンザクラ(本来は、カンヒザクラが正しいようです)があって、寺町の河津桜が植えられる前は、桑名で最も早く咲く桜だったという話を伺ったので、一度見てみようと思ったのです。
本堂の南東にあるのが、そのヒカンザクラだと思います。まだ咲き始めたばかりという印象。
曇天でしたが、薄日が差しており、どのアングルから撮るとよいかちょっと迷いました。レタッチソフトで明るさなどを修正しています。花はまだまだでしたから、もう少ししたらもう一度見に行った方がよいかも知れません。
ちなみに、光徳寺には、萬古焼の創始者である沼波弄山(ぬなみろうざん)の墓もあります。桑名の豪商ですが、別宅のあった小向(現在の朝日町小向)に窯を築き、作陶を始めています。
もう一つ余談。光徳寺のとなりには、泡洲崎八幡社があります。この付近、旧泡洲崎の鎮守。桑名は、江戸時代以前、町屋川の流れによって、自凝洲崎(おのころすざき)、加良洲崎(からすざき)、泡洲崎(あわすざき)の3つの洲に分かれていました。その泡洲崎の鎮守でした。慶長の町割の時、現在の一色町からここに遷ってきました。
光徳寺、泡洲崎八幡社は旧東海道に面していますので、帰りは短い距離でしたが、旧東海道を歩いてきました。鍛治町にある桑名市教育支援センター(ふれあい教室)の敷地にも早咲きの桜がほぼ満開になっていました。さて、この桜は何? 見た感じでは、河津桜に似ているのですが、植物には弱いので、確信はありません。
今日もまたしつこく寺町の河津桜へ。ほぼ満開。週末、寒くなるそうですが、見頃と思います。
メジロはいたものの、数が少なく、おまけによく動きましたので、今日も「河津桜にメジロ」はイマイチ。雨は明日の朝には上がるという予報ですから、また明日、リベンジのつもり。
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