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2020年8月19日 (水)

またもや九華公園でカワセミ……プチ歴史散歩も

Img_3427c  今日は、暑さはやや和らいで、最高気温は34℃の予報です。しかし、正午までですでに33.6℃(11時40分)。昨日ほど(38.2℃(13時8分)にはならないと期待しています。昼もさることながら、夜になっても遅い時間まで 30℃を下回らないのには参ります。いつも通り、7時半スタートで2時間の散歩。住吉神社、九華公園、貝塚公園、内堀南公園、入江葭町、吉津屋町、新築公園、常盤町、京町、寺町と5.9㎞。昨日までのように、汗だくとまでは行きませんでした。冒頭の写真は、桑名七里の渡し公園。百日紅があちこちに咲いています。

Img_3494c  今日は、8月14日に続いて、九華公園でカワセミが見られました。相撲場の近くで、堀端に止まっていました。しかも、カワセミまで約20mという至近距離。これはなかなかありません(微笑)。ただ、残念だったのは、逆光の位置だったこと。鎮国守国神社の裏から柿安本社の駐車場を抜けて来たのですが、堀の側に来たときにカワセミがいるのに気づきました。

Img_3464c_20200819115301  カワセミに気づく直前には、ハグロトンボ。このトンボもヒラヒラと飛びますし、オスは、この写真のようImg_3484c_20200819115301 に、胴体が金緑色に輝いています。止まっているときも、ときどき羽根を開いたり閉じたりします。鎮国守国神社の裏手で見つけたのですが、九華公園でハグロトンボを見たのは、たぶん初めて。

Img_3441c_20200819115301 Img_3450c_20200819115301  さて、話を戻して、七里の渡し跡まで野鳥の姿はなし。中洲にも、サギはおらず。七里の渡し跡にいたのは、スズメとハクセキレイ2羽。このハクセキレイ、15mほど先にいたのですが、カメラ目線(微笑)。セミは、クマゼミが激減した印象。アブラゼミはいるものの、あまり鳴いていません。ツクツクボウシの声もときどき聞こえます。

Img_3454c_20200819115301  九華公園も静かです。アーちゃん(カルガモ、シルバー人材センターの方がこう名づけてかわいがっておられます)は、二のImg_3559c 丸堀にいました。暑くなってから姿をよく見かけます。他には、スズメ、ムクドリ、キジバトくらい。8月9日の記事に書きましたが、管理人さんがサンコウチョウを見たという情報がありましたので、気をつけてみているのですが、まったくいません(2020年8月 9日:九華公園でサンコウチョウの目撃情報)。

Img_3543c_20200819115301  旧鳥小屋前のアサガオは、少ないながらもけっこう花が咲いてきています。うらやましい(苦笑)。というImg_3654c のも、我が家のアサガオは、相変わらず繁れども、花はつかずなのです(右の写真)。九華公園のアサガオは、蔓が伸びて高いところに咲いていましたので、下から見上げたショット。得意の下からというか、裏から見てみました。

Img_3588c_20200819115301  このあとは、いつも通り黙々と歩いて新築公園へ。歩く距離・歩数を稼ぐのにちょっと遠回りをしているのですが、実は、ここは、その昔、「桑名米穀取引所」があったところ(西羽晃著:新桑名歴史散歩、pp.133~134)。明治26(1893)年10月にそれ以前の「米商会所」(明治11(1878)年に発足、殿町にあった)が模様替えして発足し、翌年12月にここ(当時の大山田村大字桑名)に移転したのです。このあたりは、明治23(1880)年に田を埋め立てたため「新築」と呼ばれました。先日の「くわな村正史跡めぐりスタンプラリー」の時にM氏と話していて、思い出したプチ歴史。さらに「新桑名歴史散歩」から引用しますと、桑名だけは、全国の他の市場が閉店したあとも夕市が開かれ、注目されていました。初代諸戸清六は、大隈重信と懇意になり、情報を早くに仕入れ、政府の公金を低利で借りて、米相場で成功しました。

Img_3609c_20200819115301  さらに、ついでにプチ歴史散歩。京町公園。このあたりに京町御門がありました。かつて東海道は枡形になっていたといいます。京町公園には、桑名町役場が置かれ、その後、桑名市が発足したときには市役所もここに設置されました。公園内には「桑名市制施行時 桑名市役所跡」という石碑があります。

Img_3612c_20200819115301  寺町堀。寺町商店街の裏というか、東側にあります。桑名城の総構え堀の一部。ずっと以前は、寺町堀は雑Img_3615c 草が生えていたと思いますが、堀の半分を埋め立てて遊歩道が整備され、残り半分の堀の部分は、水深・幅が以前の1/2程度の石積み水路となっています。

Img_3624c_20200819115201  寺町商店街を通り抜け、寺町交差点を北に渡ると、美濃街道と交差しまImg_3627c_20200819115201 す。ここには、三崎見附がありました。

Img_3637c_20200819115201  その先、現在は、きれいに整備されて住Img_3642c 吉入江と呼ばれていますが、ここも総構堀でした。昔の城絵図にあるのとほとんど同じ形に見えます。住吉入江が曲がっているところにあるのが、諸戸氏庭園。江戸時代の豪商・山田家の屋敷であったものが、明治18(1885)年頃に諸戸家の所有になっています。

Img_3578c_20200819115301  昨日の午後、少しだけ仕事をしようと思ったものの、爆睡(苦笑)。授業で課した課題の評価を確認し損ないましたので、今日に持ち越し。暑いのはもう勘弁して欲しいところですが、来週にならないと猛暑は収まらないとか。皆様もご自愛ください。吉津屋町で見たヒマワリです。

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コメント

こころんさん、こんばんは。

カワセミ、すぐ目の前(という印象)にいました。
ラッキーでしたが、逆光でちょっと残念。

アサガオはベランダに置いてありますが、夜は部屋の灯りはとどかないところです。
たぶん、結果的には、肥料のやり過ぎかと思っています。

ところで、mamekichiは、ご明察!
たぬきちとまめきちがいます。
このまめきちから採りました(微笑)。

投稿: mamekichi | 2020年8月19日 (水) 18時46分

こんばんは
カワセミ、20メートルとはラッキーでしたね。
逃さず撮られて良かったです。
高校の時の授業でアサガオはたしか短日植物なので
暗い時間が一定時間無いと花が咲かないと思いますが
夜も明るい場所ということはないですよね?

どうでもいい話ですが、集まれどうぶつの森に
たぬきのキャラクターがいて「まめきち」
という名のようです^^;

投稿: こころん | 2020年8月19日 (水) 18時24分

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