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2020年10月16日 (金)

天気はよかったものの鳥は少なし……遠隔授業覚え書き

Img_4012c  今朝は、13.9℃と「冷えました」。天気は下り坂ということです。午前中は晴れ間もありましたが、午後からは雲が多めの空。例によって、いつも通り、7時半から散歩。住吉神社、九華公園、貝塚公園、内堀公園から寿町で用事を済ませ、末広町を通り抜けて、参宮通りから帰宅。6.3㎞。冒頭の写真は、諸戸氏庭園の煉瓦蔵の前から見上げた西の空。秋模様でした。

Img_4021c  天気はよかったものの、鳥には恵まれませんでした(微苦笑)。揖斐川沿い、旅館山月の避雷針にイソヒヨドリのオス。ここに良くいます。ただ、このショットを撮らせてくれただけで、次に見たら、いなくなっていました。まさに証拠写真(苦笑)。

Img_4026c_20201016164601  九華公園では、鎮国守国神社の社務所裏にアオサギ1羽と、ホシゴイが1羽。アオサギさんは、Img_4033c_20201016164601 九華橋に近い樹上でお休み。ホシゴイは、久しぶり。といっても、いるのに見つけられないだけかも知れません。というのも、今日、このあと、神戸櫓跡にホシゴイが1羽いたのです。社務所裏にだけいるのではなさそうです。捜索範囲を広げないと。

Img_4096c  キンクロハジロは、今日も、オス、メス1羽ずつ。鳥見の大先輩Sさんは、早速、パン屑持参で散歩にいらしていました。キンクImg_4100c_20201016164601 ロが好みで、もうじきやって来るであろうユリカモメは嫌いだそうです。堀には、久しぶりにカルガモの姿が2羽。

Img_4082c  奥平屋敷跡では、ハクセキレイが2羽。左はオス、右は、若いオスのような感じがしますが、Img_4088c_20201016164601 どうでしょう? 最近、散歩友達Yさん、Mさんと奥平屋敷跡でじっくりと鳥を探すのですが、今日は、ヒヨドリ、ハシボソガラス、ムクドリ、ドバトくらい。メジロが短時間、2羽来たくらい。昨日まで見たコサメビタキや、エゾビタキはいませんでした。もう通り抜けて行ってしまったのかも知れません。

Img_4114c_20201016164601  九華公園では、いつも、北門から入り、鎮国守国神社の社務所裏、管理事務所前、奥平屋敷跡、二の丸跡、朝日丸跡から本丸Img_4118c 跡、さらに、鎮国守国神社を見て回ります。鎮国さんから柿安本社の方へ抜けて、再び、社務所裏を見て、本丸跡の神戸櫓跡、辰巳櫓跡を見て、外周の遊歩道を東から南へと歩いて、鳥を探しています。ヒヨドリ、ムクドリ、ドバト、カワラヒワはいたものの、他の鳥はなかなかいません。外周遊歩道の東で、やっとメジロの群れに遭遇。しかし、今日は、超望遠コンデジしか持って出ませんでしたので、動きの速さに追いつけません(苦笑)。柿の木レストランは、今日は来客なし。貝塚公園では、ヒヨドリが賑やかでした。他には、カワラヒワが数羽。モズの鳴き声も聞こえたのですが、姿は見つけられず。

Img_4162c_20201016164601  10時前に帰宅できましたので、臨時録音会(微笑)。急遽、遠隔授業第7回の録音をすることにしました。ちょっと準備不足というか、気合いの入れ方が足らず、調子はイマイチ。遠隔授業といえば、「5号館を出て」さんが、ブログに「手稲山初冠雪とオンライン授業に対する学生の反応」という記事を書いておられました。詳細はリンク先をお読みいただきたいと思いますが、「アンケート結果で衝撃的だったのは1回の授業に対して行った予習・復習(課題を含む)の量が去年より、そして今年に関しては他の教科よりなんと1時間以上も多かったということでした」とありました。その要因について、学生のコメントを引用しながら、次に引用したようなことを述べておられます。私自身も、対面授業で説明しているよりも、今年度の遠隔授業の方が、学生たちがこちらの意図したことや、説明した内容を良く理解してくれているような印象を持っています。

私の狙いとしては昨年までの対面授業の時とまったく変わってはいないのですが、対面授業の時には今ひとつもどかしく伝わっていないと思っていたことが、なんと今年はかなり伝わったように思えるのが大発見でした。対面授業では90分という制限時間でできるだけのことを頑張って来たつもりなのですが、今年のやり方だとおそらく私の提示したスライドをすみからすみまで読み解こうとすると、学生の能力にもよるとは思いますが、平均的には2-3時間かかるのではないかと思うくらいの内容を盛り込んでしまいました。このやり方だと、力のある学生はすべてを飲み込めるでしょうし、嫌なら飛ばしてしまうこともできるので、学生の力に応じて時間もスピードも自由にコントロールできるという意味で学生にとっても良かったのかもしれません。

おまけに最後には小さな「論文」とでもいうべき「ミニテスト」を要求されて、それも自分の力と持ち時間に応じて対応できた学生が多かったのではないかと思います。

 だからといって直ちに、遠隔授業が優れているという結論を導くことができる訳ではありません。しかし、Resede教育業界ニュースの「学生のオンライン講義に関する意識、肯定評価が優勢」という記事も出ています。そこには、次のような調査結果(東洋大学による)が書かれています。

オンライン講義を希望したのは40%、対面講義を希望したのは33%、オンラインと対面型の組み合わせを希望したのは5%だった。オンライン講義が従来の対面型講義と比較して良いと思う点を複数回答で答えてもらったところ、「通学時間がかからない」82%、「自分のペースで学習できる」68%、「自宅で学習できる」66%、「教室移動がない」61%、「私語がない」「復習が何度もできる」各34%の順に多かった。

一方、劣ると思う点については、「自宅だとほかの誘惑に負けそうで授業に集中できない」43%、「(ネットワークやデバイスの不具合などで)音声や動画が途切れて聞き逃すことがある」39%、「開始・終了のメリハリがない」「教員ごとに使用するシステムが異なるため、混乱しやすい」各36%、「対面時よりも単調に感じてしまう」35%、「ほかの受講生とのディスカッションや交流が少ない」34%など、良い点に比べると分散していることがわかる。

 教員へ教育効果について尋ねたところ、高まったと感じていたのは40%、落ちたと感じていたのは20%だったそうです。また、今後、どちらの講義の実施を希望するかと聞くと、オンラインを希望が50%、対面を希望が25%という結果が得られています。多面的な検討が必要ですが、1つのデータとして貴重な報告と思います。個人的には、これに安心せず、さらに工夫を重ね、教育効果を上げられるよう精進します。

Img_4101c_20201016164601  なお、2つの記事の引用につきましては、ご興味がおありの方には、是非ともリンク先で全文をお読みください。明日は雨模様のようです。相談のご依頼も承っていますし、遠隔授業の準備も進めなければなりませんから、おとなしく仕事となりそうです。

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