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2020年5月22日 (金)

ミドリガメの産卵と「スズメの学校」……今年は桑名水郷花火大会も中止で残念至極

Suigouhanabi2020 Img_8514c_20200522171801

 昨日は、石取祭休止というニュースがありましたが、今日はさらに「桑名水郷花火大会」も中止になると朝刊に載っていて、朝からガッカリ。20万人の人出というのもありますが、協賛金が集まらないのかも知れません。東京オリンピック・パラリンピックを見込んで、11月に延期されていたので、開催されるのではないかと期待していたのですがねぇ。

Img_8574c_20200522171801 ぼやきから始めてしまいましたが、好天でいつも通りに散歩。8時出発、住吉神社、歌行燈本店、九華公園、貝Img_8557c_20200522171801 塚公園、内堀公園、京町、寺町&本統寺とちょうど6㎞。11時過ぎに帰宅。歌行燈本店さんは、そろそろアジサイが見られるかと思って、回って行ったのです。まだご覧のような様子。またしばらくしてから見に行くことにしましょう。

Img_6897c_20200522172701 さて、九華公園では、あちこちでミドリガメ達が堀から上がってきてウロウロしていました。そろそろ産卵のImg_8737c_20200522171701 季節なのです。元管理人Oさんに出合い、「あっちでカメが卵を産んでいた」と聞いて、神戸櫓跡近くへ(右の写真)。Oさん、現管理人Kさん、散歩友達Wさんとオッサン4人が見守る中、産卵。40分ほど見ていました(苦笑)。

Img_6906c_20200522171701 こちらがそのシーン。われわれが見ている間に産んだのは2個。それ以前からここで産んでいたようです。管理人Kさんが、朝の見回り途中に見たときは、神戸櫓跡からこの産卵場所に向けて歩いていたそうです。たぶImg_6909c_20200522171701
ん5~6個を産んだのではないでしょうか。

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 いやぁいい年をしたオッサンズが雁首をそろえて何やらしているのですから、通りかかる人たちは皆「何だ!?」という風に覗いていきます。普通に散歩している方達であれば、たぶん気づかないと思いますが、われわれはそれぞれに「九華公園経験」が長く、豊富なので(?)「そろそろ」と思うのです(微笑)。

Img_8598c_20200522171801 もう一つのトピックスは、「めだかの学校」ならぬ「スズメの学校」。九華公園に北門から入ってすぐの堀端にスズメのヒナ Img_8611c_20200522171801 が10羽ほど集結。これはおそらく2家族くらいがいたのではないかと思います。脅かさないよう、ちょっと離れたところから見ていたのですが、これが結構面白かったのです。餌をとる練習やら、砂浴びやら賑やかでした。

Img_8617c_20200522171901 これらの2枚は、主に砂浴びシーンをとらえたもの。ヒナたちにとっては、砂浴びはまだあまり経験していなImg_8625c
いのではないかと思いますが、かなり様になっていました。あまり学習を必要としない、生得的な行動パターンなのかも知れません。

Img_8655c_20200522174701 一方、こちらのシーンを見ると、餌をとる行動は、練習が必要なのかと思えます。ここには載せていませんが、枯れ葉をくわえているヒナもいました。何が食べられ、どれは食べられないかは、親にも教えられ、身につけていく必要があるようです。

Img_6884c_20200522175001 奥平屋敷跡の鳥小屋のセキセイインコ。今日も、姿が見られたのはオスだけ。正面顔をいただけました(微笑)。鳥、魚の正面顔は笑えます。このほか今日見た鳥は、ムクドリ、キジバト(巣作りをしているペアもいました)、カワラヒワ、シジュウカラ。コゲラは鳴き声のみ。巣穴にはもういません。

Img_6887c_20200522175201 Img_8702c_20200522175201

 花菖蒲園は、相変わらず芳しくありません。今年は、ちょっと鑑賞には耐えない気がします。散歩友達の中には、「市役所に言ってよ」という人もありますが、どうしたものでしょう?私の好きな原生種の「野花菖蒲(右の写真)」は、咲かないのではないかと思えます。

Img_6972c_20200522171701 ツバメの巣チェック。京町のお宅の巣には、5羽のヒナがいました。給餌シーンは撮れませんでしたが、親ツImg_6995c-2
バメがやって来ると、左の写真のように猛烈アピール。呉服屋さんの巣では、今日も親が巣に就いていました。

Img_7010c 田町の商店の巣。一昨日ヒナがいるのを確認したのですが、今日は見られImg_8186c_20200520190601
ませんでした。しかも、巣が一部壊れているように見えます。今日の様子が左の写真、右は一昨日の写真(再掲)。博物館の巣でもヒナがいなくなりましたが、こちらもアクシデントがあったのでしょう。残念。

Img_6823c_20200522171801 ただ、七里の渡し跡から歌行燈本店さんに向かう途中のお宅で、巣作りに励んでいるツバメを見つけました。散歩ルートから外れたところで探せば、まだまだ営巣しているツバメはけっこういそうです。チェックするところをあまり増やしてしまうのもいけませんが、ときどきはルート以外のところを見てみる価値はありそうです。

Img_7002c_20200522171701 最後に、桑名別院本統寺の睡蓮。これも、アジサイが咲く頃、いつも見に行っています。このほかにピンク色のも咲いていました。

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コメント

おユキさん、こんにちは。

桑名の夏の風物詩は全部休止で、残念です。
しかし、このまま行くと、私は夏も、何らかの形で非常勤仕事になりそうですから、かえってよいのかも知れません(苦笑)。

スズメのヒナが集まっていろいろとやっているのを見て、「スズメの学校」ということばが浮かびました。
砂浴びは、教えられなくてもかなりできそうですが、エサ探しは食べられるかどうかについて学ぶ必要がありそうでした。

人間は、一人前になるのにかなり学習しないといけない、学ぶべきことがあるような気がします。

カメの産卵、今年はちょっと早いかも知れません。
しかし、今日(5/24)も、3箇所で見てきました。
穴を掘るのにけっこう時間をかけ、卵を産むのに要する時間は、個体差があるようでした。
穴を掘っているのを見つけ、一回りしてきたら、産卵シーンが見られるかと思ったら、もう埋めているカメさんもいたりして。

投稿: mamekichi | 2020年5月24日 (日) 11時39分

mamekichi先生、おはようございます。

石取祭に続き、桑名水郷花火大会も中止。今年は全部中止になってしまいますね。
おっと。「中止」ではなく「休止」でした(笑)。
どちらも”やかましい”イベントなので、寂しい夏になりそうですね。

スズメの学校。
本当に授業をしているんですね。驚きです。
スズメでもこれだけ教授することが必要なのだったら、人間はもっと必要なのか?人間だからあまり必要ないのか?と、考えたりして(笑)。

お写真を拝見し、睡蓮と亀の産卵は同じ時期だったことを思い出しました。
亀は川にいるので、睡蓮を探さないと。
あー、忙しい(爆)。

投稿: おユキ | 2020年5月24日 (日) 10時04分

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