春日神社で「金龍桜」の若木、立教小学校で「打毬戯」を見る
よく晴れました。風はけっこう強いものの、気温は12℃を超え、この時期としてはやや高め。いつも通りに7時半から散歩。住吉神社、九華公園、貝塚公園、内堀公園、外堀、京町、油町、春日神社、田町、寺町商店街と6.6㎞。天気もよかったため、あちこちウロウロしました(微笑)。九華公園で会った前管理人のOさんが、「昨日みたいによく降ると、さすがに外出の諦めはつくなぁ。それにしても1日、家にいる人はいつもは何をしているのかなぁ」とおっしゃっていました。同感。冒頭の写真は、寺町商店街の河津桜。ごく一部では、葉桜になってきています。
諸戸氏庭園、桑名七里の渡し公園には何もいません。住吉入江には、まずは、キンクロハジロのメスが2羽。住吉水門の内側へ来ると、ヒドリガモが2ペア、ホシハジロのオスが1羽、オオバンが1羽。オオバンしかいなくなったかと思ったら、そうでもなさそうでした。
揖斐川に出て、住吉水門の下流側の堤防にヒドリガモ36羽。揖斐川は、風で白波が立っていました。今日も、シラウオ漁の漁船が2組。七里の渡し跡にも、ヒドリガモが17羽、浮いていました。堤防に上陸しているのは、コガモ5羽。
三の丸公園では、ツグミ1羽にジョウビタキのメス1羽。他にスズメ。今日は、ムクドリはいません。ジョウビタキは公園の南、遠くにいました(右の写真)。柿安コミュニティパークには、スズメのみ。
8時に九華公園。北門を入ったあたりには、何もいません。風が強いので、今日は鳥果なしかもと思いつつ、奥平屋敷跡へ。シロハラだけは、裏切らず、いつものようにいてくれます。散歩&鳥見友達のYさんと「これだけ風が強いとダメかも知れませんね」と話し合っていたら、シジュウカラが1羽だけ。
ハクセキレイのペアも、遅れて登場(左の写真はメス)。30分近く経って、シメもやってきました。2羽いたように見えますが、写真が撮れたのはこの1羽のみ。
「やっぱり、今日はダメか」と話しつつ、結局9時頃までほぼ1時間粘っていたら、最後の最後にヤマガラ、シジュウカラ、メジロの混群がやって来ました。ヤマガラが5羽ほど、シジュウカラは7~8羽、メジロは3~4羽。けっこう近くまで来たのですが、木の高いところにいることが多く、写真はなかなか撮れず、苦戦。しっかりと見て楽しめたので、今日は、これで良し。
カモは、合計51羽。ハシビロガモが6羽、ヒドリガモが2ペア、ホシハジロのオスが2羽。他は、キンクロハジロ。ハシビロガモが半分以下になっていますが、ヒドリガモがまた来るようになっています。カルガモも2羽いました。
二の丸跡でジョウビタキのオス。他に、ツグミ、カワラヒワ。野球場にもツグミ1羽。鎮国守国神社の境内、九華招魂社のところにもジョウビタキのオス(右の写真)。このジョウビタキ、虫を捕まえて咥えていました。
鎮国守国神社の梅。左の写真は、参集殿の南のところ。右の写真は、旧天守台跡のところ。
柿安本社の方を回って、鎮国守国神社の社務所裏の堀に来たら、カワセミ。ただ、シャッターを押すのがちょっと遅れてしまいました。すぐに飛び立って、行方不明。
相撲場あたりには、カワラヒワが数羽。このあと、辰巳櫓跡の西でも、ジョウビタキのオスに遭遇したものの、写真は撮れず。今日は、ジョウビタキのオスによく出遭いましたが、実数はいったい何羽でしょう?
貝塚公園では、ツグミ3羽を目撃。冬の間、ほとんど見なかったのに、どうしたのでしょう? さらに、四阿の近くでシロハラ。
寺町商店街では、今日もまた、河津桜とメジロねらい(微笑)。近所のお宅の庭と、河津桜との間を何度か往復していました。三八市も催されていて、花見の人もたくさん。
春日神社(桑名宗社)に行ったのは、「金龍桜」のチェック。2~3日前、春日神社のインスタに「金龍桜の鉢を入れ替えた」というpostがあったのです。以前、植わっていたものは枯れてしまい、その代わりに、数年前から育てている金竜桜が少しずつ大きくなったので、入れ替えたということです。あと数年で地植えしたいそうです。金龍桜は、若葉が赤褐色、花が白に近い淡紅色、一重と八重との咲き分けで、八重の優れた一品種。春日神社のものは、桑名城主・松平定綱公が摂津国(大阪府)古曽部の金龍寺の原木から分植したものの一つです。
さらに、今日は、珍しいものが見られました。立教小学校のところを通ったら、校庭から鐘の音が聞こえ子どもたちが2組に分かれて並んでいたのです。「打毬戯(だきゅうぎ)」ではないかと、直観。これ、その名は知ってはいたものの、見たことはありませんでした。「打毬」は、日本伝統の球を打ち合う遊戯。騎馬で行う「騎馬打毬」と徒歩で行う「徒(かち)打毬」とがあります(詳細は、こちらを参照)。西洋のポロと起源を同じくするといわれます。桑名の打毬戯は、桑名藩・藩校立教館で行われていたものが、立教小学校に引き継がれています(一時、途絶えた時期があります)。今は、確か、毎年9月に行われている立教大運動会で5・6年生の競技種目として行われています。
剣道着・袴に赤白の鉢巻、襷、白足袋を着用し、朱雀隊と白虎隊に分かれて競技を行います(ルールなどの詳細は、上記のリンク先にあります)。もともとは、打毬、玉入れ、押し合いの3種からなっています。第2次大戦前は、毎年5月12日の鎮国守国神社の祭礼の試楽の日、立教小学校高等科の男子生徒によって実施されたといいます。当時は、「校技」のように扱われており、勇壮にして節度のある球技で、鎮国守国神社の祭礼には欠くことのできない行事の1つであったそうです。武士の作法や、気風を伝えるものであったと思われます。もとは、白河藩の打毬の系譜を引くものが、桑名藩においても行われるようになったといいます。
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