今日は「裏」にこだわります……花菖蒲の花を裏から覗き、市民大学郷土史学科のテーマは「歴史を裏から見る」
今週水曜か木曜には梅雨入りするだろうという予報ですが、今日も暑い(苦笑)。気温は29.6℃に留まりましたが、午前中は風もなく、空も真夏のような空でとても暑く感じました。公園を散歩する人もほとんど見当たりません。8時から住吉神社、歌行燈本店、九華公園、貝塚公園、入江葭町、吉津屋町、京町、寺町近く、田町、三崎通と歩いてきましたが、出合った散歩友達などは、3組4人のみでした。皆さん「暑いなぁ」「先が思いやられる」「マスクをしていると余計に暑い」という話ばかり。午後からは、予定通り、くわな市民大学郷土史学科での講義に行ってきました。
歌行燈本店のアジサイ、いよいよ盛りを迎えました。お近くの方、見に行かれるのであれば、まさに今が最適
と思います。
九華公園には、スズメ、ドバト、ムクドリしかいません。傷ついたヒドリガ
モのオスも、ここ数日、姿が見られません。本丸跡の花菖蒲園の脇にいたのですが、このあたりの草刈りが行われた前後からいなくなりました。柿安コミュニティパークの堀にもいませんので、どこに行ったかは不明。
奥平屋敷跡への入り口にある花菖蒲園。ここがもっともよく咲いています。ただ、以前とは違って、花がらを摘まないので、遠景はよいものの、近景になると、咲き終わった花が写り込んでしまうので、いけません。
そこで、遊んでみました。花菖蒲園には侵入していません。柵から身を乗り出して、カメラを差し出して撮った写真。テキトーに撮っています(微笑)。裏側から見た花菖蒲の花です。いつものパターンを花菖蒲に応用しただけですが、結構面白い(と、これは自画自賛)。
こちらは、たぶん原種の野花菖蒲。かなり印象が違います。普通は、花を下から覗くなどと
いうことはしないでしょうから。太陽の当たり具合など、気にしているとこういう写真を撮れるところがありませんから、それもまたテキトー。「テキトー散歩写真」というジャンルでも開拓しようかと思うくらい(調子に乗りすぎ)。
九華公園、アジサイはあまりありません。管理事務所の南あたりと、外周の遊歩道沿いに少し(こちらは、周囲のお宅に住んでいる方が植えられたものと思います)。これら2枚は、管理事務所南のところで撮ったもの。「七変化」ということばでアジサイの花の色の変化が喩えられます。よく知られているのは、土の酸性度によって色が異なる現象ですが、それ以外にも「老化現象」ともいわれる現象で花の色が、時間の経過にともなって変わることもあるそうです。老化といってよいのかどうか分かりませんが、花の色素が時間につれて変化することが、アナベルやヤマアジサイであるといいます(こちら)。
ツバメの巣は、田町にある商店の巣で親がいました。京町の呉服屋さんの巣、ときどき親ツバメがいたのですが、ここ1週間ほどは見なくなりました。どこかで二番仔に挑戦してくれないでしょうかねぇ。
午後からは、最初に書きましたように、くわな市民大学郷土史学科での講義がパブリックセンターで今日か
ら開講。当初は5月開講でしたが、ご多分に漏れず、新型コロナウィルスのため1ヶ月延期されていたのです。密にならないよう、机、椅子の配置が工夫されて、マスク着用などの対策。13時半から2時間。途中、休憩時間に窓を全開で換気。
今年のテーマは、「歴史を裏から見る」です。裏側にこそ真実が隠れている」と思います。「歴史は勝者が作る」「疑ってかかれ歴史書」「信用度の高いものは、当時発行された古文書や第三者の日記」ということ。「公家は、儀式や人付き合いが多いので、行事の時に何を着たか、誰にどういう贈り物をしたかなどをきちんと覚えておかないと、恥をかくことになるので、日記をきちんとつけた」のだそうです。その中に朝廷に伝わってきたことも書かれているのです。もちろん、伝聞もありますから注意は必要なのですが、何が起きたかは確認できるということ。今日は、本能寺の変のお話し。NHKの大河ドラマ「麒麟が来る」は、昨日、桶狭間の戦いで中断となりましたが、明智光秀は、生年やら父親やら出自からしてよく分からず、諸説入り乱れています。光秀の時代、よほど高い地位の人であれば、出身地や生年月日ははっきりしているのですが、そうでなければよく分からないそうです。光秀は、本能寺の変で信長を討ったがために超有名になって、皆が注目するのですが、豊臣秀吉でも、生年には複数の説があるそうです。12月まで全7回の講義、楽しみです。今年は、きちんとその日のうちに復習をしようと思っています(学生達にも復習しろといっている立場上、率先して模範を示さないと……苦笑)。
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