コアジサシとムナグロを確認……長島プチ遠征&上之輪新田へ【鳥名を訂正しました(5/2)】
朝のうちは晴れて、昼頃からは雨という予報でしたが、午後になってもときどきパラつくくらいです。雨雲レーダーを見ると(15時半現在)、もうじき降ってきそうです。昨日も書きましたように、プチ遠征に行ってきました(微笑)。長良川河口堰(左の写真)を始め、長島町内と、帰りにふと思いついて、上之輪新田にも立ち寄って来ました。これが大正解でした。
長良川河口堰では、コアジサシが数羽、飛んでいるのが見えました。最近は、超望遠コンデジしか持っていきません。かなりたくさん撮ったものの、なかなか。飛びものを撮るのに、もっと修行が必要です(苦笑)。写真を撮りながら、どちらの方向へ往き来するのかも気にしていたのですが、不明。昨年の今頃は、右岸の監視塔近くのフロートに降りてきたのですが、今日はそういう場面は見られませんでした。左の写真のコアジサシ、魚を咥えています。今日は、ダイビングシーンの撮影はうまく行かず。
親水広場に回って、オオヨシキリが見えないかと思って探しました。しかし、鳴き声は聞こえるものの、姿は見えず。その鳴き声も、管理橋から親水広場に降りる坂道の西側あたりまでしか聞こえません。伊勢大橋の架け替え工事が、親水広場のすぐ北側で行われていることが影響しているのでしょう。
親水広場で見られたのは、イソシギ。また、キアシシギが2羽、こちらは、長良川右岸側の監視塔近くのフロートの上にいました。他には、ツバメがかなりたくさん飛び交っていましたし、ハクセキレイが1羽いました。
話しの順序が逆になりましたが、魚道周辺には、コサギやダイサギがいました。これらの写真は、コサギ。目元や足先がピンク色ですから、繁殖期のサイン。
ダイサギ、コサギ、カワウが揃い踏みというシーンもありました。ズームアップしてはいますが、実際にもかなり接近していたようです。ダイサギも目元が緑色になっていて、やはり繁殖期真っ最中。コサギも、ダイサギも繁殖期なのに、河口堰にいてよいものでしょうか?
アクアプラザながらの周りでも、ツバメがかなり飛んでいて、建物の西側の入り口の軒下にも入って行くのですが、巣はありませんでした。カモ、カンムリカイツブリ、オオバンの姿はゼロ。カルガモが、右岸に1羽いたのみ。
おもしろかったのは、コサギのこんな体勢。管理橋の東西で、別々のコサギが同じような体勢で、餌の魚を狙っていたのです。ただし、今日は、コサギの漁のシーンは見られませんでした。
あのアユのぼりも、健在でした。管理橋を渡って、西側の親水広場に行く途中、名古屋行きのひのとりが行くのが見えました。近鉄も、ゴールデンウィーク中、特急列車の運休をするようですが(こちら)、名阪特急は例外のようです。しかし、連休明けからは、ひのとりにも運休があります(こちら)。
河口堰では1時間半弱過ごし、その後、長島町内をあちこち見て回って来ました。まずは、某駐車場その1。ケリが合計4羽。どういう関係かは、不明。最初は、ケリ同士でトラブっているのかとも思ったのですが、このように集まってみたり、私のクルマに対して警告するような行動をとってみたり……。他には、ヒバリが1羽。
さらに、某駐車場その2へ。コチドリの鳴き声が聞こえます。確認できたのは、2羽。1羽がしゃがみ込む様子も見えたのですが、卵があるかどうかは分かりません(勝手に侵入できません故)。見ていると、このうち1羽が、近くの水田へ移動。
某駐車場その3。ここは、ブロ友のひらいさんが、「ケリが卵を抱いている」と教えてくださったところ。ケリは、抱卵・ヒナ養育にそれぞれ約1ヶ月ほどかかるといいます。無事にヒナが孵って、育って欲しいと思います。
水田へ。ここもひらいさんに教えていただいたところ。ヒナがいたということだったのですが、残念ながら、見つけられず。かなり離れたところにいても、警戒行動の対象になってしまいました(苦笑)。このほか、水田を2箇所ほど見てきたのですが、ケリも、コアジサシも見当たらず。
10時15分頃になりましたので、帰宅しようと思ったのですが、伊勢大橋を渡っているときに、ふと「上之輪新田にも行ってみよう」という気になりました。別に天の声が聞こえて来たわけではありません。何気なく、そう思ったのです。これが大正解でした。第一印象は、「変わった鳥がいるな」でしたが、単眼鏡で見て、望遠で撮影して、分かりました。ムナグロです。初見、初撮影の鳥で、鳥図鑑+1! シベリアとアラスカ西部のツンドラで繁殖し、冬は東南アジアやオーストラリア、インド、アフリカ東部などへの渡りをおこない越冬します。かなりの長距離を移動することになります。日本へは、旅鳥として春と秋の渡りの時期に全国に飛来するのですが、マサカここで見られるとは、ラッキー。
水田の一角に、15~6羽がいました。全長24cm、翼を開くと67cmにもなるといいます。チドリの仲間で、とても長い翼をしています。上面は黄褐色と黒褐色のまだら模様で、胸など下面は夏羽では黒色、冬羽ではうすい黄褐色をしています。全体に黄色っぽい個体もいましたが、これは、若い鳥かと思います。現場に私が到着して、10分もしないうちに姿を消してしまいました。思いつき、とても重要です(微笑)。
上之輪新田では、他に、ケリが計2羽。ただし、単独行動中で、ヒナの姿はありませんでした。揚げヒバリも、2箇所で見られました。休耕田もあり、そのあたりに営巣しているようです。
ついでにまたもや俄撮り鉄。ちょうど10時半頃でしたので、しまかぜが来るのを待ちました。あいにくの曇天でしたが、それなりに撮れて、まぁ満足。私の他にももうお一人、電車の撮影をする方がいらっしゃいました。
帰宅後、寺町商店街まで足を伸ばし、花屋さんでホテイソウを買ってきました。メダカハウスに入れるのですが、去年からのものがほとんど枯れてしまったのです。一部残ったものが復活しないかと期待していたのですが、難しいようなので、買ってきたという次第。根が長い方が、メダカが卵を産むのによいので、そういうものを選んできました。
【余談】 バードウィーク(5月10日~16日)に因んで、サントリーが“「愛鳥週間」に、あなたの性格に似た鳥を探そう!”というWebコンテンツを提供しています。エニアグラムの性格分類を軸に性格診断の専門家が作成し、(公財)日本鳥類保護連盟が鳥の監修をしています。私も試しにやってみたのですが、「ヤマガラタイプ」と判定されました。ヤマガラは好みの鳥の1種です(微笑)。人懐っこくて、好奇心旺盛、こまめだそうです。
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makoさん、おはようございます。
鳥診断、マガンタイプとのこと、仲間思い、慎重派、しっかり者ですね。
家内は、「ウ~ン、そうかしら?」と言っていましたが、mako山は、自己評価とはいかがでしたでしょうか。
ところで、鳥の話し。
私などは、本格的バードウォッチャーではありませんが、昨日のように思わぬところで、初めての鳥に出遭うこともありますし、鳥たちも種類によって個性がありますので、興味は尽きませんね。
投稿: mamekichi | 2021年5月 2日 (日) 04時54分
おはようございます。
私は、「マガン」でした。奥様と同じですね♪
2回目「エナガ」でした。
それは兎も角、鳥の個性もユニークですね。
mamekichiさんが飽きないのには納得がいきました^^♪
投稿: mako | 2021年5月 2日 (日) 04時44分
pnさん、おはようございます。
昨日は、こちらこそありがとうございました。
コアジサシがどの方向に飛んで行くか、しばらく見ていましたが、分かりませんでした。
数もさほど多くはありませんでしたですね。
ケリは、ひらいさん情報で、ヒナがいるというところも見てきましたが、私は残念ながら見つけられませんでした。
鳥診断、おっしゃるように、マガンとヤマガラがよく出るようです。
我が家も、マガン2、ヤマガラ2になりました。
鳥名、ありがとうございました。
悪い癖が出て、パッと見ただけで書いてしまいました。
投稿: mamekichi | 2021年5月 2日 (日) 04時24分
mamekichiさん、ひらいさん、こんばんは。
mamekichiさん、本日はありがとうございます。
ようやくご挨拶することができました。
私もケリの巣の近くまで行ってみました。
餌をくわえたコアジサシが飛び回っていましたが、
降りてはきませんでした。どこに降りるのでしょうね。
フロートの上、2羽のシギはキアシシギですね。
ムナグロ、コチドリ、イソシギ、ケリとシギチデーでしたね。
私の性格はマガンでした。
色々試しましたがマガン、エナガ、ヤマガラ、キビタキ
の4種が出ました。ほとんどのパターンが
ヤマガラとマガンになるようです。
(夢がなくて申し訳ありません)
投稿: pn | 2021年5月 1日 (土) 21時22分
ひらいさん、こんばんは。
教えていただいたところはすべて回って来ました。
ありがとうございました。
残念ながら、ヒナは見つけられませんでしたが、また、連休中には行ってみようと思っています。
ムナグロ、遠目に見たら、タゲリかと思ってしまいました(苦笑)。
15~6羽、いました。
かなり遠距離を渡る鳥のようですね。
ひらいさんのブログで見て、これは見てみたいと思っていました。
「ふと思う」というのは大事かも知れません。
マガンタイプは、うちの家内と同じです。
愚息は、私と同じく、ヤマガラでした。
投稿: mamekichi | 2021年5月 1日 (土) 19時41分
mamekichiさん、こんばんは!
遠征お疲れ様でした、お伝えした所は全て確認された感じですね、ケリのヒナは結構隠れるのがうまいので、中々見つける事が出来なかったのですが、本日は2箇所ともに確認出来ました、元気に育っているようで安心しています。随分大きくなって来ましたので、そろそろ隠れる事が出来なくなり、見かける事が多くなりそうな感じでした。ケリ親の威嚇が無くなるまで確認するつもりです。(笑)
そしてムナグロ、結構大勢で飛来するんですね、自分は1羽ずつしか確認した事が無いので、是非群れを見たいですね、先日も1羽確認しましたが、そもそもカメラを持たずに散歩していましたので、残念でした。
最後に、自分も性格診断してみましたが「マガン」タイプとの事、残念ながらお会いしたことの無い野鳥でした、ヒヨドリタイプにならないか期待していました。(笑)
投稿: ひらい | 2021年5月 1日 (土) 18時47分