お知らせ

  • データの移行について
    2005年10月26日のブログ開始当初から、2024年5月31日までの記事は、「猫の欠伸研究室(アーカイブ)」に移行しました(http://blog.livedoor.jp/taichimaru151/)。 このココログの「猫の欠伸研究室」には、2019年1月以降の記事を残し、2018年12月以前の記事は削除しました(2019年1月1日から2024年5月31日までの記事は、両方にあります)。

レンズを通した自然観察

  • この「レンズを通した自然観察」ということばは、恩師のお一人が、私の趣味を形容しておっしゃったものです。2023年2月7日のブログに書きましたが、実はときどき思い出していることばです。お世話になった先生方はたくさんいらっしゃいますが、この恩師は、就職のことから学位論文の執筆、審査に至るまで本当にお世話になった先生です。「写真の撮り方を指南してもらいたい」ともおっしゃったのですが、これはお世辞と理解しています。私はほぼ隠居状態となって10年以上になりますが、今、改めてこのことばをかみしめています。この先生には結婚式の際に「理論と臨床をつなぐ仕事をするように」ということばをいただきました。体調を崩してそれには十分に応えられませんでしたので、せめてこの「レンズを通した自然観察」については、極めるとまでは行かないにしても、もう少し精進したいと考えています。

ブログ名の由来

  • ブログ名の「猫の欠伸研究室」は、中日新聞の夕刊に連載されている「紙つぶて」というコラム(平成22(2010)年1月13日)に、元新党さきがけ代表の武村正義さんが書いていらっしゃった「人生は猫の欠伸である」というコラムによります。武村さんは、“チベットで鳥葬を取り仕切る僧侶が、「人の生涯は猫の欠伸のようなもの」と語った”と書いていらっしゃいます。「猫の欠伸のようなもの研究室」としたかったのですが、ちょっと間延びしますので、「猫の欠伸研究室」とした次第です。「研究室」とつけたのは、過去、大学に勤めていたことがあるということやら、知らないこと、分からないことがあると何でも調べずにはいられない性分であること、屁理屈、講釈が大好きであることからであります。しかし、「人生の研究をしている」のではありません。「大所高所」からのご高説を開陳できるほどの力量はないが故、「小所低所」からの戯れ言をつぶやくのが精一杯(苦笑)。身の程に合わせ、勝手なことを書き綴っていますので、御用とお急ぎでない皆様には、今後ともご交誼のほど、お願いいたします。是非ともコメントを頂戴し、少しでも世間を広げたいと熱望しております。

モットー

  • 座右の銘というほど立派なものはありませんが、過去に体調を崩し、療養生活を送った経験から、私なりのモットーをつくっています。その一つは、「淡々と飽きもせず……」です。自分では、「……」と余韻を残しているところが気に入っています。こだわりすぎや、やり過ぎはよくありません。若い頃はムキになってやったこともありますが、今はこのように「淡々と飽きもせず……」が自分に合っていると思っています。もう一つは「晴耕雨読」ならぬ「晴歩雨読」です。マンション暮らし故、耕すところはありません。代わりに歩いています。そして、最近(令和3(2021)年に入った頃から)追加したのが、「散歩生活、ときどき仕事」。NHKのテレビ番組に「晴れ、ときどきファーム!」というものがあります。これのもじり。浅学非才の身ですので、ご交誼の上、いろいろとご教示をお願いします。

« 2023年8月 | トップページ | 2023年10月 »

2023年9月

2023年9月30日 (土)

シロバナヒガンバナ

Dsc07380c_20230930130001  朝は20.5℃と涼しかったのですが、日中は今日も真夏日(13時現在、最高気温は30.1℃)。昨日午後、新型コロナのワクチンの第7回目の接種をしてもらってきましたが、今のところ、副反応はこれまでと同じく、接種部位の痛みのみです。家族からは、いい年だから、今日は散歩も控えめにといわれ、7時から住吉神社、九華公園、歴史を語る公園、宮通、油町、南魚町、田町、船場町と歩いて8時半過ぎに帰宅。控えたつもりが、距離は5.6㎞ほど(苦笑)。時間は控えられましたが……。

Dsc06944c Dsc06985c_20230930130101  住吉神社前から揖斐川の下流方向を眺めたら、川口水門の下流側にアオサギとダイサギが見えました。七里の渡し跡のところです。水門の上流側のところまで行ったところ、アオサギのみが近くで見られました。

Dsc07061c_20230930130101  三之丸公園からモズのけたたましい鳴き声。西側のソメイヨシノの木のてっぺんで鳴いていました。いわゆる「高鳴き」で、縄張り宣言をしているのでしょう。モズも割と近くで見られ、幸先がいい。

Dsc07100c Dsc07126c_20230930130101  九華公園には7時半に到着。モズを見て上機嫌になったのですが、結局、ガッカリ(苦笑)。サギの仲間はいませんし、スズメ、ムクドリなどもほとんどいません。奥平屋敷跡では、ハシブトガラスと、ヒヨドリ。

Dsc07163c  ハシビロガモのオスは、今日も辰巳櫓跡と神戸櫓跡の間の松の木のところにいます。このあと、九華公園の外周遊歩道の東でメジロの鳴き声を聞いたものの、姿は見られず。バードウォッチングは、これまで。

Dsc07250c_20230930130101  田町から船場町の間、春日町近くでシロバナヒガンバナがようやく咲いてきていました。今日のところは、2ヶ所に1本ずつ。

Dsc07284c_20230930130101  あまり成果がありませんでしたので、諸戸氏庭園前に戻ってきて、ヒガンバナ。ここ2~3日の間に桜並木のところにたくさん出て来ました。

Dsc07357c_20230930130101 Dsc07290c_20230930131501  あまり工夫がありませんが、上から、下から撮ってみました。バリエーションをつけるのは、なかなか難しい。ワクチンの副反応がこのまま、たいしたことがなければ、明日はプチ遠征と行きたいところです。

2023年9月29日 (金)

20230929中秋の名月

230929182037333c  今日は、中秋の名月。旧暦8月15日の夜に見える月が、中秋の名月です。また、今年の中秋の名月は満月と同じ日ですが、実は、中秋の名月と満月の日付がずれることは、しばしば起こるのだそうです。例えば、来年・2024年は、中秋の名月が9月17日、満月が9月18日と日付がずれます。17時半過ぎに空を見上げたら薄い雲がかかっていたのですが、18時15分頃、再度見たら、東の空に月が昇ってきていました。

Dsc06891c_20230929183501 Dsc06890c_20230929183501  今回も、ソニーDSCーRX10M4を使い、f/8、SS1/125秒、ISO感度250、オートホワイトバランス、600mmズームです。左の写真は、この条件で撮って、トリミングをしています。右の写真は、ノートリミング。冒頭の写真は、スマホ写真(SHARP aquos sense7)。AIを指定して、倍率1倍で撮影。

今日も平穏というか、鳥はおらず

Dsc06884c_20230929135901  今日も真夏日になっていますが(33.2℃)、空気が変わったようで、昨日のような蒸した感じはありません。今朝も家事を済ませ、8時15分から散歩へ。住吉神社、九華公園、内堀公園、紺屋町、新築公園、常盤町、常信寺、御坊さんと5.5㎞。結論的には、今日も鳥はいませんでした(爆)。

Dsc06667c_20230929135901  住吉神社から見る揖斐長良川の中州には、光ってよく分かりませんが、アオサギかダイサギが1羽。ここで久しぶりに出会った、新しい知人としばしおしゃべり。

Dsc06822c_20230929135901  ずっとこれという鳥はいません。九華公園は、今日も静かで、スズメ、ムクドリ、ドバトもほとんどいません。ヒヨドリは20~30羽くらいの集団が見えました。奥平屋敷跡でもしばらく待ったものの、鳥小屋のインコの鳴き声がよく聞こえるのみ。しばらく見ませんでしたが、ダイサギが吉之丸堀に来ていました。

Dsc06802c_20230929135901 Dsc06839c_20230929135901  ハシビロガモのオスは、今日もまた、辰巳櫓跡と神戸櫓跡の間の松の木のところで身繕い中。外周遊歩道の東を歩いていたら、カワウが魚をゲットしていました。ギマという魚ではないかと思います。

Dsc06746c_20230929135901  今日はこのあと、新型コロナのワクチン接種を予約しています。7回目です。もういいかなぁという気もしたのですが、コロナもインフルもけっこう流行しているといいますので、念のためということです。ヒガンバナは、鎮国守国神社の境内にて。

2023年9月28日 (木)

今日は(も?)、野鳥の少ない日……桑名では史上もっとも遅い猛暑日

Dsc06635c  真夏のように暑くなるという予報でしたが、その通り、最高気温は35.3℃にもなりました。午後からは、久しぶりにエアコンの世話になっています。今朝は、家事を済ませ、8時15分から散歩へ。住吉神社、九華公園、内堀南公園、外堀、京町、南魚町、田町、船場町と6.2㎞。かなり汗を掻きました。ちなみに、今日の35.3℃は、桑名だけではなく東海3県で、史上もっとも遅い猛暑日だったそうです(こちら)。また、この35.3度は、全国4位だったとか。

Dsc06436c_20230928152601  住吉神社から見える、揖斐長良川の中州。例の木のところにアオサギが3羽にカワウが1羽いました。アオサギの内1羽は、木の上にいます。

Dsc06480c_20230928152601  九華公園には8時半過ぎに到着したのですが、割と静かです。コゲラの鳴き声は聞こえたものの、スズメやドバトも少ないのです。ムクドリはほとんど見ません。アオサギは、九華橋のすぐ近くの樹上にいました。ここがほぼ定位置です。

Dsc06507c  管理事務所南の花菖蒲園の西側にダイサギが来ていました。Yさんに伺うと、ここに来る前には野球場のフェンスの上にいたそうです。しばらく時間をおいてみたら、すでにいなくなっていました。魚が捕れなかったのでしょうか。

Dsc06548c Dsc06595c_20230928152601  奥平屋敷跡では、YさんとOさんが木を見上げておられました。メジロがいるということで探して撮った写真。他にはカワラヒワの鳴き声がしたものの、姿は見えません。去年の今頃のブログ記事を見ると、野鳥は、日によってたくさん来たり、ほとんどいなかったりでした。今年も同じ傾向です。また、明日ということです(微笑)。ハシビロガモのオスは、二の丸堀から吉之丸堀へとかなり広い範囲を泳ぎ回ったあと、辰巳櫓跡と神戸櫓跡の間の松の木のところに来て身繕いをしています。

Dsc06411c_20230928152601  帰り道、田町から船場町あたりの道沿いでシロバナヒガンバナを探したのですが、見つかりません。このヒガンバナは、諸戸氏庭園の前の桜並木のところのものです。昨日の第1回授業の補足説明(通称、Q&A)は、昼過ぎに完成。一眠りしてから、チェックして仕上げ、すでにメールで助手の先生に送り、印刷をお願いしました。

2023年9月27日 (水)

後期の講義が始まりました

230927093044019c230927121646793c  9月27日、今日から江戸橋での後期の講義が始まりました。全15回+試験1回の合計16回です。朝は涼しかったのですが、桑名での最高気温は32.0℃。蒸し暑くなるという予報通り、駅から歩いて往復すると多少汗ばみました。朝は、前期と同じく桑名駅を8時40分に出る五十鈴川行き急行で出勤。これで行くと、授業開始ほぼ1時間前に着きます。着いてから授業までゆっくりしたいので、早めに行くのです。

230927102340763c たまには教室風景を。大教室を割り当ててもらったのですが、今日の出席者は30名を下回っていました。一昨年までは50数名でしたが、去年は40名台半ば。逓減傾向にありますが、その理由は定かではありません。少人数の方が、学生達の様子にも目が届きますから、私としては別に少なくても構いません。給料も同じですし……。

230927135431363c 230927190402497c  帰りは江戸橋駅12時19分発の名古屋行き急行。四日市駅で途中下車して近鉄百貨店四日市店に立ち寄り。9月13日から恵那寿や栗きんとんを売っているのです。今の時期、わが家の恒例行事です。先日は、津松菱百貨店で川上屋さんの栗きんとんを買ってきてもらったのですが、わが家の好みは寿やさんの方なのです。ついでに地下1階にある丸善にも行って、文庫本も1冊ゲットしてきました。

230927135443609c  四日市駅からは13時10分発の名古屋行き急行で、桑名には13時22分着。来週からの通勤用回数券カードを買い、さらに切符売り場で三重県総合博物館の「第35回企画展 鳥のひみつ調べ隊! みて・きいて・ふれて」の前売り券も買ってきました。当日¥800のところ、2割引の¥640。2割引はかなり大きい(微笑)。

230927134343150c  14時前に帰宅し、昼食。その後は、出欠チェックと、今日実施した質問紙の結果を集計。さらにエクセルで出欠などの集約表を作成しています。後期もまた、質問や感想について補足説明をつくりますが、それはこれから取りかかります。幸い受講者数が少ないので、さほど時間はかからない見込み。フヨウの花は桑名駅から帰宅途中のあるお宅にて。

2023年9月26日 (火)

今日はメジロとカワラヒワくらい

Dsc06405c  朝の天気予報の通り、昼前くらいから少し蒸し暑くなっています。気温は、昨日と同じくらいですが、今日は30.5℃と真夏日。いったん涼しくなってからまた蒸し暑いと、調子が狂います。今朝も、7時10分から散歩へ。住吉神社、九華公園、貝塚公園、内堀南公園、外堀、京町から、少しコースを変えて、南魚町、田町、船場町、七里の渡し公園と6.3㎞。今日は、野鳥があまりおらず、残念。

230926072623598c  七里の渡し跡。ここにモズがいたのですが、その前にハクセキレイを撮影していたら、カメラに不具合が生じてしまい、モズは撮れず。その不具合は、SDカードの管理ファイルに異常が起き、修復を余儀なくされたのです。15分ほどかかり、回復。ごくたまにこの管理ファイル異常があります。ちなみに、七里の渡し跡、昨日、造園業者さんが入って、雑草などを刈ってきれいになりました。

Dsc06133c_20230926155101 Dsc06315c  九華公園も、昨日とは打って変わって静かでした。奥平屋敷跡に着いたときは、ドバト天国。30羽以上集まっていました。ハシボソガラス、ムクドリ、ハクセキレイもやって来ましたが、長くはいません。しばらくいて、写真が撮れたのは、メジロとカワラヒワ。

Dsc06119c Dsc06356c  それにステージの裏にいたカワウ。1時間以上、ウロウロして鳥を待ったのですが、スズメも来ませんでした。昨日が恵まれすぎた反動かも知れません。ハシビロガモのオスは、今日もまた辰巳櫓跡と神戸櫓跡の間の松の木のところにいます。翼は羽が抜けたようになっていましたが、生え替わりで、新しくきれいな羽が生えてきていました。このあとは、鳥はほとんど見ずに帰宅(苦笑)。

Dsc06056c_20230926155101 Dsc06398c  ヒガンバナでまた少し遊んでみました。とはいえ、なかなか変わったパターンは難しい。左の写真は鎮国守国神社の境内にて、右は、田町を過ぎたあたり。このあたりには、去年、シロバナヒガンバナが咲きましたので、探したのですが、見つけられませんでした。

230926055639544c  明日は、江戸橋での後期の講義がスタートします。毎年、後期の授業の方が受講者が多い傾向にあります。去年は40名台半ばでしたが、それまでは55名前後。さて、今回はいかに? アサガオは、まだ咲きます。今朝はこの1輪。ちょっとしょぼいのですが、明日はまた3つつぼみがあります。

【付記】 今日は、伊勢湾台風が襲来した日です。昭和34(1959)年のことでした。どういう風か、今年はマスコミではあまり取り上げられていないような印象があります。当時4歳だった私には断片的な記憶しかありませんが、夜になって急に暴風雨が強くなり、とても怖かった記憶があります。この経験があるためか、今でも台風接近となると、気になります。GDP比被害額は阪神・淡路大震災の数倍、関東大震災に匹敵するといいます。人的・経済的被害の規模の大きさからは、明治維新以後で最大級の自然災害の一つとされます。寺田寅彦のことばに「天災は忘れた頃にやってくる」というものがありますが、油断しないことが肝心なのでしょう。

2023年9月25日 (月)

カワセミにかなり接近……コサメビタキもいます

Dsc05988c  今日も昨日と同じような陽気で過ごしやすくなっています。朝は20.7℃、最高気温は29.6℃。湿気が少ないのでさわやか。7時から、いつもとは逆回りで散歩へ。寺町、京町、吉津屋町、外堀、内堀南公園、貝塚公園、九華公園、住吉神社と回ってきました。その後、先日の特定健診のときにお願いした大腸ガン検診の検体(要するに検便ですが……)を内科に持参、さらに駅前で用事を1つ。歩いたのは、合計で7.7㎞。

Dsc05410c_20230925145201  今日も九華公園までに見た野鳥は、スズメくらい。それもあって、こちらから。カワセミのオス。九華公園の鎮国守国神社の社務所裏のあたりで。カワセミの鳴き声がしましたから、辺りを見回して見つけ、木の陰を伝ってそばへ。たぶん10m前後のところにまで行けました。この写真を撮っているときには、肉眼では気づきませんでしたが、小魚をくわえていました。

Dsc05519c Dsc05601c  その後、もう少し近い木の陰に移動。幸い気づかれませんでした。左の写真を撮った後、ダイビング。ダイブしたところは陰になって見えませんでしたが、エビをくわえて同じところに戻ってきてくれました。ラッキーです。これほど近くでカワセミを見たのは、1年ぶりでしょう(2022年9月15日:九華公園で目の前にカワセミ!!)。

Dsc05304c  もう1つは、コサメビタキ。カワセミに遭遇する前、奥平屋敷跡にて。最近見ていたところでは、たいてい同じ辺りにまずは登場します。その後、奥平屋敷跡を時計回りに移動していくことが多いように思います。もうしばらくはいて欲しいと思っています。

Dsc04975c_20230925145301  さて、話を戻して。ハシビロガモのオスは、今日も辰巳櫓跡と神戸櫓跡の間の松の木のところで身繕い中でした。もう1ヶ月から1ヶ月半もすると、仲間達が渡ってくると思います。ブロ友のひらいさんは、昨日、木曽川でカモが渡ってきているのを確認しておられます(2023.09.23~24 お散歩週報)。私も昨日、同じ辺りにいったのですが、もう少し後の時間だったようです。

Dsc05072c_20230925145301Dsc05329c 奥平屋敷跡では、今日は、いろいろとやって来ました。見た順に列挙しますと、ドバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス(左の写真)、ハクセキレイ、カワラヒワ(右の写真)、ヒヨドリ、シジュウカラ、ムクドリ、メジロ、コサメビタキ、コゲラ(鳴き声のみ)でした。

Dsc05385c_20230925145301  辰巳櫓跡に近いしだれ桜にハクセキレイ。虫のようなものを捕まえてきて、ここで食べていました。今日は、カワセミ、コサメビタキをはじめ、いろいろと野鳥が見られ、ニコニコでした。これからさらに増えてくると思います。

Dsc05927c Dsc05909c_20230925145101  帰宅途中、川口水門のところや、揖斐長良川の中州にも遠くですが、アオサギが見えました。右の中州の写真では3羽が写っています。

Dsc05003c Dsc04942c_20230925145301  ところで、鎮国守国神社の境内では、今日もまたヒガンバナを撮影。あまり代わり映えしません。何か別パターンを考えないと行けません。柿は、九華公園の外周遊歩道の南にあるお宅にて。かなり色づいてきています。

2023年9月24日 (日)

木曽川でモズのオス

Dsc04896c 今朝は20℃を切って寒く感じるくらいでした。日中も、29.6℃でようやく真夏日から抜けました。昨日行けませんでしたので、今日はプチ遠征へ。木曽川、長良川河口堰、九華公園と3ヶ所。朝6時半前に出発、9時過ぎに帰宅。歩いたのは、5.9㎞。結論としては、涼しくて散歩日和でしたが、どこも鳥は少なくて、ちょっと期待はずれ。

Dsc04149c Dsc04168c_20230924154601  まずは、木曽川。国道23号線の木曽川大橋のすぐ上流。今日は、干潮でした(四日市港で6時42分。やはり調べてから行かないといけません)。水制のところは干潟のようになっていました。上流側1つめの水制と2つめの間にカルガモが16羽。ほかの種類のカモは近くには見当たりません。

Dsc04220c_20230924154601 Dsc04268c  アオサギを合計3羽見たのですが、皆、逃げ足の速いこと。私は遠くにいるのすぐ逃げます。ほかに木曽川にいたのは、ダイサギ1羽、ハクセキレイ1羽のみ。クルマに戻ってきたら、電線にモズのオスがいました。

Dsc04605c Dsc04336c_20230924154601  続いて、長良川河口堰には7時に到着。東側の魚道にいたのは、アオサギさんのみ。堰の下流側のところ。このアオサギは、管理橋から覗き込んでも、逃げることはありません。上流側、水資源公団の巡視用モーターボートが係留しているあたりにコサギとダイサギが1羽ずつ見えていました。

Dsc04390c Dsc04447c_20230924154701  堰の西側に着いて、下流方向、中州の切れ目にあるオレンジの柱にはミサゴが見えました。ただし、いかにも遠い。左足で獲物を押さえて、食べているようでした。この柱は、管理橋からは200mあまり先にあります。閘門の上流側の通路には、アオサギ。これもかなり接近できました。

Dsc04507c  親水広場に行く途中、上流の魚道でダイサギ。このあたりでイソシギや、ハクセキレイが飛ぶのが見え、また、カワセミらしき鳴き声を聞いたのですが、カワセミは見つけられず。親水広場では、今日見られたのは、ヒヨドリのみ。

Dsc04655c  7時50分に九華公園。ここも静かで、苦笑せざるを得ません。管理事務所近くでカワラヒワを見たものの、奥平屋敷ではドバト集団以外に何も来ず。二の丸跡、朝日丸跡でも同様。鳥たちも、涼しくなってどこかに行楽に行ったのか? とつまらない冗談が浮かぶくらい。

Dsc04677c_20230924154601 Dsc04720c_20230924154501  ハシビロガモのオスは、今日も辰巳櫓跡と神戸櫓跡の間の松の木のところ。最近は、ここがお気に入り。公園の外周遊歩道を歩いてた、アオサギが南東方向から飛んできたのですが、九華公園は通過し、揖斐川の方へ行ってしまいました。ということで、3ヶ所を回った割に、モズに出会ったくらいで、ちょっと残念な結果。

Dsc04795c  鎮国守国神社の境内では、ヒガンバナがよく咲いてきています。あちこちのヒガンバナの名所でもイベントが行われているようですが、私にはここで十分。今日は、アゲハが来ているシーンです。

Dsc04788c  ところで、早くも9月最終週を迎えます。水曜日からはいよいよ江戸橋での後期の講義が始まります。夏休み気分は、返上せねばなりません。授業の準備はかなりしてあります。金曜午後は、コロナワクチン接種7回目の予約が入れてあります。次の日曜は、美濃街道ウォーキングオプショナルツアーその2で、行基寺に行くつもり。養老鉄道美濃山崎駅から往復します。養老の滝ほどではありませんが、120mほどの高低差があります。

Dsc04629c_20230924172301  余談。鈴鹿で開催されているF1、決勝の今日13時20分から13時40分までブルーインパルスの展示飛行があるのを知りました。小牧基地から飛来するというので、ひょっとしたらわが家からも鈴鹿へ往復するのが見えるかと期待して、出発予定という13時前からと、展示飛行終了の13時40分からチェックしていました。往きの時間帯は北東の空、帰りの時間帯は南東の空を見ていたものの、結局、見つけられずじまい。いきなり、準備もなしではうまく行かないものです。ネットで見ると、四日市の方が「小さく見えた」と動画をアップロードしていましたが、私はサッパリ。こちらに今日の展示飛行の情報があります。アオサギは、長良川河口堰にて。

2023年9月23日 (土)

今シーズン初のモズ……コサメビタキも愛想よし

Dsc04108c_20230923143801 Dsc03353c_20230923143901  一気に秋らしくなりました。今朝の最低気温は、22.5℃。さすがに涼しく感じます。日中は32.0℃になっていますが、この間までのように暑いとはあまり感じないで済みます。プチ遠征をしようと思っていたのですが、珍しく朝寝坊。それ故、7時から、いつものコースへ。ただし、逆回りで寺町、京町、吉津屋町、外堀、内堀南公園、貝塚公園、九華公園、住吉神社と6.3㎞。いったん戻ってから、三洋堂書店桑名店と桑名市博物館へ。寺町では、今日がお彼岸の中日ですから、また御坊さんへお参り。

Dsc03382c_20230923143901  九華公園まで、これという鳥には会いませんでした。今日は、逆回りですので、立教小学校の体育館のところから入りました。外周遊歩道には鳥はおらず、「失敗したか!? やはりプチ遠征に行った方がよかったか」と思ったのですが、ここまで来ていては、今さらどうしようもありません。吉之丸堀をハシビロガモのオスが泳いでいました。最近、早い時間帯はあちこち泳ぎ回っています。

Dsc03678c_20230923143801  奥平屋敷跡では、今日はコサメビタキ・デーでした。実によく姿を見せてくれたのです。2羽いるという情報もあります。散歩友達のYさんが、二の丸跡で、2羽同時に見たそうです。

Dsc03540c Dsc03608c  さらにシジュウカラ。奥平屋敷跡に来たのは1羽のみでしたが、管理事務所近くでは数羽を見ました。奥平屋敷跡では、以前、コゲラが営巣しかけた穴が気になったのか、しばらく覗いたり、調べていました。シジュウカラは、コゲラの使った巣穴に営巣することもあります。

Dsc03896c_20230923143801 Dsc03941c_20230923143801  奥平屋敷跡には、ヒヨドリや、カワラヒワもやって来ています。写真は撮れませんでしたが、メジロも数羽が来ていました。だんだんと野鳥が戻りつつあることが実感できました。

Dsc03971c Dsc04031c_20230923143801  さて、次へ行こうと思ったら、南東の方からダイサギが飛んでくるのが見えました。ダイサギは、いったん鎮国守国神社の社務所裏の堀に降りたのですが、また北の方へ飛んで行ってしまいました。が、このあと行った柿安コミュニティパーク西の堀にいました。

Dsc04056c  ここでダイサギを撮影していたら、頭上からモズの鳴き声が聞こえてきました。なかなか見つけられなかったのですが、三之丸公園の南を通っている電線にいるのが見えました。ちょっと遠くて、証拠写真ではありますが、今シーズン、初モズです。去年は、9月27日に初めて見ています(2022年9月27日:やっとモズがやって来ました)ので、今年はやや早め。

Dsc04098c  住吉神社から揖斐長良川の中州を見たら、いつものところに今日はアオサギが3羽。いい感じです。もっと増えてほしいと思っています。

230923104849446c 230923111106028c  ところで、初めに書きましたように、帰宅してから三洋堂書店桑名店と桑名市博物館へ。三洋堂ではパソコン雑誌1冊、文庫本1冊を買ってきました。アピタ桑名店の新光堂書店が閉店してしまい、不便です。桑名市博物館では、10月15日まで秋期企画展「絵の心はさらなり —額装で見る絵画―」が開催されています。絵を見るのに額装について知ると更に絵を見直せます、という意味を込めた展示です。額に入れて飾られる絵画や書などを「額装」、床の間などに飾られて巻いてしまっておける書画を「軸装」と言いますが、「装」という文字には「よそおう」「かざる」の意味があり、これは、書画が描かれている「本紙」を飾るという意図があるということです。日本画も洋画もフレームごと楽しめるのだそうです。お客さんは少なく、ゆっくりと見てこられました。

230923110744677c  こちらは、毎回の展覧会で1枚のみある、写真撮影可のもの。「短刀 銘 村正」です。刃長20.3cm、反り0cm。村正についてはもはや説明の要はありませんが、15~16世紀にかけ数代、桑名で活躍した刀工です。この短刀には、「平造、庵棟。ふくら枯れた鋭い姿に、茎は魚のお腹に似ているたなご腹。地鉄はやや荒れた柾目肌で白けが見受けられる。刃文は互の目乱れ」という説明がついていました。

Dsc03395c  これから夜は、マンションの管理組合の理事会にオブザーバーで参加する予定。前理事長として、今期理事会に引き継いだ課題はほぼすべて解決していただきましたので、気がかなり楽になりました。これからの最大の課題は、長期修繕。数年後に予定していますが、何をどれだけ修繕するのかが重要なポイントです。建築資材などもかなり高騰していますし、人材も不足しているそうですから、見通しはよくありません。修繕積立金も、先を見込んで値上げする方向で検討されています。難しい時代です。ヒガンバナは、鎮国守国神社の境内にて。

2023年9月22日 (金)

相も変わらず(苦笑)

Dsc03340c_20230922150301  熱帯夜は免れましたが、日中は期待したほど気温は下がりませんでした。今日も30.9℃で真夏日が続いています。明日も暑そうですが、本当にいい加減にして欲しいところ。しかし、散歩帰りの空は、夏と秋が入り交じった、まさに「行合いの空」という感じでした。その散歩は、家事を済ませ、8時20分から住吉神社、九華公園、貝塚公園、内堀南公園、外堀、吉津屋町、新築公園、常盤町、常信寺、寺町と5.9㎞。汗をかく量は、確かに減りました。

Dsc03065c_20230922150301  住吉神社の前から揖斐長良川の中州を見ると、あの木のところにアオサギが2羽見えていました。1~2羽はいるのですが、それ以上には増えません。

Dsc03094c Dsc03146c  九華公園に着いたのは8時40分頃。ドバトがたむろしていました。スズメはごくわずか。アオサギ、今日は1羽のみ。九華橋近くの、いつもの樹上にいます。

Dsc03207c_20230922150301  ダイサギも、今日も来ていました。管理事務所南にある花菖蒲園の西側。堀の対岸から前管理人のOさんがずっとカメラを構えておられました。何回もエサをとろうとしたものの、今日は失敗ばかりだったそうです。奥平屋敷跡を回っている間にどこかに行ってしまいました。その奥平屋敷跡では、コサメビタキらしき鳥を見かけましたが、写真は撮れませんでしたし、はっきりと確認することもできませんでした。

Dsc03277c  今日も鳥は少なく、ヒヨドリ2羽、ドバト、ムクドリを少し見たくらい。私よりも前に公園を歩いた、散歩友達のYさんはカワセミ、カワラヒワ、コサメビタキを見たそうですが、私は、カワセミは見られませんでした。ハシビロガモのオス、今日は野球場の南の堀にいました。最近は、近寄っても逃げません。毎日のように会っていますから、私のことを覚えたのかなどと勝手に思っています。このあと、鳥はほとんど見ませんでした。以下、余談のようなもの。

Dsc03316c_20230922150301 Dsc03308c_20230922150301  三之丸を歩いていて、バス停をふと見たら、とんでもない掲示が出ていました。ここは、三重交通バスの市内循環線のバス停です。ずっと以前は、A・Bの2つの循環線(同じルートを逆回りしています)があり、どちらも1時間に2本走っていたのですが、最近は、平日のみ、1日6本になっていました。これが、10月1日から平日に1本のみにするという予告でした。路線も、赤須賀方面を回る部分は廃止です。利用客の減少(コロナ禍以降、顕著に減少しているということです)と、コスト(主に燃料費)の高騰がその理由として書かれています。平日は、萱町を14時15分に出るB循環桑名駅前行き1本のみの運行になりますから、利用する人はほとんどなくなるような気がします。三交バスといえば、私は冬から春先にかけて、日の出橋方面にバードウォッチングに行くのに利用していますが、そちらは大丈夫なのでしょうか。

Dsc03330c  寺町にある西福寺の掲示板。ここは真宗大谷派のお寺。「浄土はあるかないかの上にある」と書いてありました。浄土について、『精選版 日本国語大辞典』の説明には次のように書かれています:

浄土 じょう‐ど ジャウ 〘名〙 仏語。① 仏がその悟りによって形造った、仏の住む国土。三毒(貪欲・瞋恚・愚痴)、五濁(ごじょく)(=劫濁・見濁・命濁・煩悩濁・衆生濁)のない清浄な国土。その数は二一〇億といわれるが、最も代表的なものは、阿彌陀仏の極楽浄土。また転じて、彌勒菩薩の住む兜率天(とそつてん)や観世音菩薩の補陀落山(ふだらくせん)をいう。⇔穢土(えど)。

Dsc03334c  つまり、一切の煩悩 やけがれを離れた、清浄な国土。 仏の住む世界ということですが、それが、あるかないかの上にあるというのは、一瞬、納得しかけたのですが、よく考えると訳が分からなくなりました。まぁ、凡人が考えることですから、たぶんそれは「下手の考え休むに似たり」なのでしょう。 ちなみに「穢土」も仏語で、「煩悩にけがれたものが住む迷いの世界。凡夫の住む娑婆世界」。ということで凡人か、凡夫(仏教の道理をまだ十分理解していない者)かのどちらか/あるいは両方である私は、空を見上げて、ため息をついて寺町を後にした次第。明日は、週末恒例でプチ遠征に行きたいと思うのであります。

Dsc03175c_20230922150301  余談を追加(9/22夜)。夕方のテレビニュースで、自転車の事故が夕方に多発しているという内容を放映していました。毎日飽きもせず歩いている立場からすると、クルマよりも自転車の方が歩行者にとっては危険な存在だといえます。自転車に乗っている方は、ご自身を「歩行者に毛が生えたくらいの存在」と思っているのでしょうが、これは誤った認識です。歩いているすぐそばを後から音もなく追い越していくとか、歩道を歩いていると、後ろから来る自転車にベルを鳴らされることもよくあります。自転車が歩道を走行できるのはあくまでも例外です。そもそも根本的には、自転車は軽車両と位置づけられ、クルマの仲間という扱いです。まったく個人的な意見をいえば、自転車は歩道走行を禁止してもらいたいと思っています。

 

2023年9月21日 (木)

揖斐川でミサゴ……ようやくスマホATMデビューを果たす(笑)

Dsc03055c  秋雨前線が南下するため、曇りのち雨という予報です。ただ、最高気温は今日も31℃と真夏日。前線が通過すると、空気も入れ替わり、週末からは秋らしくなるということです。今朝は、家事を済ませ8時15分から散歩へ。住吉神社、九華公園、貝塚公園、内堀南公園、外堀、吉津屋町、京町、寺町と5.7㎞。途中でセブンイレブンに立ち寄って「スマホATM」デビューを果たしてきました(微笑)。

Dsc02582c  県道613号線の下をくぐって住吉神社神社へは階段を上がっていきます。神社の前に来たら揖斐川の上空をミサゴが、獲物をがっちりと掴んで上流方向へ飛んでいくのを見つけました。慌てて撮ったのでイマイチですが、久しぶりでこの光景を見ました。

Dsc02650c_20230921144601 Dsc02664c  揖斐川を眺めると、中州の方からアオサギが飛んできて、住吉水門の下流に降り立ちました。このアオサギ、中州のあの木のところから飛んできたようです。さらに下流の川口水門のところには、ダイサギがいるのが見えました。七里の渡し跡から蟠龍櫓を回って、近くから撮ろうと思ったのですが、ダイサギが見えるか、見えないかというところまで行ったら、残念、逃げられました。急いで歩いて行ったのに(苦笑)。

Dsc02886c_20230921144501 Dsc02873c  九華公園には8時40分くらいに到着。いつもより時間が遅いので、散歩友達とは会えません。今日は、アオサギが2羽来ていました。まず見つけたのは、神戸櫓跡の高い松の木の上にいるアオサギ。さらに公園内を回り、鎮国守国神社の境内を見てから九華橋のところに来たら、またアオサギ。神戸櫓跡にいたアオサギが移動したのかと思ってそちらを確認したら、まだいました。別のアオサギです。九華橋近くの樹上によくアオサギが来ているのですが、そこからやや北にある別の木でした。九華公園では、ときどきアオサギが2羽来ていることがあります。

Dsc02796c  Dsc02809c_20230921144501 ダイサギは今日も来ました。朝日丸跡から本丸跡へ行こうと歩いていたら、南の方から野球場の南の堀のところに飛来。6日連続。ハシビロガモのオスは、今日も、辰巳櫓跡と神戸櫓跡の間から堀に突き出て生えている松の木のところです。

Dsc02979c_20230921144501  貝塚公園の南入口のところでハクセキレイ。若者かなと思います。今日の鳥見は、ほかにはスズメ、カラス、ドバトくらいでした。

Dsc02999c_20230921144501  ところで、お彼岸に入りましたので、恒例により、寺町の御坊さん(桑名別院本統寺)にお参りしてきました。わが家の宗旨は真宗大谷派で、本統寺は真宗大谷派の三重別院なのです。実家の檀那寺にはかなりご無沙汰しており、申し訳ないと思っています。

Dsc02845c 230921110916600c  ヒガンバナがあちこちでよく咲いてきています。これは、鎮国守国神社の境内のもの。北側にたくさん出て来ているのです。わが家のアサガオは、今朝も小さい花が2輪。あっちとこっちに咲いていますので、2輪同時には撮れません。

Screenshot_20230921110805  余談その1。初めに書きましたように、セブンイレブンに行って、セブン銀行のATMで「スマホATM」デビューしてきました。前から使ってみようと思ってはいたのですが、なかなか思い切れなかったのです(苦笑)。昨日は、ネットでやり方を調べ、予習をしたのですが、その必要はなかったくらい簡単に済みました。現在、預金口座はほかにも複数あるのですが、もうこのケータイ会社系のネット銀行だけでもよいかも知れません。セブンイレブンでも、ローソンでも入出金できますし(一定程度のお金が入っていれば、月に何回かは入出金は無料)、わが家のメインバンクの系列でもありますからそこへの振り込みは無料なのです。○○payも、同じ系列のものを使っていますから、そのチャージも簡単&無料。という次第で、これで今までメインバンクにしていた銀行の店舗まで行く必要はなくなります(この銀行についてもスマホアプリを使っています)。

Dsc02532c Dsc03009c_20230921144501  余談その2。お隣にある諸戸氏庭園の前に朝から重機や工事車両がたくさん来ていました。何をするのかと思っていたのですが、散歩帰りに見たら、東側のエリアで高木を剪定/伐採していました。なかなか大変そうな作業です。

【付記(9/21夜)】 江戸橋の非常勤先の担当の先生から来年度の講義のご依頼をいただきました。健康で、不始末を起こさなければ、来年度も講義を担当できる見込みとなりました。ありがたいことです。ただし、非常勤の定年は、70歳と聞いています。来年度末(2025年3月)に70歳を迎えます。本務では、定年のはるか前に退職せざるを得ませんでしたので、非常勤講師とはいえ、定年まで無事に勤め上げたいと思います。

2023年9月20日 (水)

5日連続でダイサギ……コサメビタキも登場

Dsc02526c  雲が広がっていて、晴れ間は少ないのですが、最高気温は32.3℃で今日も蒸し暑くなっています。7時10分から散歩へ。住吉神社、九華公園、シルバー人材センター、貝塚公園、内堀南公園、外堀、吉津屋町、京町、寺町と6.0㎞。久しぶりに6㎞を歩きましたが、九華公園でかなりウロウロしたのです。

Dsc02033c_20230920150101  住吉神社から揖斐長良川の中州を見たら、あの木のところにアオサギが2羽。350m以上先ですので、600mmで撮ってトリミングしてもこれくらいのサイズ。何度も書いていますが、以前はここが「アオサギの集合場所」で20羽くらい集まっていたこともあります。

Dsc02085c Dsc02114c_20230920150101  九華公園に着いて、西側の堀を確認したら、管理事務所南にある花菖蒲園の西にダイサギがいました。5日連続できています。まだ7時半過ぎでしたので、30分ほど見ていました。この間、5回ほどエサをとろうとしたものの、成功したのは1回だけ。そのシーンの一部がこれら。

Dsc02301c_20230920150101 Dsc02256c  奥平屋敷跡では、カラスとドバトしかいなかったのですが、そのうちにヒヨドリも3羽ほどやって来ました。ヒヨドリが戻りつつある気がします。さらに、コサメビタキと思いますが、姿を見せてくれました。日本には、夏鳥としてやって来ますが、九華公園で見るのはたいてい9月です。渡りの途中に立ち寄っていくのでしょう。ほかには、カワラヒワやコゲラが来たのですが、写真は撮れませんでした。一緒にいたYさんは、モズと思われる鳥がいたとおっしゃいます。

Dsc02370c_20230920150101  朝日丸跡を歩いていたら、セグロセキレイが対岸の、外周遊歩道の東へ飛んでいきました。九華公園でも年に何回かは見られます。

Dsc02454c_20230920150101  ハシビロガモのオスは、今日は辰巳櫓跡と神戸櫓跡の間から堀に突き出て生えている松の木のところにいました。いつもいる野球場の南の近くで、住宅の建築工事が行われていて、そちらでは落ち着かないのでしょう。

Dsc02479c_20230920150101  このあとは、内堀南公園の近くでハクセキレイ1羽。見られる野鳥はまだ少ないのですが、一昨日はヤマガラを見ましたし、鳥の世界では少しずつ秋になっている感じがします。そういえば、今日は彼岸の入りです。

1695169999871c  シルバー人材センターにも立ち寄ったと冒頭に書きました。今日の散歩の最重要課題は、シルバー人材センターで毎週水曜日に行われている「新鮮朝市」で野菜をゲットしてくることでした(家内からの指令です)。何を売っているか電話で報告した結果、ナス、メークイーン、オクラ、ミョウガをゲット。これで合計¥450は破格の値段。ネギも欲しかったのですが、私が行ったときにはありませんでした。九華公園でかなり時間を使い、ここに来たのは9時半だったのです。散歩後半は、これらけっこう重い荷物を持って歩いて、体を鍛えてきました。

Dsc02206c 230920054239417c  ところで、来週の水曜から江戸橋での後期の講義が始まります。1週間前になりましたから、今日、助手の先生にメールで資料を送り、印刷などをお願いしました。そろそろ気持ちを切り替えないといけませんし、生活リズムも再構成する必要があります(微苦笑)。九華公園前管理人のOさんは、「仕事があるのはいいですよねぇ」とおっしゃいますが、まさにその通り。写真は、奥平屋敷跡にあるハギの花。今朝のアサガオは、2輪。これで累計62輪となりました。

2023年9月19日 (火)

今日もダイサギ……定例内科受診で「マイナ保険証トラブル」に悩まされる

Dsc01744c_20230919141201 Dsc01746c  今日も、最高気温が33.0℃でまたもや真夏日。空や雲は、真夏と同じ。明日までは厳しい残暑が続き、明後日以降は秋らしくなるといいますから、少しだけ期待しています。今朝は、まず、7時前から資源ゴミの当番。資源ゴミを分別して入れるフレキシブル・コンテナを組み立て、資源ゴミの分別、投入を手伝い、終了後はコンテナの片づけ。40分ほどの作業でしたが、それなりに汗を掻きました。その後、8時過ぎからは定例の内科受診と特定健診へ。受付で、例の「マイナ保険証トラブル」に遭遇してしまいました。帰宅後、10時から散歩へ。

Dsc01834c_20230919141201  散歩は、住吉神社、九華公園、内堀南公園、入江葭町、吉津屋町、京町、寺町と5.7㎞。11時10分には帰宅するという「高速散歩」でした。散歩友達も鳥もいませんし、暑かったので、速歩にて。左の写真は、九華公園の奥平屋敷跡にいたハクセキレイ。九華公園には、ドバト、カラス、ムクドリ、スズメがすこしいたくらい。

Dsc01975c Dsc01950c_20230919141101  吉之丸堀には、今日もダイサギが来ていました。朝からいろいろと動いていましたし、暑かったので、ゆっくりと見ている元気はありませんでした(苦笑)。カワウさんとのコラボ写真のみ。ダイサギの近くには、ハシビロガモのオスが、しだれ桜の下でお休み中。さすがに日陰にいないと暑いのでしょう。

Dsc01932c_20230919141101 Dsc01787c_20230919141201  撮るものがありませんので、カワウも。このあともスズメを見たくらいで、鳥には遭遇せず。右の写真は、奥平屋敷跡にあるハギの花。ツツジと一緒に剪定されてしまい、咲かないのではないかと心配したのですが、かえってよく咲いた感じ。

Dsc01984c  ところで、初めに書きましたように、内科ではマイナ保険証を使おうと思ったのですが、トラブルに遭遇。今までに何回か、この内科と歯科とで使っていたのですが、これまではスムーズだったのに、今日は、カードリーダーにマイナカードを置いても、それ自体が認識されません。「マイナンバーカードを置いてください」といった表示が繰り返されて、先に進まないのです。7~8回置き直してようやく暗証番号の画面に進んだのですが、最後にまた暗証番号を入力する画面になり、「これはヘンだな」と思ったら、案の定、きちんと認識されていなかったようで、受付の方から「保険証もお持ちですか?」と確認される始末。こういうこともあるだろうと、保険証も持参していますので、事なきを得たという次第。システムだけでなく、カードリーダーもポンコツではないかと疑っています。マイナ保険証で突き進むのはどうかと思います。むしろ、保険証にICチップを埋め込み、そこにお薬手帳の機能も組み込んだ方がはるかにマシな働きをし、われわれも、医療機関も、薬局も便利になると、個人的には考えています。

230919053436971c 230919053504131c  気を取り直して(微苦笑)、今朝のアサガオは、4輪。奥の方で2輪が寄り添って、ひっそりと咲いています。これで累計は60輪に達しました。

2023年9月18日 (月)

九華公園にヤマガラ……ダイサギは今日も

Dsc00747c_20230918144101  アメダスの記録には出ていませんが、早朝には大雨。その後、昼頃にはごく近くで雷が鳴るなど不安定な天気です。7時半から住吉神社、九華公園、貝塚公園、内堀南公園、内堀公園、南魚町、田町、船場町と5.9㎞を歩いてきました。Yahoo!天気では、私が歩いているところでは雨が降っていることになっていましたが、実際には今日は降られず。ただ、帰宅した9時半頃には、わが家の周りは、雨が上がったところで地面が濡れていました。

Dsc00780c_20230918144101  住吉神社の前から川口水門を見たら、ダイサギがいるのが見えました。川口水門は、七里の渡し跡のところにあります。上流側にいますので、これは蟠龍櫓の方から回り込まないと近くでは見られません。そうやって下流側から回り込み、近くまで行ってカメラを構えようとしたら、逃げられました(苦笑)。

Dsc00828c  ちょっとガッカリして歩いていたら、そこから1つ下流側の三の丸水門のところにアオサギがいました。気を取り直して九華公園に向かったのですが、今日もまた鳥は少なく、公園は静か(苦笑)。なかなかうまくは行かないものです。スズメ、ムクドリはほとんどいません。ドバトとカラスが少しずついたのみ。

Dsc00990c_20230918144201  ハシビロガモのオスは、今日は、堀のあちこちを泳ぎ回っていました。元気そうです。

Dsc01013c Dsc01670c_20230918144201  今日もダイサギが野球場の南の堀にやって来ていました。対岸の朝日丸跡からしばらく見ていたのですが、今日は、徒歩や自転車で通る人が多く、ダイビングどころか、魚を捕ろうというシーンは見られず。右の写真は、鎮国守国神社などを回ってきて、15分後に木陰に隠れて5m以内くらいに接近して撮ったもの。ノートリミングです。

Dsc01168c_20230918144201 Dsc01053c  さらにダイサギを見ていると、吉之丸堀の東側エリアをイソシギが飛び回っていました。そのうちにダイサギのすぐ近くに降りたのが、左の写真。50m先ですので、これが精一杯。オマケは、ダイサギとハシビロガモのオスのコラボ写真。

Dsc01439c Dsc01537c  ダイサギの接近写真を撮る前に、本丸跡にヤマガラが2羽来ていました。2羽が一緒。なぜか電線を覆う、筒型のカバーに出入りしています。このあとの公園では、内堀公園にスズメがいたくらいでした。

Dsc00908c_20230918144201  九華公園ではあちこちでヒガンバナが咲いてきています。これは、奥平屋敷跡の鳥小屋(インコなど)の裏手にて。管理事務所近くでもヒガンバナの芽が出始めています。

230918054541474c  わが家のアサガオ、今日は小ぶりの花が3輪。これで累計56輪。「敬老の日」ですが、わが家の子どもたちは二人とも出勤ということもあり、祝日という気はしません。平成14(2002)年までは9月15日でしたから、未だにその感覚も残っています。3連休をつくるために祝日法を変えてしまいましたが、本来の趣旨を損なっている感じます。敬老の日の起源は、兵庫県多可郡野間谷村(後に八千代町を経て現在の多可町八千代区)で、昭和22(1947)年9月15日に村主催の「敬老会」を開催したのが「敬老の日」の始まりだとされています。起源や由来、趣旨、意味は重要です。ちなみに敬老の日の趣旨は、「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う」ものだとか。果たして自分は、「多年にわたり社会につくして」来たのでしょうか? 問われるのはこちらかも(爆)。

20230915「養老の滝ウォーキング」(美濃街道ウォーキングオプショナルツアー#1)その2……北原白秋歌碑、豆馬亭、元正天皇行幸遺跡、養老寺、養老説教場から横綱鬼面山谷五郎碑を見て養老駅に戻って「完」

Yoro2_20230916160001  9月15日に行ってきた「養老の滝ウォーキング」の本編その1です。この日のウォーキングは、「美濃街道ウォーキングオプショナルツアー」の#1です。記事その1では、養老駅をスタートし、聖武天皇巡幸記念碑、せせらぎ街道から妙見堂を経て養老の滝から養老神社まで来ました。このその2では、北原白秋歌碑、元正天皇行幸遺跡、養老寺、養老説教場、鬼面山谷五郎碑などを経て養老駅に戻ります。

7ce36c41 滝を過ぎてからは下る一方ですから、楽でした。養老神社のところから、寄り道へ。前回来たときには(2018年12月4日:20181110近鉄ハイキング「親孝行のふるさと『養老フェスタ』」へ(その3)……養老神社、菊水泉あたりの石碑など、歴史ある旅館)、養老神社からほど近いところに旅館・掬水があったのですが、今回は見当たりません。掬水があったあたりでは、砂防工事が行われていました。創業明治23(1890)年という歴史のある料理旅館でした(左の写真は、2018年11月10日に撮影)。養老町観光協会のサイト(こちら)には掬水は載っていませんので、閉業したのだろうと思われます。

Img_1267c_20230915165701 Img_1271c_20230917121601  神社の表参道を東に向かい、一の鳥居のところに北原白秋歌碑があります。昭和55(1980)年に建碑されたというのですが、苔生していて、かなり古びていて歌はほとんど読めない状態。碑には「紫闌 さいていささか 紅き石の しま目に見えて 寿々し 夏去りにけり」という歌が刻されています。昭和2(1927)8月、大阪毎日新聞が行った「日本新八景」の人気投票の審査のため、子息を同伴して養老を訪ねた際に詠まれた歌の一つ。このとき、白秋は、木曽川、養老、長良川、多度などを訪ねたといいます。

Img_1277c_20230917122101 Img_1293c_20230917123101 白秋歌碑の西に千歳楼(せんざいろう)があります。宝暦14(1764)年に開業した旅館。その名は、この年が元正天皇行幸から一千年に当たることに由来するそうです。皇太子時代の大正天皇、有栖川宮、山岡鉄舟、横山大観など錚々たる方々がここを訪れています(こちら)。千歳楼の下、道路沿いに池がありましたが、ここにはハリヨが生息しているようでした。ハリヨは、トゲウオ目トゲウオ科の魚で、岐阜県と滋賀県の湧水のある河川に分布しています。美濃街道ウォーキングのときには、清水池というハリヨの生息地を見てきています(2023年5月24日:20230522美濃街道ウォーキング「美濃津屋~養老」(その1)……美濃津屋駅をスタートし、白山神社、津屋城跡の本慶寺、清水池ハリヨ生息地、慈眼寺から諏訪神社へ)。

Img_1284c_20230917123701  千歳楼の少し先には、豆馬亭(とうまてい)という旅館。創業明治13(1880)年、北原白秋をはじめ、数々の著名人が訪れたといいます。北原白秋、野口雨情の扁額が掛っているそうです。養老山系の猪、鹿が食べられるといいます。道路に面した壁面にイノシシやシカの頭蓋骨が飾られていました。

Img_1296c_20230915170101  豆馬亭からほど近いところに、元正天皇行幸遺跡があります。元正天皇は、霊亀3(717)年9月、近江国を経て美濃国当耆郡(多芸郡)にいたり、多度山の美泉に浴されました。この年11月に詔勅を出し、この多度山の美泉について、病が癒えるなどの効験が大きく、これは大瑞であると述べ、「養老」への改元を布告しておられます。行幸の際に行宮が造られたとされますが、その場所は不明。また、「美泉」が指すものは、養老の滝と、現養老神社内の湧水との二説があるといいます。

Img_1299c_20230915170101  現在ここにはお社があります。かつては、ここに多岐行宮(あんぐう)神社(御祭神は、元正天皇、聖武天皇)がありました。元正天皇行幸の時、この地に神輿を駐輦された古跡といいます。多岐行宮神社は、明治41(1908)年9月、養老神社へ合祀されました。その後、多岐行宮神社之諸施設はそのまま存置され、養老神社の御旅所として現在に至っています。

Img_1314c_20230917130701  この遺跡の辺りに大鍬神社があるというのですが(ルートマップにも記載しました)、よく分かりませんでした。帰ってから調べたら、御旅所の背後にあった小さな祠がそれのようでした。祭神は豊受姫神(とようけひめのかみ)です。現在は行われていないのですが、農耕の神様として最も重要な神様で五穀豊饒を願う祭礼が毎年10月に行われていたといいます。

Img_1317c_20230917131001  さらにこのあたりは、旧濃州多芸郡白石村といい、孝子伝説の源丞内の出身地だそうで、元正天皇行幸遺跡の近くにこのような石碑があります。この石碑は、開村500年を記念して平成16(2004)年12月に木碑を立て、平成22(2010)9月に石碑に建て直したとありました。

Img_1331c_20230917131501  寄り道はここまで。再び養老神社のところに戻って、滝沿いの道をさらに下っていきます。往きは右岸側でしたが、帰りは左岸側の道。土産物店などが多数あります。養老サイダーという看板が目立ったのですが、これ、日本で最初のサイダーだそうです。明治23(1890)年から製造開始し、平成12(2000)年に製造中止。その後会社も消滅したのですが、その後、平成29(2017)年が養老改元1300年にあたることから、復活プロジェクトが動きはじめ、現在は「養老サイダー復刻合同会社」によって販売され、製造は桑名の鈴木鉱泉が行っているそうです。飲んだことがないので、飲んでくればよかったかと反省。

Img_1352c_20230915170301  滝寿山元正院養老寺。養老公園内にあります。奈良時代の元正天皇の御代、孝子源丞内が開いた寺とされます。天平時代には七堂伽藍も整い、多芸七坊の一つに数えられていましたが、永禄年間(1558~1569)に織田信長のために焼かれてしまい、その後慶長12(1607)年、高須藩主・徳永寿昌(とくなが ながまさ)が再建しました。再建以前は法相宗に属していましたが、再建されるとき真宗大谷派に改宗し今日に及んでいます。ご本尊は、十一面千手観音立像。1mたらずの寄木造りですが、鎌倉初期のみごとなものだそうですし、「銘国光」の太刀があり、ともに国指定重要文化財となっています。西美濃三十三霊場の第二十五番札所。写真は不動堂です。

 Img_1337c_20230915170301 境内には、孝子源丞内のものとされる墓もあります。お参りしてきました。養老寺の境内には、句碑などが多数あります。前回来たときの記事にその一部が取り上げてあります(2018年12月4日:20181110近鉄ハイキング「親孝行のふるさと『養老フェスタ』」へ(その4)……元正天皇行幸遺跡、養老寺、養老説教場から大菩提寺を経て、勝手に養老駅にゴール変更(完))。

Img_1391c_20230915170601 72b6d791  養老寺から下って駐車場のところへ出て来ます。ここに養老説教場があります。坂道を上っていかねばなりませんので、ちょっとキツいのですが、行ってきました。浄土真宗の説教場です。ここの設置計画は、当時の岐阜県令小崎利準に支援されたこともあり、美濃国全域から多額の浄財が集ったそうです。養老説教場には現在の海津市である高須藩から移築された御殿があり、高僧等を招くために作られたそうです。養老説教場は養老郡の、また、土地は県の所有で、養老町内の浄土真宗の寺院が持ち回りで管理しています。前回来たときには、紅葉がとてもきれいでした(右の写真、2018年11月10日)。

Img_1394c_20230915171101  最後の立ち寄りスポットは、養老公園駐車場の入り口付近にある横綱鬼面山谷五郎碑。鬼面山谷五郎(きめんざんたにごろう)は、第13代横綱。岐阜県で唯一の、また、明治になって初めての横綱です。養老町鷲巣の出身で、美濃街道ウォーキングの時には生家跡を見てきました(2023年5月22日:20230522美濃街道ウォーキング「美濃津屋~養老」(予告編))。身長は186cm、体重140kgの巨漢。初め京都力士となり、25歳のとき、江戸の相撲武隅部屋に入門し修行。幕内成績は27場所143勝24敗16分で、優勝相当成績7回という輝かしい成績を残しています。明治2(1869)年に横綱になりましたが、翌年に引退。さらに引退後1年たたずに亡くなりました。

Img_1423c_20230915170601 230915130037277c  これで立ち寄り先は、コンプリート。昼食は、前回、美濃街道ウォーキングのときに休みで(2023年5月22日:20230522美濃街道ウォーキング「美濃津屋~養老」(予告編))、行けなかった「そば処たみと」さんへ。12時45分くらいの到着。なかなかよい感じのお店です。「ざる蕎麦(白)」を頼みましたが、十割蕎麦です。写真のように美しい蕎麦で、腰もしっかりしていましたし、味と香りも十分。こんなにおいしい蕎麦をいただいたのは、久しぶり。税別¥950。

Img_1415c_20230917133401  人気店のようで、われわれが食べ終えて店の外に出たら、「本日分完売」とありました。十二分に満足。もう少し遅かったら、食べ損ねるところでした。この日も、オーダーのときに「黒」はもう売り切れているといわれたくらい。

Img_1430c_20230915170601 Img_1454c_20230915170601  養老駅には、13時20分頃、戻ってきました。次の桑名行きは13時31分でちょうどよい時間。桑名着は14時18分。¥580。

Screenshot_20230915144208c  この日のGoogle Fitのデータ。11.15㎞、17,979歩でした。高低差がかなりありましたので、普通に11㎞を歩いたよりも運動量ははるかに多くなっています。いつもより足がだるくなっています(苦笑)。美濃街道ウォーキングオプショナルツアー#2は、行基寺に行く予定です。養老鉄道美濃山崎駅から往復するつもりですが、「キョリ測」で見ると、美濃山崎駅の標高は5m、行基寺は124m。今回よりは高低差は少ないのですが、途中、海津の「杖つき坂」もあり、難所かも知れません。

2023年9月17日 (日)

九華公園でダイサギの「一人ダイビング祭」

Dsc00740c  昨日ほどではありませんが暑く、33.5℃と真夏日になっています。暑くなるのを見越して、7時から散歩へ。前半、コースを変えて八間通、三栄町、新築公園、吉津屋町、外堀、内堀南公園、貝塚公園から九華公園へ。柿安コミュニティパーク、住吉神社、桑名七里の渡し公園から帰宅。5.5㎞。コースを変えたものの、鳥がいないことには変わりなし。

Dsc09777c Dsc09787c_20230917150801  九華公園までほとんど鳥には出会いませんでした。九華公園に着いて最初に見たのは、ドバトとハシボソガラス。散歩コースでは最近、カラスがたくさんいます。今日のコースでは、九華公園には、南から入り、外周遊歩道の東を回っていきます。ハシビロガモのオスは、いつものところにいます(野球場の南の堀)。昨日、右の翼の羽を心配しましたが、左も同じでした。生え替わるということでしょうか。

Dsc09887c_20230917150901  奥平屋敷跡でまともに見たのは、ハクセキレイのみ。カワラヒワは飛んでくるのですが、高いところでよく見えません。ほかには、少数のムクドリ、ドバト、ハシボソガラスのみ。昨日見かけたコサメビタキか?と思われる鳥は、今日は見つけられませんでした。

Dsc00172c_20230917152601 Dsc09993c  これは今日もほぼ空振りかと思ったら、救いの神が登場。朝日丸跡に足を踏み入れたとき、ちょうどダイサギがやって来ました 。20分あまり見ていたのですが、まさに救いの神でした。

Dsc00192c_20230917151001 Dsc00269c  ダイサギが降りたのは、ハシビロガモのオスがいるあたり。ダイサギやハシビロガモがいるところの上というか、背後には通路が通っているのです。人が通ると、飛んで逃げますし、今日は、「一人ダイビング祭」も開催してくれました。

Dsc00357c Dsc00372c_20230917151101  ダイブするのは5回ほど見られました。失敗することもありましたが、そのうち3回は小魚をゲットしていました。九華公園でのダイサギのダイビング祭は、以前にも見たことがあります。今日は、50mほどの、日当たりのよいところで、しっかり見られ、楽しめました。

Dsc00516c_20230917151201  捉えた魚が何かまではよく分かりませんが、ダイサギの嘴の長さより短めのサイズ。ほかにカワセミの鳴き声も聞こえたのですが、姿は見えませんでした。

Dsc00596c Dsc00620c_20230917150801  柿安コミュニティパークでもハクセキレイ。七里の渡し跡ではスズメ。スズメは本当に見なくなっています。

Dsc09797c_20230917150801  ところで鎮国守国神社の境内ではヒガンバナが数輪、咲き始めてきました。この秋のお彼岸は、9月20日から。まさにお彼岸になると咲くということです。

Dsc09809c_20230917150801 Dsc09834c_20230917150801  今週は、内科の定例受診と特定健診に行ってこないといけません。さらに再来週から江戸橋での後期の授業が始まりますから、レジメその他を助手の先生に送って印刷などをお願いしておく必要があります。そろそろ「夏休み気分」もオシマイに。火曜日は、資源ゴミの当番が回ってきていますし、土曜日は管理組合の理事会。細々とあります。明日は敬老の日ですが、「おじいちゃんではないから(孫がいないという意味)、無関係」と通告されています(苦笑)。ヒガンバナで遊んでみた写真です。

20230915「養老の滝ウォーキング」(美濃街道ウォーキングオプショナルツアー#1)その1……養老駅をスタートし、聖武天皇巡幸記念碑、せせらぎ街道から妙見堂を経て養老の滝から養老神社へ

Img_0927c_20230915163301  9月15日に行ってきた「養老の滝ウォーキング」の本編その1です。この日のウォーキングは、「美濃街道ウォーキングオプショナルツアー」の#1です。「美濃街道ウォーキング」は、今年1月から7月にかけて、多度から大垣まで歩いたものです。正確には、養老から美濃街道を外れ、養老街道を歩いています。というのも、養老から先美濃街道は関ヶ原に向かうのですが、途中鉄道が通っていませんので、このように変更したのです。美濃街道を歩きながら、同級生K氏と養老の滝や、行基寺にも行ってみたいと話していたのですが、まずは大垣まで歩き通すことを優先したのです。7月2日に美濃青柳から大垣まで歩いて、これは目標を達成。夏場にかなり高低差のあるところを歩くのはやめようということで、「養老の滝ウォーキング」はこの日になった次第。しかし、予想外に暑くて大変でした。同級生K氏と二人旅。

Yoro0_20230916040901  こちらがこの日歩いたルートマップ。マップ上では、6.4㎞。養老公園から聖武天皇巡幸記念碑、妙見堂、養老の滝を経て、養老神社・菊水泉、北原白秋歌碑、元正天皇行幸遺跡、養老寺、養老説教場、鬼面山谷五郎碑などを経て養老駅に戻るというコースです。養老駅あたりの標高が20m、養老の滝が270m(いずれもキョリ測による数値)で、高低差は250mという高齢者にとってはいささか難コースであった上に、この日は猛暑日一歩手前という、9月中旬にしては例外的な暑さで大変でした(苦笑)。なお、私自身は、養老の滝には5年前に近鉄ハイキングで来ています。その時の記事については、予告編(2023年9月15日 :20230915「養老の滝ウォーキング」(美濃街道ウォーキングオプショナルツアー#1)(予告編))の末尾にリストをつけてあります。今回の記事では、文学碑などはほとんど省略しますので、そちらをご覧ください。また、養老の滝近辺の石碑の一覧は、こちらにあります。

Img_0933c_20230915163301 Img_1438c_20230916153901  桑名駅を8時45分に出る養老鉄道大垣行きに乗車。養老駅には9時27分着。¥580。9時35分に養老駅をスタート。美濃街道ウォーキングで来たときには(2023年6月4日:20230604美濃街道ウォーキング「養老~美濃高田」(予告編))、「養老公園県営100周年記念往復割引切符」があったのですが(往復で¥1,000)、それは予定数に達して、買えませんでした。

Yoro1_20230916154201  あまり意味がないかも知れませんが、こちらが詳しいルートマップその1。養老公園のあたりは、往復とも同じルートをたどっています。聖武天皇巡幸記念碑まで養老公園の中を通っていきます。岐阜県こどもの国、養老天命反転地、養老ランドなどがありますが、何れにも立ち寄っていません。

Img_0947c Img_0957c_20230916154901  養老駅を出てすぐの辺り。すでに上り坂です。ここから先、養老の滝までは多少のアップダウンはあるものの、基本的には上り坂が続きます。右の写真は、こどもの国の入り口にある案内看板。養老天命反転地は、世界的に活躍したアーティスト荒川修作氏とそのパートナーで詩人のマドリン・ギンズ氏の構想を実現したテーマパーク。広大な敷地には、水平、垂直な線は極力排除され、人工的な地平線が数多く配置されるなど、至る所に人間の平衡感覚や遠近感を混乱させる仕掛けが施されています。というところですから、高齢者が行くには不適切(笑)。

Img_0965c_20230916154901  Img_0952c_20230916160301 途中に養老ランドがあります。広い敷地に多数の遊具があるのが見えました(こちら)。現役の遊園地です。昭和48年(1973)年から営業を続けているそうです。上り道がずっと続いています。

Img_0972c_20230915163901  スタートからほぼ1㎞で聖武天皇巡幸記念碑があります。天平12(740)年に聖武天皇が巡幸された折、「天狗の小場」と称されるこのあたりに行宮(あんぐう)が造営され、4日間駐留されたと伝わっているそうです。碑は、平成30(2018)年3月に建立された、新しいもの。

Yoro2_20230916160001  詳しいルートマップは、聖武天皇巡幸記念碑の先からその2になります。ルートマップは、キョリ測で描いていますが、このエリア、未知がきちんとすべて載っているわけではありませんので、概略で描いたところがあります。

Img_0983c_20230915163901 Img_0986c_20230916160201  聖武天皇巡幸記念碑の先からせせらぎ街道に入ります。妙見堂へと続く、1㎞ほどの道で、モミジがたくさんありますので、秋の紅葉は見事と思われます。一般に養老の滝に上る道からは1本奥にありますので、隠れた紅葉スポットだろうと思えます。

 いきなりの余談ですが、5年前に近鉄ハイキングできたとき、このせせらぎ街道に入るところでコースミスをしでかしました(2018年11月28日:20181110近鉄ハイキング「親孝行のふるさと『養老フェスタ』」へ(その1)……養老駅から養老公園へ、コース間違いで余分に2㎞歩く(笑))。私だけではなく、近くを歩いていた参加者10数人がみんな間違えたのです。しばらく歩くと、どうも方角が違うという話になりました。養老の滝に向かうには、西の方へ、しかも少しずつ登るはずが、南に向いているのです。しかもかなり平坦な道。近くにいた方が公園の仕事をしている人に確認して、間違いに気づいたということがありました。このときは、結局2㎞ほど余分に歩いてしまい、私は設定されたゴールの美濃高田駅に向かうのを断念し、勝手に養老駅に戻って、ゴールしたことにしました(苦笑)(2018年12月4日:20181110近鉄ハイキング「親孝行のふるさと『養老フェスタ』」へ(その4)……元正天皇行幸遺跡、養老寺、養老説教場から大菩提寺を経て、勝手に養老駅にゴール変更(完))。

Img_0989c_20230915163901 Img_1004c_20230916160601  2㎞ほど歩くと妙見堂に至ります。この妙見堂は、明治13(1880)年、岐阜県県令小崎利準(こさき としなり/ おざき りじゅん)氏が日鑑上人(身延山久遠寺第74世)を招き、堂宇を建立したのが始まりとされます。この年は、養老公園が開設されています。説明板によれば、この地は370年あまり前、久遠寺第21世寂照院日乾上人が、大干魃が続いたときに雨乞いの霊場として開かれたものが始まりです。ちなみに、小崎利準は、幕末の伊勢亀山藩士、明治期の内務官僚(天保9(1838)~大正12(1923)年)。

Img_1131c_20230916161101 Img_1044c_20230916161201  妙見堂の先でいったん下って、通常の滝に上る道に入ります。ここからが大変でした。途中、2回ほど小休止。途中は割愛しますが、妙見堂から川沿いを600mほど上って、「養老の滝はまだか?」と思った途端に視野が開け、右の写真のように滝が見えました。このときはさすがに「オーッ!」と声が出ました。

Img_1064c_20230915165201  ここには、5年ぶりに来ました(2018年11月10日:20181110近鉄ハイキング「親孝行のふるさと『養老フェスタ』」へ……予告編)。養老の滝は、落差32m、幅4mと見事なものです。この日は水量もあって、見応えがありました。滝のすぐ目の前まで上って、そこにあったベンチに座り、しばし滝を眺めながら休憩をしてきました。水と緑、勢いのある滝の流れ、時間さえあれば、いつまでも眺めていられそうです。平日でしたが、観光客の方もそれなりにありました。

Img_1122c_20230917061901 Img_1151c_20230917062001  しばし休憩しながら滝を眺めてから養老神社に向かいます。ここからは下り。来るときに比べかなり楽になります。途中では「丁石(ちょういし)」。滝まで上る人に向けて、残りの距離を示しています。また、「観光リフトのりば」の建物も見えています。養老ロープウェイが営んでいたのですが、平成27(2015)年以降、施設老朽化のため運行停止中。養老公園の妙見橋付近(養老神社)から養老の滝付近の駐車場を結ぶ、固定循環式の一人乗りリフトだったそうです。全長約200 mを約3分17秒で結んでいました。

Img_1161c_20230915165301 Img_1192c_20230915165301  養老神社には裏参道から入りました。「養老孝子伝説」の源丞内ゆかりの神社といわれ、奈良時代養老年間以降の創建と推測されます。平安時代、美濃国神明帳には「養老明神」とあり、菊理媛命(くくりひめのみこと)が祭神とも伝わっています。永正元(1504)年、菅原道真を合祀し、養老天神といわれていました。明治初期、近くの元正天皇・聖武天皇祭場を移転し、合祀。この際、養老神社に改称しています。現在のご祭神は、天照皇大神元正天皇聖武天皇菅原道真

Img_1197c_20230915165301 Img_1200c_20230917063201  境内には、今もこんこんと湧いている清水があります。それが菊水泉。孝子源丞内が汲んで老父にすすめたところ酒になったという伝説の水は、この水だといわれています。この菊水泉の周りにも文学碑その他が多数ありますが、今回は割愛。5年前の記事(予告編にリストを載せてあります)をご覧ください。

Img_1222c_20230915165301  この泉の水、養老神社を降りたところで飲んでみました。無色無臭でしたが、味はまろやか。この日は暑かったので、まさに甘露という感じでした。ここで出会った男性は、毎日のようにこの水を汲みに来るとおっしゃっていました。

 ここらでキリがよいので、その1はここまで。その2は、この先ちょっと寄り道をして、北原白秋歌碑、元正天皇行幸遺跡・大鍬神社などから。

2023年9月16日 (土)

プチ遠征、長良川河口堰でカワセミ、九華公園ではコサメビタキか?

Dsc09736c_20230916141901  今日は、猛暑日になるという予報でしたが、朝早くからとても暑くなっていました。正午前に35.0℃ちょうどを記録。週末恒例のプチ遠征日。7時前に木曽川へ。その後、長良川河口堰を回って九華公園に行ってきました。3ヶ所で歩いたのは、合計5.8㎞。

Dsc08676c Dsc08661c_20230916141701  木曽川は、国道23号線木曽川大橋のすぐ上流の、いつものところ。着いて、堤防に上がって「失敗したか!?」と思いました。6時24分に満潮だったのです(四日市港)。まぁ、ここまで来て帰るわけにもいきませんから、一通り見てくることにしました。堤防の注意標識にイソヒヨドリのメス。

Dsc08685c  Dsc08696c 上流に向かって水制3つ分を見てきました。最初の水制にアオサギがいるなと思ったら、すぐに逃げられました。よくあるパターンではありますが、もうちょっとフレンドリーになって欲しいとかねがね思っています。2つめの水制にもアオサギ(右の写真)。こちらのアオサギさんは、逃げませんでした。

Dsc08820c Dsc08944c_20230916141701  3つめの水制には、カルガモがたくさん。27羽ほど。ダイサギとコサギも1羽ずつ。

Dsc09041c  カルガモに混じって、ヘンなカモもいました。冬鳥がもうやってきたのかとも思ったのですが、これはたぶん「マルガモ」といわれる、カルガモとマガモか何かとのハイブリッドではないかという気がします。これと同じようなカモは、2羽ほどいました。

Dsc09438c  続いて、長良川河口堰へ。7時半頃ですが、この頃には29℃くらい。汗だく(苦笑)。

Dsc09200c Dsc09182c  堰の東側、下流にアオサギとコサギが1羽ずつ。魚道のところを管理橋から除いたのですが、逃げることはありませんでした。

Dsc09220c_20230916141801  西側の閘門へのアプローチの処にはダイサギが3羽にアオサギが4羽。そのうち1羽のアオサギは、このポーズ。「ヘンなおじさん」ポーズなのですが、翼を乾かしているのでしょう。

Dsc09242c  親水広場へ降りて行こうと思ったら、カワセミが飛ぶのが見えました。急いで行くと、上流の魚道のところにいました。あまりよい写真ではないかと思ったのですが、まあまあ。

Dsc09389c_20230916141801 Dsc09375c_20230916141802  上流側の魚道には、アオサギとダイサギが1羽ずつ。親水広場では、ハクセキレイを1羽見たのみ。写真は撮れていません。

Dsc09477c  管理橋を渡って、東側に戻る途中、イソヒヨドリのオス。この時期、ダイビング祭が行われていることもあるのですが、今年はまだ見られていません。しかし、今日は、カワセミもイソヒヨドリも見られましたから、まあ良し。

Dsc09496c  最後に九華公園。九華橋のところにアオサギ。ときどきここにやってくるようになりました。今日も割と静かでした。スズメはまったく見ませんでした。

Dsc09517c Dsc09562c_20230916144801  奥平屋敷跡で、まずは、あの足の悪いハクセキレイ。たまにやって来ています。右のもののような写真しか撮れませんでしたが、カワラヒワも数羽来ていました。そろそろ戻ってくると思います。ほかにはムクドリ、ドバトが少数。

Dsc09547c Dsc09624c_20230916141801  さらにこちらの鳥さん。左右の写真は、同じ個体ではないかと思います。コサメビタキかなという気がしますが、確信はありません。9月に九華公園にコサメビタキやエゾビタキがやってくることがよくあります。明日も九華公園に出かけて確かめようと思っています。

Dsc09717c_20230916141901 Dsc08609c_20230916145701  ハシビロガモのオスは、今日もまた、いつも通りに吉之丸堀の野球場の南にいました。気になったのは、右の翼。羽が抜けてしまって、貧弱に見えます。一昨日撮った写真でも、右のようになっていました。抜けている羽が増えて来ていると思われます。

Dsc09685c  ほかには、一昨日と同じように(2023年9月14日:今日はほとんど空振り)、カワセミを遠望(苦笑)。今日もまた、鎮国守国神社の社務所裏の堀で、100m以上先にいました。

Dsc09665c_20230916150301  昨日(2023年9月15日:20230915「養老の滝ウォーキング」(美濃街道ウォーキングオプショナルツアー#1)(予告編))の今日でさすがに疲れましたし、猛暑ですので、帰宅してからはおとなしくしています(苦笑)。花は、カンゾウの仲間でしょうか、九華公園にて。

230916143202965c 230915174738604c  余談その1。この季節になりますと、栗きんとんを食べたくなります。木曜の中日新聞朝刊に津の松菱で恵那川上屋の栗きんとんを売っているというので、実家に行っていた家内に頼んで帰りに買ってきてもらいました。

230916055320004c  余談その2。アサガオ、今朝は1輪。昨日は2輪咲いていました。これで累計52輪。

2023年9月15日 (金)

20230915「養老の滝ウォーキング」(美濃街道ウォーキングオプショナルツアー#1)(予告編)

Img_0927c_20230915163301  予想していたよりかなり暑い日になりました。桑名では最高気温が34.8℃。危うく全国のトップテン入りしそうな気温。これほど暑くなるとは思わず、以前から予定していた「養老の滝ウォーキング」に行ってきました。今年1月から7月にかけて歩いていた「美濃街道ウォーキング」のオプショナルツアーの1つです。美濃街道を歩きながら、同級生K氏と養老の滝や、行基寺にも行ってみたいと話していたのですが、まずは大垣まで歩き通すことを優先したのです。7月2日に美濃青柳から大垣まで歩いて、これは目標を達成。夏場にかなり高低差のあるところを歩くのはやめようということで、「養老の滝ウォーキング」は今日になった次第。しかし、暑くて大変でした。同級生K氏と二人旅、今日の記事は予告編。

Img_0933c_20230915163301Yoro0_20230916040901  桑名駅を8時45分に出る養老鉄道大垣行きに乗車。養老駅には9時27分着。¥580。9時35分に養老駅をスタート。右が、今日歩いたルートマップ。マップ上では、6.4㎞。養老公園から妙見堂、養老の滝を経て、養老神社・菊水泉、北原白秋歌碑、元正天皇行幸遺跡、養老寺、養老説教場、鬼面山谷五郎碑などを経て養老駅に戻るというコースです。養老駅あたりの標高が20m、養老の滝が270m(いずれもキョリ測による数値)で、高低差は250mという、高齢者にとってはいささか難コース。

Img_0947c Img_0972c_20230915163901  養老駅を出てすぐのあたり。すでに登り坂。養老の滝までの間、多少のアップダウンはありますが、基本的にはずっと上り。せせらぎ街道に入るところに「聖武天皇巡幸記念碑」があります。碑陰の説明によれば、天平12(740)年に聖武天皇が巡幸された折、「天狗の小場」と称されるこのあたりに行宮(あんぐう)が造営され、4日間駐留されたと伝わっているそうです。碑は、2018年3月に建立。

Img_0983c_20230915163901 Img_0989c_20230915163901  聖武天皇巡幸記念碑の先からせせらぎ街道に入ります。妙見堂(右の写真)へと続く、1㎞ほどの道で、モミジがたくさんありますので、秋の紅葉は見事と思われます。一般に養老の滝に上る道からは1本奥にありますので、隠れた紅葉スポットだろうと思えます。妙見堂の創建は明治15(1882)年、当時の岐阜県令・小崎利準氏が日鑑上人(身延山久遠寺第74世)を招き堂宇を建立したのが始まりとされます。

Img_1053c_20230915164801 Img_1064c_20230915165201  妙見堂の先でいったん下って、通常の滝に上る道に入ります。ここからが大変でした。途中、2回ほど小休止。途中は割愛しますが、妙見堂から川沿いを600mほど上って、「養老の滝はまだか?」と思った途端に視野が開け、左の写真のように滝が見えました。このときはさすがに「オーッ!」と声が出ました。5年ぶりに来ました(2018年11月10日:20181110近鉄ハイキング「親孝行のふるさと『養老フェスタ』」へ……予告編)。養老の滝は、落差32m、幅4mと見事なものです。今日は水量もあって、見応えがありました。滝のすぐ目の前まで上って、そこにあったベンチに座り、しばし滝を眺めながら休憩をしてきました。時間さえあれば、いつまでも眺めていられそうです。

Img_1161c_20230915165301 Img_1192c_20230915165301  養老の滝から降りて、養老神社に向かいます。「養老孝子伝説」の源丞内ゆかりの神社といわれ、奈良時代養老年間以降の創建と推測されます。平安時代、美濃国神明帳には「養老明神」とあり、菊理媛命(くくりひめのみこと)が祭神とも伝わっています。永正元(1504)年、菅原道真を合祀し、養老天神といわれていました。明治初期、近くの元正天皇・聖武天皇祭場を移転し、合祀。この際、養老神社に改称しています。

Img_1197c_20230915165301 Img_1222c_20230915165301 境内には、今もこんこんと湧いている清水があります。菊水泉。孝子源丞内が汲んで老父にすすめたところ酒になったという伝説の水は、この水だといわれています。この泉の水、養老神社を降りたところで飲んでみました。無色無臭でしたが、味はまろやか。ここで出会った男性は、毎日のようにこの水を汲みに来るとおっしゃっていました。

Img_1267c_20230915165701  滝を過ぎてからは下る一方ですから、楽。養老神社の表参道の一の鳥居のところに北原白秋歌碑があります。昭和55(1980)年に建碑されたというのですが、苔生していて、かなり古びていて歌はほとんど読めない状態。碑には「紫闌 さいていささか 紅き石の しま目に見えて 寿々し 夏去りにけり」という歌が刻されています。昭和2(1927)8月、大阪毎日新聞が行った「日本新八景」の人気投票の審査のため、子息を同伴して養老を訪ねた際に詠まれた歌の一つ。

Img_1299c_20230915170101  養老神社からさらに北東へ向かうと、「元正天皇行幸遺跡」があります。元正天皇は、霊亀3(717)年9月、近江国を経て美濃国当耆郡(たぎぐん:多芸郡)にいたり、多度山の美泉に浴されました。この年11月に詔勅を出し、この多度山の美泉について、病が癒えるなどの効験が大きく、これは大瑞であると述べ、「養老(717~724年)」への改元を布告しておられます。

Img_1337c_20230915170301 Img_1352c_20230915170301  元正天皇行幸遺跡から養老神社に戻り、川沿いの道を下っていきます。元正院瀧寿山養老寺へ。孝子源丞内が開いた寺とされ、天平時代には七堂伽藍も整い、多芸七坊の一つに数えられていたものの、永禄年間(1558~1569)に織田信長のために焼かれてしまい、その後慶長12(1607)年、高須藩主・徳永寿昌が再建しました。再建される以前は法相宗のお寺でしたが、再建されるとき、真宗大谷派に改宗し今日に及んでいます。境内には、孝子源丞内のものとされる墓もあります。

Img_1391c_20230915170601  養老寺から養老公園駐車場の方に降りてきますと、駐車場入り口の近くに養老説教場。浄土真宗の説教場で、明治13(1880)年の養老公園開設時に創設されています。養老町内の真宗寺院が持ち回りで管理しています。前回来たときは、紅葉が見事でインスタ映えしそうなスポットでした。

Img_1394c_20230915171101  最後の立ち寄り先は、養老公園駐車場の入り口付近にある横綱鬼面山谷五郎碑。鬼面山谷五郎(きめんざんたにごろう)は、第13代横綱。岐阜県で唯一の横綱で、また、明治になって初めての横綱です。養老町鷲巣の出身で、美濃街道ウォーキングの時には生家跡を見てきました(2023年5月22日:20230522美濃街道ウォーキング「美濃津屋~養老」(予告編))。27場所143勝24敗16分で、優勝相当成績7回という輝かしい成績を残しています。明治2(1869)年に横綱になりましたが、翌年に引退。さらに引退後1年たたずに亡くなりました。

Img_1423c_20230915170601 230915130037277c  これで立ち寄り先は、コンプリート。昼食は、前回、美濃街道ウォーキングのときに休みで(2023年5月22日:20230522美濃街道ウォーキング「美濃津屋~養老」(予告編))、行けなかった「そば処たみと」さんへ。12時45分くらいの到着。なかなかよい感じのお店です。「ざる蕎麦(白)」を頼みましたが、十割蕎麦です。写真のように美しい蕎麦で、腰もしっかりしていましたし、味と香りも十分。こんなにおいしい蕎麦をいただいたのは、久しぶり。人気店のようで、われわれが食べ終えて店の外に出たら、「本日分完売」とありました。十二分に満足。

Img_1454c_20230915170601 Img_1430c_20230915170601  養老駅には、13時20分頃、戻ってきました。次の桑名行きは13時31分でちょうどよい時間。桑名着は14時18分。¥580。美濃街道ウォーキングで来たときには(2023年6月4日:20230604美濃街道ウォーキング「養老~美濃高田」(予告編))、「養老公園県営100周年記念往復割引切符」があったのですが(往復で¥1,000)、それは予定数に達して、買えませんでした。

Screenshot_20230915144208c  今日のGoogle Fitのデータ。11.15㎞、17,979歩でした。高低差がかなりありましたので、普通に11㎞を歩いたよりも運動量ははるかに多くなっています。いつもより足がだるくなっています。本編は、また明日以降書きます。

 なお、本文中にも書きましたが、養老の滝へは2018年11月10日に近鉄ハイキングで訪ねています。その時の記事は、次のようになっていますので、ご興味がおありでしたら、ご覧ください。今回は、文学碑などは割愛するつもりですが、これらの記事には詳しく書いてあります。

 2018年11月10日:20181110近鉄ハイキング「親孝行のふるさと『養老フェスタ』」へ……予告編

 2018年11月28日:20181110近鉄ハイキング「親孝行のふるさと『養老フェスタ』」へ(その1)……養老駅から養老公園へ、コース間違いで余分に2㎞歩く(笑)

 2018年11月29日:20181110近鉄ハイキング「親孝行のふるさと『養老フェスタ』」へ(その2)……妙見堂、養老の滝から養老神社、菊水泉へ

 2018年12月4日:20181110近鉄ハイキング「親孝行のふるさと『養老フェスタ』」へ(その3)……養老神社、菊水泉あたりの石碑など、歴史ある旅館

 2018年12月4日:20181110近鉄ハイキング「親孝行のふるさと『養老フェスタ』」へ(その4)……元正天皇行幸遺跡、養老寺、養老説教場から大菩提寺を経て、勝手に養老駅にゴール変更(完)

 また、養老公園にある石碑をたどるハイキングコースが、ここにあります。文学碑などが網羅されています。

 ちなみに、「美濃街道ウォーキングオプショナルツアー」#1としましたが、#2として、行基寺へも行こうと計画しています。行基寺へは、養老鉄道美濃山崎駅から往復するつもり。

2023年9月14日 (木)

今日はほとんど空振り

Dsc08650c_20230914150101  曇りのち晴れという予報でしたが、ほぼ曇りとなっています。今日も32.1℃と真夏日。本当にもう勘弁してもらいたいと思います。朝は家事を済ませ、8時15分から散歩へ。住吉神社、九華公園、貝塚公園、内堀南公園、外堀、吉津屋町、京町、寺町と5.8㎞。真夏に比べれば汗だくということはなくなりましたが、それでも途中で小雨が降りましたので、蒸し暑いこと。

Dsc08495c_20230914150101 Dsc08508c_20230914150101  今日は、結論から書けば、ほとんど空振りでした(苦笑)。スズメは住吉神社のところで数羽を見ましたが、その後はほとんどいませんでした。昨日も書きましたが、このあたりは留守にしているのでしょう。住吉神社の前から揖斐長良川の中州を見ますと、例の木のまわりにアオサギが3羽ほど、パラパラといます。

Dsc08592c_20230914150101  九華公園までほとんど鳥は見ず。キジバトの鳴き声がときどき聞こえたのですが、スズメもムクドリもドバトもほとんどいません。今日は、カラスまで少ないあり様。奥平屋敷跡にも、二の丸跡にも、朝日丸跡にも鳥の姿はありません。奥平屋敷跡で一緒になった前管理人Oさんも、「今日はお見事なくらいなにもいませんなぁ。声も聞こえないし」といわれます。ハシビロガモのオスだけは、いつものように、吉之丸堀の野球場の南にいました。

Dsc08563c_20230914150101  念のためにと思って、相撲場の方の堀を見に行ったら、北の端の隅にカワセミがいるのが見えました。何かいると思って、双眼鏡で見てようやくカワセミだと分かったくらい。100m以上先にいたのです。写真を撮って、トリミングして載せましたが、証拠写真以下。はるかに下回っています(苦笑)。ここからカワセミがいるところへ行くとすれば、橋を渡って回っていかねばなりません。回っていくうちにいなくなりそうだと思っていたら、写真を撮った直後、ダイビングをしてそのまま鎮国守国神社の社務所裏の方へ姿を消し、どこへ行ったか不明になりました。

Dsc08582c Dsc08587c  ところで、鎮国守国神社の境内でヒガンバナの芽が出てき始めました。昨日はまだでしたので、わずか1日でニョキニョキとすごい勢いで伸びてきたということです。実は、あまり好きな花ではありません。が、季節の変化を知るという意味で、気にしているのです。

230914055510078c  明日は、美濃街道ウォーキングのオプショナルツアーの第1回として、養老の滝のウォーキングに行くことにしています。天気はよさそうですが、今日よりも暑くなるという予報で、参りますねぇ。今朝のアサガオは、1輪のみでした。

2023年9月13日 (水)

久しぶりのカワセミに、ハシビロガモのオスも戻りました

Dsc08487c_20230913150601  久しぶりによく晴れましたが、最高気温は32.4℃で、真夏日。いつまでも暑いのはかないません。今日は、10時からエレベーター点検が予定されていましたので、7時10分から散歩へ。住吉神社、九華公園、貝塚公園、内堀南公園、外堀、吉津屋町、京町、寺町と5.5㎞。9時過ぎに帰宅。

Dsc07995c_20230913150601  住吉神社でスズメ。このところ、スズメはあまり見なくなっています。今日もそれほどはいませんでした。秋冬は、田園地帯にいることが多いためと思われます(三上修著、身近な鳥の生活図鑑、ちくま新書)。

Dsc08029c_20230913150601 Dsc08099c_20230913150601  柿安コミュニティパークには、ドバトとムクドリが多く、スズメはわずか。九華公園についても、鳥たちの鳴き声はあまり聞こえてきません。ハシブトガラスがお迎え(苦笑)。アオサギは、今日は神戸櫓跡の松の木のてっぺんで首筋を掻いていました。しばし見ていたのですが、ずっと掻いていますので、この写真。

Dsc08190c_20230913150601  奥平屋敷跡でもドバトしかいなかったのですが、二の丸跡に近い方に回ったら、足元から鮮やかなブルーの背中をした、小さい鳥が飛び出しました。カワセミです。9月6日以来(2023年9月6日:カワセミ3連発(喜)!)。奥平屋敷跡の方から、木の陰に隠れて近づいて撮ったのがこの写真。

Dsc08361c Dsc08411c  昨日、一昨日とハシビロガモのオスがどこにいったか分からなくて心配しましたが、今日はいつものところにいて、一安心。九華公園の堀はけっこう広く、柿安コミュニティパークの西の堀まで続いていますから、見落としたのかも知れません。さらに今日は、またダイサギが来ていました。揖斐川からの水は入っていませんでした。

Dsc08405c_20230913150601  ハシビロガモのオスとダイサギは、割と近くにいましたので、コラボ写真もゲットできました。ほかにはシジュウカラやハクセキレイも見たのですが、遠くて証拠写真しか撮れていません。いずれも割愛しました。バードウォッチングは、以上。

Dsc08466c  午後からは、先日の市民大学郷土史学科の講義内容をまとめています。今は、松尾芭蕉についてあれこれ調べながら、講義内容と資料をもとに自分なりのまとめを作っています。野ざらし紀行、笈の小文からいよいよ奥の細道に進んでいます。といっても、これらの全体に取り組んでいるのではなく、桑名に関わる部分が中心ですから、「つまみ食い」をしているようなもの(笑)。モミジアオイは、吉津屋町当りのお宅にて。

230913052850066c  今日のアサガオは、1輪のみ。それもほかのツルや、支柱に挟まれてしまい、花がきれいには開きませんでした。

 

20230909近鉄ハイキング『三重県で一番小さな町「朝日町」を歩く』(その3)……浄泉坊、朝日小学校の円形校舎、朝日町資料館から語らいの広場で抽選会を経て伊勢朝日駅にゴールにて「完」

230909oyachi2  9月9日の近鉄ハイキング『三重県で一番小さな町「朝日町」を歩く』の本編その3です。その2では、井後(いじり)神社、若松園(和菓子)、稲垣酒造場、朝日町歴史博物館と回りました。残る立ち寄り先は、浄泉坊、朝日町資料館、語らいの広場(抽選会あり)で、ゴールは近鉄名古屋線・伊勢朝日駅です。

Img_0770c_20230909170501  朝日町歴史博物館のエアコンが効いたロビーで休憩し、11時に再スタート。白梅の丘など住宅地の方を回って、小向山浄専坊(おぶけざんじょうせんぼう)に向かいます。浄土真宗本願寺派のお寺。由緒書きによれば、正治元年(1199)年、正治寺として小向御厨神明宮(現在の小向神社か? こちらを参照)の別当寺として建てられました。当初は禅宗であったといいます。その後、愛洲宗貫が小向に城を構え、延元4(1339)年に朝明郡の地頭職に補せられ、伊勢守を名乗り、この寺を菩提寺にして愛洞山と称しました。寛正の頃(1460~1465年)、伊勢左衛門尉真弘のの末裔が出家して小向坊浄泉といって、正治寺に住み、応仁元(1467)年、蓮如上人が関東から帰洛の際、その教化を受けたと言います。天正年間、沼木宗喜(柿城主)、飯田庄之助(小向城主)の城が寺院付近にあり、それを攻めた滝川一益の兵火にかかって焼失しました。慶長8(1603)年に、伊勢慶昭(伊勢氏の末裔)が小向にあった正治寺を再興し、小向山浄泉坊と改称し、寛永15(1638)年、西本願寺から木仏と寺号の公称を受けています。

Img_0781c_20230912044101 Img_0777c_20230909175001  徳川家にゆかりのある桑名藩主の奥方の菩提寺になっていたことがあるといわれ、本堂の棟や、山門に徳川家の定紋三ツ葉葵が入っています。浄泉坊は、東海道に面しており、参勤交代でここを通った大名は、この寺の門の前では駕籠から降りて一礼したと伝えられます。また、この寺の書院は、旧桑名城の三の丸御殿を移築したものだといわれています(西羽晃著「郷土誌を訪ねて」,pp.134~135)。寺では対面所として使われていたといいます。

Img_0803c_20230909170501  次の目的地は、朝日町資料館ですが、コースマップに「朝日小学校の円形校舎がよく見えるポイント」と書かれていました。円形校舎そのものは何度も見たのですが、「ビューポイント」であるなら、立ち寄ろうと行ってきました。昭和37(1962)年に建てられ、平成15(2003)年に改修されています。鉄筋コンクリート造4階建で、登録有形文化財になっています。1階から3階は、中央に柱のない円形ホールで、その周囲に特別教室等、外周にベランダがあります。4階の講堂は一室の大空間となっているそうです。

Img_0822c_20230912045201 Img_0830c_20230909170501  続いて朝日町資料館。毎週水曜と土曜日に開館しています。ここも初めて訪ねます。大正5(1916)年に朝日村役場として建てられました。木造2階建の寄棟造瓦葺きで、1階には事務関係の諸室が配置され、2階には議場が設けられていました。内部の改造も少なく、地方建築の特徴をよく留めている建造物として平成12(2000)年に国の登録有形文化財となりました。現在は農耕・養蚕関係の資料など民俗資料を展示しています。右の写真の金庫には「朝日村役場」と書かれています。

Img_0835c_20230912045301 Img_0852c_20230912045301  朝日町資料館の先でまた東海道に出ます。このあたりの東海道は、これまでに何度も歩きました。道幅も、昔の街道そのままのような印象です。昔ながらの建物も残っています。

Img_0838c Img_0841c_20230912045301  コースマップに「東海道沿いの小向地区では民家に竹の花挿しが飾られている」とあります。よく見たら、その通り。地区全体での取り組みと思いますが、街道歩きにホッとするひとときを与えてくれます。桑名でもこういう取り組みがあるといいなと思います。

Img_0863c_20230912061601  語らいの広場の手前にエノキがあります。樹齢300年を超えるといわれます。東海道を往来した旅人たちを見てきたのでしょう。街道の並木としては、松が一般的で、朝日町内も同様だったそうですが、エノキのような「雑木」も混じっていたそうです。ところが、松は、太平洋戦争末期、松根油をとるために傷つけられたり、その後の松食い虫の被害などによって激減したのです。

Img_0875c_20230909170601 Img_0872c_20230909170601  エノキの北に語らいの広場があります。ここで抽選会とコースマップにありました。ここは、平成10(1998)年に「東海道ポケットパーク」として整備されたところでしたが、令和2年に改修整備され、「語らいの広場」となっています。コースマップに番号が付与されており、その下1桁が、3、7、9であれば当り。私のマップは、#103でしたので、見事当選! 若松園さんのお菓子が1つということで、みやこまんじゅうをいただきました。若松園さんでは1度も買い物をしていませんので、なんだか申し訳ない気がします。

Img_0879c_20230909170601 Img_0889c_20230909175901  語らいの広場からすぐに近鉄伊勢朝日駅。ここがこの日のゴール。11時半過ぎに到着。キョリ測で見ますと、7.0㎞を歩いてきました。11時43分に名古屋行き準急がありましたので、それに乗車。桑名駅には、11時48分着。¥240。この日は、自宅にて昼食。

Screenshot_20230909121201c  この日のGoogle Fitのデータ。8.8㎞を歩いていますが、キョリ測では、現地では7.0㎞ほどとなっています。歩数は、16,220。暑い中、よく歩きました。

230909144048413  土産は、稲垣酒造場の純米樽酒。御山杉の純米酒を樽に詰めたものをさらに瓶詰めにして販売。¥1,800。色合いはわずかに黄色。甘さはわずかで、すっきりしており、やや苦みがあるかなという感じ。ちなみに、初めて飲むと思ったら、娘から桑名のすし道場で飲んでいたという指摘がありました(苦笑)。そういえば、そうかも知れません。

Screenshot_20230909114053 Screenshot_20230909114031  さらに、今回から参加証は、あみま倶楽部のアプリで。便利ですねぇ。あらかじめ参加するハイキングにログインしておき、指定されているスポットでチェックインするとスタンプがもらえます。指定スポットをコンプリートすると、踏破賞がいただけます。左は踏破賞の記録、右はチェックポイント4ヶ所でのデジタルスタンプ。

2023年9月12日 (火)

今日は、降られに出たようなもの

Dsc07742c  今日も雨模様の天候。朝、いつもの時間に散歩に行くか迷ったのですが、降られるのを覚悟で散歩に行くことにしました。7時40分に出て、住吉神社から九華公園に向かったのですが、すぐに小雨が落ちてきました(苦笑)。九華公園の北門を入ってすぐの東屋で雨宿り。その後、内堀南公園、内堀公園、歴史を語る公園、中橋、船場町、桑名七里の渡し公園と回ってきたのですが、途中、何度か傘をさす始末。歩いたのは、4.8㎞。出がけに娘から、「こんな天気の日に鳥はいないんじゃないの?」といわれましたが、まさにその通り。

Dsc07756c  住吉神社の前から揖斐長良川の中州を見たら、アオサギが1羽。以前、ここは「アオサギの集合場所」と呼んでいたほど、たくさんのアオサギやダイサギがやって来ていました。

Dsc07791c Dsc07809c_20230912120201  九華公園では、鳥はほとんどいませんでした。出迎えてくれたのは、ハシボソガラス。奥平屋敷跡にも、ドバトがいたくらい。スズメやムクドリもほとんど見ません。

Dsc07835c  ハシビロガモのオスは、今日も所在不明。公園内の堀をグルッと見回ったのですが、どこにもいません。一昨日の夜からのゲリラ雷雨に恐れをなして、どこかに隠れたのかという気もします。

Dsc07830c_20230912120201 Dsc07897c_20230912120201  あまりにも鳥がいませんから、野良ネコを撮影(苦笑)。内堀南公園あたりには、ハクセキレイがよくいるのですが、今日は見当たりません。内堀公園で小休止していたら、ハクセキレイが1羽だけやって来ました。

Dsc07936c_20230912120201  これはダメだと思い、ここからいつもとはコースを少し変更。歴史を語る公園から中橋へ。中橋のところには、ゴイサギが集まる木があるのですが、夏前からまったく来ていません。今日も、影も形もありませんでした。

Dsc07947c_20230912120201  船場町を歩いて、桑名七里の渡し公園方面へ。住吉入江にかかる住吉橋の近くでスズメ。今日もこれはという鳥はいませんでした。もっと涼しくなったら、野鳥も戻り、移動する夏鳥や旅鳥が通るかも知れません。

Dsc07812c  九華公園・奥平屋敷跡のツツジの植え込みの中からセンニンソウ(仙人草)が出てきて、白い花が咲いています。気になって調べてみたのですが、つる性の多年草で、根及び根茎を掘り出し、水洗いした後、乾燥したものが生薬 「ワイレイセン(和威霊仙)」だそうです。しかし、毒性が強いので、絶対に飲用してはいけないといいます。

Dsc07987c_20230912120201  ところで、昨日、新型コロナのワクチン接種券が届きました。前期高齢者ですので、これで7回目。もういいかという気がする一方で、エリスと呼ばれる新しい変異株が流行しているそうです(こちら)。今回接種するワクチンは、XBB対応型ですから、エリスには効果があるのか分かりません。少し調べて見ることにしましょう。

20230909近鉄ハイキング『三重県で一番小さな町「朝日町」を歩く』(その2)……井後神社、若松園、稲垣酒造場、朝日町歴史博物館へ

230909oyachi2  9月9日の近鉄ハイキング『三重県で一番小さな町「朝日町」を歩く』の本編その2です。その1では、三岐鉄道三岐線大矢知駅をスタートし、八風街道の常夜灯、朝明川堤防を経て移田神社まで来ました。その2では、井後(いじり)神社、若松園(和菓子)、稲垣酒造場、朝日町歴史博物館、浄泉坊、朝日町資料館、語らいの広場(抽選会あり)を経て、ゴールの近鉄名古屋線・伊勢朝日駅を目指します。

Img_0638c_20230911162401 Img_0641c_20230911162401  埋縄から柿に入り、のどかな田園地帯を歩いて行きます。日陰がないので、暑いこと。汗だくです。この日の桑名の最高気温は、32.8℃でした。

Img_0648c_20230909170401  スタートから3.7㎞、10時25分頃、2番目の立ち寄り先である井後(いじり)神社に到着。ここも以前、移田神社を訪ねたときに来ています(こちら)。創祀は不詳ですが、元は柿村大字井戸尻の田間に鎮座し、貴船大明神とも称したようです。延喜式内社とされています。明治41(1908)年、柿神社及び山神社を合祀したのですが、狭く、低地で洪水等の恐れがあり、かつ人家より離れていたため、明治44(1911)年、移田神社を合祀するにあたり、現在地すなわち旧柿神社に移転しています。井後神社旧址も、2020年12月11日に訪れています(こちら)。

Oldijirishrine 7ead3b60  余談になりますが、井後神社旧址は、左の地図に示した場所にあります。現在の井後神社から東南東へ約500mほどのところです。キョリ測で見ると、旧址の標高は4m、現在の井後神社のそれは20mあまり。井後神社旧址は、「コーポラス貴船」の駐車場の一角にあります。周囲は、水田地帯だったところに住宅やアパートが建ってきたという印象。上に井後神社は、貴船大明神とも称したと書きましたが、井後神社旧址に立つアパートが「コーポラス貴船」というのは、歴史を知ってか知らずか、興味あるところ。右の写真は、2020年12月11日の撮影。

Img_0659c_20230909170401  話を戻して、井後神社の主祭神は、高龗神(たかおかみのかみ:水を司る神)。相殿神は、建速須佐之男命(たけはやのすさのおのみこと)、大山祇神(オオヤマツミノカミ:山を司る神)の2柱。上述のように、江戸時代までは貴船大明神と称して高龗神を祀っていたといいます。京都の貴船神社は玉依姫命が水神を祀ったのが始まりとされる古い神社で、現在の祭神は高龗神。ちなみに、九華公園にある鎮国守国神社にも、高龗神を祀る小さな社があります。水の神である高龗神を祀ったのは、旧址が低地で洪水の恐れがあったから、それを鎮めたいということでしょうか。

Img_0655c_20230909170401  拝殿で参拝を済ませたら、「どうぞお持ち帰りください」と、御朱印をいただいてしまいました。たいていの場合、300円ほどの初穂料を納めるのでしょうが、今日は、お賽銭だけでいただいてしまい、恐縮至極。

De9c29f7 境内には、拝殿に向かって左(南)に多賀大社が祀られています(写真は、2020年12月11日の撮影)。弘化3(1846)年に、滋賀県の多賀大社から勧請した神社をここに合祀したそうです。御朱印に「多賀大社常夜灯」が描かれています。多賀大社常夜灯は、東海道が北勢バイパスをくぐるところの柿交差点の近くにあります(2017年11月9日:旧・東海道ウォーク(安永~富田)へ(前編))。多賀大社から勧請したことと関連があるのでしょう。常夜灯は、もとは東海道沿いにあったのですが、昭和46 (1971)年に街道から30m西の現在地に移転されています。

Img_0680c_20230911175101 D9816227  ここには表参道から上ってくると、「山城門」という扁額がかかっている随身門(ずいじんもん)があります。随身門は、神社を守護する門守神(かどもりのかみ)を安置した神門。桑名宗社(春日神社)にもあります。随身門の南東脇には、「力石」があります。この井後神社は、標高20mほどの小高い丘の上にあり、古墳か、城館でもあったところかと思われますが、神社の西に「城ノ広遺跡」という前方後円墳があったようです。右の写真(2020年12月11日撮影)は、神社の南西にある井後神社交差点のところですが、向かって右が神社、左の奥に写っている、やや高くなった住宅地の辺りに古墳があったようです。これらについて、詳しくは、こちらをご覧ください。

Img_0687c_20230911175601 Img_0691c_20230911175601  井後神社から東に下ると、JR関西線に行き当たります。JRの踏切には、固有名詞がついていますが、ここは「桑名道踏切」。前にも書いたのですが、なぜ桑名道なのかは、不明。というか、ネットでは関連する情報が出て来ません。この先で東海道に出て、桑名につながりますから、その関連かという気がします。

Img_0700c_20230911183601 Img_0703c_20230911183601  東海道に出ました。左の写真は、桑名の方を向いて撮ったもの。朝日町あたりの東海道には、右の写真のように、よく分かる「東海道」の表示板があります。

Img_0714c_20230909170501  次の立ち寄り先は、若松園。近鉄ハイキングでは恒例の立ち寄り先です。和菓子屋さんですが、申し訳ないとは思うものの、これまで、何も買ったことがありません。

Img_0718c_20230909170501 Img_0721c_20230911183901  若松園の向かいに稲垣酒造場。今まで、近鉄ハイキングなどで何度もここの前を通ったのですが、立ち寄るのは初めて。「御山杉」というお酒を造っています。私は決して大酒飲みではありませんが(少なくとも、主観的には、ですが……)、いろいろなお酒を飲んでみるのは、楽しみにしています。

Img_0725c_20230909170501  純米酒、純米樽酒ともに、カップ¥300、グラス¥150で試飲もあったのですが、こんなに暑い日に試飲とはいえ、途中で酒を飲んだら、このあと歩けなくなると思い、ここは我慢。土産に樽酒を買ったのみ。

Img_0731c_20230911184401  今度は、JR関西線の「住宅踏切」を越えて、朝日町歴史博物館へ。「住宅踏切」とは、これいかに? 公営住宅とか、社宅とかがこの近くにあったのかと勝手に想像するのですが、これもまた由来は不明。

Img_0738c_20230911184501 Img_0747c_20230909170501  こちらが朝日町歴史博物館。朝日町教育文化施設の中にあります。ここは何度も来ています。9月、10月は、江戸時代の日本書紀研究、日本画家・水谷立仙萬古焼の展示があります(こちら)。ざっと拝見してきましたが、ここで気に入っているのは、縄生廃寺の模型。エアコンが効いていましたので、ロビーでしばし休憩させてもらいました。ちなみに、縄生廃寺跡には5年前に行っています(2018年6月24日:20180624勝手に近鉄・三交バスハイキング「朝日町天神山、苗代神社、縄生廃寺跡から東海道を江場まで」)。

 キリがよいので、ルートマップその2の途中ですが、その2の記事はここまで。その3は、浄泉坊から。

2023年9月11日 (月)

20230909近鉄ハイキング『三重県で一番小さな町「朝日町」を歩く』(その1)……大矢知駅から八風街道の常夜灯、朝明川堤防を経て移田神社へ

230909091051483c  9月9日に行ってきた近鉄ハイキング『三重県で一番小さな町「朝日町」を歩く』の本編その1です。三岐鉄道との合同企画です。朝日町は、タイトルにもあるように三重県でもっとも小さな町で(面積は5.99平方キロメートル。ちなみに、川越町が8.73平方キロメートル、桑名は136.68平方キロメートル)。桑名の南隣にあります。お隣ということもあって、朝日町へは、近鉄ハイキングでも、個人的な「勝手にハイキング」でも何度か訪れ、めぼしいところはかなり回り、私としては、桑名に次いでよく歩いているところです。しかし、今回は初めてのところが2ヶ所含まれていましたので、参加したという次第。今回は、一人旅。

230909oyachi0  こちらが当日歩いてきたコース。三岐鉄道三岐線大矢知駅をスタートし、移田(うつしだ)神社、井後(いじり)神社、若松園(和菓子)、稲垣酒造場、朝日町歴史博物館、浄泉坊、朝日町資料館、語らいの広場(抽選会あり)を経て近鉄名古屋線・伊勢朝日駅がゴール。コースマップ上は、6.3㎞。

Img_0477c_20230909170301 Img_0448c_20230911145401  桑名駅発9時2分の松阪行き急行に乗車。近鉄富田駅に9時9分着。ここで三岐鉄道三岐線に乗り換え。9時28分発の西藤原行きで、大矢知駅には9時32分着。運賃は合計で¥490。けっこうな賑わい。小さいホームに人があふれるほどでした。7~8月は近鉄ハイキングは休みでしたので、再開第1回ということもあるのでしょう。もらったコースマップの番号は、#103。大矢知駅を9時35分過ぎにスタート。

230909oyachi1  歩いたルートの詳しいマップその1。大矢知駅から移田神社までですが、この中で立ち寄り箇所は、移田神社のみ。大矢知駅を出てすぐ、ごくわずかに八風街道を通ります。常夜灯を見て、市神社陣屋集会所のところで右折して朝明川の堤防道路へ。国道1号線北勢バイパスにあがって、朝明川を渡ります。

Img_0483c_20230909172801 Img_0486c_20230911150501  八風街道。四日市市富田一色が起点。すぐに東海道と交差し、大矢知、平津を経て菰野町田光で巡見道と合流する道です。そこから西は、八風越の道が八風峠を越え、滋賀県に至り、近江八幡市武佐町(中山道武佐宿)まで続いています。このあたり、いかにも昔の街道という道幅。常夜灯も残っています。この常夜灯は、天保4(1833)年建立。正面に「常夜燈」、裏面に「天保四癸巳年八月吉日」とあります。

Img_0490c_20230911151201  常夜灯のすぐ先に市神社・陣屋公民館があります。市神社も、陣屋公民館も、今のところよく分かりません。どちらもネットでは情報が出て来ません。「陣屋」というのは、江戸時代末期、現在の大矢知興譲小学校のところに忍藩の陣屋が置かれたことと関係しているのかも知れません。大矢知は江戸時代を通じて、ほとんどの時代、桑名藩領でしたが、文政6(1823)年、当時の桑名藩主・松平忠堯(ただたか)公が、武蔵国忍藩へ国替えとなったのです。しかし、忍藩では桑名に比べ石高が少なく、それを補うため、北勢四郡のうち72ヵ村(松寺、蒔田、西富田を除く)4万3,000石が忍藩領になりました。そのとき、ここ大矢知に陣屋が置かれ、忍藩が支配したのです。ちなみに、忍藩が大矢知を支配してからは、八風街道の起点・富田一色は、米の積み出し港として栄えました。

Img_0493c_20230911152801 Img_0497c_20230909170301  分からないことを残したまま、右折して朝明川の堤防に向かいます。いかにもハイキングに来たという風情に見えますが、この時点ですでにかなり暑くなっていました。

Img_0522c_20230911152901 Img_0526c_20230911152901  朝明川の右岸堤防沿いに「朝明川右岸用水完成記念碑」があります。昭和39(1964)年に鉄筋コンクリート製の堅牢な井堰(出来山井堰)が造られたときの竣工記念碑です。三重県知事田中覚。ました。右岸堤防上に立派な竣工記念碑が建っています。裏面には、建造に至った経緯、規模内容が縷々述べられているそうです(足場が悪かったので、見てきてはいません)(こちらを参照)。

Img_0536c_20230911153801 Img_0540c_20230909170301  県道26号線をくぐりしばらく行くと国道1号線北勢バイパスに行き当たります。自動車専用のはずなのに、どうする?と思っていたら、朝明川を渡る部分だけ歩道がありました。ただし、ご覧のように階段を上って行きます。高いところですので、見晴らしは良好。右の写真は、進行方向である北側を撮ったもの。南東方向には、四日市港もよく見えました。

Img_0577c_20230911154302 Img_0590c_20230911154301  北勢バイパスから降りて、2㎞を過ぎたあたりで伊勢湾岸自動車道の下をくぐります(左の写真)。右の写真は、湾岸自動車道をくぐって移田神社に続く坂道の途中から、通ってきたあたりを撮ったもの。

Img_0607c_20230909170401  スタートから2.6㎞を歩いて、10時10分頃、ようやく最初の立ち寄り先である移田(うつしだ)神社に到着。ここへは一度、2020年12月に来ています(2020年12月11日:20201211勝手にJRさわやかウォーキング三重・朝日町へ……朝日町歴史博物館の「古文書から歴史をよみとく-江戸時代の朝日-」を見て、井後神社、善照寺、移田神社、井後神社旧址へ)。

Img_0604c_20230909170401  延喜式内社。移田神社の主祭神は、神社検索三重のサイトでは、埴安姫神(はにやすひめ:土をつかさどる神)、応神天皇大山祇命の3柱となっています。しかし、神社にあった由緒書きには、建速須佐之男命天照大神、応神天皇、大山祇神となっています。その由緒書きには、「移田神社の祭神は神社に奉納されていた古い神名札に稲霊埴安神とあったといわれ、埴安姫神であったものをのちに天王といい、建速須佐之男命と呼ぶようになったと伝えられる」とあります。埴安姫神も、建速須佐之男命も、伊奘諾尊(いざなきのみこと)の子ですから、両者が結びついたのでしょうか。「天王」は、牛頭天王のことでしょう。そうであれば、それは、建速須佐之男命と習合しています。明治40(1907)年、神明社の境内一社と字北谷にある八幡社、字入ケ谷の山の神社を合祀しています。さらに、明治41(1908)年、井後神社に合祀されましたが、昭和27(1952)年、移田神社は分祀し、旧地に復帰しました。神殿、拝殿は、毘沙門天の跡に平成15(2003)年、新たに造営されています。ほかにも見どころがあり、とくに拝殿前の狛犬は、エジプトのスフィンクスのようなスタイルで興味あるものでした。詳しくは、こちらの記事(2020年12月11日)をご覧ください。

Img_0627c_20230909170401  移田神社から埋縄(うずなわ)地区の集落の中を下っていくと、移田神社の社号標のあるところに出ます。移田神社の社号標、案内の石柱と、善照寺の案内標識が立っています。案内の石柱には、「延喜式内移田神社 是ヨリ二丁」とあります。一丁は60間、 すなわち約109mですから、218m。光雲山善照寺は、今回は立ち寄り先になっていませんが、真宗本願寺派のお寺。寛永18(1641)年の創建。

 その1は、マップのキリもよいのでここまで。その2は、井後神社から。

やっぱり雨に降られたか(笑)

0911clouds Img_0901c_20230911142001  今日は不安定な天候です。朝5時台には、豪雨と雷でした。その後、午前中は、アメダスの記録には出ていないものもありますが、ときどき雨でした。冒頭の写真は、7時20分頃の南の空。右の雨雲レーダーは、7時のもの。これでは散歩に行けないなと思っていたのですが、8時半近くになってYahoo!天気の予想を見たら、10時くらいまで降らないということでしたので、住吉神社、九華公園と歩いたところで、雨。東屋でしばし雨宿りののち、内堀南公園、外堀、吉津屋町、京町、寺町と4.7㎞。ちょっと無理に出かけると、やはり降られます。

Dsc07593c_20230911142001  三之丸水門のところでホオジロのオス。スズメと一緒にいたので、スズメかと思ったのですが、どうも違うと思って追いかけました。たいてい木のてっぺんに止まるのに、なぜかやや低い、葉っぱの中で撮りにくい。

Dsc07656c Dsc07683c_20230911142001  九華公園は、人も野鳥もほとんどいませんでした。旧アヒル小屋の近くでカワウ。奥平屋敷跡には、ドバトばかり。木の実を食べに集まってきているようです。ほかにはハシボソガラスとスズメが少し来ただけ。今日は、雨に降られるために出て来たようなもの(苦笑)。

Dsc07711c Dsc07713c_20230911142101  あまりなにもいませんので、たまにはキジバト。キジバトについてほとんど触れませんが、たいてい毎日見たり、鳴き声を聞いたりしています。ハシビロガモのオスも所在不明。

Dsc07718c_20230911142101  一昨日の近鉄ハイキング(2023年9月9日:20230909近鉄ハイキング『三重県で一番小さな町「朝日町」を歩く』(予告編))の記事の本編も書かないといけませんが、9月4日の市民大学郷土史学科の講義のまとめも中断しています。松尾芭蕉や、文学に取り上げられた桑名の話でした。『奥の細道』、『野ざらし紀行』などが取り上げられたのですが、それだけ参照しても芭蕉の旅の様子はよく分かりません。曾良や、木因など同行者、俳人の書いたものなども照らし合わせる必要があります。それにしても、昔はサッサと調べて、サラサラとまではいきませんが、それなりの速さでまとめられたような気がするのですが……。専門外の素人仕事であるので、まぁのんびりとやるしかないのでしょう。マツバボタンは、吉津屋町あたりにて。

230911055056007c 230911055059395c  アサガオ、今朝は2輪。あっちとこっちとを向いています。これで累計47輪。赤い花が7輪くらいで、ほかはすべて紫。明日は、晴れてくるという予報ですから、いつも通りに散歩に出たいと思っています。

230910171512751c 230910171515863c 【追記】 昨日気づいたというか、はっきりと認識したのですが、かなり以前に咲き終わったサギソウの鉢に新しくサギソウの芽が出て来ています。2鉢に、1本ずつです。まさか今頃からこれが成長して、花が咲くなどということはほとんどないとは思いますが、念のため、気をつけて観察することにします。

2023年9月10日 (日)

20230910長島ファームにて安永氷

230910100225360c 230910100246406c  散歩から帰って一息ついて、こちらへ。10時から営業なのですが、9時45分に着いてしまい、クルマでしばし待機。ナガシマファームです。ナガシマリゾートが運営する施設の1つ。

230910100158087c  目的は、こちら。安永氷(やすながごおり)です。きめ細かな氷に桑名の「安永餅」の名店・永餅屋老舗のつぶ餡をトッピングした夏の限定商品です。4種類ありますが、私は「オリーブ」を是非とも食べてみたいと思っていたのです。

230910100644290c  家内、娘と出かけたのですが、こちらの2品をチョイスして、シェア。オリジナル「苺~いちご~」(つぶ餡・白玉入り、¥850)と、オリジナル「オリーブ」(安永つぶあん白玉入り、¥850円)。「苺~いちご~」は、ナガシマファームで採れ、熟成したいちごで仕込んだシロップと、冷凍いちごをスライスした削りイチゴがトッピングされています。「オリーブ」は、みぞれ氷に、EXVオリーブオイルが贅沢にかけてあり、岩塩で甘みを引き立たせてあります。私は主に「オリーブ」を食べましたが、期待に違わず。絶品といっていいでしょう。オリーブオイルの香りと岩塩によって引き立たせられた、ほのかな甘みが堪りません。なお、安永氷は、「桑名かき氷街道2023」の1つでもあります。

230910100034643c 230910102047250c  もう1つ、ナガシマファームで見たかったのが、この樹齢2,000年を越えるというオリーブの大木。原産地は、スペインのカタルーニャ州タラゴナ県ゴダール。オリーブは、太古の昔から、平和、純潔、強さを象徴し「聖なる木」として崇められてきたそうですが、この存在感はなんともいえません。何度も近寄ったり、あちこちから眺めたりしてきました。不思議な力が満ちているような感じもしてきます。気に入ってしまいました。

230910102645572c 230910100112864c  巨樹には、タッチして、エネルギーをもらいたくなるのですが、囲いがあってすぐそばには行けませんでした。右の写真で手前に移っている大きな壺は、「アンフォラ(Amphora)」という、古代ギリシャ、ローマでオリーブオイルや、ワインなどの液体や穀物を運搬・貯蔵するために用いられた素焼きの陶器だそうです。

週末恒例となった長良川河口堰・長島町・九華公園巡視

Dsc07012c  曇りという予報でしたが、午前中はよく晴れました。最低気温は25.4℃と熱帯夜。昼は、32.7℃になっています。朝6時半過ぎからクルマで長良川河口堰、長島町内、九華公園と回ってきました。最近の週末恒例のパターンです。

Dsc06663c_20230910155901 Dsc06691c  河口堰の東の魚道、上流側にはアオサギとコサギが1羽ずつ。まあまあのスタートです。

Dsc06726c_20230910155901  下流側にもアオサギ。こちらは魚道に降りて、エサを探しています。上から除いて、カメラを向けるとすぐに逃げられることが多いのですが、このアオサギさんは逃げずにサービス満点。

Dsc06740c_20230910155901 Dsc06742c  河口堰の上流方向をよく見ると、伊勢大橋の手前(南側)の森に白いサギの姿が見えます。合計6羽。ダイサギがいるように見えますし、別の角度から撮った写真には、アマサギかと思える個体も写っていました。ブロ友のひらいさんが「プチサギ山」と書いておられたのと同じ状況です(2023.08.26~27 お散歩週報)。

Dsc06783c_20230910155901  同じことが、河口堰の西側でも見られました。もっとたくさん集まってくれたら、それなりの写真になるのにと思いますが、どうでしょう? 

Dsc06845c_20230910155901 Dsc06928c  親水広場の方へ降りていきます。アオサギ、ダイサギ、コサギがいましたし、イソシギが2羽飛ぶのも見ました。右の写真は、ダイサギ。上流側の魚道のところで。

Dsc06903c Dsc06920c_20230910161301  親水広場では、今日もほとんど野鳥はいません。見たのは、ハクセキレイ2羽のみ。写真は撮れていません。ここからは帰り道に見たもの。このアオサギとコサギは、上流側の魚道のところにいました。

Dsc06963c  管理橋の西の端にアオサギ。割と近くまで行けました。野鳥はさほど多くはなかったのですが、まあそれなりに楽しめました。

Dsc7108c Dsc07144c_20230910160001  続いて長島町内。いつものように県道7号線沿いをチェック。たんぼ道を挟んだ水田に10数羽の群れ。これはアマサギさんでしょう。あの飴色はほとんど見えなくなっていますが、嘴は短く、足は黒いのでたぶん間違いなし。飴色の姿を今シーズンはあまり見られなくて、残念でした。

Dsc07270c Dsc07282c  九華公園には8時前に到着。静かでした(苦笑)。相撲場の近くにカワラヒワの幼鳥が数羽。幼鳥だけで群れているようです。今日はアオサギは来ていません。奥平屋敷跡でも、ドバトばかりで、スズメもハシボソガラスもムクドリも来ません。

Dsc07457c_20230910160001  ハシビロガモのオスは、今日は二の丸堀にかかる二の丸橋の南の袂に。ソメイヨシノの木が水面に垂れ下がっているところで休んでいました。

Dsc07333c  ところで、ツツジと同時に剪定されてしまい、今年はもう咲かないかと思っていたハギの花が咲き始めていました。いつもより良く咲いているように感じますが、これは剪定されたお陰でしょうか?

Dsc07405c  9月も早くも10日が過ぎつつあります。今週は、金曜に美濃街道ウォーキングのオプショナルツアーとして、養老の滝へ行く予定。私自身は、5年前に近鉄ハイキングで訪ねています(2018年11月10日:20181110近鉄ハイキング「親孝行のふるさと『養老フェスタ』」へ……予告編)。このときは、コースミスをしでかし、2㎞を余分に歩いてしまって疲れ、ゴールを美濃高田駅から勝手に養老駅に変更しています(苦笑)。養老駅から養老の滝へは、250mほどの高低差があります。この年で無事に登っていけるのでしょうか?? ハナトラノオは、九華公園の東のお宅にて。

Dsc07411c  後期開始は、9月27日です。昨日、後期の授業についての連絡が非常勤先から郵送されてきました。最近は何も触れていませんでしたが、授業の準備は進んでいます。10月末までのレジメは完成しています。大幅改訂はしませんが、マイナーチェンジや、統計データのアップデートはきちんとしています。この花は、チェリーセージかと思うのですが、今ひとつ自身がありません。ハナトラノオの咲いている、同じお宅にありました。

2023年9月 9日 (土)

20230909近鉄ハイキング『三重県で一番小さな町「朝日町」を歩く』(予告編)

230909091051483c  今日は、好天で暑くなりましたが(桑名での最高気温は、32.8℃)、予定通りに近鉄ハイキング『三重県で一番小さな町「朝日町」を歩く』に行ってきました。三岐鉄道との合同企画です。朝日町へは、近鉄ハイキングでも、個人的な「勝手にハイキング」でも何度か訪れ、めぼしいところはかなり回りました。しかし、今回は初めてのところが2ヶ所含まれていましたので、参加したという次第。今回は、一人旅。今日の記事は予告編です。

230909oyachi0  こちらが今日歩いてきたコース。三岐鉄道三岐線大矢知駅をスタートし、移田(うつしだ)神社、井後(いじり)神社、若松園(和菓子)、稲垣酒造場、朝日町歴史博物館、浄泉坊、朝日町資料館、語らいの広場(抽選会あり)を経て近鉄名古屋線・伊勢朝日駅がゴール。コースマップ上は、6.3㎞。

Img_0477c_20230909170301  桑名駅発9時2分の急行松阪行きに乗車。近鉄富田に9時9分着。三岐鉄道三岐線に乗り換え。9時28分発の西藤原行きで、大矢知駅には9時32分着。運賃は合計で¥490。けっこうな賑わい。7~8月は近鉄ハイキングは休みでしたので、再開第1回ということもあるのでしょう。もらったコースマップの番号は、#103。大矢知駅を9時35分過ぎにスタート。

Img_0483c_20230909172801 Img_0497c_20230909170301  ハ風街道から朝明川の堤防へと向かい、堤防沿いを北勢バイパスの方へと歩いて行きます。途中、常夜灯1基、市神社陣屋集会所を通ります。朝明川にはアオサギや、ダイサギ、コサギなどが見えました。

Img_0540c_20230909170301 短い区間だけ北勢バイパスに上がってバイパス沿いの歩道を歩きます。あちこちよく見えてよい気持ち。しばらく立ち寄るところはありません。北勢バイパスから伊勢湾岸自動車道の下をくぐると、最初の目的地が近づいてきます。

Img_0607c_20230909170401 Img_0604c_20230909170401  それは、移田(うつしだ)神社。こことこのあと訪ねる井後神社は、2020年12月に来ています(2020年12月11日:20201211勝手にJRさわやかウォーキング三重・朝日町へ……朝日町歴史博物館の「古文書から歴史をよみとく-江戸時代の朝日-」を見て、井後神社、善照寺、移田神社、井後神社旧址へ)。延喜式内社。移田神社の主祭神は、埴安姫神(はにやすひめ:土をつかさどる神)、応神天皇大山祇命の3柱と神社検索三重のサイトではなっています。ここでスタートからほぼ2.6㎞。かなり汗をかいています。

Img_0648c_20230909170401 Img_0659c_20230909170401  つづいて、井後(いじり)神社。創祀は不詳ですが、元は柿村大字井戸尻の田間に鎮座し、貴船大明神とも称したようです。延喜式内社。明治41(1908)年、柿神社及び山神社を合祀したのですが、狭く、低地で洪水等の恐れがあり、かつ人家より離れていたため、明治44(1911)年、移田神社を合祀するにあたり、現在地すなわち旧柿神社に移転しています(この井後神社旧址も、2020年12月11日に訪ねています)。主祭神は、高龗神(たかおかみのかみ:水を司る神)。

Img_0655c_20230909170401 Img_0703c_20230909173901  拝殿で参拝を済ませたら、御朱印をいただきました。たいていの場合、300円ほどの初穂料を納めるのでしょうが、今日は、お賽銭だけでいただいてしまい、恐縮至極。井後神社から下っていくと、東海道に出ます。

Img_0714c_20230909170501  次の立ち寄り先は、若松園。近鉄ハイキングでは恒例の立ち寄り先です。和菓子屋さんですが、申し訳ないとは思うものの、何も買ったことがありません。

Img_0718c_20230909170501 Img_0725c_20230909170501  若松園の向かいに稲垣酒造場。今まで、近鉄ハイキングやJRさわやかウォーキングで何度もこの前を通ったのですが、立ち寄るのは初めて。「御山杉」というお酒を造っています。試飲もあったのですが、こんなに暑い日に試飲とはいえ、途中で酒を飲んだら、このあと歩けなくなると思い、ここは我慢。土産に樽酒を買ったのみ。

Img_0744c_20230909170501 Img_0747c_20230909170501  続いて、朝日町歴史博物館。ここは何度も来ています。9月、10月は、江戸時代の日本書紀研究、日本画家・水谷立仙、萬古焼の展示があります(こちら)。ざっと拝見してきましたが、ここで気に入っているのは、縄生廃寺の模型。エアコンが効いていましたので、ロビーでしばし休憩させてもらいました。

Img_0770c_20230909170501 白梅の丘の方を回って、小向山浄泉坊(おぶけさんじょうせんぼう)へ。浄土真宗本願寺派。正治元(1199)年、正治寺として小向御厨神明宮(現在の小向神社か? こちらを参照)の別当寺として建てられ、当初は禅宗でした。いろいろと経緯がありましたが、寛正の頃(1460~1465年)、伊勢左衛門尉真弘の末裔が出家して小向坊浄泉といって、正治寺に住み、応仁元(1467)年、蓮如上人が関東から帰洛の際、その教化を受けたといいます。天正年間、滝川一益の兵火にかかって焼失しましたが、慶長8(1603)年に、伊勢慶昭が小向にあった正治寺を再興し、小向山浄泉坊と改称し、寛永15(1638)年、西本願寺から木仏と寺号の公称を受けています。

Img_0777c_20230909175001  徳川家にゆかりのある桑名藩主の奥方の菩提寺になっていたことがあるといわれ、本堂の棟や、山門に徳川家の定紋三ツ葉葵が入っています。そのため参勤交代の大名はこの寺の門の前では駕籠から降りて一礼したと伝えられます。

Img_0803c_20230909170501  次の立ち寄り先である朝日町資料館へ行く前に、コースマップに「朝日小学校の円形校舎がよく見えるスポット」がありましたので、見てきました。昭和37(1962)年に建てられ、平成15(2003)年に改修されています。鉄筋コンクリート造4階建で、登録有形文化財になっています。1階から3階は、中央に柱のない円形ホールで、その周囲に特別教室等、外周にベランダがあります。4階の講堂は一室の大空間となっているそうです。

Img_0830c_20230909170501  こちらは、朝日町資料館。ここも初めて訪れました。大正5(1916)年に朝日村役場として建てられました。木造2階建の寄棟造瓦葺きで、1階には事務関係の諸室が配置され、2階には議場が設けられていました。内部の改造も少なく、地方建築の特徴を良く留めている建造物として平成12(2000)年に国の登録有形文化財となりました。現在は農耕・養蚕関係の資料など民俗資料を展示しています。

Img_0875c_20230909170601 Img_0872c_20230909170601  最後に、語らいの広場で抽選会。ここは、平成10(1998)年に「東海道ポケットパーク」として整備されたところでしたが、令和2年に改修整備され、「語らいの広場」となっています。コースマップに番号が付与されており、その下1桁が、3、7、9であれば当り。私のマップは、#103でしたので、見事当選! 若松園さんのお菓子が1つということで、みやこまんじゅうをいただきました。

Img_0879c_20230909170601 Img_0889c_20230909175901  ゴールの近鉄名古屋線伊勢朝日駅。11時半過ぎに到着。11時43分に名古屋行き準急がありましたので、それに乗車。桑名駅には、11時48分着。¥240。今日は、自宅にて昼食。

Screenshot_20230909121201c  今日のGoogle Fitのデータ。8.8㎞を歩いていますが、キョリ測では、現地では7.0㎞ほどとなっています。歩数は、16,220。暑い中、よく歩きました。

230909144048413  土産は、稲垣酒造場の樽酒。御山杉の純米酒を樽に詰めたものをさらに瓶詰めにして販売。¥1,800。色合いはわずかに黄色。甘さはわずかで、すっきりしており、やや苦みがあるかなという感じ。ちなみに、初めて飲むと思ったら、娘から桑名のすし道場で飲んでいたという指摘がありました(苦笑)。そういえば、そうかも知れません。

Screenshot_20230909114053 Screenshot_20230909114031  さらに、今回から参加証は、あみま倶楽部のアプリで。便利ですねぇ。あらかじめ参加するハイキングにログインしておき、指定されているスポットでチェックインするとスタンプがもらえます。指定スポットをコンプリートすると、踏破賞がいただけます。左は踏破賞の記録、右はチェックポイント4ヶ所でのデジタルスタンプ。

230909053508462c 230909053530561c  ついでの余談。拙宅ベランダ園芸のアサガオ。今朝は、合計6輪。今年の最多記録。勢いのある方に5輪。これで累計41輪。明日もまだまだ咲きます。

2023年9月 8日 (金)

ドバトしかいませんねぇ

Dsc06634c_20230908144601  台風13号の影響で、どんよりした天気で、蒸し暑くなっています。アメダスのデータでは降雨量は記録されていません。最高気温は、現時点では31.1℃。朝7時半から、住吉神社、九華公園、貝塚公園、内堀南公園、内堀公園、京町、南魚町と5.6㎞。散歩の後半、このところ微妙にコースを変えたりしていますが、とくに意味はありません。どこに行っても野鳥は少ないのです。

Dsc06387c_20230908144701  散歩に出るとき、拙宅マンションの非常階段のところにオスのイソヒヨドリがいましたが、遠くて写真になりませんでした。その後も鳥は少なかったのですが、珍しいところにアオサギがいました。住吉水門の上流側の堤防です。この奥(写真の向かって右手)に七里の渡し跡があります。

Dsc06418c_20230908144701  九華公園も静かでした。管理事務所近くのベンチで、野良ネコが餌を食べています。これも、昨日書きましたように、散歩しながらエサを与えていく方が、よくネコにエサをやるスポットの1つです。公園でネコを飼うのではなく、自宅で飼ってほしいものです。

Dsc06570c_20230908144601  九華公園でもアオサギが珍しいところにいました。神戸櫓跡にある高い松の木のてっぺんです。この春先、カワウが営巣していたところです。いつもは、九華橋の近くの樹上に来るアオサギではないかと思いますが、確信が持てません。

Dsc06473c_20230908144701  奥平屋敷跡で小1時間、鳥待ちをしたのですが、今日は絶不調(苦笑)。まともに見られた&もっとも多かったのは、ドバトでした。ハシボソガラス、ムクドリも来たものの、ごく少数。ヒヨドリは、先日来ときどき見る若者がちょっと立ち寄ったくらい。スズメも、カワラヒワも来ません。今日は、そもそもスズメをほとんど見ていないのです。

Dsc06583c_20230908144601  ハシビロガモのオスは、いつものように、野球場の南の堀にいました。もう1ヶ月半から2月すると、仲間達が渡ってくるはずです。今日のバードウォッチングは、以上(苦笑)。だんだんと先細りになってきている感じもしますが、ここが我慢のしどころかも知れません。

Dsc06619c  博物館のところを通ったら、明日から始まる展覧会のポスターが貼ってありました。秋期企画展「絵の心はさらなり —額装で見る絵画―」が、明日から10月15日まで行われます。絵を見るのに額装について知ると更に絵を見直せます、という意味を込めた展示だそうです。早めに観に行きたいと思っています。

Dsc06604c  明日は、近鉄ハイキングの再開第1回があります。『三岐鉄道合同企画 三重県で一番小さな町「朝日町」を歩く』という企画で、三岐鉄道・三岐線・大矢知駅をスタートし、朝日町の、移田神社、井後神社、稲垣酒造場、若松園、朝日町歴史博物館、浄泉坊、朝日町資料館、語らいの広場を経て、近鉄名古屋線伊勢朝日駅までの約6㎞。稲垣酒造場、朝日町資料館はまだ行ったことがありません。稲垣酒造場でお酒の販売や、語らいの広場で抽選会もあるそうですから行ってみようと思っています。

230908060236431c  アサガオ、今日は3輪咲きました。累計で35輪になりましたが、赤い花がそのうち3輪で、ほかすべては紫。

2023年9月 7日 (木)

涼しくなったので、期待したのですが、鳥はいません

Dsc06022c Dsc06024c  昨日の雨のお陰で、今朝の最低気温は22.7℃。涼しく感じました。天気は台風の影響もあるのか、今ひとつはっきりしません。最高気温は、32.9℃で午後からは南風で、やはり蒸し暑くなっています。朝は、7時20分からいつものように、住吉神社、九華公園、貝塚公園、内堀南公園、外堀、吉津屋町、新築公園、常盤町、寺町と6.0㎞。これまでのように汗だくということはなくなりました。朝のうちは、久しぶりに藤原岳がよく見えていました。

Dsc06075c_20230907164901  涼しくなったので、鳥が増えるかと思ったのですが、当てがはずれました。昨日よりも少ないくらい。もっとも多かったのは、カラスのような気がします。九華公園で増えていると書きましたが、住吉神社あたりや、三之丸公園から三の丸水門あたりでも多く思います。

Dsc06097c Dsc06207c_20230907164901  九華公園では、まずは証拠写真のカワラヒワ(苦笑)。シジュウカラも見たものの、曇天で黒く写りました。奥平屋敷跡ではドバト、ムクドリ、ハシボソガラス、少数のスズメ。ハクセキレイは、堀の対岸、立教小学校の方に見えました。あの足の悪いハクセキレイです(右の写真)。

Dsc06227c  ハシビロガモのオスは、元気です。今日は、カワセミも、アオサギも、ダイサギも見られませんでした。

Dsc06056c  鳥がいませんので、ネコ。七里の渡し跡にいました。あまり警戒心がないようでしたが、向こうから歩いてきた人がエサをやっていったようです。公園にいる野良ネコにエサをやる人は多いのですが、どうやら散歩しながらあちこちでネコにエサをやっていく人もあるようです。いずれにしてもどうかと思います。

Dsc06274c  さらにチョウ。ツマグロヒョウモンのオス。吉津屋町あたりで撮りました。

Dsc06304c_20230907164901  昼過ぎからリビングの片隅にある自分のデスク周りの整理整頓中。なかなか進みません(苦笑)。本はたくさんありますが、ほかに資料も多いのです。相談の資料、報告書の写しや、会議の資料、さらにマンション管理組合の資料もあります。思い切って処分しながら、整理をしています。「ため込み症候群」ではありませんが、こういうものは油断するとすぐに量が増えます。ヤマボウシの実は、寺町の常信寺にて。

2023年9月 6日 (水)

カワセミ3連発(喜)!

Dsc06020c_20230906135901  気象協会の天気予報では、雨のち曇りでしたが、今のところは曇りのち雨。昼前から2時間ほどはよく降りました。朝は家事を済ませ、しばらく降らないだろうと見込んで、8時50分から散歩へ。住吉神社、九華公園と回っている途中、スマホでYahoo!の天気を見たら、「10時から雨」と表示され、少しコースを変えて、内堀南公園、外堀、吉津屋町、京町、寺町と歩いて住吉入江に来たら雨になりました。10時少し過ぎに帰宅。4.2㎞。

Dsc05517c  雨模様をついて出かけた甲斐がありました。九華公園の手前、柿安コミュニティパーク西、南の堀沿いを歩いていたら、カワセミが飛ぶのが見えました。40mほど先にいるところの写真。このあとカワセミは、また飛んだのですが、追いかけていたら、2羽が同時に飛ぶのが見えました。

Dsc05556c_20230906135901 Dsc05699c_20230906135901  追いかけた先は、同じコミュニティパークの西、北の堀。これは10数mのところから撮れました。メス。アヤシい空模様の中、出て来た甲斐があるというもの。さらに九華公園について、相撲場の東の堀をよく見たら、カワセミ。堀の手前から、鎮国守国神社の社務所裏へ飛んだのです。こちらはオス。となると、先ほど2羽同時に見たのは、オスとメスと思われます。いやぁ、よかった。4日連続目撃で、それなりの写真が撮れました。

Dsc05459c  話を戻して、散歩に出てすぐ、諸戸氏庭園のところでイソヒヨドリを見かけました。しかし、写真は、証拠写真レベルで残念。イソヒヨドリは2羽いましたが、これはオス。

Dsc05786c_20230906135901  九華公園では、アオサギさん。ただし、今日は、九華橋の近くではなく、鎮国守国神社の社務所裏の木。ずっと以前、アオサギがよくいた木であり、ゴイサギが集まってくる木です。

Dsc05920c  雨が近いということで歩くスピードをアップするとともに、鎮国守国神社の境内はスルー。吉之丸堀の野球場側のところにダイサギ。9月4日にも来ていました(2023年9月4日:九華公園にダイサギ……午後は市民大学郷土史学科の講義へ)。その日も今日も、揖斐川から堀に水を入れています。この流れに沿って魚が入ってくるのを狙っているのです。

Dsc05958c  ハシビロガモのオスは、ダイサギの近くでお休み中。ずいぶん慣れたのか、接近しても逃げることは少なくなりました。このあと、公園の外周遊歩道の南で、シジュウカラの鳴き声を聞いたのですが、スズメがやって来て、よく分からなくなってしまいました。

230906054504263c 230906054514878c  ところで、わが家のアサガオは、まだまだ少しずつ咲いています。今日は、2輪。1輪は、行灯仕立ての奥の方にひっそりと咲いていました。これで7月25日に咲き始めてから累計32輪となりました。

2023年9月 5日 (火)

珍鳥かと思いきや……爆

Dsc05428c  朝から蒸し暑く感じました。猛暑日にはならないようですが、33.6℃とかなり暑くなっています。7時20分から散歩へ。住吉神社、九華公園、貝塚公園、内堀南公園、外堀、吉津屋町、京町、寺町と6.4㎞。かなり歩いた割には、成果はイマイチで苦笑せざるを得ません。散歩に出てすぐ、住吉神社の手前あたりから七里の渡し跡くらいまで小雨に見舞われたのですが、その後はよく晴れて来て、ご覧のような空。

Dsc05136c_20230905144701  九華公園までの間に見たのは、ハシボソガラスとスズメ、ムクドリ。それも数はわずか。九華公園には、今日は、アオサギが来ていました。アオサギが見られましたから、まぁとりあえずは良しとしましょう。

Dsc05183c_20230905144701 Dsc05219c_20230905144701  奥平屋敷跡には、今日もほとんど鳥はやって来ません。そういうところへ、左の写真の鳥が見えました。見慣れない鳥でしたから、「ひょっとして珍鳥か!?」と色めきだったのですが、よくよく見たら、ドバトの顔をしていて、ガッカリ。そうそううまい話はありません.しかし、これほど黒っぽいドバトはあまり見たことがありませんでした。

Dsc05281c_20230905144801  奥平屋敷跡では鳥が少ないと書きましたが、スズメがヒナを連れてきていました。まだ巣立ってきて間もない感じです。3月から8月にかけて繁殖するということです(こちら)。厳しい残暑ですが、元気に育って欲しいものです。

Dsc05158c_20230905144801Dsc05168c  ハシビロガモのオスの姿が見当たらず、あれこれ探し回ったところ、吉之丸堀にある東屋の下で休んでいました。分かりにくいのですが、右の写真で赤い矢印をつけたところ。まさに東屋の真下に隠れていました。

Dsc05355c_20230905144701  その後、公園内を歩いていたら、ハシビロガモは、相撲場の西側の堀をこのように元気に泳ぎ回っていました。このあと、今日も公園の外周遊歩道の東を歩いていたら、カワセミが飛ぶのが見えたのですが、すぐに見失ってしまい、写真は撮れず、残念。これで3日連続で目撃しています。

Dsc05412c_20230905144701  外堀のコンビニの近くでハクセキレイ。内堀南公園の近くでも見ましたが、例のハクセキレイ・ファミリーのメンバーかなという気がします。

Dsc05422c_20230905144701  9月2日にヘクソカズラを取り上げましたが(2023年9月2日:カワセミは見られたものの……)、灯台もと暗し。拙宅のすぐ目の前でも見つけました。マンションの東、住吉入江沿いの植え込みの中に咲いていました。こんなに近くにもあるとはつゆ知らず。

Dsc05380c  明日は雨時々曇りという予報。気温は、28℃とかなり下がりそうです。なんとかして散歩に出たいと思うのですが、どうでしょう? ハギは、貝塚公園にて。七里の渡し跡にもあるのですが、散歩コースで咲いているハギは、あまり花をつけていません。いつぞや書きましたが、九華公園にもハギが1本あるのですが、ツツジと一緒に剪定されてしまい、今年は咲きそうもありません。

2023年9月 4日 (月)

九華公園にダイサギ……午後は市民大学郷土史学科の講義へ

Dsc04287c  散歩コースでは、ススキの穂も出て来たのに、今日もまた蒸し暑くなっています。猛暑日の一歩手前、34.9℃という気温。参ります。朝は、7時10分から散歩へ。寺町、京町、吉津屋町、外堀、内堀南公園、貝塚公園、九華公園、住吉神社と歩いてきました。午後からは、くわな市民大学郷土史学科の第4回講義に行ってきました。歩いたのは、合わせて6.0㎞ほど。

Dsc04193c Dsc04210c  貝塚公園を出て九華公園に行くまでに見た鳥は、スズメとシジュウカラ。シジュウカラは、わが家近くの玉重橋のところと、貝塚公園と2ヶ所にいました。はあぶ工房Togetherの近くでイソヒヨドリのメスが2羽。1羽は、民家の屋根で毛虫のようなものを食べようとしていました。

Dsc04248cDsc04333c_20230904160601  九華公園では、今日もカラスが出迎え(苦笑)。本当にたくさんいるのです。たぶん合計で20羽はくだらないでしょう。カワウは、数羽がいます。

Dsc04504c_20230904160601 Dsc04528c  奥平屋敷跡では、シジュウカラとカワラヒワ。いずれも証拠写真。ほかには、ハクセキレイ、ドバト、ムクドリ、ハシボソガラス。あまりたくさんは来ません。シジュウカラやカワラヒワもよく動いていたり、高いところにいたりして、なかなか撮れません。

Dsc04543c_20230904160501 Dsc04631c  あまりいないので帰ろうと思ったら、こちらの鳥さん。「ヘンな鳥!」と思ったのですが、ヒヨドリの若者のように思います。食べ物をあまり食べていないのか、ちょっと貧相に見えます。肉眼では草を振り回しているように見えたのですが、これは誤り。カマキリを捕まえて、弱らせようとして打ち付けていたのです(右の写真、ただしクリック注意です。拡大しますから、お嫌いな方は避けてください)。

Dsc04717c Dsc04864c  朝日丸跡を歩いていたら、対岸の野球場の南の堀にダイサギが来て、エサを探していました。残念ながら50m以上の距離がありますので、これくらいの写真になります。

Dsc04849c_20230904161501  ハシビロガモのオスは、吉之丸堀を元気に泳ぎ回っていました。このあと、鎮国守国神社の社務所裏でカワセミが飛ぶのを見たのですが、すぐに見失ってしまいました。これで3日連続の目撃。

230904125035027c 230904154332956c  午後からの市民大学郷土史学科、8月は夏休みでしたので、再開ということです。会場はいつものパブリックセンター。今回は、松尾芭蕉や、文学に取り上げられた桑名のお話し。芭蕉は、何度も桑名を訪ねています。野ざらし紀行のときにも訪ねていますし、奥の細道の旅を大垣で結んでから、伊勢神宮の遷宮を見に行くとき、長島にある大智院に逗留しています。桑名で詠んだ句もいくつか知られています。たとえば、桑名別院本統寺では句会を開き、「冬牡丹 千鳥よ 雪のほととぎす」をいう句を残しています。「明けぼのや 白魚白き事 一寸」というのも有名です。

Bumon1c 今日の講義では、講師の先生から、10月28日から11月26日に桑名市博物館で開かれる展覧会のPRもありました。「武門の遺産(レガシー)-徳川家を支えた忍・桑名・白河-」という展覧会です。今年は、三方領地替えから200年、また、行田市・桑名市・白河市友好都市締結25周年を迎えますので、それを記念し、これら3市の博物館を巡回する展覧会が開かれるのです。三方領地替えとは、文政6(1823)年に忍藩主阿部正権が白河へ、白河藩主松平定永が桑名へ、桑名藩主松平忠堯が忍へ国替えとなったことをいいます。この国替えが縁となり、平成10(1998)年に行田市・桑名市・白河市の3市が友好都市を締結しているのです。これは歴史好きには必見だと思います。

2023年9月 3日 (日)

今日も九華公園でカワセミ……午後からはパラミタミュージアムで「江戸の遊び絵づくし」展

Dsc04015c_20230903172801  今日は暑いなと思ったら、35.7℃と猛暑日でした。9月になってからの猛暑日は、勘弁して欲しいところ。午前中は6時50分から散歩。寺町、京町、吉津屋町、外堀、内堀南公園、貝塚公園、九華公園、住吉神社と回ってきました。午後は、娘の友達が来るというので、外出を要請されました(微苦笑)。そのお陰で菰野のパラミタミュージアムへ行って、「江戸の遊び絵づくし」という展覧会を見て来られました。1日のトータルで歩いた距離は、7.0㎞。

Dsc03695c_20230903181301 Dsc03727c  野鳥は相変わらず。内堀南公園を過ぎるまでに見たのは、ハシボソガラスとスズメ。カラスをよく見るような気がしますが、これはたぶんほかの野鳥が少ないことも関係していると思います。ハシボソガラスは寺町商店街の荷捌き広場にて。スズメは、外堀あたりで。

Dsc03778c  内堀南公園の東でハクセキレイ。若者のように見えます。しばらく前にこのあたりでよく見たハクセキレイ・ファミリーのうちの1羽のように思います。貝塚公園では、チョウは見たものの、野鳥はほとんどいません。

Dsc03807c_20230903172901  九華公園には7時25分頃到着。逆回りルートで歩くと、南側の二ノ丸橋のところから公園に入ります。二ノ丸橋には、ハシボソガラスとドバト。九華公園では今日もカラスが目立ちました。

Dsc03844c_20230903172901  カラスばかりで今日もダメかと思いながら、公園の外周の遊歩道を歩いて行くと、東側に来たところで、「チッツー!」「チー!」とカワセミが飛ぶときに発する鳴き声が聞こえてきたのです。「これは!」と期待して、ゆっくりあたりを確認しながら進むと、野球場の南の堀にあるしだれ桜の木の枝にカワセミ嬢がいました。ここで何度もダイビング。その後、西の方へと飛び去ったのですが、奥平屋敷跡に行ったら、またその南側でも目撃。今日は、何度もカワセミを見られました。こうなると、明日にもちょっと期待してしまいます(苦笑)。

Dsc03876c_20230903172801 Dsc03917c  カワセミのいたあたりにはハクセキレイも来ました。若者のように見えます。ハシビロガモのオスも、同じあたりで休んでいました。

Dsc03966c_20230903172801  そのほかに今日、九華公園で写真が撮れたのは、アオサギさん。最近は、いつも九華橋の近くにある木の上にやって来ます。ほかに九華公園で見たのは、カワラヒワ、ムクドリ。鳴き声を聞いたのは、シジュウカラとコゲラ。

230903153852143c 230903140943983c  午後からは、初めに書きましたが、菰野にあるパラミタミュージアムで「江戸の遊び絵づくし」展を見てきました。浮世絵の中から、だまし絵としても親しまれる「寄せ絵」をはじめ、「有卦(うけ)絵」「判じ絵」「文字絵」「影絵」など、現代人にも通じる江戸庶民の洒落とユーモアあふれる《遊び絵》の世界が紹介されています。8月4日から開催されていますが、夏休み中は賑わっているかと思って、9月になったら出かけるつもりでした。しかし、今日もよく賑わっていました。

230903162901762c  迷ったのですが、結局、図録も買ってきました。迷ったのは、¥2,200という価格。しかし、普通の本とは違ってあとから本屋さんで購入するというのは、難しくなるからです。

230903151056775c  パラミタミュージアムに行ったのは3年ぶりでした。前回行ったのは3年半あまり前(2020年2月5日:ミュージアム・ツアーin菰野&四日市【頑張れ受験生! サクラサクきっぷの撮影スポット@大羽根園駅について付記しました(2/6)】)。このときは、「黄金期の浮世絵 歌麿とその時代展」を見てきました。久しぶりでしたので、パラミタガーデンも見てきました。樹齢200年のケヤキがメインで、ほかに鈴鹿山脈原生の山野草を中心に200種ほどの草花があります。

Dsc03700c  今週は、明日月曜の午後、くわな市民大学郷土史学科の講義があります。第4回目。今週の予定はこれだけ。非常勤先からの授業評価に対するコメントは、今日送りましたので、一応完了。後期の準備は、90%ほど完了(主観的には)。また、一通り見直したいとは思っています。

2023年9月 2日 (土)

カワセミは見られたものの……

Dsc03404c  今朝は、25.6℃。熱帯夜明けでしたが、これくらいの気温ならさほど暑いとは思わなくなっています。それほど今年の暑さが酷いためでしょう。今朝は、6時半過ぎにクルマでまずは、長良川河口堰へ。ところが、7時過ぎが満潮。しかも大潮で水が多くて、サギもあまりおらず。これは失敗。長島で少し水田を見たものの、稲刈りには時間が早く、ここにもサギはほとんどいません。続いて、九華公園へという、例によっての週末プチ遠征。歩いたのは、4.8㎞ほど。

Dsc03162c Dsc03131c_20230902145201  長良川河口堰の東側の魚道では、上流側にアオサギとコサギが1羽ずつ。アオサギは、魚道の壁面に向かって立っています。エサを探しているのですが、パッと見ると何をしているのかと思ってしまいます。コサギも、エサ探し中ですが、水が多いので難しい気がします。管理橋を渡る途中で、イソヒヨドリのオスらしき姿を2回ほど見たのですが、すぐに逃げられ、写真には撮れませんでした。

Dsc03199c_20230902145201 Dsc03314c  西側にある閘門のところ、下流側にはアオサギ、コサギ、ダイサギが1羽ずついたものの、ちょっと遠い。コサギだけは、なんとか見られる写真になりました。親水広場へ行く途中、イソシギ2羽を目撃。1羽は堰の下流側へ飛び去り、もう1羽は、魚道に近いコンクリートのところにいたのですが、あまりよく撮れず、写真は割愛。右の写真のアオサギは、逃げずに撮らせてくれました。

Dsc03324c Dsc03335c_20230902145201  親水広場では、大潮のためかアユの孵化試験をする水路にも水が流れ込んできていて、いつもなら必ずいるハクセキレイもいません。エサが採れないからと思います。親水広場の水路を回って、北西側に出たら、青い、小型の鳥が飛ぶのが見えました。「これは!」と思って追いかけたのですが、あいにくこれも遠い。証拠写真しか撮れませんでしたが、カワセミ。たぶんオス。

Dsc03374c_20230902145201  戻る途中、西側の魚道下流の脇の木にダイサギとアオサギ。隠れています。カワセミは見られましたが、サギは少なく、ほかの鳥もあまり見られず、ちょっと中途半端な感じでした。河口堰にいたのは、小1時間。

Dsc03565c_20230902145201 Dsc03599c_20230902145201  九華公園には、7時55分に到着。鎮国守国神社の境内からシジュウカラの鳴き声が聞こえたものの、今日も姿は見えず。社務所裏の堀に行ったら、相撲場の方から社務所の裏にある木の下あたりにカワセミが飛んだのですが、すぐに見失ってしまいました。残念。奥平屋敷跡についたら、カラスのパラダイス。ハシボソガラス、ハシブトガラスを合わせて20羽以上が飛び回っているのです。これでは、ほかの小型の野鳥は来ないでしょう。最近、九華公園にはカラスが多いのです。

Dsc03467c_20230902145201  カラスが去った後に来たのは、ムクドリとスズメくらい。カワラヒワも来るものの、木の高いところにいて、よく見えません。結局、写真が撮れたのは、ハクセキレイ1羽のみ。ほとんど空振り状態で、苦笑せざるを得ず。

Dsc03552c  ハシビロガモのオスは、今日もまた野球場の南の堀を泳いでいました。最近は、所在不明になることはなくなりました。このあと公園の外周遊歩道も一周し、改めて鎮国守国神社の社務所裏に行き、しばらく待ったのですが、カワセミが再登場することはありませんでした。もう少し涼しくならないと、野鳥は戻ってこないのでしょう。それまで我慢の日々。

Dsc03626c_20230902145101  ところで、今年はこれまで見つけていませんでしたが(あるところは何カ所か知っているのですが、散歩でそこを通らなかったということ)、ヘクソカズラの花。外に借りている駐車場の近くのお宅にありました。漢字で書くと「屁糞葛」。花や実を揉んだり、葉を傷つけたりするとカメムシのような不快な匂いが生じます。別名には、ヤイトバナ(お灸に見立てて、です。漢字では「灸花」)や、花の美しさにちなんだ「サオトメカズラ(五月女葛)」があります。

230902055608725c  わが家のアサガオは、ボチボチと咲き続けています。今朝は、1輪のみ。明日咲きそうなつぼみも2つあります。

2023年9月 1日 (金)

ハシビロガモのオスの羽ばたきで翼の傷み具合を見る

Dsc03097c  朝夕は多少過ごしやすくなった気がしますが、それでもまだ熱帯夜が続いています。日中は相変わらず暑くて閉口。今日は、33.1℃。今朝も家事を済ませ、8時15分から散歩へ。住吉神社、九華公園、貝塚公園、内堀南公園、外堀、吉津屋町、新築公園、アピタ桑名店、八間通と5.6㎞。空を見上げますと、秋と夏とが同居しているような感じがしています。ブロ友のじゅほうさんのブログで知りましたが、このように「二つの季節が行きかう空。ある季節が去り、次の季節に移り変わろうとする頃の空」を「行合(ゆきあい)の空」というそうです。

Dsc03070c  相変わらずというか、今日はいつもより鳥がいません。歩いた道中で見たのは、少数のスズメ、ドバト、ハシボソガラス、ムクドリくらい。九華公園のお隣の鎮国守国神社からシジュウカラとコゲラの鳴き声が聞こえましたが、姿は見えません。スズメもなかなか撮影できず、これは九華公園の外周遊歩道の南で出会ったスズメの若者。

Dsc02906c_20230901145201 Dsc02938c  結局、今日もまたハシビロガモのオスの安否確認をしてきたような感じ(微苦笑)。この頃は、たいてい野球場の南の堀にいます。近くには、カワウが3羽。今日のバードウォッチングは、ハシビロガモのオスとカワウのお陰で成り立っています。

Dsc02971c_20230901145201 Dsc02972c  ハシビロガモは、身繕いをしており、堀の上で羽ばたきを繰り返していましたので、写真を撮ったのですが、結果的にこれがよかった。というのは、翼の傷み具合が、今までよりもよく分かったのです。これら2枚の写真には、低い位置で翼を羽ばたかせていますが、左右ほぼ対照の動きをしています。

Dsc02967c_20230901145201 Dsc02979c_20230901145201  ところが、高い位置に翼を上げたときには、左右の翼の動く範囲がかなり違っていました。すなわち、右の翼が上がらないのです。翼が上がらないということは、上腕骨か、上腕骨が肩甲骨に繋がる部位などを傷めたのかな、というのが解剖学を知らない素人の推測。

Ec30fc57 A701f6a1  左の写真は5月11日(2023年5月11日:貝塚公園でセンダイムシクイの証拠写真……Q&Aは今回も難渋)、右の写真は7月14日(2023年7月14日:京町のお宅でツバメのヒナ誕生&イソヒヨドリのオスの幼鳥そろい踏み)に撮影したもの。いずれも右の翼がやや下がり気味であることが分かります。

230901094905611c 230901094917041c  ところで、アピタ桑名店へ行ったのは、100均ショップで欲しいものがあったのと、新光堂書店が9月10日までで閉店するという情報があったので、それも確かめたかったのです。発売日に新刊が入っていないなどと書いていましたが、徒歩圏内あるいは散歩コースの近くに本屋さんがなくなるのは寂しいことです。以前は、田町に本店があったほか、名古屋のユニモール、桑名駅近くにも大規模店舗があったのですが、これまでにすべて閉店し、アピタの店だけが残っていたのです。とくに桑名駅近くにあったエル新光堂は、品揃えも豊富でよく行きました。外商部だけは営業を続けるそうです。

20230831スーパームーン&ブルームーン

Dsc02769c  8月31日(木)の10時36分が満月でした。この日の満月は、同じ8月の2回目の満月であるブルームーンに加え、1年のうちで最大の満月、スーパームーンでもあるということです(こちら)。と書きつつ、写真を撮ったのは、実は9月1日の未明3時頃です。というのも、昨晩(8月31日の夜)、わが家のベランダから満月が見える時間帯はあいにくの曇り空だったのです。そのため、早くに寝てしまいました。ということで、ほぼ満月の写真。

Dsc02768c_20230901033001 230901030553770c  撮影条件は、ソニーDSCーRX10M4を使い、f/8、SS1/125秒、ISO感度250、オートホワイトバランス、600mmズームです。冒頭の写真は、この条件で撮って、トリミングをしています。左の写真は、ノートリミング。右の写真は、スマホで撮りました。

« 2023年8月 | トップページ | 2023年10月 »

2024年6月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            
無料ブログはココログ

マイブックス

  • 森永 卓郎: 書いてはいけない

    森永 卓郎: 書いてはいけない
    他の本を買いに行った時、書店で平積みになっていましたので、思わず買ってしまいました。メディアのタブーに触れつつ、現在の日本が凋落している要因を3つ指摘しています。サブタイトルは、「日本経済墜落の真相」となっています。3つは、ジャニーズの性加害、財務省のカルト的財政緊縮主義、日本航空123便の墜落事件。この3つについては、関係者は皆知っているものの、触れてはいけない、本当のことをいってはいけないタブーになっているといいます。メディアで触れたら、瞬時にメディアには2度と出られなくなるそうです。ジャニーズ問題は、BBCの報道のためにオープンになってしまいましたが、著者の森永さんは、ご自身が病を得られたこともあって、現状を打破するためにこの本を書かれました。財務省による必要以上の財政緊縮政策と、日航123便の事故のお陰で日本がアメリカに対してどんどん主権を失っていったことが、日本経済の衰退の主たる要因と主張しています。たぶんそれは本当だろうなというのが、私の読後感。 (★★★★)

  • 立木 康介: フロイト『夢判断』 2024年4月 (NHKテキスト)

    立木 康介: フロイト『夢判断』 2024年4月 (NHKテキスト)
    何を今さら勉強しているのか? と思われるかも知れませんが、ちょっと前に流行った言葉でいえば、リスキリングに相当するかも知れません。学生時代に読みましたが、しっかり理解したかといえば、アヤシいのです。学生時代からは50年近い月日が経っていますので、その後の研究成果も含め、新しいことがあるだろうと思ったのです。100分de名著というNHK Eテレの番組のテキストです。講師の立木先生は、パリ第8大学で精神分析の博士号を取得され、京大人文科学研究所の教授。精神分析は「昨日までとは違う自分を手に入れるために行う」とおっしゃっていました。この番組でもっとも印象に残ったのは、あの有名な「エディプス・コンプレックス」よりも、今日、重要なフロイトが提案した概念は、「両性性」であるということでした。これは、いかなる個人も与えられた解剖学的性にしばられないセクシュアリティの自由を持つことをうたうものです。この視点に立てば、同性愛も、トランスジェンダーもいわば当たり前の存在であるということになります。これらを踏まえると120年間に書かれた「夢判断」の内容は、きわめて今日的な意義を持ってくると再認識する必要があります。 (★★★★★)

  • 諸富 祥彦: NHK「100分de名著」ブックス フランクル 夜と霧

    諸富 祥彦: NHK「100分de名著」ブックス フランクル 夜と霧
    フランクルのこの本は、改めて紹介するまでもないほど、有名な本です。私も学生時代、霜山徳爾先生の翻訳で読みましたが、ことばでは書き尽くせないほどの衝撃を受けたことを、いまでもよく覚えています。第二次世界大戦中にナチスの強制収容所に収監された経験をもとに、精神医学者・フランクルが、人生の目的を明確にし、その実現に向けて没頭する心理療法を紹介する本です。原題を直訳すると「それでも人生に然りと言う:ある心理学者、強制収容所を体験する」となります。実存心理学の名著であり、極限の環境におかれたとしても、何かが、あるいは、誰かがあなたを待っているということを主張しています。絶望して終わるのではなく、人生が何をわれわれに期待しているのかが問題であり、私たちはそれを学ぶことが重要だとしています。何度か読み直すことによって、人生への理解が深まる気がします。 (★★★★★)

  • 松田 忠徳, 増田 晋作: 枕草子の日本三名泉 榊原温泉

    松田 忠徳, 増田 晋作: 枕草子の日本三名泉 榊原温泉
    榊原温泉は、全国的に有名とはいえないかも知れませんが、名湯です。それは、枕草子に「湯は七栗の湯 有馬の湯 玉造の湯」にある、七栗の湯が榊原温泉と考えられるからです。最近、日本三名泉といえば、有馬温泉/兵庫県、草津温泉/群馬県、下呂温泉/岐阜県とされますが、枕草子に取り上げられたのはそれよりも古く、「元祖日本三名泉」といえます。榊原温泉の湯は、肌がきれいになる「美人の湯」というだけでなく、抗酸化作用もある健康の湯でもあります。この本は、日本一の温泉教授・松田先生と、地元を知り尽くした増田さんの共著で、「何もない」といわれていた榊原温泉の魅力を語り尽くしています。ちなみに、私にとっては家内の実家を知る上で格好のガイドブックです。 (★★★★)

  • 文藝春秋: 定年後に読む不滅の名著200選 (文春新書)

    文藝春秋: 定年後に読む不滅の名著200選 (文春新書)
    この本の帯には「これが定年後の知の道しるべ!」とありますが、私自身はさほど大上段に構えたつもりで読んではいません。どのような本が選ばれているかにももちろん興味はあったのですが、それらがどのように紹介されているかといった方面に興味があって読みました。本を紹介している方々はいろいろな分野で功なり、名を挙げた方ばかり。それらの方がどんな本を読み、どのように唱歌していらっしゃるかが知りたかったのです。ちょっと邪道な読み方ではありましたが、しっかりと楽しめました。 (★★★★)

  • 石田泰弘(編著): 街道今昔 佐屋路をゆく (東海の街道2) (爽BOOKS 東海の街道 2)

    石田泰弘(編著): 街道今昔 佐屋路をゆく (東海の街道2) (爽BOOKS 東海の街道 2)
    さほど本格的に取り組んでいるわけではありませんが、昔の街道を歩くのは好きです。この本のテーマである佐屋路(佐屋街道)も歩きたいと思って調べています。佐屋路は、東海道佐屋廻りとも呼ばれたように、東海道の迂回路でした。江戸時代に東海道宮宿と桑名宿の間を、陸路万場宿、佐屋宿の陸路を経て、佐屋から桑名宿への水路三里の渡しによって結んでいた街道です。実際に歩いて書かれたと考えられますが、旅人目線で書かれたウォーキングガイドです。津島街道、高須道も取り上げられています。部分的には歩いたところがありますが、佐屋路はいずれ、歩いてみたいと思い、計画中ですので、とても参考になりました。実際に歩かなくとも、歴史読み物としても楽しめます。 (★★★★★)

  • 柳瀬博一: カワセミ都市トーキョー 【電子限定カラー版】 (平凡社新書1049)

    柳瀬博一: カワセミ都市トーキョー 【電子限定カラー版】 (平凡社新書1049)
    東京都心にたくさんのカワセミが棲んでいるというのは、最近割とよく知られるようになっています。清流の鳥というイメージがあるかも知れませんが、東京の「野生」環境をうまく利用して繁殖もしています。そのカワセミが暮らす街は東京屈指の高級住宅街ばかりだそうです。すなわちカワセミも、人間も好む環境は同じというのです。カワセミが暮らす街は、人間にとってもよい街ということです。カワセミの存在に気付いたことから、「小流域源流」をキーワードに「新しい野生」と「古い野生」の繋がりを論じています。カワセミの生態も詳しく観察されていますので、私も今までよく知らなかったことが多々書かれていて、興味深く読みました。 (★★★★)

  • 内田 樹: コモンの再生 (文春文庫)

    内田 樹: コモンの再生 (文春文庫)
    私は、内田樹先生の評論が好きで割とよく読みます。「コモン(common)」とは、形容詞としては「共通の、共同の、公共の、ふつうの、ありふれた」という意味ですし、名詞としては「町や村の共有地、公有地、囲いのない草地や荒れ地」を意味します。昔は、ヨーロッパでも日本でも村落共同体はそういう「共有地」を持っていました。コモンを管理するには「みんなが、いつでも、いつまでも使えるように」という気配りが必要になるのですが、近代になって怒った「囲い込み」によって「コモンの私有化」が起こり、村落共同体が消え、集団的に維持されていた儀礼、祭祀、伝統芸能、生活文化が消えてしまったのです。著者は、このコモンを再生することが市民の原子化、砂粒化、血縁、地域共同体の瓦解、相互扶助システムの不在という索漠たる現状を何とかするために必要と考えています。ちなみに、マルクスとエンゲルスによるコミュニズムは、著者によれば「共同体主義」と訳した方がよく、彼らは「コモンの再生」が必要と提言したといいます。「共産主義」と訳されてしまったがため、なんだかよく分からないことになっているのです。「共有主義」あるいは「共同体主義」と意訳してくれていたら、もろもろが変わっていたかも知れないという話には、膝を打ちました。 (★★★★★)

  • 本田 秀夫: 知的障害と発達障害の子どもたち (SB新書)

    本田 秀夫: 知的障害と発達障害の子どもたち (SB新書)
    児童精神科医の本田先生の最新刊です。今回は知的障害が取り上げられています。これまでの本田先生の御著書では、発達障害が主に取り上げられてきたのですが、実は知的障害を持つ子どもたちも一定数存在していますし、発達障害と知的障害を合わせ持つ子どもたちもいます。その意味で、発達に困難のある子どもたちのことをきちんと理解して、適切な支援をする上では、両者を視野に入れることが重要です。著者は、知的障害の支援では、「早く」と「ゆっくり」がキーワードになると書いておられます。これは私もそうだと思います。可能な限り早期から支援を受けた方がよく、一方で、発達のスピードに合わせて「ゆっくり」としたペースで支援をすることが大切になります。発達障害の子どもたちにも「本児のペースに遭わせた支援が必要」とおっしゃる方がありますが、発達障害の子どもたちの理解/支援の上でのキーワードは「アンバランス」です。この本は、発達が気になるお子さんをお持ちの保護者の方、特別支援教育に携わる教員の方々にとって、基本的なテキストといえます。 (★★★★★)

  • BIRDER編集部: お手本でわかる!野鳥撮影術 (BIRDER SPECIAL)

    BIRDER編集部: お手本でわかる!野鳥撮影術 (BIRDER SPECIAL)
    バードウォッチングや野鳥撮影を趣味にしています。とはいえ珍鳥を追うのではなく、主に自宅近くを散歩しながら、いわば「定点観測」のように野鳥を見ています。自分の写真の撮り方を振り返ると、図鑑的に撮ることがほとんどです。なぜそうなのかを考えてみると、研究者の端くれであったことが関わっている気がします。つまり、写真を撮ることを、観察した記録やデータと見ているからではないかということに思い当たりました。野鳥撮影の「幅を広げたい」と思っていたら、この本が出版されました。ざっと目を通したところ、「色とりどりの花と鳥」「木の実レストラン」「やわらかい表情を追う」などさまざまなテーマで鳥とその周辺を撮る方法が載っています。これを参考に、自分の野鳥写真の世界を広げられたらいいなと思える本です。 (★★★★★)

  • 磯田 道史: 磯田道史と日本史を語ろう (文春新書)

    磯田 道史: 磯田道史と日本史を語ろう (文春新書)
    磯田道史さんが、さまざまな分野の達人と歴史についての論賛をしたのをまとめた本です。論纂とは、①人の徳行や業績などを論じたたえること、②史伝の終わりに著者が書き記した史実に対する論評のこと。異分野の専門家同士が議論をすることによって生まれるものは、別次元となり、大変興味深いものとなります。この本がその論より証拠。養老孟司さんとの論賛からは「脳化社会は江戸時代から始まった」という話が出て来ています。忠、孝、身分などは、シンボリズムであり、それらは見たり、触れたりできません。また、関東大震災に遭遇したことは、被害に対する鈍感さをもたらし、それが太平洋戦争につながったという指摘には、なるほどそういう面も確かにありそうだと思わされました。その他、歴史や人間について、実にさまざまな、新しい見方が示され、大変おもしろく読み終えました。 (★★★★★)

  • 保阪 正康: 近代日本の地下水脈 I 哲学なき軍事国家の悲劇 (文春新書 1440)

    保阪 正康: 近代日本の地下水脈 I 哲学なき軍事国家の悲劇 (文春新書 1440)
    本の帯に「『水脈史観』で日本の失敗を読み解く」とあります。「水脈史観」という概念には初めて接しましたが、「攘夷のエネルギーは、いまも日本社会の根底に流れている」という見方です。明治維新後、日本がとりえた国家像は、欧米型帝国主義国家、道義的帝国主義国家、自由民権国家、米国型連邦制国家、攘夷を貫く小日本国家の5つであったが、哲学なきまま欧米型帝国主義国家の道を突き進み、軍事中心の国家作りを推し進めたことが、戦前の日本の失敗の原因であったというのが著者の主張です。それは確かにそうだと思いますが、私には、ほんのサブタイトルにある「哲学なき国家」ということが、現代日本の様々な問題の背景にあるような気がしてなりません。 (★★★★)

  • 佐伯 泰英: 陰流苗木(かげりゅうなえき)~芋洗河岸(1)~ (光文社文庫)

    佐伯 泰英: 陰流苗木(かげりゅうなえき)~芋洗河岸(1)~ (光文社文庫)
    今回も特別に時代小説を取り上げます。この2つ前の本に佐伯泰英さんの「恋か隠居か 新・酔いどれ小籐次(二十六)」を取り上げ、これは佐伯さんの300冊目の「文庫書き下ろし小説」だと書きました。今回のこの本は、301冊目です。しかも、80歳を越えて、さらに新しいシリーズを始められたのです。美濃を食い詰めた浪人・小此木善治郎が、職なし、金なし、住むあてなしながら、剣の達人にしてとぼけた侍であるものの、なんとも頼りになる存在で、親切な住人や大家によって受け入れられた長屋の秘密と謎の渦に巻き込まれるという設定。これまたおもしろそうなシリーズです。毎月刊行で、全3巻の予定とか。第2巻が待ち遠しい内容です。 (★★★★★)

  • 養老孟司, 鵜飼哲夫: なるようになる。 僕はこんなふうに生きてきた(中央公論新社)

    養老孟司, 鵜飼哲夫: なるようになる。 僕はこんなふうに生きてきた(中央公論新社)
    養老先生の新刊が出たというので早速入手し、ほぼ一気に読み終えました。「はじめての自伝!」といううたい文句で、帯には「虫と猫と、バカの壁。考え続けた86年」ともあります。養老先生は、かなりしつこい性格でいらっしゃるようで、疑問に思ったことは「まぁいいか」などと思わず、考え続けてこられたそうです。その結果が、これまでのユニークな著作に結実しています。それはさておき、考え続けた結果、「なるようになる。」というのが、養老先生の現時点での結論だそうです。「なるようにしかならない」ではなく、「なるようになる。」のです。物事は、はっきりとした目的意識があって進むのではないので、「なるようになる。」なのです。忘れてしまったような些事がその後の人生を動かしてきたかもしれないともあります。なるほどと、この本を読み、養老先生の来し方をいささか知ると、納得できます。というか、納得した気になっているだけかも知れませんが…… (★★★★★)

  • 佐伯 泰英: 恋か隠居か 新・酔いどれ小籐次(二十六) (文春文庫)

    佐伯 泰英: 恋か隠居か 新・酔いどれ小籐次(二十六) (文春文庫)
    佐伯泰英さんは、この本で「文庫書き下ろし小説」というジャンルで300冊刊行を達成されました。佐伯さんの時代小説はすべて読んでいます。まさにストーリー・テラーといえる作家で、実に読み応えのある時代小説をたくさん書いておられます。このシリーズは、いったん完結となったかと思ったのですが、この「恋か隠居か」で復活しました(と理解しています)。隠居を考える小籐次ですが、小籐次親子に挑戦状が届くところから始まる物語。今回も楽しめました。 (★★★★★)

  • 安藤優一郎: 15の街道からよむ日本史 (日経ビジネス人文庫)

    安藤優一郎: 15の街道からよむ日本史 (日経ビジネス人文庫)
    街道歩きを少ししています。三重県内では、東海道のほとんど、伊勢参宮街道、美濃街道・養老街道などを歩きました。もっとあちこちの街道を歩きたいと思っていますが、そのときにこの本が出版されましたので、早速入手して読みました。芭蕉の奥州街道、伊勢参宮街道のお伊勢参り、武士の旅日記などの章をとくに興味深く読みました。主要な街道を取り上げることで読みやすい歴史物語となっています。 (★★★★)

  • 大芦治: 心理学をつくった実験30 (ちくま新書)

    大芦治: 心理学をつくった実験30 (ちくま新書)
    「誰もが一度は耳にしたことがある有名実験の背景・内容・影響を紹介、新たな心理学像を呈示する」と帯にあります。心理学全般に関心を持つ社会人を読者に想定しているといいますが、私には心理学史のテキストとして、あるいは、入門段階の心理学を学んだ方がさらに学習を深める際に読む本としてもよいかも知れません。 私自身も、心理学の教科書を執筆したことが何度かありますが、そこに引用する理論や実験については、いわゆる「孫引き」をしてしまったこともよくありました。この本の著者は、可能な限り原典にあたって執筆していらっしゃり、その意味では参考になったところが多々あります。 ところで、著者は心理学の未来にあまり明るい展望を持てないようです。臨床心理士、公認心理師の資格が人気を集め、心理学部などもたくさん設けられました。私自身の勝手な個人的意見を書けば、資格ができると、レベルは下がると思っています。根拠はありません。個人的な印象によるものです。私は実験心理学でトレーニングを受け、臨床心理の分野に進みました。心理学の基本は実験心理学と個人差測定心理学にあると思っています。学部段階からいきなり臨床心理学プロパーに進むのは、相当よろしくないと思います。臨床実践にあたってはその基礎となる確かな、科学的な学問(知見、理論なども含む)が必要です。また、仮説演繹法などのものの見方もきちんと身に付ける必要があります。これらは実験心理学と個人差測定心理学から養われると思っています。 この本は、基礎的知識がない方がいきなり読むのは難しいでしょうが、科学的心理学を学びたいと思う方にはよい参考書となります。 (★★★★)

  • 磯田 道史: 家康の誤算 「神君の仕組み」の創造と崩壊 (PHP新書)

    磯田 道史: 家康の誤算 「神君の仕組み」の創造と崩壊 (PHP新書)
    磯田先生の書く本はどれもとても面白く読めます。といっても、私が読むのは研究書ではなく、新書だからなのかも知れません。この本は、家康がなぜ幕藩体制を創ることができたのか、江戸時代、誰が神君の仕組みを崩わしたのか、幕末、かくして神君の仕組みは崩壊した、神君の仕組みを破壊した人々が創った近代日本とは、家康から考える日本人というものという5つの章からなっています。家康は天下を取ったあとこの国を支配するのに巧妙な仕掛けをつくり、平和な時代が続いたのですが、誤算が生じて、徳川政権が変質し、崩壊に至ったと著者は考え、そのプロセスを俯瞰しています。いろいろな時点で「神君の仕組み」を骨抜きにする人物や政策が表れたといいます。組織が弱体化する姿を見ておくと、自分たちの劣化を防ぐ力が養われると磯田先生は述べています。徳川時代が現在にあたえている影響も多く、その分析も興味深く読めます。 (★★★★★)

  • 多井 学: 大学教授こそこそ日記

    多井 学: 大学教授こそこそ日記
    文庫本を買いに本屋に行ったら、平積みしてあるのを見つけて思わず買ってしまいました。私もその昔、ご同業だったことがあったからです。帯に「いくらでも手抜きのできる仕事」とありますが、私の経験でもそういう人もそれなりにいました。ちなみに私自身は、こき使われたと思っています。さらに「現役教授が打ち明けるちっとも優雅じゃない生活」とも書かれていますが、これはまさに私の体験と同じ。本に書かれていることがらも、ことごとく納得できます。私は、「そうそう!」といいながら読み終えました。大学教授で儲けている人はごく一部などなど。まぁ大学教授の仕事や生活に興味をお持ちの方は、さほど多くはいらっしゃらないとは思いますが、お暇な方にはどうぞ。 (★★★★)

  • 宮口 幸治: 境界知能の子どもたち 「IQ70以上85未満」の生きづらさ (SB新書)

    宮口 幸治: 境界知能の子どもたち 「IQ70以上85未満」の生きづらさ (SB新書)
    「境界知能」という言葉は、専門家はよく知っていると思いますが、一般のご父兄や、小中学校の先生方にはあまりなじみがないかも知れません。IQという指標でいえば、多くの場合70以上85未満の子どもたちがこれに該当する可能性があります。一見したところでは普通の子どもたちと変わりはなく、なかなか気づかれません。しかし、理論的には約14%の子どもたちが含まれますから、本の帯にあるように「日本人の7人に1人」となります。平均と知的障害のはざまにあり、気づかれにくいものの、授業について行けなかったり、友だちと上手くつきあえなかったり、感情のコントロールが苦手であったりして、当事者の子どもたちは苦戦し、辛い思いをしています。発達障害はよく知られるようになりましたが、境界知能の子どもたちにもしっかり目を向け、必要な支援を提供することは喫緊の課題といえます。この本では、境界知能とはどのような状態なのか、教科学習の前に認知機能を向上することの重要性、子どもの可能性をいかに伸ばしたら良いかについて具体的に、分かりやすく解説されています。 (★★★★)

  • 関裕二: スサノヲの正体(新潮新書)

    関裕二: スサノヲの正体(新潮新書)
    タイトルに惹かれて手に入れたものの、序章の記述が私にとっては退屈でしばらく放っておいたり、読み直そうと思ってくじけたりしていました。しかし、そこを乗り越えるとこの本はとても面白くなり、ほとんど一気読みしました。スサノヲ(素戔嗚尊)の正体を探るプロセスでアマテラス(天照大神)の謎も明らかにされて行き、それもとても興味深いものがあるのです。アマテラスは皇祖神とされますが、実在の初代王と言われる崇神天皇はアマテラスを伊勢に追いやっています。また、伊勢神宮を整備した持統天皇だけは伊勢に参ったものの、それ以降明治になるまで、1,000年以上も歴代天皇は伊勢神宮を訪れていません。明治天皇が東京に遷御したあと武蔵国の鎮守勅祭の社に定めたのは、スサノヲの祀られる氷川神社(現さいたま市)です。明治天皇は氷川神社を訪れた翌年に、伊勢神宮を訪れています。そもそも伊勢にいる神はアマテラスなのかという疑問にも立ち向かっている、古代史や神に関心がある方にはお勧め。 (★★★★★)

  • 安藤 優一郎: 大名屋敷「謎」の生活 (PHP文庫)

    安藤 優一郎: 大名屋敷「謎」の生活 (PHP文庫)
    時代小説をよく読みます。捕物帖、市井の人たちの生活、侍の物語、大名の話などいろいろとあります。庶民の生活については、これまでもいろいろな本でかなり知っていますが、大名の生活については分からないところの方が多いと思っていました。タイトルに惹かれて買ったのですが、大名やその家族の生活が詳しく書かれているのではなく、勤番侍の生活、大名屋敷の庭園、御用達商人や豪農、幕末の動乱と大名屋敷などの話が中心でした。それはそれで知らなかったことが多々あり、興味深く読みました。 (★★★)

  • 服部環ほか: 指導と評価2023年10月号(図書文化社)
    「指導と評価」は、日本教育評価研究会の機関誌であるとともに、日本で数少ない教育評価に関する月刊誌です。この号では、教育・心理検査の意義と活用という特集が組まれています。「教育・心理検査の意義」に始まり、WISC-Ⅴ、KABC-Ⅱなどの個別検査の使い方、解釈の仕方、指導への活かし方がそれぞれの専門の先生によってわかりやすく解説されています。特別支援教育の現場でも、きちんとした心理アセスメント所見に基づいた支援を展開することが望ましいのですが、現場の先生方には敷居が高いようです。ご関心がおありの方には、どのように使えるか、どのように考えたらよいかについて基本的なことがらを理解するのに適しています。出版社のWebサイトからバックナンバーとして購入できます。 (★★★★)
  • 石田 光史, 樋口 広芳(ナツメ社): ぱっと見わけ観察を楽しむ 野鳥図鑑

    石田 光史, 樋口 広芳(ナツメ社): ぱっと見わけ観察を楽しむ 野鳥図鑑
    野鳥図鑑はすでに何冊も持っていますが、この野鳥図鑑は、2015年の刊行で、なぜ今までこの存在に気づかなかったと反省するほど便利そうなもの。掲載されているのは324種ですが、それぞれの特徴や、見わけのポイントがパッとわかるようになっています。その鳥の生活型や生息地、食性や羽色、形態などのほか、雌雄、夏羽冬羽、幼鳥などで特徴が異なる場合は、それらについても説明されています。観察したい行動から、おもしろい生態、探し方までもが載っていますし、鳥の鳴き声が聴けるQRコードも付いています。私自身、野鳥の特定がけっこうアヤシいので、しっかり活用しましょう。 (★★★★★)

  • 千枝大志(風媒社): 街道今昔 三重の街道をゆく (爽BOOKS)

    千枝大志(風媒社): 街道今昔 三重の街道をゆく (爽BOOKS)
    「東海の街道」シリーズの第4巻です。「街道歩きのお供に最適の1冊」といううたい文句。内容は、三重の主な街道、近世三重の城郭図・城下図を読み解く、お伊勢参り小咄、伊勢をめぐる〈参詣〉をデジタル化するの4章構成で、まさに三重の街道歩きの参考書としてよいと思います。私自身も県内の東海道、伊勢街道、美濃街道、濃州街道はほとんど歩き、ほかの街道も部分的に歩いていますし、城もここに載っているところはかなり訪ねています。デジタル化も、ブログに写真・記事を載せていますから、出来不出来はともかく、私も取り組んでいます。県内の街道はさらに歩こうと思っていますし、デジタル化にももっと取り組みたいと考えていますので、十分活用できるでしょう。 (★★★★★)

  • 唐沢孝一: 都会の鳥の生態学 カラス、ツバメ、スズメ、水鳥、猛禽の栄枯盛衰 (中公新書)

    唐沢孝一: 都会の鳥の生態学 カラス、ツバメ、スズメ、水鳥、猛禽の栄枯盛衰 (中公新書)
    都市にもたくさんの野鳥がいることを知る人は少ないかも知れません。私がいつも散歩している地方都市の公園では、これまで10年あまりで70種類近くの野鳥を観察しています。都会は自然の少ない人工的な環境にあふれていますが、野鳥たちはもともとの生態を活かしつつこれらにしたたかに適応してい生きています。この本では、カラス、ツバメ、スズメ、水鳥、猛禽を取り上げ、その都会における生態や、活動の変化、人間と鳥との関係とその変化などについて多くの実例や、調査結果をもとに、豊富な写真を使って楽しく読めるようにまとめられています。 (★★★★★)

  • 堤未果: 堤未果のショック・ドクトリン 政府のやりたい放題から身を守る方法 (幻冬舎新書)

    堤未果: 堤未果のショック・ドクトリン 政府のやりたい放題から身を守る方法 (幻冬舎新書)
    「ショックドクトリン」とは、テロや大災害など、恐怖でこくみんが思考停止している最中に、為政者や巨大資本がどさくさ紛れに過激な政策を推し進める悪魔の手法のことです。アメリカでの3.11以来、日本でも大地震やコロナ禍の裏で知らない間に個人情報や資産が奪われようとしているというのがこの本のテーマ。パンデミックで製薬企業は空前の利益を得、マイナンバーカード普及の先には政府のよからぬ思惑があるなどよくよく注意し、自分の生命・財産を守らないといけないというのが著者の主張。「今だけ、自分だけ、お金だけ」という強欲資本主義に負けないようにするには、ちょっとした違和感を大事にし、お金の流れがその裏にないか、また、それで大もうけして回転ドアをくぐって逃げる輩がいないかをチェックすることです。また、政府が何か、大急ぎで導入しようとしたり、既存の制度を急拡大しようとするときは、要注意だそうです。 (★★★★)

  •  奥山景布子: 葵の残葉 (文春文庫)

    奥山景布子: 葵の残葉 (文春文庫)
    いわゆる「高須四兄弟」である徳川慶勝、松平容保、松平定敬、徳川茂栄は、幕末維新の激動期に、結局のところ官軍と幕府とに分かれて戦う運命になったのですが、この四兄弟を取り上げて埋もれた歴史を活写した小説。私自身は、桑名藩主であった松平定敬が取り上げられているので興味を持って手に取った次第。幕末維新は、次々に色々な出来事が起きて、さまざまな人たちの思惑も複雑に入り組んでいるので、小説にするのは難しいと思っていたのですが、隠れた主人公ともいえる高須四兄弟の視点からとても躍動感のある読み物になっています。また、この時期の歴史をより一層深く理解できたという感想も持っています。 (★★★★)

  • 國分功一郎: 暇と退屈の倫理学(新潮文庫)

    國分功一郎: 暇と退屈の倫理学(新潮文庫)
    ほぼ隠居状態ですから、暇と退屈には困りません(微笑)。それ故にこの本を手に取ったといっても、誤りではありません。著者がいうには、「暇」とは何か、人間はいつから「退屈」しているのだろうかといったなかなか答えにたどりつけない問いに立ち向かうとき、哲学が役に立つというのが著者のスタンス。哲学書なのに、読みやすいのです。スピノザ、ルソー、ニーチェ、ハイデッガーなど、その昔学生時代に取り組んで挫折した哲学者たちの論考を参照しつつ、現代の消費社会における気晴らしと退屈について鋭い指摘がされ、まさに蒙を啓かれます。 (★★★★)

  • 逸見功: 統計ソフト「R」超入門〈最新版〉 統計学とデータ処理の基礎が一度に身につく! (ブルーバックス)

    逸見功: 統計ソフト「R」超入門〈最新版〉 統計学とデータ処理の基礎が一度に身につく! (ブルーバックス)
    今さら、なぜこういう統計ソフトの本を読むのか? と訝られると思うのですが、その昔、現役の頃には統計パッケージソフトIBM SPSSを使ってデータを分析して論文を書いていました。ただ、SPSSを始め、統計パッケージソフトは、値段がバカ高いのです。退職する前からこのRというフリーの統計処理ソフトが出て来て、ずっと興味を持っていました。先日、文庫本を買おうと思って本屋に行ったらこの本を見つけてしまいました(微笑)。今さらこれを使ってバリバリやる訳ではありません。むしろボケ防止かも知れませんが、昔のデータはそのままパソコンにありますから、これを使って、昔はやらなかった分析をしてみようと思っています。何か成果が出るかどうかは極めてアヤシいのですが、まぁゆるりといろいろやってみることにします。 (★★★★)

  • 林(高木)朗子, 加藤忠史, 林(高木)朗子, 加藤忠史: 「心の病」の脳科学 なぜ生じるのか、どうすれば治るのか (ブルーバックス)

    林(高木)朗子, 加藤忠史, 林(高木)朗子, 加藤忠史: 「心の病」の脳科学 なぜ生じるのか、どうすれば治るのか (ブルーバックス)
    たまにはこういう本も読まないと、認知機能が退化するかもしれないと思って(微苦笑)。というよりも、もともと神経心理学に興味がありましたので、本屋の店頭で見つけ、これは面白そうだと思って購入しました。うつ、自閉スペクトラム障害、ADHD、統合失調症、双極性障害など、現代人を悩ませる心の病について、脳にどのような変化が起きているか、最新の知見がまとめられています。最前線の研究者たちがわかりやすく説明しているのですが、知識ゼロで読むのはかなりキツいかも知れません。私は現役をリタイアして10年以上になりますが、その間にこれほど研究が進んだのかというのが正直な感想。心の病の原因は、1つとは限りません。心の病は「症候群」と見た方がよいと考えます。私自身が関わる自閉スペクトラム障害、ADHDなどの発達障害でもそうです。脳機能と心の病との関連について最新の知見を知りたい方にはおすすめ。 (★★★★)

  • 磯田 道史: 徳川家康 弱者の戦略 (文春新書)

    磯田 道史: 徳川家康 弱者の戦略 (文春新書)
    本の帯に「大河より面白い!」とありますが、本当にそうでした。午前中の散歩のついでに買ってきて、夕食までに一気に読み終えてしまいました。もったいない気がするくらい。松平元康がいかにして徳川家康になったか、さらに徳川将軍家がいかに続くよう礎を築いたかが、よく分かりますし、戦国時代から徳川幕府創世記までの歴史を見る目が養われる本です。それというのも、著者の磯田さんが古文書の権威で、一次史料を読みこなすだけでなく、場合によっては価値が怪しい資料まで傍証に用いて(怪しい資料でも使い道があるというのも良く分かりました)、ご自身の頭で考えた結果を実に分かりやすく解いてくれてあります。徳川家康の弱者の戦略のキーワードは、「武威」と「信頼」ということです。また、情報の取得、解読にも意を尽くしたことがよく分かります。混迷を深める世界情勢を読み解いて、我が国が進む方向を考える上でも役に立つ一冊。 (★★★★★)

  • 井手 正和: 発達障害の人には世界がどう見えるのか (SB新書)

    井手 正和: 発達障害の人には世界がどう見えるのか (SB新書)
    発達障害、とくに自閉スペクトラム症(ASD)の方では、感覚過敏や感覚鈍磨をよく伴います。「照明で目がチカチカする」「皆が話している教室では。音が鳴り響き絶えられない」「ケガをしてるのに、痛みを感じない」などさまざまな状況を呈します。著者は実験心理学や、認知神経科学を専門とし、ASDの方に見られる感覚過敏、感覚鈍磨は、脳機能の特性から来ていることを明らかにしてきています。ASDなど発達障害のあるご本人はもちろん、親御さん、教師など関わりを持つ方々は、このことをよく理解して支援にあたることがとても重要です。ASDを始めとして発達障害について、「わがまま」「自分勝手」「やる気がない」などと捉えてしまうと、支援どころか、理解もできなくなります。脳の働きによってさまざまなことが生じてきているという視点が必要不可欠です。この本は、感覚過敏・感覚鈍磨を手がかりにそういう視点について理解を深められます。 (★★★★)

  • 日本放送協会,NHK出版: NHK 100分 de 名著 中井久夫スペシャル 2022年 12月 [雑誌] (NHKテキスト)

    日本放送協会,NHK出版: NHK 100分 de 名著 中井久夫スペシャル 2022年 12月 [雑誌] (NHKテキスト)
    2022年12月のNHKのEテレ「100分de名著 中井久夫スペシャル」のテキストです。今頃(2023年2月)これをリストアップしているのはどうかという気もしますが、録っておいたビデオをみたのが最近なのです。中井久夫さんは、2022年8月にお亡くりになりましたが、日本を代表する精神科医のお一人であり、翻訳家、文筆家としても一流でした。現役の頃、中井さんの本はたくさん読みました。臨床心理学の分野でも「風景構成法」を導入した方として知られています。Eテレの講師である齋藤環さんは、中井さんを評して「義と歓待と箴言知の人」と書いておられますが、まさにそういう気がします。『最終講義』『分裂病と人類』『治療文化論』『「昭和」を送る』『戦争と平和 ある観察』が紹介されています。現在もウクライナで戦争が続いていますが、中井は「戦争は過程、平和は状態」とし、戦争は物語として語りやすく、とにかくかっこよくて美しい、それが問題だといいます。一方、平和は分かりにくく、見えにくいため、心に訴える力が弱いとします。「状態を維持する努力はみえにくい」のですが、戦争と平和に限りません。普段通りの日常生活を維持していくのも同じような気がします。戦争を経験していない人間が指導者層の多くを占めるようになると戦争に対する心理的抵抗が低くなるともいいます。「戦争には自己収束性がない」とも中井さんはいっています。われわれはやっかいな時代に生きていると痛感します。中井さんの本を多くの方が読むと、時代も変わるかも知れません。 (★★★★★)

  • 桑名三郎: 七里の渡しを渡った人達(久波奈工房)
    桑名と名古屋の宮を結んだ東海道唯一の海路「七里の渡し」をテーマにした歴史本です。船頭が旅人を案内しながら、七里の渡しを渡った歴史上の24人を紹介する内容。やさしい話し言葉で紹介されており、読みやすい本です。徳川家光、松尾芭蕉、明治天皇などが取り上げられています。著者は、桑名で歴史案内人をしながら、街の歴史を研究している、街道好きの方です。本は、桑名市内の書店とメルカリで¥1,200で販売。 (★★★★)