京町のツバメのヒナは2羽……オマケは、布団屋さん店頭の東海道案内と、半夏生か?という植物の話
朝のうちは晴れ間もありましたが、昼頃からは薄雲がかかっています。ちょっと蒸し暑い感じ。いつものように7時半から歩き始め、住吉神社、九華公園、貝塚公園、内堀公園、吉津屋町、新築町、吉津屋町、京町、南魚町、田町、住吉入江と6.1㎞。吉津屋町がダブっていますが、間違いではありません。いったん通過して新築町でUターンし、吉津屋町から京町へと歩いたのです。
鳥は少なかったものの、いつもは見ない鳥に遭遇。三の丸水門あたりから揖斐長良川の中洲を見たら、アオサギがいました。散歩コースでアオサギをそれなりに見たのは久しぶり(先日、京町辺りで上空を旋回するのは見ましたが)。以前は、住吉神社から東の中洲にアオサギの集合場所があったのですが、最近はサッパリです。また、柿安コミュニティパーク西の堀で、イソヒヨドリのメス。「何か飛んで来た!」と思って撮ったら、イソヒヨドリだったという次第。どちらもかなり遠かったので、証拠写真なのは残念。
さらに、柿安コミュニティパークではスズメのヒナ。きょうだいでしょうか。この直前、空いたスペースのところには親スズメもいたのですが、飛び去ってしまいました。最近は、何だか「スズメ専門写真家」にでもなった気がします(苦笑)。
コミュニティパーク駐車場にあるクチナシ、なかなか花が増えません。去年どうだったか、あまりはっきり記憶がないのですが、もっと一斉に咲いた気がします。剪定の仕方が影響しているのかも知れません。時期が遅かったのかなぁと思うのです。つまり、花芽も一緒に切ってしまったとか。
九華公園の話は、今日も、「九華すずめ食堂」から。管理人のKさんのお話では、昼には「完食」しているそうです。右は、まだ今日の分の餌が置かれる前。すでに様子見のお客が多数来ています。

こちらは、餌が置かれてしばらくの頃の写真。全景を入れて撮ってみました。餌台にも3羽ほどがいますが、その下に10羽あまりのスズメが集まっています。いつかも書きましたが、地面でエサを広うのが基本的な行動パターンで、それにしたがうスズメの方が多いのです。
餌台に来るのは、ヒナか、ヒナをつれた親が多い印象です。今日は、また、昨日ほどは賑わってはいませんでした。昨日は、餌をやってから45分ほどで、半分以上食べ尽くされたのですが、今日はそれほどの減り具合ではありませんでした。
九華公園では、今日も鳥は多くはありませんでした。あまりにもいなかったので、ムクドリ(苦笑)。手前にある木の切り株の残骸の辺りをつついていました。何か餌になるものでもあった(いた)のかと思います。
そして、カラスと、たぶんカラスの巣。ハシブトガラスと思います。両側が今年生まれたヒナで、まん中が親と思います。親がエサを運んで来て、ヒナに与えた直後の写真。右は、カラスの巣と思います。今まで気づきませんでした。カラスたちがいた松の木の、少し上の枝にあります。白いビニールのようなものもたくさん使われています。真下から見上げる位置でないとよく見えません。
アジサイも、そろそろ盛りを過ぎつつあります。あまり工夫できたとは言えない写真で、我ながら笑えますが……。花菖蒲はすっかり終わってしまい、公園内で撮る花がほとんどないのです。跡は、管理事務所の南で、黄色いユリが咲くのを待っているところ。
そうそう、公園内ではミドリガメが産卵に上がってくるが、カラスが食べてしまうという話を書きました。散歩友達が、これを防ごうとして、産卵したところにコンクリート破片を置いたのですが、カラスの方が上手でした。これくらいのコンクリート破片はものともしませんでした。もっと大きなものを置いてもよいのですが、「卵から孵ったカメが出てこられないぞ」という話になっています。
京町から田町で今日もツバメの巣チェック。まずは、京町Mの巣。昨日は、写真を撮ろうと思ったら、親ツバメが巣から飛び出してしまったのですが、今日は、きちんと巣に就いていました。抱卵期間は13~17日といいますから7月上旬にヒナが孵ると思われます。
京町Sの巣。ようやくヒナの姿を捉えられました。2羽のようです。一腹卵数は3~7個といいますので、やや少ない気がします。向かって右のヒナ、口の中にトンボの翅のようなものが見えます。右の写真は、田町の商店にある巣。今日も親はやって来ましたが、やはり巣には就かず、中を覗き込んでいました。ヒナがいるように思うのですが、巣が深いので、ヒナが成長してこないと見えないでしょう。
いささか余談。
吉津屋町にある布団屋さん・笹治本店の店頭。以前、九華公園前管理人Oさんが手作りの「東海道案内看板」掲げられたところ(2021年1月29日:強風で寒さが身にしみる(苦笑)……一応、ジョウビタキ・デー)。この笹治本店、創業は嘉永3年(1850年)。リンク先にも書きましたが、もともとは桑名藩9代藩主・松平忠啓(ただひら)の時代(1760年代)に尾張から来た刀師・刀商で、刀の鞘、鍔、刀の装飾品等も扱うようになり、さらに、1840年頃からは町衆にも呉服、和装小物の商いを始めたそうです。この店頭に、またもやOさん作の東海道案内が置かれたというので、見てきたのです。
こちらがそれ。玄関入り口に向かって左手に置いてありました。今日、九華公園でお目にかかったとき、「あとで吉津屋町の布団屋に行って、作業をする」とおっしゃっていたのです。
ところで、九華公園の外周遊歩道で、バードウォッチング仲間の女性に会って、立ち話をしていたら、その方が「半夏生(ハンゲショウ)かしら?」とおっしゃった草があります(今まで、まったく気づいていませんでした。そういうことは多々あり、苦笑するばかり)。七十二候の「半夏生」の頃に花が咲くからとか、葉の一部を残して白く変化する様子から「半化粧」と呼ばれたのが「半夏生」になったからとか言われます。よく知られているのは、葉っぱも半分くらい白くなった姿。七十二候の半夏生、今年は、7月2日からですから、その頃には白くなっているかも知れません。要継続観察です(微笑)。
明日は、江戸橋での仕事の日。今のところ、曇りときどき晴れの予報で、ありがたい(微笑)。明日は、DVDを使った授業。先週チェック済みですから、大丈夫でしょう。明日は、授業15回のうち10回目で、2/3を終えられます。写真は、ランタナの花に来たツマグロヒョウモンのメス。
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