« 町屋川にてミヤコドリと、まさに“black-headed gull”の「ガングロユリカモメ」 | トップページ | 桜の水鏡、花筏、花筏に遊ぶヒドリガモ……桜の楽しみ方いろいろ »

2020年4月 7日 (火)

九華公園でもツツジ、ドウダンツツジが咲き、藤の蕾も膨らむ

Img_1314c  風も弱く、暖かくなりました。絶好の散歩日和です。いつもの散歩コースへ。「3密」には該当しませんからほぼ安心して歩けImg_1320c_20200407175001 ます(微笑)。朝一番に用事を済ませ、8時半からスタート。住吉神社、九華公園、貝塚公園、歴史を語る公園、京町、寺町と5.6㎞。11時半に帰宅。またもや、あちこちで散歩友達などと話をしてきました。先日、船津屋さんの裏手でツツジが咲いているのを見つたと書きましたが、今日は、九華公園の中と、外周の遊歩道でも咲いていました。桜とツツジが同時に咲いているというのは、あまり見たことがない気がします。

Img_1159c_20200407172601  まずは、マイソメイヨシノ。この間は、まだ咲いていないつぼみがありましたが、今日はまさに満開といってImg_1161c よい状態。天気もよく、桜も気持ちよく見えます。このソメイヨシノの木の下で、入学、入園記念の写真を撮っているお子さん連れのご家族を見かけます。ここで写真を撮りたくなる気持ちはよく分かります。

Img_1166c_20200407172801  諸戸氏庭園の煉瓦蔵と桜。写真の腕前は別として、ここも景色になる場所です。蔵は、明治20(1887)年頃に当初は木造で建築。明治28(1894)年に火災で焼失したため、その後煉瓦で再建。5棟あったものが、戦災で2棟失われ、現在は3棟が残っています。米蔵として使用され、蔵前の堀に船を着け米を搬入していました。桜が植わっている土手の手前側が堀でした(現在は、住吉入江として整備されています)。

Img_1175c_20200407173101 Img_1186c_20200407173401  こちらは、七里の渡し跡。伊勢一の鳥居の脇に桜があります。ここは、ヤマザクラと思います。カモやオオバンはもう来なくなっています。右は、蟠龍櫓と三之丸公園の桜。蟠龍櫓の向こうが七里の渡し跡になります。

Img_1192c  柿安コミュニティパーク西の堀。桜の水鏡を撮れないかと思ったのですが、今日はあまりよくありませんでした。水面は穏やかなのですが、きれいに映らないのです。雲が多いのがよくなかったのかも知れません。

Img_1223c_20200407173801 Img_1303c  九華公園には9時過ぎに到着。堀めぐりも、露店もありませんから、人出は少なく、静かに花を見られ、鳥を探せます。「これでは、楽しくない」と思う方も多いかも知れませんが、まったく個人的にはこの方がありがたいと思っています。

Img_1205c_20200407173801  人が少ないためか、シロハラの他、ツグミもあちこちにいました。シロハラは、奥平屋敷跡への入り口にいました。ミミズをImg_1213c_20200407173801 見つけて、食べようとしていたのですが、そのシーンは割愛しておきます。ツグミはグラウンドその他にいます。アオサギ、ゴイサギはいません。

Img_2287c_20200407173901  コゲラは公園に入ったときから鳴き声が聞こえていました。この写真は、管理事務所近くにImg_2231c_20200407173901 て。2羽が近くにいましたから、ペアだろうと思います。シメはもういなくなったのかと思ったのですが、朝日丸跡にいました。このように、人出が少ないとけっこう、小型野鳥も出て来ます。

Img_2223c  カモは、合計47羽。ヒドリガモが2ペア、ホシハジロのオスが3羽、メスが1羽。他はキンImg_2293c クロハジロ。オオバンも1羽。例年並みか、やや多い気がします。堀めぐりの舟が出ませんし、浮き行燈もありませんから、のびのびとしているように見えます。

Img_1271c_20200407174701  ツツジが早いので、他の植物も気になります。本丸跡の藤棚。かなりつぼみが出て来ていまImg_2264c_20200407174701 した。例年ですと、4月15日過ぎくらいから咲きますが、今年はもう少し早くなりそうな気がします。

Img_1263c_20200407174801  鎮国守国神社の拝殿前にあるドウダンツツジ。すでに一Img_2261c 部で花が咲いてきていました。ジャーマンアイリスも咲いています。例年より花が早いので、新型コロナウイルスの影響で気分も滅入りがちではありますが、人混みを避けて、公園などに出かけ、花を眺めると多少とも気分も落ち着くかも知れません。

Img_2312c  しゃべっている時間が長かったので(苦笑)、少し風が出てきて、水鏡には不適になってしまいました。桜はまだ本格的に散Img_1332c っている訳ではありませんが、それでも堀には花びらが落ちて、花筏らしきものができてきています。右は、二の丸橋のたもとのところ。ボリュームがあり、また、ソメイヨシノの枝が水面ギリギリに伸びていて、いい感じです。

Img_1346c  貝塚公園は、小さいお子さんを二人連れた親子連れが一組、遊んでいたくらい。シロハラも、ツグミも2羽ずImg_1348c つ見かけました。ジョウビタキは、ここ数日見なくなってしまいましたし、モズは秋口には見かけたものの、冬の間から、散歩コースではあまり見なくなりました。冬鳥はだんだんと減ってきているようです。

Img_1362c_20200407175401  歴史を語る公園近くでは、電線でメジロがさえずっていました。遠くまでよく聞こえます。Img_2341c_20200407175201 京町のツバメの巣を覗いたら、新たに泥を運んで来て、修復しているように見えました。ツバメの営巣はもう少し後だと思っていましたが、これも今年は早いかも知れません。京町の呉服屋さんの辺りもツバメは飛んでいましたが、巣は去年のまま。しかし、そろそろ、散歩コースやその近くにあるツバメの巣も見て回る必要があるかも知れません。

Img_1378c  散歩の終わりがけに、寺町商店街でこの間からやろうと思っていたことをしてきました。別に大したことではありません。本Img_1380c_20200407175601 当は、桜の木の下で食べたかったのですが、大黒屋さんの店頭でみたらし団子をおやつ代わりに1本、食べてきました(微笑)。税込み¥97。先日、伝馬公園ではいばら餅を食べましたが、これで花見気分をそれなりに味わった感じ。

Img_1403c_20200407180001  午後からは、内科へ定例受診。いつも飲んでいる薬が切れますから、診察を受け、処方してもらいに行ったのですが、受付&診療開始の14時に並んだ患者さんも、待っている間に来た患者さんも、いつもの1/4か、それ以下くらい。薬局で薬をもらうまでに30分で終了。最短記録の更新でした。医療機関まで空いているとは、これいかに? 主治医&同級生のS氏は、「人混みに行かなければまずうつらないよ。mamekichiさんのように、公園を歩いているのが一番いい」といっていました。お墨付きをもらった訳ではありませんから、手洗い・うがいと、人がいるところへ行くときはマスク着用は必要ともいわれましたから、これまで通りのやり方で気をつけることにします。写真は、玉重橋から見た住吉入江と諸戸氏庭園。

Img_1409c_20200407180001  江戸橋方面の非常勤が、連休明けからになりましたので、何となく調子が狂うような気がしますが、明日以降も、「淡々と飽きもせず……」で行くことにします。

| |

« 町屋川にてミヤコドリと、まさに“black-headed gull”の「ガングロユリカモメ」 | トップページ | 桜の水鏡、花筏、花筏に遊ぶヒドリガモ……桜の楽しみ方いろいろ »

旅行・地域」カテゴリの記事

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

散歩」カテゴリの記事

花・植物」カテゴリの記事

野鳥」カテゴリの記事

コメント

makoさん、こんばんは。

ひょんなことから同級生がすぐ近くで開業していることを知り、それ以来5年以上、世話になっています。
診察を受けに行っているのか、旧交を温めに行っているのか分かりませんが、いざという問いには頼りになります。

ヘンに怖がるのではなく、よくいわれている、手洗い、うがいその他の注意事項をきちんと守れば、ほぼ大丈夫と思います。
やはり「3密」は厳禁ともいわれました。

散歩写真は、不急ではありますが、不要ではないというのが、私の個人的見解です(微笑)。
makoさんのお写真、文章、楽しみにしています。

お互い、十分気をつけになって、楽しみましょう。

投稿: mamekichi | 2020年4月 7日 (火) 20時13分

信頼のおけるドクターがいらっしゃるのは心強いですね^^v

こんばんは。
私も「何をこの時期に?」と非難を浴びそうなお写ん歩ですが、
mamekichiさんの記事を拝見して安堵しました。
まぁ、持病のある私やmamekichiさんにとっては逆に必要なことだと思いますね。

昨日、女子カメラマンさんがには近づかないようにして、対岸への散策に切り替えたのでした ^^v

投稿: mako | 2020年4月 7日 (火) 20時01分

くろしばくろまるさん、こんばんは。

いつも、たわいもない話にお付き合いくださり、ありがとうございます。

みたらし団子は、たまり醤油に限ると思っています。
というのも、子どもの頃よく食べたのが、この味です。
先日の宝来軒本店さんのへそだんごもそのようでしたから、今度試してみたいと思っています。

さて、オオルリですが、九華公園で会う散歩友達の方が、先日、月見の里(道の駅)でご覧になったそうです。

野鳥撮影は、3密を避けて楽しめますし、ストレス発散にもなるでしょうから、私としては、散歩とともに大丈夫な活動だと考えています。
今日の主治医&同級生の話も、そのように理解しました。

投稿: mamekichi | 2020年4月 7日 (火) 19時18分

先生 今晩は。
毎日の散歩のブログを、楽しく拝見させていただいています。

みたらし団子は、醤油味と写真からは見えました。僕も、醤油味が大好きです!

野鳥撮影されている人のブログで、
もうオオルリが、お山に入ったらしいです。
野鳥撮影は、コロナの非常事態に良いのか良くないのか、悩むところです。

なるべく、一人で野鳥撮影するならば、いいんでしょうかね?

投稿: くろしばくろまる | 2020年4月 7日 (火) 19時06分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 町屋川にてミヤコドリと、まさに“black-headed gull”の「ガングロユリカモメ」 | トップページ | 桜の水鏡、花筏、花筏に遊ぶヒドリガモ……桜の楽しみ方いろいろ »