シラウオ漁の様子、ジョウビタキのオス、メス、ヤマガラ……河津桜のつぼみ、1つだけ膨らむ
先週木曜(1/21)以来、よく晴れ、3月並みの陽気になりました(14.1℃)。風もありません。前の通り、朝7時半から散歩開始。その時点では、5℃くらいだったと思うのですが、寒くは感じません(微笑)。いつも通り、住吉神社、九華公園、貝塚公園、内堀南公園、外堀、内堀公園、京町、南魚町、寺町と6.2㎞。やはり、歩くと気分もよく、あれこれと見て、気づくこともあります。
今日は、今シーズン初めて、シラウオ漁の船を見ました。2隻の漁船がペアとなり、長い網をゆっくりと曳いていきます。今日
は、2組の漁船が出ていました。左の写真では、手前の2隻、奥の2隻がそれぞれペアとなっています。小型の船が見えますが、それぞれのペアにこうした小型漁船が付いています。右の写真は、1組の漁船が河口堰西でUターンして、下流方向に向いてきたときのもの。
さて、話を戻して、初めから順番に。散歩に出てすぐ、我が家前の住吉入江には、住吉キンクロウズが2羽(オ
ス、メス1羽ずつ)、ホシハジロのオス1羽、ヒドリガモのペアが1組。キンクロハジロのオスが、バッサバッサーを披露。ただし、後ろ姿なのが、残念。
諸戸氏庭園からヒヨドリの鳴き声はほとんど聞こえません。桑名七里の渡し公園では、キジバトの他、メジロ。この頃、ここにメジロがよくいます。メジロは、本当に愛嬌があります。揖斐川には、漁船が出ていましたので、水鳥の姿はありません。船津屋さんの裏手の高水敷には、ツグミが1羽。
七里の渡し跡では、コガモが4羽。川口町の方の堀には、蜆採りの船が2隻。三の丸公園には、鳥影なし。柿安コミュニティパークに来て、気づかなかったのですが、足元にジョウビタキのメスがいました。向こうも私もビックリ。ジョウビタキは、樹上へ。地上で虫か何かを捕まえていたようでした。他にはスズメ、ツグミ。西の堀には蜆採りの船が1隻。以前は、七里の渡し跡や、ここ柿安コミュニティパーク西の堀で蜆を採ることはありませんでした。揖斐川では採れなくなっているのでしょう。
九華公園には8時頃到着。アオサギさんは、いつものように、鎮国守国神社の社務所裏の木に。近くには、ゴイサギの姿があります。その数6羽ほど。ホシゴイも1羽。ただし、逆光で、皆、真っ黒に見えます。
奥平屋敷跡は、静かだったのですが(鳥も少なく、散歩友達もおらず)、待っていたら、シメが出て来まし
た。何かを咥えているのかと思ったのですが、そうではなく、エサを拾っているときに土が付いたようです。他には、カワラヒワたち。ドバト、ハクセキレイ、ヒヨドリはいたものの、他の鳥たちは来ません。
二の丸跡では、ヤマガラが5羽ほど。今日は、ヤマガラだけで、シジュウカラは一緒ではありません。このヤ
マガラさんも、餌になる虫か何かを捕まえたようです。左足でそれを押さえています。他にここでは、カワラヒワが数羽。
カモ、今日は合計56羽。ヒドリガモのペアが2組、ホシハジロのオスは1羽、ハシビロガモ
は8羽でした。やや少なくなっています。他にカルガモは2羽。ユリカモメは、たった3羽。昨シーズンは、100羽以上やって来たのですが、今年はこれまでのところせいぜい40羽くらい。二の丸橋の欄干に数10羽が並ぶというシーンは見ていません。
朝日丸跡では、ハクセキレイ1羽。他にジョウビタキらしき鳥影も見たものの、確認できませんでした。鎮国守国神社の境
内、鎮国稲荷社のところでシロハラ。ちょっと暗かったので、ややピントが甘い。
いつものように、稲荷社の参道から西を見て、ゴイサギを確認。います、います。はっきり
見えるだけで6羽のゴイサギ。宮司さん宅の屋根に止まっているのもいます。もう1羽、隠れているように思います。鳥好きにはありがたい光景なのですが、宮司さんのご家族にはさぞ迷惑でしょう。右の写真は、屋根にいたゴイサギ。
順光で光もよく当たり、ゴイサギたちがよく見えます。お稲荷さんの参道には、たいてい朱い鳥居が並んでいますが、これら
の写真は、その合間から覗いて撮っています。
柿安本社の方を通って、再び、九華公園の北門から鎮国守国神社の社務所裏の方へ。相撲場
のところのサザンカにメジロ2羽。花はかなり傷んできているのですが、まだ蜜が吸えるのでしょう。神戸櫓跡近くで、ジョウビタキのオス。挨拶に出て来てくれたような感じ。
本丸跡では、ツグミやカワラヒワ、ドバトなど。ツグミは、シーズン始めには数10羽いたのですが、最近はずいぶん減りました。あの時は、渡ってきて、揃って休んでいたということかも知れません。このあと、貝塚公園では、ハシボソガラス、ヒヨドリ、ムクドリくらい。内堀南公園、いつもほとんど鳥はいません。いてもヒヨドリかスズメ。内堀公園では、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。卿は、ジョウビタキやメジロは来ず。
京町にあるお茶屋さんの「茶茂(ちゃも)」。今日、月曜は定休日ですが、店頭にあるものを見てきました。京町交差点の南西角にある
お店。今日、九華公園で、前管理人のOさんにお目にかかったのですが、「茶茂のところにも東海道の案内板を置かせてもらった」とおっしゃったので、確認。お茶屋さんの店頭らしく、茶箱が使ってあります。今では、茶箱は普段ほとんど目にしなくなりました。さすがOさん、器用に、きれいにつくってあります。
場所はこちら。東海道は、東から来て、京町交差点を過ぎてすぐに左折し、南下します。Oさん作の「東海道看板」、もう1つ、近くにあります。茶茂本店の丸をつけたところの西(2021年1月13日:ユリカモメ・オン・アイス)。ちなみに、京町交差点の南には桑名市博物館。京町公園は、京町見附跡。左上には、寺町商店街や寺町堀があります。京町公園の北あたりが、南魚町、もとの魚の棚。
その南魚町の住宅地で、ロウバイ。京町公園の東の細い道沿いには、庭のあるお宅が並んでいるのです。この先で、メジロのエサにと、ミカンを下げているお宅もありますし、仏眼院というお寺もあります。
寺町商店街に河津桜の並木があることは、このブログをずっと読んでくださっている方はご存じかと思いま
す。その北の端、寺町交差点のところの荷捌き広場で、何気なく河津桜を見上げたのですが、1つだけ膨らんでいる蕾がありました。周りの木、数本を確認したのですが、まだこれ1つ。すぐ咲くということではなさそうですが、来週は立春となります。季節は確実に進んでいるなと思えました。
帰宅して、簡単な仕事を2つ。1つは、非常勤の遠隔授業第13回の補足説明をGoogle Classroomにアップロード。後は、成績評価の結果を確認して、提出しなければなりません。が、これは慎重に、何度か確認します。もう1つは、来月予定されている特別支援教育支援員養成講座のレジメを確認、修正して、送付。レジメそのものは早くにつくってありましたが、今日が締切なのでした(今朝、思い出したのです……苦笑)。思い出してよかった。なのですが、新型コロナウィルスで、愛知県には緊急事態宣言。2月7日までとはなっていますが、講座は2月下旬。まだまだ収束は難しいかも知れません。
【余談】 国語学者の金田一秀穂さん(杏林大学教授)が、最近おっしゃっていたこと2つ、なるほどと思いました。
その1つ。外国語教育というか、バイリンガルというか、これについて。「人間をコンピュータやスマートフォンに例えるなら、母国語というのはOS(オペレーションシステム)。OSという基盤を強固にしなければ、外国語というアプリケーションをインストールしてもうまく動いてくれないんですよ」(みんなの介護 賢人論 第130回)。また、「日本でバイリンガル教育を行っても大抵失敗すると思います。というのも、日本には習得した言語スキルを持続させるための環境がないのです」とも。さらに、「12歳か13歳くらいまでは母国語を徹底的に教える必要があると僕は考えています。特に漢字ですね。漢字は単に文字というだけでなく、「語彙」なんです。その語彙が少ないと、相手への情報伝達に支障をきたすだけでなく、物事を理解し認識できる範囲も狭まってしまう。私たちは、知らない名前の花をうまく認識することができないのです」。
その2。「仮定のことは考えない」という「管語録」について。1月7日の緊急事態宣言会見で、「1か月後には必ず事態を改善させる」と語った翌日、テレビ朝日の『報道ステーション』で「結果が出なかった場合、緊急事態宣言の対象拡大や期間延長があるか」を問われ、管総理は、「仮定のことは考えない」と答えています。これについて、金田一先生は、次のようにおっしゃっています:
『仮定のことは考えない』という菅総理の話法の特徴は、議論の前提をなくし、議論にもちこませないでやり過ごすことです。これを『姑息』といいます。本来は“その場限り”という意味で、手の内をさらさないで当座をしのぎ、丸く収める方向に持っていこうとするもの。こういう手法を取る人は交渉役には向くが、有事には向かない。新型コロナは未曾有のことで、ウイルスは交渉で丸く収まる相手ではない。その場しのぎの話法に効力はなく、菅総理の発言は国民にわからない、伝わらないということになる
学術会議の問題は、コロナの感染者数が増え、緊急事態宣言も出て、マスコミには出てこなくなりました。しかし、やはり専門家の意見はきちんと受け止め、よく考えて対応してもらいたいと思います。ただ、安倍さんもそうだったようですが、管さんも本を読まないようです。昭和から平成の初め頃の総理大臣の動向では、書店に行ってどういう本を買ったというのがよく出ていたと思いますが、安倍さん以降、まったく見聞きしません。「会食」と称して人に会って、話を聞く意義も否定しませんが、耳学問だけでやろうとすると、耳障りのよい、おもしろそうな話に飛びついて、失敗につながるような気がします。きちんとした知識があり、自分で考える習慣がある人なら、「耳学問」も有効だと思いますが、そうでないとアヤシい……。
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ミリオンさん、こんばんは。
東海道の案内板、文字はカッティング・シートであろうと思います。
絵は、コピーかなという気がします。
寺町の河津桜、今年はいつ頃咲くでしょうね。
名古屋でも咲いているということですが、なばなの里では、正月から咲いているそうですよ。
投稿: mamekichi | 2021年1月25日 (月) 19時15分
こんばんは、東海道の案内板、文字や絵は印刷なのでしょうか素晴らしいですね。
河津桜は名古屋市内の公園で咲きだしたとブログに書いてる人がいました。
1月なのに早いなと思ってたけど、名古屋の方が暖かいのかな。
投稿: ミリオン | 2021年1月25日 (月) 19時08分