ミコアイサはおらず……プチ遠征【老害について付記しました(12/5)】
朝8時過ぎからは晴れてきました。今日は、予定通り、プチ遠征。弥富の三ツ又池公園と長良川河口堰。河口堰は10月24日以来、三ツ又池公園はヒョッとしたら1年ぶりくらいかも。冒頭の写真は、三ツ又池公園のメタセコイア。さすがに紅葉には遅い(苦笑)。8時過ぎに到着小1時間、鳥を見ながらあるいてきました。
まずは、オオバン。遊水池のあちこちにいます。岸に上がって草を食べているものもたくさんいます。そして、三ツ又池公園といえば、カイツブリ。今日見たのは、7~8羽。
公園の遊歩道を反時計回りに歩いてきたのですが、東にある運動広場近くでイソシギ。ここでイソシギを見たのは、たぶん初めて。中之島の北あたりを見ると、カルガモが10数羽。
さらに進んでいくと、池の中央あたりにまずは、ヒドリガモ。7~8羽が見えます。遊歩道の近くには、なかなか来てくれません。
カンムリカイツブリは、5~6羽。河口堰や揖斐川では、遠くにしか見えませんが、ここでは、割と岸辺に近いところにもやって来ます。
ハシビロガモも池の中央あたりを泳ぎ回って、餌を食べていました。公園の北の端にあった花菖蒲園の近くでは、ハシビロガモやコガモが休憩中。
さらに西側に進もうと思っていたら、ヌートリアが泳いでいました。以前もここで何度か見ています。九華公園のヌートリアは、最近姿を見なくなりました。話が飛びますが、ここ三ツ又池公園の西側に行ったら、ヌートリアの子どもが4匹。ということは、つがいでいて、はんしょくしたということ。
子どものヌートリアに近づいたら、最初は気づかれなかったのですが、気づいた途端、池に注ぐ水路のところに、たぶんこれで逃げたつもり(笑)。さらに近づいたら、右のように。他の2匹は、岸の下へ行った模様。
このあたりで南の水田の方を見たら、何やら蠢くものが……。現地では、何か生き物であるとは思ったもの、その正体は不明でした。帰宅してパソコンで見ていたときに、気づきました。これは、先ほど泳いでいたヌートリアの親。草でも食べていたのです。
ヌートリアが泳いでいるのを見た直後、対岸の手すりにモズのオス。モズはこのあと、間近にも来たものの、ピンぼけ写真(苦笑)。中之島に渡る橋の北側、日当たりのよいところにコガモが30羽ほどお休み中。
三ツ又池公園、本当は、ミコアイサが来ていないかと期待していったのですが、残念ながらその姿はありませんでした。
途中、遠くの景色も見ていたのですが、左の写真に写っているのはたぶん伊吹山。右の写真は、御在所岳。気象観測のドームや、御在所ロープウェイの白い鉄塔もよく見えました。
長良川河口堰には9時15分に到着。東側には、ほとんど野鳥はいませんでしたが、下流側の魚道脇にコサギ(右の写真)。さらに下流にはダイサギも1羽がいましたが、これだけ。ちょっと拍子抜け(苦笑)。
カモは、堰の下流側に200羽以上。とても数えられません。キンクロハジロがほとんどですが、ホシハジロがごく一部、混じっていました。上流側にも、キンクロハジロが10羽。
川の中程の上流側にカンムリカイツブリが10羽あまり。その近くには、カルガモの群が、30数羽。いつもの冬の光景です。
西側の下流の閘門へのアプローチのところには、アオサギが8羽ほど。上流側の魚道脇には、まず、アオサギ。
さらにダイサギが2羽。親水広場には鳥はほとんどいませんでした。イソシギとモズを見かけたものの、慌ててまたもやピンぼけ写真(苦笑)。管理橋に戻るときにはイソヒヨドリのオスにも遭遇したものの、逆光で真っ黒。残念。
河口堰の東側に戻って来たら、魚道観察室のところにコサギが1羽。魚道観察室は、たぶん今も閉鎖されたままです。河口堰には、1時間あまり滞在。イソシギ、モズ、イソヒヨドリを撮れなかったのは、残念です。2ヶ所で歩いたのは、5.2㎞ほど。
今週、明日の午後は、3週連続のいよいよ最後、市民大学郷土史学科。今年度最終回が行われます。修了証がいただけるはず。水曜は江戸橋での仕事、土曜日は伊勢参りツアーの第16回。外宮にお参りできる見込み。写真は、河口堰から見た多度山、藤原岳方面。
【老害についての付記(12/5)】 自戒を込めてというか、そういうことに陥らないようにという予防の意味を込めての付記です(既にそうなっているのに、何をいっているのか、というツッコミがあるかも知れませんが)。日刊ゲンダイに「サンモニ降板の張本勲氏、AKB妊娠発言の徳光和夫…“困った高齢者”が抱える共通項」という記事があるのを見つけました。ご興味がおありの方は、是非ともリンク先をお読みください。以下は、部分的引用です:
老害発言をする高齢者には共通する3つの要素があるという。
「1つ目は孤独。これは『寂しいから何か言わずには気が済まない』という行動に直結します。2つ目は執着。昔の価値観にしがみついていて、それを手放すことができない。3つ目は自己顕示欲。これは孤独の裏側でもありますが、『俺の話を聞いてくれ』『俺が正しいんだから、言うことを聞くべきだ』と自分を尊重してほしいという心理です。この3つのどれかの心理がすごく強いと、いわゆる“老害”と呼ばれる傾向が高くなります。(安藤俊介氏)
孤独、執着、自己顕示欲の3つに要注意ということ。「老いては子に従え」といいます。「年老いた後は、何事も子どもにまかせ、その方針に従うがよい」という意味ですが、もともとは、中国の「礼記」や仏典に由来する三従の教えで、「若い時は親に従い、盛りにしては夫に従い、老いては子に従う」といい、日本でも古くから女子教育の規範であったそうです。しかし、江戸初期には、最後の部分が独立して使われるようになり、女性だけでなく、むしろ男性に対して多く使われるようになったといいます。その背景には、古くから行われていた隠居制度の影響があるようです。私自身は、老いたら、若い人に任せた方がよいという風に考えようと思います。
また、「老兵は死なずただ去りゆくのみ」ともいいます。これは、あのマッカーサー将軍(Douglas MacArthur)の言葉として知られています。マッカーサーが1951年、アメリカ議会で軍人としての活動を引退する際のスピーチで述べた言葉ですが、元々はアメリカ軍で歌われていた歌の歌詞であったものだそうです。戦場で死ぬことなく軍を去ることになった自身のことを指したといいます。英語では、“Old soldiers never die; they just fade away.”。もとの歌詞の前後の文脈を総合すると、「老いぼれ兵たちは戦場で死ぬことはなく(去っていく)、最前線で死ぬのは自分たち若者だけだ」というような意味のようですが、これも、個人的には勝手に「年寄りは、いつまでもヘンに気張っているのではなく、フェードアウトしていった方がよい」と解釈したいと思っています。
まぁ、屁理屈・講釈好きが、連想で書いたことですから、何卒お気になさらず m(_ _)m
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コメント
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ひらいさん、こんばんは。
しばらく遠征をしていませんでしたし、今日はそれなりに暖かそうでしので、出かけてきました。
ミコアイサには、まだ早いかと思っていましたが、実際にいないとなると、ちょっと残念でした。
河口堰も静かでした。
伊勢大橋の工事をしていますので、親水広場方面にはほとんど何もいませんでした。
イルミネーション、お客さんが多いようですね。
週末の夕方以降、1号線が渋滞していると聞きます。
ひらいさん、お忙しいようですが、散歩&鳥見に郁夫次官ができると良いですね。
投稿: mamekichi | 2021年12月 5日 (日) 17時04分
mamekichiさん、こんにちは!
今日は遠征でしたか、三ツ又池は随分行ってないですが、ミコアイサ以外は集まっているようですね、タイミングは難しいですが、自分も年内どこかで確認してみようと思っています。
河口堰は割とひっそりしているようですね、秋の終わりから冬にかけては、西側の鉄柱に大勢集まっているイメージでしたが、そうでも無さそうですね。河口堰も2週間程行って無いので、来週辺りは確認しておきたいです。
年末は色々忙しくて、中々じっくり散歩に行けないですが、今日なばなの里を少しだけ確認、紅葉が見頃になっていましたが、花ひろばはいつの間にか終了しておりました、また、オオオニバスも見られず、ちょっと寂しい感じです。
最近の週末は、なばなの里イルミネーションが絶好調のようで、道路もかなり混雑しています、もちろんお客さんが来てくれての商売なのでありがたいことですが、もうちょっと何とかならんかなと思ったりです。
投稿: ひらい | 2021年12月 5日 (日) 16時14分