コアジサシの求愛給餌とオオヨシキリ@長良川河口堰
晴れるかと思ったのですが、終日、曇天。風もややあったのですが、プチ遠征。いつもの散歩コースでは、コゲラとツバメ、スズメのヒナくらいしかいませんし、気になって、見たい鳥たちもいるからです。7時15分に出て、上之輪新田、長良川河口堰方面を回って来ました。
まずは、長良川河口堰で見てきたこちらから。コアジサシ。曇天で、イマイチではあるものの、左の写真は、求愛給餌シーン。ただし、このカップルは、すでに関係が成立していたようです。右の写真は、給餌シーンよりも前に見られた、たぶん交尾シーンではないかと思います(しかし、自信はありません)。
コアジサシは、長良川河口堰の親水広場から見えるところに。しかし、今日見たのは、実数で10羽ほど。ずっと以前のようにたくさん来るということはなくなりました。このあと、管理橋を渡って長良川左岸に戻る途中、ダイビングが見られないかと来したのですが、管理橋あたりでは、今日は飛んでいませんでした。
そして、もう一つ、長良川河口堰では、オオヨシキリ。いつもの散歩コースで揖斐川の堤防を歩いていますと、揖斐長良川の中洲から盛んに「ギョギョシ ギョギョシ ギョギョシ」あるいは「ケケス ケケス カイカイシ」などと聞こえてきます。これが聞こえると見たくなるのです。今日は、中洲の揖斐川に近い方にしか姿が見えず、600mmで撮って、かなりトリミングしました。
さて、話を始めに戻して、上之輪新田。水が入って、代かきが行われたところもありました。前回、ケリが巣をつくって座っていたあたりも(2022年4月30日:ムナグロの日……コアジサシは超証拠写真)、代かきがされてしまい、巣は見つけられませんでした。右の写真は、前回、巣があったあたりにいたケリ。遠くからは巣に就いているように見えたものの、そうではなく、残念。
ケリは、あちこちにおり、合計8羽ほどが見られました。くまなく探してはいませんが、見た範囲では巣はありません。警告してくるケリもいませんでしたので、巣もなく、ヒナもいないと思われます。コチドリらしき鳥も1羽(右の写真)。
これまた遠くにシギが降りて来ました。大トリミングしましたが、イマイチ(苦笑)。タシギのように思われます。さらに、アオサギさんもやって来ました。もっとあちこち丁寧に見回った方がよいのでしょうが、長良川河口堰が気になったので、20分ほどで切り上げ。
7時45分から2時間近く、河口堰にいました。半分以上は、コアジサシとオオヨシキリ観察。東側の魚道、上流側にはコサギ1羽。
下流側には、管理橋のすぐ下にアオサギ、コサギ。このアオサギさん、視線がこちらに向いた気がしたものの、逃げませんでした。こういうフレンドリーな態度、好ましいですねぇ(微笑)。コサギは2羽いました。いずれも斜め上からの写真。右の写真のコサギさんは、婚姻色を呈しています。
こちらは、もう1羽のコサギ。アオサギもコサギも、水面からはかなり高いところにいました。これでは、エサはゲットできません。ダイビングするにしても、水の流れが急過ぎる気がします。
河口堰西側の魚道。下流側では、ダイサギさんが大股開き。上流側では、魚道に降りているコサギが合計5羽。次から次へと獲物をゲットしているコサギさん(右の写真)。
親水広場では、コチドリ1羽。「ピウ ピウ」という鳴き声が遠くまでよく聞こえます。しかし、全長16センチと大きくないので、探すのに苦労することがよくあるのです。ハクセキレイも1羽。
さらに、今の時期、いつもは見ないのですが、オオバンが1羽。また、こちらも例年なら見なくなるのですが、カルガモが3羽(写真は割愛)。
ブロ友のひらいさんが、ケリ情報をくださったので、それを含めて何ヶ所か回って来ました。教えていただいたところでは、ケリは見られず。生きものですから、いるとは限りません。左の写真は、教えていただいた、あるところの近くにいたケリ。1羽のみで、このケリも、私には威嚇も、警告もしてきませんでした。ウ~ン、今年、ケリのヒナは見られるのでしょうか?
オマケ。毎日になっていますが、さほど変わりはありません(苦笑)。サギソウは、わずかに成長した気がします。測定はしていませんので、あくまでも印象。アサガオ、3鉢あるうちこの鉢は昨日に比べてもかなり成長。庭があれば、植え替えたいくらい。ベランダ園芸ですから、近いうちに間引かねばなりません。
今週のdutyは、水曜日の江戸橋での仕事のみ。「散歩生活、ときどき仕事」ですから、あとは散歩生活。読書と、桑名の歴史の勉強。市民大学郷土史学科の第1回のまとめは、一通りできましたので、チェック中。「久波奈名所図会」の個人的解読もボチボチ進めたいところ。そうそう、来週は、講演会を1つ頼まれていますし、来月の東海地区K-ABC研究会の研修会ではコメントせねばなりません。これらも忘れないようにしないといけません。
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コメント
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ひらいさん、こんばんは。
河口堰でずっとコアジサシを見ていました(微笑)。
久しぶりに求愛給餌シーンを撮れました。
オマケは、多分そうだろうと思うのですが、自信はありません。
オオヨシキリは、なかなか見つけられません。
伊勢大橋の工事が終わると、親水広場の北側に近いところにもでてくると思います。
サギ山も行きたかったのですが、時間切れでした。
また、来週末にでも行ってみたいと思っています。
河口堰もそれなりに集まっていました。
コサギがほとんどで、アオサギはいませんでした。
上之輪新田のケリは、ちょっとかわいそうでした。
これもまた、来週末ですね。
サギソウ、5鉢も買いました(笑)。
これだけあれば、何とかなるでしょう。
それと、昨直前になったら、家内の母親に進呈しようと思っています。
ほかにアサガオ3鉢、おつまみ枝豆1鉢もつくってしまい、苦情を言われています(爆)。
投稿: mamekichi | 2022年5月15日 (日) 20時38分
しばっちゃん、こんばんは。
田んぼにいる白い、割と大きな鳥はサギだろうと思います。
白いサギは、大きさによって、ダイサギ、チュウサギ、コサギと3種類いますが、普通によく見られるのはダイサギとコサギです。
最後の写真は、「アユのぼり」です。
長良川河口堰のところは、アユが遡上します。
アユが遡上する期間は、吹き流しがこの「アユのぼり」に替わるのです。
アユなどが往き来できるように、河口堰の両岸に魚道があります。
投稿: mamekichi | 2022年5月15日 (日) 20時32分
mamekichiさん、こんばんは!
遠征お疲れ様でした、河口堰、コアジサシが集まっているようですね、求愛給餌も素敵、オマケはとりあえずノーコメント。(笑) 今週は行かなかったのでまた次週以降確認してみたいです、オオヨシキリは鳴き声は良く聞こえますが、姿を見るのは難しいですね、サギたちも集まり始めてますが、この時期は子育て真っ盛りと言う気もしますが個体により色々なのでしょうか。
水田のケリはちょっと可愛そうですね、と言っても田んぼなので仕方なしですが、こちら側も確認されたようですが、TAKANO裏以外は最近確認してないので、どうなっているのか気になります、TAKANO裏は順調だと思いますが、抱卵期間がちょっと長い気もします。車で行くと抱卵も良く確認出来ますが、自転車だと怒られます。(笑)
今年はサギソウが咲くと嬉しいですね、自分もマメに頑張ってます。
投稿: ひらい | 2022年5月15日 (日) 20時25分
私の近所の田にも白い鳥が時々立っています。コサギ?の一種でしょうか。ところで、1番最後の写真は、鯉のぼりの変種?ですか?
投稿: しばっちゃん | 2022年5月15日 (日) 20時23分