常盤町でツバメの巣立ちを見損なった話
梅雨空が戻って来ました。曇天で気温も上がらず、28.3℃。北寄りの風で暑くはありません。湿度は高いようで、散歩して来たら多少汗ばみました。朝一番に用事を済ませ、8時40分から、結局、11時20分頃まで(笑)。「結局」というところには含みがあります(微苦笑)。いつも通り、住吉神社、九華公園、貝塚公園、このあといつもなら内堀南公園を通るのですが、ちょっと遠回りして、柳原から入江葭町へ。さらに吉津屋堀、新築公園、常盤町へ。ここでほぼ1時間滞在したのち、京町から西魚町、寺町交差点と歩いて帰宅。6.2㎞。冒頭の写真は、住吉神社前。例年なら、7月最終土曜日は桑名水郷花火大会で、神社もフェンスで囲われ、このあたり観覧席が準備されるところ。今年は東京オリンピックが予定されたため11月になっていたのですが、新型コロナで中止。
「結局」と「常盤町で1時間滞在」というところから。場所は、常盤町のお宅にあるツバメの巣。10時頃到着。いつも通り、3羽のヒナが元気 にしていたのですが、しばらく見ていたら、エサを運んで来た親ツバメにつられるよう、1羽が巣から飛び立ちました。「オォ! これは巣立ちに立ち会えるかも知れない!」とコーフンしました。
巣から飛び出たヒナは、その後、私が見ていた道に降りたり、私のいた背後の塀の上に降りた りしていました。まだ危険を知らないのでしょう、私のことなど、まったく警戒する様子はありません。
この1羽のヒナが巣を出てから、親ツバメは懸命に他のヒナたちにも巣から出るよう促しているように見えました。しかし、他の2羽はなかなかそれに応じません。巣を離れたヒナも、何度か巣を出たり入ったり。
親ツバメは、私の背後の塀に降りて、一休み(苦笑)。ツバメの親も大変。子どもたちが自立するのは、難しそうです。
こちらのシーン、実は、親がエサを運んで来たところではなく、巣を出たヒナが、巣に戻ろうとやって来たときのもの。ヒナも、見境がないのかも知れません(というより、巣に近づくものがあると、こういう反応をするようになっているのかも知れません)。
結局、巣を離れたと思ったヒナも、最終的には(私が見ていた1時間ほどの間では、ということですが)巣に戻ってきてしまいました。
結局、この写真のように、「元の鞘に収まった」感じ(苦笑)。1時間のすったもんだの挙げ句、巣立ちを確認することはできませんでした。まぁ、1時間楽しめたのですから、贅沢をいってはいけません。ツバメの巣立ち、もっと簡単に巣から飛び立ってオシマイなのかと思っていたのですが、そう簡単なことではなさそうです。
このあと、念のため、京町の呉服屋さんを見に行ったのですが、これもヒット! 最近、ここの巣には親ツバメがいたり、いなかったりでしたので、卵はないのかも知れないと思っていました。しかし、ご覧のように2羽のヒナが誕生していたのです。常盤町の巣から、もうヒナは巣立っているかも知れませんので、次は、ここが必須のチェックポイント(微笑)。
さて、話を戻して、九華公園。鳥も人もいないのですが、北門を入ったところで、シジュウカラ2羽に遭遇。 ときどき鳴き声は聞いていましたが、姿を見たのは久しぶり。管理人Kさんによれば、「昨日(7/22)、カワセミを見た」そうです。今日もよく見るところでしばらく待ったのですが、登場せず。そして、アオスジアゲハ。毎日のように見てはいるのですが、写真を撮ったのは、これまた久しぶり。
貝塚公園での光景。半隠居のジイ様には関係ありませんが、世間は、今日から4連休。本来なら、東京オリンピックで盛り上がったのでしょうが……。2組の親子連れが、セミ取りに興じていました。
カンナ。入江葭町の交差点近くの水路脇に生えています。どなたかが植えたのか、かなり前からここで咲いています。この花 を見ると、夏だという気になります。カンナも、私が子どもの頃はもっとあちこちで見た記憶がありますし、オヤジも庭に植えていたと思います。
あちこちにこういうポスターが貼ってあります。8月13日(木)~31日(月)まで、桑名宗社(春日神社)で「宝刀村正特別展示会」があります(9~16時)。「太刀 村正 2振 三重県重要指定文化財 附 四弁花繋文錦包糸巻太刀拵」や「太刀 正重 2振 三重県重要指定文化財」などが展示されます(こちら)。個人的に、「えっ?!」と思ったのは、「短刀 村正 1振(とらや饅頭所蔵)」というところ。とらや饅頭さんが村正を持っているの? と思ってしまったのです(失礼の段、ご容赦あれ)。展示会に合わせた授与品には、本多忠勝公「勝守」、限定御朱印、ペーパーナイフなどがあるそうです(初穂料を納めねばなりませんが)。これに合わせて、「宝刀村正写し 鍛錬打ち始め式(8/15、16)」や、「くわな村正史跡めぐり」があるそうです。個人的には、史跡めぐりに興味あり。開催期間中、予約なしで参加可能。神社受付でうちわ型スタンプラリー台紙を受け取り、市内8か所の村正にゆかりあるチェックポイントをめぐり、すべてのスタンプを揃えたら村正の鐔の形をした記念ピンバッジがもらえるそうです。
余談。メダカのいる睡蓮鉢から、メダカの赤ちゃん多数を救出。ネットで調べたら、親が食べてしまうのだそうです(たとえば、こちら)。朝早くから、小さい網で何度もすくい取りました。数は数えられません。まだ睡蓮鉢を泳いでいる赤ん坊もいますから、夕方餌をやるときに再度挑戦。
余談その2。このところ、また新型コロナ感染者数が増えています。今日、東京では366名、愛知県では96名とか。三重県も今日までのトータルが61例。7月に入ってから15名ほど出ています。感染者数だけを見るなら、緊急事態宣言の頃より増えています。「Go To トラベル」とか、浮かれている場合かという気がしてなりません。「浮かれている」というのは、政府に向かっていっています。国民というよりも、政治献金をくれる人たちの方を向いて仕事をしていると思えてなりません。最近、総理大臣も出て来ません。やる気がないと思わざるを得ませんねぇ。遅い、ちぐはぐ、朝令暮改ではねぇ。しっかりとした基本方針がないから、アタフタと、その場限りのあり得ぬ対応を取ってしまうに違いありません。
さらなる余談3。非常勤先では遠隔授業が続いているものの、後期の授業をどうするか意向調査があったと書きました(2020年7月21日:今日も梅雨の晴れ間で、修行を継続中)。今朝の中日新聞によれば、名古屋工業大学や南山大学は、後期授業も原則オンラインで実施することを決めたというニュースが載っていました。名古屋大学も原則オンラインとしているそうです。対面授業に戻したいが、今の状況では難しく、悩ましいというところでしょう。微妙ですねぇ。非常勤先も、「いざという時に遠隔授業にもどせるよう準備をしながら、できるだけ対面授業を軸に講義を行っていきたい」というのが基本方針だそうですが、いきなり「来週からは遠隔授業」というわけにも行かないでしょう。まぁ、週1回担当の非常勤講師ですから、基本的には指示にしたがうことになります。
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