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2022年1月22日 (土)

ウグイスの証拠写真……桑名市博物館で「やまと絵のしらべ―帆山花乃舎と復古大和絵―」

Img_0724c_20220122170801  今日も朝は冷え、氷点下1.0℃でしたが、日中は10℃を超えています。夜中に息子が「地震が来る」と言って起こしに来て、睡眠不足。朝6時まで寝ていました。桑名と、家内の実家のある津とをYahoo!防災速報に登録しているのですが、津に関しては「緊急地震速報」が届き、震度3の予想でしたが、幸い震度1で済みました。いつもよりやや遅れ7時50分から散歩開始。住吉神社、九華公園、貝塚公園から桑名市博物館に立ち寄り、京町、常信寺、寺町と5.6㎞。帰宅は11時過ぎ。「どこをウロウロしているの?」と叱られました(苦笑)。博物館で今日から始まった「やまと絵のしらべ―帆山花乃舎と復古大和絵―」を見てきたのです。

Img_0305c_20220122171101 Img_0343c_20220122171101  住吉水門の内側にも、外側にもヒドリガモがいました。内側に2ペア、外側に1ペア。揖斐川には、今日もあちこちにカンムリカイツブリの姿が見えます。その数、合計4羽。

Img_0379c  九華公園には8時10分に到着。北門あたりには、ムクドリや、カワラヒワがいました。北門近くの堀に今日は、ハシビロガモが5羽とキンクロハジロ1羽、オオバンも1羽。コサギが上空を通過していきました。

Img_0401c_20220122171001  奥平屋敷跡。散歩友達はWさんと、前管理人のOさん。この頃、ここに来る鳥はかなり少なくなっています。ドバトは多いのですが、スズメはほとんど来ていません。ヒヨドリや、ムクドリもあまり来ません。今日もなかなか来なかったのですが、8時半頃にカワセミが2回ほど近くを通過。9時近くになってモズのオスがやって来ました。これでまぁ、満足。

Img_0417c_20220122171001  二の丸跡で鳥の巣が落ちているのを見つけました。月曜日に奥平屋敷跡で見つけたのと同じような巣(2022年1月17日:梅のつぼみが膨らんで来ていました)。近くに松の木が何本かあります。そこにつくられていたカワラヒワの巣かと思います。ちなみに、この写真に写り込んでいるのは、散歩友達犬のJちゃん。女の子です。いつも寄ってきてくれ、「撫でてちょうだい」というのです。

Img_0424c Img_0487c_20220122171001  ユリカモメ、今日は34羽。例年に比べると少なめですが、今シーズンは多くてもこれくらい。今日は、餌をやる人が何組もあって、ユリカモメは大忙しでした。カモは、写真を撮ってきませんでしたが、合計68羽。ハシビロガモが12羽と他はキンクロハジロで、今日は、ヒドリガモは見当たらず。吉之丸堀にかかる橋を渡っていたら、またもやカワセミが通過。野球場南のしだれ桜の木に止まりました。遠くて、超証拠写真しか撮れず、割愛。

Img_0452c_20220122171001 Img_0529c_20220122184501  再び北門の堀を見に行くと、コサギが降りていました。本丸跡では、カワラヒワが6羽ほど地上に降りてエサ探し。カワラヒワは、公園の外周遊歩道の南でも登場。今日はよく見ました。カワラヒワの近くには、メジロも来たものの、ピンぼけ写真連発。

Img_0538c_20220122184501 Img_0592c  貝塚公園では、証拠写真ながら、ウグイスを捉えました。こんな写真ではあるものの、ここまで撮れるのは珍しい。その他は、ジョウビタキのメス。公園を出たところで、散歩友達のSさんに遭遇。

Img_0637c_20220122170801  内堀公園で一休みし、「そういえば、今日から新しい展覧会だ」と思いだし、このあと桑名市博物館へ。冒頭にも書きましたが、今日から2月27日まで「やまと絵のしらべ―帆山花乃舎と復古大和絵―」が開催されます。高校生以上は、入館料が¥500。桑名市博物館の前身・桑名市立文化美術館の開館50年を記念した展覧会です。

20220106185308  帆山花乃舎(ほやま・はなのや/1823-1894)は桑名にある、りん(舟ヘン+侖)崇寺(りんそうじ/真宗高田派)の住職を務めるかたわら、幕末から明治にかけて“王朝的な美意識”を特徴とする復古大和絵派の絵師として活躍した画僧です。幼いころから絵を好んだそうで、浮田一蕙渡辺清らに師事して土佐派の絵を学んでいます。この展覧会では、桑名市博物館の花乃舎作品とともに、国立博物館所蔵作品の復古大和絵派を代表する絵師たちの作品が見られます。左は展覧会のポスター。桑名市博物館のサイトからお借りしました。余談ではありますが、作品を見ていたら、桑員ホームニュースの記者さんから声をかけられ、写真のモデルになってきました(微苦笑)。2月12日発行のものに載るそうです。

0122yamatoe0 0122yamatoe1  自分の記憶のために出品リストを載せておきます。花乃舎が描いた出品#35の屏風「桜狩」「紅葉狩」の説明に「旧桑名藩主・松平定晴」という方の名前が出て来て、どこかで読んだ記憶はあったものの、思い出せなかったので、質問して来てしまいました(苦笑)。正確には「旧桑名藩主」ではありません。松平定敬の四男で、定教の養子(定教長女・榮子と結婚しています)でした。

0122kuwanacastle  博物館で「桑名城」と題した資料を販売していました。私にとって、これは買うしかありません。¥300。桑名城の歴史についてコンパクトにまとめられ、また、年表が付いています。令和元(2019)年度の市民大学郷土史学科で「城と城下町」の講義を聞きましたが(2019年5月13日:シジュウカラとツバメのヒナ……午後からは市民大学講座「城と城下町-桑名城を中心に-」へ)、それと関連深い内容です。

Img_0645c_20220122170801 Img_0690c_20220122170801  博物館には30分ほど滞在。京町公園で一休みし、常信寺へ。梅はまだでした。寺町の河津桜のつぼみは多少大きくなってきた気はしますが、こちらもまだまだ。住吉入江まで戻って来たら、ツグミがソメイヨシノの木にいました。

Img_0483c_20220122171001  明日は、この間の日曜のリベンジで町屋川でバードウォッチングと行きたいところですが、潮の具合がイマイチ。四日市港潮汐表では、満潮が9時21分、干潮は15時11分。どうしようか思案中。写真は、九華公園の吉之丸堀。

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コメント

ひらいさん、おはようございます。

ウグイスは、九華公園でも地鳴きがよく聞こえて来ます。

梅のつぼみは、散歩コースではまだ和すかに膨らんだかな? というくらいですね。
早く暖かくなって欲しいと思います。

カワラヒワはいますが、ハクセキレイはちょっと少ない気がします。

河口堰その他は、私も、このところ出かけていません。
今日は、町屋川の堤防工事が終わって、車が入れるようになったというので、見てきましたが、あいにく満潮を少し過ぎたくらいで、水鳥はほとんどいませんでした。

午後からは雨模様ですね。

投稿: mamekichi | 2022年1月23日 (日) 10時47分

mamekichiさん、おはようございます!

ウグイス登場ですね、まだ寒いですが、そろそろ梅が咲くかもしれないので、少しずつ暖かくなってくれる事を期待しています。
そういえばこちらでは最近カワラヒワもハクセキレも見かけなくなりました、寒すぎてどこかに行ってしまったのでしょうか。今週は散歩にすら行ってないので、河口堰がどうなっているかも気になるところです。
今日は余り天気が良くなさそうですね、午後から買い物に行かなければならないので、ついでに散歩と思っていたのですが、ダメっぽいです。

投稿: ひらい | 2022年1月23日 (日) 09時11分

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