20231103近鉄ハイキング“名古屋鉄道合同企画 「佐藤醸造」と「山田酒造」尾張の醸造文化に触れる”(概要編)
桑名では夏日にはなりませんでしたが、その寸前の24.9℃。予定通り、近鉄ハイキング“名古屋鉄道合同企画 「佐藤醸造」と「山田酒造」尾張の醸造文化に触れる”に行ってきました。あま市と蟹江町を歩いてきたのですが、愛西市にあるアメダスでは最高気温は25.2℃でした。歩き始めてすぐに「ウィンドブレーカーはいらないな」と思ったくらい。半袖で歩いている若い方もたくさんありました。今日も同級生K氏と二人旅。今回は概要編です。冒頭の写真は、今年7月1日にデビューした特急南紀の新型車両であるHC85系。桑名駅で見ました。
近鉄ハイキングですが、桑名からスタート地点の名鉄津島線木田駅に行くには、JRで弥富まで行き、名鉄に乗り換えます。JR桑名駅発8時38分の名古屋行き普通に乗車。弥富には8時45分着。¥200。名古屋行きのJR電車は2番線につきますが、向かい側の3番線が名鉄弥富駅。8時49分発の豊明行き普通に乗り換え。名鉄津島線木田駅には9時10分に到着。¥410。名鉄に乗るのも久しぶりですし、弥富から津島線に乗ったのはたぶん20年ぶり以上。
こちらが今日歩いたルートマップ。マップ上、約11㎞。名鉄木田駅をスタートし、あま市七宝焼 アートヴィレッジ、佐藤醸造(あまの蔵・海部のくちどけ)、七宝焼原産地道標、蟹江町観光交流センター「祭人」、龍照院、山田酒造、お漬物若菜とめぐって、近鉄名古屋線蟹江駅がゴール。
最初の立ち寄り先であるあま市七宝焼きアートヴィレッジ。「尾張七宝」として伝統的工芸品の指定を受け、人々に親しまれてきた「七宝焼」について、見て・触れて・学んで・体験することができる総合施設です。七宝焼き、実は少しだけやったことがあります。最初の勤務先である某国立療養所で、作業療法のような形で患者さんとブローチのようなものを作ったことがある程度で、本格的に取り組んだわけではありません。
あま市遠島にある八幡神社。創建は不詳。ご祭神は品陀和気尊。天正12(1584)年の蟹江合戦の際に、この地を訪れた滝川一益が、戦勝祈願のために名剣を奉納したと伝えられています。立ち寄り先ではありませんが、寺社仏閣を見つけたら、立ち寄ることにしているのです。表参道から鳥居をくぐったところには、蕃塀がありました。三重県北勢地方では見たことがありません。伊勢神宮、熱田神宮のほか、愛知県尾張地方でよく見る気がします。
今日の近鉄ハイキングは、事前にはコースが分かりませんので、何も調べて行かなかったのですが、このあと訪ねた七宝焼原産地道標の説明板の記述によれば、この八幡神社に「七宝焼起源碑」がありました。神社の東側にです。明治20(1887)年、当時の遠島村をはじめ近隣の村々の七宝製造業者の団結の証として建立されています。また、この神社にはラカンマキ(羅漢槙)の大木があります。樹齢300年以上を経ており、昭和30(1955)年に県の天然記念物に指定されています。
八幡神社のあたりからは、名駅前の高層ビル群がよく見えました。このあたり、土地勘はほとんどありません。東名阪をクルマで走るか、JR関西線、近鉄名古屋線を電車で通るくらいですから。ルートマップを描いて改めて見ると、なるほど割と近いと思い当たったくらいです。
次の立ち寄り先は、佐藤醸造。創業明治7(1874)年の七宝味噌・醤油の蔵元。豚汁を振る舞っていただけました。
今日は、木田駅から近鉄蟹江駅に向かって、ほぼ南下していきます。佐藤醸造の南で七宝焼原産地道標。七宝小学校のすぐ北にあります。尾張七宝は、誕生の直後から海外向けの販売を主にしていたこともあり、明治15(1882)年頃から外国人が遠島およびその周辺の窯元を訪れ、作品を鑑賞、購入する姿が見られたため、同28(1895)年に建立されたこの碑には、当時としては珍しく上部に“Shippoyaki Toshima”のローマ字が刻まれています。窯元に通う外国人のために刻まれた文字ですが、当時の尾張七宝の隆盛を今に伝え残す貴重な石碑です。
続いてはおなじみ、蟹江町観光交流センター「祭人」。もう何度来たか分からないくらい。今日は、スイーツフェアをしていたのですが、ここに来るまでにある公園で休憩し、甘い物を食べてしまいましたので、何も買わず、何も食べず。
祭人から蟹江川を東に渡ったところに蟹江山常楽寺龍照院。私はここもすでに何度も訪ねていますが、今日は、近鉄・名鉄ハイキング開催にあたって、国指定重要文化財である「十一面観世音菩薩立像」が特別にご開帳されていました。普段であれば60年に一度しかご開帳はありません。
もちろん撮影は許されていませんので、外での様子のみ撮影。ある程度の人数がまとまったら、順番に拝観が許されていました。高さ173cm、桧材、一木造(いちぼくづくり)、漆箔(しっぱく)。昭和8(1933)年の修理の際、胎内空洞の背面に「常楽寺造立新仏十一面観世音 藤原末信 寿永元年壬寅六月十八日」の墨書銘が見つかっています。寿永元年は1182年。愛知県下在銘の仏像中では古いものの一つです。前のパラグラフのリンク先で画像が見られます。
そして、今日のメインイベントは、山田酒造。酔泉、最愛の醸造元として有名。すでに何度となく訪ねていますが、弥富、蟹江あたりの酒蔵の中では、もっとも気に入っているところです。無料試飲があり、何度でも可ということでしたが、さすがに右の写真にあるように小ぶりの紙コップに5mm程度ずつ。お金を払うと、純米大吟醸の酔泉や、最愛スパークリングが80ccいただけましたが、それは¥200、¥300でした。
酔泉の一合瓶を買ってキッチンカースペースでK氏と楽しんで来ました。呑もうと思えばもっと呑めましたが、このあと、ゴールの近鉄蟹江駅までさらに2km以上歩かねばなりませんでしたので、これくらいが適量。出店していたお店の方々は皆さん、フレンドリーで親切でした。結局、これが昼食代わり(苦笑)。
ゴールの近鉄蟹江駅には、13時5分頃に到着。今日のコースマップには個別番号が割り振られていて、ゴールで抽選会がありました。山田酒造の最愛スパークリングが当たるということだったのですが、残念ながら2番違いではずれ。私のマップの番号は、#655でしたが、当選番号は、下二桁が13、57、79でした。K氏は#654でやはり当たらず。
蟹江駅を13時10分に出る宇治山田行き急行で帰宅。桑名駅には13時21分に到着、¥360。
今日の土産は、こちら。試飲した中でもっとも好みのものを購入してきました。「最愛」の純米生酒。720mlで¥1,600。
今日のGoogle Fitのデータ。歩いた距離は、16.04㎞。歩数は、24,231になっています。たぶん、近鉄ハイキング・JRさわやかウォーキングを通じて、最長の距離を歩いたくらいと思います。これで3週連続で、週末ウォーキングに行っています。本編を書くか、補遺編にするかはまたよく考えて、それは明日以降に。
« 今日はモズ・デー | トップページ | 長良川河口堰にキンクロハジロ登場 »
「旅行・地域」カテゴリの記事
- 実家でも散歩……ヒマラヤザクラが咲いていました(2025.12.07)
- 藤原岳は、冠雪(2025.12.05)
- 商店街は「歳末大売り出し」で大賑わい……野鳥はあまりいません(2025.12.03)
- 20251127ご近所イチョウ巡りツアー(2025.11.28)
- 寺町商店街で昔の金物屋さんを覗いてきました(2025.11.24)
「散歩」カテゴリの記事
- 九華公園でジョウビタキのオス2羽(2025.12.13)
- 風が強くて、野鳥はいません(2025.12.12)
- 九華公園でシメ(2025.12.11)
- ハジロカイツブリがカイツブリにちょっかいを出す(2025.12.10)
- 散歩コースでは久しぶりにイソヒヨドリのオスに出会いました(2025.12.09)
「神社」カテゴリの記事
- 7年前に訪ねた神社のことが分かりました……阿下喜のイチガミ神社(2025.11.03)
- 20251101近鉄ハイキング「【三岐鉄道合同企画】コスモス畑と地元まごころ農産物」へ(補遺編)(2025.11.03)
- 20251101近鉄ハイキング「【三岐鉄道合同企画】コスモス畑と地元まごころ農産物」へ(一回完結)(2025.11.01)
- 20251013JRさわやかウォーキング「桑名を満喫!! 東海道お手軽ウォーキング」へ(一回完結)(2025.10.13)
- 20250923勝手にハイキング「巡礼道を行く」(その4)……千王神社、専称寺から伊勢街道との追分に到着し「完」(2025.09.27)
「寺院」カテゴリの記事
- 20251206「津・円光寺の紅葉を見る」(2025.12.06)
- 柿の木レストランにメジロたち(2025.11.17)
- 20251101近鉄ハイキング「【三岐鉄道合同企画】コスモス畑と地元まごころ農産物」へ(補遺編)(2025.11.03)
- 20251101近鉄ハイキング「【三岐鉄道合同企画】コスモス畑と地元まごころ農産物」へ(一回完結)(2025.11.01)
- 20251013JRさわやかウォーキング「桑名を満喫!! 東海道お手軽ウォーキング」へ(一回完結)(2025.10.13)
「歴史散歩」カテゴリの記事
- 7年前に訪ねた神社のことが分かりました……阿下喜のイチガミ神社(2025.11.03)
- 20251101近鉄ハイキング「【三岐鉄道合同企画】コスモス畑と地元まごころ農産物」へ(補遺編)(2025.11.03)
- 20251101近鉄ハイキング「【三岐鉄道合同企画】コスモス畑と地元まごころ農産物」へ(一回完結)(2025.11.01)
- 20251012JRさわやかウォーキング「子供から大人まで楽しめる関ヶ原の歴史と自然を満喫しよう」へ(その2)……フジバカマの花畑でアサギマダラを見て、関ケ原ウォーランド、笹尾山ステージで鉄砲隊演武、関ヶ原合戦決戦地を経て、岐阜関ケ原古戦場記念館にて「完」(2025.10.15)
- 20251012JRさわやかウォーキング「子供から大人まで楽しめる関ヶ原の歴史と自然を満喫しよう」へ(その1)……東首塚、陣場野公園から関ヶ原合戦開戦地へ(2025.10.14)
「近鉄ハイキング」カテゴリの記事
- 20251101近鉄ハイキング「【三岐鉄道合同企画】コスモス畑と地元まごころ農産物」へ(補遺編)(2025.11.03)
- 20251101近鉄ハイキング「【三岐鉄道合同企画】コスモス畑と地元まごころ農産物」へ(一回完結)(2025.11.01)
- 20250508近鉄あみま倶楽部ハイキング「津・一身田寺内町コース」へ(一回完結)(2025.05.08)
- 20250426近鉄ハイキング「【JR東海合同企画】海山道神社から東海道へいつもと違うコースを歩く」へ(一回完結)(2025.04.26)
- ハイキング/ウォーキング200回の記録(2025.04.22)
「酒蔵」カテゴリの記事
- 20250223近鉄ハイキング「酒蔵みてある記 神楽酒造『神楽』」へ(一回完結)(2025.02.23)
- 20250209近鉄ハイキング「酒蔵みてある記 早川酒造部『天一』」へ(一回完結)(2025.02.09)
- 20250105近鉄ハイキング酒蔵みてある記 伊藤酒造「鈿女」へ(一回完結)(2025.01.05)
- 20240825寺町クラフトビールフェア(2024.08.25)
- 20240427近鉄ハイキング「(【三岐鉄道合同企画】白梅の丘をこえて桑名『ほしの湯』でととのう」へ(一回完結)(2024.04.27)
「名所旧跡」カテゴリの記事
- 20251206「津・円光寺の紅葉を見る」(2025.12.06)
- 20251122諸戸氏庭園の紅葉(2025.11.23)
- 20251101近鉄ハイキング「【三岐鉄道合同企画】コスモス畑と地元まごころ農産物」へ(補遺編)(2025.11.03)
- 20251101近鉄ハイキング「【三岐鉄道合同企画】コスモス畑と地元まごころ農産物」へ(一回完結)(2025.11.01)
- 20251012JRさわやかウォーキング「子供から大人まで楽しめる関ヶ原の歴史と自然を満喫しよう」へ(その2)……フジバカマの花畑でアサギマダラを見て、関ケ原ウォーランド、笹尾山ステージで鉄砲隊演武、関ヶ原合戦決戦地を経て、岐阜関ケ原古戦場記念館にて「完」(2025.10.15)











![デジタルカメラマガジン編集部: デジタルカメラマガジン 2025年5月号[雑誌]](https://m.media-amazon.com/images/I/51ZaHrxY7gL._SL75_.jpg)
![日本放送協会,NHK出版: NHK 3か月でマスターする 江戸時代 2025年 1月~3月 [雑誌] (NHKテキスト)](https://m.media-amazon.com/images/I/51JJg6-9D4L._SL75_.jpg)
























ひらいさん、おはようございます。
昨日は結構暑くて、しかもかなりの距離を歩き、大変でした。
近鉄ハイキングでは、年に1回くらい名鉄との合同企画があります。
合同企画のためもあってか、多数の参加者がありました。
私もあま市などは、初めて行ったところでした。
弥富からの名鉄は、20数年以上前、息子が小さかった頃実家に帰省するとき「名鉄で行ってみよう」といって乗って以来です。
長距離を歩いて疲れましたが、しっかり楽しめました。
投稿: mamekichi | 2023年11月 4日 (土) 03時23分
mamekichiさん、こんばんは!
ハイキングお疲れ様でした、結構暑い日で大変だったのではないでしょうか、自分も散歩から帰って、久しぶりに扇風機を使いました。
近鉄ハイキングで名鉄との合同企画も有るんですね、このコースは完全未知の世界、あま市は通過するだけで目的を持って行った事はないですね。弥富から名鉄に乗車する用事も無いですが、豊橋辺りまで乗り鉄を楽しむのも面白そうです。
食べ物もお酒も楽しめたようで良かったですね、お疲れ様でした。
投稿: ひらい | 2023年11月 3日 (金) 20時00分