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2023年3月15日 (水)

モンシロチョウを初見、カワラヒワは巣材を運ぶ……桑名市博物館で春季企画展「浮世絵Bon voyage!」を楽しむ

Dsc07387c  今日も好天で、気温が上がり、散歩日和です。最高気温は18.8℃。朝、家事を済ませ散歩に出たのは8時20分。いつも通り、住吉神社、九華公園、貝塚公園、内堀公園から、今日は桑名市博物館へ。「春季企画展『浮世絵Bon voyage!』」を見て、京町、寺町を通って帰宅。5.2㎞。

Dsc07514c_20230315145201  今日は、貝塚公園でモンシロチョウを見かけました。モンシロチョウの初見は、これまで記録していませんので比較はできませんが、主観的には「早いな」と思います。昼間は上着が要らないくらいの暖かさで、名古屋でもソメイヨシノが開花しそうといいますから、当然かも知れません。

Dsc07256c  もう1つは、カワラヒワが巣材にするのでしょうが、羽毛をくわえていました。カワラヒワたちは、このところペアで行動しているところをよく見ていましたが、いよいよ巣作り開始ということでしょう。

Dsc06833c_20230315145201  さて、散歩の初めから。七里の渡し跡まで、これという鳥は見ません。揖斐川にも今日は、何も見えませんでした。七里の渡し跡で、ヒドリガモのオスが1羽、メスが2羽、岸壁に着いた藻を懸命に食べていました。

Dsc06948c_20230315145201  九華公園に着いたのは、8時40分頃。北門を入ったところの堀にはコガモのペアが1組。奥平屋敷跡では、ウグイスが鳴いていたのですが、まだ地鳴き。ジョウビタキのオス、ツグミ、シロハラなどを見たものの、写真は撮れず。撮れたのは、カワラヒワのみ。ハシボソガラスは、20分ほどの間に1回、1羽が来たのですが、とくに何をするというわけでもなさそうでした。

Dsc07147c_20230315145201 Dsc07117c_20230315145201  鎮国守国神社の境内でヤマガラ、コゲラ、シジュウカラ、メジロの混群を見たのですが、撮れたのはコゲラと、不完全な「ウメジロウ」のみ。鳥見については、今日は余り恵まれていない気がします(微苦笑)。

Dsc07372c  本丸跡では、シメ。最近は、エノキの下ではなく、辰巳櫓跡に近いあたりによくいます。

Dsc07009c Dsc07492c_20230315145201  カモは今日は、58羽。キンクロハジロは40羽、ハシビロガモが12羽、ホシハジロはオスのみ2羽、ヒドリガモは2ペア。

Dsc07404c_20230315145201  カンムリカイツブリは今日もいました。すっかり馴染んでいます。

Dsc06911c Dsc06957c  公園内某所のコゲラの巣作り現場、今日はコゲラは来ていません。穴は少し深くなったような気がします。カワウの巣には、カワウがいますが、私が見たときには、身繕いをしていました。

Dsc07584c Dsc07637c  貝塚公園では、シロハラのみ。たくさんいたツグミは、今日はまったく見られません。内堀公園ではスズメしかいませんでしたが、次へ行こうと思ったときに、ジョウビタキのオスが登場。

Dsc07646c  こちらは桑名市博物館。3月11日(土)から4月9日(日)まで、「春季企画展『浮世絵Bon voyage!』」が開催されています。春という旅立ちの季節に合わせ、旅や船出をテーマに館蔵の浮世絵作品を紹介するという趣旨の企画です。桑名は、東海道五十三次の宿駅として栄えましたが、七里の渡しや名物の焼蛤は、「名所絵」や「役者絵」といった浮世絵で何度も取り上げられています。

Dsc07685c  また、湯川周麿(ゆかわちかまろ)は、『東海道名所之内 桑名蜃気楼』を描いています(これも展示されています)。かつて、伊勢湾は蜃気楼(しんきろう)の名所だったそうです。街道浮世絵のうち、桑名・四日市を描いたものの多くに伊勢湾の蜃気楼が採り上げられています。ちなみに、「蜃(しん)」とは、蜃気楼を作り出すといわれる伝説の生物で、竜の類とする説と、巨大な蛤とする説とがあります。蛤は桑名の名物ですから、それと結びつけて蛤から蜃気楼が出てくる絵が描かれたと思われます。この展覧会にも、「桑名蜃気楼」を描いた浮世絵が2点(記憶では)出ています。七里の渡し跡を描いた浮世絵は、繰り返し見ていますので、個人的には蛤から蜃気楼が出てくる絵を興味深く見てきました。ちなみに、今でも伊勢湾では条件が合えば、蜃気楼が見えるそうです(こちら)。

Dsc07654c_20230315145101  桑名市博物館の展覧会では1回ロビーに、毎回1点だけ撮影が認められている展示品があります。今回は、初代森有節(1808~1882)の「有節萬古 舶来草花模様菓子鉢」です。海外から日本にもたらされた草花が描かれたもの。オランダ語で花の名前が記されていますが、西洋文化を意識して焼き物のデザインに取り入れたと考えられるという説明がついています。なお、2階展示室では、特集陳列として、「陶芸乱舞2―萬古焼編―」と、「刀剣セレクションV」があわせて開催されています。前者では、沼波弄山や森有節の萬古焼が、後者では、江戸時代に活躍した刀工たちの作品がそれぞれ展示されています。

Dsc07703c Dsc07728c  帰り道にはまたまた寺町商店街の河津桜を眺めてきましたが、今日もヒヨドリはいたものの、メジロはいません。昨日と同じく、近所のお宅の庭木にメジロは「避難」していました。住吉入江沿いにあるお宅では、モクレン(シモクレン)が咲いてきました。

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コメント

しばっちゃん、おはようございます。

ジョウビタキのオス、お気に入りですね。
もうじき北の国へ帰って行ってしまいますので、今のうちに楽しんでください。

投稿: mamekichi | 2023年3月16日 (木) 04時54分

ジョウビタキのオス、男前ですね!

投稿: しばっちゃん | 2023年3月15日 (水) 22時28分

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