船頭平河川公園でハスとチョウトンボ、ウグイス、治水神社でダイサギコロニー……上之輪新田のケリは稲が伸びてきて確認できず、残念
梅雨明けかと思うくらいの好天になりましたが、お預けでした。明日は曇り予報。火、水曜は晴れとなっていますが、その後は、また曇りや雨のようです。最高気温は、32.9℃。若干迷ったのですが、長良川河口堰、船頭平河川公園、治水神社、上之輪新田と回って来ました。船頭平河川公園は愛知県、治水神社は岐阜県で、ちょっとだけ県境越え(久しぶりです)。船頭平ではハスとチョウトンボ、治水神社ではサギのコロニーを見ようと思ったのです。
長良川河口堰には7時40分に到着。サギが少しはいるかと思ったのですが、河口堰の施設や親水広場方面ではまったくいませんでした(苦笑)。カワウ、ハクセキレイ、ドバト、スズメが少しいただけで、ちょっとガッカリ。管理橋を渡って、西側へ行き、中洲を眺めたら、遠くにダイサギが1羽。
親水広場では、ホオジロのオスが1羽。この時は曇天で、証拠写真。このオス、あちこちをウロウロしていていました。オオヨシキリをもう一度見たかったのですが、チラッと見られたのが2度、3度。写真は撮れません。代わりによく見かけたのは、イソシギ。延べ5羽くらい。他には、ハクセキレイ。
親水広場から再び、管理橋の西の端へ。今度は、アオサギの姿が、先ほどダイサギがいた辺りに見えました。今日は、オオヨシキリの鳴き声は余り聞こえません。他には、カワウや、ダイサギが飛んでいたくらい。風はほとんどなく、すでに蒸し暑い(苦笑)。アユのぼりも、今日は元気なし。
東側に戻って、魚道観察室方面を見たら、ハクセキレイの親子連れ。オスがヒナを連れていました。ヒナは餌をねだって、親のあとを付いて回っていましたが、餌はなかなかな見つからなかった様子。
続いて、船頭平河川公園。到着したのは、8時50分。駐車場はあるのですが、9時30分にしか開きません。路上駐車がたくさんあったので、悪いとは思いつつ、見倣ってしまいました。ハスは、それなりに咲いていましたので、一通り見て歩きました。船頭平河川公園には、去年も6月23日に来ています(2020年6月23日:船頭平河川公園でハスの花、治水神社でサギのコロニー……愛知・岐阜両県へ遠征(微笑))。ハスの名前などは、リンク先にあります。
ここは、品種別に植えられていて、それぞれに名前と説明があるのですが、今年はそれは確認してきませんでした。それ故、自分の気に入ったものをいくつか載せます。
ご承知のようにハスの花は、早朝に開き、昼には閉じてしまいます。これを4日間繰り返して、花が散ります。
ハチス。ハスの花の花托(茎が厚くなった、そこから花が育つ部分)。これも、おもしろい眺め。ちなみに、ハスは、7月の誕生花であり、夏の季語。花言葉は「雄弁」だそうです。
公園内には、葦原もあり、オオヨシキリもあちこちで鳴いていたのですが、近くに行くと鳴き止んでしまい、姿は見えず。また、ウグイスもそこかしこで美しい鳴き声を聞かせていました。普通は、ウグイスも余り出てこないのですが、1羽だけ、目立つところで鳴いていました。しかし、姿を見てビックリ。とてもウグイスとは思えない色、模様。眉斑の白いのが見えますし、鳴き声は確かにウグイスでした。さらによく見たら、片足のようでした。
ハス池では、チョウトンボも舞っていました。いつもなら、東員町の万助溜公園へ見に行くのですが、今年はまだ出かけていません。ここでも見られるのです。数は、万助溜公園の方が多い印象。
せっかくですから、船頭平閘門も見てきました。木曽川と長良川をつなぐ閘門(こうもん)で、明治35年(1902)に完成しています。現役の閘門で、4年ほど前にこの船頭平閘門の舟巡りを経験しています(2017年4月3日:船頭平閘門舟めぐりへ……長良川河口堰にも立ち寄り【御衣黄について付記あります】)。
続いて、治水神社へ。国営木曽三川公園三川センターのすぐ南にあります。アオサギの小規模なコロニーがあるのです。というはずだったのですが、ここでもビックリ。アオサギは少数派に追いやられ、ダイサギのコロニーに代わってしまったようでした。
少しズームアップすると、こんな感じで、ダイサギばかりが目に入ってきます。そういえば、去年来たときも、ダイサギの方がたくさんいました(2020年6月23日:船頭平河川公園でハスの花、治水神社でサギのコロニー……愛知・岐阜両県へ遠征(微笑))。以前は、ほとんどアオサギコロニーでしたが(2019年4月15日:三重・岐阜・愛知三県御衣黃ツアーは成功したか?……木曽三川公園や、アオサギの様子なども【船頭平河川公園の御衣黃について付記しました(4/15)】)、時が経つと状況も変わるということです。
それはさておき、ダイサギもいろいろ、楽しませてくれました。左の写真は、暑かったためか、3羽が揃って口を開け、のどをブルブルしていたところ。木のてっぺんにいるダイサギもいます(右の写真)。
こちらのダイサギも御山の大将を気取っているのかも知れません。アオサギは、治水神社の鎮守の森では、2羽ほどしか見ませんでした(右の写真)。この他、神社の西の揖斐川の中洲には数羽のアオサギ(ヒナも含め)がいました。
木曽三川公園三川センターにもちょっとだけ立ち入ってきました。この正門辺りから、治水神社の鎮守の森、つまり、サギのコロニーがよく見えるのです。左の写真で、ゲートに向かって左手、道を1本はさんだところに治水神社があります。
さらに、このあと、上之輪新田へ。3週続けて行っていますが(2021年6月27日:上之輪新田でケリのヒナ、九華公園と貝塚公園でコゲラ……「茅の輪」は赤須賀神明社のものでした、2021年7月 4日:上之輪新田でケリのヒナ……先週とは別のヒナ【午後から散歩を追記】)、ケリのヒナが見られるかと思って、です。しかし、残念ながら、稲が生長してきて、大人のケリも左の写真くらいしか見えない状態。しかも、あちこちの畦道で草刈り作業が行われていて、見かけたケリはせいぜい数羽。威嚇もほとんどしてきませんでした。これでは、ヒナを探すのは困難と考え、すぐに撤収。
上之輪新田の帰りにエディオンでプリンタのインクを、三洋堂書店桑名店で文庫本他を入手。午後からは、昨日採点を済ませたレポートの再チェックを済ませました。採点を一部修正したり、コメントを追加したり。これでレポートについては、作業完了。今週の授業で返却できます。ということで、今週は、いつも通り、水曜に江戸橋での仕事。天気予報は今のところ晴れて、31℃という予報。週末は、歩いて伊勢詣りツアーを再開する見込みですが、週間予報では曇りときどき雨。暑さも心配。
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コメント
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ひらいさん、おはようございます。
昨日は暑かったものの、結構楽しめました。
河口堰、そろそろサギが戻って来ているかと思ったのですが、まだ早かったですね。
そういえば、自転車、修理が必要でしたね。
船頭平公園のハスにもチョウトンボがいました。
ブロ友さんが書いておられましたので、探したら、案外簡単に見つかりましたよ。
治水神社のコロニーでは、「あれ、白いのばかりだ!」と思ってしまいました。
様変わりです。
もうヒナか、大人か区別がつかないくらいでした。
おっしゃるように早く戻ってきてもらいたいですね。
上之輪新田、稲がこれだけ延びてきては、ケリ、とくにヒナは探せません。
梅雨明けも近そうで、暑くなってきました。
熱中症注意ですね。
投稿: mamekichi | 2021年7月12日 (月) 04時24分
mamekichiさん、こんばんは!
暑い中、遠征お疲れ様です、じっくり野鳥観察出来るコースでしたね、河口堰には最近行って無いですが、そろそろサギたちが集まってくる頃、自転車をさっさと直さなければ。
そして船頭平河川公園、ここにもチョウトンボが居るんですね、万助溜公園はちょっと遠いですが、ここなら気軽に行けそうです。
治水神社のコロニー、無くなってしまった訳ではないので良いですが様変わりしたんですね、そろそろサギたちの子育ても終盤戦でしょうか、早く田んぼや堰に来て欲しいですね。
最後にケリ、稲が成長すると確認しづらいですね、これではヒナ確認は難しそうです、こちらのケリは残念ながら撮影はしてないですが、ヒナももう大人と同じ大きさになって一緒に飛び回っていました。
急に暑くなってしまい大変ですが、しっかり対策して散歩を楽しみたいですね。
投稿: ひらい | 2021年7月11日 (日) 20時18分