長良川河口堰でササゴイ……コアジサシはゼロ【追記あります(6/5)】
今日までよい天気だそうです。最高気温は、27.6℃。朝、家事をしていて遅くなったのですが、いつもと違うところ、また、オオヨシキリを見たいと思い、長良川河口堰へ。8時25分から1時間20分ほど滞在。帰りには、上之輪新田に寄ってきました。
長良川河口堰、結局、鳥はあまりいませんでしたが、比較的珍しい鳥にも遭遇しました。それは、ササゴイ。河口堰にごくたまにいますし、柿安コミュニティパーク西の堀で見たこともあります。左岸側の下流魚道にいました。もう少し下流側には、アオサギ。
途中、管理橋ではハクセキレイを4羽ほどと、スズメ多数。西側の閘門のところにもアオサギ。ダイサギもいたものの、逃げられました(右の写真)。西側の閘門、魚道にいたのは、これだけ。
十万山の方にオレンジ色の柱が立っています。その上にアオサギ1羽と、川にダイサギらしき姿が2羽。今日は、本当に鳥が少ないのです。コアジサシも、今日は、目撃ゼロ。4月の終わりに10羽ほど、前回は2羽でした。
親水広場では、アユの孵化試験を行う水路のところで、ハクセキレイの親子。ヒナは2羽。左の写真で、雑草の陰に1羽がいます。ヒナを連れていたのは、オスのハクセキレイ。あちこち、飛び回っていました。
親水広場の北端、伊勢大橋の架け替え工事が行われていたところにコチドリが1羽。他にもいないか、探したものの、この1羽だけでした。
親水広場の西側、揖斐長良川の中洲に面したところで、オオヨシキリを探したのですが、声はすれども姿はなし。ただし、今日は、あまり鳴いていませんし、鳴いていたとしても遠くで。その時、目の前に何か出て来たのですが、これは、ホオジロのヒナ。単独で行動していました。2枚の写真は、同じ個体。
管理橋を渡って、東側へ戻ろうとしたら、西側の魚道上流側にダイサギ、閘門下流側にコサギ、それぞれ1羽。という次第で、目的であったオオヨシキリは見られず、コアジサシもやって来ずでした。
ところで、管理橋の西から揖斐川の右岸の河川敷を見たら、こんな光景が展開されていました。といっても、左の写真では小さすぎて分かりませんが……。もう少しズームアップすると、右の写真の通り。自衛隊の車両や、テントが見えたのです。テントの前には自衛隊員と思われる方も写っています。
車両が止まっているところをさらにズームすると、ダンプカー、普通のトラック、幌付トラック、赤十字マークのついた車両、さらにジープも止まっています。少し離れた、伊勢大橋西詰交差点近くには、クレーンのような重機もあります。何かの演習でもするのでしょうか?
車両が止まっているところの下流側には、これらのテントや、仮設トイレ、タンク車も見えていました。いつもと違う、珍しいものがあるときになるのです(苦笑)。
上之輪新田は、全面的に田植が行われていました。それもつい最近という感じ。家内の実家方面ですと、飯米ではなく、米粉を取るための田植は今頃行われますが、このあたりはどうなのでしょう。全面的にと書きましたように、今年は休耕田はありません。4年前、コスモス畑が出現しましたが(2018年10月18日:上之輪新田のコスモス再チャレンジ……河口堰で魚道観察室からコサギ撮影、木曽川へも、2018年10月19日:九華公園にハシビロガモ飛来……3日連続でコスモス畑、近鉄特急「しまかぜ」とのコラボ写真)、それはなさそうです
アオサギを遠くに見つけ、クルマを止めたのですが、その途端に逃げられました。神経質で、逃げ足の速いこと。
さらに、驚いたことに、ケリを合計9羽も目撃。5羽と4羽との2つのグループであったように思います。中央の道路を往復して、眺めてみたものの、巣はありませんでした。すでに大きくなった幼鳥を連れているのでしょうか? 威嚇はしてきませんでした。あれこれ想像はするものの、実際、どうなのかは不明。
今年は、ケリの巣や、ヒナを見るのは、すでに時期的に難しそうです。
上之輪新田に行くと、俄撮り鉄になります(微笑)。今日は、機関車の赤熊(レッドベア)と、特急ひのとり。
【追記(6/5)】 揖斐川右岸では、今日、92式浮橋を用いて渡河訓練が行われたそうです。92式浮橋があるのは、宇治市にある大久保駐屯地の第4施設団という話を聞いて、調べて見たら、令和2年6月1~5日には、津市の雲出川で「渡河訓練」を実施し、中部方面隊の各施設科部隊が参加し、機能別訓練及び総合訓練を実施し、渡河作業の練度を向上させたとありました(こちら)。同様の訓練だったのかも知れません。
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ひらいさん、おはようございます。
昨日は、サギが少々いました。
トビも飛んでいたのですが、あまりうまくは撮れませんでした。
コアジサシは、昨日はまったく見かけませんでした。
どこかで元気にしていて欲しいですね。
オオヨシキリを今シーズンはきちんと見ていませんので、見たいと思います。
ササゴイは、たまに見かけますね。
ところで、自衛隊の皆さんは、幕営されたようですし、舟やボートも川に下ろしていたそうです。
路駐で見学する人もたくさんいたようですね。
投稿: mamekichi | 2022年6月 5日 (日) 11時09分
mamekichiさん、おはようございます!
河口堰遠征お疲れ様でした、堰ではサギも増えてきてそこそこ楽しめるようになりましたね、コアジサシが行方不明ということで心配ですが、どこか別の所で頑張っていると期待しています。オオヨシキリは鳴き声はすれど姿は見えずですね、ササゴイは定期的にやって来る感じですね、自分は最近見てないので、そろそろ会いたくなります。
そして自衛隊、何かの演習なのでしょうか?、ちょっと気になったので本日早朝河口堰を確認、まだ滞在しているのを確認、新1号線橋の工事もひと段落して中堤に抜けられたので、ついでに橋を渡って見て来ました。堤防から見学している人が大勢居ました。
投稿: ひらい | 2022年6月 5日 (日) 08時46分
しばっちゃん、おはようございます。
アオサギなど大型のサギや、猛禽類の飛び姿は美しいですね。
上之輪新田は、名古屋方面から来ると、揖斐長良川の鉄橋を渡り終えて、桑名駅手前で線路がカーブするところの内側にあります。
なかなかの撮り鉄スポットで、ここに行くといつも電車の写真を撮りたくなるのです。
自衛隊の演習、クレーンやダンプカーも来ていましたので、土木関係の内容か?と思いますが、何かをするところまでは見ませんでした。
投稿: mamekichi | 2022年6月 5日 (日) 07時29分
こころんさん、おはようございます。
ササゴイという鳥で、ゴイサギとは別の種類です。
笹の葉に似た飾り羽を持つので、この名前だそうです。
米粉を作る米の品種までは聞いていないのですが、ネットで検索すると、特別な種類ではなさそうです。
乾燥させて、ミルサーなどで分待つにするようですね。
実家の方では、米粉用の米は遅く田植えをすると聞いています。
コスモスは、なさそうですね。
あの時は、見事な景色でした。
石取祭も、水郷花火もありますが、密を避けるなどなかなか大変と思います。
投稿: mamekichi | 2022年6月 5日 (日) 07時27分
アオサギの飛翔の姿は素敵ですね。鳥も興味深いですが、機関車の赤熊(レッドベア)と、特急「ひのとり」の写真も、珍しくてよかったです。自衛隊の演習は何だったのでしょう。以前、夜、自宅の近くを黙々と歩いている大勢の自衛隊員に出会いました。びっくりしました。ちなみに、声をかけてはいけないそうです。後日、自衛隊の人に聞きました。もちろん、声をかけるような雰囲気ではありませんでした。
投稿: しばっちゃん | 2022年6月 4日 (土) 21時50分
こんにちは
いつもありがとうございます
ゴイサギとは違うササゴイという名前の鳥なのですね。
河口堰からも足が遠退いております(^-^;
米粉というのはまた品種が違うのでしょうかね?
使い道はパンでしょうか。
コスモスは無さそうですが
石取や花火はあるようですね。
無事に終えることができたらと思います。
投稿: こころん | 2022年6月 4日 (土) 18時22分