梅雨入り2日目、アサガオの種まきと歴史調べ
梅雨入り2日目。先ほど、テレビの天気情報を見ていたら、「梅雨入りが早いからといって、梅雨明けも早いとは限りません。今年の予想は、7月17日頃(ウェザーニューズ社の予想)」と言っていました。2ヶ月も雨の季節が続くのかと嘆息(苦笑)。昨日から今日にかけては、いかにも梅雨という雨の降り方。11時過ぎに少し強い雨がありましたが、午後になって2時過ぎくらいからは雨は上がってきています。午前中、やむを得ない用事で、10時過ぎから1時間ほど、駅方面に出かけたのみで、蟄居生活でした。明日は、午前中は晴れのち曇りの予報。散歩に行かなくっちゃ(笑)。
昨日、アサガオの種を……と書きました。育て方をよく見たら(たとえば、こちら)、「芽切り」をして、一晩水につけた方が発芽しやすいとありました。そこで、保管してあった種にニッパーで傷をつけ、一晩水につけました。その間に、鉢(去年使ったものと他にもう1つ)、土を用意しておきました。ここまでが昨日の作業。といっても、大した作業量ではありません。種が小さいので、芽切りをするのにちょっと苦労したくらい。
今日は、用事に出かける前に「種まき」作業。左の写真は、一晩水につけたあとの種の様子。鉢に入れた土に、割り箸で深さ1.5cmほどの穴を開け、種まき。芽が出て来てから、間引きすればよいと考え、ちょっと多めに種を蒔いてあります。100均園芸が基本ですので、100均ショップで買ってきた「花と野菜の土」に「赤玉土」を混ぜてあります。種まきもすぐに完了。あっけないくらい。
こちらが、種まき完了の状態。と書いても、鉢に土が入っているだけに見えます(苦笑)。しばらくは、水やりに注意すればオーケーのはず。
それ以外の時間は、本を読んだり、調べ物をしたり。調べ物は、桑名の歴史に関わることがら。市民大学郷土史学科の第1回講義で、「国替え」が取り上げられました。そこに出て来た、野村増右衛門事件や、豪商・山田彦左衛門についてもう少し詳しく知りたいと考えてのこと。野村増右衛門(正保3(1646)~宝永7(1710)年)は、もともと8石3人扶持という微禄の小者に過ぎませんでしたが、当時の桑名藩主・松平定重はその実力を評価して登用しました。野村は改革で倹約をはじめ、元禄大火による城郭並びに城下の復興再建、幕命による津藩との相模酒匂川の大工事の完成、領内町屋川下流の新田開発、員弁郡宇賀川改修による農地の開発、神社仏閣の造営修理、道路河川の修復、地場産業の開発などに寄与するなどの政策を実施して次第に頭角を現し、750石取りの郡代という異例の昇進を遂げました。しかし、公金の横領や農民の搾取、豪華な私生活、一族親族の登用その他様々な嫌疑の訴状が家老などの連名で出され、逮捕・糾問され、わずかに弁明のできなかったことがらで、死罪に処されています。一族44名も死刑となり、関係者に至っては370人余(一説に571人)に及ぶ大粛清事件になったのです。勝手にハイキングで、野村の墓(2021年2月9日:20210206桑名の八風街道を行く(能部から志知へ)その2……善教寺、櫛田神社、野村増右衛門の墓から平群神社へ)や、供養塔(2021年1月15日:大山田川あたりでバードウォッチングとプチ歴史散歩……大正寺と尾野神社について付記、修正しました【1/18】)を訪ねています。山田彦左衛門は、江戸時代の豪商。材木で財をなしたようです。奥平松平家時代には、藩の御用商人でした。我が家のお隣の諸戸氏庭園は、この山田彦左衛門の隠居所であった庭園を初代諸戸清六氏が買ったもの。桑名の歴史について書かれたものに、その名前は登場するのですが、あまりまとまった内容を見たことがないのです。奥平松平家の松平忠尭が忍藩に移封されたとき、忍に行っていて、資料があまりないのかも知れません。
余談。コロナワクチンの予約については、東京や大阪で大規模接種センターの予約も始まったそうですが、あちこちで予約できないという事態が続いています。高齢者はネットが苦手という理由で、ネット予約を支援する仕事を自治体がしているという話しもあります。が、私見では、これはそもそもワクチン接種のやり方、予約の仕方が悪いから、余分な仕事をしているように思えます。桑名のお隣のいなべ市では、左の画像にあるよう、接種会場は、いなべ総合病院1ヶ所で、日時は地区別に割り振ってあります。個別通知によって日時指定ですので、予約の必要はありません。指定日時に接種できない場合や、日時の変更が必要なときには、専用電話へ連絡するのです。会場までの交通手段がない場合には、各地区老人会単位でバスの送迎があるといいます。これこそ、住民サービスのお手本と、私には思えます。
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コメント
ミリオンさん、こんばんは。
いなべ市の他、私が知っている範囲では、新潟県の上越市でも、同じようなやり方です。
上越市は、人口は20万人弱のようですから、人口の多寡ではなさそうです。
上越市では、接種会場まで路線バスを使う場合、バス料金も市が負担するそうですよ。
投稿: mamekichi | 2021年5月17日 (月) 19時05分
こんばんは、いなべ市のワクチンの事私も聞きました。
日時指定だと面倒なこともなくいいですよね。
開場までの足がない人は各地域の老人会がバスをチャーターするそうですね。
人口が少ないからできることですね。
投稿: ミリオン | 2021年5月17日 (月) 18時58分