雨読の日……余談は、パンデミックで人々の性格が変わったという話
アメダスの記録には出ていませんが、朝6時前から小雨が降り始めました。雨の記録は、9時台からになっています。右の画像は、12時の雨雲レーダー(気象庁のナウキャスト)。夜まで雨のようですが、明日は晴れるというので、今日はおとなしくしていましょう。
北の空。あまり強くは降っていません。右の写真は、諸戸氏庭園の様子。主屋やその向こうに付属する洋間のあたりの修復工事は、ほぼ終わったようです。11月5日から12月4日まで秋の特別公開がありますが、主屋や御殿などはまだ公開はされないでしょう。紅葉を見に行くのですが、去年はあまりよくないという話で取りやめました。今年の様子が気になります。
朝から、喪中葉書をつくるための準備をしています。パソコンを替えたことが影響していると思うのですが、住所録の年賀状などのやりとりデータが消えていました。バックアップでも、同じ現象となっており、やむを得ず、今年の年賀状をつくるときに印刷しておいた控えをもとに今年の分だけ手で入力(苦笑)。ついでに住所録も整理し、やりとりがなくなった方のデータは別ファイルに移動し、スリム化を図りました。
余談を1つ。先日、Gigazineを眺めていたら、「パンデミックは人々の性格をどのように変えてしまったのか?」という記事がありました。年齢や雇用不安、生活スタイル、経済状況などのさまざまな要因が性格に影響を及ぼすことが知られています。フロリダ州立大学の研究チームが行った調査では、「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミック前と後で人々の性格が変わった」という結果が示されたというもの。
原典は次の2つの論文:
フロリダ州立大学の研究チームが、パンデミックがより基本的な性格に影響を及ぼした可能性について調べるため、南カリフォルニア大学が実施したUnderstanding America Study(UAS)というオンライン調査のデータを分析しています。UASはオンラインで被験者の性格テストを縦断的に行ったものであり、研究チームはパンデミック前の2014年~2020年2月、パンデミック初期の2020年2月以降、そして2021年または2022年にテストに回答した7000人以上のデータを使用しています。対象者は、いずれもアメリカ在住であり、年齢は18~109歳。
ビッグファイブ性格特性に基づいて被験者の性格を測定する検査を使用。ビッグファイブ性格特性とは、人間の性格を「外向性」「協調性」「誠実性」「神経症的傾向」「開放性」という5つのスケールで分類する方法です。データを分析した結果、パンデミック前とパンデミック初期の2020年における性格特性にはあまり差が見られなかったのに対して、パンデミック前とパンデミック後の2021年~2022年の性格を比較したところ、パンデミック後は外向性・開放性・協調性・誠実性が大幅に低下していることが判明したといいます。
もともと人々の外向性・開放性・協調性・誠実性は低下する傾向にあったといいますが、2021年~2022年は通常の低下傾向を超えていたことから、パンデミックのトラウマが人格変化の自然なプロセスを加速させた可能性が示唆されています。また、性格の変化は特に若年層において大きく、2021年~2022年に協調性と誠実性の著しい低下と神経症的傾向の増加がみられたことも指摘されています。この要因は、約2年間にわたりこれまでとは違う生活を強いられた後に社会復帰することへの不安が考えられるそうです。
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