ムシクイにカワセミでバードウォッチングの吉日……桑名市博物館で特別企画展「武門の遺産(レガシー)」を見てくる
相変わらずの好天で、散歩日和が続いています。日中は、23.1℃と暖かくなりました。今朝も7時20分から散歩へ。住吉神社、九華公園から桑名市博物館へ。予定通り特別企画展「武門の遺産(レガシー)」を見たのち、京町、寺町と歩いて、7.0㎞。今日は、九華公園でジョウビタキ、シジュウカラ、カワラヒワ、ムシクイがよく出て、調子に乗って2,000枚近くも写真を撮ってきてしまいました。
散歩に出てすぐ、諸戸氏庭園からコゲラの鳴き声がよく聞こえてきました。あの高木のてっぺんにいました。ここにはモズやジョウビタキも来ます。どういう風になっているかは、右の写真をご覧ください。本邸(主屋)に向かって少し右奥に見えているのが、この高木です。
桑名七里の渡し公園では、今日もハクセキレイが1羽。諸戸氏庭園や、ここ七里の渡し公園では、ヒヨドリがたくさんいます。スズメやドバトは最近、このあたりではあまり見ません。
九華公園に着いて、扇橋の西のソメイヨシノの木にジョウビタキのオス。鳴き声でどこにいるか、よく分かります。
奥平屋敷跡では、ムシクイ。たぶんセンダイムシクイだと思いますが、これは夏鳥。見られたのは嬉しいのですが、こんな10月末にここにいてよいのかと心配になります。よく動くので散々苦労したのですが、これくらいの写真しか撮れませんでした。
膨大な数を撮った写真の中で、こんなところが写っていました(苦笑)。まさにご笑覧ください。クリックして拡大した上で、お尻のあたりをよくよくご覧ください。そうです、ウ○チをする瞬間が連写で写っていたのです。狙ったわけではありません。たまたま。
ほかに奥平屋敷跡にやって来たのは、ジョウビタキのメスとオス、1羽ずつ。メスは、奥平屋敷跡を回っているようです。オスは、扇橋のところで見たものと同じ個体かも知れません。
そのほか、メジロやカワラヒワ、シジュウカラも来ていました。メジロとカワラヒワは、木の高いところにいて、姿をなかなか確認できませんでした。
シジュウカラは2羽が一緒に来て、移動しながらエサを探しているようでした。こちらもよく動き回り、じっとはしてくれません。このあと、二の丸跡でもメジロ、また、朝日丸跡でもジョウビタキのオスを見られました。
奥平屋敷跡でムシクイ、ジョウビタキ、シジュウカラ、メジロ、カワラヒワとたくさん出て来て、時間がたつのをとても速く感じました。「これで、あとはカワセミがいたらいうことはないな」と思いつつ、鎮国守国神社を回って、相撲場のところへ来たら、ジャーン! なんと、カワセミがいるではありませんか。今日は、バードウォッチングの吉日です。何度かダイビングしたのですが、そこは上手くは撮れず。途中、ヒヨドリが乱入して、カワセミも何度か逃げたのですが、最後に右の写真のように、カワセミにはちょっと大きめの魚をゲットしたところも見られました。このあと、鎮国守国神社の社務所裏に入ってしまい、これを食べたかどうかは確認できませんでした。ボラの子どもではないかと思います。
カモは、今日は合計55羽。ホシハジロは、今日はいませんでした。キンクロハジロが48羽。ハシビロガモは8羽。
ヒドリガモはオス、メス1羽ずつ。さらに、九華公園の外周遊歩道の南でも、ジョウビタキのオス。奥平屋敷跡などで見たのと同じ個体かも知れません。
9時40分過ぎに桑名市博物館へ。初めに書きましたように特別企画展「武門の遺産(レガシー)」を見て来ました。11月26日(日)まで開催中です。
昨日の記事にも書きましたが、文政6(1823)年、忍(おし/埼玉県行田市)藩主阿部正権が白河へ、白河(福島県白河市)藩主松平定永が桑名へ、桑名(三重県桑名市)藩主松平忠堯が忍へ国替えとなる「三方領知替」が行われました。この展覧会は、3市友好都市締結のきっかけとなった「三方領知替」から200年、また友好都市締結25周年となる節目の年を記念して開催されています。3つの大名家と德川将軍家の関係を示す書状や、三方領知替に関わる古文書、大名家伝来の美術工芸品、江戸時代の各藩の様子がうかがえる資料などを展示されています。ポスターの写真は、桑名市博物館のサイトからお借りしました。こちらに出品リストがあります(pdf、640kb)。私は、3つの城の絵図や、阿部家に伝わる陣羽織、具足などを興味を持って見てきました。
こちらは、毎回、1点のみある写真撮影可の展示品。「古萬古 オランダ写手焙」。萬古焼の創始者・沼波弄山の作。手焙りは、手をあぶるのに使う小型の火鉢。麒麟、鳥など抽象的な瑞獣、瑞鳥文、蔓草文が描かれ、異国情緒が感じられます。
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