ご近所イチョウ巡りツアー
天気予報より気温が上がって、最高気温は15.0℃。しかし、北風が強くて、寒くなっています。今朝は家事を済ませ、8時15分から散歩へ。住吉神社、九華公園、貝塚公園から円通寺、顕本寺、法盛寺、外堀、吉津屋町、京町、寺町と7.4㎞も「大散歩」(笑)。お寺巡りをしてきたのは、大イチョウ巡りをしてきたからなのです。
まずその大イチョウ巡りの結果から。まずは、法城山円通寺の大イチョウ。真宗本願寺派のお寺。元亀3(1572)年、江場城主の子・佐藤秀道が出家して教円と名乗り、開基したと伝わります。ここの大イチョウは、このところ、毎年見に行っています(2022年11月17日:九華公園に冬の使者・ユリカモメ登場……円通寺の大イチョウの黄葉はまだ早かった(苦笑))。高さは30m、幹囲は5.7m、樹齢は400年以上だといいます(8年前に訪ねたとき、お寺の方に400年以上と伺いました)。六華苑の長屋門のところにも大きなイチョウがありますが、円通寺の方が大きいと思います。去年は、早すぎたのですが、今年もまだ緑色のところが残っていました。大きさを表現するのは、難しいです。
今年もパワーをもらってきました。右の写真は、わが家のベランダから600mの望遠で撮ったもの。中央に写っているのが、この円通寺の大イチョウ。
続いて、自栄山顕本寺のイチョウ。日蓮宗のお寺。檀家には桑名藩士が多く、関連する墓が多数現存します。中でも、吉村又右衛門宣充の墓と、水谷九左衛門光勝の墓は桑名市指定文化財に指定されています。また、服部半蔵の墓もあります。ここのイチョウも大きかったのですが、高さは円通寺の方がはるかに高いものでした。
般若山法盛寺。桑名坊舎柳堂と号し、浄土真宗本願寺派のお寺。東御坊の本統寺に対し、西御坊とも呼ばれます。元は三河国矢矧(やはぎ)(現岡崎市)にあり、応仁2(1468)年、桑名郡益田庄に移ったのち現在地に移っています。明治初年まで尾張、美濃、伊勢に末寺200余ヵ寺を数え、境内には寺内寺が7ヵ寺あったといいます。ここにもイチョウはありますが、大イチョウではありません(右の写真)。本堂の前にあるのは柳の大木です(左の写真)。
お寺ついでに天童山真如寺にも立ち寄ってきました。臨済宗妙⼼寺派。日進小学校の北にあります。ちょうど、顕本寺の裏手です。松平家治の菩提寺。元和 5(1619)年、松平忠明が、兄・松平家治の供養のため大和郡山において開創し、松平忠雅が桑名に移封されたとき、桑名に移っています。鳥居強右衛門一族の菩提寺でもあり、現在は、専正寺にある鳥居強右衛門一族の墓(2022年9月9日:散歩帰りに専正寺にて鳥居強右衛門一族の墓を見てくる【神社図鑑について付記しました(9/9)】)は、元はこのお寺にありました。
さて、散歩の初めに戻って。こちらは、六華苑の大イチョウ。そばまでは行かず、桑名七里の渡し公園越しに撮ったものです。揖斐川には30羽あまりのキンクロハジロと、4羽のコガモがいました。さらに住吉神社前の揖斐川の堤防にはアオサギがいました。しかし、逃げられ、写真は撮れず。
三之丸公園ではハクセキレイが2羽。柿安コミュニティパークの堀の堤防には、コガモがあがって休んでいました。
コミュニティパークには、たぶんいつものカワウと思いますが、今日もまた電柱の上にいます。
九華公園には8時40分頃到着。いきなりコサギとアオサギに遭遇。コサギは、堀に降りてエサを探していたのですが、私に驚いて樹上へ逃げたところ。コサギを撮っていた時、アオサギの鳴き声が聞こえたなと思ったら、近くの木の上にいました。
散歩友達のYさんがちょうどやってこられ、相撲場のところで話していたら、ハクセキレイとツグミが登場。なかなか良い感じです。
奥平屋敷跡その他では、風が強いこともあってか、野鳥はヒヨドリ、ムクドリ、ドバトくらい。ユリカモメは23羽。
カモは合計46羽と少なめ。ただ、久しぶりにホシハジロのメスが1羽、来ていました。キンクロハジロが31羽、ハシビロガモが12羽、ヒドリガモは1ペア。
ところで、九華公園や鎮国守国神社の紅葉も終盤を迎えつつあります。左の写真は、奥平屋敷跡の北側のところ。古い彫像があります。右は、鎮国守国神社にある「なんちゃって紅葉」。
こちらは、鎮国守国神社の一の鳥居近くにある、松の木から生えたモミジ。この間見てから3日ですが(2023年11月27日 :今日もカワセミ)、一気に赤くなっていました。
昨日の授業のQ&Aは、どういう訳か、最近にないスピードで、今日の午前中に完成しました。アタマの回転が急に良くなったのならありがたいのですが、よく分かりません。例によって寝かせてあります。これから確認して、できれば早めに送りたいところ。写真は、拙宅マンションの、これもたぶんイチョウ。
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