シカとの接近遭遇、18年ぶりの金比羅山登山にいつもの散歩
寒い、寒いといいつつも、実家暮らしを満喫しています(微笑)。今日も朝8時からは散歩。娘がお供。娘の目的は射山神社。4㎞で町内一周。昼前、かねてからこの正月の間に登ろうといっていた、実家のすぐ東にある金比羅山に登山。とはいえ、標高152.3mという「超低山」。善福寺というお寺近くの表参道から登り(約15分)、裏参道から降りてきました。実家からは往復で合計40分ほど。さらに午後、以前からあった鳥のエサ台にミカンその他をおいて、鳥が来ないか観察していたら、鳥は現れなかったものの、実家裏、東の山にシカを発見! という1日でした。
まずは、シカとの遭遇。その前振りに、鳥のエサ台の話。これは、以前、愚息がつくって実家の裏庭においていました。左の写真のように、食塩不使用のミックスナッツを砕いたものと、ミカンを半分に切ったものを用意。遠景は右のような感じ。左端に写っている白いものは、Wi-Fiカメラ。愚息が買ったもの。スマホからリアルタイムで監視できますし、動きを検知すると録画されます。これで遊ぼうと、実家の裏口で見ていたら、エサ台の奥の山に動くものを見つけたのです。
最初は人かと思ったのですが、あんな斜面に人が来ることはまずありません。よくよく見ていたら、まずは、左のようなものが木々の間に見えたのです。「これは!」とピンときました。シカのお尻と同じ。少しずつ右上の高い方へ異動しながら、地面に顔をつけている様子が見えます。
じっと待っていると、こちらに気づいたようで、シカが我々をガン見(笑)。しばらくシカとにらみ合いをしていました。私には2頭しか見えませんでしたが、息子は4頭がいたといいます。
その2。金比羅山登山。冒頭に書きましたように、標高は152.3m。いつぞや私が登った多度山の半分以下。左の写真は、大晦日の散歩中、金比羅山の南から撮ったもの。頂上に金毘羅宮が祀られていますので、この名前。家内が、正月に登るといっていたのですが、私は本気にはしていませんでした。今日、散歩から帰ったら、「今日は暖かそうだから、登る!」と(爆)。
実家の東にある善福寺という真宗高田派のお寺の近くに表参道の登り口があります。うっかりすると、見逃しそうな登り口です。いきなり急な階段になっています。実は、ここに登って、参拝するのはかなり久しぶり。子どもたちが小学生か、中学生くらい以来。ブログの過去記事を確かめてみますと、2006年の元旦に登っていました(2006年1月1日:散歩始め)。平成でいうと18年の元旦。16年前ですから、私は当時50歳。今から思うと、まだ若かった(苦笑)。
参道はよく整備されていて、登りやすくなっています。ただし、勾配はかなり急。子どもたちはさすがに若い! 勢いでサッサと登っていってしまいました。われわれ夫婦は、途中、何度か休みながら行きます。途中、榊原の町がよく見下ろせる場所もあり、和みます。
登り始めて約15分でなんとか頂上へ。頂上には、金比羅宮が祀られています。なぜここに金毘羅宮があるのか、と思われるでしょう。この金比羅宮は、四国の金刀比羅宮からお札を受け、射山神社の宮司さんに相談したら「海の見える高い山に祀りなさい」といわれ、ここに祀ったものと伝わっています。ただし、四国の金刀比羅さんには、「刀」という文字があるのですが、この榊原の金比羅さんには「刀」の文字がありません。その訳は、「お札はもらってきたけど、刀は忘れてきた」とか。
頂上は、木々が茂っていますが、眺望は聞き、伊勢湾や、青山高原などがよく見えます。ちょっと曇っていましたので、今日は眺めはイマイチでしたが、左の写真は榊原の町、右は伊勢湾方面。
帰りは裏参道へ。こちらは、一応クルマも登れるようになっており、参道や社の整備、正月の行事の時などは軽トラが登ってくるそうです。
国立病院機構榊原病院のところへ降りてこられます。ここは精神科専門の病院。昔、国立療養所S病院に在職していたとき、職員の方と交流がありましたし、入院患者さんを連れて受診に来たこともあります。ちょっと大回りして、善福寺方面に戻って帰宅。
その3。話は最初に戻ってという感じ。8時からの散歩。津の最低気温は4.8℃、最高気温は12.7℃で風もなく、暖かくなりました。いつも通り、西回り。貝石山、射山神社、誓願寺、圓浄寺と4.0㎞ほど。
貝石山は、約1500~2000万年前(新生代)の化石が出土するため、この名がついています。もともと、射山神社のご神体だったと思われ、貝石山の名がつくまでは射山(湯山)と呼ばれていました。麓には榊原川が流れ、散歩コースには、湯香里橋、掛子橋があります。以前、おしどりを見たことがありますし、今回は毎日セグロセキレイとカワガラスを見ています。今日もこれらはいました。
毎日来ている射山神社。リンク先にもありますように、最近は女子のパワースポットとして人気があります。実は、娘もこれを狙って、今日は早起きして、私に着いてきたという次第(微苦笑)。
誓願寺。創建は不詳ですが、古くから信仰の対象になっていた寺院で、御堂には十一面観音像(本尊)や三十三観音像、閻魔像、阿弥陀如来像が安置されています。諸像は、江戸時代初期から中期に彫り込まれたものだそうです。当時は、現在の境内より南西約400mの地にあったのですが、その後、現在地に移され、周囲の観音堂や十王堂に祀られていた仏像が集められました。
榊原口バス停付近で、三重交通のラッピングバス。おやつタウンのラッピングになっています。たぶん津地域でしか走っていないと思います。おやつタウンには行ったことはないのですが、実家からは8㎞弱。クルマで10分あまりのところ。
圓浄寺も4日連続のお参り。娘は、射山神社から帰るかと思ったら、全行程、私に着いてきました。一人で帰るのが嫌なのだそうです(笑)。圓浄寺近くの榊原川・尺ヶ寺橋のところで、ダイサギが2羽。セキレイもいたものの、詳しくは確認できず。
圓浄寺から戻る途中、県道交差点のところの山の神に、祭りの準備がしてありました。榊原ではいちばん身近な神様です。毎年、1月7日に各地区毎に皆さんが集まり、当番が準備をして夜が明けきらないうちから火をたき、餅を焼き、山の神を呼びます。山に閉じ込められている山の神さんを1月2日に奉納した大カギで引き出すというのです。
このあとは、娘の知らないスポットへ。榊原にも、沈下橋があるのです。旅館清少納言の裏手を流れる榊原川にかかっています。この年末年始の散歩でも毎日来ています。アオサギがいたり、セキレイがいたりします。この近くには、現在の温泉の泉源地もあります。
10時頃帰宅。途中、あちこちでトビが旋回するのを見ました。最多で3羽が同時に。左の写真は、圓浄寺の近くにて、右は、帰宅してから、旅館清少納言の裏の電柱に降りたところ。
午後から、エサ台にエサを置き、Wi-Fiカメラを設定していたときにもトビはよく飛んでいました。しかし、いかんせん超望遠コンデジで飛びものを撮るのは、難しい。右は、やはり旅館清少納言の裏にある電柱に降りたところ(上の写真とは別)。
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