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2022年1月16日 (日)

火山噴火による津波に驚く……散歩ではシメ、カワセミ

Img_7153c_20220116161601 町屋川の堤防工事が日曜休工というので、バードウォッチングに行こうと思っていました。しかし、夜中からスマホに警報メールが何度も届き、眠い目をこすりながら見たら、「トンガで火山が噴火した影響で、津波警報/注意報が出ている」とあるではありませんか。「噴火で津波??」と要領を得ぬまま朝を迎えました。伊勢湾にも津波注意報が出ており、名古屋や鳥羽でも、20~60㎝の津波を観測したといいます。「これくらいなら、大丈夫」とも思ったのですが、これは「正常性バイアス」の可能性が大。正常性バイアスとは、「異常事態に直面しても正常の範囲内であると判断し、平静を保とうとする人間の心理傾向のこと」。自然災害や事故などの非常時には「自分は大丈夫だろう」「大したことにはならないはずだ」などと思い込んで危険を過小評価することにつながりかねません。などなど屁理屈を考えていましたが、ことわざにも「君子危うきに近寄らず」ともいいます。私など、君子ではあり得ませんが、やめておくことにしました。しかし、それにしても、爆発的噴火の衝撃で津波が起こったといいますが、いろいろなことがあるものです。

Img_7161c_20220116161601 やむなくいつものコースへ。住吉神社、九華公園、貝塚公園、内堀公園、紺屋町、新築公園、老松公園、寺町と5.7㎞。しかし、考えてみたら、これも住吉神社から柿安コミュニティパークまでは、揖斐川沿いを歩いています(苦笑)。あまり意味がなかったかも知れません。七里の渡し跡にある川口水門は閉ざされていましたが(左の写真)、住吉水門と三の丸水門は、開いたまま。どうなっているのでしょう?

Img_7133c_20220116161601Img_7178c_20220116161601  日陰にはまだ雪が残っています。今日も氷点下まで冷え、公園の雪解け水でできた水たまりは凍っているくらいでした。昨日と同じく、野鳥の姿はありません。揖斐川も、赤須賀漁港の漁船が操業しており、水鳥はゼロ。

Img_7203c_20220116161601Img_7261c_20220116161601  九華公園でも、ヒヨドリもドバトも少なく、静か(苦笑)。北門から管理事務所近くまでの間に見たのは、カワラヒワ。メジロの鳴き声はしたものの、姿は見えず。奥平屋敷跡もなかなか鳥は来ず。10数分待って、カワセミの鳴き声。左の写真は、二の丸跡に降りたところ。このあともう1度来たものの、この証拠写真のみで残念。さらに待つと、シメが静かにやって来ていました。しかし、木のてっぺんあたりにばかりいて、まだ地上には降りてこず。

Img_7344c_20220116161601 そして、モズのオス。いつも奥平屋敷跡に出て来るあのモズ。今日の散歩友達は、Wさんと前管理人のOさんの2人。散歩友達犬のJちゃんにも、今年初めて会いましたが、私のことをよく覚えていて、飼い主さんを引っ張って寄って来て、「撫でてくれ」といいます(微笑)。

Img_7373c_20220116161601 本丸跡で、ビンズイ3羽。昨日は、二の丸跡で見ています。逃げるところを後ろから追いかける形になってしまいました。昨日よりはマシな写真(笑)。

Img_7387c_20220116161601 Img_7456c_20220116161601  ユリカモメは12羽。カモは合計79羽。ハシビロガモがなぜか13羽。他はキンクロハジロばかり。九華橋のところで餌をやる方があり、ユリカモメとかもが入り交じって大騒動。この方、ユリカモメではなく、カモに餌をやりたいと思っておられたのですが、ことごとくユリカモメに取られてしまい、憤慨。こういうときは、フェイントをかけると割とうまく行きます。ユリカモメは、堀に浮いていてもそこからスッと飛び立てます。それを逆手に取るという次第。

Img_7507c_20220116161601  最近、九華公園ではあまりハクセキレイを見ませんが、今日は、外周遊歩道の南で1羽。このあと、貝塚公園、内堀公園、新築公園、老松公園ともヒヨドリ、カワラヒワくらいしかいませんでした。

Img_7496c_20220116161601  非常勤の対面授業は、先週で打ち切られましたが、何だか気になっています。最近の心理学の教科書には取り上げられなくなっていますが、私の学生時代には「ツァイガルニク効果(Zeigarnik effect)」という実験結果が載っていました。「いくつかの課題を学習するに際して、それらの課題を完全に学習した場合よりも未完了の場合のほうがその課題の種類がよく想起されるという現象。未完了課題にはこれを完了させようとする緊張が残存するために保持度が強まるとされた」というもの。非常勤の授業も、ここでいう「未完了課題」である故、繰り返し想起されるのかも知れません。授業がなくなりましたので、予定もなくなりました(苦笑)。ただ、資源ゴミ当番がありますし、管理組合理事会の細々したこともあります。1月22日(土)からは桑名市博物館で「やまと絵のしらべ―帆山花乃舎と復古大和絵―」が始まります。これ、見逃せません。非常勤先でご一緒する美学の先生もご推薦だそうです。帆山花乃舎(ほやま・はなのや/1823-1894)は桑名にある、りん崇寺(りんそうじ/真宗高田派)の住職を務めるかたわら、幕末から明治にかけて活躍した画僧。

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コメント

ひらいさん、おはようございます。

1,000年に一度といわれる相当大規模な噴火だったようですね。
自然にはまだまだわれわれが知らないパワーがあります。

水門は、台風が来るときは皆、閉まっていることが多いのですが、大潮のときは、閉まっているところとそうでないところとがあり、扱いがよく分かりません。

さて、ツグミもそれなりに出てくるようになりましたし、シメもときどき見るようになりました。
ビンズイも2日連続で見られ、期待できます。
後は、シロハラ学ればよいのですが、今年はまだ一度も見ていません。

コロナは、また増えてきて、非常勤の対面授業も打ち切られてしまいました。
悪化しなくなったとはいえ、気をつけなくてはなりませんね。

投稿: mamekichi | 2022年1月17日 (月) 04時18分

mamekichiさん、こんばんは!

まさかの噴火による津波、自然の力に驚きました、しかも衝撃波による気圧変動とか、意味判らない事まで起こってビックリでしたね。こんな時には川に近づかない方が良いですね、しかし水門を閉めてないとは、ちょっとどうなのかと言う感じです。
いつものコース、結構賑やかですね、シメも来ていたとの事、こちら側でもそろそろお会い出来るかも、期待しています。
コロナも第六波となり、また色々制限が出て来ましたね、自分も気をつけなければと思っています。

投稿: ひらい | 2022年1月16日 (日) 20時55分

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