梅雨明け、いきなり猛暑日寸前……いつもなら今日から石取祭
東海地方もようやく梅雨明けが宣言されました。過去3番目の遅さだとか。2009年は8月3日、私の生まれる前の1954年には8月2日でした(こちら)。「梅雨明け十日」といいますが、梅雨が明けるとしばらくは猛暑が続きます。早速今日の最高気温は、34.9℃と猛暑日寸前。桑名は、案外暑い日があります。8時前から散歩をスタート。いつも通り、住吉神社、九華公園、貝塚公園、内堀南公園、入江葭町、吉津屋町、新築公園、常盤町、寺町商店街、京町、桑名宗社(春日神社)、田町と6.7㎞。暑い仲良く歩き回ってきました(苦笑)。10時半には帰宅する予定が、1時間も延長(爆)。あちこちで元気な散歩友達に会ったのがその理由。暑くてもいろいろとしゃべってきてしまうのです。
「ヒマワリは、青空のもとで見たい」という記事(2020年7月26日)を書きましたので、あちこち回って見て来たものの、ヒマワリの方がいささか元気なしで、ちょっとガッカリ。左のものは、立教小学校にある陽和幼稚園の園庭にて。右は、先日も載せた城下町筋(南魚町)の道路脇で撮ったもの。寺町商店街で見たヒマワリは、もはや完全にお辞儀をしていました。
さて、今日は、本来であれば、石取祭の試楽(しんがく)の日。今年は、新型コロナウイルスのために祭車曳き回しなどは休祭となりましたが、神社での御神事は行われます。そこで、桑名宗社(春日神社)に行ってきました。桑名宗社に着いたのは、10時10分。午前10時から「献石神楽」という祭典が行われており、祭関係の役員の方も参列され、祝詞が聞こえてきていました。
今日、日の出から午前10時までの間に献石が各町内によって行われました。町屋川で斎行された「川原祓式」の後、各町が足を運び、神聖な栗石を荒薦に包み、自治会名を添えて奉納するのです。一時は、この献石があいまいな位置づけになっていたようですが、現在の宮司さんになってから明確にされました。「石取祭」ですから、石を取って奉納するというのは本質的な行事だろうと思います。
石取祭に関連して、桑名宗社の境内には2つの関連する句碑があります。1つは、山口誓子による「山車統べて 鎧皇后 立ち給ふ」の句碑(右の写
真)。もう1つは、二川のぼるによる「山車の燈に 夜は紅顔の 皇后よ」。いずれも神功皇后の飾りをつけた堤原の祭車を読んだもの(祭車一覧は、こちら。第8組をご覧ください)。
桑名宗社、例年であれば石取祭のときには、楼門の前に観覧席が設けられるのですが、今年
はそれもありません。私は、桑名出身ではありませんが、花火も石取祭もないのは、やはり張り合いがありません。
朝一番は、風もあっていささかさわやかでしたが、8時前に歩き始めたら、もう暑い。参り
ます。セミは元気に鳴いているのですが、それ以外の昆虫も、鳥もほとんどいません。柿安コミュニティパーク西の堀端でハクセキレイ。たぶん若鳥。九華公園の堀では、カワウも暑くて嘴を開けて、のどをブルブル。
暑い中、中学生か、少年野球か、公園内野球場で練習。炎天下、歩くくらいの元気はありますが(それでも、公園があると日陰で休んで、水分補給をしています)、走ったり、スポーツをしたりする勢いはもはやありません。若いというのは、それだけでうらやましい。
アオスジアゲハ。鎮国守国神社の境内にて。なかなか止まってくれないので、こうしてじっとしてくれるの
はありがたい。貝塚公園その他をブッチして、京町の呉服屋さんのツバメのヒナ。1羽しか見えないのが、ちょっと気になります。昨日は、もう1羽は、奥にいたので、いるのかも知れません。
本当は、歩き始めに見てきたのですが、桑名七里の渡し公園では、休憩施設の工事が進んでいます。屋根は ほぼできたのでしょうか。この北側には、大きな石が運び込まれて、さらに庭園が広がるような感じです。右の写真では、ちょっとわかりにくいかも知れません。
田町から桑名七里の渡し公園に歩いてきたのですが、ここで散歩友達Yさんと出会いまし
た。話しながら歩いてきて、二人で何気なく諸戸氏庭園の改修工事現場を覗いて、ビックリ。揚屋をして建物の土台からやり直しをしていたはずですが、いつの間にか、揚屋が終了していたのです。そういえば、しばらく前にクレーン車が来ていた日が何日かありました。いやはや、確認を怠っていてはいけませんでした。
Yさんと別れ、拙宅マンションの敷地内に入ったところで、セミをチェックしていたら、今シーズン初めてニイニイゼミを確認。それも一度に4匹ほど。毎年見ていますと、アブラゼミが出るようになると、ニイニイゼミも見るようになります。夕方には、ツクツクボウシが近所で鳴いていました。
午後からは、遠隔授業第6回目の課題のチェック&評価と、Q&A書き。認知療法などでいう「推論の誤り」や「認知の歪み」について自分が経験したことを取り上げて説明しなさいという課題でした。定義や説明をよく読んで、自分の体験したことのどこが、どのように「推論の誤り」「認知の歪み」に当てはまるかを書いて欲しいのですが、連想ゲームのようにそこから体験談を語るような回答もあり、苦笑。毎回、Q&Aで前回の課題の意図や何がポイントかを説明していますので、それを踏まえてよく考えてもらいたいと思うのですが、こちらの意図をきちんと理解してもらうのは難しい(苦笑)。力量不足かも。Q&Aの最後には、いつも自分が撮った写真を、気分転換にと思って載せています。前回は、昨年の水郷花火大会の写真でした。「花火も何もなくて、淋しいけど、写真で見られてよかった」と上手に書いてくれる学生もいて、調子に乗っています(爆)。
猛暑になります。どちら様もご自愛ください。もちろん、私も他人事ではありません。主治医&友人のS氏からは、去年、「熱中症になって、救急車のお世話になるようなみっともないことはしないように」と釘を刺されています故。
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