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2020年5月 5日 (火)

コアジサシの季節

Img_6492c_20200506202701  こどもの日です。徒歩で伊勢大橋を渡り、長良川河口堰へ行き、親水広場から中堤交差点を経て、伊勢大橋の西半分をまた歩いImg_4801c て戻ってくることにしました。「徒歩で」というのは、長良川河口堰の一般駐車場が、このゴールデンウィーク中、閉鎖されているからです(こちら)。帰りには、福島地区でケリの巣がないか見てくるつもりもありました。結局のところ、3時間で7.5㎞を歩きました。右の写真は、散歩に出たとき、拙宅マンション敷地内の木にやって来たコゲラ。諸戸氏庭園から来たと思います。

Img_4810c_20200506203201  住吉神社から見た揖斐川右岸堤防の様子(北の方角)。5月3日にはもっとたくさんの人がウォーキングやジョギングをしていまImg_4816c_20200506202701 したが、少なめでした。左の写真に写っている桜並木(桜堤防を復活したところ)から北では、高水敷のあちこちにヒバリがいます。3箇所で6羽ほど。いずれもペアと思われます。

Img_6509c_20200506202701  伊勢大橋西詰交差点のすぐ下流側では、伊勢大橋の架け替え工事が進んでいます。伊勢大橋はImg_6541c 昭和9(1934)年にかけられ、老朽化が進んでいるのです。新しくつくられた橋脚のところでの工事です。その工事現場のすぐ近くに葦原があり、そこからはオオヨシキリの鳴き声が盛んに聞こえて来ます。揖斐長良川の中洲でも先日からオオヨシキリの鳴き声が聞こえます。この葦原や、河口堰近くのところでもよくよく見たのですが、オオヨシキリは見つからず。

Img_6585c  長良川河口堰までは3.3㎞ほど、45分で到着。私の他には、サイクリングで来た男性一人。この方は、管理橋を往復して他へ行Img_4835c_20200506210801 かれました。故に、ほぼ独占状態です。カモは、まったくいなくなっていました。東西の魚道には、思いの外たくさんのコサギがいました。その数20羽ほど。その他、ダイサギは5羽ほど。

Img_6605c  左の写真はコサギ。このコサギは、婚姻色を呈していませんが、他のコサギの大半は婚姻色Img_6660c_20200506211201 になっていました。右の写真は、ダイサギ。目先が緑がかっていますので、婚姻色です。

Img_6595c  東側の魚道には、珍しく、ゴイサギ。ここで見ることはImg_6615c まれです。アオサギは、西側・下流の閘門へのアプローチのところに1羽のみ。

Img_6699c  親水広場へ降りていくと、何やら耳慣れた鳴き声が盛んに聞こえてきました。先日来たときも、管理橋の南西側で飛んでいImg_4942c るのを見ましたが、コアジサシでした。こんなところにいるとは。ここで見たのは始めて。上流西側の監視塔あたりで10羽。たぶん100mほど先。オスがエサを咥えて飛んでくるところも何度も見られました。

Img_6725c_20200506202801 オスはエサを加えて降りてくるのですが、40分ほど見ていた限りでは、メスに渡したところは確認できませImg_6892c_20200506202801 んでした。

Img_6808c_20200506202801  中には、メスに渡す直前に小魚を落としてしまったとしか思えないシーンも。左の写真では、飛んで来たオスは、この前のショットまで魚を咥えていたのです。ドンくさいオスはコアジサシにもいるようで、笑えました。

Img_6749c  40分ほど見ていたと書きましたが、その間、オスが河口堰の上流側小魚をゲットする様子は見られませんでした。以前から、また、先日もでしたが、魚を捕るのは堰の下流側のようです。カワウが魚を捕るのも、堰の下流側ですから、下流側に魚が集まっているのかも知れません。営巣地もどこか近くにあるのでしょうが、ここ2~3年は不明。

Img_4991c_20200506202801  求愛給餌という決定的シーンは撮れなかったものの、それなりに満足(微笑)。親水広場では、他にハクセキレイと、コチドImg_6932c_20200506212501 リ。先日見たコムクドリや、ヒレンジャクはもういません。福島地区の水田を回ったのですが、ケリの姿はまったくなし。ここ2~3年は散歩コースではケリの営巣は見られません。長島あたりでも少ないようです。どこにいったのでしょう?

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