雨読の日……市民大学郷土史学科の受講決定通知が届き、喜ぶ
天気予報通り、朝からずっと雨になっています。「晴耕雨読」ならぬ「晴歩雨読」ですから、早々に散歩は断念。午前中は、非常勤の授業で使うパワーポイントのファイルから、配布用のレジメをつくっていました。授業の内容そのものは、一通りできあがっていますので、今日は「配布用のレジメづくり」です。そのレジメ、多少、ストックを作っておかないと不安になるのです(苦笑)。取り敢えず4回分をつくってあったのですが、5回分を追加して、9回目までの分をつくり終えました。実際には、pdfにして保存してあります。
「雨読」の合間には、土曜日の管理組合理事会で決められた仕事をいくつか。業者さんやら、管理員さんやらにいくつかお願いを済ませました。また、昼前には、エレベーターは動いていなかったものの、運動もかねて、駅前まで用事を済ませに出かけてきました。往復1.5㎞、往復とも階段昇降(微苦笑)。歩いた距離は短いものの、それなりに運動になりました。
ところで、今日は、今年度の「市民大学郷土史学科」の応募抽選の発表日。たぶん大丈夫だろうとは思っていたのですが、やはり結果の連絡が届くまでは気になっていました。お陰様で今年度も無事に履修できることになり、一安心。平成29(2017)年に「公民館デビュー」を果たしてからこれで、6年目(2017年5月8日:公民館デビューを果たす(微笑)……「俄歴史案内人」にもなりました(苦笑)【付記あります(5/9)】)。5月から12月まで計7回の講座で、受講料が¥3,000。今年度のテーマは、「桑名の史跡を深堀りする-『久波奈名所図会』を中心に-」です。久波奈名所図会は、江戸時代につくられた桑名の名所、霊跡、神社、仏閣、風俗、行事、その他の案内。出版には至らなかったようですが、編者は長円寺の学僧魯縞庵義道が編集し、挿絵は工藤麟溪。諸国名所図会本に倣ってつくられています。享和2(1802)年に完稿。
実は、この「久波奈名所図会」については、昨年から一人でボツボツと読んでいました(たとえば、2021年8月9日:温帯低気圧の影響で、強風の1日)。上中下の3巻本で影印校注本が出ているのを古本で入手し、現在、中巻の途中で、ペースダウン中です(苦笑)。
ずっと散歩を続けていますが、いずれは、この「久波奈名所図会」を手に、そこに載せられた名所などを訪ね歩きたいと思っているのです。
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コメント
しばっちゃん、おはようございます。
「久波奈名所図会」の原文は、古文書が読めないと読めませんが、釈文ということで、描き直したものが影印校注本に載っていますので、それを読んでいます。
我が家の周りも沢山出て来ますし、今も、例えば桜の名所になっているところなども載っています。
老後(?)の楽しみ。
去年の今頃は好天が続いていましたが、ゴールデンウィークに入る頃2日ほど雨が続いていました。
今年は、この先1週間の予報はあまりよくありませんね。
投稿: mamekichi | 2022年4月19日 (火) 06時52分
「久波奈名所図会」を手に、そこに載せられた名所などを訪ね歩くなんて、素敵ですね。きょうは寒かったです。昨年はこんなに天候が悪くなかったと思うのです。雨も降った記憶がありません。なぜなら、私は松葉杖生活だったからです。松葉杖をついて傘をさしたことはなかったです。その点、恵まれていました。
投稿: しばっちゃん | 2022年4月18日 (月) 20時24分