スズメのヒナの水浴び……遠隔授業マニュアル届く
5月も早くも最終週。今日は、新型コロナウイルス特別措置法に基づいて北海道、埼玉、千葉、東京、神奈川の5都道県で継続されていた「緊急事態宣言」が解除される見込みだそうです。喜ばしいような気も少ししますが、大丈夫かなぁというのが率直な感想。経済への影響を何とかしたいということなのだろうと疑っています。「感染状況を分析し、総合的に判断した結果、全ての都道府県で緊急事態宣言を実施する必要がなくなったと認められる」といいますが、私自身は、この「総合的判断」というのは、曲者と思います。何と何をどう総合して、どういう基準に基づいて判断したのか? と確認したくなるのです。
雲が多めでしたが、晴れてくるということで、いつも通り散歩。8時から住吉神社、歌行燈、九華公園、貝塚公園、入江葭町、
京町、吉津屋町、寺町と5.8㎞。歌行燈本店さんのアジサイ、5月22日に引き続き(ミドリガメの産卵と「スズメの学校」……今年は桑名水郷花火大会も中止で残念至極)見てきました。3日しか経っていませんので、さほど状況が変わったわけではありません。いろいろと変わった種類があり、楽しめます。この分ですと、6月に入ってからの方が良さそうです。
九華公園、この間のようにたくさんのスズメのヒナは集まらなくなって、「スズメの学校」はありません。が、今日は、北門を入ってすぐのところの堀にヒナが降りてきて、水浴びをしていました。まぁ、スズメの学校の続きというか、課外活動とでもいうか(微笑)。落ち葉などがあって、あまりきれいなところとは思えませんが、一人前に水浴びをしていました。これも教えられなくてもやれる、生得的な行動パターンのように見えます。
ヒナはあちこちで見ます。連休明けくらいからスズメのヒナを見るようになりました(2020年5月7日:スズメのヒナが親からエサをもらっていました)。もう18日くらい経っています。昨日書きましたように、文献的には、親が巣立ったヒナを世話するのは、巣立ち後10日ほどといいますから、もう自立している(させられている?)ヒナもたくさんいると思います。親は、自立させると、2回目の繁殖に入るといいます。
相変わらずというか、毎年のことではありますが、この時期、鳥は少なくなります。ここ数日、あまり見かけなかったシジュウカラのファミリーに二の丸跡で出会いました。賑やかです。親とヒナが一緒に行動していますが、ヒナも自分で餌をとろうとする様子も見られました。
シジュウカラと同じあたりには、コゲラの姿もありました。九華公園では、5月13日以来(スズメもシジュウカラも親は大変(微笑))。二の丸跡で2羽のコゲラ。
奥平屋敷跡の鳥小屋のセキセイインコ。先日、管理人さんが卵を取り出しました。産卵から1ヶ月は優に過ぎ、孵らないと判断したのです。1年中繁殖する、卵がなくなるとまたすぐに産卵するという話を、公園に来るセキセイインコを飼っている方から聞いたこともあります。今日はメスがまた巣箱に入っていました。
ツバメの巣チェック。京町で4箇所、田町・三崎通で4箇所をチェックしていましたが、結局ヒナがいて、育っているのは、京町のあるお宅の巣1箇所のみ。最初に見たときは5羽でした。今日見えたのは3羽。あとの2羽は見えないだけかも知れません。親は頻繁にやって来て餌をやっています。巣内で過ごすのは3週間前後です。この巣でヒナを見つけたのは、5月18日(市博物館のツバメのヒナ、姿を消す……特別定額給付金、振り込まれました(微笑))。6月上旬頃巣立ちと思われます。
ところで、今日、江戸橋方面の非常勤先から「遠隔授業」についての詳しい連絡が届きました。遠隔授業実施概要、 「講義
音声データ」「講義資料」の公開方法、出席管理の方法など5編からなるマニュアル。けっこう分量があり、まだざっと目を通しただけですが、遠隔授業は6月22日の週から9月半ばまで。あちこちで調べましたが、普通の対面授業の準備よりも3倍くらい労力と時間がかかるという話があります。大変です。毎回でなくともよいのですが、課題を与えたり、レポートを書いてもらったりなどして、教育効果が下がらないようにする工夫も必要ですし、成績評価方法についても考慮しないといけません。左は歌行燈本店のアジサイ、右は九華公園の花菖蒲。
| 固定リンク | 0
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 水鏡、花筏、「遠山のカメさん」に春日さんの金龍桜(2023.04.01)
- 「桜とイカル」……イカルは40羽ほどの群れ(2023.03.31)
- 大山田川、上之輪新田から揖斐川沿いを散歩……桜、イワツバメとケリ(2023.03.30)
- 今日は、イカルと東海テレビのイッチーに遭遇(2023.03.29)
- 20230328町屋川へキジを探しに(2023.03.28)
「散歩」カテゴリの記事
- 水鏡、花筏、「遠山のカメさん」に春日さんの金龍桜(2023.04.01)
- 「桜とイカル」……イカルは40羽ほどの群れ(2023.03.31)
- 大山田川、上之輪新田から揖斐川沿いを散歩……桜、イワツバメとケリ(2023.03.30)
- 今日は、イカルと東海テレビのイッチーに遭遇(2023.03.29)
- 20230328町屋川へキジを探しに(2023.03.28)
「花・植物」カテゴリの記事
- 水鏡、花筏、「遠山のカメさん」に春日さんの金龍桜(2023.04.01)
- 「桜とイカル」……イカルは40羽ほどの群れ(2023.03.31)
- 大山田川、上之輪新田から揖斐川沿いを散歩……桜、イワツバメとケリ(2023.03.30)
- 今日は、イカルと東海テレビのイッチーに遭遇(2023.03.29)
- 20230328町屋川へキジを探しに(2023.03.28)
「大学」カテゴリの記事
- 大雪の中、後期の定期試験(2023.01.25)
- 江戸橋での非常勤も14回目を無事終了、来週は試験……【加賀乙彦さんご逝去について追記しました(1/19)】(2023.01.18)
- 散歩日和でしたが、非常勤の授業(2023.01.11)
- 御用始めで、鳥図鑑+1(2023.01.04)
- 年内最後の非常勤の授業(2022.12.21)
「野鳥」カテゴリの記事
- 水鏡、花筏、「遠山のカメさん」に春日さんの金龍桜(2023.04.01)
- 「桜とイカル」……イカルは40羽ほどの群れ(2023.03.31)
- 大山田川、上之輪新田から揖斐川沿いを散歩……桜、イワツバメとケリ(2023.03.30)
- 今日は、イカルと東海テレビのイッチーに遭遇(2023.03.29)
- 20230328町屋川へキジを探しに(2023.03.28)
コメント
おユキさん、こんばんは。
「自分でカツを揚げないと」とは(爆)。
お腹が空いていらしたのでしょうか?
「総合的判断」について。
現役の頃、とあるエライ方が「総合的に判断して、これに決める」と言われたので、思わずここに書いたように、「何と何をどう総合して判断されたのでしょう?」と聞いてしまったことがあります。
「総合的判断は、総合的判断だ」という答えが返ってきた記憶があります。
0.5人未満という、一応基準らしきものを造っていたのに、それはどうやら無視。
たぶん強力な支持者の筋から、「もう経済が持たないから、解除しろ」というプレッシャーがあったんでしょうね。
結果オーライならラッキーと思います。
アジサイ、散歩コースでは今年は咲き始めが遅い感じです。
アジサイでも、花菖蒲でも、バラでも園芸品種がたくさんあって、私など訳が分かりません(苦笑)。
梅雨は鬱陶しいのですが、晴れ間があると楽しめますし、雨に濡れた景色もそれなりに味わいがあります。
というのは、年寄りの戯言ですが(苦笑)。
ツバメの飛び姿は、うまく撮れました(自画自賛であって、自慢ではありません)。
おユキさんのツバメ飛び姿の写真、楽しみにしています。
投稿: mamekichi | 2020年5月26日 (火) 17時53分
mamekichi先生、こんにちは。
24日のタイトルを、「そろそろ自分でカツを揚げないと!」と読み違えたおユキですm(__)m。
「総合的判断」。
昨夜、久々に某首相の演説を聞いたのですが、この方は「総合的判断をした結果」と言われれば、そのまま鵜呑みにできる方なのだろうなぁ、と思いました。
閣僚の「悪気はなかった」等の言い分も、そのまま鵜呑みにされて来たから、これまでがあるのだなぁ、とも。
実に素直な善人なのかと(当然、嫌味です)思われます。
さて、アジサイもぼちぼち咲いてきましたね。
世話をされている方たちが、趣向を凝らしていらっしゃるのか、変わった品種をよく見るようになった気がします。
キレイなのですが、アジサイを見ると、「そろそろ梅雨がくるのだなぁ。」と、ちょっと憂鬱になることもあります。
ツバメ。
先日、飛んでいるツバメがよく撮れたと仰って、記事にしていらっしゃいましたね。
拝見して、これは挑発かしら、と、ちょっと負けん気が起きました(笑)。
今日は曇っていたので、低空飛行をしてくれていて、何枚か撮ったのですが、さて、上手く撮れているでしょうか?
投稿: おユキ | 2020年5月26日 (火) 14時27分