カワセミ嬢、シメ、メジロの食事の探求、カワウの大群と、大寒の鳥見は恵まれました……桑名七里の渡し公園の休憩所も探訪
大寒です。朝は、-1.2℃と冷えましたが、日中は風もなく、9.4℃まで上がり、とても大寒とは思えないくらい穏やかな日にな
りました。いつも通り、朝7時半から散歩をスタート。住吉神社、九華公園、貝塚公園、内堀南公園、外堀、内堀公園、京町、南魚町、西魚町、寺町と回ったあと、桑名七里の渡し公園へ。6.4㎞、3時間余り。藤原岳は白く、遠く見える木曽御嶽山も雪化粧。帰りに通った三崎見附跡近くの住吉入江では、一部に薄い氷が張っていました。
住吉入江には、ヒドリガモが5ペア、10羽。住吉キンクロウズは、3羽。そして、何と今日もまたハジロカイツブリ。ただし、
右の写真のように、超証拠写真。今日は「追いかけては逃げられ」の繰り返しでした(苦笑)。その挙げ句が、ピンぼけ&後ろ姿なのです。
住吉水門の外側には、ヒドリガモ6ペア、12羽。オオバンも1羽。揖斐川には、カンムリカイ
ツブリが点在。バードウォッチングのスタートとしては、まあまあか、ちょっといい感じか。
七里の渡し跡に来たら、旅館山月のところにイソヒヨドリのオス。陽がよく当たって、きれいな色が出ました。イソヒヨドリ、このあと、旅館山月(休業中)の2階の上にあるベランダへ上がっていきました。ひょっとして、このあたりに棲んでいるのかも知れません。このあたりでよく見かけますし。七里の渡し跡には、コガモが4羽、ハクセキレイが1羽。三の丸公園には何もいません。柿安コミュニティパークでは、ヒヨドリ。
九華公園まで30分を要しました(苦笑)。ハジロカイツブリを追いかけたりしたからです。アオサギさんは、いつものとこ
ろにいたものの、お休み体勢に入る直前。このあと、完全に頭を下げ、寝てしまったかも知れません。ゴイサギは、写真に写っている5羽の他にもう1羽で、計6羽。
奥平屋敷跡で、散歩&鳥見友達のYさん。そして、今日は、シメが登場。最初は、中央の高い松の木の下(いつもヤマガラ、シジュウカラが来る木)。いったん逃げた後、南西エリアに。珍しく明るいところにやって来ました。ラッキー! ジョウビタキのオスも出てきたものの、今日は後ろ姿やピンぼけ。
他には、カワラヒワや、メジロ。メジロ、最近、奥平屋敷跡では、松の木にやって来ます。
何をしているのか、ずっと疑問でした。今日のメジロ写真は、メジロをきれいに撮るのではなく、メジロがどこに行って、何をしているのかがテーマ(笑)。
ずっと見て、写真を撮って、Yさんとも話し合ってみた結果、どうもこのあた
り。これは、たぶん松のつぼみ。もう少し観察を続けてみようと思っています。
今日は、カモの写真を撮り忘れました(苦笑)。が、数は数えてきました。合計52羽。今思うともっといたかも知れません。ハシビロガモが13羽、ホシハジロのオスが1羽、ヒドリガモが2ペアとキンクロハジロ。ユリカモメは5羽。今シーズンはせいぜい40羽くらいしか来ません。餌をやりに来る人が、例年よりかなり少ないためと思いますが、これもコロナの影響でしょうか?
本丸跡で、ヤマガラやシジュウカラの混群。シジュウカラはうまく撮れず。ヤマガラは5羽ほどいました。鎮国守国神社の境
内でもメジロ。これはスギの木と思います。ここにもエサ探しに来ていると思うのですが、スギでもつぼみにきているのでしょうか? ここではメジロをあまり見かけないので、今ひとつ不明。
本丸跡を歩いていた、南西の方から「バサバサ」という音が。思わず振り返ったら、カワウの大群が北東の方向へ飛んで行くのが見えました。しばし、呆然(苦笑)。長良川の上空を1,000羽を越えると思われる大群が飛ぶのを見たことはありましたが、頭上をこんなにたくさん飛ぶのは初めて。
鎮国稲荷社の参道から見たゴイサギ。午前中は、こちら側の方が日当たりがよいので、よく見えます。6羽いるのが見えまし
た。宮司さんのお宅の屋根にいるゴイサギもいます。これは迷惑千万。今日もこのあと、追い払われていました。私はのんきに眺めているだけなのですが、洗濯物や布団を干すには大変そうです。
柿安本社のところを通って、再び北門から入ったところの堀へ。何と、カワセミ嬢が飛ぶのが見えました。鎮国守国神社の社務所裏に止まったところ。
カワセミを撮って、歩き出したら、社務所裏からゴイサギたちが一斉に飛び立ちました。ものを叩く音がしましたので、宮司さん宅から追い払われた様子。写真には11羽が写っていますが、このほかにもゴイサギが1羽、ホシゴイが1羽飛び出てきました。やはり、見えているゴイサギの倍くらいの数のゴイサギ・ホシゴイが潜んでいるようです。
本丸跡、再び。ツグミや、カワラヒワが降りて来ていました。カワラヒワは、ペアで行動しています。すでにカップルができているように思えます。辰巳櫓跡と神戸櫓跡の間、多聞櫓があったところで一休み。ここも日当たりがよく、背後にツツジの植え込みがならび、風も通らないところなのです。
貝塚公園では、モズのオス。逆光の位置で、こんな写真。さらにカワラヒワ。2羽いました。このほかは、ヒ
ヨドリとメジロ。内堀南公園には何もいません。内堀公園では、カワラヒワとヒヨドリ。
西魚町のお宅を今日も見て来ました。今日は、ジョウビタキは現れませんでしたが、メジロが2羽やって来ました。半分に切ったミカンが4個、ぶら下げられていますので、メジロには絶好の食事スポット。機能、今日見た限りではヒヨドリはやって来ないようです。
拙宅前まで戻って来たのですが、ハジロカイツブリがいないか、再確認するためと、桑名七里の渡し公園を見てこようと思
い、住吉入江沿いを歩いてきました。ハジロカイツブリの姿は、ありませんでした。桑名七里の渡し公園では、南側に新しく門ができたと書きましたが、ここも利用できるようになっていました。そして、あの休憩所です。
建物に南門から近づくと、このような水栓があります。同じものが、公園北側エリアの湧水部にもあります。諸戸水道で使われていた共用水栓を再現したもの(2015年11月3日:「桑名七里の渡し公園」オープニングセレモニー)。諸戸水道は、初代・諸戸清六氏が、明治37(1904)年に開設したもので、街路の辻など55
箇所に共用栓が設けられ、当時、皆がここで水を汲んで自宅に持ち帰ったということです。右の写真は、2015年11月3日の記事に載せたもの(湧水部にある共用水洗の説明)。
休憩所には、入れるようになっていました。暖房も効いています。テーブルと4脚の椅子が
4セット置かれています。どなたもおらず、独占状態(微笑)。せっかくですから椅子に座って眺めてみました。建物には、西に向かって、大きな窓があります。なかなか落ち着いた、いい眺め。散歩帰りにここで休憩するというのも、十分ありかと思います。いいところを作ってもらいました(何だか、自分専用のようないい方で、恐縮)。ちなみに、裏側にはトイレもあります。ホント、ここはいいところ。
午後からは、リビングによく陽が入り、室温は25℃にもなりました。暖かくてボーッとしています(苦笑)。遠隔授業最終回は、今日、午前中が指定された受講時間。私の方は、学生たちの出席確認待ち。しばし(いつもではないかというツッコミは十二分あり得ますが)ノンビリ。去年の今頃も同じことを書いた記憶がありますが、昨年の市民大学郷土史学科の講義のまとめが滞っています。ボチボチ再開して、仕上げたいところ。
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コメント
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おユキさん、こんばんは。
雨が続きますね。
蟄居生活3日目で、いささか倦んできています。
明日はおっしゃるように、3月の陽気とか。
年寄りには厳しい(爆)。
七里の渡し公園、大賑わいだったのは、オープニングセレモニーの時だけだったような気がします。
休憩所も、賑わうということはないかも知れませんが、個人的にはその方がありがたい気がします(苦笑)。
暖房が入っていました。
アクアプラザながらもほとんど入場者がないのに、冷暖房が入っていたりします。
ヒヨドリ、今頃は食べ物がなくてウロウロしています。
知り合いの方のお宅の窓ガラスをつついていたという話もあります(水と間違えたかとおっしゃっていましたが)。
投稿: mamekichi | 2021年1月24日 (日) 18時02分
mamekichi先生、こんにちは。
雨です。珍しく雨が続いています。
大寒だというのに、最低気温は高めで、明日などは3月の陽気と言いますね。
嬉しいやら、不吉な感じがして心配やらです。
さて、ずいぶん遅れてのコメントですが、七里の渡し公園の休憩所とあれば、是非にもコメントせねば、ということです。
最後の、ちょっと引いたお写真をみると、ポツンという感じがして、まだ賑わうには時間がかかりそうと思いますが、
夏などは、日陰のオアシスになりそうですね。
しかし、誰もいなく、何もしていないのに、暖房が入っていたのですか?贅沢ですねぇ(微笑)。
先日、しっかり9階までの”登山”を達成されたとのことでしたが、どうにも気力・タイミングが合わない時には、ここで時間を潰すというのも、アリな気がします。
昨日、ウチにヒヨドリが来ていました。
ハトやカラスに比べれば、歓迎できるお客さんでした(笑)。
投稿: おユキ | 2021年1月24日 (日) 14時38分