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2021年5月28日 (金)

野花菖蒲咲く

Img_1389c_20210528152901  もう少しよく晴れるかと思ったのですが、薄曇りの1日です。しかしまぁ、雨が降らなければいつも通り、散歩生活です。7時半から住吉神社、九華公園、貝塚公園、内堀南公園、外堀、京町、新築町、常磐町、寺町と6.0㎞。普段の散歩で6㎞を歩いたのは久しぶり(苦笑)。

Img_1377c Img_1411c_20210528152901  桑名七里の渡し公園のところで、電線にハクセキレイ。ちょっと証拠写真的ではありますが。このところ、この七里の渡し公園も、鳥はあまりいません。揖斐長良川の中洲からはオオヨシキリの鳴き声がよく聞こえます。そのオオヨシキリ、今日も、旅館山月の裏手にいました。姿もチラリと見えたのですが、写真には収められず。中央の木々の奥に入って、鳴いていました。

Img_1430c_20210528152901 Img_1604c_20210528152801  九華公園ではまずは、スズメのヒナ2羽。きょうだいでしょうか。この2羽だけで行動していましたから、すでに自立したものと思われます。こういうシーンを見ると、思わず「頑張れよ!」と声をかけたくなります(微笑)。ハクセキレイのヒナもいたものの、全部ピンぼけ写真でした。奥平屋敷跡では、ムシクイらしき姿。右の写真のように、まったくの証拠写真(苦笑)。この他、シジュウカラのファミリーも来たのですが、そちらは観やすいところには出て来てくれず、残念。まぁ、ムシクイとシジュウカラのヒナも一応見られましたので、ヨシ。

Img_1596c_20210528153801  鳥小屋のセキセイインコ。じっとしていてくれませんし、巣箱などに入り込んでいたりしますので、正確に数えられませんが、今日確認できた範囲では、35~36羽になりました。賑やかというより、やかましいくらい。まだ巣箱にヒナがいるそうですから、40羽ほどになりそうです。さらには、今日見ていた時も交尾しているカップルがいました。いったい何羽になるのでしょう?

Img_1644c_20210528152801  奥平屋敷跡すぐ北の花菖蒲園のところにミドリガメが1匹、上陸して来ていました。産卵のためでしょうが、見たのは、先日に続いて2匹目。これからが本番と思います。このあとは、ムクドリ、スズメ、ドバト、キジバトを見たくらい。

Img_1467c Img_1495c_20210528152901  管理事務所の南の花菖蒲園の様子。部分を撮っていますので、割と咲いているように見えます(微苦笑)。実は、全体的には1~2割くらいしか咲いていません。ただし、今日見たら、私の好みの「野花菖蒲」が咲いていました(右の写真)。花菖蒲には園芸品種がたくさんありますが、私としては原生種である「野花菖蒲」がベストと思っています。今年は、ちょっとヒョロヒョロと伸びてしまった印象があるのは残念。

 こちらは、「舞猩々(まいしょうじょうと読むのでしょう)」。肥後系の品種。Img_1522c_20210528152901ちなみに、花菖蒲は、品種数が豊富な江戸系、室内鑑賞向きに発展してきた伊勢系と肥後系、原種の特徴を強く残す長井古種の4系統に分類できます(こちらによる)。江戸では花菖蒲の栽培が盛んで、松平定朝(菖翁、安永2(1773)~安政3(1856)年、伊予松山藩主松平家の一族。大坂町奉行、大目付などを歴任)という旗本が、60年間にわたり300近い品種を作出したそうです。伊勢系は主に、三重県松阪市を中心に鉢植えの室内鑑賞向きに栽培されてきた品種です。伊勢松阪の紀州藩士吉井定五郎により独自に品種改良されたといい、菊、撫子と並ぶ「伊勢三品」の一つ。肥後系は、熊本県を中心に鉢植えの室内鑑賞向きに栽培されてきた品種。もとは、肥後熊本藩主細川斉護が、藩士を菖翁のところに弟子入りさせ、門外不出を条件に譲り受けたもの。こう見ると、江戸時代というのはすごい時代だったと思えますし、武士が関わっていたというのにも驚きます。

Img_1670c_20210528152801 Img_1674c_20210528152801  本丸跡の花菖蒲園。中央から東側がよく咲いています。今年植え替えています。そのせいか、花は美しい気がします。愛好家の方から、管理事務所には花菖蒲の咲き具合についての問い合わせが増えているそうです。管理人Kさんによれば、昨日は、島根県の方から電話があったとか。関連して、今日、諸戸氏庭園のFacebookには、「花菖蒲が咲き始め、来週末が見頃か」とありました。

Img_1695c_20210528152801  貝塚公園。ここでもシジュウカラ・ファミリー。かろうじて、ヒナらしき姿を捉えました。他には、ムクドリ、スズメなど。どこもあまり鳥はいません。散歩コースでは、夏鳥が少ない。

Img_1723c_20210528152801 Img_1735c_20210528152801  京町では、今日もまたツバメの巣をめぐってきました。左の写真は、京町H。親鳥は巣にいましたが、ヒナの姿はまだ見えません。右の写真は、京町S。ヒナがいたのに、その巣が崩落し、写真に写っている古い巣を補修しています。先日は親が巣に就いていたのですが、今日は見た時間には不在。

Img_1747c_20210528152801  京町M。ヒナは4羽でした。親がやって来て、餌を与えています。無事に育って欲しいものです。京町Kで巣をつくろうとしていましたが、今日は、泥粒が少しついていただけ。ここは、駐車場の壁ですので、車が汚れるのを嫌って、居住者の方が壊してしまいます。さて、どうなりますか?

Img_1800c Img_1784c_20210528152801  寺町商店街では、三八市が開催されていました。私は御坊さん(桑名別院本統寺)へ。山門の南にある池にスイレンがあるのです。もう咲いているだろうと思ったのですが、今日は、3輪だけ(左の写真のスイレンと、右の写真で向かって左は同じもの)。

Img_1780c_20210528161101  気にしている菩提樹は、まだつぼみ。去年は、6月3日に咲き始めました(2020年6月3日:桑名別院で菩提樹の花が咲き始めました)し、常信寺にも菩提樹がありました(2020年6月12日:梅雨らしい1日ながら、「吉日」でした)。と書いていますが、自分の忘却防止のため(爆)。常信寺には、ヤマボウシもありますが、これ、見忘れていました。この去年6月12日の記事に出て来ます。

Img_1440c_20210528152901  ところで、鎮国守国神社の社務所の裏では、ビワの実が色づいて来ています。ビワの実、嫌いではありません(微笑)。しばらく晴れが続きそうですから、ありがたい。

Img_1366c  アサガオ日報。あまり代わり映えしませんが、大きい方の鉢のアサガオの方が元気という感じ。

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