お知らせ

  • データの移行について
    2005年10月26日のブログ開始当初から、2024年9月30日までの記事は、「猫の欠伸研究室(アーカイブ)」に移行しました(http://blog.livedoor.jp/taichimaru151/)。 このココログの「猫の欠伸研究室」には、2019年1月以降の記事を残し、2018年12月以前の記事は削除しました(2019年1月1日から2024年9月30日までの記事は、両方にあります)。

レンズを通した自然観察

  • この「レンズを通した自然観察」ということばは、恩師のお一人が、私の趣味を形容しておっしゃったものです。2023年2月7日のブログに書きましたが、実はときどき思い出していることばです。お世話になった先生方はたくさんいらっしゃいますが、この恩師は、就職のことから学位論文の執筆、審査に至るまで本当にお世話になった先生です。「写真の撮り方を指南してもらいたい」ともおっしゃったのですが、これはお世辞と理解しています。私はほぼ隠居状態となって10年以上になりますが、今、改めてこのことばをかみしめています。この先生には結婚式の際に「理論と臨床をつなぐ仕事をするように」ということばをいただきました。体調を崩してそれには十分に応えられませんでしたので、せめてこの「レンズを通した自然観察」については、極めるとまでは行かないにしても、もう少し精進したいと考えています。

ブログ名の由来

  • ブログ名の「猫の欠伸研究室」は、中日新聞の夕刊に連載されている「紙つぶて」というコラム(平成22(2010)年1月13日)に、元新党さきがけ代表の武村正義さんが書いていらっしゃった「人生は猫の欠伸である」というコラムによります。武村さんは、“チベットで鳥葬を取り仕切る僧侶が、「人の生涯は猫の欠伸のようなもの」と語った”と書いていらっしゃいます。「猫の欠伸のようなもの研究室」としたかったのですが、ちょっと間延びしますので、「猫の欠伸研究室」とした次第です。「研究室」とつけたのは、過去、大学に勤めていたことがあるということやら、知らないこと、分からないことがあると何でも調べずにはいられない性分であること、屁理屈、講釈が大好きであることからであります。しかし、「人生の研究をしている」のではありません。「大所高所」からのご高説を開陳できるほどの力量はないが故、「小所低所」からの戯れ言をつぶやくのが精一杯(苦笑)。身の程に合わせ、勝手なことを書き綴っていますので、御用とお急ぎでない皆様には、今後ともご交誼のほど、お願いいたします。是非ともコメントを頂戴し、少しでも世間を広げたいと熱望しております。

モットー

  • 座右の銘というほど立派なものはありませんが、過去に体調を崩し、療養生活を送った経験から、私なりのモットーをつくっています。その一つは、「淡々と飽きもせず……」です。自分では、「……」と余韻を残しているところが気に入っています。こだわりすぎや、やり過ぎはよくありません。若い頃はムキになってやったこともありますが、今はこのように「淡々と飽きもせず……」が自分に合っていると思っています。もう一つは「晴耕雨読」ならぬ「晴歩雨読」です。マンション暮らし故、耕すところはありません。代わりに歩いています。そして、最近(令和3(2021)年に入った頃から)追加したのが、「散歩生活、ときどき仕事」。NHKのテレビ番組に「晴れ、ときどきファーム!」というものがあります。これのもじり。浅学非才の身ですので、ご交誼の上、いろいろとご教示をお願いします。

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2022年8月

2022年8月31日 (水)

アオサギとハシブトガラスを見ただけ(微苦笑)

Dsc06571c_20220831151501  夜中過ぎから朝までは雨でしたが、その後は、晴れてきて、暑くなりました。最高気温も、33.5℃。昨日から蒸し暑くて、またエアコンのお世話になっています。今日は自分で決めている「定例散髪日」(笑)。非常勤の講義がある間は、ずらさなくてはなりませんが、偶数月最終水曜日の朝一番と決めています。「同一性保持」とか「極度のこだわり」ではありません(主観的には、ですが)。8時過ぎからいつものS理容院さんで散髪してもらい、9時15分に散髪を終え、散歩開始。九華公園、貝塚公園、内堀南公園、外堀、入江葭町、吉津屋町、京町公園まで。京町公園で買い物に行っていた家内にクルマでpick upされ、散歩は強制終了(苦笑)。4.5㎞。

Dsc06600c Dsc06632c  九華公園についたのは9時20分頃。ドバトやスズメは少しいたものの、他にはほとんどいません。アオサギは、例外。いつものように、何気なく九華橋近くの樹上にいました。公園内を一回りしてきましたが、シジュウカラを見たものの写真は撮れず。今日はヤマガラも、カワラヒワもいません。やむなく、ハシブトガラスを撮影(ちなみに、普通にいるカラスには、ハシブトガラスとハシボソガラスとがいます)。くちばしが太くて、額が出っぱっています。頭がハゲているようにも見えます。

Dsc06648c Dsc06658c  立教小学校近くにあるワークルーム桑友のところにニラの花が咲いていました。毎日通っているのに、気づいていなかったのです(苦笑)。よく「見れども見えず」と自分のことを形容していますが、まさにその通り。これくらい咲いているのですから、もう少し前から咲いていたはず。貝塚公園の西にあるお宅で右の写真の花。よく分からないのですが、セイヨウニンジンボクかなという気がします。間違っていたら、ご教示ください。「7月から、さわやかなスミレ色の花を咲かせ、生育旺盛で育てやすい落葉低木である」という説明がありました。

Dsc06663c  外堀辺りで、黄色のカンナ。ここには、いつもこの黄色のカンナが咲いています。このあと、入江葭町を通って吉津屋町から京町公園で小休止をしていたら、荷物持ち要員として採用され、散歩は終了に相成りました。

Dsc06682c_20220831151501  8月は、今日でオシマイ。明日からは9月。この辺りの小中高校では新学期が始まります。三重県では、新型コロナの新規感染者数は、ピークアウトしたように見えますが、学校が始まるとまたちょっと心配になります。国のコロナ対策も、「全数把握」を巡ってフラフラしています。どうも行き当たりばったりで、後手後手の印象を否めません。しっかりして欲しいもの。しっかりして欲しいといえば、安倍晋三さんの国葬or国葬儀も、どうもはっきりしませんし、旧統一教会と自民党との関係についても、なんとか言い逃れしようというのが見え見え。調査をするそうですが、議員秘書に旧統一教会から派遣された信者が多数いるという話もありますから、まともな調査になるのでしょうか? 野鳥がいなくて、暑いのでついついぼやきたくなりましたが、この辺で止めておきます。

Dsc06675x  9月になったら、勝手にハイキングを再開し、9月2日に四日市に行こうと計画しているのですが、天気が怪しそう。台風11号と秋雨前線の影響でしょう。空を見ても、夏と秋が同居しているような感じです。まぁ、「淡々と飽きもせず……」のモットーで暮らしていきましょう。「散歩生活ときどき仕事」もモットーですが、9月はまだほぼ散歩生活に専念できます。市民大学ゼミナール郷土史学科は、夏休みが終わって、9月5日から再開されます。

2022年8月30日 (火)

20220828長島温泉花火大競演……合成写真もつくってみました

Dsc05652c Dsc05667cc  8月28日の長島温泉花火大競演の写真です。当日、速報ということで2枚載せましたが、その後、合成写真などもつくってみました。この日も、花火は、20時から20時30分に打ち上げられました。静岡の三遠花火が担当しています。

Dsc05682c Dsc05729c_20220830165001  最初から4枚は、1枚撮りのものです。カメラは、ソニーのDSCーRX10M4を使用。撮影条件は、マニュアルモード、F13、バルブ(2~5秒程度)、ISO感度100、オートホワイトバランス、ノイズリダクションはオフ(長秒時NRをオフ:MENU→ (撮影設定1)→[長秒時NR]→オフ)、フォーカスレンジリミッターを3m-∞で設定とし、三脚(HK-835B)とリモートコマンダー(RM-VPR1)を使っています。

Gousei1_20220830164901 Gousei3  ここからが合成写真。Paint.netというアプリを使って、3~4枚の写真を合成しています。このアプリは、ブロ友のひらいさんにご教示いただいたもので、合成が容易にできます。最近のバージョンでは、複数の写真の間の微妙なずれも、重ねたい写真をマウスでクリックし、移動して調整できますので、楽ちん。

Gousei7 Gousei8  合成は容易なのですが、もちろん、その素材となるもとの写真がきちんと撮れていないことには、話になりません。今回の撮影では、その辺りがもうちょっとだったかなという気がしています。使えそうな素材が限られ、合成したものも、似たようなものばかりになりました。

Gousei5  まぁ、それはまた次の課題。今週末(9月3日(土)(磯谷煙火店)、4日(日)(三遠花火))も予定されていますが、天気予報は、雨。降水確率は、70~80%ですから、アヤシい。ちなみに、同じ日にあった四日市花火大会の方は、写真がイマイチばかりでしたので、合成写真もつくりませんでした。

雨が止んだので、アオサギさんを見に行ってきました

Img_0260c_20220830145301  未明から朝方まで雨。その後もしばらく空はどんよりしていたのですが、9時頃には少し明るくなってきましたし、道も乾いてきましたので、散歩の虫が抑えられず、9時20分から歩きに行ってきました。住吉神社、九華公園、歴史を語る公園、京町、寺町と4.5㎞。途中、久しぶりにお目にかかった散歩友達のOkさんと話していましたので、帰宅は11時。湿度は高かったのですが、気温は25~26℃くらいで、割と楽に歩けました。今日のところは、アオサギでも見てこようという次第。

Img_0302c_20220830145201  で、九華公園で、九華橋の近くのいつものところにアオサギさんが待機していました(微笑)。色から見て、いつものアオサギさん。実は、シークレット・シーンを見せてくれたのですが、今日持っていたのが超望遠コンデジで、対応できず。

Img_0357c_20220830145201 Img_0391c_20220830145201  二の丸跡で、コゲラの鳴き声。いました。木から木へと移って、エサ探し。昨日見たコゲラのような気もします。さらにシジュウカラの鳴き声も。若者でした。このほか、朝日丸跡では、ヤマガラの鳴き声を聞いて、探したのですが、見つけられませんでした。残念。

Img_0544c_20220830145201 Img_0551c_20220830145201  歴史を語る公園の近くのお宅には、紅白のサルスベリがあります。さらにその近くのお宅で、これはケイトウ(鶏頭)。リンク先によれば、いくつかの系統があるそうです(オヤジギャグではありません)。

Img_0562c_20220830145201 Img_0582c_20220830145101  寺町商店街にベトナム料理の店ができるという話を聞いていたのですが、今日、見てきました(ただし、今日は定休日)。フォー8桑名というお店。8月27日にオープンしたばかり。寺町商店街の東、寺町堀沿いにあります(南魚町)。Googleマップにはすでに載っていますが(検索も可能)、メニュー、値段などは、不明(左の写真にメニューの一部が載っているようです)。家内は、一度行ってみたいといっています。

169772527_o1  余談。先日、中日新聞朝刊に「桑名城をペーパークラフトで完成させよう」という記事が載っていました。桑名ブランド協議会が、ペーパークラフト専門メーカー「ファセット」に商品化を依頼したもの(こちらに商品紹介があります)。春先に「桑名城探訪」というスマホアプリが公開されていますが(2022年4月21日:鳥は少なかったので、「桑名城探訪」アプリで遊ぶ)、そこで桑名市が再現した桑名城のデータを用いたものだそうです。税抜きで¥1,200。面白そうだなと思ったら、昨日、九華公園でお目にかかった前管理人Oさんがすでにゲットしておられました。A4サイズで、部品図が6枚。ただし、切込加工は施されておらず、細かな作業が多いので、つくるのは難しいとおっしゃっていました。メーカーのサイトにも「城によっては細かな作業が多いものもありますのでご自身の技量を考慮の上で挑戦してください」と、また、新聞記事にも「同社の『日本の名城シリーズ』中で制作の難易度は中程度だが、慣れた人でも完成まで6〜8時間ほどかかる」とあります。不器用な私には、手強い感じ(苦笑)。Oさんがつくられたら、その話を伺ってからにしておいた方が無難そう。画像は、ファセットのサイトからお借りしました。

2022年8月29日 (月)

九華公園でコゲラを堪能

Dsc05788c  今朝は、21.2℃と涼しい朝でした。朝のうちは曇っていたこともあって、過ごしやすくて助かりました。散歩は、いつも通り7時半から出かけ、住吉神社、九華公園、貝塚公園、内堀南公園、吉津屋町、新築公園、常盤町、老松公園、寺町と6.0㎞ほど。散歩の後半は、汗をかいたものの、この間までのように汗だくになるということはありません。冒頭の写真は、七里の渡し跡。川口水門の北側のところから撮ったもの。

Dsc05771c Dsc05803c  住吉水門のところにアオサギさん。若者です。これは、今日の散歩は幸先がよいぞ、と思わせてくれました。柿安コミュニティパークでは、ハクセキレイの若者。スズメやドバト、ムクドリは少なかったものの、なかなかよい感じで散歩ができます。

Dsc05824c Dsc05864c_20220829152801  九華公園でも、いつものところにアオサギさん。奥平屋敷跡では、ヒヨドリ。たぶんこれも若者。けっこう痩せているように見えます。餌がうまくとれていないのかも知れません。セミをくわえて、木の枝にたたきつけて弱らせていました。

Dsc06244c_20220829152801 Dsc06214c  奥平屋敷跡では、今日は、カワラヒワがトータルで10羽以上やって来て、松の木にたかっていました。松ぼっくりから種を食べているようです。

Dsc06289c  さらに、久しぶりにコゲラの鳴き声。欣喜雀躍というと、大げさですが、ちょっとスキップしたいくらいの気持ち(笑)。30分くらい、奥平屋敷のところを巡回しながら、エサを探していて、堪能できました。おかげで、「牛に引かれて善光寺参り」ではありませんが、コゲラに引っ張り回されて歩数が増えました。

Dsc06417c Dsc06424c  吉之丸堀の野球場近くには、今日もカルガモのアーちゃん。近くを散歩していた高齢の女性が、のぞき込んで、アーちゃんに「シーちゃん。いつ来たの?」などと話しかけておられました。野良猫さんでもよくあるのですが、銘々が勝手に名前をつけてかわいがっています(苦笑)。さて、いったいいくつの名前を持っているのでしょう?

Dsc06457c  貝塚公園では、キジバト、ハシボソガラスなど。これという鳥はいませんでしたが、久しぶりにルリタテハ。タテハチョウ科という蝶の仲間。翅を開くと、瑠璃色の筋が見えます。

Dsc06373c  花の写真。左は、九華公園で咲いているアキノワスレグサ(秋の忘れ草)。中国原産の多年草。ひとつの花は1日しか咲かないので、英名では「 1 日ユリ(day lily)」と呼ぶそうです。キスゲの仲間で、花や若葉は食用にされるとか。沖縄ではクワンソウと呼んで、食材として花(蕾)や葉、根を利用し、お浸しや味噌汁などに利用してきて、今でも沖縄で栽培されているといいます。睡眠改善の効果もあるそうです。

Dsc06545c_20220829152701  こちらは、トウゴマ(唐胡麻)。トウダイグサ科で、アフリカ北東部が原産。赤く熟してきているトゲトゲのものが、実のようです。花は7月~10月に咲くそうです。茎の上部の葉の付け根に、長さ20㎝前後の総状花序を出し、花を咲かせるのですが、花そのものは花径1㎝にも満たない小さなもので、目立たないといいます。ヒマシ油(蓖麻子油)の原料になります。別名は、ヒマ(蓖麻)。しかし、よくよく注意して歩いていると、いろいろな植物が育てられているものです。

Dsc06565c  明日からしばらくは、秋雨前線が停滞するとかで、明日は朝から雨の予報です。散歩に行けないとウロウロしそうです(苦笑)。「晴歩雨読」のモットーですから、読み書きに専念ということでしょうかねぇ。

 

2022年8月28日 (日)

20220828四日市花火大会&長島温泉花火大競演(速報)

Dsc05467c Dsc05476c_20220828205201  今晩は、四日市花火大会と、長島温泉花火大競演が開催されました。四日市の花火は19時15分から20時まで、長島温泉花火大競演は20時から20時30分まで、それぞれ開催されました。我が家のベランダからどちらも眺められます。冒頭の3枚は、四日市花火大会の花火。四日市港の富双緑地公園から打ち上げています。

Dsc05579c_20220828205201  いつものように、撮った写真はまだすべてを確認していませんので、今回は、いつものように、速報バージョン。

Dsc05667cDsc05729c 続いて、長島温泉花火大競演。今日の担当は、三遠花火。この間よりは、上手くいった写真が多くなりました。今日のところは、四日市花火大会も長島温泉花火大競演も、写真はざっと見て選んだもの。また明日、しっかり見て、もう少し写真を増やした記事に加筆修正したいと思っています。

長島でアマサギ、長良川河口堰ではアオサギデー

Dsc04517c  未明に少しだけ雨が降りましたが、その後は曇りときどき晴れ。気温は、31.6℃になったものの、これまでより乾燥していて、エアコンなしで過ごしています。今日は、予定はありませんので、長島、長良川河口堰方面に行き、帰りに上之輪新田と大山田側の沢南橋に寄ってきました。7時15分に出かけ、9時半頃まで。歩いたのは、少なくて3.5㎞。冒頭の写真は、長島町内で見たダイサギ。エサをとろうとしています。

Dsc04523c Dsc04548c_20220828144101  長島の県道7号線沿いの水田に今日もサギたちが集まっているところがありました。集団でいるのは、ほとんどアマサギ。飴色は、かなり薄くなってきて、ほとんど真っ白というアマサギもたくさんいます。

Dsc04720c  こちらのアマサギさんたちは、まだ飴色が残っています。1箇所で、農道の両側の水田にアマサギがたぶん50~60羽。堪能しました(微笑)。

Dsc04789c Dsc04758c  長良川河口堰には7時45分に到着。左の写真は、長良川の上流方向。多度山などが見えています。堰の東側の上流魚道には、アオサギ。

Dsc05228c Dsc04902c  管理橋を渡って西側へ。閘門の下流側のところには、ダイサギ、コサギ、カワウたち。魚道の方には、ダイサギ。

Dsc04835c  閘門の上流側では、アオサギ2羽。

Dsc04914c  管理橋の西の端から、桑名市街地の方を見た写真。広い葦原は、揖斐川と長良川の中州である十万山。切れ目の向こうが、7月に行われた桑名水郷花火大会の打ち上げ会場。遠くに拙宅マンションも小さく見えています。

Dsc04919c Dsc04948c  親水広場に降りていく坂道の柵にアオサギさん。このアオサギさんは、2枚上で2羽写っている、向かって左側のアオサギさん。西側の魚道の上流側には、コサギ。

Dsc04975c  親水広場、今日は、ハクセキレイ2羽と、スズメ、ムクドリしかいませんでした。残念。

Dsc05036c_20220828144001 Dsc05016c  仕方なく、たくさんいたカニたちから。左の赤いカニは、ベンケイガニと思います。右は、アシハラガニかという気がしますが、今ひとつ自信がありません。

Dsc05020c  こちらはクロベンケイガニでしょうか。カニの判別も難しい(苦笑)。

Dsc05047c Dsc05177c  親水広場から管理橋に戻る途中、アオサギが飛んでいきました。アオサギくらい大きくて、ゆっくり飛んでくれると、飛ぶ姿もそれなりに撮れます。右の写真は、また別のアオサギ。西側の下流の魚道のところにて。

Dsc05199c Dsc05289c  今日は、アオサギ写真ばかりですが、西側の閘門の上流側にて。上に載せたアオサギ2羽と同じところにいたのですが、別の個体のような気がします。コサギさんは、東側の上流の魚道のところにて。という次第で、サギはたくさんいたものの、今日は、ダイビングや、ダンパのようなイベントはなし。

Dsc05341c_20220828143901 Dsc05429c  上之輪新田。上空をコサギが1羽通過したほか、ツバメとスズメが数羽ずついたくらいでした。右は、大山田川の沢南橋のところ。端から上流を見ていますが、ここでカワセミを目撃。残念ながら写真は撮れず。戻ってこないかとしばらく待ったのですが、どこへ行ったか不明。カワセミといえば、4年前の今日、長良川河口堰と沢南橋でカワセミを見ていました(2018年8月28日:河口堰と大山田川でカワセミ、大山田川ではホシゴイ2羽とハグロトンボ(?))。再現ならず、です。

Dsc05439c Dsc05442c  懲りもせずアサガオ。今朝も2輪開花。右の写真は、「茂君」の方。つぼみが確実に出てきました。種をまいてから花が咲くまで3ヶ月以上かかっています(まだ咲いてはいませんが)。

Dsc05205c  今週は、8月が終わり、9月に入ります。2日(金)には、四日市へウォーキングに行く計画を立てていますが、水曜から秋雨前線が停滞するということで、予報はよくありません。

2022年8月27日 (土)

九華公園で1年半ぶりくらいにヤマガラ……オンライン研修会にも参加しました

Dsc03884c  朝のうちは晴れていましたが、10時過ぎからは曇天。雨は降らないで済みそうな感じです。今日は、10時から三重K-ABCアセスメント研究会のオンライン研修会が予定されていましたので、いつもより少し早く、7時15分から散歩開始。長島町、長良川河口堰方面へ行きたいとも考えたのですが、時間制限がありますので、それは断念。住吉神社、九華公園、貝塚公園、内堀公園、京町、寺町と回って、5.5㎞。8時50分頃には帰宅。冒頭の写真は、住吉神社。

Dsc03932c_20220827152201  住吉神社を出て揖斐川右岸の堤防歩いていたら、上流の方からアオサギさんが飛んできて、住吉水門あたり(七里の渡し跡の目の前にある水門)に降りました。若いアオサギさんが、水門の上流側にたたずんでいました。このあたりにはホオジロがよくいるのですが、今日はいません。

Dsc03955c Dsc03961c  いつもは住吉水門のところまでは来ないので、たまには違ったアングルの写真を。左の写真は、七里の渡し跡を住吉水門の方から撮ったもの。たいてい私は、写真に写っている伊勢一の鳥居の手前を通過していくのです。七里の渡し跡は、残念ながら堤防改修によって、住吉水門の内側になってしまっています。右の写真は、幡龍櫓。上流方向から撮っています。これまで載せていた写真は、下流側から撮っています。櫓の1階の破風のところにいるのは幡龍。「蟠龍(ばんりゅう)」とは、天に昇る前のうずくまった状態の龍のこと。この「蟠龍」をかたどった瓦が置かれたので、蟠龍櫓と呼ばれ、七里の渡しに入ってくる船の監視などの役割を果たしていたといいます。

Dsc03993c Dsc04170c  続いて、柿安コミュニティパークのところを歩いていたら、シジュウカラの鳴き声が複数聞こえてきました。ソメイヨシノの並木に数羽の群れ。なかなか撮りにくかったのですが、なんとか撮れた写真。幼鳥が多かったのですが、親鳥も混じっていました。

Dsc04393c  九華公園には、今日はアオサギはいなかったのですが、二の丸跡でヤマガラの声が聞こえてきました。耳を疑ったのですが、よく探したところ、この1枚だけが撮れました。よく撮れた写真ではないのですが、まさに証拠写真(苦笑)。九華公園でヤマガラを見たのは、去年2月以来と思います(2021年2月23日:ヒバリのペアとホオジロのオスが登場)。いやぁ、ホントによかった。

Dsc04378c Dsc04443c  九華公園では他に、ハシボソガラス。セミをくわえていました。カルガモのアーちゃんは、今日も野球場の南の堀の石の上でマッタリ中。

Dsc04477c_20220827152201 Dsc04466c  このあとは、めぼしい鳥はいませんでした。貝塚公園の西のお宅で、アサガオ。京町公園で一休みなどして、帰宅の途へ。右の写真のサルスベリは、陽和幼稚園にて。

Dsc04450c Dsc04462c 帰宅後、シャワーを浴びて、身を清め(笑)、10時から三重K-ABCアセスメント研究会のオンライン研修会に参加。三重K-ABCアセスメント研究会は、コロナ禍で久しぶりの開催。今日は、山梨大学准教授の永田真吾先生による「子供の認知特性を活かしたGIGAスクール時代のICT活用」 というお話を伺いました。コロナになって以来、小中学校でもオンライン教育が活発になっていますが、通常学級だけでなく、特別支援学級などでもICTを活用した教育指導が充実してきています。パソコンは普段からよく使っていますが、教育支援におけるICT活用についての私の知識・スキルをアップデートしたいと考え、参加。ただ、三重K-ABCアセスメント研究会では、スーパーヴァイザーを仰せつかっていますので、立場上、最後にコメントを求められました(微苦笑)。当初、主催者の先生からは「助言を」などとんでもないことをいわれていたのですが、感想で勘弁していただきました。左の写真はゼラニウム、右の写真は、九華公園の二の丸堀。

Dsc_6780c Dsc_6782c  アサガオの余談。今日は2輪。ずっと2鉢のうち、一方でしか咲かないとぼやき続けていましたが、今朝よく見たら、もう一方の「茂君」にも、つぼみらしきものが見えてきていました。いっそのこと、引っこ抜いて、ネギでも植えようかと話していたのですが、慌てて抜いてしまわないでよかった(爆)。

Dsc04485c  今日も、ナガシマスパーランドでは「長島温泉花火大競演」があると思ったら、残念ながら中止。リベンジを図ろうと思っていたのに拍子抜け。今のところ明日は、開催予定ですから、明日に持ち越しです。写真は、内堀交番の近くで実ってきたカリンと思います。

2022年8月26日 (金)

散歩友達はそろったが、鳥は少ない

Dsc03580c  もっとよく晴れるかと思ったのですが、基本的に曇り。気温は、31.6℃ですが、蒸し暑いのに変わりなし。朝は、いつも通り、7時半から散歩へ。住吉神社、九華公園、貝塚公園、内堀南公園、外堀、入江葭町、吉津屋町、寺町堀、寺町と5.5㎞。ですが、汗だく(苦笑)。処暑はとうに過ぎましたが、まだまだ鳥も少なく、修行を続けています。

Dsc03622c  九華公園までに見たのは、2~3羽のスズメと、2羽のハシボソガラス。そして、こちら、カワウさん。このカワウは、昨日と同じ、柿安コミュニティパークの電柱にいました。同じカワウなのだろうと思います。

Dsc03695c Dsc03726c  九華公園では、カワセミを一瞬見たものの、逃げられ、見失ってしまいました。残念至極。最近は、一瞬見られるだけで、写真が撮れないので、欲求不満が募ります。そういう中、今日も救いの神のアオサギさんは、いてくれました。場所は、いつもとは違って、神戸櫓跡の高い松の木のてっぺん。身繕いに懸命。1時間はここにいました(それ以上は、確認していません)。カルガモのアーちゃんは、今日も、奥平屋敷跡のステージの裏手に上がってきて、お休み中。

Dsc03745c Dsc03805c  その奥平屋敷跡では、ヒヨドリ数羽。左の写真のヒヨドリは、若者のように見えます。また、カワラヒワも数羽がやって来ました(右の写真)。肉眼では気づかなかったのですが、何かの実をついばんでいました。他には、ムクドリ数羽とドバトが2羽。あまり代わり映えしない中にも、ヒヨドリが戻りつつあるようです。

Dsc03826c  今日は、散歩友達が、久しぶりにそろい踏み(笑)。Yさん、Wさん、前管理人のOさんと私。ついつい世間話に花が咲きました。話していたら、上空をダイサギらしき鳥が1羽、通過。しゃべりすぎて、九華公園に久しぶりに1時間20分くらい滞在。冬は、野鳥も多いので、1時間半くらいいるのですが、夏にこんなに長い時間いるのは珍しい。

Dsc03863c  その後はサッサと歩いてきました。途中、あるお宅でこちらを目にしました。花が多くない季節ですので、苦労しています(苦笑)。調べたら、モミジアオイのようです。10数cmくらいのけっこう大きな花で、北アメリカ原産のフヨウ科の植物。

Dsc03607c  午後、14時からは、歯科治療。神経を1本抜いて、ぐらついていた歯も1本抜いてもらってきました。本当に歯がなくなってきていて、我ながら苦笑せざるを得ません。局所麻酔を使ってもらったのですが、これを書いている17時頃もまだ、麻酔が効いていて、お茶を飲むと、口からこぼれてきそうです。亡くなったオヤジも歯が悪かったので、その遺伝か。それならジタバタしてもしょうがないかも知れません。

Dsc03574c  アサガオ。「もう見飽きた」といわれるのは承知の上で(笑)。今日は最多記録を更新。4輪。情けないような最多記録ですが、ささやかな楽しみですので、ご容赦ください m(_ _)m 明日は、午前中にオンライン研究会です。その前に散歩に行こうかと、企んでいます。

 

2022年8月25日 (木)

アオサギさんのみ(笑)

Dsc03249c  曇りで、これまでのところでは、昼前に雨。29.2℃にとどまってはいますが、湿度が高くて蒸し暑くなっています。いつものように、7時半から散歩へ。住吉神社、九華公園、貝塚公園、内堀南公園、外堀、入江葭町、吉津屋町、京町、寺町と5.5㎞。10時からエレベーター内の防犯カメラの修理がありましたので、9時半帰宅でちょっと急いで歩いてきた次第。

Dsc03278c Dsc03315c  住吉神社で、ヒヨドリ1羽。最近、散歩コースでヒヨドリを少しずつ見るようになってきました。幟旗を立てる柱の上で休憩中。揖斐川を眺めると、3本、白い筋が立っていて、何かが泳いでいるように見えました。カルガモでした。

Dsc03319c Dsc03332c  三の丸水門のところには、ハシボソガラスが2羽。普段はカラスなどは、撮りませんが、このところの野鳥の少なさから、つい1枚。十万山(揖斐長良川の中州)の南端には、ダイサギらしき姿。

Dsc03342c  柿安コミュニティパークの電柱の上に、カワウが休んでいました。ここまでなんということのない、まったく普通に見られる鳥ですが、何もいないよりはるかにマシ(微苦笑)。ちなみに歩いている人は、ほとんどいません。

Dsc03373c Dsc03402c  九華公園には20分ほどで到着。アオサギさんは、今日もいてくれました。本当に「救いの神」です。賽銭かお供えでもあげて、拝みたいくらいの気持ちです。今日は、上の方が気になるのか、見上げているシーン。カルガモのアーちゃんは、二の丸堀を泳いで、餌を食べていました。ハシビロガモのように水を吸い込んでいるのが見えました。

Dsc03407c Dsc03469c  まったくの証拠写真以下の写真を2枚。「見た」という記録(爆)。左の写真はカワラヒワ。二の丸跡にて。右の写真は、野球場のところで見たシジュウカラ。2羽いました。

Dsc03426c  九華公園で、ずいぶん久しぶりに前管理人のOさんとお目にかかりました。半月以上ぶりくらい。暑いのと、他にすることがあったのでごくたまにしか来なかったとのこと。私たちが、旧東海道を歩いているのをご存じなので、滋賀県内の東海道の宿場のパンフレットの写しをいただきました。

Dsc03505c  こちらは、内堀南公園。時季外れですが、藤の花がそれなりにたくさん咲いていました。剪定をすることで、藤の花の二度咲きを狙うことができるそうですが、ここは剪定していないように思います。

Dsc03508c  散歩からは9時半に帰宅。エレベーター工事は10時からでしたので、セーフ。9階まで歩いて昇るのはまだまだ十分にできますが、可能なら避けたいということです。帰宅後、管理組合の仕事。長期修繕計画では、8年後に第3回の大規模修繕を見込んでいますが、それに向けて修繕積立金が足りるのかなどなどについてシミュレーション中。管理会社からもらった資料をもとに自分で必要な部分を抜き書きしたり、計算したりしていますが、今のままでは不足は必至。今年度の理事会で検討した結果として、この冬の総会に提示しようというのです。写真は寺町商店街の裏、寺町堀沿いで見つけた光景。

Dsc03247c  アサガオ、今日も3輪。明日は、3輪、上手くいくと4輪が咲きそうです。もう1鉢の「茂君」の方は、花が咲かないので、抜いてしまい、家内が実家方面でもらってきたネギでも植えようかという話になっています(笑)。しかし、先ほどよくよく見てみたら、つぼみの赤ちゃんらしきものも見えたりして、思案中。

2022年8月24日 (水)

地蔵盆の季節……ヘクソカズラを発見

Dsc03243c  朝からよく晴れて、15時現在で36.1℃と、今日はまた一段と暑くなっています。今朝も家事を済ませ、8時20分から散歩を開始。住吉神社、九華公園、貝塚公園、内堀南公園、外堀、入江葭町、吉津屋町、新築公園、常盤町、寺町、清水町と回って、6.1㎞。8時過ぎには、すでに30℃を超えていたようで、汗だくで帰宅。今日も相変わらずで、鳥も、散歩友達もいません。散歩友達はほとんどすべてが高齢者で、私よりも年長の方ばかりですから、さもありなん。女性の散歩友達には、夏の間は時間を早め、5時半とか6時から歩くようにしている方も多いようです。

Dsc02788c Dsc02828c  さて、九華公園には、今日もアオサギさんがいてくれて、ホッとしました。いつものように、九華橋近くの樹上です。奥平屋敷跡では、カワラヒワ。2~3羽いたと思うのですが、見つけたのは、右の写真の1羽だけ。今日は、カルガモもいません。

Dsc02853c_20220824150301  あまりにも鳥がおらず、また、珍しいので、イトトンボの写真。キイトトンボであろうと思います。二の丸跡で見つけました。

Dsc02879c  鎮国守国神社の境内でも、ハギが咲いてきていました。昨日(2022年8月23日:処暑なのに暑い)、処暑の説明に「萩の花が咲き、穀物が実り始める頃」と書きましたが、その通りです。

Dsc02924c_20220824150301  公園内の野球場から大きな音が聞こえていたのですが、芝刈り作業が行われていました。ずいぶん前に書いた記憶がありますが、こういう機械になぜか興味があり、一度、自分で運転して、芝刈り作業をしてみたい気がしています。

Dsc02969c Dsc02995c  貝塚公園では、ムクドリ(左の写真)や、スズメ。ムクドリも暑そうにしています。今日は、他ではこれらはほとんど見かけませんでした。このほか、コゲラの鳴き声がしたので、追いかけたのですが、姿は見つけられませんでした。

Dsc03035c  内堀辺りのお宅で、最近探していたものをようやく見つけました。ヘクソカズラ(屁屎葛)というありがたくない名前です。枝や葉をもむと悪臭があるためこの名前になったとのことです。別名では、ヤイトバナ(灸花)、サオトメバナ(早乙女花)とも呼ばれます。つる性で、他の植物などに絡みながら、どんどんと伸びます。

Dsc03115c_20220824150301  清水町では、浄土寺を回ってきました。西山浄土宗のお寺で、本多忠勝の墓所があります。永承4(1049)年、海中から出現した地蔵尊を安置したのが始まりといわれ、慶長の町割でここに移っています。

 Dsc03124c 6372d097 昨日から地蔵盆が行われ、ゆうれいあめが売られています(ただし、18時から)。ゆうれいあめには、次のような話が伝わっています:元禄半ば(1695年前後)夏の末だと伝えられています。浄土寺の門前に「飴忠(あめちゅう)」という飴屋に毎晩、一人の女の人が来て飴を買っていくようになってから、売り上げに木の葉が一枚、交じるようになったのです。飴屋の主人は、女の人が置いていったお金が木の葉に変わるのだと思い、ある夜、女の人の後をつけたところ、浄土寺の墓地に消えていきました。主人は、翌朝、寺の住職と共に墓地に行ったところ、ま新しい墓の中から赤ん坊の泣き声が聞こえたそうです。飴を買いに来た女の人に抱かれた赤ん坊がおり、幽霊が飴で赤ん坊を育てていたのです。母親を哀れんだ住職と飴忠の主人は、女の人を手厚く葬りました。赤ん坊はその後すくすくと育ったということです。幽霊が買いにきたという噂で飴忠は有名になり、地蔵盆には飴に小麦粉をまぶしたものを売り、人々はこれを「幽霊飴」と呼んだのです。1本が¥100。ずいぶん以前、一度だけ食べたことがあります。

Dsc03127c Dsc03155c  拙宅前の住吉入江まで戻ってきたら、まずは、ハクセキレイ。さらに、ウチワヤンマ。この辺りでは、ギンヤンマはよく見るのですが、ウチワヤンマはこれまでほとんど見ていません。

Dsc03092c  ところで、去年の市民大学ゼミナール郷土史学科の講義のまとめを作り終えましたので、次の課題に取り組み始めました。それは、後期の講義の準備です。後期が始まるのは、10月になってからですが、何事も、遅すぎるというのはあっても、早すぎるということはありませんから。写真は、御坊さんの池のスイレン。

2022年8月23日 (火)

処暑なのに暑い

Dsc02502c  今日は、暦の上では処暑です。暑さが和らぎ、萩の花が咲き、穀物が実り始める頃なのですが、33.1℃と暑くなっています。三重県では、今日も熱中症警戒アラートが発令中。朝は、家事を済ませ、8時20分からいつものコースへ散歩に。住吉神社、九華公園、貝塚公園、内堀南公園、外堀、入江葭町、吉津屋町、中央町、新築公園、常盤町、八間通、住吉入江と5.6㎞。午前中はほぼ曇り、午後から晴れてきました。

Dsc02507c Dsc02511c  諸戸氏庭園の主屋辺りの修復工事現場の様子。左の写真は、我が家の玄関先から見下ろしたもの。修復作業は、かなり進み、主屋を覆っていた足場もほとんどなくなってきています。右の写真は、主屋の前から撮ったもの。主屋に向かって左手には、工事で移動されていた大門がもとのところに戻されているのが見えます(薬医門形式で、4本の柱の上に切妻屋根が組まれています)。写真に写っていますが、ここには赤い丸ポストがあります。

Dsc02513c  主屋に向かって右手には、洋間があります。ここは解体修理されていたのですが、これも元に戻りつつあるようです。建物は、フェンスでよく見えませんが、煙突らしき白いものが見えています。

Dsc02515c Dsc02527c  さて、今日は、本当に野鳥が少なかったです。スズメもほとんど見ませんでした。住吉神社の前から揖斐長良川の中州を見ると、2箇所にダイサギらしき鳥がいるのが見えました。川には、今朝は、霧が出ていました。

Dsc02557c Dsc02573c  揖斐川の堤防、船津屋さんの裏手でドバト2羽。柿安コミュニティパークで、カワウ。普段ならあまり撮影しない野鳥ですが、今日はほとんど鳥が見られませんでしたので、「保険をかけた」という次第(苦笑)。

Dsc02633c Dsc02663c  九華公園のアオサギさんだけは、今日もいつものところにいてくれました。これで、このアオサギさんがいなければ、今日はまさに「暑さに耐える修行」のために歩いてきたようなものでした。いつぞやも書きましたが、アオサギさんは「救いの神」です。奥平屋敷跡では、カルガモのアーちゃん。

Dsc02682c_20220823155301  今日も野鳥が少なかったため、ちょっとコースを変えて、花を探してきました。まずは、マツバボタン。これも、名前は知ってはいたものの、実際の花とは結びついていなかった花。ただし、この色は、マツバボタンにしては珍しいようです。スベリヒユ科で、6~9月に咲きます。南米原産だそうです。

Dsc02686c_20220823155301Dsc02704c  こちらは、センニチコウ。ヒユ科。パナマ、グアテマラ原産の一年草で、6~10月に咲く花。花はよく見ていたのですが、名前を知りませんでした。右の写真は、何でしょう? ハツユキカズラかと思ったのですが、今ひとつ確信が持てません。テイカカズラの園芸品種で、5~9月には、3cmほどの小さな白い花が咲くそうですが、自信なし(苦笑)。ご存じの方、ご教示をお願いします。

Dsc_6761  ところで、この夏、細々と取り組んでいた、昨年のくわな市民大学ゼミナール郷土史学科「桑名の事件簿-戊辰戦争を中心に-」のまとめ、ようやく一通り終えられました。2回見直しましたから、「もういいか」という気持ち。見直せば見直すほど、手を入れたくなりますから。国替、幕府のお手伝い・助役、自然災害、戊辰戦争が主な内容。A4サイズで、187ページの大作(自分でいうのも何ですが……)。講師の先生のお話、配付資料に加え、自分で調べた内容を追加して、勝手にまとめたもの。脚注もつけてあります。

Dsc02500c  余談は、ベランダ園芸のアサガオ。今朝は、3輪が咲き、今シーズン最多記録。3輪でも最多なのです(笑)。相変わらず、一方の鉢でしか、花は咲きません。処暑ですから、そろそろ暑さは願い下げにしたいものです。

2022年8月22日 (月)

今日の九華公園には2羽のアオサギ

Img_0207c_20220822142101  相変わらず、不安定な天候です。夜中から明け方にはときどき雨。日中は、晴れた時間もあったものの、ほぼ薄曇りで蒸し暑い。蒸し暑いのは、苦手です。朝のうち、雨が降るかと雨雲レーダーを眺めていて、散歩に出たのは8時。住吉神社、九華公園、貝塚公園、内堀南公園、外堀、入江葭町、吉津屋町、新築公園、常盤町、御坊さん、寺町と5.7㎞。2時間で帰宅。途中、散歩友達は、貝塚公園で久しぶりに会ったSさんくらい。30分も話し込んでいました。ということで歩いていたのは1時間半ほど。けっこう真面目なペースで歩いていますねぇ(苦笑)。

Img_0114c_20220822142101 Img_0137c_20220822142101  九華公園まではほとんど鳥を見ませんでした。あわせてスズメを数羽。九華公園では、いつものように、九華橋近くの樹上にアオサギさんが1羽。奥平屋敷跡、二の丸跡、朝日丸跡では、カワラヒワの鳴き声を聞いたほかは、やはりスズメを少し見ただけ。野球場の照明灯には、カワウが2羽、暑そうにしていました。

Img_0130c_20220822142101  セミは、クマゼミが激減。アブラゼミは相変わらずよくいますが、鳴き声はさほど聞こえません。ツクツクボウシの鳴き声をあちこちで聞きますが、姿は見つけられません。ニイニイゼミは、とうとう姿を見ずに終わりそうです。

Img_0187c_20220822142101  鎮国守国神社の境内でシジュウカラが3~4羽いるのを見つけましたが、うまく撮れずじまい。再び、相撲場の方へ回ると、いつの間にか、社務所の裏に若いアオサギさんがやって来ていました。しばらく見ていたら、こちらに気づいて、南の方へ飛んで行ってしまいました。

Img_0188c_20220822142101  野球場の南の堀で、カルガモのアーちゃんが、甲羅干しのカメと並んでいました。アーちゃん、この頃は常駐しているようです。カメは、ミドリガメではなく、ニホンイシガメに似ています。このカメ、堀でよく見るのですが、典型的なニホンイシガメではない印象。交雑しているのかなと思ったりしています。

Img_0211c_20220822142101  貝塚公園の入り口で、ヒヨドリ。ヒヨドリは、ここ2~3日前から少しずつ見かけるようになってきています。このヒヨドリは、若そうな感じです。

Img_0196c_20220822144501  鳥がいませんから、散歩コースで目にした花を撮っています。もともと植物には疎いので、少しでも知ろうという気持ちもわずかにあります(微笑)。まずは、ヤナギハナガサ(柳花笠)かと思います。外来侵入生物のリストに載っていました。和名の由来は、花序を「花笠」にたとえ、細い葉を「柳」にたとえたそうです。原産国は中南米で、園芸種や緑化資材として利用されたものが逸出したとか。

Img_0203c_20220822144501 Img_0227c_20220822145201  ゼラニウム。花はよく見ますし、名前もよく聞くのですが、両者が一致していませんでした。私には、こういうことがよくあります(苦笑)。右は、デュランタ。これも私には、ゼラニウムと同じく、実物と名前が一致していなかったもの。これを機会に覚えておきたいと思っています。

Img_0231c_20220822142101  御坊さんの池では、スイレン。これは、もちろんずっと昔から知っています(微笑)。子どもの頃、庭の金魚池にありましたから。

Img_0222c_20220822142101  ところで、暑さは続いていますが、柿の実が色づき始めていました。暑さの中にも、秋は着実に近づいてきていると思えると、少しは気分的に楽になります。

Dsc_6754c Dsc_6756c  オマケ。アサガオは、思い出したようにつぼみがつきます。明日咲きそうなつぼみは、2つ。ただし、手前の鉢にだけ。奥に写っている鉢では、つぼみはまったく出てきません。茂っているだけなので、勝手に「茂君」と名付けました。サギソウは、合計14輪咲きましたが、花はすべて終わりましたので、摘んでしまいました。おとといも書きましたが(2022年8月20日:九華公園でホシゴイ2羽とカワラヒワのファミリー)、来年につなげられるよう、世話を怠らないようにします。

2022年8月21日 (日)

20220821長島温泉「花火大競演」……上手くいかず(苦笑)【カメラの設定を付記(8/22)】

Dsc02417c  7月30日の桑名水郷花火大会の撮影は、必ずしも満足のいくものではありませんでした。今年は、長島温泉「花火大競演」がありますから、それでリベンジしようと考えていました。お盆は家内の実家に行っていました。昨日は、天候不良で中止。今日こそと勢い込んだものの、上手くいかず、ガッカリ(苦笑)。

Dsc02412c  失敗の原因は2つ。その1つは、長島温泉「花火大競演」の撮影は、2年ぶりでしたし、カメラを変えましたので、どのくらいズームにすれば良いか、読み誤ったこと。かなり広角で撮ってしまいました。もう1つは、桑名水郷花火大会のとき、マニュアルフォーカスが上手くいかなったのですが、それを解決できないまま撮影に臨んだこと。第1の点は今日で分かりましたから、次回はオーケー。第2点は、調べてもよく分かりません。マニュアルフォーカスで無限遠に設定しておくのですが、いつの間にかズレています。たぶん、フォーカスレンジリミッターの作動条件の問題ではないかというところまでは分かりました。来週土曜までに解決できるか?? 反省のため、不出来な写真を敢えて載せておきます。

【カメラの設定を付記(8/22)】 記事を書いてから調べたところ、「フォーカスレンジリミッター」を「∞-3m」にすると、望遠(35mm判換算焦点距離で150mm以上)での撮影時はカメラからの距離が3mより遠くにある被写体にピントが合うということです。これをFULL設定にしていたのが良くないかと思われました。そこで、記憶のため、DSCーRX10M4による花火撮影の設定を書いておきます。次回は、これで撮影してみます。

  1. マニュアルモード
  2. F13
  3. バルブ
  4. ISO感度100
  5. オートホワイトバランス
  6. ノイズリダクションはオフ(長秒時NRをオフ:MENU→ (撮影設定1)→[長秒時NR]→オフ)
  7. フォーカスレンジリミッターを3m-∞で設定
  8. 三脚(HK-835B)
  9. リモートコマンダー(RM-VPR1)

 

長島でアマサギ集団、河口堰ではダンパ?

Dsc01017c  明け方には雨が降りましたが、その後は曇り。Yahoo!天気では、「○時から雨」という予想が何度も出ましたが、結局その後は降らず。7時半から長島町方面へ行ってきました。ブロ友のひらいさんが、田んぼが賑やかになってきたと昨日の私の記事にコメントをくださったので、「それなら、見に行かなくっちゃ」という次第。

Dsc01039c_20220821154901 Dsc01052c  出がけに諸戸氏庭園前にある丸ポストに郵便を投函しに立ち寄ったら、庭園の高い木にアオサギを発見。以前は、ここにアオサギがたまにいたのですが、最近は珍しい。若いアオサギのようです。

Dsc01058c  広角で撮ると、こんな風に見えます。手前の建物は、修復がほぼ終わった主屋。その背後にある高い木にアオサギがいたのです。時刻は7時半。

Dsc01069c_20220821154901 Dsc01153c  さて、長島町内某所の水田その1。ひらいさんの情報通り、アマサギと思われるサギたちが、40羽あまりも集まっていました。婚姻色を示す飴色は、かなり薄くなってきていますが、ほとんどがアマサギであろうと思われます。

Dsc01134c  クルマを止めたところからは、あまり良いアングルでは撮れなかったのですが、こんなに集まっているのは、今シーズン初めて見られました。

Dsc01173c Dsc01244c  水田その1からほど近い水田その2。画面から左に外れた当たりにもサギはいて、ここは30羽ほど。こちらもほとんどアマサギと思います。水田その1、その2に来る前にもう1箇所、サギが集まっているところがあったのですが、後続車があって止まれませんでした。この後、そこを再び見に行ったものの、すでに解散していました。

Dsc01294c Dsc01372c  8時過ぎに長良川河口堰へ。天気はあまり良くありません。「9時から雨が降る」という予想もあり、急いで管理橋を渡って、見て回ることにしました。雨が降ったためか、河口堰を流れる水量は多めでした。

Dsc01316c Dsc01327c  東側(長良川左岸)では、下流側にアオサギ、コサギ、ダイサギがそれぞれ1羽。アオサギとコサギは、魚道でエサ探しをしていたのですが、カメラを向けたら少し下流側へ逃げたのです。

Dsc01337c_20220821160901  上流側には、魚道よりもさらに上のところにアオサギが1羽。

Dsc01381c  管理橋を渡っている途中で、キジバト2羽。他にはスズメ、ハクセキレイなど。散歩している人は、私以外に2人。うちお一人は、週末にここに来ると必ずといって良いほど出会う高齢の男性。顔なじみです。

Dsc01471c_20220821154801 Dsc01666c  河口堰の西側(長良川右岸)には、今日はサギがかなり集まっていました。親水広場まで行くのに見たのは、アオサギ4羽、ダイサギ2羽、コサギ3羽。左の写真のダイサギは、閘門脇の通路の手すりに、右の写真のアオサギは親水広場に降りていくスロープのところで。

Dsc01678c Dsc01770c  親水広場に降りていくスロープから見ると、魚道のところにもアオサギ(左の写真)。さらに、閘門の方にもコサギ(右の写真)。実は、朝、出がけに空を眺めて、雨が降りそうなら、いつもの散歩コースにするかとも迷ったのですが、これだけサギがいたのですから、こちらに来て正解でした(微笑)。

Dsc01880c Dsc01828c  親水広場の水路では、ハクセキレイが計3羽。ピウピウ鳥(コチドリ)はいないかと探して回ったのですが、今日は姿も見えず、鳴き声も聞こえず。

Dsc01838c  親水広場のせせらぎのところでは、コサギがエサ探し中。河口堰ではコサギはおなじみの鳥なのですが、ここにいるのを見たのは、初めてでした。

Dsc01890c Dsc01966c  さらに、ホオジロの幼鳥と思われる鳥が3羽。親水広場の北の端あたりにて。今日は、なかなかの鳥果です。

Dsc01997c_20220821154701 Dsc02011c  管理橋を渡って、駐車場に戻る途中、閘門の上流側にダイサギ(左の写真)。下流側のところでアオサギ(右の写真)。

Dsc02108c Dsc02131c_20220821154701  河口堰の東側に戻ってきたところで、下流側で、ダイサギとコサギのシンクロ。今日は、ダイビング祭りはまだ行われていませんでしたが、その代わりにダンスパーティーがあったというような感じ(微笑)。楽しませてくれます。

Dsc02176c Dsc02192c_20220821154701  上流側の魚道では、アオサギ2羽。左の写真のアオサギは、ここへ飛んできて、降りたところ。右の写真のアオサギさんは魚道を挟んだ東側の堤防にいたのですが、アタマの毛が逆立って戦闘モード。この後、左の写真のアオサギが、右の写真のアオサギを追い払って、場所をチェンジする結末に至りました。

Dsc02221c  帰り道、まだ早かったので、上之輪新田にも立ち寄ったのですが、あちこちで農作業が行われていて、野鳥は見当たりません。上空をコサギらしき鳥が通過したのみ。稲はかなり実ってきていました。

Dsc02361c  さらについでに、大山田側の沢南橋辺りも覗いてきました。密かにカワセミも期待したのですが、そうそううまい話はありませんでした。

Dsc02257c Dsc02311c  沢南橋の上流側にコサギ。下流側のかなり離れたところにアオサギ。それぞれ1羽。

Dsc02382c  9時半過ぎに帰宅。気になって、諸戸氏庭園の方を通ったのですが、なんとあのアオサギさんが、まだ同じところに止まっているではありませんか。アオサギなど、サギたちは同じところでじっと止まっているのをよく見ますが、2時間ほどここにずっといた可能性がかなり高いと思われます。ということで、発見もあり、今日のプチ遠征は楽しめました。

Dsc02362c  昨日の管理組合の会議は、宿題もできましたが、つつがなく終了。今週は、金曜午後に歯科治療の続き。土曜日は、午前中に三重K-ABCアセスメント研究会のオンライン研修会。水曜以降は、天気がすっきりしないという予報ですから、まぁボチボチやりましょう。写真は、近所のお宅にあるサルスベリ。

2022年8月20日 (土)

九華公園でホシゴイ2羽とカワラヒワのファミリー

Dsc00569c_20220820163201  午前中、晴れ間もありましたが、夕方まではほぼ曇り。気温は、32.3℃ですが、蒸し暑く感じます。判で押したように、朝7時半から散歩をスタート。住吉神社、九華公園、貝塚公園、内堀南公園、外堀、入江葭町、吉津屋町、京町、南魚町、田町、三崎通、桑名七里の渡し公園と、後半は少しバリエーションをつけて、5.6㎞。2時間半くらい。帰宅する頃、30℃になったようです。

Dsc00602c  揖斐川沿いを歩いていたら、中州の方にダイサギや、コサギが飛んでいるのが見えました。さらに、東の方から何か、飛んできて揖斐川に降りたと思ったら、カイツブリでした(ただし、証拠写真)。揖斐川にいるのは、ほとんど見ません。

Dsc00628c  九華公園では、まずは、あのアオサギ。九華橋近くの樹上が、ほぼ定位置。ときどき、神戸櫓跡の松の木にいたりします。今日は、身繕いしながら、ときどき顔を上げてあたりを警戒します。撮影しているところからは、30メートルほど離れたところにある木の上(10数メートルの高さ?)です。

Dsc00703c_20220820163201 Dsc00714c  奥平屋敷跡では、今日もほとんど鳥は来なかったのですが、カワラヒワのファミリーが5羽。若鳥が3羽に、親と思われる鳥が2羽。カワラヒワをじっくり見られたのは、久しぶり。

Dsc00762c  朝日丸跡では、スズメの若者きょうだい。今日も相変わらず、なかなか鳥には巡り会えません。セミは、ツクツクボウシの鳴き声が聞こえるようになった一方、クマゼミは少なくなってきました。

Dsc00808c Dsc00818c  公園内から鎮国守国神社を周り、社務所裏のところにきたら、ホシゴイが2羽、飛び出してきました。これは、そのうちの1羽。

Dsc00906c Dsc01003c  さらに野球場の南に行ったら、上空をホシゴイ2羽が旋回。けっこうデカく見えます。このあとは、貝塚公園ではハシボソガラスとスズメ。桑名七里の渡し公園で、ハシボソガラス(右の写真)。水浴びのシーンでも見せてくれるかと期待したものの、水に入っただけで飛び去りました。相変わらず、鳥は少なく、修行が続いています(苦笑)。そういえば、今日は(も?)散歩友達にはほとんど会いませんでしたねぇ。

Dsc00964c_20220820163201  花も、これといって変わったものは見つかりませんが、南魚町のお宅で見つけたのは、こちら。調べたら、サフランモドキというようです。ゼフィランサスとも呼ばれるようで、ピンク色のユリのような小さな花を咲かせています。ヒガンバナの仲間で、植えっぱなしでも何年も花を咲かせる強い性質だとか。

Dsc_6733c  我が家のサギソウは、今シーズンはオシマイ。また来年に向けて、手も、気も抜かず世話を続けます。アサガオは、今朝は、2輪。あの薄い紫の花しか咲きませんし、1鉢の方はまったくつぼみが出てきません。どうなっているのでしょう?

2022年8月19日 (金)

散歩途中でイソヒヨドリを探してウロウロ

Dsc00274c_20220819161901  久しぶりに朝から良い天気。雲は、秋のイメージのものも見られたのですが、結局、33.2℃まで上がって真夏日。ただ、昨日までほど湿度が高くないのは、ありがたいところ。7時半から散歩に出かけ、住吉神社、九華公園、貝塚公園、内堀公園、吉津屋町、新築公園、アピタ桑名店、八間通、堤原と6.1㎞。2時間半弱で帰宅。汗はかいたものの、汗だくとまではなりませんでした。

Dsc00291c Dsc00303c  九華公園までで見たのは、スズメだけ(苦笑)。左の写真は、住吉神社あたりで、右の写真のスズメは船津屋さんの裏手あたりにて。

Dsc00336c  九華公園には、今日もアオサギさんがいました。が、ご覧のように、お休み中。両足で立っていますから、眠り込んではいないと思いますが、今日は、顔は見せてはくれませんでした。奥平屋敷跡で、久しぶりに、散歩友達のYさん、Wさんと会えました。

Dsc00359c_20220819161801 Dsc00349c  奥平屋敷跡を回っていたら、ずいぶん久しぶりにカワセミが飛ぶのを見て、慌てて追いかけ、止まったと思ったあたりをじっくり探しても見つからず。残念。「逃がした魚は大きい」といいますが、同じような気持ち。代わりにはなりませんが、ウチワヤンマ。ハグロトンボは、今日は影も形もなし。カルガモは、いつぞやと同じく、奥平屋敷跡のステージの裏手でお休みでした。

Dsc00367c  あまりにも鳥がいないので、空を見上げたら、まだ月が見えていました。今日は、ちょうど下弦の月。ついでに調べたら、今年の中秋の名月は、9月10日(土)だそうです(こちら)。

Dsc00482c Dsc00525c  吉津屋町にあるマンションの近くまで来たら、頭上からイソヒヨドリの鳴き声がよく聞こえてきました。あたりを行ったり来たり、ウロウロして探したのですが、どう考えても、左の写真のように、電柱か、電柱に取り付けられた機材のあたりから聞こえます。電柱のてっぺんや機材の上にいるかと思い込んでいたので見つけられませんでした。左の写真の中央に写っている白くて四角な、大きな機材の下側にいました(右の写真)。アタマの体操と、運動になりました(笑)。

Dsc00408c  アピタ桑名店へは、もちろん本屋へ。今日発売の文庫本を買おう思ったものの、やはり未入荷(苦笑)。懲りないというか、学習しないというか(苦笑)。三洋堂とか、TSUTAYAとかのチェーン店に行けば、発売予定日には必ず入荷しているのですが、個人経営の小規模な地方書店では、無理なのでしょうね。散歩途中で立ち寄れるので、こういうところで買おうと思っているのですが……。

Dsc_6729c Dsc00266c_20220819161901  10時くらいに気温は30℃を超え、暑くなってきました。しばらくアサガオが咲きませんでしたが、今朝は、久しぶりに1輪が開花。夕方、確認したら、明日咲きそうなつぼみが2つ。しかし、いずれも、これまでと同じく薄い紫の花のもの。今年はこれ一色のみ。2鉢つくったアサガオですが、1鉢しか花は咲きません。もう1鉢は、葉っぱは茂りすぎたくらい茂っているのに、つぼみが出てこないのです。まぁ、思うようには行かないということ。

Dsc00413c_20220819164701  明日は、日中は曇りで、夜は雨の予報。夜は、マンション管理組合の仕事があります。昨年12月中旬に引き継いで、ほぼ8ヶ月。任期は1年間ですので、2/3を過ぎるところ。当初は、分からないことも、戸惑うことも多く、どうなるかと不安でしたが、これまでのところは、たぶん大過なくやってこられたと思います。

2022年8月18日 (木)

今日は、ハクセキレイ・デー

Img_0066c_20220818144401  朝8時台まで雨、その後は曇り。昼頃から晴れてきて、33.1℃とかなり暑くなりました。雨ばかりなのもイヤになりますが、猛暑も堪りません。雨が上がるのを待って、9時過ぎから散歩。いつものように、住吉神社、九華公園、貝塚公園、内堀、吉津屋町、新築公園、常盤町、八間通と5.8㎞。冒頭の写真は、午後からベランダで撮ったもの。

Dsc00005c_20220818144401 Dsc00023c  こちらは、住吉神社の前にて。この頃、気温はまだ25℃にも至らず、暑くはなかったのですが、雨上がりで、散歩している人はほとんどありませんでした。ところどころでスズメを見たほか、柿安コミュニティパークで、ハクセキレイ。たぶん若者。エサを探していたようです。

Dsc00099c Dsc00118c  九華公園では、アオサギさん。成鳥の方。いつもとは違って、神戸櫓跡の高い松の木のてっぺんで身繕いをしていました。ハクセキレイは、奥平屋敷跡にて。これも若者のようです。今日は、ハクセキレイ・デーかも。

Dsc00109c_20220818144401  カルガモのアーちゃんは、奥平屋敷跡にあるステージの裏手でお休み中。今日も、セミは静かで、九華公園を歩いているとき、クマゼミが少し鳴き始めたくらい。お盆前に比べると、セミたちもおとなしくなりました。歩いていると、ミンミンゼミが落ちたのを見つけましたが、鳴き声はあまり聞いた気がしません。

Dsc00242c  内堀を歩いていたら、スズメの若者。毎年、夏は野鳥が少なくなり、ぼやいています(苦笑)。今年も同じ。真夏でも去年までは、カワセミがときどき出てきたので、注意してみているのですが、今年は今のところほとんど見ません。去年の8月下旬には、コゲラ、シジュウカラ、エナガ、カワセミを九華公園で見ていますから、過剰な期待を持たずに、淡々と散歩を続けることにしましょう。

Dsc00220c  余談というか。野鳥観察記録を確かめるために去年の8月下旬の記事を見ていたら、8月19日の記事に(2021年8月19日:散歩に行けず、アサガオ観察(苦笑))、「三重県の新型コロナの感染者数は、とうとう300名を越え、311名で3日連続最多を更新」とありました。現在の最多記録は、3,887名(2022年8月10日)だったと思います。隔世の感です。去年の今頃は、この10倍を超える感染者数が出るとは夢にも思っていませんでした。もうちょっと科学的に根拠がある対策をとって、その結果もきちんと検証してもらいたいと思います。医療崩壊もたびたび指摘されていますが、感染が治まっている時期に、その対処をシステム化する作業もなされているとは思えません。今の状況では、結局、自衛手段を執るしかないようになっている気がします。

Dsc00237c_20220818144401  とぼやきつつも、「淡々と飽きもせず……」「晴歩雨読」「散歩生活ときどき仕事」の3つのモットーで過ごしています。昨日で非常勤の前期の仕事が完了しましたので、夏休み気分も味わいつつ、そろそろ後期の講義の準備を始めようかと思っています。それと、去年の市民大学郷土史学科の講義のまとめにも決着をつけないと(微少)。

【付記(8/18)】 三重県の新型コロナの感染者数、今日は、4,642件と最多記録を更新しました(こちら)。行動制限を設けずに、旧のお盆が過ぎたからでしょうか。いったいどこまで増えるのでしょうか?

2022年8月17日 (水)

九華公園でハグロトンボのオス(2回目でした m(_ _)m)

0817amedas_20220817154801  よく降ります。明け方にもっともよく降りましたが、昼前後もそれに負けないくらいの降りでした。いつも散歩に行く時間帯は、ちょうど雲の合間のようでしたので、7時半から散歩。住吉神社、九華公園、貝塚公園、内堀南公園、外堀、入江葭町、吉津屋町、京町、寺町商店街と5.4㎞。ちょっと心配したのですが、案の定、九華公園あたりから小雨が渋々と降ってきました。2時間ほどで帰宅。

Dsc09694c_20220817154801 Dsc09698c  歩いている人はほとんどいませんでした。散歩友達は、ゼロ(苦笑)。鳥は、スズメはいつもより多い感じ。ドバトや、ムクドリはほとんどいませんでした。天気が悪いせいか、セミはほとんど鳴いていません。右のスズメの若者は、住吉水門のところにて。

Dsc09841c  九華公園での今日のハイライトは、こちら。ハグロトンボのオス。家内の実家ではごく普通に見られますが、九華公園で見たのは、初めてだろうと思います(今まで気づかなかっただけかも知れませんが……)。2回目でした(2020年8月19日:またもや九華公園でカワセミ……プチ歴史散歩も)。

Dsc09745c Dsc09795c_20220817154801  アオサギさんは、今日も出勤していました。九華橋近くの樹上の、いつものところ。そして、奥平屋敷跡では、シジュウカラの若者。先日も出会ったシジュウカラと思います(と勝手に決めています)。

Dsc09906c_20220817154801 Dsc09936c_20220817160001  野鳥は少なかったものの、九華公園でも先週よりは、スズメが多い感じ。左の写真は、奥平屋敷跡でスズメがセミを捕まえたところ。木から落下したセミを、ちょっと格闘した挙げ句、捕まえたという訳。右は、朝日丸跡で見たスズメ。こちらも何か、エサをくわえています。

Dsc09946c Dsc09940c  こちらは、あのアーちゃん(と思います)。今日も、カルガモさんは1羽だけ。このあとは、「30分後に雨が降り始めます」などといわれ、サッサと歩いてきました。このところ、鳥もいませんし。右の写真は、九華公園の吉之丸堀にかかる橋と、四阿(浮御堂というほどではなし)。

Dsc09966c  午後からは、定例の内科受診へ。友人&主治医のところですが、一般診療に加え、コロナの診療、特定健診、コロナワクチン接種と忙しいということでした。「コロナの患者さんは多いよ。陽性率も高いので、気をつけるように」といわれてきました。忙しかったのか、聴診器を当ててもらい損ねるところで、「診察してもらったかなぁ?」といわれるぞと(微苦笑)。

Dsc09976c  今日は、午前中に非常勤先から追試験の答案用紙が送られてきました。対象者は1名のみでしたので、すぐに採点し、成績を連絡。これで、前期の仕事は、本当に、めでたく完了! 雨は明日の朝までという予報。いったん南下した前線がまた北上するとか。このところ雨が多くて、色々被害が出ている地方の皆様にはお気の毒に思います。重ねての被害がないことを願います。

2022年8月16日 (火)

「かんこ踊り」の田んぼアートを見てきました

Img_9426c_20220816111801  天気予報は、曇り。朝からけっこう晴れ間も見え、蒸し暑くなっています(11時現在、最高気温は31.3℃。ただし、津のアメダスは伊勢湾沿いにありますから、山間の実家とは気候はかなり違うでしょう)。家内の実家、最終日。6時40分から散歩へ。今日は、田んぼアートを見てきました。町内一周と、コンビニで朝刊を買うのは、いつもどおり。6㎞(キョリ測のデータ。からだメイトでは、7.1㎞)、2時間あまり。

Img_9591c_20220816111701 Img_9595  田んぼアートの会場は、榊原温泉病院の北。のぼり旗や案内板が出ています。今年のモチーフは「かんこ踊り」。榊原町のかんこ踊りは、豊作や家内安全を祈願して江戸中期に始まり、2005年には市無形民俗文化財に指定されています。町内の5地区ごとに、踊りが受け継がれています。今年は、33年ぶりに「五郷(ごごう)入り」といって5地区がそろって10月に射山神社で踊りを奉納するため、このモチーフが選ばれたそうです。

Img_9626c_20220816111701  田んぼアートを会場の東を通る県道28号線にあがって見下ろした写真。これでは、かんこ踊りかどうかよく分かりません。中日新聞に載っていた写真はドローンか何かでかなり高いところから撮っていますので、そちらの方がよく分かります。

Img_9446c_20220816111801  さて、散歩の初めから。実家のすぐ前の道路にある電線には、今日もツバメたちが翼を休めています。昨日も書きましたが、普通のツバメとコシアカツバメとが半々くらいの印象。これは、コシアカツバメ。農民研修所には、たくさんの巣がありますが、他にもあるのだろうと思われます。

Img_9450c Img_9459c_20220816111801  善福寺の東の水田には、ダイサギが1羽。昨日とは異なり、今日見たダイサギは、これを含め、3羽くらい。稲が倒れてしまったところには、スズメがたくさんたかっています。中にはカワラヒワも混じっていました。キジバトやドバトもいます。

Img_9497c  榊原温泉病院の西の三叉路付近の電線にもツバメたち。コシアカツバメが多い印象。そこに、イソヒヨドリが1羽、出てきました。メスか、幼鳥か。5月に実家でイソヒヨドリのヒナが生まれ、巣立っています。何の根拠もなく、「実家育ちのイソヒヨドリだ」と思っています(微笑)。

Img_9579c_20220816111701 Img_9667c_20220816111701  田んぼアートの会場に向かう途中でセグロセキレイ。実家のあたりでは、ハクセキレイと同じくらいの数を見ます。ちなみに、キセキレイはほとんど見ません。田んぼアートを見終えて、県道を下っていく途中、ホオジロ。

Img_9682c_20220816111701 Img_9685c_20220816114801  東山の集落に入ると、おいしそうなイチジクの実。子どもの頃、近所で勝手に採ってきて食べた記憶があります。東山の集落には、新しい常夜灯。裏には「昭和61年1月吉日 東山垣内一同」とありますが、台が古いので、常夜灯のみを新しくしたような気がします。

Img_9691c_20220816111701 Img_9723c_20220816111701  榊原川沿いに降りてくると、ここにも樹上にホオジロ。ホオジロは、実家あたりでは、よく見ます。川沿いに東へ。ハグロトンボがたくさん。

Img_9748c_20220816111701 Img_9765c_20220816111701  コンビニで朝刊を買って、戻ります。散歩をしている間は、かなり晴れ間があって、汗びっしょりになりました。市場の集落あたりで、ヒバリが降りてきて、エサを探していました。

Img_9790c_20220816111701  近くのお宅では、枯れたひまわりにカワラヒワ。ひまわりの種は、カワラヒワの好物なのか、土曜の朝から、毎回この光景を見ています。

Img_9799 Img_9821c_20220816111601  実家の檀那寺に今日も立ち寄って、墓参り。実家に来ているときには、日課にしています。昨日つぼみだった蓮の花が咲いていました。

Img_9920c_20220816111601Img_9876c_20220816111601  さらに散歩を続けると、昨日、トビを見た、ラムちゃんパーク湯の瀬の入り口あたりに今日も、トビが1羽。近寄っても逃げませんでしたから、昨日と同じトビのように思います。

Img_0001c_20220816111801 Img_0021c_20220816111801  さらに北の方からもトビの鳴き声が聞こえます。亀山白山線の道路の北の電柱の上にいました。どちらも昨日と同じトビのように思います。上の写真のトビがいたあたりには、これまた昨日と同じく、ホオジロのオス。

Img_0043c_20220816111801  このあとは、上に書きましたが、10月にかんこ踊りの「五郷入り」が奉納される、氏神様の射山神社にもお参りして、本日の散歩は終了。

Img_0014c_20220816111801  これにて、家内の実家でのお盆も、終了。

2022年8月15日 (月)

三重県護国神社にお参りし、東洋軒でブラックカレーを食べたお話

Img_9323 Img_9304c_20220815173301  実家も3日目。今日は、朝一番に散歩をしたのち、外出。まずは、三重県護国神社へ。家内の叔父が第二次大戦で戦死しており、ここに祀られているのです。戦死したのは、ソロモン諸島と伝わっていますが、遺骨は帰ってきていません。実は、私がここにお参りに行くのは初めて。ちょうど「万灯みたま祭」が今日まで開催され、境内には約6,000灯の提灯が奉納されていました。夜には、提灯に明かりが入りますので、昼とはまた違った光景になると思います。

Img_9312c_20220815173201 Img_9327c_20220815173201  社務所で「慰霊祭」を申し込み、奉納神饌料¥3,000也を納めて、慰霊をお願いしてきました。お下がりは、古代米と御神酒。御神酒は、宮崎本店の「宮の雪」です。その後、拝殿にてお参りをしてきました。

Img_9368c_20220815173201 Img_9349c_20220815173201  境内には、「遺品資料館」があり、ここも娘と拝観してきました。日清戦争からの戦争や、戦時中の暮らしに関わる資料が多数展示してあります。召集令状(いわゆる赤紙)の本物も初めて見てきました。境内案内はこちらにありますが、昭和天皇も行幸されています。

Img_9357c_20220815173201 Img_9354c_20220815173201  ここの狛犬さんは、ちょっとユニークでした。青銅製のようで、たいていは「阿吽」の対になっているのですが、どちらも「阿」でした。サイズもちょっと大きめ。

Img_9406c_20220815173201  護国神社へのお参りを済ませてから、津合同庁舎にある法務局によって、所用を済ませました。家内の実家の相続登記を済ませましたので、書類を受け取ったという次第。相続登記が義務化され、令和6年4月1日から制度の運用が始まるので、という次第。罰則もあるということです。

Dsc_6711c Dsc_6708c  以上で、本日の重要なdutyは終了。昼食は、かねてから一度行ってみたかった東洋軒へ。と思ったのですが、法務局から近い本店は、月曜定休。そこで、法務局からは車で15分ほどのところ、イオンモール津南にある東洋軒グリルへ。11時15分過ぎに到着。11時開店でまだ席にはかなり余裕があり、ラッキー。創業は明治22(1889)年、伊藤耕之進が牛鍋屋『今福』の名で、東京・三田四国町に開業したのが始まりです。 明治30(1897)年、伊藤博文や歴代の閣僚の薦めによりその『今福』に隣接して開業されたのが西洋料理店『東洋軒』。昭和3(1928)年に、三重県津市に「東京東洋軒出張所」が開設されました。現在、ピッツェリア・リストランテ・プレーゴ、RIZ CAFE、東洋軒グリルを展開。三重県津市が本店で、三重県を中心に他、東京、名古屋を含め10店舗。我が家の近くでは、ジャズドリーム長島にも店があります。

Dsc_6705c Dsc_6701c  私がどうしても食べたかったのは、東洋軒名物とされるブラックカレー。¥1,100。陶芸家で、百五銀行頭取も務めた津の名士・川喜田半泥子が、「黒いカレーができないか?」といったのを承けて、津の東洋軒初代料理長・猪俣重勝が、長い間研究を重ね、出来上がったのがこのブラックカレーです。ブラック・ルゥは、上質な松阪牛脂と小麦粉、秘伝のスパイスを手間暇かけてじっくり炒めた香ばしさと旨みがあります。まろやかな味わいでした。かつてなくおいしいカレーでしたが、これは失敗したかなという気もしました。というのは、他のカレーが食べられなくなってしまうのではないかと危惧しているのです。それくらい、また、今までに食べたことがなかったくらいおいしいカレーでした。

Img_8573c_20220815173301 Img_8909c_20220815173301  初めに書きましたが、外出前には、いつものように散歩に行っています。今朝は6時半から2時間ほど。昨日とは逆回りに町内一周、「からだメイト」では6.8㎞。町内唯一のコンビニにも行って、朝刊を買ってきています。今朝は、あちこちでダイサギを目撃。10数羽も、です。

Img_8708c_20220815173301  アオサギは2羽。左の写真は、尺ヶ寺橋のところで見つけましたが、のぞき込んで写真を撮ろうとしたら、すぐに逃げました。どこのアオサギも同じ行動パターンで笑えます。もう1羽は、コンビニからの帰り道、道路からちょっと離れた樹上で、「ヘンなおじさん」ポーズ。

Img_8846c_20220815173301  今日の散歩のハイライトは、こちら。トビを2羽、目撃。まず、こちらは、ファミマの近くの電柱に降りてきました。ほぼ65倍ズームで、ノートリミングです。

Img_9075c_20220815173301 Img_9035c_20220815173301  もう1羽は、ラムちゃんパーク湯の瀬の東あたりにて。このトビは、道路脇の電柱にいて、すぐ下まで行っても、悠然としていました。これらの写真もノートリミングです。

Img_9031c  ラムちゃんパーク湯の瀬の近くでは、今日もホオジロのオスが1羽。さえずっています。

Img_8625c_20220815173301 Img_9248c_20220815173301  他に見た鳥たち。左はハクセキレイでしょう。実家近くのお宅にて。右は、セグロセキレイ。実家の西のお宅にて。

Img_8594c_20220815173301 Img_8693c_20220815173301  ツバメはたくさんいます。今日見て回った印象では、ツバメとコシアカツバメごが半々くらいの印象。今日も農民研修所の巣を見に行ったものの、ヒナは見られず。親ツバメは巣に出入りしているのですが……。

Img_8938c_20220815173301  ゆったりと過ごしていた実家生活も明日まで。ゆったりと生活が出来るので、こちらに住んでも良いかと思うのですが、買い物と病院がネックです。クルマに乗れる間ならば、ここで暮らしても良いという気がします。こちらで残した課題は、田んぼアートのチェック。今年は、このあたりに伝わる「かんこ踊り」がモチーフだそうです。写真は圓浄寺の蓮のつぼみ。

2022年8月14日 (日)

豪雨前に早朝散歩

Img_8534c_20220814160001 Screenshot-2022_08_14-10_11_57c  朝から曇り時々雨というすっきりしない天気です。雨は、2回ほど、かなり激しい降り方でした。実家のあたりでは伊賀方面から青山高原を越えて、雨雲がやってきます。このほか、子どもの頃、「天気雨」と呼んだ、晴れているのに雨が降っているというのもありました。おかしな天候です。それに蒸します。湿度が高いのは大嫌い(苦笑)。

Img_7773c_20220814155901  しかしながら、朝早くにYahoo!天気をチェックしたら、「9時頃から雨が降ります」ということでしたので、いつもよりかなり早く、6時40分から散歩を開始。スマホの「からだメイト」というアプリでは6.8㎞ほどを歩いてきました(ただし、ネットの「キョリ測」では5.8㎞くらい)。こちらに持ってきているカメラがCanon Powershot SX60HSで、曇天がちでしたので、写真はイマイチ。画像処理は、Windows10のフォトと、ネットのiloveimgを使っています。

Img_7794c_20220814155901 Img_7835c_20220814155901  実家のすぐ近くの電線にツバメたち。普通のツバメの他に、コシアカツバメもいました。昨日も書きましたが、桑名の散歩コースではツバメ食もうほとんど見ませんが、こちらではまだまだたくさんいます。コシアカツバメもかなりよく見ます。実家から少し西の畑で、コゲラ。なぜか、コンクリート製の電柱に止まっていました。

Img_7877c_20220814155901 Img_8012c_20220814155901 公民館の裏側にはコシアカツバメの巣が10数個あります。まだ巣に出入りしていますので、子育て中なのだろうと思います。道路を挟んだ、向かい側にある電線ではコシアカツバメが数羽、休んでいました。曇っていてなかなかきれいに撮れないのが残念。

Img_7888c_20220814155901 Img_8022c_20220814155901  公民館の上空をダイサギが通過。このほか、今日はもう1羽が飛んでいるのを見ています。駐在所の近くで、タカサゴユリ。

Img_8086c_20220814155901 Img_8140c_20220814155901  昨日の記事で紹介したラムちゃんパーク湯の瀬の看板近くで、今日も、ホオジロ。2羽がいました。このあたりではホオジロをよく見ます。

Img_8155c_20220814155901 Img_8201c_20220814155901  榊原川の手前で南を見たら、遠くにダイサギの姿。100m以上先でしたから、回って見に行くのは断念。続いて、お盆ですから、実家の檀那寺に立ち寄って、お墓参り。

Img_8321c_20220814155901 Img_8294c_20220814155901  その後、新聞を買いに町内唯一のコンビニへ。その途中、アオサギがやってきて、水田の中にある電柱の上にしばしとどまって、身繕い。アオサギより遠いところ、2カ所でダイサギらしき姿も見えましたが、いかんせん遠すぎ。ファミマは、実家から直線距離で1.5㎞、歩いて行くと2㎞ほど(爆)。朝刊を買ってきましたが、一仕事したという感じ。

Img_8323c_20220814155901 Img_8351c_20220814155901  帰り道、榊原川で、ハグロトンボ。細長く、黒っぽい翅を持っています。チョウトンボとは少し異なりますがハグロトンボもヒラヒラと飛びます。これらの写真のハグロトンボは、オス。オスの胴体は金緑色に輝いています。ハグロトンボは、河川の岸辺で見られる。平地や丘陵地の、水生植物のはえたゆるい流れを好みます。

Img_8458c_20220814160001  こちらは、メス。ハグロトンボのメスは、全身が黒くなっています。メスの写真は、温泉街の裏手の榊原川沿いにて撮影。実家あたりにはたくさんいます。

Img_8417c_20220814155901 Img_8442c_20220814160001  カワラヒワ。桑名の散歩コースでは、暑くなってからほとんど見ませんが、こちらではあちこちにいます。ひまわりにやってきて、種をついばもうとしていました。さらに、実家近くに戻ってきて、水田にダイサギ。2羽ほどいたのですが、1羽は飛んでしまいました。ほかに、トビの鳴き声も聞いたのですが、姿は見つけられませんでした。冬やゴールデンウィークの頃はたくさん飛んでいたのに、今回はほとんど見られません。

Img_8488c_20220814160001  温泉街の裏手の榊原川。温泉の泉源があるあたり。沈下橋などもあって、ちょっと異質な空間。ハクセキレイやサギなどがいることがあるのですが、今日は、鳥はいません。このあたりでは、ハグロトンボが乱舞しています。

Screenshot_20220814082953c  という次第で、8時半頃帰宅。左は、「からだメイト」のスクリーンショット。出発したときの歩行距離は0.4㎞でしたから、このアプリによれば、6.8㎞を歩いたことになります。時々キョリ測でたどった結果と比較しますが、こちらの方が歩いた距離は長く出てきます。「距離を稼ぐ」のと、歩いた距離を測る手間を省くには、これに頼った方がよいのですが、どうしようか思案中(私が「思案中」と書くときは、たいてい、その方向に向かっているとき)。

Img_8042c_20220814155901  明日は、曇り時々晴れの予報。家内の用事で、津の街へ出かけなくてはなりません。一緒に行って、ついでに三重県護国神社にお参りしようかと思っています。戦死した家内の叔父が祀られていますし、明日まで「万灯みたま祭」が行われ、約6,000灯の提灯が飾られているのです。

三重K-ABCアセスメント研究会第30回研究会のお知らせ

 三重K-ABCアセスメント研究会から第30回研究会のお知らせをいただきました。三重K-ABCアセスメント研究会は、コロナ禍のためしばらく活動を休止していましたが、このたび、下記の要領でオンライン研修会を開催します。ご関心がおありの方は、ぜひご参加いただきたくご案内申し上げます。

  1. 期 日:令和4年8月27日(土)10:00~12:00
  2. 内 容:講演「子供の認知特性を活かしたGIGAスクール時代のICT活用」
        講師: 山梨大学教育学域教育系准教授 永田真吾先生
  3. 対 象:小・中学校、高等学校、特別支援学校、大学等に勤務する教員、医療、福祉で心理アセスメントに関わる方
  4. 参加費:無料
    ※本会初めてのオンライン形式での開催です。今後のオンライン配信のテストも兼ねていますので無料となっています。
  5. 定員:50名
  6. 申し込み方法:必要事項(①お名前、②ご所属 ③職種 ④連絡先住所 ⑤連絡先電話番号、⑥E-mailアドレス)をご記入のうえ、E-Mailで令和4年8月23日(金)までに下記アドレス宛にお送り下さい。8月23~25日の間に返信メールが届くことになっています。
  7. 申し込み・問い合わせ:mie.kabc.goto at gmail.com(後藤勝弘先生)*「at」は「@」マークに変えて送信してください。
  8. 三重K-ABCアセスメント研究会事務局:〒514-0821 三重県津市垂水2622-1 津市立南が丘中学校内

 案内文書(pdf 75kb)は、こちらからダウンロードできます:ダウンロード - 20220827miekabc2330.pdf

 このブログ記事は、紹介のためのものです。正式な内容は、案内文書をご確認ください。また、お問い合わせ、参加お申し込みは三重K-ABCアセスメント研究会へ直接お願いいたします。

 

2022年8月13日 (土)

家内の実家へ

 台風8号は、三重県北中部にはさほどの影響もなく、通り過ぎましたが、関東、北陸、東北では、かなり強い雨が降っているようです。先日からの大雨で被害の大きかったところもたくさんあります。この上、大事がないことをお祈りしています。

Img_7765c_20220813174601  さて、旧のお盆になりましたので、家内の実家に来ています。10時前に自宅を出発し、途中で買い物に立ち寄り、昼前に到着。津市は、最高気温33.3℃と、桑名より3℃近く低くなっています。雨は朝方までで、自宅を出てからは降っていません。途中からは青空も出てきていました。私は、5月の連休以来。桑名の散歩コースではあまり聞かれないミンミンゼミや、すでにヒグラシ、ツクツクボウシの鳴き声が聞こえます。

Img_7685c_20220813174601  こちらへ来ると、桑名とは時間の流れ方が違い、ゆったりしています。コンクリート長屋で過ごすのとはまるで異なった世界。そのせいか、ちょっと昼寝をと思ったら、2時間も寝ていました(苦笑)。午前中、歩きませんでしたので、16時を過ぎてから散歩に。といってもたかだか3㎞ほど。氏神様の射山神社にお参りがてら、町内を一周してきました。

Img_7679c_20220813174601 Img_7702c_20220813174601  実家を出てすぐ、用水路の脇に栗の木があります。すでに実がかなりたくさん路上に落ちていました。もうそういうシーズンです。小学校の北にひまわりがたくさん作ってありました。この写真は花の大きい普通のひまわり。写真には撮りませんでしたが、この下には小さい花のひまわりも植えられていました。

Img_7709c_20220813174601  この時間、鳥はほとんどいませんでしたが、それでも桑名よりもたくさんツバメを見ました。ツバメの写真も撮ったものの、真っ黒で割愛。この写真も今ひとつですが、ホオジロのオス。

Img_7716c_20220813174601  去年11月まで33年間営業していた榊原自然の森温泉保養館「湯の瀬」は、施設老朽化のために取り壊され、リニューアル工事が行われていました。このほど完成し、8月28日に「ラムちゃんパーク榊原温泉湯の瀬」としてオープンすることになり、看板が出ていました。ひつじのテーマパークというコンセプトだそうです。

Img_7656c_20220813174601 Img_7665c_20220813174601  ところで、実家の庭に柿の木があり、実が大きくなっていました。そういえば、採って食べたことはなかった気がします。右は、実家の庭や近所にたくさん生えています。気になっていたので調べてみたら、ショウジョウソウというのだそうです。ポインセチアの仲間というか、親戚くらいのようです。

Dsc_6686c  2~3日こちらで過ごすつもりでいます。場所は変わってもいつも通り、朝は散歩の予定。

2022年8月12日 (金)

九華公園でシジュウカラの若者

Img_7329c_20220812165701  台風8号が北上しているためか、変な天候となっています。雨は、朝5時半過ぎくらいに降っただけで、青空も見えたりしますが、曇り。台風は、三重県には明日午前中、もっとも近づくようですが、今のところ、静岡から関東方面に向かっていますから、大きな影響はないだろうと思っています。

Img_7625c_20220812164701  さて、朝7時頃のYahoo!天気では、「9時頃から雨が降る」とありましたので、7時半から急いで散歩(苦笑)。住吉神社、九華公園、貝塚公園、内堀南公園、外堀、入江葭町、吉津屋町、新築公園、常盤町、寺町、三崎通と5.8㎞。2時間半。急いで歩いていたのですが、貝塚公園で再びYahoo!天気を見たら、「雨が降り出すのは15時頃」と変わっていて、拍子抜け。この頃から青空も見えてきたのです。

Img_7358c_20220812164801  九華公園までで見た鳥は、スズメ数羽。これだけ鳥がいないと、「お見事!」と思えてきます。九華公園には15分ほどで到着。ドバトとスズメがいます。大人のアオサギさんは、いつものように、九華橋の近くの樹上にいました。

Img_7392c_20220812164801  奥平屋敷跡に足を踏み入れたとたん、目の前に何か降りてきました。それは、こちら。シジュウカラの若者。かなり前にも、たぶん同じシジュウカラの若者を見ていますし、2~3日前にも散歩友達のYさんが見たとおっしゃっていました。エサを探して、よく動き回って、なかなか上手く撮れませんでした(今日は、雨が降るといけないと思って、Canon Powershot SX-60HSを持って出たのです)。すでに独り立ちしていますが、このまま元気にやってほしいもの。

Img_7549c_20220812164701  公園内を一回りして、鎮国守国神社にもお参り。外周遊歩道の東に向かっていたら、朝日丸跡にアオサギの若。そこをゴイサギが通過したら、威嚇。アオサギさんは、野球場の南側のしだれ桜の木へ。

Img_7436c_20220812164801 このほか、九華公園でみた鳥。カルガモ。たぶん、あのアーちゃん。このところ、毎日見かけます。

Img_7481c_20220812170601 Img_7472c_20220812164801  カワウさんも。今日は2羽。左右の写真は、同じカワウさん。真っ黒のイメージがあるかも知れませんが、模様があります。また、目はキレイなグリーン。嘴の先は、鉤状になっています。足には水かき。水上から飛び立つときには、羽ばたきながら、足で水を蹴って行きます。

Img_7486c_20220812170901  もう1羽、近くにカワウ。こちらのカワウさんは、翼を広げています。ウの仲間は、翼の羽に油分が少なく、あまり水をはじかないため、このように翼を広げ小刻みに震わせながら翼を乾かす姿がよく見られます。

Img_7424c_20220812171101 Img_7620c_20220812164701  セミたちは、まだかなり鳴いていますが、今日は天候のせいか、ややおとなしい感じでした。今年は、クマゼミとアブラゼミとしか見ていません。ニイニイゼミは、鳴き声は聞くものの、まだその姿は見つけられずじまい。

Img_7599c_20220812164701  明日から、旧のお盆。家内の実家へは、行ってこようと思っています。といっても、義母は、血糖値管理のため入院中で、会えませんが……。体調は悪くはありませんから、猛暑の間は、病院で過ごした方が良いかと話しています。鬼灯の写真は、寺町の花屋さんにて。

Img_7504c_20220812164701  非常勤先では、今日か、15日か、どちらかに担当科目の追試験が行われているはず。専任の先生が監督をしてくださいます。結果が送られてきたら、採点して来週金曜までに成績を報告しなければなりませんが、最多で2名ですから、さほど手間はかかりません。カンナは、九華公園の野球場脇で。

2022年8月11日 (木)

九華公園でアオサギとダイサギ……サギソウは累計14輪にてフィナーレ

Dsc09665c  今日は、山の日。6年前に新たに作られた祝日ですが、私の現役時代にはなかった祝日で、どうも休みという実感が湧きません。また、山の日の意義は、「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」ことだそうですが、個人的には「はぁ、そうですか」という気がしてしまいます。意義そのものは分かるのですが、私としてはだから国民の祝日にする? ということなのです。さらに、世間では今日からお盆休みという方も多いようですが、我が家の子どもたちは2人とも仕事で、こちらも他人事のような印象をもってしまいます。

Dsc09317c  今のところ、猛暑日には届いていません(34.5℃)が、暑いこと。朝からハシボソガラスも「今日も暑そうだなぁ」とぼやいているように見えました。カラスは、黒服ですから、暑さはひとしお応えそうです。

Dsc09066c_20220811144901  さて、今朝も7時半から散歩。住吉神社、九華公園、貝塚公園、内堀南公園、外堀、入江葭町、吉津屋町、新築公園、アピタ桑名店、常盤町、御坊さん、三崎通と6.2㎞。2時間半コース。木陰では風も通りましたが、日向は暑いこと。

Dsc09090c Dsc09101c  住吉神社の前では、スズメたち。3羽ほどの子スズメ。まだ嘴が黄色いのが見えます。七里の渡し跡を過ぎ、幡龍櫓のところで、ホオジロ。幼鳥のように思います。

Dsc09150c Dsc09127c  続いて、証拠写真ですが、ダイサギと、コサギ2羽が飛ぶところ。揖斐川右岸から、揖斐長良川の中州を飛ぶのを見ています(250mほどの距離)。

Dsc09199c Dsc09225c_20220811144801  九華公園には、今日もアオサギさん。ただし、若はおらず、大人の方だけ。九華橋近くの樹上で、左の写真のようなポーズを撮っていたのですが、何を思ったのか、急に飛び立って、あたりを一回り。それにしても、左の写真、がに股で面白い(自画自賛)。

Dsc09292c Dsc09554c  神戸櫓跡の松の木のてっぺんにいったん降り立ちました。カラスがすぐそばにいたのですが、互いに知らん顔。アオサギさん、その後、もといた九華橋近くの樹上に戻っていました。

Dsc09354c Dsc09441c  二ノ丸堀には、いつのまにかダイサギが1羽やって来ていました。奥平屋敷跡を一回りしたときにはおらず、二回り目のときに気づきました。見えている間に3回ほど、漁を試みたものの、いずれも失敗。

Dsc09524c  アーちゃんは、今日は、吉之丸堀の上にある四阿の下でお休み中。九華公園、ほかには、スズメ、ドバト、キジバトなど。グラウンドには1羽だけでしたが、ツバメが飛んできてエサをとっていました。ツバメの姿はほとんど見かけなくなりました。

Dsc09590c  九華公園の外周遊歩道の東のお宅で、ハナトラノオ。漢字では「花虎の尾」だそうです。

Dsc09621c_20220811144801 Dsc09623c  常盤町にある総合福祉会館のところで、これもヒマワリの仲間なのでしょうね。パッと見て、「夏らしい景色」と思ったのです。

Dsc09630c_20220811144801  お盆になりますので、恒例で、御坊さん(桑名別院本統寺)にお参り。郷里に檀那寺はあるのですが、遠方でもあり、こちらにお参りさせてもらっているのです。

Dsc09649c_20220811144701  玉重橋まで戻ってきて、タカサゴユリ。これまた夏らしいかと思ったのです。暑いのであれば、暑そうな、夏らしい写真も一興か、という次第。

Dsc09057c  ところで、ずいぶんサギソウで楽しんできましたが、とうとう最後の1輪が咲きました。手前というか、下の花がそれ。累計14輪が咲きました。5鉢を購入し、すべてにつぼみがついたものの、1鉢は花が咲かず。残り4鉢で14輪という成果でした。秋から冬を越させて、また来年につなげたいと思っています。

9784569849263  余談。アピタ桑名店の新光堂書店で時代小説の文庫本の新刊を買おうと思ったのですが、未入荷。ついでに見て回ったら、幕末の桑名藩主・松平定敬を取り上げた小説が売られていました。「流転の中将(PHP出版、¥1,980)」がそれ。現在、去年の市民大学郷土史学科「桑名藩の事件簿」のまとめを行っていますが、当然、戊辰戦争や、定敬の動きはメインテーマの1つ。午後から早速読み始めています。

2022年8月10日 (水)

相変わらずの猛暑の中、今日はアオサギ2羽

Dsc08811c  相変わらずの猛暑日。今日は、35.0℃ちょうど。昼頃、少しだけにわか雨。朝7時半から、散歩に出たのですが、歩いているDsc08761c 人はほとんどありませんでした(冒頭の写真は、三の丸公園や、幡龍櫓のところ。夏でも、2~3人は歩いてることが多いのですが)。住吉神社、九華公園から、いつもとはパターンを変え、中橋へ。春日さんの前を通って、京町、南魚町、田町、三崎通あたりを通って、桑名七里の渡し公園から帰宅。5.4㎞、2時間コース。

Dsc08868cDsc08891c  このところ、毎回同じことで、散歩する人も、鳥もほとんどいません。この猛暑が多少は収まって、秋風が立つ頃にならないと鳥は戻ってこないでしょう。それでも、今日の九華公園では、アオサギが2羽。左の写真の若さんは、鎮国守国神社の社務所裏の堀に、右の大人は、九華橋近くの樹上にて。今の時期、アオサギさんは救いの神。

Dsc08944c Dsc08920c  九華公園でほかに見たのは、ハシボソガラスとハクセキレイ。ハシボソガラスは奥平屋敷跡にて、ハクセキレイは野球場で。野球場には、ツバメも飛んできていましたが、子育てシーズン真っ盛りの頃に比べると、激減。ほとんど見なくなりました。

Dsc08964c  さらに、アーちゃん(推定)。人慣れしているので、以前ずーっとここにいたカルガモのアーちゃんに間違いないと思います。今日も、野球場の南の堀のところにいました。ちなみに出会った散歩友達は、Yさん一人。

Dsc08993c_20220810152501  中橋に行ったと書きました。中橋は、九華公園と春日さんとの間の旧桑名城の堀(このあたりは、昔の石垣がそのまま残っています)にかかっています。数年前には、写真の中央の木にゴイサギがたくさん集まっていたことがありました。先日、九華公園でホシゴイを見ましたので、ここに来ていないかを確かめに行ったのですが、何もいませんでした。

Dsc09003c_20220810153801  春日さん(桑名宗社)は、石取祭も終わり、静けさを取り戻しています。先日も書きましたが、桑名の夏は、水郷花火大会と石取祭がメインで、これらが終わってしまうと、夏も終わりという感じ(暑さも一緒に終わってくれるとありがたいのに!)。

Dsc09021c Dsc09030c  桑名七里の渡し公園では、池を覗いてきました。小型の野鳥が水浴びにでも来ないかと思うのですが、最近はまったく見かけません。スズメ2羽が、水を飲みにやってきたのと、上空をカワラヒワが通過しただけ。カワラヒワは、諸戸氏庭園にいるようです。

Dsc09038c_20220810152501  さすがに暑い中を5㎞半、2時間も歩いてくると、けっこうキツい(苦笑)。昼から、爆睡しております。暑すぎるのか、年をとってきたのか、はたまた両方なのか??

Dsc09005c  本を読んだり、去年の市民大学郷土史学科のまとめの続きをしたりしてはいますが、目もショボショボして、能率は上がりません。かといってぼーっとテレビを眺めているのもイヤですし、困ったもの。

2022年8月 9日 (火)

残暑のはずが、猛暑日とはこれいかに?

Dsc08698c  今日も、熱中症警戒アラートが発令されていました。朝、7時半から散歩に出たときから、「これは暑い。暑すぎる」と思っていましたら、最高気温は、35.6℃と猛暑日。猛暑日になる日は、朝から「暑さの質」が違います。住吉神社、九華公園、貝塚公園、内堀公園、吉津屋町、新築公園、アピタ桑名店、寿町、八間通、堤原と6.1㎞。まさに汗だくで帰宅。2時間弱でした。話をする散歩友達は誰もおらず(顔見知りは、2人くらい)。

Dsc08604c_20220809152901 Dsc08617c  自宅から九華公園の間では、まったく鳥を見ませんでした。こういうのも珍しい。スズメ、ドバト、ムクドリくらいはいるものです。九華公園の北門を入ったところで、少数のスズメとドバトが迎えてくれました(笑)。

Dsc08630c Dsc08672c_20220809152901  ほかにはアオサギさんが1羽。九華橋近くの樹上。以前は、神戸櫓跡の松の木のてっぺんなどにいたこともありますが、さすがに日陰にいるようになりました。今日は、ゴイサギはいません。奥平屋敷跡でも、鳥はいません。クマゼミの大合唱のみ。カワセミが出ないかとじっくり見て回るのですが、汗がしたたるのみで鳥果はなし。朝日丸跡では、キジバト。

Dsc08692c  野球場の南の堀で、カルガモ。アーちゃんと思うのですが、そう呼んでも返事はしてくれません。今日の鳥は、以上(苦笑)。

Dsc08720c  アピタ桑名店では、新光堂書店に行ったものの、今日発売の文庫本はまだ入っていませんでした。田舎の個人経営の書店では、こういうものなのかも知れませんが、残念。ついつい大型書店や、ネット通販で買おうということになってしまいます。ほかに寿町で所用を1つ済ませてきました。

Dsc08715c  散歩途中、内堀公園の近くのお宅にザクロがたくさんなっています。子どもの頃、近所でもなっていて、失敬して食べたこともあります。

Dsc08747c_20220809152901 Dsc_6670c  ベランダ園芸。今朝は、サギソウがさらに1輪咲きました。これで累計は13輪。ただし、早くから咲いた花はすでに傷んでしまい、摘んでしまいました。現在咲いているのは、7輪。つぼみはもう1つありますが、それが最後。去年の失敗を克服してあまりあります。十分楽しむことができました。

Dsc08537c  アサガオは、今朝は、1輪のみ。相変わらず、薄い紫色の花しか咲きません。また、今のところ、2鉢あるうちの、片方でしか花が咲いていません。こちらは、昨年よりもやや低調。明日以降も猛暑のようです。散歩のほかは、読書と、昨年度の市民大学郷土史学科「桑名藩の事件簿」のまとめをチェックし、加筆修正しています。明日も同じでしょう。

【付記】 精神科医の中井久夫先生が、8月8日に亡くなられたというニュースに接しました。中井先生は、阪神・淡路大震災の被災者の精神的なケアに尽力されましたし、文筆家としても多くの業績を残しておられます。神戸大名誉教授で、文化功労者。もともとのご専門は、統合失調症研究でしたが、1995年の阪神・淡路大震災後、被災者の心のケアの必要性を早くから訴えられ、支援体制の構築や支援者の育成に精力的に取り組まれました。先生が責任者をお務めになった心理的ケアの拠点が発展する形で、心的外傷後ストレス障害(PTSD)の研究や治療、相談などに当たる全国初の「兵庫県こころのケアセンター」(神戸市)が2004年に開設され、初代センター長に就任されています。心理臨床とのかかわりでは、先生が1969年に考案なさった風景構成法 が、アセスメントの有力なツールとして日本で発展しています。私自身は、分裂病や、阪神・淡路大震災後の心のケアについての本(「災害がほんとうに襲った時」など)、さらにはエッセイなどをたくさん読みました。つねに人に温かいまなざしを向けていらっしゃるという印象を持っています。

2022年8月 8日 (月)

九華公園にホシゴイが登場し、マル秘シーンを披露

Dsc08325c_20220808163801  三重県では、今日も明日も「熱中症警戒アラート」が発令されておりますが、残暑お見舞い申し上げます。今日も、こちらは34.1℃の気温。アメダスには記録がないのですが、朝5時半過ぎから9時過ぎにかけて、雨模様でした。その後、晴れ間も出てきて、蒸し暑いこと。散歩に出られたのは9時45分。この頃、30℃を超えたようで、暑いこと。住吉神社、九華公園から、歴史を語る公園、京町、寺町と、大幅に距離を短縮して、4.6㎞。いつもと時間がずれ、散歩友達はゼロどころか、九華公園を散歩しているような物好きは、ほとんどいませんでした。1時間少しで帰宅。

Dsc08363c_20220808163801 Dsc08382c_20220808163801  出かける時間が遅くなったこともあって、鳥はほとんど期待しなかったのですが、良い意味で裏切られました(微笑)。九華公園の鎮国守国神社の社務所の裏でゴイサギの幼鳥であるホシゴイが登場しました。さらに、登場しただけでなく、右の写真のようなシーンまで披露してくれたのです。かがんでお尻を突き出しましたので、これは、間違いない」と思って、カメラを構えたら、予想通りでした(苦笑)。排泄シーンであります m(_ _)m

Dsc08412c  ホシゴイのいたところから少し南、九華橋に近い樹上には、いつものように、アオサギさん。今日は、正面顔をゲット。これは、成鳥。先週半ば、若いアオサギも来ていたのですが、その後見なくなりました。ぜひとも戻ってきて欲しいと願っています。

Dsc08507c  歴史を語る公園の近くのお宅で、真っ赤な花を見つけました。あまり見たことがありません。セロシアというケイトウの仲間の花のようです。通販サイトでは、真っ赤なことから「火の鳥」と名付けて売っているところがあります。

Dsc08525c Dsc08523c  ベランダ園芸は、あまりぱっとしません。サギソウは、開花のピークが過ぎましたが、それでも、昨日1輪、新たに咲きました。これで、累計12輪。1鉢は、つぼみが枯れてしまってダメですが、まだほかに、3つほど小さいつぼみがあります。アサガオも、一休み状態。昨日、今日は咲いていませんが、明日咲きそうなつぼみが1つあります。

Dsc08512c  午後は、予約していた歯科治療に。ブリッジをいれる土台をいれてもらいました。次回は、虫歯になっているところを直したり、神経を抜いたりだそうです。次回は8月下旬。明日は、朝、いつものように散歩というか、修行というかに出かけたいと思っています。

2022年8月 7日 (日)

暦の上では、立秋

Dsc08006c  暦の上では立秋ですが、最高気温は33.7℃になっています。朝、家事を済ませ、8時から散歩に行ったほかは、高齢者でもありますから、エアコンをかけて室内で過ごしています(微苦笑)。散歩は、住吉神社、九華公園、貝塚公園、内堀南公園、外堀、入江葭町、吉津屋町、新築公園、常盤町、常信寺、御坊さん(桑名別院本統寺)、寺町商店街と5.8㎞。2時間弱。歩いている間は、30℃にはならず、雲も出ていて、汗びっしょりとまでは行きませんでした。冒頭の写真は、ちょっと秋らしいかなと思います。桑名七里の渡し公園のところで。

Dsc07997c  住吉ポンプ場にある旧コシアカツバメの巣。すっかり「雀のお宿」になっています。出たり入ったり、近くの電線にいたりしています。繁殖しているのか?という気もしますが、分かりません。

Dsc08011c  こちらは住吉神社。提灯も掲げられ、拝殿にも幕が張られ、お祭りバージョンになっています。西船場町の氏神様で、宮司さんは、春日さんの宮司さんが兼務ということで、石取祭に合わせたのだと思います。

Dsc08054c_20220807142101 Dsc08064c  三の丸水門のところで、ハクセキレイ2羽。左の写真のハクセキレイは、嘴が黄色い感じで、幼鳥と思います。右のハクセキレイは、嘴を開けて、暑そうにしています。

Dsc08108c_20220807142001  九華公園は、昨日、今日とまた、「2022桑名大夏祭り」が開かれていますが、私はいつも通り、鳥見。ドバトは少しいましたが、四阿のベンチにぺたんと座り込んでいます。このスタイル、猛暑の時期によく見ます。

Dsc08124c_20220807142001 Dsc08115c  相撲場の近くの堀に、飛んできたクマゼミが落ちたと思ったら、カメがすごい勢いでやって来ました。カメは、イシガメのようです。途中から、ほかのカメもエサ争奪に参戦してきて、大騒ぎ。最終的にクマゼミは、カメにくわえられ、水中に引きずり込まれていきました。

Dsc08190c  アオサギは、九華橋の近くにいました。成鳥の方です。ただ、今日は、背中を向けていて、顔は少ししか見えず。今日は、時間がずれたこともあって、散歩友達は皆無。管理人のFさんと会っただけ。このあとの公園では、鳥はスズメか、ムクドリくらい。

Dsc08223c Dsc08235c  それゆえ、見てきた花などの写真。左の写真のヒマワリは、学童保育所シルバーなかよしの敷地内に咲いていました。右のユリは、貝塚公園にて。タカサゴユリです。

Dsc08244c Dsc08262c  左は、入江葭町あたりで見ました。デュランタ。右は、ムラサキナツフジでしょうか。これは、常信寺に咲いていました。

Dsc08269c Dsc08275c  同じく常信寺では、ヤマボウシに実がついてきていました(左の写真)。右の写真は、御坊さんにあるボダイジュの実。

Dsc08281c  スイレンも、御坊さんにある池にて。

Dsc08294c Dsc08100c  さらに、今年は見に行きませんが、石取祭にかかわる周辺写真。右は、九華公園の北門の前にあった看板。この先は、田町交差点。これまでなら、渡祭を終えた祭車が田町交差点に集まって、「曳き別れ」をしていたのですが、今年はそれはありません。

Dsc08242c Dsc08247c_20220807142001  「御神燈」の提灯。昔は、お祭りというとどこのお宅にも掲げられました。最近は、提灯が出ているのは珍しい。これは、貝塚公園近くのお宅にて。右は、石取祭の幟旗。何年か前に新調されたもので、最近はあまり見かけなくなりました。吉津屋町あたりにて。

Dsc08256c  石取祭に参加する町内のあちこちに笹飾りが立てられています。石取祭では、町屋川(員弁川)から石を取って来て、春日さんに奉納します。昔は、町屋川に生えていた笹を切ってきて飾り付けたようです。

Dsc08260c_20220807142001 Dsc08292c  こちらは、集会所。左は、常盤町の少年会および中老会の集会所。通称は、「宿(やど)」だったと思います。待機したり、休憩したりするのに使われます。右は、北寺町の集会所。ここにも笹飾りが立てられています。

Bs11  15時前から、近くの町内で鉦太鼓の音が聞こえ始めました。本楽のための整列場所に向かっていくのです。今日の本楽は、三重テレビBS11とで、19時から20時に中継があります。

Dsc08250c  初めに書きましたように、今日は、立秋。ただし、あくまでも「暦の上では」ですから、暑さはまだまだ続きますが、それも明日からは「残暑」となります。この間、非常勤の成績も提出して「夏休み気分」と書きましたが、お盆の頃に追試験が行われることになりました。今週は、明日、歯科治療の予定。お盆には、家内の実家に出かけるつもり。

【付記(8/7)】 結局、石取祭は、三重テレビの生中継を見ました。祭車の解説に出ていたのは、知人のお兄さんとか、親子三代で石取祭に携わっているというお宅も、ちょっとした知り合いとかで、個人的には、ローカルな縁でも楽しめました(微笑)。そうそう、春日さん(桑名宗社)の宮司さんとも知り合いです。追記しているのは、20時過ぎですが、外からは鉦太鼓の音があちこちからいくつも聞こえてきています。

【ユリの名前の訂正(8/8)】 テッポウユリと書きましたが、タカサゴユリの誤りでした。じゅほうさんのご指摘に感謝いたします。

2022年8月 6日 (土)

アマサギ再び……石取祭・試楽について付記

Dsc07576c Dsc07638c  今日も不安定な天候が続いています。朝一番に、家事を済ませ、雨雲レーダーを眺めていました。四日市から川越あたりに雨雲が見え、迷ったのですが、エイヤッとプチ遠征。長島方面へ。アマサギをもう一度よく見ようという次第。また、雨が降らなければ、長良川河口堰にも寄ってこようとも。9時前にクルマで出発。長島では、県道7号線沿いの2ヶ所でアマサギを発見。うち1ヶ所でじっくりと見てきました。

Dsc07610c_20220806121501 Dsc07548c  15羽くらいいたサギのすべてが、たぶんアマサギ。飴色をしているのは、婚姻色。右の写真の2羽も、アマサギだろうと思います。

Dsc07692c  アマサギをしっかりと見られましたので、それなりに満足。雨が渋ついてはいたのですが、まだ本格的には降ってきませんでしたので、長良川河口堰にも。ただし、河口堰についたときには、すでにこんな空模様。Yahoo!天気をチェックしたら、30分ほどで雨が降ってくるとありました。管理橋を渡って、西側の親水広場まで行くのは諦め、東側の魚道のところだけ見てきました。

Dsc07698c_20220806121501 Dsc07716c  上流側にいたのは、アオサギ1羽と、コサギ1羽。どちらも、魚道にいたのですが、カメラを構えたとたんに堤防上に逃げられました。写真を撮るだけなのに、といつも思います。

Dsc07788c Dsc07745c  下流側にもアオサギ1羽と、ダイサギ1羽。こちらも魚道でエサを探していたのですが、かなり遠くまで逃げていきました。もう少しフレンドリーになってほしいものです。

Dsc07799c  サギの写真を撮っているうちに、雨雲が近づいてきました。揖斐長良川の対岸の桑名市街地の方も降り始めたようでしたので、撤収。長島町内&河口堰にいたのは30分あまり。伊勢大橋を渡る頃には、本降り。

Dsc_6650c Dsc_6652c  このあと、今日の晩ご飯をゲットしに行ってきました。「昼ご飯の前に、気が早すぎる」といわれるでしょうが、昼は自分でやります。あの「あーちゃんのおかず屋さん」で日替わり弁当をお買い上げ(税込み¥550)。エビフライ、ちくわ天、コロコロちゃん(ホタテフライ)。インスタには、「いっぱい食べて、石取り(注:石取祭)に備えましょう」とありました。

Dsc07519c_20220806121501  ベランダ園芸のオマケ。アサガオは、今日も2輪が咲きました。相変わらず、薄い紫色の花。去年は、青い花も咲いたのに、今年はまだ見られません。さらに、もう1鉢のよく茂っている方は、今のところまったく咲かず。なかなか思うようには行きません。夕方からは、曇りの予報ですが、天候は不安定のようですから、石取祭の試楽には行かないかな、と思います。時節柄、人混みは避けたいですし。午後からは、読書と、去年の市民大学郷土史学科のまとめでもすることにします。

Dsc07808c Dsc07833c_20220806165901 【石取祭についての若干の追記(8/6、17時前)】 午後からは晴れてきて、あちこちから石取祭の鉦太鼓が聞こえてきます。夕方18時頃から、各組ごとに試楽があります。写真は、我が家のすぐ南の今北町の祭車(さいしゃ)。桃太郎が乗っています。祭車の後部に鉦と太鼓が取り付けられ、これを叩きながら移動しています。この鉦太鼓の音が賑やかで、「日本一やかましい祭り」といわれます。

Dsc07890c Dsc07869c  さらに追記(8/6、19時半前)。我が家近くの寺町、堤原、今中、今北、今中の5町内は、氏神様である北桑名神社から試楽を始めます。写真は、19時半少し前のもの。北桑名神社で試楽を終えたあと、町内を練り歩きます。

Dsc07917c  これら3枚の写真は、堤原の祭車。昭和29(1954)年の建造。12張りの提灯のほか、神功皇后の造りものも乗せられます。祭り気分は高まってきていますが、試楽には結局行きませんでした。

2022年8月 5日 (金)

チョウゲンボウか?

Dsc07311c  昨日、雨が降ってから気温が下がり、今日の最高は30.6℃。確かに午前中は涼しかったのですが、午後から晴れ間が出たら蒸し暑くなりました。曇り予報でしたが、散歩帰りには降られました(苦笑)。散歩はいつもどおり、7時半から。住吉神社、九華公園、貝塚公園、内堀南公園、外堀、吉津屋町、京町、寺町と5.3㎞。2時間弱。貝塚公園にいるとき、Yahoo!天気を見たら、「45分後から雨が降ります」とあって、急いで帰ってきたら、寺町商店街を出た辺りからポツポツしてきたのです。冒頭の写真は、七里の渡し跡から見た幡龍櫓。

Dsc07280c  桑名七里の渡し公園には、真っ赤な花が咲くサルスベリがあります。まさに「百日紅」。今朝は涼しかったので、いつもより野鳥が多いかと思ったのですが、さにあらず。散歩する人もほとんどありません。

Dsc07380c  三の丸水門のところで南の空を見たら、小型の猛禽類。曇天で、やや遠かったのですが、チョウゲンボウ(長元坊)かなという気がします。見た目では、ドバト(カワラバト)くらいの大きさでした。チョウゲンボウであれば、ハヤブサの仲間。

Dsc07414c Dsc07452c  九華公園では、今日もアオサギさんが1羽。神戸櫓跡の松の木のてっぺん。いたのは、成鳥。若鳥さんは、今日は来ていません。九華公園も本当に鳥が少なく、ムクドリ、ドバトはいません。わずかにスズメ。

Dsc07457c  カルガモは、今日もいました。野球場の南の、吉之丸堀のところ。「アーちゃん」と呼びかけたら、モゾモゾした気がします。

Dsc07472c  九華公園では、昨日から、遊歩道に出てきて、歩道を盛り上げている桜の根を切る工事が行われています。遊歩道脇が桜並木になっているのです。写真は、南側の遊歩道で、工事が済んだところ。歩道がかなり波打った状況でしたので、歩きやすくなりました。

Dsc07481c  内堀公園の近くのお宅では、柿の実がかなり大きくなっていました。そのうち色づいてくるでしょう。季節の変化が分かるので、楽しみです。

Dsc07502c  ところで、桑名では、今晩から石取祭が始まります。今日の24時というか、明日の0時というか、「叩き出し」。拙宅マンション南にある町内も参加しますので、夜中から明け方にかけて、鉦太鼓が響きます。窓を閉め切って、エアコンを使っていても、鉦太鼓の音が聞こえてきます。明日6日(土)は「試楽(しんがく)」が18時頃から。明後日7日(日)に「本楽(ほんがく)」。本楽では、15時に南市場整列といい、旧東海道に整列。18時30分から春日さんへの渡祭が始まります。天気予報は、かなり不安定な天候となっています。今年は、コロナ感染者数も多いので、見に行こうか迷っています。

Dsc07249c Dsc07253c  ベランダ園芸のオマケ。アサガオは、今日も2輪、咲きました。このところ、毎日2輪のペースです。明日咲きそうなつぼみも2つあります。ただ、この色の花しか咲いていないのが、残念。サギソウは、今朝、もう1鉢で1輪が咲きました。これで、トータル11輪(4鉢)。去年の失敗は、十分に取り返すことができたと思います。

2022年8月 4日 (木)

雨が降って猛暑も和らぐ……九華公園にはアオサギ2羽とダイサギ1羽

Dsc_0265c  久しぶりに雨が降って、気温が下がりました。朝10時半頃には、31.5℃でしたが、15時には24.8℃まで下がっています。朝の予報では、午前中は降らないということでしたので、いつも通り、7時半から散歩。住吉神社、九華公園と歩いたところで、南西の空から雷鳴が聞こえてきました。スマホでYahoo!天気を見ると、「20分後から雨が降ります」ということで、慌ててそのまま帰宅。京町、春日さんから田町、三崎通を通って4.0㎞。春日さんからは、雨に降られました。冒頭の写真は、15時過ぎの南西の空。ベランダにいても、ちょっと涼しい気がします。

Dsc07028c Dsc07024c  住吉神社。誰も歩いていませんでした。この頃、すでに空模様は怪しかったからでしょう。こんな時に歩いている私は、よほどの物好きか、変人(苦笑)。長良川河口堰の方を見ると、ダイサギが1羽、遠くに見えました。

Dsc07083c Dsc07167c  九華公園には8時前に到着。散歩友達のYさんに会ったものの、冒頭に書いたように雷鳴が聞こえ、涼しい風が吹き始めました。「これはやばい」ということで、早々にショートカットして帰ることに。しかし、鳥見はそれなりに成果あり。左の写真のアオサギさんは、九華橋近くの樹上にいたもの。最近よくここにいます。右のダイサギは、二ノ丸堀に来ていました。ダイサギを九華公園で見るのは久しぶり。

Dsc07154c Dsc07200c  奥平屋敷跡から二ノ丸跡に渡る橋の下には、カルガモさん。以前はよくいたアーちゃんと思います。最近また来るようになりました。さらに、朝日丸跡や野球場南のところにも、アオサギさん。上左の写真とは別の若鳥。神戸櫓跡の松の木によくいたアオサギのような気がします。人が通ると、逃げ、朝日丸跡と野球場南のところを往復しています。

Dsc07240c Dsc07243c  春日さんに立ち寄ったのは、石取祭の準備の様子を見ようと思ったのです。石取祭は、この週末に開催予定。楼門の前にご覧のように仮設の桟敷席が設けられています。春日さんに練り込んだ(渡祭といいます)祭車は、この前で鉦太鼓をたたいて奉納。ここで偶然、出勤途中の同級生K氏に出会い、ちょっとだけ話していたら、雨が落ちてきました。やむなくそのまま帰宅。K氏とは、暑いのと、コロナ感染者数が多いので、ウォーキングは、お盆明けからと話してきました。

Dsc07008c Dsc07003c  ベランダ園芸の様子。サギソウは、先日から2輪咲いていたものに、もう1輪が加わって、3輪になりました。花の向きがそろわなかったのはちょっと残念。サギソウの花は、これで合計10輪になりました。昨年のリベンジは、十分に果たせたと思います。アサガオは、今朝も2輪が咲きました。累計では、6輪。まだ一方の鉢でしか花は付きません。さらに、これまでに咲いたのは全て、この薄い紫色。

Yoidore1 Yoidorelast  余談。年をとってから、時代小説をよく読むようになりました。中でも佐伯泰英さんのものは、ほとんど読んでいます。「文庫書き下ろし」というスタイルを確立された小説家。佐伯さんがお書きになった「酔いどれ小藤次」シリーズが、この8月の新刊で完結したのです。「酔いどれ小藤次」が19冊、「新・酔いどれ小藤次」が25冊、ほかに「小藤次青春抄」が1冊、合計45冊。主人公の赤目小籐次は、背が低く、「もくず蟹」と評されるような風采の上がらない男。大酒飲み。豊後国森藩の下屋敷の厩番でしたが、酒でしくじり奉公を解かれます。しかし、それは表向きのことで、その真意は城中で辱めを受けた主君・久留島通嘉のため、大名4家を相手にたった1人で戦いを挑むことにあり、4家の大名行列を襲い、御鑓を奪った小籐次は、見事主君の恥を雪ぐことに成功したというのが、最初の「御鑓拝借」。最終刊の「御留山」では、主君の参勤交代にともない、豊後国森藩に初めて入った小藤次が、森藩の秘密と藩主の本当の願いに触れます。御鑓拝借から始まった物語が見事に完結したのですが、終わってしまうのは、いかにも寂しい。

2022年8月 3日 (水)

昼過ぎに38.9℃

0803amedas1310c 0803rankingc  今月に入ってもっとも暑くなっています。桑名では、12時49分に38.9℃を記録しました。その前、38.8℃のとき、瞬間的には、全国ランキングトップになっていました。ありがたくはないのですが、鈴鹿山脈を越える風で、フェーン現象が起きると、暑くなるそうです。

Dsc06786c  さて、いつも通り、7時半から散歩。この時点ですでに30℃を超えていたと思います。住吉神社、九華公園、内堀公園、吉津屋町、新築公園から今日もまた、アピタ桑名店へ。文庫本の新刊を1冊買って、八間通、堤原から帰宅。6.4㎞。暑いのに、こんなに歩かなくても良いのにと、自分でも思います。途中、貝塚公園で散歩友達と話しているときに、気温をチェックしたら、すでに34.9℃でした。

Dsc06835c Dsc06890c  九華公園には、今日は、アオサギが2羽。鎮国守国神社の社務所の裏の木に、久しぶりにいたのですが、カメラを向けたとたん、飛び立っていきました(左の写真)。若いアオサギさんなのに、すでに警戒心は一人前。右の写真は、昨日と同じく、九華橋の近くにいました。同じ個体と思います。

Dsc06908c Dsc06934c_20220803132301  奥平屋敷跡では、超証拠写真ながら、カワラヒワ。ほかには、ムクドリたち。割と数は多いものの、やはり暑いようで、嘴を開いています。

Dsc06974c  先日に続いて、カルガモさん。たぶん、あのアーちゃんと思いますが、確信はありません。公園の外周遊歩道を歩いているとき、カワセミを2回目撃したのですが、2回とも矢のように飛んでいってしまい、カメラを構える暇もなく、残念。

Dsc06953c  九華公園には、白い花が咲くサルスベリがあります。普通、サルスベリは「百日紅」と書きますが、白い花のものは、「百日白(ひゃくじつはく)」という言い方があるようです。

Dsc06726c Dsc_0256c  ベランダ園芸、アサガオは、今日は2輪咲きました。これで、これまでに咲いたのは、計4輪。ちょっとスローペース。サギソウは、その後、花は増えていません。9輪がそのまま咲き続けています。右は、もっともあとから咲いた2輪。スマホ写真でも取り方によっては、こんなにキレイに撮れるんだ、と感心しました。

20220803084000c  いささか余談。日本気象協会が、最高気温40℃以上の日を「酷暑日」、また、最低気温が30℃を超えた場合、「超熱帯夜」と呼ぶことを提案しています(こちら)。何ごとも名前がつくと(つまり、概念化されると)、その存在感がはっきりしてきますが、これはあまりありがたくない呼び方のような気がします。気象予報士さん130名に調査した結果だそうです。

Dsc06987c_20220803132301  明日は雨の予報が出ていますので、暑さにも一息つけそうです。しかし、体調管理には気を付けなければなりません。皆様方にも、ご自愛のほどお祈り申し上げます。

2022年8月 2日 (火)

猛暑の中、アオサギ1羽

Dsc06627c Dsc06610c_20220802140401  今朝の天気予報では、最高気温は38℃になるといっていました。朝一番には、家事を済ませ、8時20分を過ぎてから散歩をスタート。この時間、すでに30℃を超えていて、暑い。これはたまらないと、サッサと歩いて、10時には帰宅しようと決意(微少)。住吉神社、九華公園、貝塚公園、内堀南公園、外堀、京町、南魚町、田町、三崎通、桑名七里の渡し公園と5.3㎞。九華公園に着くまでに出会った、散歩をする人は1名だけ。散歩友達は、九華公園と貝塚公園で1人ずつ会っただけ。そうそう、最高気温、14時現在では37.1℃。ちなみに、明日の予想は、39℃!

Dsc06591c Dsc06608c  あまり話題がありません。何度も取り上げましたが、住吉ポンプ場にあるコシアカツバメの巣は、すっかりスズメのお宿になっています。通ると、たいていスズメが巣の入り口から外を眺めています。右の写真は、住吉神社の前から見た北の方角。歩いている人はゼロ。写真の隅に写っている方は、何かの作業にいらした方のようです。

Dsc06662c_20220802140401 Dsc06657c  九華公園には、今日もアオサギが来ていました。九華橋の北東側にある木の上。右の写真で赤丸をつけたところ。散歩友達のYさんによれば、神戸櫓跡の松の木にももう1羽いたそうですが、私が見たときには、そこにはおらず。

Dsc06680c Dsc06675c  奥平屋敷跡のハギ、今日は、少し花の数が増えていました。昨日書きましたように(2022年8月 1日:ハギが1輪咲いていました@九華公園)、8月に咲き始めますが、花はあまりたくさんつきません。その後、9月になると、花が増えます。九華公園も歩く人も、鳥も少なく、セミの天下。クマゼミがほとんど。アブラゼミ(右の写真)もいるのですが、鳴き声がしない気がします。ニイニイゼミを探しているのですが、これまでのところ、鳴き声は聞いたものの、姿はまだ見ていません。

Dsc06701c  貝塚公園からは、暑い上に、花も咲いていませんし、鳥もいませんから、ひたすら歩いて、京町公園で一休み。その後、田町の商店にあるツバメの巣を目指したのですが、なんとなく巣立ってしまったような予感。残念ながら、予感は的中。巣は空っぽ。7月30日の土曜にはまだいましたから(2022年7月30日:今日も九華公園にアオサギ)、日曜か月曜に巣立ったのでしょう。まあ、元気に巣立ってくれたのでしょうから、良しとします。

Dsc06720c_20220802140401  拙宅前まで戻ってきて、小休止。目の前は住吉入江。ソメイヨシノの並木の下にベンチがあり、日陰になっているのです。家の前まで来たのなら、そのまま帰ればいいのにと思われるでしょうが、この場所、景色は好みなのです。散歩帰りにはほとんどここか、写真の左手、諸戸氏庭園の前で一休みします。夏は日陰がありがたいですし、水辺ですから涼しい風が吹くこともあるのです。

Dsc06713c  帰宅後は、エアコンを効かせて、おとなしくしています(微笑)。前期高齢者3年目になったこの夏、猛暑への対応能力が下がったような気がします(≒体力低下?)。朝、暑い中を散歩してくると、昼寝で爆睡していることがあるのです。いやだなぁと思いつつ、夏休みだから、まぁいいかという気もしています。明日も、サッサと散歩に出かけたいと思っています。

2022年8月 1日 (月)

ハギが1輪咲いていました@九華公園

Dsc06357c  8月に入りましたが、相変わらず良い天気が続き、暑くなっています。今日は、35.1℃で、熱中症警戒アラートが発令されています。いつも通り、7時半から散歩。住吉神社、九華公園、貝塚公園、内堀公園、吉津屋町、新築公園、アピタ桑名店、八間通、堤原。この暑い中、なんと6.5㎞も歩き回ってきました。これを年寄りの冷や水といいますが(苦笑)、アピタで買うべき物があったので、やむを得ません。

Dsc06401c_20220801153801  暑い中、まだ8月に入ったばかりなのに、九華公園の奥平屋敷跡では、ハギの花が1輪だけ、咲いていました。秋の七草の1つですから、この時期に咲くというイメージはないかも知れません。しかし、ここのハギは、たいてい8月に咲き始めます。

Dsc06269c  さて、花の話続きで、我が家のベランダ園芸。アサガオは、2輪目が今朝、咲きました。2鉢をつくっていますが、まだそのうち片方でしか、花は咲いていません。

Dsc06295c Dsc06275c  サギソウは、今朝現在で、9輪の花が咲いています。左の写真の1鉢は、茎がスッとまっすぐに立って、花も2輪咲いて、我ながら見事と思います。鉢が置いてあるのが、お隣との隔壁の手前で、背景がイマイチですが、アップすると右の写真のようになっています。

Dsc06309c  歩いていても、野鳥はほとんどいません。今日は、スズメ、ドバト、カラスはほとんど見ませんでした。暑すぎるのでしょう。まともにスズメを見たのは、あの「住吉ポンプ場にあるコシアカツバメの巣」のところ。もうすっかりなじんでいます。

Dsc06327c_20220801153801  桑名水郷花火大会は、ほとんど後片付けも済んでいますが、住吉神社だけは、まだフェンスに囲われていました。手前のところだけ、1ヶ所、フェンスが開いていてお参りはできるようになっています。

Dsc06505c  九華公園には、今日もアオサギが1羽やって来ていました。例によって、神戸櫓跡にある高い松の木のてっぺんにいます。こんな日当たりが良く、暑いところにいなくても良いのにと思います。

Dsc06489c Dsc06422c_20220801153801  奥平屋敷跡へは、カワラヒワが2羽だけ来ていました。ただし、木の上の方の見つけにくく、したがって写真も撮りにくいところ。お腹の模様からすると、幼鳥。ムクドリは割とあちこちで見ます。右の写真は、奥平屋敷跡にて。

Dsc06368c Dsc06370c  土日、九華公園では「2022桑名大夏祭り」が開かれていました。私は行っていませんが、お子さん連れでかなり賑わっていたそうです。今週の土日にも開催されます。お化け屋敷は、そのままになっていましたが、露店はほとんど撤収されていました。

Dsc06569c Dsc06571c  貝塚公園その他では、ムクドリがいたくらい。アピタ桑名店では、「写真はがき」をつくるために「光沢はがき」を買い、ついでに新光堂書店を覗いたら、時代小説の文庫本の新刊を見つけ、買ってきました。この道中で、花火大会のときに臨時駐車場となった立教小学校、精義小学校を回ってきました。写真は、立教小学校の様子。臨時駐車場の料金(整備協力金という名前になっていますが)は、1台¥2,000。高いのか安いのかは、分かりませんが、会場まで、ここから直線距離で1㎞あまりです。

Dsc06573c_20220801153801  帰宅後は、エアコンの効いた部屋で、去年の市民大学郷土史学科のまとめを見直しています。早くに済ませておけば良いのですが、それがなかなか(苦笑)。たいてい次の年の夏休みの課題になっています。ほかには、本を読んだり。夏休み後半(9月)になったら、後期の授業の準備をしようと思っていますが、当分は、夏休み気分を味わうことになるでしょう。

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  • 関裕二: アマテラスの正体(新潮新書)

    関裕二: アマテラスの正体(新潮新書)
    著者の前著『スサノヲの正体』も、興味深く読みました。斬新な着眼点と発想で、思いもかけない結論に至っています。読み物としてはとてもおもしろいという点で、☆を5つとしました。ネタバレになりますから、詳しいことを書くのは控えておきますが、著者は、伊勢神宮に祀られているのは、いわゆる「天照大神」ではなく、別の霊威の強い(祟る)、二柱の神だとしています。祟るが故に、伊勢に放逐されたのだと主張するのです。ただ、著者の肩書きは、歴史作家にして、武蔵野学院大学日本総合研究所スペシャルアカデミックフェローであり、仏教美術に関心をもち、奈良に通ううち、独学で日本古代史を研究したということですから、現在の歴史学や考古学が明らかにした内容と整合性がとれている主張なのかどうかは、私には判断はできかねます。それ故、「読み物としてはおもしろい」と評価しています。 (★★★★★)

  • 小塩真司: 「性格が悪い」とはどういうことか ――ダークサイドの心理学 (ちくま新書)

    小塩真司: 「性格が悪い」とはどういうことか ――ダークサイドの心理学 (ちくま新書)
    タイトルに惹かれて読みました。ただし、初めにお断りしておきますが、図表こそないものの、心理学の専門書といっても良いくらいの、分厚い記述になっていますので、馴染みのない方にとっては読みやすいものではありません。「性格が悪い」ことについて、最近研究が進んできた「ダークな性格」を中心にまとめられています。ダークな性格とは、マキャベリアニズム、サイコパシー、ナルシシズム、サディズムの4つの特性です。これらの特性とリーダーシップ、社会的成功との関連、身近な人間関係中でのダークな性格、ダークな人物の内面、ダークな性格の遺伝、ダークさとは何かについて、文献を引用しつつ論じられています。その上で、性格の良し悪しは、その内容ではなく、どのような結果に結びつくかで判断されるというのが、著者の結論でした。 (★★★★)

  • 和田 秀樹: 老いるが勝ち! (文春新書)

    和田 秀樹: 老いるが勝ち! (文春新書)
    和田秀樹さんは、もともと高齢者専門の精神科医です。浴風会病院というところで35年間勤務され、6,000人以上の高齢者の方を診てこられました。その臨床経験から、高齢者については、理屈通りに行かないと思うことがたくさんあるといっておられます。タバコをたくさん吸っていても100歳まで生きる人もいれば、検査データはすべて正常なのにガンで亡くなる人もいるのだそうです。医者にいわれて血圧その他に注意していたのに、脳卒中を起こす人もいます。和田さんはこの本で80歳を過ぎたら我慢せず、好きな物を食べ、行きたいように生きることを勧めています。また、医療に関わらない方が長生きできる共書いています。不摂生を勧めておられるわけではありませんが、常識にとらわれず、自由に生きた方が楽しみも見つかってよいのではないかと思います。養老孟司先生流にいえば「なるようになる」のですから。 (★★★★★)

  • 彬子女王: 赤と青のガウン オックスフォード留学記 (PHP文庫)

    彬子女王: 赤と青のガウン オックスフォード留学記 (PHP文庫)
    彬子女王殿下の英国留学記です。彬子女王は、ヒゲの寛仁親王のご長女。殿下は、女性皇族として初めての博士号をオックスフォード大学で取得されました。この留学記は、ネットで話題になっていましたので、ぜひとも読んでみたいと思っていました。今上天皇の「テムズとともに」も読んだことがありますが、皇族の皆様は、どなたも誠実で朗らかで、それでいてユーモア溢れるお人柄をお持ちのようですが、殿下も同様でいらっしゃり、それがよく感じられる文章で楽しく拝読し、爽やかな読後感を持ちました。 (★★★★★)

  • 石井光太: ルポ スマホ育児が子どもを壊す

    石井光太: ルポ スマホ育児が子どもを壊す
    タイトルに惹かれて買ったのですが、帯にあるように「衝撃の現場報告」でした。この本に書かれているエピソードのうち、いくつかはこれまでにもマスコミ報道などで接していましたが、これだけのことがらが一度に示されると圧倒されます。現代の子どもたちは、まさに私たちが知っている(知っていた)子どもではなくなっているといえるようです。たとえば、「2歳児のネット利用率は58.8%」「子守歌はアプリで聞く赤ちゃん」「ヘッドガードの制服化」「教室の『アツ』に怯える小学生」「褒められ中毒はエスカレートする」などなど。スマホが登場して16年でその影響は大ですが、子どもたちの特徴に影響しているのはスマホだけではなく、現代社会や、大人達のありようも大きく影響しているといえます。「『将来の夢は交通整理のバイト』と言う女子高生」などはその例でしょう。私が教えている学生も、「『アツ』がすごい」ということがあり、いったい何だ?と思っていましたが、よく分かりました。すでに若い先生方は、デジタル・ネイティブ世代になっていますし、この本に登場する若者達が社会に出て、その中核を担うのも遠い将来のことではありません。これらの若者は、高い情報処理能力を持ち、周囲に適応する力もあり、コンプライアンス能力も高いのですが、それらを認めた上で、彼らが自立した大人になるために何が必要か見極め、それを提供することが必要とされるのでしょう。その意味では、大人の世代にも彼らを適切に理解し、必要な支援を提供する責任があります。 (★★★★)

  • 養老 孟司, 中川 恵一: 養老先生、再び病院へ行く

    養老 孟司, 中川 恵一: 養老先生、再び病院へ行く
    『養老先生、病院へ行く』の続編です。医療とは距離をとっておられる養老先生が、再診のため1年3ヶ月ぶりに東大病院に行かれました。大病から復活された今だからこそ語ることができる老い、医療、健康、死との付き合い方について、養老先生ご自身と、教え子にして主治医の中川恵一先生がお書きになっています。養老先生のスタイルをそのまままねすることは、凡人には不可能であり、よろしくはありません。しかし、健康についての考え方や、死についてのとらえ方などはとても参考になります。私が啓蒙されたことがらは、「健康法は人の数だけ存在する」「養老先生は抜け道の天才」「不連続な体調の変化に気をつける」「具合が悪いときは一週間様子を見ると医者に行くべきかどうか分かる」「お酒はもはや百薬の長ではないが飲む飲まないは自分で決めてよい」などでした。 (★★★★★)

  • 宮口幸治: 歪んだ幸せを求める人たち―ケーキの切れない非行少年たち3―(新潮新書)

    宮口幸治: 歪んだ幸せを求める人たち―ケーキの切れない非行少年たち3―(新潮新書)
    「ケーキの切れない非行少年たち」シリーズの3冊目です。本の帯には「『幸せを求めて不幸を招く人』の戦慄ロジック」とあります。「みんな幸せになりたい」という動機は万人がもつものでしょう。しかし、幸せの形は人それぞれですし、幸せになりたいと強く願うものの、かえって生きづらさや苦悩を抱える人たちもたくさんいます。著者は、人は幸せになりたいが故に、結果的に他人が不幸になることでもやってしまうといいます。さらに、幸せになりたいのだけれど、そのやり方がよくない」と考える、結果的に他人を不幸にする人たちを理解できるともいいます。著者が長年関わってきた非行少年達にもそれは共通するそうです。歪んだ幸せを求める人たちの背景にある要因として、著者は、怒りの歪み、嫉妬の歪み、自己愛の歪み、所有欲の歪み、判断の歪みの5つの歪みを取り上げ、事例も含めて考察しています。これを読むと、こうした5つの歪みは、ごく普通の人びとも多少とももっているものといえます。最終章では、自分と他者の「ストーリー」という概念を用いて、歪んだ幸せを求める事についてどう向き合えばよいか、提案されています。 (★★★★)

  • 森永 卓郎: 書いてはいけない

    森永 卓郎: 書いてはいけない
    他の本を買いに行った時、書店で平積みになっていましたので、思わず買ってしまいました。メディアのタブーに触れつつ、現在の日本が凋落している要因を3つ指摘しています。サブタイトルは、「日本経済墜落の真相」となっています。3つは、ジャニーズの性加害、財務省のカルト的財政緊縮主義、日本航空123便の墜落事件。この3つについては、関係者は皆知っているものの、触れてはいけない、本当のことをいってはいけないタブーになっているといいます。メディアで触れたら、瞬時にメディアには2度と出られなくなるそうです。ジャニーズ問題は、BBCの報道のためにオープンになってしまいましたが、著者の森永さんは、ご自身が病を得られたこともあって、現状を打破するためにこの本を書かれました。財務省による必要以上の財政緊縮政策と、日航123便の事故のお陰で日本がアメリカに対してどんどん主権を失っていったことが、日本経済の衰退の主たる要因と主張しています。たぶんそれは本当だろうなというのが、私の読後感。 (★★★★)

  • 立木 康介: フロイト『夢判断』 2024年4月 (NHKテキスト)

    立木 康介: フロイト『夢判断』 2024年4月 (NHKテキスト)
    何を今さら勉強しているのか? と思われるかも知れませんが、ちょっと前に流行った言葉でいえば、リスキリングに相当するかも知れません。学生時代に読みましたが、しっかり理解したかといえば、アヤシいのです。学生時代からは50年近い月日が経っていますので、その後の研究成果も含め、新しいことがあるだろうと思ったのです。100分de名著というNHK Eテレの番組のテキストです。講師の立木先生は、パリ第8大学で精神分析の博士号を取得され、京大人文科学研究所の教授。精神分析は「昨日までとは違う自分を手に入れるために行う」とおっしゃっていました。この番組でもっとも印象に残ったのは、あの有名な「エディプス・コンプレックス」よりも、今日、重要なフロイトが提案した概念は、「両性性」であるということでした。これは、いかなる個人も与えられた解剖学的性にしばられないセクシュアリティの自由を持つことをうたうものです。この視点に立てば、同性愛も、トランスジェンダーもいわば当たり前の存在であるということになります。これらを踏まえると120年間に書かれた「夢判断」の内容は、きわめて今日的な意義を持ってくると再認識する必要があります。 (★★★★★)

  • 諸富 祥彦: NHK「100分de名著」ブックス フランクル 夜と霧

    諸富 祥彦: NHK「100分de名著」ブックス フランクル 夜と霧
    フランクルのこの本は、改めて紹介するまでもないほど、有名な本です。私も学生時代、霜山徳爾先生の翻訳で読みましたが、ことばでは書き尽くせないほどの衝撃を受けたことを、いまでもよく覚えています。第二次世界大戦中にナチスの強制収容所に収監された経験をもとに、精神医学者・フランクルが、人生の目的を明確にし、その実現に向けて没頭する心理療法を紹介する本です。原題を直訳すると「それでも人生に然りと言う:ある心理学者、強制収容所を体験する」となります。実存心理学の名著であり、極限の環境におかれたとしても、何かが、あるいは、誰かがあなたを待っているということを主張しています。絶望して終わるのではなく、人生が何をわれわれに期待しているのかが問題であり、私たちはそれを学ぶことが重要だとしています。何度か読み直すことによって、人生への理解が深まる気がします。 (★★★★★)

  • 松田 忠徳, 増田 晋作: 枕草子の日本三名泉 榊原温泉

    松田 忠徳, 増田 晋作: 枕草子の日本三名泉 榊原温泉
    榊原温泉は、全国的に有名とはいえないかも知れませんが、名湯です。それは、枕草子に「湯は七栗の湯 有馬の湯 玉造の湯」にある、七栗の湯が榊原温泉と考えられるからです。最近、日本三名泉といえば、有馬温泉/兵庫県、草津温泉/群馬県、下呂温泉/岐阜県とされますが、枕草子に取り上げられたのはそれよりも古く、「元祖日本三名泉」といえます。榊原温泉の湯は、肌がきれいになる「美人の湯」というだけでなく、抗酸化作用もある健康の湯でもあります。この本は、日本一の温泉教授・松田先生と、地元を知り尽くした増田さんの共著で、「何もない」といわれていた榊原温泉の魅力を語り尽くしています。ちなみに、私にとっては家内の実家を知る上で格好のガイドブックです。 (★★★★)

  • 文藝春秋: 定年後に読む不滅の名著200選 (文春新書)

    文藝春秋: 定年後に読む不滅の名著200選 (文春新書)
    この本の帯には「これが定年後の知の道しるべ!」とありますが、私自身はさほど大上段に構えたつもりで読んではいません。どのような本が選ばれているかにももちろん興味はあったのですが、それらがどのように紹介されているかといった方面に興味があって読みました。本を紹介している方々はいろいろな分野で功なり、名を挙げた方ばかり。それらの方がどんな本を読み、どのように唱歌していらっしゃるかが知りたかったのです。ちょっと邪道な読み方ではありましたが、しっかりと楽しめました。 (★★★★)

  • 石田泰弘(編著): 街道今昔 佐屋路をゆく (東海の街道2) (爽BOOKS 東海の街道 2)

    石田泰弘(編著): 街道今昔 佐屋路をゆく (東海の街道2) (爽BOOKS 東海の街道 2)
    さほど本格的に取り組んでいるわけではありませんが、昔の街道を歩くのは好きです。この本のテーマである佐屋路(佐屋街道)も歩きたいと思って調べています。佐屋路は、東海道佐屋廻りとも呼ばれたように、東海道の迂回路でした。江戸時代に東海道宮宿と桑名宿の間を、陸路万場宿、佐屋宿の陸路を経て、佐屋から桑名宿への水路三里の渡しによって結んでいた街道です。実際に歩いて書かれたと考えられますが、旅人目線で書かれたウォーキングガイドです。津島街道、高須道も取り上げられています。部分的には歩いたところがありますが、佐屋路はいずれ、歩いてみたいと思い、計画中ですので、とても参考になりました。実際に歩かなくとも、歴史読み物としても楽しめます。 (★★★★★)

  • 柳瀬博一: カワセミ都市トーキョー 【電子限定カラー版】 (平凡社新書1049)

    柳瀬博一: カワセミ都市トーキョー 【電子限定カラー版】 (平凡社新書1049)
    東京都心にたくさんのカワセミが棲んでいるというのは、最近割とよく知られるようになっています。清流の鳥というイメージがあるかも知れませんが、東京の「野生」環境をうまく利用して繁殖もしています。そのカワセミが暮らす街は東京屈指の高級住宅街ばかりだそうです。すなわちカワセミも、人間も好む環境は同じというのです。カワセミが暮らす街は、人間にとってもよい街ということです。カワセミの存在に気付いたことから、「小流域源流」をキーワードに「新しい野生」と「古い野生」の繋がりを論じています。カワセミの生態も詳しく観察されていますので、私も今までよく知らなかったことが多々書かれていて、興味深く読みました。 (★★★★)

  • 内田 樹: コモンの再生 (文春文庫)

    内田 樹: コモンの再生 (文春文庫)
    私は、内田樹先生の評論が好きで割とよく読みます。「コモン(common)」とは、形容詞としては「共通の、共同の、公共の、ふつうの、ありふれた」という意味ですし、名詞としては「町や村の共有地、公有地、囲いのない草地や荒れ地」を意味します。昔は、ヨーロッパでも日本でも村落共同体はそういう「共有地」を持っていました。コモンを管理するには「みんなが、いつでも、いつまでも使えるように」という気配りが必要になるのですが、近代になって怒った「囲い込み」によって「コモンの私有化」が起こり、村落共同体が消え、集団的に維持されていた儀礼、祭祀、伝統芸能、生活文化が消えてしまったのです。著者は、このコモンを再生することが市民の原子化、砂粒化、血縁、地域共同体の瓦解、相互扶助システムの不在という索漠たる現状を何とかするために必要と考えています。ちなみに、マルクスとエンゲルスによるコミュニズムは、著者によれば「共同体主義」と訳した方がよく、彼らは「コモンの再生」が必要と提言したといいます。「共産主義」と訳されてしまったがため、なんだかよく分からないことになっているのです。「共有主義」あるいは「共同体主義」と意訳してくれていたら、もろもろが変わっていたかも知れないという話には、膝を打ちました。 (★★★★★)

  • 本田 秀夫: 知的障害と発達障害の子どもたち (SB新書)

    本田 秀夫: 知的障害と発達障害の子どもたち (SB新書)
    児童精神科医の本田先生の最新刊です。今回は知的障害が取り上げられています。これまでの本田先生の御著書では、発達障害が主に取り上げられてきたのですが、実は知的障害を持つ子どもたちも一定数存在していますし、発達障害と知的障害を合わせ持つ子どもたちもいます。その意味で、発達に困難のある子どもたちのことをきちんと理解して、適切な支援をする上では、両者を視野に入れることが重要です。著者は、知的障害の支援では、「早く」と「ゆっくり」がキーワードになると書いておられます。これは私もそうだと思います。可能な限り早期から支援を受けた方がよく、一方で、発達のスピードに合わせて「ゆっくり」としたペースで支援をすることが大切になります。発達障害の子どもたちにも「本児のペースに遭わせた支援が必要」とおっしゃる方がありますが、発達障害の子どもたちの理解/支援の上でのキーワードは「アンバランス」です。この本は、発達が気になるお子さんをお持ちの保護者の方、特別支援教育に携わる教員の方々にとって、基本的なテキストといえます。 (★★★★★)

  • BIRDER編集部: お手本でわかる!野鳥撮影術 (BIRDER SPECIAL)

    BIRDER編集部: お手本でわかる!野鳥撮影術 (BIRDER SPECIAL)
    バードウォッチングや野鳥撮影を趣味にしています。とはいえ珍鳥を追うのではなく、主に自宅近くを散歩しながら、いわば「定点観測」のように野鳥を見ています。自分の写真の撮り方を振り返ると、図鑑的に撮ることがほとんどです。なぜそうなのかを考えてみると、研究者の端くれであったことが関わっている気がします。つまり、写真を撮ることを、観察した記録やデータと見ているからではないかということに思い当たりました。野鳥撮影の「幅を広げたい」と思っていたら、この本が出版されました。ざっと目を通したところ、「色とりどりの花と鳥」「木の実レストラン」「やわらかい表情を追う」などさまざまなテーマで鳥とその周辺を撮る方法が載っています。これを参考に、自分の野鳥写真の世界を広げられたらいいなと思える本です。 (★★★★★)

  • 磯田 道史: 磯田道史と日本史を語ろう (文春新書)

    磯田 道史: 磯田道史と日本史を語ろう (文春新書)
    磯田道史さんが、さまざまな分野の達人と歴史についての論賛をしたのをまとめた本です。論纂とは、①人の徳行や業績などを論じたたえること、②史伝の終わりに著者が書き記した史実に対する論評のこと。異分野の専門家同士が議論をすることによって生まれるものは、別次元となり、大変興味深いものとなります。この本がその論より証拠。養老孟司さんとの論賛からは「脳化社会は江戸時代から始まった」という話が出て来ています。忠、孝、身分などは、シンボリズムであり、それらは見たり、触れたりできません。また、関東大震災に遭遇したことは、被害に対する鈍感さをもたらし、それが太平洋戦争につながったという指摘には、なるほどそういう面も確かにありそうだと思わされました。その他、歴史や人間について、実にさまざまな、新しい見方が示され、大変おもしろく読み終えました。 (★★★★★)

  • 保阪 正康: 近代日本の地下水脈 I 哲学なき軍事国家の悲劇 (文春新書 1440)

    保阪 正康: 近代日本の地下水脈 I 哲学なき軍事国家の悲劇 (文春新書 1440)
    本の帯に「『水脈史観』で日本の失敗を読み解く」とあります。「水脈史観」という概念には初めて接しましたが、「攘夷のエネルギーは、いまも日本社会の根底に流れている」という見方です。明治維新後、日本がとりえた国家像は、欧米型帝国主義国家、道義的帝国主義国家、自由民権国家、米国型連邦制国家、攘夷を貫く小日本国家の5つであったが、哲学なきまま欧米型帝国主義国家の道を突き進み、軍事中心の国家作りを推し進めたことが、戦前の日本の失敗の原因であったというのが著者の主張です。それは確かにそうだと思いますが、私には、ほんのサブタイトルにある「哲学なき国家」ということが、現代日本の様々な問題の背景にあるような気がしてなりません。 (★★★★)

  • 佐伯 泰英: 陰流苗木(かげりゅうなえき)~芋洗河岸(1)~ (光文社文庫)

    佐伯 泰英: 陰流苗木(かげりゅうなえき)~芋洗河岸(1)~ (光文社文庫)
    今回も特別に時代小説を取り上げます。この2つ前の本に佐伯泰英さんの「恋か隠居か 新・酔いどれ小籐次(二十六)」を取り上げ、これは佐伯さんの300冊目の「文庫書き下ろし小説」だと書きました。今回のこの本は、301冊目です。しかも、80歳を越えて、さらに新しいシリーズを始められたのです。美濃を食い詰めた浪人・小此木善治郎が、職なし、金なし、住むあてなしながら、剣の達人にしてとぼけた侍であるものの、なんとも頼りになる存在で、親切な住人や大家によって受け入れられた長屋の秘密と謎の渦に巻き込まれるという設定。これまたおもしろそうなシリーズです。毎月刊行で、全3巻の予定とか。第2巻が待ち遠しい内容です。 (★★★★★)

  • 養老孟司, 鵜飼哲夫: なるようになる。 僕はこんなふうに生きてきた(中央公論新社)

    養老孟司, 鵜飼哲夫: なるようになる。 僕はこんなふうに生きてきた(中央公論新社)
    養老先生の新刊が出たというので早速入手し、ほぼ一気に読み終えました。「はじめての自伝!」といううたい文句で、帯には「虫と猫と、バカの壁。考え続けた86年」ともあります。養老先生は、かなりしつこい性格でいらっしゃるようで、疑問に思ったことは「まぁいいか」などと思わず、考え続けてこられたそうです。その結果が、これまでのユニークな著作に結実しています。それはさておき、考え続けた結果、「なるようになる。」というのが、養老先生の現時点での結論だそうです。「なるようにしかならない」ではなく、「なるようになる。」のです。物事は、はっきりとした目的意識があって進むのではないので、「なるようになる。」なのです。忘れてしまったような些事がその後の人生を動かしてきたかもしれないともあります。なるほどと、この本を読み、養老先生の来し方をいささか知ると、納得できます。というか、納得した気になっているだけかも知れませんが…… (★★★★★)

  • 佐伯 泰英: 恋か隠居か 新・酔いどれ小籐次(二十六) (文春文庫)

    佐伯 泰英: 恋か隠居か 新・酔いどれ小籐次(二十六) (文春文庫)
    佐伯泰英さんは、この本で「文庫書き下ろし小説」というジャンルで300冊刊行を達成されました。佐伯さんの時代小説はすべて読んでいます。まさにストーリー・テラーといえる作家で、実に読み応えのある時代小説をたくさん書いておられます。このシリーズは、いったん完結となったかと思ったのですが、この「恋か隠居か」で復活しました(と理解しています)。隠居を考える小籐次ですが、小籐次親子に挑戦状が届くところから始まる物語。今回も楽しめました。 (★★★★★)

  • 安藤優一郎: 15の街道からよむ日本史 (日経ビジネス人文庫)

    安藤優一郎: 15の街道からよむ日本史 (日経ビジネス人文庫)
    街道歩きを少ししています。三重県内では、東海道のほとんど、伊勢参宮街道、美濃街道・養老街道などを歩きました。もっとあちこちの街道を歩きたいと思っていますが、そのときにこの本が出版されましたので、早速入手して読みました。芭蕉の奥州街道、伊勢参宮街道のお伊勢参り、武士の旅日記などの章をとくに興味深く読みました。主要な街道を取り上げることで読みやすい歴史物語となっています。 (★★★★)

  • 大芦治: 心理学をつくった実験30 (ちくま新書)

    大芦治: 心理学をつくった実験30 (ちくま新書)
    「誰もが一度は耳にしたことがある有名実験の背景・内容・影響を紹介、新たな心理学像を呈示する」と帯にあります。心理学全般に関心を持つ社会人を読者に想定しているといいますが、私には心理学史のテキストとして、あるいは、入門段階の心理学を学んだ方がさらに学習を深める際に読む本としてもよいかも知れません。 私自身も、心理学の教科書を執筆したことが何度かありますが、そこに引用する理論や実験については、いわゆる「孫引き」をしてしまったこともよくありました。この本の著者は、可能な限り原典にあたって執筆していらっしゃり、その意味では参考になったところが多々あります。 ところで、著者は心理学の未来にあまり明るい展望を持てないようです。臨床心理士、公認心理師の資格が人気を集め、心理学部などもたくさん設けられました。私自身の勝手な個人的意見を書けば、資格ができると、レベルは下がると思っています。根拠はありません。個人的な印象によるものです。私は実験心理学でトレーニングを受け、臨床心理の分野に進みました。心理学の基本は実験心理学と個人差測定心理学にあると思っています。学部段階からいきなり臨床心理学プロパーに進むのは、相当よろしくないと思います。臨床実践にあたってはその基礎となる確かな、科学的な学問(知見、理論なども含む)が必要です。また、仮説演繹法などのものの見方もきちんと身に付ける必要があります。これらは実験心理学と個人差測定心理学から養われると思っています。 この本は、基礎的知識がない方がいきなり読むのは難しいでしょうが、科学的心理学を学びたいと思う方にはよい参考書となります。 (★★★★)

  • 磯田 道史: 家康の誤算 「神君の仕組み」の創造と崩壊 (PHP新書)

    磯田 道史: 家康の誤算 「神君の仕組み」の創造と崩壊 (PHP新書)
    磯田先生の書く本はどれもとても面白く読めます。といっても、私が読むのは研究書ではなく、新書だからなのかも知れません。この本は、家康がなぜ幕藩体制を創ることができたのか、江戸時代、誰が神君の仕組みを崩わしたのか、幕末、かくして神君の仕組みは崩壊した、神君の仕組みを破壊した人々が創った近代日本とは、家康から考える日本人というものという5つの章からなっています。家康は天下を取ったあとこの国を支配するのに巧妙な仕掛けをつくり、平和な時代が続いたのですが、誤算が生じて、徳川政権が変質し、崩壊に至ったと著者は考え、そのプロセスを俯瞰しています。いろいろな時点で「神君の仕組み」を骨抜きにする人物や政策が表れたといいます。組織が弱体化する姿を見ておくと、自分たちの劣化を防ぐ力が養われると磯田先生は述べています。徳川時代が現在にあたえている影響も多く、その分析も興味深く読めます。 (★★★★★)

  • 多井 学: 大学教授こそこそ日記

    多井 学: 大学教授こそこそ日記
    文庫本を買いに本屋に行ったら、平積みしてあるのを見つけて思わず買ってしまいました。私もその昔、ご同業だったことがあったからです。帯に「いくらでも手抜きのできる仕事」とありますが、私の経験でもそういう人もそれなりにいました。ちなみに私自身は、こき使われたと思っています。さらに「現役教授が打ち明けるちっとも優雅じゃない生活」とも書かれていますが、これはまさに私の体験と同じ。本に書かれていることがらも、ことごとく納得できます。私は、「そうそう!」といいながら読み終えました。大学教授で儲けている人はごく一部などなど。まぁ大学教授の仕事や生活に興味をお持ちの方は、さほど多くはいらっしゃらないとは思いますが、お暇な方にはどうぞ。 (★★★★)

  • 宮口 幸治: 境界知能の子どもたち 「IQ70以上85未満」の生きづらさ (SB新書)

    宮口 幸治: 境界知能の子どもたち 「IQ70以上85未満」の生きづらさ (SB新書)
    「境界知能」という言葉は、専門家はよく知っていると思いますが、一般のご父兄や、小中学校の先生方にはあまりなじみがないかも知れません。IQという指標でいえば、多くの場合70以上85未満の子どもたちがこれに該当する可能性があります。一見したところでは普通の子どもたちと変わりはなく、なかなか気づかれません。しかし、理論的には約14%の子どもたちが含まれますから、本の帯にあるように「日本人の7人に1人」となります。平均と知的障害のはざまにあり、気づかれにくいものの、授業について行けなかったり、友だちと上手くつきあえなかったり、感情のコントロールが苦手であったりして、当事者の子どもたちは苦戦し、辛い思いをしています。発達障害はよく知られるようになりましたが、境界知能の子どもたちにもしっかり目を向け、必要な支援を提供することは喫緊の課題といえます。この本では、境界知能とはどのような状態なのか、教科学習の前に認知機能を向上することの重要性、子どもの可能性をいかに伸ばしたら良いかについて具体的に、分かりやすく解説されています。 (★★★★)

  • 関裕二: スサノヲの正体(新潮新書)

    関裕二: スサノヲの正体(新潮新書)
    タイトルに惹かれて手に入れたものの、序章の記述が私にとっては退屈でしばらく放っておいたり、読み直そうと思ってくじけたりしていました。しかし、そこを乗り越えるとこの本はとても面白くなり、ほとんど一気読みしました。スサノヲ(素戔嗚尊)の正体を探るプロセスでアマテラス(天照大神)の謎も明らかにされて行き、それもとても興味深いものがあるのです。アマテラスは皇祖神とされますが、実在の初代王と言われる崇神天皇はアマテラスを伊勢に追いやっています。また、伊勢神宮を整備した持統天皇だけは伊勢に参ったものの、それ以降明治になるまで、1,000年以上も歴代天皇は伊勢神宮を訪れていません。明治天皇が東京に遷御したあと武蔵国の鎮守勅祭の社に定めたのは、スサノヲの祀られる氷川神社(現さいたま市)です。明治天皇は氷川神社を訪れた翌年に、伊勢神宮を訪れています。そもそも伊勢にいる神はアマテラスなのかという疑問にも立ち向かっている、古代史や神に関心がある方にはお勧め。 (★★★★★)

  • 安藤 優一郎: 大名屋敷「謎」の生活 (PHP文庫)

    安藤 優一郎: 大名屋敷「謎」の生活 (PHP文庫)
    時代小説をよく読みます。捕物帖、市井の人たちの生活、侍の物語、大名の話などいろいろとあります。庶民の生活については、これまでもいろいろな本でかなり知っていますが、大名の生活については分からないところの方が多いと思っていました。タイトルに惹かれて買ったのですが、大名やその家族の生活が詳しく書かれているのではなく、勤番侍の生活、大名屋敷の庭園、御用達商人や豪農、幕末の動乱と大名屋敷などの話が中心でした。それはそれで知らなかったことが多々あり、興味深く読みました。 (★★★)

  • 服部環ほか: 指導と評価2023年10月号(図書文化社)
    「指導と評価」は、日本教育評価研究会の機関誌であるとともに、日本で数少ない教育評価に関する月刊誌です。この号では、教育・心理検査の意義と活用という特集が組まれています。「教育・心理検査の意義」に始まり、WISC-Ⅴ、KABC-Ⅱなどの個別検査の使い方、解釈の仕方、指導への活かし方がそれぞれの専門の先生によってわかりやすく解説されています。特別支援教育の現場でも、きちんとした心理アセスメント所見に基づいた支援を展開することが望ましいのですが、現場の先生方には敷居が高いようです。ご関心がおありの方には、どのように使えるか、どのように考えたらよいかについて基本的なことがらを理解するのに適しています。出版社のWebサイトからバックナンバーとして購入できます。 (★★★★)
  • 石田 光史, 樋口 広芳(ナツメ社): ぱっと見わけ観察を楽しむ 野鳥図鑑

    石田 光史, 樋口 広芳(ナツメ社): ぱっと見わけ観察を楽しむ 野鳥図鑑
    野鳥図鑑はすでに何冊も持っていますが、この野鳥図鑑は、2015年の刊行で、なぜ今までこの存在に気づかなかったと反省するほど便利そうなもの。掲載されているのは324種ですが、それぞれの特徴や、見わけのポイントがパッとわかるようになっています。その鳥の生活型や生息地、食性や羽色、形態などのほか、雌雄、夏羽冬羽、幼鳥などで特徴が異なる場合は、それらについても説明されています。観察したい行動から、おもしろい生態、探し方までもが載っていますし、鳥の鳴き声が聴けるQRコードも付いています。私自身、野鳥の特定がけっこうアヤシいので、しっかり活用しましょう。 (★★★★★)

  • 千枝大志(風媒社): 街道今昔 三重の街道をゆく (爽BOOKS)

    千枝大志(風媒社): 街道今昔 三重の街道をゆく (爽BOOKS)
    「東海の街道」シリーズの第4巻です。「街道歩きのお供に最適の1冊」といううたい文句。内容は、三重の主な街道、近世三重の城郭図・城下図を読み解く、お伊勢参り小咄、伊勢をめぐる〈参詣〉をデジタル化するの4章構成で、まさに三重の街道歩きの参考書としてよいと思います。私自身も県内の東海道、伊勢街道、美濃街道、濃州街道はほとんど歩き、ほかの街道も部分的に歩いていますし、城もここに載っているところはかなり訪ねています。デジタル化も、ブログに写真・記事を載せていますから、出来不出来はともかく、私も取り組んでいます。県内の街道はさらに歩こうと思っていますし、デジタル化にももっと取り組みたいと考えていますので、十分活用できるでしょう。 (★★★★★)

  • 唐沢孝一: 都会の鳥の生態学 カラス、ツバメ、スズメ、水鳥、猛禽の栄枯盛衰 (中公新書)

    唐沢孝一: 都会の鳥の生態学 カラス、ツバメ、スズメ、水鳥、猛禽の栄枯盛衰 (中公新書)
    都市にもたくさんの野鳥がいることを知る人は少ないかも知れません。私がいつも散歩している地方都市の公園では、これまで10年あまりで70種類近くの野鳥を観察しています。都会は自然の少ない人工的な環境にあふれていますが、野鳥たちはもともとの生態を活かしつつこれらにしたたかに適応してい生きています。この本では、カラス、ツバメ、スズメ、水鳥、猛禽を取り上げ、その都会における生態や、活動の変化、人間と鳥との関係とその変化などについて多くの実例や、調査結果をもとに、豊富な写真を使って楽しく読めるようにまとめられています。 (★★★★★)

  • 堤未果: 堤未果のショック・ドクトリン 政府のやりたい放題から身を守る方法 (幻冬舎新書)

    堤未果: 堤未果のショック・ドクトリン 政府のやりたい放題から身を守る方法 (幻冬舎新書)
    「ショックドクトリン」とは、テロや大災害など、恐怖でこくみんが思考停止している最中に、為政者や巨大資本がどさくさ紛れに過激な政策を推し進める悪魔の手法のことです。アメリカでの3.11以来、日本でも大地震やコロナ禍の裏で知らない間に個人情報や資産が奪われようとしているというのがこの本のテーマ。パンデミックで製薬企業は空前の利益を得、マイナンバーカード普及の先には政府のよからぬ思惑があるなどよくよく注意し、自分の生命・財産を守らないといけないというのが著者の主張。「今だけ、自分だけ、お金だけ」という強欲資本主義に負けないようにするには、ちょっとした違和感を大事にし、お金の流れがその裏にないか、また、それで大もうけして回転ドアをくぐって逃げる輩がいないかをチェックすることです。また、政府が何か、大急ぎで導入しようとしたり、既存の制度を急拡大しようとするときは、要注意だそうです。 (★★★★)

  •  奥山景布子: 葵の残葉 (文春文庫)

    奥山景布子: 葵の残葉 (文春文庫)
    いわゆる「高須四兄弟」である徳川慶勝、松平容保、松平定敬、徳川茂栄は、幕末維新の激動期に、結局のところ官軍と幕府とに分かれて戦う運命になったのですが、この四兄弟を取り上げて埋もれた歴史を活写した小説。私自身は、桑名藩主であった松平定敬が取り上げられているので興味を持って手に取った次第。幕末維新は、次々に色々な出来事が起きて、さまざまな人たちの思惑も複雑に入り組んでいるので、小説にするのは難しいと思っていたのですが、隠れた主人公ともいえる高須四兄弟の視点からとても躍動感のある読み物になっています。また、この時期の歴史をより一層深く理解できたという感想も持っています。 (★★★★)