河津桜は間もなく見頃か
3月に入りました。午前中は北風でやや冷たかったのですが、気温は17℃。風も南寄りに変わり、暖かい日です。7時半から、いつも通りに散歩へ。住吉神社、九華公園、貝塚公園、内堀公園、紺屋町、新築公園、常盤町、常信寺、寺町と7.2㎞。月初めからたくさん歩きました。
住吉入江、ポンプ場の西にヒドリガモたち。オス1羽にメスが3羽。モテモテのオスなのでしょうか。諸戸氏庭園あたりにはヒヨドリ。以前は、ヤマガラなども出て来たのですが、最近はサッパリです。住吉水門のところにはコガモが2羽、コンクリート壁についた藻を食べています。右の写真は、船津屋さんの裏手の高水敷にいたツグミ。
七里の渡し跡には、コガモが1ペアと、ヒドリガモのオスが2羽にオオバンが1羽。このところ、七里の渡し跡に来るカモたちは少なめ。
三の丸公園ではツグミが2羽。さらに、東の端の桜の木にホシハジロのオス。今日も高らかにさえずっていました。
柿安コミュニティパークには、ハクセキレイ。西の堀では、コガモ6羽が上陸していました。お休みのもの、身繕いをするものなどさまざま。
九華公園には8時前に到着。北門を入ってすぐの堀ではホシハジロのオスとオオバンが並んで泳いでいました。ほかにキンクロハジロのメスも1羽。鎮国守国神社の社務所裏の木には、ゴイサギ。現地で見たときには1羽しかいないと思ったのですが、奥にもう1羽がいました。よくある「見れども見えず」パターンで苦笑せざるを得ません。
奥平屋敷跡では、まずはツグミ。そして、ジョウビタキのオスも登場。このところ、恒例のメンバーです。シロハラもいたのですが、すぐに逃げていきます。ほかには、シメ、ハクセキレイ、キジバト、カワラヒワ。ハシボソガラスは、1度見たのですが、巣材は運んでこず。今日は、巣作りはお休みのようでした。
二の丸跡で、オスのモズ。モズは、久しぶりです。シメや、ジョウビタキのオスもいましたが、遠くてうまくは撮れず。ここから辰巳櫓跡の松の木が見えるのですが、今日は、アオサギもコサギも来ていませんでした。
本丸跡には、今日もシメ。今日は、エノキの下に登場。ほかにカワラヒワ数羽があちこちに降りてきて、餌探し。巣材はまだ運んでいません。ハクセキレイも辰巳櫓の脇に出て来ました。
カモ、今日は合計52羽。キンクロハジロが32羽、ハシビロガモが13羽、ホシハジロはオスが1羽にメスが2羽。ヒドリガモはいつも通り、2ペア。カンムリカイツブリは、今日もいましたが、すぐに姿を消していました。ユリカモメは、今日も来ず。
貝塚公園ではツグミ1羽とシロハラ1羽を見ましたが、写真を撮れたのはツグミだけ。シロハラは、粘ったものの、撮り損ねました。最近、貝塚公園では鳥は少なくなっています。
内堀公園では、ジョウビタキのオスとツグミが、1羽ずつ。このあと、新築公園でもジョウビタキのオスを見たのですが、遠い上にすぐに逃げられました。新築公園に来るジョウビタキのオスはまだ人になれていない感じです。
拙宅前の住吉入江に戻ってきたら、ヒドリガモが1ペア。近くに行って覗き込んだら、案の定、逃げていきました。
こちらは鎮国守国神社の豊後梅。一気に開花が進みました。右も、鎮国守国神社の梅。2~3年前に植えられた、九華天神のところのもの。
常信寺では、今日も「ウメジロウ」を狙ったのですが、待てどメジロは来ず。サンシュユが咲き始めました(左の写真)し、ミモザ(ギンヨウアカシア)も咲いてきました。山門のところにこのミモザがあります。
寺町商店街の河津桜も暖かい日が続いて、かなり咲いてきました。週末くらいにはもっと咲いて、それなりに見応えが出てくるのではないかと思います。
ここからは余談。まずは、旅館山月の解体現場。建物そのものの解体はほぼ終了しています。これからは、解体したコンクリートなどの処理が行われることでしょう。
余談その2と3。左の写真は、桑名市博物館で次に開催される展覧会のポスター。3月11日から春季企画展「浮世絵Bon_voyage!」が予定されています。初代歌川広重の浮世絵「東海道五十三次名所図会 桑名七里之渡舩」がポスターに使われています。あわせて「陶芸乱舞2ー萬古焼編ー」と「刀剣セレクションⅤ」も行われるとあります。右は、今年の「桑名城お堀めぐり」と「九華公園さくらまつり」のポスター。お堀めぐりは3月25日~4月9日、さくらまつりは4月1日から15日にそれぞれ予定されています。広報くわな3月号にも載っていましたが、寺町商店街にもこのポスターが出ていました。
余談その4。寺町商店街に掲げられていた幟旗。「本多忠勝ゆかりの地、桑名」「千姫と本多忠刻が結ばれた町、桑名」と2種類あります。本多忠勝は、多くの人がご存じと思いますが、徳川四天王の一人にして、初代桑名藩主。本多忠刻(ただとき:慶長元(1596)~寛永3(1626)年)を知る方は少ないかも知れませんが、本多忠勝の孫。父は桑名藩2代藩主である本多忠政の長男です。元和2(1616)年、豊臣秀頼の未亡人千姫(せんひめ:江戸幕府2代将軍秀忠の娘)と結婚しています。この結婚に関しては大坂落城後、千姫が江戸に戻る途中、桑名の七里渡しの船中でたまたま忠刻を見初めたのがきっかけになったという逸話があります(異説もあります)。本多忠勝や、千姫をNHKの大河ドラマで取り上げるようにという誘致活動が桑名を始め、関わりのある自治体で行われているのです。地域を盛り上げるのには良いのでしょうが、果たして実現するものでしょうか。
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