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2022年5月 4日 (水)

イソヒヨドリに何度も遭遇……午後からはMieMUで「名所発見、再発見!~浮世絵でめぐる三重の魅力~」を見る

Img_0043c_20220504190901  5月4日です。祝日ですが、何の日だったかよく分からない気がします。「みどりの日」でした。Wikipediaには、「ゴールデンウィークを構成する休日の一つである」と書いてありましたが、前身は、「国民の休日」でしたから、連休にするためにつくった休日というのが本音のような気がします。それはともかく、ウグイスが一日中鳴いている環境で過ごしています。今朝は、5時過ぎに目が覚め、裏庭に出たら、ニホンジカと遭遇しました。スマホは持っていたものの、写真を撮る暇もなく、シカは山に逃げて行ってしまいました。

Img_0033c Img_0064c_20220504190901  7時50分くらいから散歩へ。いつも通り、町内一周なのですが、今日は昨日とは逆回り。まずは、東の方へ。旅館街の裏手を流れる川には、写真のような沈下橋があります。去年でしたか、このあたりでハクセキレイの幼鳥を見たので、ここに立ち寄ったのですが、今年は見られず。昨日載せたハクセキレイの幼鳥は、この近くで目撃しています。ここからずっと東、圓浄寺の近くで、カワラヒワ。カワラヒワは、水田脇などでよく見るのですが、警戒心が強く、すぐに逃げられます。

Img_0073c_20220504190901 Img_0146c_20220504190901  圓浄寺は、実家の菩提寺。今日も墓参りに立ち寄ったのですが、本堂の屋根の上にセグロセキレイ。昨日もいました。このあたりでは、セグロセキレイをよく見ます。図鑑には「川の上流部によくいる」と書いてあります。お寺の近くの水田でヒバリのオス。このヒバリさん、直前まで「揚げひばり」をしていました。目の前に降りてきたのです。

Img_0178c_20220504190901 Img_0203c_20220504190901  さらに東へ。コンビニに行って、新聞を買おうと思って。途中で、トビが電線に降りてきたのを見つけ、近寄って1枚。これ以上近寄ろうとしたら、逃げられました。近くでは、ヒバリが3~4羽。諍っているようにも見えましたが、さすがにそういうシーンは撮れず。オスのヒバリを撮っただけ。

Img_0228c_20220504190901 Img_0212c_20220504190901  コンビニで新聞とペットボトルのお茶を買って、西へ戻る途中、水田脇の道路でスズメの幼鳥。今シーズン初めて、スズメの巣立った幼鳥を見ました。嘴が黄色く、ほっぺたの黒いところがほとんどありません。

Img_0309c_20220504190901 Img_0289c_20220504190901  昨日、ツバメが巣を作っていた温泉コスメの工場SAKURAのところ。巣の新築作業は進んでいるようでした。ツバメはいたものの、巣を作っているところは撮れず。SAKURAの近くでイソヒヨドリのオス。昨日も見たのと同じ個体と思います。このあたりを縄張りにして、移動しているようです。

Img_0385c_20220504190801 Img_0403c_20220504190801  SAKURAの西にある農民研修所。市役所の出張所も兼ねています。その裏手でコシアカツバメが巣をつくっていました。ここには、コシアカツバメのものと思われる古い巣もたくさんあります。今日、親ツバメが来ていたのは、ここだけのようです。今日は、ここからさらに西へ。青山高原へ入っていく道のところまで行って榊原川沿いの細い道へ。そのあたりから西の山を見たのが、右の写真。笠取山という風の名所で、風力発電の風車がたくさんあります。

Img_0435c_20220504190801  ずっと戻ってきて、掛子橋から上流を見ると、ダイサギが2羽。この橋の下流では、カワガラスを何度も見たのですが、今回はまだ見られず。また、4年前にはオシドリも見たのですが(2018年5月5日:オシドリ発見、歴史散歩と高田本山専修寺へも……家内の実家へ(5/4、5))、何もいませんでした。

Img_0534c_20220504190801  家内の実家まで戻ってきたら、またもやイソヒヨドリのオスが登場。私と一緒で、町内一周をしているのかも知れません(微笑)。

Dsc_6418c Dsc_6420c  午後からは、三重県総合博物館へ。現在開催されている「第30回企画展 名所発見、再発見!~浮世絵でめぐる三重の魅力~」を見てきました。江戸時代の三重は、東海道が通っていたほか、伊勢神宮、さらに熊野や西国三十三所の参詣に、多くの人々が集っていました。名所もたくさんあったのですが、それには、挿絵付きの地誌『伊勢参宮名所図会』や広重らが描く宿場や二見浦などの浮世絵(名所絵)が大きな役割を果たしました。それらを紹介する展覧会。娘と二人で出かけてきました。ちなみに、去年のゴールデンウィークは、三重県立美術館で「若冲と京の美術―京都 細見コレクションの精華―」を見ています(2021年5月3日:実家でも散歩(微苦笑)……県立美術館で若冲も見る)。

Dsc_6422c  博物館へ行くと、オオサンショウウオのさんちゃんに会ってこなくてはなりません。2階のミュージアム・ショップの近くにある水槽に棲んでいます。身長118センチ、体重10.2キロだそうです。夜行性で、昼はじっとしているようです。食事は1ヶ月に重さ100gの魚3匹だそうで、かなりの省エネ。うらやましい。ちなみに、旧三重県立博物館時代から、飼育展示されています。名張市でケガをしていたところを保護され、それ以来20年以上にわたって博物館にいます。博物館の約42万点を数える収蔵資料のうち、唯一生きている資料だとか。

3132a6826caf048bf186 1651648061776c  帰る前にミュージアム・ショップに寄って、今日の企画展の図録(¥1,100)と、「関の戸」をゲット。「関の戸」は、今週末、東海道ウォーキングで行く関宿にある深川屋さんがつくっている銘菓。江戸時代の寛永年間より作り続けられています。深川屋は「忍びの隠れ蓑」だそうで、関の戸は、忍者の末裔・服部伊予保重により考案された餅菓子。私は、三重県に来てしばらくの頃に初めて食べて以来、好きな菓子の一つです。これ実は、先日の東海道ウォーキングで、亀山駅で買おうと思ったお菓子(2022年4月23日:20220423東海道ウォーク「井田川~亀山」(予告編))。

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