午前中はZoomで会議、午後から散歩でヤマガラ、シジュウカラ、イソヒヨドリ……余談は仏教用語の英訳に納得
やはり青空でなくっちゃと思います(微笑)。朝はわずかに氷点下になったものの、日中は10℃を超えました。北西の風は冷たく、強かったものの(最大7.3m/s、12時30分)、晴れて、陽が当たるのは気持ちいい。午前中は、仕事、午後から散歩という費でした。
午前中の仕事は、地元自治体の教育委員会に関わる会議。市役所で行われる予定でしたが、新型コロナウィルスにより三重県には緊急警戒宣言がでていますので、Web会議となりました。Zoomです。昨年、東海地区K-ABC研究会で2回、研修会&幹事会で使った経験があります。会議は1時間で終了。出かけなくてよいのは、楽チン。会議の成果も、変わらない印象でしたが、自画自賛はこの場合は不可。担当してくださった教育委員会の先生方に伺ってみないと分かりません。
午後は、13時50分から散歩に出かけました。住吉神社、九華公園、京町、南魚町、寺町と4.4㎞。冬の日は、午後になるとどうしても雲や風が出てきますので、ホドホドにということでこれくらいにしておきました。散歩友達には会いませんでしたが、九華公園で俳句をするという高齢の男性にお目にかかり、野鳥や、梅の花について話しが咲きました。
我が家のお隣、諸戸氏庭園では修復工事が続いていますが、今日は、石取祭の祭車が収められている「祭車庫」に足場が組まれていました。祭車庫の東にある煉瓦蔵の修理もするというのは、歴史案内人のKさんから伺っていましたが、祭車庫も修理するということです。確か、当初の予定では、修復工事は令和3年度までだったような気がしますが、これは延びるかも知れません。
住吉水門の内側には、ヒドリガモが17羽、キンクロハジロがオス、メス1羽ずつと、ホシハジロのオスが1羽。朝、散歩に行 くと、まだ陽が当たらないので暗いのですが、明るいところで見ると、また印象が違って、新鮮。
揖斐川上空では、トビが旋回。強風に煽られていました。このあと、三の丸水門あたりでは、ミサゴも飛んでいました。ミサゴの方はトビ以上に風に煽られ、どこに動くか予測不能で、写真は撮れず仕舞い。九華公園の方に飛んで行ったというか、流されていきました。
七里の渡し跡では、コガモのオスが3羽に、メスが1羽、ヒドリガモが1ペア。ここでも、午後の日差しがよく当たって、きれいに撮れました。三の丸水門の近くでは、ツグミが1羽。
九華公園、鎮国守国神社の社務所裏には何もおらず。14 時15分頃では、小型の野鳥も少ない。カモは、合計60羽。ハシビロガモが14羽、ヒドリガモが1ペア、ホシハジロのオスが2羽とキンクロハジロ。カルガモは1羽、オオバンは2羽。
ユリカモメは、17羽がいました。管理事務所から奥平屋敷跡へ行く橋のところでカモ、ユリカモメを見ていたのですが、ここで冒頭に書いた男性に会ったのです。カモのことを聞いてこられ、話し込んだという次第。
奥平屋敷跡では、シロハラとツグミを見たものの、シロハラは後ろ姿のみ。ツグミも、これでは、証拠写真 レベルですが、載せておきます。朝日丸跡では、ジョウビタキのオス。これもしかし、証拠写真(苦笑)。小型野鳥いないと思ったものの、これだけ出て来たので、まぁ良し。
本丸跡から鎮国守国神社の境内では、ヤマガラとシジュウカラの混群が登 場。午後からでも散歩に出て来た甲斐があります。
そのヤマガラさん、何と、梅のつぼみを食べていました! ヤマガラも、この時期、エサには苦労しているのでしょう。
以上3枚の写真は、鎮国守国神社の境内で撮りました。2日ほど行かない間に鎮国さんの梅はかなり咲いて来ていました。いずれも天守台跡に植えられた梅です。立春も過ぎましたから、いよいよ梅の季節。
まさかと、一瞬目を疑ったのですが、本丸跡の木にイソヒヨドリのオス。九華公園でもときどき見かけますが、本丸跡のまん中にある木の上とは想定外。このあとは、鎮国さんの鎮守の森に姿を消しました。午後からの散歩でしたが、上出来(喜)。
余談。三重テレビで放送していた「祈り~神と仏と」を録画して見ていたのですが、最終回で興味深い話を聞きました。古館伊知郎さんがキャスター。津市の曹洞宗塔世山・四天王寺の住職・倉島 隆行さんのことばが紹介されていました。仏教に「小欲知足」ということばがあります。「欲が少なく、わずかなもので満足すること」という意味です。古館さんは、これがなかなか腑に落ちなかったとおっしゃっていたのですが、倉島住職は、これは英語では、“compact and simple”だといいかえたのだそうです。浄土宗のサイトには、“Being happy with less makes for greater happiness”とありました(こちら)が、かなり説明的な訳。“compact and simple”の方が、直観的で分かりやすい気がして、妙に納得してしまいました。「なるほどなぁ」と思ったのです。さらに「利他」ということばもよく聞きます。「他人の福利を願うこと。自分を犠牲にして,他人に利益を与えること。仏教用語では、人々に功徳、利益を施して救済すること」ですが、これは“share”だそうです。普通は、“altruism”、“selflessness”と訳されていますが、これにも「なるほど」とうなずきました。
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