九華公園で、アオサギ再び
日に日に暑くなってきています。今日は、12時過ぎに36.2℃15時18分に37.7℃。この夏最高(8月10日が35.7℃でした)。起きた5時過ぎにはすでに28℃もありましたから、7時から散歩に出ようと思ったものの、結局7時半スタート。住吉神社、九華公園、貝塚公園、内堀公園、京町、常盤町、寺町商店街とちょうど6.0㎞。2時間あまり。公園の日陰では、風が通るところもありましたが、炎天下は暑いこと。
九華公園では、今日もアオサギ。先日来ていた若い鳥。朝日丸跡で知人と話していたら、東の方から飛んで来て、吉之丸堀にあ
る四阿を越えて行きました。本丸跡、鎮国守国神社を回って九華橋に来たら、神戸櫓跡の西にいるのを発見。40mあまり先でしたので、肉眼ではよく見えなかったのですが、何度か魚を捕っていました。が、そのシーンはうまく撮れず。右の写真、向こう向きですが、小ぶりの魚を咥えているようでした。
さて、九華公園に着いたとき、北門の花壇のところで、ゴマダラチョウ。黄色い口吻を伸ばしています。花壇のコンクリートのところなのですが、こんなところで吸水ができるのでしょうか?
吉之丸堀の上を撮る電線では、まず、ツバメ。1羽のみ。ヒナではないような気がします。尾が短いのでメス。
ちょっと目を離したら、鳥が入れ替わっていてビックリ。ほぼ同じところにハクセキレイが来ていました。幼鳥のように見えます。暑いのですが、ハクセキレイはときどき見かけます。
鎮国守国神社の鎮守の森の奥、柿安本社の駐車場に面したあたりで、カワラヒワ。数羽がいました。カワラヒワ、夏はあまり見かけないのですが、いたんですねぇ。ちょっと感激。
カワウは、2~3羽がいます。これは、昔のアヒル小屋の近くの杭の上。カワウはよくここに止まっています。暑いので、嘴を開けて、のどをブルブル震わせています。放熱をしていると思うのですが、どれくらいの効率があるのでしょう?
そして、何度も載せて、くどいと思われるでしょうが、東北八重のヒマワリ。気に入ったのです。また、この黄色を見ると、「暑くても、頑張って歩こう」という気になるのです(微笑)。この後、貝塚公園では、ムクドリ、カラスのみ。内堀公園には鳥はおらず。
南寺町で、常信寺。一昨日、「煩悩」を見つけたところ。他に何かないか、見てきました。煩悩と刻まれたところから2~3m本堂寄りに「二河白道(にがびゃくどう)」。このことばは知らなかったのですが、「浄土教で、阿弥陀仏の救いを説く比喩」だそうです。火の河と水の河を人の貪欲と怒りにたとえ、この間にある白い道は極楽に通じる道で、往生を願う信心にたとえるということ。お盆を前に、ありがたいことばを知ることができました。
常信寺には参道沿いに焼き物でできた壁画があります。そこには、「報恩謝徳」と、「天下和順」ということばがあります。「報恩」は、①恩にむくいること。恩返し、②仏・祖師などの恩に感じて仏事・布施などを行うこと。「謝徳」は、徳を謝すること。恩徳に対して礼の気持を表わすこと。謝恩。仏教では、宗祖の厚恩を謝するために開かれる法会を報恩講といいます。
こちらは、「天下和順」。天下は、普通に天下のことと思います。「和順(わじゅん)」は、①気候が順調で穏やかなこと。また、そのさま、②気質が穏やかで、おとなしいこと。また、そのさま、③穏やかに従うこと。こちらは、とくに仏教用語ではなさそうです。天下が穏やかであることを願ってということかと思います。
お釈迦様と思います。ということは、壁画に描かれている木は、菩提樹ということでしょう。猛暑のせいか、普段考えないことを考えております(微苦笑)。まぁ、お盆を前に、悪いことではないと勝手に決め込んでいますが……。
常信寺のあたりは、寺町ですから、他にもいくつもお寺があります。桑名別院本統寺の南東角に真宗大谷派の西福寺があります。ここの掲示板も見てきました。「いつも誰かを悪者にしなければ気が済ない私の善人根性」と書かれていました。SNSの炎上とか、新型コロナに関わる差別とか、こういうことは大いにありそうです。ちなみに、西福寺は、「久波奈名所図会」によれば、本統寺の「寺中寺」となっています(デジタル大辞泉によれば、「大寺の境内にある小寺。塔頭」)。
9時半前にマンション前まで戻って来て、住吉入江脇で一休み。昨日もここで撮った写真を載せています。住吉入江というウォーターフロントに、ソメイヨシノの木の下にベンチが並んでいて、一休みしろといっているようなところ。心理学的にいえば、アフォーダンスの典型(微笑)。公園や、こういう遊歩道沿いのベンチは、「一休みしたら」と誘っているのです。屁理屈をこねれば、間接的認識論では、動物は、環境からきた物理的な刺激を感受し、意味のあるイメージに仕上げると考えるのですが、環境はそれぞれ特定の性格を与えられた場所として存在している。つまり環境が、動物の行為を直接引き出そうと提供(アフォード)していると考えるのです。知覚心理学者 J.ギブソンが提唱した造語。ギブソンは、直接知覚説を展開した心理学者。学生、院生の時代、ギブソンの本や論文を読みました。
昨日のナガシマスパーランドの花火大競演の写真、基本的な整理は終えました。あとでゆっくり眺めて、いくつか紹介するなり、合成写真をつくるなりしたいと思っています。今週、空を眺めていますと、雲が気になります。いろいろとおもしろい表情を見せてくれています。
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コメント
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おユキさん、おはようございます。
ブログを書いた時点では、36.2℃でしたが、その後、さらに上がって37.7℃になっていました(苦笑)。
修行が続いています。
カワウ、翼を少し開いていますね。
小学生の頃やった「小さく前へならえ」という感じ。
このあと、水に飛び込んでいきましたよ。
東北八重だろうと思いますが、園芸品種でしょうね。
つくった人が名前をつけるのでしょうから、乱立しているのかも知れません。
青空、太陽そしてヒマワリは、元気が出ます。
ビタミンカラーというのは、インスタで知ったのですが、まぁそう言えるかも知れません。
お盆を前に寺めぐりに精を出しています(爆)。
常信寺、花木もいろいろとあり、楽しいところ(苦笑)。
煩悩は尽きませんねぇ、年を取っても枯れてきてはいないようですし。
ハイキングは、2月中旬から中止になっています。
近鉄は、9月から再開という話はありますが、詳細不明。
JRは、「予定はありません」とだけ。
あれがないと、楽しみが減りますから、煩悩につながっているかも知れません。
「善人根性」のことば、いろいろと考えます。
「正義感」にも通じるのかも知れませんが、これは実は相当ヤバいものと認識しています。
「善人根性」とか、「善人面」も同様かも知れません。
日陰に吸い込まれるのもアフォーダンスかも知れませんね。
「環境が動物に対して与える「意味」」とも言われますから。
ナガシマの花火、地元の人は皆残念がっています。
まぁ、3日とも写真を撮ったのでそれなりに満足しています。
投稿: mamekichi | 2020年8月13日 (木) 10時46分
mamekichi先生、こんばんは。
猛暑、ですね。
昨日は名古屋の方が暑かったようですが、今日は東海三県で桑名は二番目の暑さだったと、ニュースで観ました。
間違いなく、修行ですね。
カワウさん、翼の形が、カエルがしゃがんでいるような姿勢に見えて、笑えます。
ひまわり。こういう品種、なぜか現代的に思えます。
東北八重というのですね。私も調べてみたのですが、テディベアという品種との違いが分かりません(笑)。
この黄色を見ると、元気が出る、というのは分かります。
ビタミンカラーだから、と言ってしまうと寂しくなりますが、しっかり太陽を吸い込んで、負けない感じがします。
お盆シリーズ、常信寺。
猛暑のせいか、この二月?三月?から、ウォーキング&ハイキングに行けていない鬱憤のせいか、気になるところです。
西福寺の、「いつも誰かを悪者にしなければ・・・善人根性」。
善人ばかりが集まると、「私は悪くない」とケンカが絶えない。悪人ばかりが集まると、「私が悪い」と頭を下げてばかりになるので、ケンカにならない云々、という話を思い出しました。
アフォーダンス!私も日陰に吸い込まれております。
これは「環境に行為を引き出されている」とは、違うのでしょうか(笑)。
ナガシマの花火大会、打ち切りは残念ですが、「幻の・・・」と付けられますね。
希少価値も加わって、お写真に、一層、有難みが増しました(微笑)。
投稿: おユキ | 2020年8月12日 (水) 21時59分