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2020年2月19日 (水)

雨水の今日は暖かくて良い日……新型コロナウィルスをめぐっての余談

Img_7847c_20200219162601  二十四節気では雨水。降るものが雪から雨に変わり、氷が溶けて水になるといいます。藤原岳(左の写真)や多度山(右の写真)には雪が見えましたが、Img_7865c 散歩の途中からはよく晴れて、今日は暖かくていい日。8時10分からいつも通り、住吉神社、九華公園、貝塚公園、内堀公園と歩いて、用事をするため、新築町、寿町方面を回って、寺町へ。常信寺、本統寺を経て、河津桜を見て6.9㎞。11時頃帰宅。

Img_3017c  揖斐川、今日は、シラウオ漁の船が3組も出漁していました。漁が解禁されて1ヶ月半くらい。例年ですと、3月下旬くらいまで。2隻が1組になって大きな網をゆっくりと引いていきます。季節の風物詩としてはよいのですが、あまり絵になりませんし、動画を撮っても、たぶん何をしているか分かりません。1月14日に「貝塚公園でツグミ4羽、真ん丸のジョビボールも……多度の八壺豆をいただきました、オマケにシラウオ丼の話」という話を書きました。揖斐川では、キンクロハジロ6羽とカンムリカイツブリ1羽。漁船が出ていると、水鳥はあまりいません。

Img_2997c  さて、住吉入江には、キンクロハジロのオス、スズガモのメス、オオバンが1羽ずつ。諸戸氏庭園の木にはツグミ1羽。揖斐川にImg_3001c_20200219164401 来て、旅館山月の裏手でツグミ。七里の渡し跡では、コガモ7羽、キンクロハジロ4羽の他、ヒドリガモが19羽。見ている間に堤防の法面に飛び上がって、草を食べ始めました。今年は、この行動が早くから見られます。北へ帰るのも早くなるのかも知れません。

Img_3009c  三の丸公園や、三の丸水門(左の写真)のところでもそれぞれツグミ1羽。最近になってやっとあちこちでツグミを見るようになりました。

Img_7893c  中橋のゴイサギコロニーはパスして九華公園へ。アオサギさんは定位置、鎮国守国神社の社務所裏。最近Img_7897c_20200219164901 は、西側からは葉っぱの陰になるところにいます。ここにいると写真が撮りにくい。アオサギさんのいるところの奥から、糞が落下。よく見たら、ホシゴイが1羽いました。

Img_7903c Img_7900c_20200219164901  堀の水は、かなり回復。しかし、いつもの水位からはまだ20cmくらい低くなっています。カモは少なくて、今日は、39羽。ハシビロガモが9羽、ホシハジロのオスが1羽、他はキンクロハジロ。堀の水を抜いてから、ヒドリガモは来なくなりました。ユリカモメは、ゼロ。こちらは、堀の水を再度入れ始めてから来なくなりました。

Img_7908c_20200219165601 Img_3033c  二の丸跡で、シロハラを目撃。ただし、こんな証拠写真。その後、朝日丸跡でツグミ1羽。今日は、天気もよく、暖かかったのですが、こういう日は鳥は案外いません。カワラヒワ、メジロ、シジュウカラ、ウグイスがいるのは確認したものの、写真にはうまく撮れず。

Img_3052c  鎮国守国神社の境内では、この間から待っていたのですが、ようやく乙女椿が1輪、咲きました。年によって早くから咲いたり、遅かったりといろいろ。咲く条件がよく分かりません。八重咲きのやや薄いピンク色の花をつけます。楚々とした姿から「乙女」と名づけられています。

Img_3057c  しかし、気温はさほど上がらなかったにもかかわらず、よく晴れてソーラーパワーも得られ、風も弱かったので、暖かく感じました。元祖・バールフレンドのYさんが、久しぶりに九華公園に登場。女性ですから、年齢に触れるのは御法度ですが、80代前半。クルマの免許は返納し、三輪自転車をご愛用。寺町のカフェでも見かけます。

Img_7924c  貝塚公園では、ツグミ1羽と、オスのジョウビタキ1羽。毎回ぼやいていますが、本当にここでは鳥を見なくなりました。シImg_3062c ロハラも、ご無沙汰。シロハラは、去年あたりは、複数、ひょっとしたら3羽いたと思うのですが、最近はサッパリ見なくなりました。

Img_7930c_20200219171501  用事を済ませた後は、寺町近辺で花を見て回りました。左は、常信寺のミモザ。満開よりもこれくらいの咲き具合の方がよい気がします。常信寺には、ミツマタ、サンシュユ、モクレンもありますがそれらはまだ。ミモザは、桑名別院本統寺にもあります。本統寺の方は、剪定されてちょっと花が少ない感じ。

Img_3088c

 寺町商店街の河津桜。写真はどうしてもよく咲いているところを撮ってしまいますから、それを念頭に入れてご覧ください。全部のとImg_3097c_20200219171701 ころがこのように咲いているわけではありません。全体としてはまだ二分咲きに行くかどうか、くらいです。河津桜は、やはり、今日のようによく晴れて、陽が当たっているところで見るのがきれいです。

Img_7948c_20200219171901  今週末くらいになると、全体としてはもっと咲いて来ると思います。

Img_3120c  以下、余談。息子が、キングジムから販売されている「電子メモパッド ブギーボード(boogy board)」を買ってくれました(本体価格¥2,700)。7種類出ていますが、「BB-12」という大きめの付箋サイズのもの。付箋代わりに使えということのようです。何か面白い使い方がないか、思案中。

 さらなる余談。新型コロナウィルスの流行が心配されていますが、クルーズ船をめぐっては、政府の対応が疑問視され、批判が集まっています。たとえば、神戸大学医学研究科教授(感染症内科)の岩田健太郎先生は、「ダイヤモンド・プリンセスはCOVID-19製造機」とまでおっしゃっています(大変なことがやはり起きていたようです。ダイヤモンド・プリンセスの感染拡大は人災?:これは、陸上自衛隊医官などを務め、現在は、血液内科医をしている中村幸嗣先生(専門は危機管理 )のブログ記事)。リンク先から、岩田先生がYoutubeに投稿された動画が見られます。船で指揮をしているのは、DMATだそうで、DMATは災害医療のプロですが、感染対策のプロではありません。中村先生のまとめによれば、岩田先生の問題提起は、次のようにまとめられるそうです:

  1. 感染症対策の専門家が船の中にいない
  2. 現場指揮官が感染症学的に間違った対応をしている
  3. そのため働いている職員が感染症の危険にさらされている
  4. そして派遣されていた人間が感染し、元の病院に戻って院内感染を引き起こす可能性がある
  5. それこそたった一日だけ入った岩田先生自身が、自分の感染の可能性を否定しきれないひどい環境
  6. そしてそれが厚労省含めて情報公開されていない

 きちんとしかるべき専門家が責任を持って対応に当たることが必要です。これには、政治家の判断が重要となると思うのですが、それは機能していないのでしょう。現在の政権は、大学入試改革をめぐる動きを見ていても、専門家の専門性を尊重しない傾向が強いように見えます。

 さらに、岩田先生は、「COVIDと対峙するために日本社会が変わるべきこと」という記事を公開していらっしゃいます。そこで指摘していらっしゃるのは、次の5点:

  1. 風邪をひいたり体調を崩したら家で休む。社会もそれを許容する
  2. しんどくなったらマスクを付けて速やかに病院を受診する。しんどくなければ必須ではない。しんどさの基準は個人差があるので個々の判断で
  3. 自宅に家族がいれば、病気の人はマスクを付けて、神経質に何かに触るたびに手指消毒をする。何度でも
  4. 仕事や学業を効率化する。人が集まらねばならない会議は最小化してメールでできること(特に連絡事項)はすべてメールやチャットなどでやる。自宅でできる仕事も自宅でやる
  5. 医療リソースと公衆衛生リソース(役所含む)を大切にする。モノと人。マスクを無駄遣いしない。人も無駄遣いしない。すぐに病院に駆け込まない。「何かあったらすぐ病院に」と勧めない。夜中の記者会見など無駄なことはしない。というか、記者会見もチャットでやるといい、昼間に

 「這ってでも出てこい」という風潮が未だにありますが、いつまでもそれを引きずっているのはどうかと思います。「やってる感満載」ではなく、きちんとやってもらいたいと思いますし、われわれも専門家が発信する科学的に根拠のある情報をもとに、判断し、行動したいと思います。

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